JP7207006B2 - ネットワーク管理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ネットワーク管理装置、方法及びプログラムに関する。
ネットワーク(NW)を構成するネットワーク装置を管理し、ユーザからのオーダに応じて装置への設定作業を実施するネットワークオペレーション業務において、複数の装置への煩雑な設定作業を自動化するためのネットワーク管理システムが用いられている。ネットワーク管理システムは管理対象のネットワーク/装置に合わせて管理情報を保持するための、ネットワーク情報管理機能を有している。
しかし、従来のネットワーク管理システムは、ネットワーク/装置に特化した管理機能を持つため、ネットワーク装置の機種、ネットワーク方式の変更を行なうたびに、ネットワーク管理システムを開発することが必要であった。
そこで、管理対象ネットワークの機種を変更したり、通信方式を変更したりする場合に、管理対象ネットワーク毎にネットワーク管理システムを開発し直す必要がないシステムアーキテクチャがある(例えば非特許文献1を参照)。
佐藤正崇、明石和陽、堀内信吾、小谷忠司、「多様なNWへ適応可能なNW管理アーキテクチャの検討」、信学技報116(324), 37-42, 2016-11-24
非特許文献1に記載されたアーキテクチャは、管理対象ネットワークに依存しない汎用的なデータの保持を可能とする仕組みを持っており、管理対象に合わせて複数のネットワーク管理情報(エンティティ(実体))を生成する。しかし、異なるネットワーク方式(通信プロトコル)を使ったネットワークを管理する場合、又は多数の装置を管理する場合は、エンティティの生成量が多くなり、ネットワークオペレータ(以下、単にオペレータと称することがある)の作業負荷が大きくなってしまう。
また、管理対象ネットワーク上に、ネットワーク利用ユーザの利用要望を満たす多数の経路が存在する場合、どの経路を使用するのかをオペレータが選択する必要があり、その結果作業負荷がさらに大きくなる。
この発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ネットワークの設定に要する作業負荷を軽減することができるようにしたネットワーク管理装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明ネットワーク管理装置の態様は、プロセッサと、ネットワークの情報オブジェクトの実体を表す第1のエンティティを記憶する第1の記憶部と、前記情報オブジェクトの仕様を記憶する第2の記憶部とを有し、前記プロセッサは、前記第1の記憶部に記憶された第1のエンティティに基づいて、前記ネットワークの所定の始点と終点との間の物理レイヤの経路を選択する経路選択処理を行ない、前記第2の記憶部に記憶された仕様に基づいて、前記経路選択処理により選択された物理レイヤの経路に対応する、論理レイヤの第2のエンティティを生成するエンティティ生成処理を行なうように構成され前記第2の記憶部は、前記物理レイヤおよび最下層の論理レイヤとの間の関係性、および前記最下層を含む複数の層の論理レイヤ間の関係性を定義する情報を、前記情報オブジェクトの仕様として記憶し、前記プロセッサは、前記エンティティ生成処理として、前記経路選択処理により選択された経路における物理レイヤの上位レイヤとして定義される、最下層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶部から取得し、前記最下層の論理レイヤの上位レイヤとして定義される各層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶部から取得し、前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する論理レイヤの第2のエンティティを生成するときに、前記取得された仕様に基づいて、同じ層又は1つ下位の層のレイヤにおける第3のエンティティとの関係性を保持し、前記保持される関係性に基づいて、前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する、各層の論理レイヤの第2のエンティティを生成する、ようにしたものである。
本発明ネットワーク管理方法の態様は、プロセッサと、ネットワークの情報オブジェクトの実体を表す第1のエンティティを記憶する第1の記憶装置と、前記情報オブジェクトの仕様を記憶する第2の記憶装置とを具備するネットワーク管理装置が行なうネットワーク管理方法であって、前記プロセッサは、前記第1の記憶装置に記憶された第1のエンティティに基づいて、前記ネットワークの所定の始点と終点との間の物理レイヤの経路を選択する経路選択処理を行ない、前記プロセッサは、前記第2の記憶装置に記憶された仕様に基づいて、前記経路選択処理により選択された物理レイヤの経路に対応する、論理レイヤの第2のエンティティを生成するエンティティ生成処理を行な前記第2の記憶装置は、前記物理レイヤおよび最下層の論理レイヤとの間の関係性、および前記最下層を含む複数の層の論理レイヤ間の関係性を定義する情報を、前記情報オブジェクトの仕様として記憶し、前記プロセッサは、前記エンティティ生成処理として、前記経路選択処理により選択された経路における物理レイヤの上位レイヤとして定義される、最下層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶装置から取得し、前記最下層の論理レイヤの上位レイヤとして定義される各層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶装置から取得し、前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する論理レイヤの第2のエンティティを生成するときに、前記取得された仕様に基づいて、同じ層又は1つ下位の層のレイヤにおける第3のエンティティとの関係性を保持し、前記保持される関係性に基づいて、前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する、各層の論理レイヤの第2のエンティティを生成する、ようにしたものである。
本発明ネットワーク管理処理プログラムの一態様は、態様におけるネットワーク管理装置の前記各処理として前記プロセッサを機能させるものである。
この発明ネットワーク管理装置の態様によれば、エンティティに基づいて、ネットワークの所定の始点と終点との間の物理レイヤの経路を選択する経路選択処理を行ない、情報オブジェクトの仕様に基づいて、選択された物理レイヤの経路に対応する、論理レイヤのエンティティを生成するので、論理レイヤのエンティティの設定にかかる負荷を軽減することができる。
この発明ネットワーク管理装置の態様によれば、物理レイヤおよび最下層の論理レイヤとの間の関係性、および最下層を含む複数の層の論理レイヤの間の関係性がそれぞれ定義され、この関係性に基づいて、経路における物理レイヤに対応する各層の論理レイヤ仕様を取得するので、エンティティの生成対象である各層の論理レイヤの仕様を適切に取得することができる。
この発明ネットワーク管理装置の態様によれば、物理レイヤの経路に対応する論理レイヤのエンティティを生成するときに、同じ層又は1つ下位の層のレイヤにおけるエンティティとの関係性を保持し、この関係性に基づいて、物理レイヤの経路に対応する、各層の論理レイヤのエンティティを生成するので、物理レイヤに対応する、各層の論理レイヤのエンティティを適切に生成することができる。
すなわち、本発明の各態様によれば、ネットワークの設定に要する作業負荷を軽減することが可能になる。
図1は、ネットワーク管理システムの一例を示す図である。 図2は、ネットワーク管理装置に適用されるネットワーク構成のモデリングの一例を表形式で示す図である。 図3は、ネットワーク管理システムに対する対象ネットワークの情報の生成の一例を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの適用例を示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムにより生成されるエンティティの一例を説明する図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの実施手順の一例を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの実施手順の一例を示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの経路選択部による実施手順の一例を示す図である。 図9は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムのエンティティ補完部によるSpec取得に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムのエンティティ補完部によるSpec取得に係る処理の概要を示す図である。 図11は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムのエンティティ補完部による論理エンティティ生成に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、登録されるSpecの表記、意味の一例を表形式で示す図である。 図13は、登録されるSpecの表記、意味の一例を表形式で示す図である。 図14は、登録されたSpecにおける関係性の一例を表形式で示す図である。 図15は、物理エンティティの登録の一例を示す図である。 図16は、物理エンティティの登録の一例を示す図である。 図17は、物理エンティティの登録の一例を示す図である。 図18は、始点・終点情報の指定の一例を説明する図である。 図19は、経路入力の一例を示す図である。 図20は、Logical DeviceレイヤのTPEの生成の一例を示す図である。 図21は、Logical DeviceレイヤのTPEの生成の一例を示す図である。 