JP7263753B2 - 文書処理装置および文書処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、文書処理装置および文書処理プログラムに関する。
企業等では、日報、週報、その他の定期的な報告書を効率的に作成および確認することが求められる。例えば、部下から上司に対して、日報や週報等の形で、定期的に報告書で業務内容の報告を行うこと多い。
報告書は、課題に対する取り組みの進捗状況、問題の発生といった内容を含み、PDCA(Plan,Do,Check,Act)サイクル等を用いて、複数回にわたり同一の課題、問題に対して報告がなされることもある。部下は、例えば、ある1つの課題に対して、1回の報告期間内で解決できない場合には、複数回にわたり上司に進捗を報告していくこととなる。この場合、報告書には前回報告された内容が含まれていないことがあり、上司は前回の報告内容を記憶しておく必要がある。
ところが、上司に複数の部下がいる場合、通常、上司が複数の部下の過去の報告書の内容を長期間にわたり記憶しておくことは困難である。例えば、ある部下が上司に、あるプロジェクトの消化済みの作業単位が4(全体の作業単位は5)であることを、今週の週報で報告した場合を想定する。これに対して、上司は、今週の週報に目を通し、全体の作業単位が5のうち、4が消化済みであることをすぐに把握できるが、先週の消化済みの作業単位を記憶していない場合、先週から今週にかけての消化数は分からない。このような場合、上司は、部下に問い合わせるか、前回の報告書を確認する必要があり、手間がかかる。また、部下に問い合わせても部下も忘れている場合もあり、やはり前回の報告書を確認する必要があり手間がかかる。上司が、部下の過去の報告書を確認する場合、今週の週報で報告した内容と類似する内容を、過去の報告書中で探すことになる。
これに関連して、例えば、特定の2つの文書について、一方の文書の段落文を他方の文書の段落文または章節と比較して類似度を計算する技術が下記特許文献1に開示されている。
特開2015-219799号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、特定の2つの文書における段落文または章節の類似度を導出するものであり、一の文書において、ユーザーが選択した部分に類似する部分を、他の文書の中から探し出すことは想定されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一の文書において、ユーザーが選択した部分に類似する部分を、上記文書と互いに関連する他の文書の中から探し出すことができる文書処理装置および文書処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)互いに関連のある複数の文書を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記複数の文書のうち第1の文書の内容の一部をユーザーに選択させる選択部と、前記複数の文書のうち前記第1の文書を除く他の文書中で、選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する検索部と、前記検索部によって発見された、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する第1の部分を報知する報知部と、をし、前記複数の文書は、各々前記内容として、本文と当該本文が属する見出しとを含み、前記選択された前記第1の文書の内容の一部は前記第1の文書の前記本文の少なくとも一部であり、前記検索部は、前記第1の文書において前記本文が属する第1の見出しを決定する見出し決定部と、前記見出し決定部によって決定された前記第1の見出しと類似する第2の見出しを、前記他の文書中から検索する見出し検索部と、前記見出し検索部によって発見された第2の見出しに属する本文の中で、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する本文検索部と、を有する、文書処理装置。
)前記見出し検索部は、さらに、前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記見出し検索部によって発見された見出しを含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記見出しと類似する見出しを検索する、上記()に記載の文書処理装置。
)前記本文検索部は、さらに、前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記本文検索部によって発見された、前記他の文書中で前記第1の部分と類似する第2の部分を含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記第2の部分と類似する部分を検索する、上記()または()に記載の文書処理装置。
)前記報知部は、前記文書を画面に表示するディスプレイを有し、
前記画面にポップアップウィンドウにて前記第1の部分を表示させることにより報知する、上記(1)~()のいずれか1つに記載の文書処理装置。
)ユーザーがポインティングデバイスを使用して前記画面上に表示されるポインターを操作することにより、前記画面上における前記ポインターの位置情報を取得する入力部をさらに有し、前記報知部は、前記画面上において、前記ポインターが、選択された前記第1の文書の内容の一部の上に移動された場合、前記ポップアップウィンドウをポップアップさせる、上記()に記載の文書処理装置。
