JP7264703B2 - マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置及び作動シミュレーション方法 - Google Patents
マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置及び作動シミュレーション方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7264703B2 JP7264703B2 JP2019075176A JP2019075176A JP7264703B2 JP 7264703 B2 JP7264703 B2 JP 7264703B2 JP 2019075176 A JP2019075176 A JP 2019075176A JP 2019075176 A JP2019075176 A JP 2019075176A JP 7264703 B2 JP7264703 B2 JP 7264703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- electric field
- magnetic field
- erosion amount
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
ve=(2・e・E/Me)0.5 ・・・・(1)
となることが知られている。速度veが電界の平方根に比例する事情は、電界中にて電子が獲得するクーロンポテンシャルエネルギーが、電子に生ずる運動エネルギー((1/2)Me・ve2)に変換されることに由来する。一方、図8に示すように、電子旋回運動の角速度ωeは、平行磁界強度をBとして、
ωe=e・B/Me ・・・・(2)
となることが知られている。
vd=E(ベクトル)×B(ベクトル)/B2 ・・・・(3)
と表されることが知られている(ここで「×」はベクトル積を示す)。E(ベクトル)及びB(ベクトル)のなす角度をθ、絶対値を各々|E|及び|B|とすれば、
vd=(|E|/|B|)・sinθ ・・・・(4)
となるが、磁界Bがターゲット131の主表面と平行であればθ=90°であるから、
vd=|E|/|B| ・・・・(5)
となり、ドリフト速度vdは電界強度|E|に比例する一方、磁界強度|B|に反比例することがわかる。特に、平行磁界BPの強度が値として使用できる場合は、(5)式は
vd=|E|/PB ・・・・(5)’
となる。
・磁界分布計算モジュール55b:上記の磁界分布計算用データに基づいてターゲット131の主表面上の各位置の磁界強度(及び向き)を演算する磁界強度演算部として機能する。RAM52内の磁界分布演算メモリ52aはその実行エリアである。
・電界分布計算モジュール55c:上記の電界分布計算用データと、電源130によるプラズマ発生用の高電圧の印加電圧値とに基づいてターゲット131の主表面上の各位置の電界強度を演算する電界強度演算部として機能する。RAM52内の電界分布演算メモリ52bはその実行エリアである。
・エロージョン演算モジュール55d:ターゲット131の主表面の各位置について、演算された磁界強度に基づきターゲット材料のエロージョン量基本値を算出し(エロージョン量基本値算出部)、ターゲットの主表面の各位置について、演算された電界強度に基づいてエロージョン量に対する電界補正項を算出し(電界補正項演算部)、各位置のエロージョン量基本値を電界補正項で補正することにより、ターゲットの主表面の各位置のエロージョン量予測値として演算する。また、本実施形態では、ターゲット131の主表面の各位置について、演算された磁界強度及び電界強度に基づいて、プラズマに含まれる電子のサイクロトロン運動のドリフト速度がエロージョン量に及ぼす影響を示すドリフト補正項を演算する(ドリフト補正項演算部)。そして、上記のエロージョン量基本値を電界補正項及びドリフト補正項により補正することにより、ターゲットの主表面の各位置のエロージョン量予測値が演算される。RAM52内のエロージョン演算メモリ52cはその実行エリアである。
・膜厚演算モジュール55e:上記エロージョン量予測値に基づいて基板上に成膜される薄膜の膜厚予測値を演算する、膜厚予測値演算部として機能する。RAM52内の 膜厚分布演算メモリ52dはその実行エリアである。
図17は磁界分布計算モジュール55bの処理の流れを示すものである。S101では、エレメントデータ55g内にて永久磁石112のエレメントを検索する。S102では、検索された永久磁石エレメントの形状データ及び位置データを読み込む。S103では検索された永久磁石エレメントの残留磁束密度、保磁力及びパーミアンス係数から動作点を算出する。次に、S104ではエレメントデータ55g内にて磁気回路エレメント(ここでは、図1のバックヨーク113)を検索し、S105でその透磁率及び形状データから磁路及び磁路内の磁束を特定する。そして、S106では、以上の結果を用いて周知の手法により各永久磁石112の第一端面(磁極面)位置での磁束密度を計算し、有限要素法によりターゲット131の主表面側空間の磁界分布を計算する。S107では、その計算結果を用いてターゲット主表面上の各点の磁界強度及び方向を算出し、磁界分布計算結果記憶部55iに記憶する。