図22は、Logical DeviceレイヤのTLの生成の一例を示す図である。 図23は、Logical DeviceレイヤのTLの生成の一例を示す図である。 図24は、Logical DeviceレイヤのNFDの生成の一例を示す図である。 図25は、Logical DeviceレイヤのNFDの生成の一例を示す図である。 図26は、論理レイヤのTPEの生成の一例を示す図である。 図27は、論理レイヤのTPEの生成の一例を示す図である。 図28は、論理レイヤのFRE(LC)の生成の一例を示す図である。 図29は、論理レイヤのFRE(LC)の生成の一例を示す図である。 図30は、論理レイヤのFRE(XC)の生成の一例を示す図である。 図31は、論理レイヤのFRE(XC)の生成の一例を示す図である。 図32は、論理レイヤのFRE(NC)の生成の一例を示す図である。 図33は、論理レイヤのFRE(NC)の生成の一例を示す図である。 図34は、論理レイヤのTPEの生成の一例を示す図である。 図35は、論理レイヤのTPEの生成の一例を示す図である。 図36は、論理レイヤのFRE(LC)の生成の一例を示す図である。 図37は、論理レイヤのFRE(LC)の生成の一例を示す図である。 図38は、論理レイヤのFRE(XC)の生成の一例を示す図である。 図39は、論理レイヤのFRE(XC)の生成の一例を示す図である。 図40は、論理レイヤのFRE(NC)の生成の一例を示す図である。 図41は、論理レイヤのFRE(NC)の生成の一例を示す図である。 図42は、ネットワーク管理システムによる各種処理の実施後のネットワークの状態の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、この発明に係わる一実施形態を説明する。
図1は、ネットワーク管理システムの一例を示す図である。
ここで、従来技術における課題について説明する。
図1に示すように、ネットワーク管理システム(ネットワーク管理装置)による管理対象ネットワークが、6台のEthernet(登録商標) Switch(以下、単にSwitchと称することがある)であるSwitch1、Switch2、Switch3、Switch4、Switch5、Switch6と、1台のIP(インターネットプロトコル) Router(以下、単にRouterと称することがある)であるRouterで構成されているものとする。
この管理対象ネットワークでは、2台のパーソナルコンピュータ(PC)であるPC1とPC2のうちPC1に対してSwitch2、Switch3の一端が通信可能に並列接続され、Switch2、Switch3の他端に対してRouterの一端が通信可能に接続され、Routerの他端に対しSwitch4、Switch5の一端が通信可能に並列接続され、Switch4、Switch5の他端に対してSwitch6の一端が通信可能に接続され、Switch6の他端にPC2が通信可能に接続される。
このネットワーク上にPC1とPC2とを通信可能に接続して利用したいユーザからの要望に対して、オペレータは、図1で示される機器で形成可能な下記の4通りの通信経路の中から1つの経路を選択して、この選択した経路に対応するネットワーク管理情報(エンティティ)をネットワーク管理システムに対して生成する作業を実施する。
経路(1):PC1→Switch1→Switch2→Router→Switch4→Switch6→PC2
経路(2):PC1→Switch1→Switch3→Router→Switch4→Switch6→PC2
経路(3):PC1→Switch1→Switch2→Router→Switch5→Switch6→PC2
経路(4):PC1→Switch1→Switch3→Router→Switch5→Switch6→PC2
上記のオペレータによる経路の選択、およびエンティティの生成の作業に、オペレータに負荷がかかることが課題である。
ネットワーク管理システムで管理するエンティティとして、以下の種類が存在する。
物理レイヤの構成は、PD(Physical Device), PP(Physical Port), PL(Physical Link)を含むEntity(情報オブジェクト)を適用し、論理レイヤの構成はTL(Topological Link), NFD(Network Forwarding Domain),TPE(Termination Point Encapsulation), FRE(Forwarding Relationship Encapsulation)でなるEntityを適用する。FRE は、NC(Network Connection),LC(Link Connect), XC(Cross(X) Connect)を含む。このような適用により、物理レイヤおよび論理レイヤの構成を統一した形式で保持することができる。
ここで、NW構成(物理、論理レイヤ)のモデリングについて説明する。図2は、ネットワーク管理装置に適用されるネットワーク構成のモデリングの一例を表形式で示す図である。
図2に示すように、物理レイヤにおけるEntity名は、PD, PP, PLに区分される。それぞれのEntity名における「Entity名:意味」の対応は下記のとおりである。
・PD(Physical Device):装置
・PP(Physical Port):装置が持つ通信ポート
・PL(Physical Link):装置間の接続ケーブル
図2に示すように、論理レイヤにおけるEntity名は、TL, NFD, TPE, FRE(NC, LC, XC)に区分される。それぞれのEntity名における「Entity名:意味」の対応は下記のとおりである。
・TL(Topological Link):装置間の接続性
・NFD(Network Forwarding Domain):装置内の転送可能な範囲
・TPE(Termination Point Encapsulation):通信の終端点
・FRE(Forwarding Relationship Encapsulation)のNC(Network Connection):TPE間のLC、XCによって形成されるEnd-Endの接続性
・FREのLC(Link Connect):TPEで終端される装置間の接続性
・FREのXC(Cross Connect):TPEで終端される装置内の接続性
図3は、ネットワーク管理システムに対する対象ネットワークの情報の生成の一例を示す図である。
図3に示すように、オペレータによる選択により(図3中のa)管理対象ネットワークに上記の経路(1)「PC1→Switch1→Switch2→Router→Switch4→Switch6→PC2」を割り当てた(図3中のb)ネットワーク管理情報をネットワーク管理システムで保持する場合、下記のようにエンティティの総数は90個であるので、この数に応じた合計90回の生成指示(図3中のc)をオペレータが実施する必要がある。
(物理情報:物理レイヤ)PD:9個、PP:20個、PL:5個
(論理情報のIPレイヤ、Ethernetレイヤ、およびLogical Deviceレイヤ(LDレイヤと呼ぶこともある):論理レイヤ)TL:6個、NFD:6個、TPE:28個、FRE(NC):3個、FRE(LC):8個、FRE(XC):5個
このように経路選択とエンティティ作成のための負荷が膨大になることがある。論理レイヤは、IPレイヤ、Ethernetレイヤ、Logical Deviceレイヤの順で連なる複数の層でなり、IPレイヤは論理レイヤ最上層に対応し、Logical Deviceレイヤは論理レイヤ最下層に対応する。論理レイヤ最下層は、物理レイヤの上位レイヤとして定義される。
図4は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの適用例を示す図である。
図4に示した例では、本発明の一実施形態では、ネットワーク管理システム10は、経路選択部11、Entity DB(データベース)12、エンティティ補完部13、Spec(Specification(仕様)) DB14を有する。これらに係る処理の詳細は後述する。
経路選択部11は、管理対象ネットワークにおける経路を選択する。Entity DB12は、情報オブジェクトであるエンティティに係る情報を格納する。エンティティ補完部13は、Entity DB12に格納されるエンティティを補完して生成する。Spec DB14は、情報オブジェクトの仕様に情報を格納する。
ネットワーク管理システム10の経路選択部11、Entity DB12、エンティティ補完部13、Spec DB14の機能は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、キーボードなどの入力装置、ディスプレイなどの出力装置、およびRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶媒体を含むコンピュータなどを用いて実現される。各部の動作については後述する。
なお、ネットワーク管理システム10はハードウェアで構成することもできるが、後述するフローチャートに示された手順を備えるプログラムを、媒体もしくは通信回線を介して周知のコンピュータにインストールして、このコンピュータとEntity DB12、Spec DB14との組み合わせ、又はEntity DB12、Spec DB14を有するコンピュータなどによっても実現可能である。
ネットワーク管理システム10は、管理対象ネットワークに係るオペレータの作業を軽減し、少ない作業で経路選択後のエンティティの生成・保持を可能とする。
オペレータは、(1)「物理ネットワークに対応する物理エンティティの生成指示」と、(2)「ユーザ要望に基づき開通させるネットワークの始点と終点の指定」のための操作をそれぞれ行なうこととする。経路の選択と、不足するエンティティの補完とは、経路選択部11、エンティティ補完部13により自動的にそれぞれ実行される。
本発明の一実施形態により、オペレータによる、エンティティ生成に係る作業を減らすことが可能となる。
