JP7264261B2 - ネットワーク管理装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Description
また、設計担当者は、工事前後の物理経路を手動で取得する必要があった。
(構成)
(1)ハードウェア構成
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システム10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ネットワーク管理システム(ネットワーク管理装置)10は、例えばサーバコンピュータ(server computer)またはパーソナルコンピュータ(personal computer)により構成され、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサ(hardware processor)11Aを有する。そして、ネットワーク管理システム10では、このハードウェアプロセッサ11Aに対し、プログラムメモリ(program memory)11B、データメモリ(data memory)12、および入出力インタフェース(interface)13が、バス(bus)14を介して接続される。
図2は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システム10のソフトウェア構成の一例を示す図である。この図2では、ネットワーク管理システム10のソフトウェア構成が図1に示されたハードウェア構成と関連付けられて示される。
図2に示すように、ネットワーク管理システム10は、ソフトウェアによる処理機能部として、Spec(Specification(仕様))入力部41、Entity入力部42、収容情報入力部43、装置構成ルール(rule)入力部44、経路計算部45、経路評価部46、エンティティ補完部47、Spec DB(データベース)12a、Entity DB12b、収容情報ファイル(file)DB12c、および装置構成ルールファイルDB12dを備えるデータ分析装置として構成できる。
なお、これらの処理機能部の一部または全部は、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの集積回路を含む、他の多様な形式によって実現されてもよい。また、Entity入力部42、収容情報入力部43、装置構成ルール入力部44は上記入力デバイス20、出力デバイス30を用いて実現され得る。
物理レイヤの構成には、PD(Physical Device), PP(Physical Port), PL(Physical Link)を含むEntity(情報オブジェクト(object))が適用され、論理レイヤの構成にはTL(Topological Link), NFD(Network Forwarding Domain),TPE(Termination Point Encapsulation), FRE(Forwarding Relationship Encapsulation)でなるEntityが適用される。FREは、NC(Network Connection),LC(Link Connect), XC(Cross(X) Connect)を含む。このような適用により、物理レイヤおよび論理レイヤの構成が統一された形式で保持され得る。
図3に示されるように、物理レイヤにおけるEntity名は、PD, PP, PLに区分される。それぞれのEntity名における「Entity名:意味」の対応は下記のとおりである。
・PD(Physical Device):装置
・PP(Physical Port):装置が持つ通信ポート
・PL(Physical Link):装置間の接続ケーブル(cable)
・TL(Topological Link):装置間の接続性
・NFD(Network Forwarding Domain):装置内の転送可能な範囲
・TPE(Termination Point Encapsulation):通信の終端点
・FRE(Forwarding Relationship Encapsulation)のNC(Network Connection):TPE間のLC、XCによって形成されるEnd-Endの接続性
・FREのLC(Link Connect):TPEで終端される装置間の接続性
・FREのXC(Cross Connect):TPEで終端される装置内の接続性
次に、本発明の一実施形態による実施手順の一例を説明する。
(事前作業)
図4および図5は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの事前作業の実施手順の一例を示す図である。