)前記報知部は、前記画面にコンテキストメニューを表示させ、前記コンテキストメニューから前記第1の部分を表示させる旨の指示を受け付けた場合、前記ポップアップウィンドウをポップアップさせる、上記()に記載の文書処理装置。
)前記報知部は、前記文書を画面に表示するディスプレイを有し、前記画面に前記第1の文書が表示されているウィンドウとは別のウィンドウに前記第1の部分を表示させる、上記(1)~()のいずれか1つに記載の文書処理装置。
)前記報知部は、前記検索部によって発見された、前記他の文書中で前記第1の文書の内容の一部と類似する全ての部分を報知する、上記(1)~()のいずれか1つに記載の文書処理装置。
)前記報知部は、前記検索部が、前記他の文書中で前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を1つも発見できなかった場合、前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を発見できなかった旨を報知する、上記(1)~()のいずれか1つに記載の文書処理装置。
10)前記他の文書は、前記第1の文書よりも新しく、前記報知部は、前記検索部が、前記他の文書中で前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を1つも発見できなかった場合、前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を発見できなかった旨を報知する、上記(1)~()のいずれか1つに記載の文書処理装置。
11)前記第1の文書と前記他の文書との間における新旧の判定は、前記文書の日付に関する情報である日付情報に基づいて行われる、上記(10)に記載の文書処理装置。
12)文書処理装置に登録されている第1の文書の内容の一部をユーザーに選択させる手順(a)と、前記文書処理装置に登録されている互いに関連のある複数の文書のうち前記第1の文書を除く他の文書中で、選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する手順(b)と、前記手順(b)において発見された、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する第1の部分を報知する手順(c)と、前記複数の文書は、各々前記内容として、本文と当該本文が属する見出しとを含み、前記選択された前記第1の文書の内容の一部は前記第1の文書の前記本文の少なくとも一部であり、前記手順(b)は、前記第1の文書において前記本文が属する第1の見出しを決定し、決定された見出しと類似する第2の見出しを、前記他の文書中から検索する手順(b1)と、前記手順(b1)で発見された第2の見出しに属する本文の中で、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する手順(b2)と、を含む、を前記文書処理装置に実行させるための文書処理プログラム。
13)前記手順(b)は、さらに、前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記手順(b1)において発見された見出しを含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記見出しと類似する見出しを検索する手順(b3)を含む、上記(12)に記載の文書処理プログラム。
14)前記手順(b)は、さらに、前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記手順(b2)において発見された、前記他の文書中で前記第1の部分と類似する第2の部分を含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記第2の部分と類似する部分を検索する手順(b4)を含む、上記(12)または(13)に記載の文書処理プログラム。
一実施形態における文書処理システムの構成を例示する概略ブロック図である。 図1に示すユーザー端末のハードウエア構成を例示する概略ブロック図である。 図1に示す文書処理装置の機能構成を例示する機能ブロック図である。 一実施形態における文書処理方法の概要を説明するためのフローチャートである。 ユーザー端末のディスプレイに表示される報告書の一例を示す模式図である。 実施例1において、確認文と類似する部分を検索する方法(ステップS102)の一例について詳細に説明するためのサブルーチンフローチャートである。 第1の報告書の構文解析について説明するための模式図である。 第2の報告書の構文解析について説明するための模式図である。 類似する見出しの決定について説明する模式図である。 類似する見出しの決定について説明する模式図である。 類似する本文の決定について説明する模式図である。 類似する本文の決定について説明する模式図である。 実施例2において、確認文と類似する部分を検索する方法(ステップS102)の一例について詳細に説明するためのサブルーチンフローチャートである。 類似する本文の決定について説明する模式図である。 類似する本文の決定について説明する模式図である。 類似する本文の決定について説明する模式図である。 実施例3において、ポップアップウィンドウを使用して決定文を表示する方法の一例について説明するための模式図である。 実施例3において、ポップアップウィンドウを使用して決定文を表示する方法の他の例について説明するための模式図である。 実施例3において、ポップアップウィンドウを使用して決定文を表示する方法の他の例について説明するための模式図である。 実施例4において、全ての決定文を表示する場合について説明するための模式図である。 実施例5において、別ウィンドウを使用して決定文を表示する方法の一例について説明するための模式図である。 実施例6において、確認文と類似する部分を発見できなかった場合の表示の一例について説明するための模式図である。 実施例6において、確認文と類似する部分を発見できなかった場合の表示の他の例について説明するための模式図である。