図5は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムにより生成されるエンティティの一例を説明する図である。
例えば、図3に示した例では、計90個のエンティティの生成に係る作業が必要である。これに対し、図5に示した例では、本発明の一実施形態により、同じ条件のネットワークにおいて、論理情報のIPレイヤ、Ethernetレイヤ、およびLogical Deviceレイヤの上記計56個のエンティティはエンティティ補完部13によって生成される。よって、オペレータによる、これらのエンティティの生成作業が不要となるため、オペレータは、は物理情報における上記34個のエンティティの生成に係る操作を行えばよい。
次に、本発明の一実施形態による実施手順の全体の例を説明する。
(事前準備)
図6および図7は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの実施手順の一例を示す図である。
(1) オペレータは、入力操作により、ネットワーク管理システム10のSpec DB14に対して、ネットワークを規定する仕様(Specification)を登録することができる。
(2) オペレータは、入力操作により、ネットワーク管理システム10において、物理レイヤのエンティティ(物理エンティティと称することもある)を生成してEntity DB12に格納することができる。
(ネットワーク経路選択・ネットワークエンティティ生成)
(1) オペレータは、ユーザからのリクエストに基づき、開通するネットワークの始点・終点情報(Physical Port/PP)を経路選択部11に入力する。図7に示した例では、始点をPC1として、終点をPC2とすることができる。
(2) 経路選択部11は、始点情報のPPから物理情報上のPhysical Link(PL)、Physical Device(PD)の接続関係をたどり、終点情報のPPに至るまでの経路を選択する。
(3) 経路選択部11は、選択した経路に対応するPP/PL/PDをエンティティ補完部13に入力する。
(4) エンティティ補完部13は、Spec DB14からSpecを取得する。
(5) エンティティ補完部13は、取得したSpecを用いて、上記入力されたPP/PL/PDに対応する論理レイヤのエンティティ(論理エンティティと称することもある)を生成する。
次に、本発明の一実施形態による実施手順の詳細の例を説明する。
(経路選択部)
図8は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムの経路選択部による処理手順の一例を示す図である。
経路選択部11は、物理エンティティ同士の接続関係を辿り、始点から終点まで、ひと筆書きで辿り着ける経路を選択し、選択結果として物理エンティティ(PP/PL/PD)をEntity DB12から取得する。
また、経路選択のポリシーは、最少ホップ数、帯域、遅延量などを考慮した経路探索アルゴリズムを適用できるものとする。アルゴリズム自体は既知のアルゴリズムを用いることができる。
次に、エンティティ補完部13によるSpec取得に係る処理手順の詳細について説明する。図9は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムのエンティティ補完部によるSpec取得に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。
(概要)
エンティティ補完部13は、経路選択部11から入力されたPP/PL/PDに対応する論理レイヤのSpecをSpec DB14から取得する。エンティティ補完部13は、取得したSpecの上位・下位の関係性も合わせて内部メモリに保持する。
(詳細)
(1) エンティティ補完部13は、PPのSpecの上位レイヤとして定義されているTPEのSpecをSpec DB14から取得する(S11)。
(2) エンティティ補完部13は、(1)で取得したTPE Specのさらに上位レイヤとして定義されているTPE Specがある場合、そのTPE SpecもSpec DB14から繰り返し取得する(S12)。
(3) エンティティ補完部13は、PLのSpecの上位レイヤとして定義されているTLのSpecをSpec DB14から取得する(S13)。
(4) エンティティ補完部13は、(3)で取得したTL Specの上位レイヤとして定義されているFRE(LC)のSpecをSpec DB14から取得する(S14)。
(5) エンティティ補完部13は、PDのSpecの上位レイヤとして定義されているNFDのSpecをSpec DB14から取得する(S15)。
(6) エンティティ補完部13は、(5)で取得したNFD Specの上位レイヤとして定義されているFRE(XC)のSpecをSpec DB14から取得する(S16)。
(7) エンティティ補完部13は、(4)で取得したFRE(LC)のSpecと(6)で取得したFRE(XC)のSpecの上位に定義されているFRE(NC)のSpecをSpec DB14から取得する(S17)。
(8) エンティティ補完部13は、(7)で取得したFRE(NC)のさらに上位レイヤとして定義されているFRE(LC)がある場合、そのFRE(LC)SpecをSpec DB14から取得し、さらに上記(7)を実行する(S18)。(7)で取得したFRE(NC)のさらに上位レイヤとして定義されているFRE(LC)が無くなったらエンティティ補完部13は、Spec取得に係る処理を終了する。
次に、エンティティ補完部13による論理エンティティ生成に係る処理手順の詳細について説明する。図10は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムのエンティティ補完部によるSpec取得に係る処理の概要を示す図である。
(概要)
エンティティ補完部13は、上記取得したSpecに対応するエンティティ(TPE/TL/NFD/FRE(LC)/FRE(XC)/FRE(NC))を生成する。
エンティティ補完部13は、生成するエンティティが関連する下位のエンティティに対する関連性(関係性)を内部メモリに保持する。
図11は、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムのエンティティ補完部による論理エンティティ生成に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。
(詳細)
(1) エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTPEエンティティを生成する。以下、TPEと単に称することがある。生成する際には、エンティティ補完部13は、物理エンティティPPへの関連性を保持する(S21)。
(2) エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTLエンティティを生成する。以下、TLと単に称することがある。生成する際には、エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTPEへの関連性を保持する(S22)。
(3) エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのNFDエンティティを生成する。以下、NFDと単に称することがある。生成する際には、エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTPEへの関連性を保持する(S23)。
エンティティ補完部13は、下記の(4)、(5)、(6)、(7)について、下位のレイヤから順に実施する。全てのレイヤについて実施したら、エンティティ補完部13は、(4)、(5)、(6)、(7)を終了する。
(4) エンティティ補完部13は、論理レイヤのTPEを生成する。生成する際には、エンティティ補完部13は、下位の論理レイヤのTPEへの関連性を保持する(S24)。
(5) エンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(LC)エンティティを生成する。以下、FRE(LC)と単に称することがある。生成する際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する(S25)。
(6) エンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(XC)エンティティを生成する。以下、FRE(XC)と単に称することがある。生成する際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する(S26)。
(7) エンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(NC)エンティティを生成する。以下、FRE(NC)と単に称することがある。生成する際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する(S27)。
以下、図3に示したネットワークと同じネットワークを管理対象ネットワークとする業務に本発明の一実施形態を適用した例を示す。
事前準備として、オペレータにより下記のSpecがSpec DB14に登録される。図12、図13は、登録されるSpecの表記、意味の一例を表形式で示す図である。
登録されるSpecの種類であるPP、PL、PD、TPE、TL、NFD、FRE(LC)、FRE(XC)、FRE(NC)について、「登録するSpecの表記:意味」の対応は下記の通りである。
(PP)
PP_PC:PCのPP
PP_SW:SwitchのPP
PP_R:RouterのPP
(PL)
PL_PC-SW:PC~Switch間のPL
PL_SW-SW:Switch~Switch間のPL
PL_SW-R:Switch~Router間のPL
(PD)
PD_PC:PCのPD
PD_SW:SwitchのPD
PD_R:RouterのPD