(1) 図4に示されるように、オペレータ(operator)による入力操作により、ネットワーク管理システム10のSpec DB12aに対して、工事前後のネットワークを規定する仕様(Specification)が登録される。登録される仕様は、PD/PP/PL Spec、TPE/FRE/NFD Specである。
図6および図7は、経路計算及び経路評価の一例を説明する図である。
ここでは、ネットワーク管理システム(ネットワーク管理装置)による管理対象ネットワークは、図6に示されるように、2台のパーソナルコンピュータ(PC)であるPC1とPC2の間の、6台のEthernet(登録商標) Switch(以下、単にSwitchと称することがある)であるSwitch1、Switch2、Switch3、Switch4、Switch5、Switch6と、1台のIP Router(以下、単にRouterと称することがある)であるRouterで構成されているものとする。
(a) 発装置(PC1)(図6に示されるa1)を収容する収容装置(例えば図6に示されるb1で囲まれるSwitch1)(ここでは収容装置Aと称する)及びポート(例えば図6に示されるSwitch1-PP1)
(b) 着装置(PC2)(図6に示されるa2)を収容する収容装置(例えば図6に示されるb2で囲まれるSwitch6)(ここでは収容装置Bと称する)及びポート(例えば図6に示されるSwitch6-PP1)
(4) 経路評価部46は、(3)で得られた経路上の装置の接続順序及びPD Specが、(2)で取得されたPD Spec群の装置種別および接続順序と同一であるか否かを確認し、同一である経路、例えば図7に示された丸印が付され、かつ×印が付されない経路を適切な経路として取得する。
(5) エンティティ補完部47は、(4)で得られた経路上の物理Entityに対応する論理Specから論理Entityを生成する。
Spec入力部41は、管理対象NWにおける物理Spec(PD/PP/PL Spec)および論理Spec(TPE/FRE/NFD Spec)をSpec DB12aに格納する。
Entity入力部42は、管理対象NWにおける物理Entity(PD/PP/PL Entity)をEntity DB12bに格納する。
Spec DB12aおよびEntity DB12bは、RDBでもよいし、NoSQL DBでもよい。
一例として、これらのDBがRDB(Relational Database)であれば、物理Spec ,Entityの内容がSQLによりSpec DB12a、Entity DB12bにそれぞれ格納されてもよい。
収容情報入力部43は、発装置/着装置の収容装置または収容装置の通信ポートを収容情報として収容情報ファイルDB12cに入力する。
図10に示されるように、収容情報として格納される項目(スキーマ(schema))は、カラム(column)名、値説明、データ型を含む。
装置:発装置または着装置の名称:文字列
工事前:装置に対応する収容装置または収容装置が持つ通信ポート名(工事前):文字列
工事後:装置に対応する収容装置または収容装置が持つ通信ポート名(工事後):文字列
図11は、装置構成ルール入力部による入力の一例を示す図である。
装置構成ルール入力部44は、発装置の収容装置から着装置の収容装置までに至る装置構成を装置構成ルールファイルDB12dに格納する。
図12に示されるように、装置構成ルールとして格納される項目(スキーマ)は、カラム名、値説明、およびデータ型を含む。
工事ステータス:工事ステータスを示す:文字列
発装置:発装置名を示す:文字列
着装置:着装置名を示す:文字列
装置構成:発装置の収容装置から着装置の収容装置に至るまでの装置構成(PD Spec名)が格納された配列を示す:文字列配列
経路計算部45は、工事ステータス(前/後)の発装置を収容する装置のポート、および着装置を収容する装置のポートを収容情報ファイルDB12cからそれぞれ取得する(図13に示されるa)。
経路計算部45による経路選択の方法は、例えば単一始点最短経路問題に適用できるダイクストラ法(Dijkstra’s Algorithm)等が挙げられる。
経路評価部46は、経路計算部45により得られた経路上のPD Entityを取得し、それぞれのEntityに対応するPD Specを配列に格納して、この配列を計算済み配列とする(図14に示されるa)。
経路評価部46は、経路上のPD Entityを配列として取得し(S17)、このPD Entity配列の各Entityに対応するPD Specを計算済み配列に格納する(S18)。
経路評価部46は、計算済み配列に係る工事ステータス、発装置、着装置と同じ工事済みステータス、発装置名、着装置名に対応するPD Spec配列をルール配列として取得する(S19)。