以下、添付した図面を参照して画像処理装置の実施形態を説明する。
(一実施形態)
図1は一実施形態における文書処理システム100の構成を例示する概略ブロック図であり、図2は図1に示すユーザー端末200A,200Bのハードウエア構成を例示する概略ブロック図である。
<文書処理システム100>
図1に示すように、文書処理システム100は、ユーザー端末200A,200Bおよび文書処理装置300を有し、これらはネットワーク101を介して相互に通信可能に接続されている。
ネットワーク101は、ユーザー端末200A,200B、および文書処理装置300を含むネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等を含む。
<ユーザー端末200A,200B>
図2に示すように、ユーザー端末200A,200Bは、例えば、パソコン、スマートフォン等の情報端末であり、それぞれ、入力部210、出力部220、通信部230、および制御部240を有する。
入力部210は、ユーザーの入力を受け付けて、制御部240に伝達する。入力部210は、例えばキーボード、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネルディスプレイ等を備え、ユーザーからの文字入力、位置情報入力、各種設定、各種指示等を受け付ける。
出力部220は、例えば、ディスプレイを備え、ユーザーの入力の受け付け画面、各種設定画面、文書の編集画面、処理結果等の各種情報を表示する。また、出力部220は、スピーカー等を備えることもできる。
通信部230は、通信インターフェースを備え、文書処理装置300との間においてデータの送受信を行う。
制御部240は、補助記憶部241、CPU(Central Processing Unit)242、およびメモリー243を備える。CPU242は、OS(Operating System)、各種アプリケーションソフトを実行することにより様々な機能を実現する。アプリケーションソフトには、文書作成アプリケーション、表計算アプリケーション、描画アプリケーション等が含まれる。OSや各種アプリケーションソフトは、補助記憶部241に記憶されている。
メモリー243は、RAM(Random access memory)およびROM(Read Only Memory)を有する。アプリケーションソフトは、CPU242によって実行する際に補助記憶部241からRAMにロードされる。RAMには、CPU242による処理結果や演算結果が保存される。また、ROMには、OSが実行される際に必要な各種のパラメーター等が記憶されている。
以下、ユーザー端末200AでユーザーA(例えば部下)が作成した報告書(文書)を、ユーザー端末200BのユーザーB(例えば上司)が確認する場合を想定する。ユーザーAは、ユーザー端末200Aでアプリケーションソフトを使用して報告書を作成し、文書処理装置300に送信する。また、ユーザーBは、ユーザー端末200Bを操作して、文書処理装置300に保存されている報告書を確認する。
<文書処理装置300>
文書処理装置300は、コンピューターまたはサーバーであり、ユーザー端末200A,200Bと同様に、入力部、出力部、通信部、および制御部を有する。制御部は、補助記憶部、CPU、およびメモリーを有する。これらの構成要素は、ユーザー端末200A,200Bのものと同様の構成を有するので、説明を省略する。また、文書処理装置300は、ユーザー端末200A,200Bと同等の情報端末、例えばパソコンであってもよい。
図3は、図1に示す文書処理装置300の機能構成を例示する機能ブロック図である。文書処理装置300は、記憶部310、選択部320、検索部330、および報知部340を有する。記憶部310は、制御部の補助記憶部およびRAMによって構成される。また、選択部320、検索部330、および報知部340は、文書処理プログラムが制御部のCPUによって実行されることにより実現される。
記憶部310は、複数の文書を記憶する。後述するように、これらの複数の文書のうちいくつかは、過去の週報および今週の週報等のように互いに関連のある文書である。
例えば、ユーザーAは、ユーザー端末200A上で文書作成アプリケーション等を使用して、報告書を作成し、文書処理装置300へ送信する。送信された報告書のデータは、記憶部310に記憶される。以下、本明細書では、ユーザーが作成した報告書を文書処理装置300に送信して、記憶部310に記憶させることを「登録」という。
記憶部310には、ユーザーAを含む複数のユーザーの報告書等の文書が日々蓄積されていく。なお、記憶部310における文書の管理形態は、各々のユーザーが文書名やフォルダー名を管理するような形態であってもよいし、全てのユーザーの文書を専用のファイル管理ソフトで一元的に管理するような形態であってもよい。また、日報、週報等互いに関連のある一連の報告書については、ファイル名の一部を共通にするように管理してもよい。また、文書処理装置300は、互いに関連のある文書を関連付けて記録するための記録用ファイルを記憶部310に有していてもよい。