(TPE)
TPE_PC_LD:PCのLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_PC_E:PCのEthernetレイヤのTPE
TPE_PC_IP:PCのIPレイヤのTPE
TPE_SW_LD:SwitchのLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_SW_E:SwitchのEthernetレイヤのTPE
TPE_R_LD:RouterのLogical DeviceレイヤのTPE
TPE_R_E:RouterのEthernetレイヤのTPE
TPE_R_IP:RouterのIPレイヤのTPE
(TL)
TL_PC-SW:PC~Switch間のTL
TL_SW-SW:Switch~Switch間のTL
TL_SW-R:Switch~Router間のTL
(NFD)
NFD_SW:SwitchのNFD
NFD_R:RouterのNFD
(FRE(LC))
FRELC_PC-SW_E:PC~Switch間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_SW-SW_E:Switch~Switch間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_SW-R_E:Switch~Router間のEthernetレイヤのFRE(LC)
FRELC_PC-R_IP:PC~Router間のIPレイヤのFRE(LC)
(FRE(XC))
FREXC_SW_E:SwitchのEthernetレイヤのFRE(XC)
FREXC_R_IP:RouterのIPレイヤのFRE(XC)
(FRE(NC))
FRENC_PC-R_E:PC~Router間のEthernetレイヤのFRE(NC)
FRENC_PC-PC_IP:PC~PC間のIPレイヤのFRE(NC)
図14は、登録されたSpecにおける関係性の一例を表形式で示す図である。
登録されたSpecは、図14に示す上下レイヤの関係性を持つものとする。
IPレイヤ、Ethernetレイヤ、Logical Deviceレイヤ、物理レイヤにおけるSpecの関係性は下記の(1)~(13)の通りである。下記(1)~(13)のうち、(1)は経路の始点に、(13)は経路の終点にそれぞれ対応する。
(1)
(IPレイヤ)、(Ethernetレイヤ)、(Logical Deviceレイヤ):なし
(物理レイヤ)PD_PC
(2)
(IPレイヤ)TPE_PC_IP
(Ethernetレイヤ)TPE_PC_E
(Logical Deviceレイヤ)TPE_PC_LD
(物理レイヤ)PP_PC
(3)
(IPレイヤ(上位))FRENC_PC-PC_IP
(IPレイヤ(下位))FRELC_PC-R_IP
(Ethernetレイヤ(上位))FRENC_PC-R_E
(Ethernetレイヤ(下位))FRELC_PC-SW_E
(Logical Deviceレイヤ)TL_PC-SW
(物理レイヤ)PL_PC-SW
(4)
(IPレイヤ(上位、下位))(Ethernetレイヤ(上位)):上記(3)と同じ
(Ethernetレイヤ(下位))TPE_SW_E
(Logical Deviceレイヤ)TPE_SW_LD
(物理レイヤ)PP_SW
(5)
(IPレイヤ(上位、下位))(Ethernetレイヤ(上位)):上記(3)と同じ
(Ethernetレイヤ(下位))FREXC_SW_E
(Logical Deviceレイヤ)NFD_SW
(物理レイヤ)PD_SW
(6)
上記(4)と同じ
(7)
(IPレイヤ(上位、下位))(Ethernetレイヤ(上位)):上記(3)と同じ
(Ethernetレイヤ(下位))FRELC_SW-SW_E
(Logical Deviceレイヤ)TL_SW-SW
(物理レイヤ)PL_SW-SW
(8)
上記(4)と同じ
(9)
上記(5)と同じ
(10)
上記(4)と同じ
(11)
(IPレイヤ(上位、下位))(Ethernetレイヤ(上位)):上記(3)と同じ
(Ethernetレイヤ(下位))FRELC_SW-R_E
(Logical Deviceレイヤ)TL_SW-R
(物理レイヤ)PL_SW-R
(12)
(IPレイヤ(上位))FRENC_PC-PC_IP(上記(3)と同じ)
(IPレイヤ(下位))TPE_R_IP
(Ethernetレイヤ)TPE_R_E
(Logical Deviceレイヤ)TPE_R_LD
(物理レイヤ)PP_R
(13)
(IPレイヤ(上位))FRENC_PC-PC_IP(上記(3)と同じ)
(IPレイヤ(下位))FREXC_R_IP
(Ethernetレイヤ):なし
(Logical Deviceレイヤ)NFD_R
(物理レイヤ)PD_R
図15、図16、図17は、物理エンティティの登録の一例を示す図である。
上記登録された物理レイヤのSpecを用いて、オペレータにより物理エンティティがEntity DB12に登録される。
図15では、物理レイヤのSpecを用いて登録される物理エンティティ情報の対応関係を示す。
図15に示した物理エンティティは図16に示した形式で表記されるものとする。また、それぞれのエンティティ間の接続関係を相互に持つものとする。
図17に示すように物理エンティティが事前準備としてEntity DB12に登録されたものとする。Specとの対応関係は図15にならうものとする。
図15に示す、利用するSpecと登録される物理エンティティとの関係、および図16で対応する表記を下記の(a)~(e)に示す。
(a)
(利用するSpec)PD_PC
(登録される物理エンティティ)PC1
(物理エンティティの表記)「PD_PC」Specを用いた「PC1」エンティティ
(b)
(利用するSpec)PP_PC
(登録される物理エンティティ)PC1_P1
(物理エンティティの表記)「PP_PC」Specを用いた「PC1_P1」エンティティ
(c)
(利用するSpec)PL_PC-SW
(登録される物理エンティティ)PC1-SW1_PL
(物理エンティティの表記)「PL_PC-SW」Specを用いた「PC1-SW1_PL」エンティティ
(d)
(利用するSpec)PP_SW
(登録される物理エンティティ)Switch1_P1
(物理エンティティの表記)「PP_SW」Specを用いた「Switch1_P1」エンティティ
(e)
(利用するSpec)PD_SW
(登録される物理エンティティ)Switch1
(物理エンティティの表記)「PD_SW」Specを用いた「Switch1」エンティティ
次に始点・終点情報の指定について説明する。図18は、始点・終点情報の指定の一例を説明する図である。
オペレータが、管理対象ネットワークについてEntity DB12に格納される物理エンティティの「PC1」を経路の始点と指定し、物理エンティティの「PC2」を経路の終点と指定し、経路選択部11は、それぞれのエンティティを始点・終点と記録する。
次に経路選択について説明する。
経路選択部11は、物理エンティティ同士の接続関係をたどり、始点から終点までひと筆書きでたどり着ける経路を選択し、選択結果として物理エンティティ(PP/PL/PD)をEntity DB12から取得する。
ここでは、上記の経路「PC1→Switch1→Switch2→Router→Switch4→Switch6→PC2」の順番の経路が選択されたものとする。ここでPP、PLの記載は省略する。
次に経路入力について説明する。図19は、経路入力の一例を示す図である。
経路選択部11は、取得した経路に対応する物理エンティティ(PP/PL/PD)をエンティティ補完部13に入力する。
次にSpec取得について説明する。
エンティティ補完部13は、入力された物理エンティティを元に、Spec DB14から論理エンティティのSpecを下記の(1)~(8)のように取得する。
(1) エンティティ補完部13は、PPのSpecの上位レイヤとして定義されているTPEのSpecをSpec DB14から取得する。
具体的には、物理エンティティ「PC1_P1」はSpec「PP_PC」に基づいているため、エンティティ補完部13は、このSpec「PP_PC」の上位に定義された「TPE_PC_LD」をSpec DB14から取得する。同様に、エンティティ補完部13は、Switch1/2/4/6の各PPのSpec「PP_SW」の上位である「TPE_SW_LD」と、RouterのPPのSpec「PP_R」の上位であるSpec「TPE_R_LD」とをSpec DB14からそれぞれ取得する。
(2) エンティティ補完部13は、(1)で取得したTPE Specのさらに上位レイヤとして定義されているTPE Specがある場合、このTPE SpecもSpec DB14から繰り返し取得する。
具体的には、エンティティ補完部13は、(1)で取得した、Logical Deviceレイヤの上位の全てのSpecをSpec DB14に繰り返しアクセスすることで取得する。
取得対象は「TPE_PC_E」「TPE_PC_IP」「TPE_SW_E」「TPE_R_E」「TPE_R_IP」である。
(3) エンティティ補完部13は、PLのSpecの上位レイヤとして定義されているTLのSpecをSpec DB14から取得する。
具体的には、物理エンティティ「PC1-SW1_PL」はSpec「PL_PC-SW」に基づいているため、エンティティ補完部13は、この「PL_PC-SW」Specの上位に定義された「TL_PC-SW」をSpec DB14から取得する。同様に、エンティティ補完部13は、Switch~Switch間、Switch~Router間の物理エンティティPLのSpecの上位に定義された「TL_SW-SW」「TL_SW-R」をSpec DB14から取得する。
(4) エンティティ補完部13は、(3)で取得したTL Specの上位レイヤとして定義されているFRE(LC)のSpecをSpec DB14から取得する。
具体的には、エンティティ補完部13は、(3)で取得した、Logical Deviceレイヤの上位の全てのSpecをSpec DB14に繰り返しアクセスすることで取得する。