計算済み配列とルール配列の順序が同一でなければ(S20のNo)、ループ処理の先頭に戻り、経路評価部46は、別の経路についてのS17以降の処理を行なう。計算済み配列とルール配列の順序が同一であれば(S20のYes)、経路評価部46は、計算済み配列に対応する経路を装置構成ルールに適合する経路として評価し、処理を終了する。
以下では、図16に示されるように、PC1とPC2のうちPC1に対してSwitch1の一端が通信可能に接続され、このSwitch1の他端に対してSwitch2、Switch3の一端が通信可能に並列接続され、これらSwitch2、Switch3の他端に対してRouterの一端が通信可能に接続される。
そして、このRouterの他端に対してSwitch4、Switch5の一端が通信可能に並列接続され、これらSwitch4、Switch5の他端に対してSwitch6の一端が通信可能に接続され、このSwitch6の他端にPC2が通信可能に接続されるネットワークが管理対象であるときの処理について説明する。
また、上記のSwitch1、Switch2、Switch3、Switch6は「A社製Switch」であって、Switch4、Switch5は「B社製Switch」であるとする。
図17は、Spec入力部により入力される物理Specの一例を表形式で示す図である。事前準備として、Spec入力部41は、オペレータによる操作を介して、図17に示される物理SpecをSpec DB12aに登録する。
図17に示される例での、登録される物理Specの種類であるPP、PL、PDについて、「登録されるSpecの表記:意味」の対応は下記の通りである。
(PP)
PP_PC:PCのPP
PP_SW_A:Switch(A社製)のPP
PP_SW_B:Switch(B社製)のPP
PP_R:RouterのPP
PL_PC-SW_A:PC~Switch(A社製)間のPL
PL_SW_A-SW_A:Switch(A社製)~Switch(A社製)間のPL
PL_SW_A-SW_B:Switch(A社製)~Switch(B社製)間のPL
PL_SW_A-R:Switch(A社製)~Router間のPL
PL_SW_B-R:Switch(B社製)~Router間のPL
PD_PC:PCのPD
PD_SW_A:Switch(A社製)のPD
PD_SW_B:Switch(B社製)のPD
PD_R:RouterのPD
図18および図19は、Spec入力部により入力される論理Specの一例を表形式で示す図である。Spec入力部41は、オペレータによる操作を介して、図18、19に示される論理SpecをSpec DB12aに登録する。
図18に示される例での、登録される論理Specの種類であるTPE、TLについて、「登録されるSpecの表記:意味」の対応は下記の通りである。
TPE_PC_LD:PCのLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_PC_E:PCのEthernetレイヤのTPE
TPE_PC_IP:PCのIPレイヤのTPE
TPE_SW_A_LD:Switch(A社製)のLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_SW_A_E:Switch(A社製)のEthernetレイヤのTPE
TPE_SW_B_LD:Switch(B社製)のLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_SW_B_E:Switch(B社製)のEthernetレイヤのTPE
TPE_R_LD:RouterのLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_R_E:RouterのEthernetレイヤのTPE
TPE_R_IP:RouterのIPレイヤのTPE
TL_PC-SW_A:PC~Switch(A社製)間のTL
TL_SW_A-SW_A:Switch(A社製)~Switch(A社製)間のTL
TL_SW_A-SW_B:Switch(A社製)~Switch(B社製)間のTL
TL_SW_A-R:Switch(A社製)~Router間のTL
TL_SW_B-R:Switch(B社製)~Router間のTL
(NFD)
NFD_SW_A:Switch(A社製)のNFD
NFD_SW_B:Switch(B社製)のNFD
NFD_R:RouterのNFD