CEmax≡(BP・E0.5)max ・・・・(6)
BP =|B|・(x2+y2)/(x2+y2+z2) ・・・・(7)
(x、y、z)は磁界Bの方向単位ベクトルの成分
ここで、平行磁界BPの強度を求めるための(7)式においては、ターゲット131の主表面内に直交する形でx軸とy軸を設定しており、(x2+y2)/(x2+y2+z2)は主表面法線方向にz軸を設定した時の、磁界の方向単位ベクトルの主表面への正射影長さを与えるものである。
CE(ri,θj ) =BP(ri,θj ) ・E(ri,θj ) 0.5 ・・・・(8)
として算出する。BP(ri,θj )は位置(ri,θj)における平行磁界の強度そのものであるが、電子速度への磁界による寄与は前述の通りサイクロトロン旋回運動の角速度ωdであり(2)式で示す如く平行磁界BPに単純に比例する。そして、電子速度にアルゴン原子のイオン化確率が比例すると考えれば、アルゴンイオンの位置(ri,θj)における局所的な存在密度も電子速度に比例し、結果的にターゲット131の位置(ri,θj)におけるエロージョン量は電子速度に比例したものとして演算できる。よって、エロージョン量への磁界による寄与は平行磁界の強度に単純比例すると考えてよく、また、各位置のエロージョン量を規格化して考えればその比例定数は1となる。よって、BP(ri,θj )は位置(ri,θj)におけるエロージョン量基本値となる。
として図1のHDD55に記憶されている。
g(ri)=SPCE(ri)・f(h0-ri)
として演算し記憶する。これを、全ての半径方向位置のエロージョン量SPCEについて繰りかえす(S406、S407→S404の流れ)。そして、S408では、全てのiについて演算されたg(ri)を重ね合わせ、基板上での最終的な膜厚分布関数fT(r)を決定する。S409では、fT(r)を基板半径の全域にわたって積分し、予測堆積速度VFを演算する。また、S410では、全堆積速度VFを基板面積SSで除し、予測成膜レートλを
λ=VF/SS
として算出する。
110 磁界発生部
111 軸
112a、112b、112c、112d 永久磁石
120 ターゲット保持部
130 電源
131 ターゲット
132 基板
140 基板保持部
150 チャンバ
160a、160b 防着板
180 不活性ガス注入器
190 真空装置
500 マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置
Claims (11)
- 成膜材料からなる平板状のターゲットと、
該ターゲットを保持するとともに電圧印加用の第一電極を兼ねたターゲット保持部と、
前記ターゲット保持部に保持された前記ターゲットの裏面側に配置され、各々二極着磁され着磁方向における第一端面が前記ターゲットの主裏面と対向するとともに前記第一端面側がN極となる複数の第一永久磁石と、前記ターゲット保持部に保持された前記ターゲットの裏面側に配置され、各々二極着磁され着磁方向における第一端面が前記ターゲットの主裏面と対向するとともに前記第一端面側がS極となる複数の第二永久磁石と、それら第一永久磁石及び第二永久磁石を保持する磁石ホルダとを備え、前記第一永久磁石の前記第一端面と前記第二永久磁石の第一端面との間にて前記ターゲットを厚さ方向に貫くとともに該ターゲットの主表面に沿う向きの磁界を発生させる磁界発生部と、
前記ターゲットの前記主表面との間に所定の距離をおいて配置された基板と、該基板を保持するとともに電圧印加用の第二電極を兼ねた基板保持部と、内部に前記ターゲットと前記基板とが配置され内部空間が不活性雰囲気とされるチャンバと、前記ターゲットと前記基板との間にプラズマ発生用の高電圧を印加する電源部とを備え、前記ターゲットと前記基板の間の空間をプラズマ発生空間として前記高電圧の印加により該プラズマ発生空間にプラズマを発生させてターゲット材料をスパッタリングし、前記ターゲット材料の薄膜を前記基板上に形成するマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置であって、
前記第一永久磁石及び前記第二永久磁石の形状情報及び磁気特性情報と、前記磁界発生部内における前記第一永久磁石及び前記第二永久磁石の配置情報とを含む磁界分布計算用データを取得する磁界分布計算用データ取得部と、
前記ターゲット保持部及びその周辺構造物に含まれる導体エレメントの形状情報及び配置情報を含む電界分布計算用データを取得する電界分布計算用データ取得部と、
取得された前記磁界分布計算用データに基づいて前記ターゲットの前記主表面上の各位置の磁界強度を演算する磁界強度演算部と、
取得された前記電界分布計算用データと前記高電圧の印加電圧値とに基づいて前記ターゲットの前記主表面上の各位置の電界強度を演算する電界強度演算部と、
前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記磁界強度に基づきターゲット材料のエロージョン量基本値を算出するエロージョン量基本値算出部と、
前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記電界強度に基づいてエロージョン量に対する電界補正項を算出する電界補正項演算部と、