選択部320は、登録されている複数の文書のうち、特定の報告書の内容の一部を、例えばユーザーBに選択させる。特定の報告書は、ユーザーBによって確認が必要な報告書であり、ユーザーBによって指定されてもよいし、ユーザーAや他のユーザーによって指定されてもよい。内容の一部は、例えば1つ以上の文章や節でありうる。選択部320は、特定の報告書をユーザー端末200Bのディスプレイに表示させるとともに、特定の報告書の内容で確認が必要な部分をユーザーBに選択するよう促す。
検索部330は、登録されている複数の文書のうち、特定の報告書を除く他の文書中で、上記内容の一部と類似する部分を検索する。検索部330は、見出し決定部331、見出し検索部332、および本文検索部333を有する。これらの構成要素の詳細については後述する。
報知部340は、検索部330によって発見された、上記内容の一部と類似する部分を報知する。より具体的には、報知部340は、発見された上記内容の一部と類似する部分を、例えば、ユーザー端末200Bに伝達し、ユーザー端末200Bのディスプレイに表示させることにより報知する。
<文書処理方法>
以下、図4を参照して、文書処理装置300による文書処理方法の概要を説明する。図4は一実施形態における文書処理方法の概要を説明するためのフローチャートであり、図5はユーザー端末200Bのディスプレイに表示される報告書の一例を示す模式図である。なお、図4に示すフローチャートの処理は、文書処理装置300の制御部のCPUが、文書処理プログラムを実行することにより実現される。
まず、報告書の内容の一部をユーザーに選択させる(ステップS101)。例えば、ユーザーBは、ユーザー端末200Bを操作して、確認が必要な第1の報告書(第1の文書)を指定する。選択部320は、指定された第1の報告書のデータを記憶部310から読み出し、ユーザー端末200Bに送信する。図5に示すように、ユーザー端末200Bは、ディスプレイの画面のウィンドウ401に第1の報告書402の内容を表示する。続いて、ユーザーBは、ディスプレイの画面に表示された第1の報告書402の内容から確認したい文章や節(以下、「確認文」という)を選択する。図5では、「3日遅延だが、プログラミングフェーズまでには挽回可能。」という確認文403が選択された場合について例示されている。確認文の選択は、例えば、マウス等のポインティングデバイスやタッチパネルディスプレイを使用して、表示されている文章の範囲を指定することにより行える。
次に、確認文403と類似する部分を検索する(ステップS102)。検索部330は、登録されている文書のうち、第1の報告書402以外の文書で、第1の報告書402と関連する文書である第2の報告書(第2の文書)について、選択された確認文403と類似する部分を検索する。検索方法の具体例については後述する。
次に、確認文403と類似する部分を報知する(ステップS103)。報知部340は、第2の報告書における、選択された確認文403と類似する部分(第1の部分)を、ユーザー端末200Bのディスプレイに表示することにより報知する。なお、必要に応じて確認文403と類似する部分をスピーカーで音声により報知することもできる。
このように、図4に示すフローチャートによれば、第1の報告書402の内容の一部を確認文403としてユーザーに選択させる。続いて、文書処理装置300は、第1の報告書402と関連し、登録されている第2の報告書中で、選択された確認文403と類似する部分を検索し、確認文403と類似する部分を報知する。
<実施例1>
次に、図6~図9Bを参照して、確認文403と類似する部分を検索する方法の一例について説明する。図6は実施例1において、確認文403と類似する部分を検索する方法(ステップS102)の一例について詳細に説明するためのサブルーチンフローチャートである。なお、図6に示すサブルーチンフローチャートの処理は、文書処理装置300の制御部のCPUが、文書処理プログラムを実行することにより実現される。また、図7Aおよび図7Bは、それぞれ第1および第2の報告書の構文解析について説明するための模式図である。また、図8Aおよび図8Bは、類似する見出しの決定について説明する模式図であり、図9Aおよび図9Bは、類似する本文の決定について説明する模式図である。
実施例1では、報告書の内容として、本文と、この本文が属する見出しとを含むことを前提とする。本文は、少なくとも1つの文または節を含む。また、確認文403は、第1の報告書402の本文から選択されるものとする。
文書処理装置300は、第1の報告書402の確認文403が属する見出しを決定し、この見出しと類似する見出しを、第2の報告書から検索する。第2の報告書は、例えば、過去の報告書のうち直近のものでありうる。さらに、文書処理装置300は、第2の報告書中で発見された見出しに属する本文中において、第1の報告書402の確認文403と類似する部分(第1の部分)を検索する。本実施例において、例えば、第1の報告書402は今週の報告書であり、第2の報告書は前週の報告書である。本実施例の検索方法のより具体的な手順は、次のとおりである。
図6に示すように、まず、第2の報告書を特定する(ステップS201)。検索部330は、第1の報告書402に記載されている作成日、第1の報告書402の本文(後述)中に含まれる日付、第1の報告書402のファイル名に含まれる日付、タイムスタンプ等(以下、「日付情報」という)に基づいて第1の報告書402の報告日を特定する。続いて、検索部330は、特定された第1の報告書402の報告日に基づいて第2の報告書404を特定する(図7Aおよび図7Bを参照)。図7Aおよび図7Bに示す例では、第1および第2の報告書402,404は、それぞれ作成日が2018年8月31日および8月24日付けの報告書である。