FRELC_PC-SW_A_E:PC~Switch(A社製)間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_SW_A-SW_A_E:Switch(A社製)~Switch(A社製)間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_SW_A-SW_B_E:Switch(A社製)~Switch(B社製)間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_SW_A-R_E:Switch(A社製)~Router間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_SW_B-R_E:Switch(B社製)~Router間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_PC-R_IP:PC~Router間のIPレイヤのFRE(LC)
FREXC_SW_A_E:Switch(A社製)のEthernetレイヤのFRE(XC)
FREXC_SW_B_E:Switch(B社製)のEthernetレイヤのFRE(XC)
FREXC_R_IP:RouterのIPレイヤのFRE(XC)
FRENC_PC-R_E:PC~Router間のEthernetレイヤのFRE(NC)
FRENC_PC-PC_IP:PC~PC間のIPレイヤのFRE(NC)
図20は、管理対象であるネットワークと物理Specとの対応の一例を示す図である。図20では、図16に示される管理対象NWにおけるPP、PL、PDに対する、図17に示される、Spec DB12aに登録された物理Specとの対応関係が示される。
図21、図22、図23は、物理Entityの登録の一例を示す図である。
上記登録された物理レイヤのSpecを用いて、Entity入力部42は、オペレータによる操作を介して、物理エンティティをEntity DB12bに登録する。
図21に示された物理Entityは、図22に示された形式で表記されるとする。また、それぞれのEntity間の接続関係を相互に有するとする。図22では、図21に示されたPC1-Switch1間の物理Entityが示される。
図23に示されるように、物理Entityが事前準備としてEntity DB12bに登録されたものとする。このEntityと物理Specとの対応関係は図21にならうとする。
(a)
(利用するSpec)PD_PC
(登録される物理エンティティ)PC1
(物理エンティティの表記)「PD_PC」Specが用いられた「PC1」エンティティ
(b)
(利用するSpec)PP_PC
(登録される物理エンティティ)PC1_P1
(物理エンティティの表記)「PP_PC」Specが用いられた「PC1_P1」エンティティ
(c)
(利用するSpec)PL_PC-SW_A
(登録される物理エンティティ)PC1-SW1_PL
(物理エンティティの表記)「PL_PC-SW_A」Specが用いられた「PC1-SW1_PL」エンティティ
(d)
(利用するSpec)PP_SW_A
(登録される物理エンティティ)Switch1_P1
(物理エンティティの表記)「PP_SW_A」Specが用いられた「Switch1_P1」エンティティ
(e)
(利用するSpec)PD_SW_A
(登録される物理エンティティ)Switch1
(物理エンティティの表記)「PD_SW_A」Specが用いられた「Switch1」エンティティ
図24および図25は、収容情報の設定の一例を示す図である。
収容情報入力部43は、オペレータによる操作を介して、発装置および着装置にそれぞれ対応する、工事前後の収容ポートであるPP Entityを含む収容情報ファイルを設定する。
(b) 工事前における着装置であるPC2を収容するSwitch6のポートに対応する、工事前の収容ポートであるPP Entity「Switch6_PP1」
(c) 工事後における発装置であるPC1を収容するSwitch1のポートに対応する、工事後の収容ポートであるPP Entity「Switch1_PP2」
(d) 工事後における着装置であるPC2を収容するSwitch6のポートに対応する、工事後の収容ポートであるPP Entity「Switch6_PP2」
図26および図27は、装置構成ルールの設定の一例を示す図である。
装置構成ルール入力部44は、オペレータによる操作を介して、工事ステータス、発着装置に対応する装置構成(PD SpecとPDの接続順序)をPD Spec配列として設定する。
[PD_SW_A,PD_SW_A,PD_R,PD_SW_A,PD_SW_A](図26中のa)
(b) (a)工事ステータスが「工事後」であるときの、発装置であるPC1と着装置であるPC2の間の装置構成(図27中のb)に対応するPD Spec配列
[PD_SW_A,PD_SW_B,PD_R,PD_SW_B,PD_SW_A] (図26中のb)