前記各位置の前記エロージョン量基本値を前記電界補正項で補正することにより、前記ターゲットの前記主表面の各位置のエロージョン量予測値として演算するエロージョン量予測値演算部と、
前記エロージョン量予測値の演算結果をデータ読み出し可能に記憶するエロージョン量演算結果記憶部と、
を備えたことを特徴とするマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。 - 前記エロージョン量基本値算出部は、前記各位置の前記エロージョン量基本値を該位置の前記磁界強度に比例した値となるように演算するものであり、
前記電界補正項演算部は、前記電界補正項を前記電界強度の平方根に比例した値となるように演算するものであり、
前記エロージョン量予測値演算部は、前記エロージョン量基本値に前記電界補正項を乗ずる形で前記エロージョン量基本値を補正するものである請求項1記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。 - 前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記磁界強度及び前記電界強度に基づいて、前記プラズマに含まれる電子のサイクロトロン運動のドリフト速度が前記エロージョン量に及ぼす影響を示すドリフト補正項を演算するドリフト補正項演算部を備え、
前記エロージョン量予測値演算部は前記エロージョン量基本値を前記電界補正項及び前記ドリフト補正項により補正することにより、前記ターゲットの前記主表面の各位置のエロージョン量予測値として演算するものである請求項1又は請求項2に記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。 - 前記ドリフト補正項演算部は前記ドリフト補正項を前記磁界強度に比例し前記電界強度に逆比例する値となるように演算するものであり、
前記エロージョン量予測値演算部は、前記エロージョン量基本値に前記ドリフト補正項を乗ずる形で前記エロージョン量基本値を補正するものである請求項3に記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。 - 前記エロージョン量基本値算出部は、前記主表面の各位置について前記電界補正項により補正された前記エロージョン量基本値を電界補正済エロージョン量基本値として演算し、該電界補正済エロージョン量基本値が予め定められた閾値よりも小さい場合に、前記エロージョン量基本値をゼロとして演算する請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。
- 前記磁界強度演算部は、前記ターゲットの前記主表面の各位置における前記主表面と平
行な磁界成分の強度を前記磁界強度として演算するものであり、
前記エロージョン量基本値算出部は、前記電界補正済エロージョン量基本値の前記主表
面上での最大値を検索し、該最大値に基づいて前記閾値を定めるものである請求項5記載
のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。 - 前記エロージョン量予測値に基づいて前記基板上に成膜される薄膜の膜厚予測値を演算する膜厚予測値演算部を備える請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。
- 前記膜厚予測値を出力する膜厚情報出力部を備える請求項7に記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。
- 前記エロージョン量予測値を出力するエロージョン量予測値出力部を備える請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置。
- 成膜材料からなる平板状のターゲットと、
該ターゲットを保持するとともに電圧印加用の第一電極を兼ねたターゲット保持部と、
前記ターゲット保持部に保持された前記ターゲットの裏面側に配置され、各々二極着磁され着磁方向における第一端面が前記ターゲットの主裏面と対向するとともに前記第一端面側がN極となる複数の第一永久磁石と、前記ターゲット保持部に保持された前記ターゲットの裏面側に配置され、各々二極着磁され着磁方向における第一端面が前記ターゲットの主裏面と対向するとともに前記第一端面側がS極となる複数の第二永久磁石と、それら第一永久磁石及び第二永久磁石を保持する磁石ホルダとを備え、前記第一永久磁石の前記第一端面と前記第二永久磁石の第一端面との間にて前記ターゲットを厚さ方向に貫くとともに該ターゲットの主表面に沿う向きの磁界を発生させる磁界発生部と、
前記ターゲットの前記主表面との間に所定の距離をおいて配置された基板と、該基板を保持するとともに電圧印加用の第二電極を兼ねた基板保持部と、内部に前記ターゲットと前記基板とが配置され内部空間が不活性雰囲気とされるチャンバと、前記ターゲットと前記基板との間にプラズマ発生用の高電圧を印加する電源部とを備え、前記ターゲットと前記基板の間の空間をプラズマ発生空間として前記高電圧の印加により該プラズマ発生空間にプラズマを発生させてターゲット材料をスパッタリングし、前記ターゲット材料の薄膜を前記基板上に形成するマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション方法であって、