次に、第1および第2の報告書402,404を見出しと本文とに分割する(ステップS202)。図7Aに示すように、検索部330は、第1の報告書402を構文解析し、第1の見出し410、第1の本文411、第2の見出し412、および第2の本文413に分割する。同様に、図7Bに示すように、検索部330は、第2の報告書404についても、構文解析し、第3の見出し420、第3の本文421、第4の見出し422、および第4の本文423に分割する。なお、構文解析については、公知の方法を採用できるので、詳細な説明を省略する。
次に、第1の報告書402の確認文403が属する見出しを決定する(ステップS203)。見出し決定部331は、第1の報告書402を構文解析して取得した第1および第2の見出し410,412から、確認文403が属する(確認文403に対応する)見出しを選択する。例えば、図7Aで示す例の場合、確認文403が属する見出しは、第1の見出し410である。
次に、確認文403が属する見出しと類似する見出しを第2の報告書404から検索する(ステップS204)。見出し検索部332は、第1の見出し410と、第2の報告書404に含まれる第3および第4の見出し420,422の各々とに関して、見出しの類似度を算出する。そして、見出し検索部332は、第3および第4の見出し420,422のうち、算出された見出しの類似度が所定の閾値を超えた見出しを、第1の見出し410と類似している見出しとする。
見出しの類似度は、(見出しの文字数-距離)/見出しの文字数によって算出できる。見出しの文字数は、例えば第1の見出し410の文字数であり、距離は、例えば第1の見出し410と、第3の見出し420または第4の見出し422とのレーベンシュタイン距離である。また、上記所定の閾値は、例えば80%でありうる。
例えば、図8Aおよび図8Bに示すように、第1の報告書402の第1の見出し410(「1.Starプロジェクト」)は、第2の報告書404の第3の見出し420と完全に一致している。したがって、図8Aおよび図8Bに示す例では、第2の報告書404において、第1の報告書402の確認文403が属する見出しと類似している見出し(以下、第2の報告書404の「類似見出し」という)は、第3の見出し420である。この場合、上記距離は0であり、類似度は100%となる。
次に、類似見出しに属する本文から確認文403と類似する文を決定する(ステップS205)。例えば、ユーザーAが第2の報告書404をベースにして第1の報告書402を作成、すなわち第2の報告書404を部分的に編集し、作業進捗分を反映させる場合、第1および第2の報告書402,404の本文に大きな差異が生じないものと考えられる。本実施形態では、本文検索部333は、確認文203と、第3の見出し420(類似見出し)に属する第3の本文421(本文)に含まれる各々の文とに関して、本文の類似度を算出する。本文の類似度は、(本文の文字数-距離)/本文の文字数によって算出できる。ここで、本文の文字数および距離は、見出しの文字数および距離とそれぞれ同様に定義されるので、詳細な説明を省略する。そして、本文検索部333は、第3の本文421のうち、本文の類似度が所定の閾値を超えた文を、確認文403と類似している文(以下、「決定文」という)とする。
例えば、図9Aおよび図9Bに示すように、第1の報告書402の確認文403は、第2の報告書404の第3の見出し420に属する第3の本文421に含まれている「2日遅延だが、プログラミングフェーズまでには挽回可能。」という文424に類似している。したがって、図9Bに示す例では、決定文は、第3の本文421に含まれている文424となる。
上述の例では、第1および第2の報告書402,404が、それぞれ今週および前週の報告書である場合について説明したが、このような場合に限らず、第2の報告書404は、前週よりも前の報告書であってもよい。検索部330は、今週の報告書の確認文403と類似する文が前週の報告書中に見つからない場合、あるいは見つかった場合でも、前々週以前の報告書についても確認文403と類似する文を検索することができる。
<実施例2>
次に、図10~図11Cを参照して、確認文403と類似する部分を検索する方法の他の例について説明する。図10は、実施例2において、確認文403と類似する部分を検索する方法(ステップS102)の一例について詳細に説明するためのサブルーチンフローチャートである。なお、図10に示すサブルーチンフローチャートの処理は、文書処理装置300の制御部のCPUが、文書処理プログラムを実行することにより実現される。図11A~図11Cは、類似する本文の決定について説明する模式図である。
実施例1では、第1の報告書402の確認文403に類似する文を、第1の報告書402よりも前の第2の報告書404以前の報告書内で検索する場合について説明した。実施例2では、実施例1の検索に加えて、第2の報告書404の決定文424に類似する文を、第2の報告書404よりも前の第3の報告書内で検索する場合について説明する。本実施例において、第1の報告書402は今週の報告書であり、第2の報告書404は前週(1週前)の報告書であり、第3の報告書は前々週(2週前)の報告書である。
図10に示すように、確認文403と類似する部分を検索する処理(ステップS102)において、まず、第2および第3の報告書を特定する(ステップS301)。検索部330は、例えば第1の報告書402に記載されている日付情報に基づいて第1の報告書402の報告日を特定し、特定された第1の報告書402の報告日に基づいて第2の報告書404を特定する。さらに、検索部330は、特定された第2の報告書404の報告日に基づいて第3の報告書を特定する。なお、第3の報告書よりも前の第4~第nの報告書内でも検索を行う場合は、同様に第nの報告書まで特定する。