図28は、経路計算の一例を示す図である。
(1) 経路計算部45は、収容情報ファイルDB12cから、工事ステータス、発装置「PC1」、着装置「PC2」に対応する発着装置の収容ポートのPP Entityを取得する(図28中のa)。
(b) 工事前における着装置であるPC2を収容するSwitch6のポートに対応する、工事前の収容ポートであるPP Entity「Switch6_PP1」
そして、経路計算部45は、これら取得された各PP Entityで示される発装置側ポートから着装置側ポートに至る下記の経路(1)~(4)を計算し、全ての経路のPD ,PL ,PP Entityを取得する(図28中のb)。ここでは、取得されるPD Entityのみが示される。
経路(2):Sw1_A→Sw2_A→R→Sw5_B→Sw6_A
経路(3):Sw1_A→Sw4_B→R→Sw3_A→Sw6_A
経路(4):Sw1_A→Sw4_B→R→Sw5_B→Sw6_A
Sw1_A、Sw2_A、Sw3_A、Sw6_A、Sw1_A:Switch1,2,3,6(A社製)
Sw4_B、Sw5_B:Switch4,5(B社製)
R:Router
図29は、経路計算の一例を示す図である。
(1) 経路評価部46は、経路計算部45で得られた各経路上のPD Entityを取得し、それぞれのPD Entityに対応するPD Specを配列に格納することで、計算済み配列を経路ごとに生成する(図29中のa)。
(b)(経路(2):[PD_SW_A,PD_SW_A,R,PD_SW_B,PD_SW_A]
(c)(経路(3):[PD_SW_A,PD_SW_B,R,PD_SW_A,PD_SW_A]
(d)(経路(4):[PD_SW_A,PD_SW_B,R,PD_SW_B,PD_SW_A]
そして、経路評価部46は、工事ステータス、発,着装置に対応する装置構成を取得し、ルール配列を取得する。
図30は、論理Entityの保管の一例を説明する図である。
(1) 経路計算部45は、上記計算された経路に対応する物理Entity(PP/PL/PD)をエンティティ補完部47に入力する(図30中のa)。
上記の特徴により、ネットワーク管理システムの設計担当者は、設計情報を利用して工事前後の経路を物理/論理レイヤ含めて、自動的に取得することができる。
41…Spec入力部
42…Entity入力部
43…収容情報入力部
44…装置構成ルール入力部
45…経路計算部
46…経路評価部
47…エンティティ補完部
Claims (7)
- ネットワークの情報オブジェクトの実体を表すエンティティを記憶する第1の記憶部と、
前記ネットワークの始点と終点に関する情報を記憶する第2の記憶部と、
前記ネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路のルールに関する情報を記憶する第3の記憶部と、
前記ネットワークの始点と終点に関する情報を前記第2の記憶部から取得し、
前記第1の記憶部に記憶されたエンティティに基づいて、前記ネットワークの始点と終点との間の物理レイヤの複数の経路を計算し、前記経路上の始点と終点との間のエンティティを前記第1の記憶部から経路ごとに取得する経路計算処理手段と、
前記経路計算処理手段により取得されたエンティティで示される、ある経路におけるネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路が、前記第3の記憶部に記憶されるルールに適合するときに、前記取得されたエンティティで示される経路を前記ルールに適合する経路であると評価する経路評価処理手段と、
を備えるネットワーク管理装置。 - 前記第2の記憶部は、
前記ネットワークの工事前または工事後を示す工事ステータス情報と関連付けて、前記ネットワークの始点と終点に関する情報を記憶し、
前記第3の記憶部は、
前記ネットワークの工事前または工事後を示す工事ステータス情報と関連付けて、前記ネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路のルールに関する情報を記憶し、
前記経路計算処理手段は、
前記ネットワークの工事前および工事後の一方に係る、前記ネットワークの始点と終点に関する情報を前記第2の記憶部から取得し、
前記第1の記憶部に記憶されたエンティティに基づいて、前記ネットワークの工事前および工事後の一方に係る、前記ネットワークの始点と終点との間の物理レイヤの複数の経路を計算し、前記経路上の始点と終点との間のエンティティを前記第1の記憶部から経路ごとに取得し、
前記経路評価処理手段は、