前記第一永久磁石及び前記第二永久磁石の形状情報及び磁気特性情報と、前記磁界発生部内における前記第一永久磁石及び前記第二永久磁石の配置情報とを含む磁界分布計算用データを取得するステップと、
前記ターゲット保持部及びその周辺構造物に含まれる導体エレメントの形状情報及び配置情報を含む電界分布計算用データを取得するステップと、
取得された前記磁界分布計算用データに基づいて前記ターゲットの前記主表面上の各位置の磁界強度を演算するステップと、
取得された前記電界分布計算用データと前記高電圧の印加電圧値とに基づいて前記ターゲットの前記主表面上の各位置の電界強度を演算するステップと、
前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記磁界強度に基づきターゲット材料のエロージョン量基本値を算出するステップと、
前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記電界強度に基づいて前記エロージョン量に対する電界補正項を算出するステップと、
前記各位置の前記エロージョン量基本値を前記電界補正項で補正することにより、前記ターゲットの前記主表面の各位置のエロージョン量予測値として演算するステップと、
前記エロージョン量予測値の演算結果をデータ読み出し可能に記憶するステップと、
を備えたことを特徴とするマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション方法。 - 成膜材料からなる平板状のターゲットと、
該ターゲットを保持するとともに電圧印加用の第一電極を兼ねたターゲット保持部と、
前記ターゲット保持部に保持された前記ターゲットの裏面側に配置され、各々二極着磁され着磁方向における第一端面が前記ターゲットの主裏面と対向するとともに前記第一端面側がN極となる複数の第一永久磁石と、前記ターゲット保持部に保持された前記ターゲットの裏面側に配置され、各々二極着磁され着磁方向における第一端面が前記ターゲットの主裏面と対向するとともに前記第一端面側がS極となる複数の第二永久磁石と、それら第一永久磁石及び第二永久磁石を保持する磁石ホルダとを備え、前記第一永久磁石の前記第一端面と前記第二永久磁石の第一端面との間にて前記ターゲットを厚さ方向に貫くとともに該ターゲットの主表面に沿う向きの磁界を発生させる磁界発生部と、
前記ターゲットの前記主表面との間に所定の距離をおいて配置された基板と、該基板を保持するとともに電圧印加用の第二電極を兼ねた基板保持部と、内部に前記ターゲットと前記基板とが配置され内部空間が不活性雰囲気とされるチャンバと、前記ターゲットと前記基板との間にプラズマ発生用の高電圧を印加する電源部とを備え、前記ターゲットと前記基板の間の空間をプラズマ発生空間として前記高電圧の印加により該プラズマ発生空間にプラズマを発生させてターゲット材料をスパッタリングし、前記ターゲット材料の薄膜を前記基板上に形成するマグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーションを行なうコンピュータプログラムであって、コンピュータに、
前記第一永久磁石及び前記第二永久磁石の形状情報及び磁気特性情報と、前記磁界発生部内における前記第一永久磁石及び前記第二永久磁石の配置情報とを含む磁界分布計算用データを取得するステップと、
前記ターゲット保持部及びその周辺構造物に含まれる導体エレメントの形状情報及び配置情報を含む電界分布計算用データを取得するステップと、
取得された前記磁界分布計算用データに基づいて前記ターゲットの前記主表面上の各位置の磁界強度を演算するステップと、
取得された前記電界分布計算用データと前記高電圧の印加電圧値とに基づいて前記ターゲットの前記主表面上の各位置の電界強度を演算するステップと、
前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記磁界強度に基づきターゲット材料のエロージョン量基本値を算出するステップと、
前記ターゲットの前記主表面の各位置について、演算された前記電界強度に基づいて前記エロージョン量に対する電界補正項を算出するステップと
前記各位置の前記エロージョン量基本値を前記電界補正項で補正することにより、前記ターゲットの前記主表面の各位置のエロージョン量予測値として演算するステップと、
前記エロージョン量予測値の演算結果をデータ読み出し可能に記憶するステップと、
を実行させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019075176A JP7264703B2 (ja) | 2019-04-10 | 2019-04-10 | マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置及び作動シミュレーション方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019075176A JP7264703B2 (ja) | 2019-04-10 | 2019-04-10 | マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置及び作動シミュレーション方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020172685A JP2020172685A (ja) | 2020-10-22 |