取得対象は「FRELC_PC-SW_E」「FRELC_SW-SW_E」「FRELC_SW-R_E」である。
(5) エンティティ補完部13は、PDのSpecの上位レイヤとして定義されているNFDのSpecをSpec DB14から取得する。
具体的には、物理エンティティ「Switch1」はSpec「PD_SW」に基づいているため、エンティティ補完部13は、このSpec「PD_SW」の上位に定義された「NFD_SW」をSpec DB14から取得する。同様に、エンティティ補完部13は、RouterのSpec「PD_R」の上位であるSpec「NFD_R」をSpec DB14から取得する。
(6) エンティティ補完部13は、(5)で取得したNFD Specの上位レイヤとして定義されているFRE(XC)のSpecをSpec DB14から取得する。
具体的には、エンティティ補完部13は、(5)で取得したLogical Deviceレイヤの上位の全てのSpecをSpec DB14から繰り返しアクセスすることで取得する。
取得対象は「FREXC_SW_E」「FREXC_R_IP」である。
(7) エンティティ補完部13は、(4で)取得したFRE(LC)と(6)で取得したFRE(XC)のSpecの上位に定義されているFRE(NC)のSpecをSpec DB14から取得する。
具体的には、エンティティ補完部13は、取得したSpecのうち、EthernetレイヤのSpecである「FRELC_PC-SW_E」「FRELC_SW-SW_E」「FREXC_SW_E」を組み合わせた「FRENC_PC-R_E」をSpec DB14から取得する。
(8) エンティティ補完部13は、(7)で取得したFRE(NC)のさらに上位レイヤとして定義されているFRE(LC)がある場合、このFRE(LC) SpecをSpec DB14から取得し、さらに上記(4)を実行する。FRE(NC)の上位に定義されているFRE(LC)がなくなったら終了する。
具体的には、エンティティ補完部13は、(7)で取得したSpec「FRENC_PC-R_E」の上位に定義された「FRELC_PC-R_IP」をSpec DB14から取得する。
さらに、エンティティ補完部13は、取得した「FRELC_PC-R_IP」と(6)で取得した「FREXC_R_IP」とを組み合わせて「FRENC_PC-PC_IP」をSpec DB14から取得する。
以上により、上位に定義されたSpecが存在しないため、Spec取得にかかる処理が終了する。
次に、エンティティ生成について説明する。
エンティティ補完部13は、上記取得したSpec群に対して、論理レイヤのエンティティを下位のレイヤから順に下記の(1)~(7)のように生成してEntity DB12へ格納する。
(1) エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTPEを生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、物理エンティティPPへの関連性を保持する。
図20、図21は、Logical DeviceレイヤのTPEの生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、取得した、Logical DeviceレイヤのSpecに対し、図20に示すようにTPEエンティティを生成する。生成の一部は図示を省略する。各TPEエンティティは、図20の最下行に示すPPエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図21に示す12個のTPEエンティティを生成する。
図20に示す、「利用するSpec」、「生成するLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ」、「関連性を持つ物理エンティティ」の対応の例は下記の(a)~(d)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)TPE_PC_LD
(生成するLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_LD_TPE
(関連性を持つ物理エンティティ)PC1_P1
(b)
(利用するSpec)TPE_SW_LD
(生成するLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P1_LD_TPE
(関連性を持つ物理エンティティ)Switch1_P1
(c)
(利用するSpec)TPE_SW_LD
(生成するLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P2_LD_TPE
(関連性を持つ物理エンティティ)Switch1_P2
(d)
(利用するSpec)TPE_R_LD
(生成するLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_LD_TPE
(関連性を持つ物理エンティティ)Router_P1
図21中のa、b、c、d、e、fの意味は下記のとおりである。
(a)「TPE_PC_LD」Specを用いた「PC1_P1_LD_TPE」エンティティ
(b)「PC1_P1_LD_TPE」エンティティは「PC1_P1」エンティティへの関連性を持つ
(c)「TPE_SW_LD」Specを用いた「Swtich1_P1_LD_TPE」エンティティ
(d)「TPE_SW_LD」Specを用いた「Swtich1_P2_LD_TPE」エンティティ
(e)「TPE_R_LD」Specを用いた「Router_P1_LD_TPE」エンティティ
(f)本処理プロセスにより生成されるTPEエンティティを示す
(2) エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTLを生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTPEへの関連性を保持する。
図22、図23は、Logical DeviceレイヤのTLの生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、取得したLogical DeviceレイヤのSpecに対し、図22に示すようにTLエンティティを生成する。生成の一部は図示を省略する。各TLエンティティは、図22の最下行に示す、Logical DeviceレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図23に示す6個のTLエンティティを生成する。
図23に示す、「利用するSpec」、「生成するLogical DeviceレイヤのTLエンティティ」、「関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)~(c)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)TL_PC-SW
(生成するLogical DeviceレイヤのTLエンティティ)PC1-Switch1_TL
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_LD_TPE、Switch1_P1_LD_TPE
(b)
(利用するSpec)TL_SW-SW
(生成するLogical DeviceレイヤのTLエンティティ)Switch1-Switch2_TL
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P2_LD_TPE、Switch2_P1_LD_TPE
(c)
(利用するSpec)TL_SW-R
(生成するLogical DeviceレイヤのTLエンティティ)Switch2-Router_TL
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch2_P2_LD_TPE、Router_P1_LD_TPE
図23中のa、b、c、d、eの意味は下記のとおりである。
(a)「TPE_PC-SW」Specを用いた「PC1-Switch1_TL」エンティティ
(b)「PC1-Switch1_TL」エンティティは「PC1_P1_LD_TPE」「Switch1_P1_LD_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「TL_SW-SW」Specを用いた「Switch1-Switch2_TL」エンティティ
(d)「TL_SW-R」Specを用いた「Switch2-Router_TL」エンティティ
(e)本処理プロセスにより生成されるTLエンティティを示す
(3) エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのNFDを生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、Logical DeviceレイヤのTPEへの関連性を保持する。
図24、図25は、Logical DeviceレイヤのNFDの生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、取得したLogical DeviceレイヤのSpecに対し、図24に示すようにNFDエンティティを生成する。生成の一部は図示を省略する。各NFDエンティティは、図24の最下行に示す、Logical DeviceレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図25に示す5個のNFDエンティティを生成する。
図24に示す、「利用するSpec」、「生成するLogical DeviceレイヤのNFDエンティティ」、「関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)、(c)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)NFD_SW