次に、第1~第3の報告書を見出しと本文とに分割する(ステップS302)。検索部330は、第1~第3の報告書を構文解析し、それぞれ少なくとも1つの見出しと、これらの見出しに属する本文とに分割する。本文は、少なくとも1つの文または節を含む。なお、第3の報告書よりも前の第4~第nの報告書内でも検索を行う場合は、同様に第nの報告書まで見出しと本文とに分割する。
次に、第1の報告書402の確認文403が属する見出しを決定する(ステップS303)。見出し決定部331は、第1の報告書402を構文解析して取得した少なくとも1つの見出しから、確認文403が属する見出しを決定する。図11Aには、確認文403が属する第1の見出し410が決定された場合について例示されている。
次に、確認文403が属する見出しと類似する見出し(類似見出し)を第2の報告書404から検索する(ステップS304)。見出し検索部332は、確認文403が属する第1の見出し410と、第2の報告書404に含まれる第3および第4の見出し420,422とに関して見出しの類似度を算出する。そして、見出し検索部332は、見出しの類似度が所定の閾値を超えた第2の報告書404の見出しを、第1の見出し410と類似している類似見出しとする。図11Bに示す例は、第3の見出し420が第1の見出し410と類似していると判断され、類似見出しとして、記憶部310に保存される。
次に、類似見出しに属する本文から確認文403と類似する文を決定し、保存する(ステップS305)。本文検索部333は、確認文403と、第3の見出し420(類似見出し)に属する第3の本文421(本文)に含まれる各々の文とに関して本文の類似度を算出する。そして、本文検索部333は、本文の類似度が所定の閾値を超えた文を決定文として保存する。図11Bに示す例では、「計画立案中だが、プログラミングフェーズまでには挽回可能。」という文424が、確認文403と類似していると判断され、決定文として記憶部310に保存される。
次に、第2の報告書404の類似見出しと類似する見出しを第3の報告書から検索する(ステップS306)。見出し検索部332は、第2の報告書404の類似見出し(第3の見出し420)と、第3の報告書に含まれる第5の見出し430と第6の見出し432とに関して見出しの類似度を算出する(図11Cを参照)。見出し検索部332は、見出しの類似度が所定の閾値を超えた第5の見出し430を、第3の見出し420と類似している見出し(第3の報告書425の類似見出し)として、記憶部310に保存する。
次に、第3の報告書425の類似見出しに属する本文から第2の報告書404の決定文424と類似する文を決定し、保存する(ステップS307)。本文検索部333は、第2の報告書404の決定文424と、第3の報告書425の類似見出しに属する本文に含まれる各々の文とに関して、本文の類似度を算出する。本文検索部333は、本文の類似度が所定の閾値を超えた文を決定文として保存する。図11Cに示す例では、「計画立案中だが、プログラミングフェーズまでには挽回見込み。」という文434が、決定文424と類似する文(第2の部分)であると判断され、決定文として記憶部310に保存される。
このように、本実施例では、第1の報告書402の確認文403と第2の報告書404の決定文424とは類似関係にあり、第2の報告書404の決定文424と第3の報告書425の決定文434とは類似関係にある。また、確認文403と決定文434とは、確認文403と決定文424との間の類似度ほど類似度は大きくないが、ある程度の類似度はあると考えられる。例えば、ユーザーAが前々週の報告書をベースにして前週の報告書を作成し、前週の報告書をベースにして今週の報告書を作成した場合、前々週と前週とで本文に大きな差異が生じないものと考えられる。しかし、今週の報告書は、前々週の報告書からユーザーAが2回編集しているため、本文の差異が大きくなっているものと考えられる。本実施形態では、このような場合を想定し、直前の報告書(例えば、前週の報告書)との比較で類似する文についても決定文として、記憶部310に記憶する。これにより、ユーザーBは、前々週のような過去の報告書において確認文403に類似する文についても参照できる。
以上のとおり、図10に示す処理によれば、検索部330は、第2の報告書404中で第1の報告書402の確認文403に属する見出しと類似する類似見出しを検索し、この類似見出しに属する本文中で確認文403と類似する文を検索し、保存する。さらに、検索部330は、第3の報告書425中で第2の報告書404の類似見出しと類似する見出しを検索し、第3の報告書425の類似見出しに属する本文中で第2の報告書404の決定文424と類似する文を検索し、保存する。なお、第3の報告書425よりも前の第4~第nの報告書中についても同様に検索を行うことができる。この場合は、第3の報告書425まで検索する場合と同様に第nの報告書まで類似見出しを検索し、類似見出しに属する本文中で1週後の報告書の決定文に類似する文を検索し、保存する。
<実施例3>
図12~図14を参照して、実施例3において、ポップアップウィンドウを使用して決定文を表示する方法について説明する。
図12はポップアップウィンドウを使用して決定文を表示する方法の一例について説明するための模式図であり、図13および図14は、ポップアップウィンドウを使用して決定文を表示する方法の他の例について説明するための模式図である。
図12に示すように、本実施例では、報知部340は、画面のウィンドウ401にポップアップウィンドウ440によって、第2の報告書404の決定文424を表示することにより報知する。これにより、ユーザーBは、決定文424を視覚的に容易に把握することができる。