前記経路計算処理手段により取得されたエンティティで示される、前記ネットワークの工事前および工事後の一方に係る、物理レイヤのある経路におけるネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路が、前記第3の記憶部に記憶されるルールに適合するときに、前記取得されたエンティティで示される物理レイヤの経路を前記ルールに適合する物理レイヤの経路であると評価する、
請求項1に記載のネットワーク管理装置。 - 前記情報オブジェクトの仕様を記憶する第4の記憶部を備え、
前記経路計算処理手段は、
前記計算された、物理レイヤの経路に対応する、物理レイヤのエンティティを出力し、
前記第4の記憶部に記憶された仕様に基づいて、前記経路計算処理手段により出力された、物理レイヤのエンティティに沿った、論理レイヤのエンティティを生成するエンティティ生成処理手段をさらに備える、
請求項1に記載のネットワーク管理装置。 - ネットワークの情報オブジェクトの実体を表す第1のエンティティを記憶する第1の記憶部と、前記ネットワークの始点と終点に関する情報を記憶する第2の記憶部と、前記ネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路のルールに関する情報を記憶する第3の記憶部とを具備するネットワーク管理装置が行なうネットワーク管理方法であって、
前記ネットワークの始点と終点に関する情報を前記第2の記憶部から取得し、
前記第1の記憶部に記憶されたエンティティに基づいて、前記ネットワークの始点と終点との間の物理レイヤの複数の経路を計算し、前記経路上の始点と終点との間のエンティティを前記第1の記憶部から経路ごとに取得する経路計算処理を行なうことと、
前記経路計算処理により取得されたエンティティで示される、ある経路におけるネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路が、前記第3の記憶部に記憶されるルールに適合するときに、前記取得されたエンティティで示される経路を前記ルールに適合する経路であると評価する経路評価処理を行なうことと、
を備えるネットワーク管理方法。 - 前記第2の記憶部は、
前記ネットワークの工事前または工事後を示す工事ステータス情報と関連付けて、前記ネットワークの始点と終点に関する情報を記憶し、
前記第3の記憶部は、
前記ネットワークの工事前または工事後を示す工事ステータス情報と関連付けて、前記ネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路のルールに関する情報を記憶し、
前記経路計算処理を行なうことは、
前記ネットワークの工事前および工事後の一方に係る、前記ネットワークの始点と終点に関する情報を前記第2の記憶部から取得することと、
前記第1の記憶部に記憶されたエンティティに基づいて、前記ネットワークの工事前および工事後の一方に係る、前記ネットワークの始点と終点との間の物理レイヤの複数の経路を計算し、前記経路上の始点と終点との間のエンティティを前記第1の記憶部から経路ごとに取得することと、を含み
前記経路評価処理を行なうことは、
前記経路計算処理により取得されたエンティティで示される、前記ネットワークの工事前および工事後の一方に係る、物理レイヤのある経路におけるネットワークの始点と終点との間に設けられる複数の通信装置の種別および各通信装置の接続順序を示す経路が、前記第3の記憶部に記憶されるルールに適合するときに、前記取得されたエンティティで示される物理レイヤの経路を前記ルールに適合する物理レイヤの経路であると評価することと、を含む
請求項4に記載のネットワーク管理方法。 - 前記ネットワーク管理装置は、前記情報オブジェクトの仕様を記憶する第4の記憶部をさらに備え、
前記経路計算処理を行なうことは、
前記計算された、物理レイヤの経路に対応する、物理レイヤのエンティティを出力することを含み、
前記第4の記憶部に記憶された仕様に基づいて、前記経路計算処理により出力された、物理レイヤのエンティティに沿った、論理レイヤのエンティティを生成するエンティティ生成処理を行なうことをさらに備えた、
請求項4に記載のネットワーク管理方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワーク管理装置の前記各手段としてプロセッサを機能させるネットワーク管理処理プログラム。
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佐藤 正崇、堀内 信吾、田山 健一,外部仕様定義に基づくNW管理情報自動生成方式の検討,2019年電子情報通信学会総合大会講演論文集 通信2,日本,一般社団法人電子情報通信学会,2019年03月05日,P.334 |
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