(生成するLogical DeviceレイヤのNFDエンティティ)Switch1_NFD
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P1_LD_TPE、Switch1_P2_LD_TPE
(b)
(利用するSpec)NFD_SW
(生成するLogical DeviceレイヤのNFDエンティティ)Switch2_NFD
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch2_P1_LD_TPE、Switch2_P2_LD_TPE
(c)
(利用するSpec)NFD_R
(生成するLogical DeviceレイヤのNFDエンティティ)Router_NFD
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_LD_TPE、Router_P2_LD_TPE
図25中のa、b、c、d、eの意味は下記のとおりである。
(a)「NFD_SW」Specを用いた「Switch1_NFD」エンティティ
(b)「Switch1_NFD」エンティティは「Switch1_P1_LD_TPE」「Switch1_P2_LD_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「NFD_SW」Specを用いた「Switch2_NFD」エンティティ
(d)「NFD_R」Specを用いた「Router_NFD」エンティティ
(e)本処理プロセスにより生成されるNFDエンティティを示す
(4) エンティティ補完部13は、論理レイヤのTPEを生成する。この生成の際には、下位の論理レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図26、図27は、論理レイヤのTPEの生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Logical Deviceレイヤの上位のEthernetレイヤのSpecに対し、図26に示すTPEエンティティを生成する。生成の一部は図示を省略する。各TPEエンティティは、図26の最下行に示す、下位のLogical DeviceレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図27に示す12個のTPEエンティティを生成する。
図26に示す、「利用するSpec」、「生成するEthernetレイヤのTPEエンティティ」、「関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)、(c)、(d)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)PC1_P1_E_TPE
(生成するEthernetレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_E_TPE
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_LD_TPE
(b)
(利用するSpec)TPE_SW_E
(生成するEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P1_E_TPE
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P1_LD_TPE
(c)
(利用するSpec)TPE_SW_E
(生成するEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P2_E_TPE
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P2_LD_TPE
(d)
(利用するSpec)TPE_R_E
(生成するEthernetレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_E_TPE
(関連性を持つLogical DeviceレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_LD_TPE
図27中のa、b、c、d、e、fの意味は下記のとおりである。
(a)「TPE_PC_E」Specを用いた「PC1_P1_E_TPE」エンティティ
(b)「PC1_P1_E_TPE」エンティティは「PC1_P1_LD_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「TPE_SW_E」Specを用いた「Swtich1_P1_E_TPE」エンティティ
(d)「TPE_SW_E」Specを用いた「Swtich1_P2_E_TPE」エンティティ
(e)「TPE_R_E」Specを用いた「Router_P1_E_TPE」エンティティ
(f)本処理プロセスにより生成されるTPEエンティティを示す
(5) エンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(LC)を生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図28、図29は、論理レイヤのFRE(LC)の生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Logical Deviceレイヤの上位のEthernetレイヤのSpecに対し、図28に示すFRE(LC)エンティティを生成する。生成の一部の図示は省略する。各FRE(LC)エンティティは、図28の最下行に示すEthernetレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図29に示す6個のFRE(LC)エンティティを生成する。
図28に示す、「利用するSpec」、「生成するEthernetレイヤのFRE(LC)エンティティ」、「関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)、(c)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)FRELC_PC-SW_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(LC)エンティティ)PC1-Switch1_E_FRELC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_E_TPE、Switch1_P1_E_TPE
(b)
(利用するSpec)FRELC_SW-SW_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(LC)エンティティ)Switch1-Switch2_E_FRELC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P2_E_TPE、Switch2_P1_E_TPE
(c)
(利用するSpec)FRELC_SW-R_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(LC)エンティティ)Switch2-Router_E_FRELC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch2_P2_E_TPE、Router_P1_E_TPE
図29中のa、b、c、d、eの意味は下記のとおりである。
(a)「FRELC_PC-SW_E」Specを用いた「PC1-Switch1_E_FRELC」エンティティ
(b)「PC1-Switch1_E_FRELC」エンティティは「PC1_P1_E_TPE」「Switch1_P1_E_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「FRELC_SW-SW_E」Specを用いた「Switch1-Switch2_E_FRELC」エンティティ
(d)「FRELC_SW-R_E」Specを用いた「Switch2-Router_E_FRELC」エンティティ
(e)本処理プロセスにより生成されるFRE(LC)エンティティを示す
(6) エンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(XC)を生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図30、図31は、論理レイヤのFRE(XC)の生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Logical Deviceレイヤの上位のEthernetレイヤのSpecに対し、図30に示すFRE(XC)エンティティを生成する。生成の一部の図示は省略する。各FRE(XC)エンティティは、図30の最下行に示すEthernetレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図31に示す4個のFRE(XC)エンティティを生成する。
図30に示す、「利用するSpec」、「生成するEthernetレイヤのFRE(XC)エンティティ」「関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)、(c)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)FREXC_SW_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(XC)エンティティ)Switch1_E_FREXC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch1_P1_E_TPE、Switch1_P2_E_TPE
(b)