また、図13に示すように、マウス等のポインター441ーやカーソールを確認文403上に移動(マウスオーバー)させた場合に、ポップアップウィンドウ440を表示(ポップアップ)させて決定文424を表示するように構成してもよい。
さらに、図14に示すように、コンテキストメニュー442からポップアップウィンドウ440を表示(ポップアップ)させて決定文424を表示するように構成してもよい。
なお、第2の報告書404の決定文424に加えて、第3の報告書425の決定文434についても表示するように構成することもできる。
<実施例4>
図15は、実施例4において、全ての決定文を表示する場合について説明するための模式図である。図15に示すように、報知部340は、確認文403と、過去の報告書中の全ての決定文424,434を画面に表示させることにより報知する。これにより、ユーザーBは、確認文403および過去の報告書の決定文424,434を一覧することができる。
<実施例5>
図16は、実施例5において、別ウィンドウを使用して決定文424を表示する方法の一例について説明するための模式図である。実施例5では、報知部340は、画面に別ウィンドウ443によって決定文424を表示することにより報知する。これにより、ユーザーBは、決定文424を視覚的に容易に把握することができる。
<実施例6>
図17および図18は、実施例6において、確認文と類似する部分を発見できなかった場合の表示の一例および他の例について説明するための模式図である。
図17に示すように、報知部340は、例えば、今週の報告書の確認文403について、過去の報告書において確認文403と類似する部分を発見できなかった場合、類似する部分を発見できなかった旨のメッセージを、例えばポップアップウィンドウ444に表示させる。
また、検索部330は、確認文403が含まれる第1の報告書402よりも新しい報告書中において、確認文403と類似する部分を検索することもできる。報知部340は、検索部330が確認文403と類似する部分を発見できなかった場合、類似する部分を発見できなかった旨のメッセージを、例えばポップアップウィンドウに表示させることができる。また、確認文403と類似する部分を発見できなかったのは、確認文403の報告内容がその後解決され、報告書に記載する必要が無くなったためである可能性が高いと考えられる。そこで、図18に示すように、報知部340は、例えばポップアップウィンドウ446に「この課題は将来解決します」や「この課題は既に解決されています」のようなメッセージを表示させるように構成してもよい。なお、関連する複数の報告書間における新旧の判定は、日付情報に基づいて行われうる。
以上で説明した本実施形態の文書処理装置300は、下記の効果を奏する。
第1の報告書402の確認文403と類似する部分が、記憶部310に記憶され第1の報告書402と互いに関連する他の文書中で検索される。そして、検索によって発見された、確認文403と類似する決定文424が報知される。したがって、第1の報告書402の内容におけるユーザーBが選択した部分と類似する部分を、上記他の文書中から探し出すことができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、上述した実施形態に係る文書処理装置300における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えば、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、文書処理装置300の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
100 文書処理システム、
200A,200B ユーザー端末、
210 入力部、
220 出力部、
230 通信部、
240 制御部、
241 補助記憶部、
242 CPU、
243 メモリー、
300 文書処理装置、
310 記憶部、
320 選択部、
330 検索部、
340 報知部、
341 見出し決定部、
342 見出し検索部、
343 本文検索部、
350 入力部。

Claims (14)

  1. 互いに関連のある複数の文書を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記複数の文書のうち第1の文書の内容の一部をユーザーに選択させる選択部と、
    前記複数の文書のうち前記第1の文書を除く他の文書中で、選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する検索部と、
    前記検索部によって発見された、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する第1の部分を報知する報知部と、を有し、
    前記複数の文書は、
    各々前記内容として、本文と当該本文が属する見出しとを含み、前記選択された前記第1の文書の内容の一部は前記第1の文書の前記本文の少なくとも一部であり、
    前記検索部は、
    前記第1の文書において前記本文が属する第1の見出しを決定する見出し決定部と、
    前記見出し決定部によって決定された前記第1の見出しと類似する第2の見出しを、前記他の文書中から検索する見出し検索部と、
    前記見出し検索部によって発見された第2の見出しに属する本文の中で、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する本文検索部と、を有する、文書処理装置。