JP7264703B2 true JP7264703B2 (ja) | 2023-04-25 |
Family
ID=72830103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019075176A Active JP7264703B2 (ja) | 2019-04-10 | 2019-04-10 | マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置及び作動シミュレーション方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7264703B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113755807B (zh) * | 2021-09-13 | 2024-02-09 | 苏州龙盛电子有限公司 | 一种滤光片镀膜装置及镀膜工艺 |
CN117551972B (zh) * | 2023-11-10 | 2024-05-28 | 上海创芯致锐互联网络有限公司 | 一种磁控溅射冷却腔内反应模拟显示系统 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001059171A (ja) | 1999-06-21 | 2001-03-06 | Sinvaco Nv | マグネトロン、マグネトロンの操作法およびスパッタリングするマグネトロンのターゲット侵食を改良する方法 |
JP2003277927A (ja) | 2002-03-19 | 2003-10-02 | Murata Mfg Co Ltd | ターゲット浸食形状予測方法、スパッタ装置、電極形成方法及び電子部品 |
JP2008189991A (ja) | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Fujitsu Ltd | マグネトロンスパッタの設計支援方法、装置及びプログラム |
JP2015017304A (ja) | 2013-07-11 | 2015-01-29 | ソニー株式会社 | 磁界発生装置、及びスパッタリング装置 |
JP2017226905A (ja) | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング | 摩耗予測装置、摩耗予測方法、摩耗予測プログラム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06280010A (ja) * | 1993-03-24 | 1994-10-04 | Asahi Glass Co Ltd | マグネトロンスパッタリングのシミュレーション装置及 び方法並びに方法を使用したマグネトロンスパッタリン グ装置の設計方法 |
-
2019
- 2019-04-10 JP JP2019075176A patent/JP7264703B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001059171A (ja) | 1999-06-21 | 2001-03-06 | Sinvaco Nv | マグネトロン、マグネトロンの操作法およびスパッタリングするマグネトロンのターゲット侵食を改良する方法 |
JP2003277927A (ja) | 2002-03-19 | 2003-10-02 | Murata Mfg Co Ltd | ターゲット浸食形状予測方法、スパッタ装置、電極形成方法及び電子部品 |
JP2008189991A (ja) | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Fujitsu Ltd | マグネトロンスパッタの設計支援方法、装置及びプログラム |
JP2015017304A (ja) | 2013-07-11 | 2015-01-29 | ソニー株式会社 | 磁界発生装置、及びスパッタリング装置 |
JP2017226905A (ja) | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング | 摩耗予測装置、摩耗予測方法、摩耗予測プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020172685A (ja) | 2020-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kondo et al. | A self-consistent numerical analysis of a planar dc magnetron discharge by the particle-in-cell/Monte Carlo method | |