(利用するSpec)FREXC_SW_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(XC)エンティティ)Switch2_E_FREXC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch2_P1_E_TPE、Switch2_P2_E_TPE
(c)
(利用するSpec)FREXC_SW_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(XC)エンティティ)Switch6_E_FREXC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Switch6_P1_E_TPE、Switch6_P2_E_TPE
図31中のa、b、c、d、eの意味は下記のとおりである。
(a)「FREXC_SW_E」Specを用いた「Switch1_E_FREXC」エンティティ
)「Switch1_E_FREXC」エンティティは「Switch1_P1_E_TPE」「Switch1_P2_E_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「FREXC_SW_E」Specを用いた「Switch2_E_FREXC」エンティティ
(d)「FREXC_SW_E」Specを用いた「Switch6_E_FREXC」エンティティ
(e)本処理プロセスにより生成されるFRE(XC)エンティティを示す
(7) エンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(NC)を生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図32、図33は、論理レイヤのFRE(NC)の生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Logical Deviceレイヤの上位のEthernetレイヤのSpecに対し、図32に示すFRE(NC)エンティティを生成する。各FRE(NC)エンティティは、図32の最下行に示すEthernetレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図33に示す2個のFRE(NC)エンティティを生成する。
図32に示す、「利用するSpec」、「生成するEthernetレイヤのFRE(NC)エンティティ」、「関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)FRENC_PC-R_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(NC)エンティティ)PC1-Router_E_FRENC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_E_TPE、Router_P1_E_TPE
(b)
(利用するSpec)FRENC_PC-R_E
(生成するEthernetレイヤのFRE(NC)エンティティ)Router-PC2_E_FRENC
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Router_P2_E_TPE、PC2_P1_E_TPE
図33中のa、b、c、dの意味は下記のとおりである。
(a)「FRENC_PC-R_E」Specを用いた「PC1-Router_E_FRENC」エンティティ
(b)「PC1-Router_E_FRENC」エンティティは「PC1_P1_E_TPE」「Router_P1_E_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「FRENC_PC-R_E」Specを用いた「Router-PC2_E_FRENC」エンティティ
(d)本処理プロセスにより生成されるFRE(NC)エンティティを示す
次に、上記(4)の2回目について説明する。ここではエンティティ補完部13は、論理レイヤのTPEを生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、下位の論理レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図34、図35は、論理レイヤのTPEの生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Ethernetレイヤの上位のIPレイヤのSpecに対し、図34に示すTPEエンティティを生成する。各TPEエンティティは、図34の最下行に示すEthernetレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図35に示す4個のTPEエンティティを生成する。
図34に示す、「利用するSpec」、「生成するIPレイヤのTPEエンティティ」、「関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)、(c)、(d)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)TPE_PC_IP
(生成するIPレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_IP_TPE
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_E_TPE
(b)
(利用するSpec)TPE_R_IP
(生成するIPレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_IP_TPE
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_E_TPE
(c)
(利用するSpec)TPE_R_IP
(生成するIPレイヤのTPEエンティティ)Router_P2_IP_TPE
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)Router_P2_E_TPE
(d)
(利用するSpec)TPE_PC_IP
(生成するIPレイヤのTPEエンティティ)PC2_P1_IP_TPE
(関連性を持つEthernetレイヤのTPEエンティティ)PC2_P1_E_TPE
図35中のa、b、c、dの意味は下記のとおりである。
(a)「TPE_PC_IP」Specを用いた「PC1_P1_IP_TPE」エンティティ
(b)「PC1_P1_IP_TPE」エンティティは「PC1_P1_E_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「TPE_R_IP」Specを用いた「Router_P1_IP_TPE」エンティティ
(d)本処理プロセスにより生成されるTPEエンティティを示す
次に、上記(5)の2回目について説明する。ここではエンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(LC)を生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図36、図37は、論理レイヤのFRE(LC)の生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Ethernetレイヤの上位のIPレイヤのSpecに対し、図36に示すFRE(LC)エンティティを生成する。各TPEエンティティは、図36の最下行に示すIPレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図37に示す2個のFRE(LC)エンティティを生成する。
図36に示す、「利用するSpec」、「生成するIPレイヤのFRE(LC)エンティティ」、「関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)、(b)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)FRELC_PC-R_IP
(生成するIPレイヤのFRE(LC)エンティティ)PC1-Router_IP_FRELC
(関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_IP_TPE、Router_P1_IP_TPE
(b)
(利用するSpec)FRELC_PC-R_IP
(生成するIPレイヤのFRE(LC)エンティティ)Router-PC2_IP_FRELC
(関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ)Router_P2_IP_TPE、PC2_P1_IP_TPE
図37中のa、b、c、dの意味は下記のとおりである。
(a)「FRELC_PC-R_IP」Specを用いた「PC1-Router_IP_FRELC」エンティティ
(b)「PC1-Router_IP_FRELC」エンティティは「PC1_P1_IP_TPE」「Router_P1_IP_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)「FRELC_PC-R_IP」Specを用いた「Router-PC2_IP_FRELC」エンティティ
(d)本処理プロセスにより生成されるFRE(LC)エンティティを示す
次に、上記(6)の2回目について説明する。ここではエンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(XC)を生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図38、図39は、論理レイヤのFRE(XC)の生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Ethernetレイヤの上位のIPレイヤのSpecに対し、図38に示すFRE(XC)エンティティを生成する。各TPEエンティティは、図38の最下行に示すIPレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図39に示す1個のFRE(XC)エンティティを生成する。
図38に示す、「利用するSpec」、「生成するIPレイヤのFRE(XC)エンティティ」、「関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)FREXC_R_IP
(生成するIPレイヤのFRE(XC)エンティティ)Router_IP_FREXC
(関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ)Router_P1_IP_TPE、Router_P2_IP_TPE
図39中のa、b、cの意味は下記のとおりである。
(a)「FREXC_R_IP」Specを用いた「Router_IP_FREXC」エンティティ
(b)「Router_IP_FREXC」エンティティは「Router_P1_IP_TPE」「Router_P2_IP_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)本処理プロセスにより生成されるFRE(XC)エンティティを示す
次に、上記(7)の2回目について説明する。ここではエンティティ補完部13は、論理レイヤのFRE(NC)を生成する。この生成の際には、エンティティ補完部13は、該当レイヤのTPEへの関連性を保持する。
図40、図41は、論理レイヤのFRE(NC)の生成の一例を示す図である。具体的には、エンティティ補完部13は、Ethernetレイヤの上位のIPレイヤのSpecに対し、図40に示すFRE(NC)エンティティを生成する。各TPEエンティティは、図40の最下行に示すIPレイヤのTPEエンティティへの関連性を持つ。最終的に、エンティティ補完部13は、図41に示す1個のFRE(NC)エンティティを生成する。
図40に示す、「利用するSpec」、「生成するIPレイヤのFRE(NC)エンティティ」、「関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ」の対応の例は下記の(a)のとおりである。
(a)
(利用するSpec)FRENC_PC-PC_IP
(生成するIPレイヤのFRE(NC)エンティティ)PC1-PC2_IP_FRENC
(関連性を持つIPレイヤのTPEエンティティ)PC1_P1_IP_TPE、PC2_P1_IP_TPE
図41中のa、b、cの意味は下記のとおりである。
(a)「FRENC_PC-PC_IP」Specを用いた「PC1-PC2_IP_FRENC」エンティティ
(b)「PC1-PC2_IP_FRENC」エンティティは「PC1_P1_IP_TPE」「PC2_P1_IP_TPE」エンティティへの関連性を持つ
(c)本処理プロセスにより生成されるFRE(NC)エンティティを示す
上記(7)の2回目を実施後、IPレイヤのさらに上位のレイヤが存在しないことから、エンティティ補完部13は、エンティティ補完(生成)処理を終了する。
次に、エンティティ補完処理を含む、ネットワーク管理システム10による各種処理の実施後のネットワークの状態について説明する。
図42は、ネットワーク管理システムによる各種処理の実施後のネットワークの状態の一例を示す図である。
図42に示すように、ネットワーク管理システムによる各種処理の実施後、Entity DB12内に登録されたエンティティは、合計90個のエンティティである。
そのうち、図42中のaに示す、物理情報としてEntity DB12内に登録された「PD:9個、PP:20個、PL:5個」でなる合計34個のエンティティはオペレータにより生成され、図42中のbに示す「TL:6個、NFD:6個、TPE:28個、FRE(NC):3個、FRE(LC):8個、FRE(XC):5個」でなる合計56個のエンティティはエンティティ補完部13によって生成される。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係るネットワーク管理システムでは、エンティティに基づいて、ネットワークの所定の始点と終点との間の物理レイヤの経路を選択する経路選択処理を行ない、情報オブジェクトの仕様に基づいて、選択された物理レイヤの経路に対応する、論理レイヤのエンティティを生成するので、論理レイヤのエンティティの設定にかかる負荷を軽減することができる。
また、物理レイヤおよび最下層の論理レイヤとの間の関係性、および前記最下層を含む複数の層の論理レイヤの間の関係性がそれぞれ定義され、この関係性に基づいて、経路における物理レイヤに対応する各層の論理レイヤ仕様を取得するので、エンティティの生成対象である各層の論理レイヤの仕様を適切に取得することができる。
また、物理レイヤの経路に対応する論理レイヤのエンティティを生成するときに、同じ層又は1つ下位の層のレイヤにおけるエンティティとの関係性を保持し、この関係性に基づいて、物理レイヤの経路に対応する、各層の論理レイヤのエンティティを生成するので、物理レイヤに対応する、各層の論理レイヤのエンティティを適切に生成することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
また、各実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD-ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブル、データ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
10…ネットワーク管理システム、11…経路選択部、12…Entity DB、13…エンティティ補完部、14…Spec DB)。

Claims (3)

  1. プロセッサと、ネットワークの情報オブジェクトの実体を表す第1のエンティティを記憶する第1の記憶部と、前記情報オブジェクトの仕様を記憶する第2の記憶部とを有し、
    前記プロセッサは、
    前記第1の記憶部に記憶された第1のエンティティに基づいて、前記ネットワークの所定の始点と終点との間の物理レイヤの経路を選択する経路選択処理を行ない、
    前記第2の記憶部に記憶された仕様に基づいて、前記経路選択処理により選択された物理レイヤの経路に対応する、論理レイヤの第2のエンティティを生成するエンティティ生成処理を行なう、ように構成さ
    前記第2の記憶部は、
    前記物理レイヤおよび最下層の論理レイヤとの間の関係性、および前記最下層を含む複数の層の論理レイヤ間の関係性を定義する情報を、前記情報オブジェクトの仕様として記憶し、
    前記プロセッサは、
    前記エンティティ生成処理として、
    前記経路選択処理により選択された経路における物理レイヤの上位レイヤとして定義される、最下層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶部から取得し、
    前記最下層の論理レイヤの上位レイヤとして定義される各層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶部から取得し、
    前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する論理レイヤの第2のエンティティを生成するときに、前記取得された仕様に基づいて、同じ層又は1つ下位の層のレイヤにおける第3のエンティティとの関係性を保持し、
    前記保持される関係性に基づいて、前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する、各層の論理レイヤの第2のエンティティを生成する、ように構成される、
    ネットワーク管理装置。
  2. プロセッサと、ネットワークの情報オブジェクトの実体を表す第1のエンティティを記憶する第1の記憶装置と、前記情報オブジェクトの仕様を記憶する第2の記憶装置とを具備するネットワーク管理装置が行なうネットワーク管理方法であって、
    前記プロセッサは、前記第1の記憶装置に記憶された第1のエンティティに基づいて、前記ネットワークの所定の始点と終点との間の物理レイヤの経路を選択する経路選択処理を行ない、
    前記プロセッサは、前記第2の記憶装置に記憶された仕様に基づいて、前記経路選択処理により選択された物理レイヤの経路に対応する、論理レイヤの第2のエンティティを生成するエンティティ生成処理を行な
    前記第2の記憶装置は、
    前記物理レイヤおよび最下層の論理レイヤとの間の関係性、および前記最下層を含む複数の層の論理レイヤ間の関係性を定義する情報を、前記情報オブジェクトの仕様として記憶し、
    前記プロセッサは、
    前記エンティティ生成処理として、
    前記経路選択処理により選択された経路における物理レイヤの上位レイヤとして定義される、最下層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶装置から取得し、
    前記最下層の論理レイヤの上位レイヤとして定義される各層の論理レイヤの仕様を前記第2の記憶装置から取得し、
    前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する論理レイヤの第2のエンティティを生成するときに、前記取得された仕様に基づいて、同じ層又は1つ下位の層のレイヤにおける第3のエンティティとの関係性を保持し、
    前記保持される関係性に基づいて、前記経路選択処理より選択された物理レイヤの経路に対応する、各層の論理レイヤの第2のエンティティを生成する、
    ネットワーク管理方法。
  3. 請求項に記載のネットワーク管理装置の前記各処理として前記プロセッサを機能させるネットワーク管理処理プログラム。
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