  2. 前記見出し検索部は、さらに、
    前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記見出し検索部によって発見された見出しを含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記見出しと類似する見出しを検索する、請求項に記載の文書処理装置。
  3. 前記本文検索部は、さらに、
    前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記本文検索部によって発見された、前記他の文書中で前記第1の部分と類似する第2の部分を含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記第2の部分と類似する部分を検索する、請求項1または2に記載の文書処理装置。
  4. 前記報知部は、前記文書を画面に表示するディスプレイを有し、
    前記画面にポップアップウィンドウにて前記第1の部分を表示させることにより報知する、請求項1~のいずれか1項に記載の文書処理装置。
  5. ユーザーがポインティングデバイスを使用して前記画面上に表示されるポインターを操作することにより、前記画面上における前記ポインターの位置情報を取得する入力部をさらに有し、
    前記報知部は、前記画面上において、前記ポインターが、選択された前記第1の文書の内容の一部の上に移動された場合、前記ポップアップウィンドウをポップアップさせる、請求項に記載の文書処理装置。
  6. 前記報知部は、前記画面にコンテキストメニューを表示させ、
    前記コンテキストメニューから前記第1の部分を表示させる旨の指示を受け付けた場合、前記ポップアップウィンドウをポップアップさせる、請求項に記載の文書処理装置。
  7. 前記報知部は、前記文書を画面に表示するディスプレイを有し、
    前記画面に前記第1の文書が表示されているウィンドウとは別のウィンドウに前記第1の部分を表示させる、請求項1~のいずれか1項に記載の文書処理装置。
  8. 前記報知部は、前記検索部によって発見された、前記他の文書中で前記第1の文書の内容の一部と類似する全ての部分を報知する、請求項1~のいずれか1項に記載の文書処理装置。
  9. 前記報知部は、前記検索部が、前記他の文書中で前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を1つも発見できなかった場合、前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を発見できなかった旨を報知する、請求項1~のいずれか1項に記載の文書処理装置。
  10. 前記他の文書は、前記第1の文書よりも新しく、
    前記報知部は、前記検索部が、前記他の文書中で前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を1つも発見できなかった場合、前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を発見できなかった旨を報知する、請求項1~のいずれか1項に記載の文書処理装置。
  11. 前記第1の文書と前記他の文書との間における新旧の判定は、前記文書の日付に関する情報である日付情報に基づいて行われる、請求項10に記載の文書処理装置。
  12. 文書処理装置に登録されている第1の文書の内容の一部をユーザーに選択させる手順(a)と、
    前記文書処理装置に登録されている互いに関連のある複数の文書のうち前記第1の文書を除く他の文書中で、選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する手順(b)と、
    前記手順(b)において発見された、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する第1の部分を報知する手順(c)と、
    前記複数の文書は、
    各々前記内容として、本文と当該本文が属する見出しとを含み、前記選択された前記第1の文書の内容の一部は前記第1の文書の前記本文の少なくとも一部であり、
    前記手順(b)は、
    前記第1の文書において前記本文が属する第1の見出しを決定し、決定された見出しと類似する第2の見出しを、前記他の文書中から検索する手順(b1)と、
    前記手順(b1)で発見された第2の見出しに属する本文の中で、前記選択された前記第1の文書の内容の一部と類似する部分を検索する手順(b2)と、を含む、を前記文書処理装置に実行させるための文書処理プログラム。
  13. 前記手順(b)は、さらに、前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記手順(b1)において発見された見出しを含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記見出しと類似する見出しを検索する手順(b3)を含む、請求項12に記載の文書処理プログラム。
  14. 前記手順(b)は、さらに、前記複数の文書のうち、前記第1の文書と、前記手順(b2)において発見された、前記他の文書中で前記第1の部分と類似する第2の部分を含む第2の文書とを除く他の文書中で、前記第2の部分と類似する部分を検索する手順(b4)を含む、請求項12または13に記載の文書処理プログラム。
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