JP4763857B2 (ja) | 均一膜厚分布のためのスパッタ装置の磁界制御 | |
JP7264703B2 (ja) | マグネトロンスパッタ装置の作動シミュレーション装置及び作動シミュレーション方法 | |
US6500321B1 (en) | Control of erosion profile and process characteristics in magnetron sputtering by geometrical shaping of the sputtering target | |
Fan et al. | A cross-corner effect in a rectangular sputtering magnetron | |
Mahieu et al. | Modeling the flux of high energy negative ions during reactive magnetron sputtering | |
US20130081938A1 (en) | Magnetron sputtering apparatus and method | |
KR101855083B1 (ko) | 낮은 저항률 및 불균일성을 가진 박막들을 생성하기 위한 물리 기상 증착 프로세스들을 위한 자석 | |
JP2001501257A (ja) | 回転磁石スパッタソースを有するスパッタ方法及び装置 | |
Kolev et al. | Detailed numerical investigation of a dc sputter magnetron | |
JP2012052191A (ja) | スパッタ装置 | |
US10332731B2 (en) | Method of and magnet assembly for high power pulsed magnetron sputtering | |
Bultinck et al. | Particle-in-cell/Monte Carlo collisions treatment of an Ar/O2 magnetron discharge used for the reactive sputter deposition of TiOx films | |
KR100964265B1 (ko) | 마그네트론스퍼터의 설계 지원 방법, 장치 및 컴퓨터 판독가능한 기록 매체 | |
JP6875798B2 (ja) | 摩耗予測装置、摩耗予測方法、摩耗予測プログラム | |
Bultinck et al. | Reactive sputter deposition of TiNx films, simulated with a particle-in-cell/Monte Carlo collisions model | |
JP2001081550A (ja) | 反応性スパッタ装置及び皮膜の作製方法 | |
Taccogna et al. | Three-dimensional fully kinetic particle-in-cell model of Hall-effect thruster | |
US20150014158A1 (en) | Magnetic field generation apparatus and sputtering apparatus | |
Yonemura et al. | Self-consistent particle-in-cell/Monte Carlo simulation of RF magnetron discharges of oxygen/argon mixture: Effects of partial pressure ratio | |
CN217052380U (zh) | 一种沉积均匀的磁控管 | |
Yu et al. | Ion sputtering erosion of channel wall corners in Hall thrusters | |
Nanbu et al. | Synthetic simulation of plasma formation, target erosion, and film deposition in a large magnetron sputtering apparatus | |
Ding et al. | Calculation Method of Target Erosion in the Planar DC Magnetron Sputtering | |
Gorshanov | Modeling of magnetic field distribution and optimization of a magnetron for magnetron sputtering technology |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7264703 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |