JP7263132B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、上芯材及び縦芯材を有する芯材枠体と、芯材枠体の表面に取り付けられる面材と、を備える戸体に関する。
従来、上芯材、下芯材及び左右の縦芯材を有する芯材枠体と、芯材枠体の表面に取り付けられる表面パネル材と、を備えるドア(戸体)が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のドアにおいては、上芯材及び縦芯材の固定や、下芯材及び縦芯材の固定は、ビスや釘等の締結部材により行われている。
特開2017-57555号公報
ドアにおいて、上芯材と縦芯材とをビスや釘等の締結部材により固定する場合、上芯材と縦芯材とを組み立てる作業に手間が掛かることになる。そのため、組み立て作業を容易に行うことが求められている。また、上芯材と縦芯材とを簡易な構造で構成することも求められている。
本発明は、上芯材及び縦芯材を有する芯材枠体と、芯材枠体の表面に取り付けられる面材と、を備える戸体において、簡易な構造で構成され、かつ、組み立て作業を容易に行うことができる戸体を提供することを目的とする。
本発明は、上芯材及び縦芯材を有する芯材枠体と、前記芯材枠体の一側及び他側の表面に取り付けられる面材と、を備える戸体であって、前記上芯材は、長手方向の両端部の外側に形成される一対の上芯材側嵌合部を有し、前記縦芯材は、幅方向の内側の側部に形成され前記一対の上芯材側嵌合部に嵌合可能な一対の縦芯材側嵌合部を有する、戸体に関する。
本発明の第1実施形態に係る建具を屋外側から視た斜視図である。 スライドドアを吊る吊構造を示す斜視図である。 スライドドアを屋内側から視た斜視図である。 芯材枠体の接続状態を示す正面図である。 第1実施形態の上芯材と縦芯材との接続状態を示す斜視図である。 上芯材と縦芯材とを分解した状態を示す分解斜視図である。 下芯材と縦芯材との接続状態を示す斜視図である。 下芯材と縦芯材とを分解した状態を示す分解斜視図である。 第2実施形態の下芯材と縦芯材との接続状態を示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の好ましい第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、枠体2に納められたスライドドア3の面方向を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1に示すように、本実施形態の建具1は、建物(図示せず)に固定される枠体2と、枠体2の内側に納められるスライドドア3(戸体)と、を備える。
枠体2は、建物(図示せず)の所定箇所に取り付けられる。枠体2は、上枠21、下枠22及び縦枠23が、左右方向の一方側が開放するコ字状に組まれて構成される。
上枠21は、枠体2の上側に配置され、左右方向(横方向)に延びる。上枠21は、前面が開放して形成される。上枠21の前面には、上枠前面カバー211が配置されている。
下枠22は、枠体2の下側に配置され、上枠21に平行に左右方向(横方向)に延びる。
縦枠23は、上枠21の左右方向の他方側の端部と下枠22の左右方向の他方側の端部とを繋いで上下方向(縦方向)に延びる。
スライドドア3は、枠体2の内側に配置される。本実施形態においては、スライドドア3は、枠体2内を左右方向にスライド移動可能に構成され、片引きの吊り式の玄関ドア等の開き戸である。図2に示すように、スライドドア3の上端は、上枠21の内部に配置される複数の吊車241を有する吊り構造24を介して、上枠21に吊られている。吊り構造24は、芯材枠体31の上芯材4(後述)が上枠21に接続されることでスライドドア3が上枠21に吊られる構造である。
スライドドア3は、図3に示すように、芯材枠体31と、屋内側面材32(面材)と、屋内側ハンドル33と、屋外側面材34(面材)と、複数の屋外側化粧材35と、屋外側ハンドル36と、開口部37と、ガラス38と、を備える。
芯材枠体31は、図3に示すように、スライドドア3の芯材を構成し、スライドドア3の四周を囲んで配置される。芯材枠体31は、上芯材4と、下芯材5と、一対の縦芯材6と、を有し、上芯材4、下芯材5及び一対の縦芯材6により矩形に枠組みされている。芯材枠体31(上芯材4、下芯材5及び一対の縦芯材6)の接続構造の詳細については後述する。
屋内側面材32は、図3に示すように、芯材枠体31の屋内側の表面に取り付けられることで、スライドドア3の屋内側の表面に配置される。
屋内側ハンドル33は、スライドドア3の屋内側の表面において、スライドドア3の左右方向の他方側における高さ方向の略中央部に配置される。屋内側ハンドル33を使用者が把持してスライドドア3を左右方向に移動させることで、スライドドア3を開放位置又は閉鎖位置に移動させることができる。
屋外側面材34は、図1に示すように、芯材枠体31の屋外側の表面に取り付けられることで、スライドドア3の屋外側の表面に配置される。
屋外側面材34の表面には、複数の屋外側化粧材35が配置される。複数の屋外側化粧材35は、左右方向に幅を有して上下方向に延びて形成され、ガラス38が配置される部分を避けて、左右方向に並べられている。複数の屋外側化粧材35は、左右方向に並べられた状態で、全体として、スライドドア3の左右方向の両端部側から中央側に向けて滑らかに膨出するように形成されている。
屋外側ハンドル36は、スライドドア3の屋外側の表面において、スライドドア3の左右方向の他方側における高さ方向の略中央部に配置される。屋外側ハンドル36を使用者が把持してスライドドア3を左右方向に移動させることで、スライドドア3を開放位置又は閉鎖位置に移動させることができる。
開口部37は、図3に示すように、芯材枠体31の内側であって、スライドドア3の見付方向(左右方向)の中心よりも建具1の枠体2の開放端側に形成される。本実施形態においては、開口部37は、上下方向に縦長に延びる。開口部37には、ガラス38が納められている。
次に、芯材枠体31(上芯材4、下芯材5及び一対の縦芯材6)の接続構造の詳細について説明する。
図3及び図4に示すように、芯材枠体31は、上芯材4、下芯材5及び一対の縦芯材6により矩形に枠組みされている。芯材枠体31は、上芯材4、下芯材5及び一対の縦芯材6は、それぞれ、板材により断面コ字状に形成される。上芯材4、下芯材5及び一対の縦芯材6は、それぞれ、例えば、アルミニウムを押し出し成形することによって形成される。
まず、上芯材4と縦芯材6との接続構造について説明する。
図5及び図6に示すように、上芯材4は、見付方向の左右方向に延びて形成される。上芯材4は、下方が開放する断面コ字状の上芯材本体41と、左右方向の両端部の外側に突出して形成される一対の凸部42(上芯材側嵌合部)と、を有する。
上芯材本体41は、左右方向に延びる板状の横長上面板411と、横長上面板411の見込方向の両端部から下方に所定幅で延びる一対の板状の横長側面板412と、を有する。
一対の凸部42は、それぞれ、見込方向に離間して配置される一対の板状の凸片421を有する。一対の凸片421は、それぞれ、板状に形成され、上芯材本体41の横長側面板412の左右方向の端部の下端部から外側に長方形状に突出して形成される。凸片421は、上下方向に幅を有して左右方向の外側に突出して形成される。
一対の縦芯材6は、上下方向に延びて形成される。縦芯材6は、左右方向の内側が開放する断面コ字状の縦芯材本体61と、縦芯材6の左右方向の内側の側方に開放して形成される一対の上側凹部62(縦芯材側嵌合部、凹部)と、を有する。
縦芯材本体61は、上下方向に延びる板状の縦長見込側板611と、縦長見込側板611の見込方向の両端部から見付方向の内側に所定幅で延びる一対の縦長側面板612と、を有する。
一対の上側凹部62は、縦芯材本体61の上部に形成される。上側凹部62は、上芯材4の凸部42に嵌合可能である。一対の上側凹部62は、それぞれ、見込方向に離間して配置される一対の凹状切り欠き621を有する。一対の凹片切り欠き621は、それぞれ、縦芯材本体61の板状部分が切り欠かれて形成され、縦芯材本体61の縦長側面板612の左右方向の内側に開放する凹状に形成される。
縦芯材6の上側凹部62には、上芯材4の凸部42が嵌合可能である。
縦芯材6と上芯材4とを嵌合させる場合には、図6に示すように、縦芯材6の上側凹部62の内側の側方から、上芯材4の凸部42が挿入されることで、嵌合される。
上側凹部62の上下方向の幅は、上芯材4の凸部42の上下方向の幅よりも小さく形成される。これにより、縦芯材6の上側凹部62に上芯材4の凸部42を嵌合させた場合に、図4及び図5に示すように、上側凹部62と凸部42との間には、上下方向において隙間S1が形成される。縦芯材6の上側凹部62の内側の側方から上芯材4の凸部42を挿入する際において、縦芯材6の上側凹部62と上芯材4の凸部42との間に隙間S1が形成されるため、容易に挿入でき、容易に嵌合させることができる。
縦芯材6の上側凹部62に上芯材4の凸部42が嵌合する場合には、上芯材4が吊り構造24において吊られると共に縦芯材6の自重により、縦芯材6の上側凹部62の凹状切り欠き621の板厚により構成された端面のうちの下側を向く下向き上端面621aが、上芯材4の凸部42の凸片421の板厚により構成された端面のうちの上側を向く上向き上端面421aに当接する。
これにより、上芯材4の凸部42と縦芯材6の上側凹部62との間において凸片421の下方側に隙間S1が形成された状態で、上芯材4の凸部42と縦芯材6の上側凹部62とは、上芯材4及び縦芯材6の板材の板厚部分同士で嵌合する。よって、縦芯材6の上側凹部62を上芯材4の凸部42に嵌合させて配置することで、上芯材4の凸片421の上向き上端面421aが、縦芯材6の凹状切り欠き621の下向き上端面621aにおいて、縦芯材6からの重量を受けて、上芯材4は、縦芯材6を支持することができる。
なお、縦芯材6の上側凹部62の凹状切り欠き621及び上芯材4の凸部42の凸片421の上下方向の長さ、左右方向の長さ及び板厚は、接続強度を確保できる値が、適宜設定される。
以上のように構成される上芯材4と縦芯材6との接続構造においては、上芯材4と縦芯材6とは、上芯材4の凸片421の上向き上端面421aが、縦芯材6の凹状切り欠き621の下向き上端面621aに当接することのみにより接続され、接続後においては、一側及び他側の表面に、屋内側面材32及び屋外側面材34を接着剤で貼り付ける。そのため、簡易な構造で構成され、かつ、組み立て作業を容易に行うことができる。また、上芯材4及び縦芯材6が嵌合により接続されているため、接続強度を確保することができる。
次に、下芯材5と縦芯材6との接続構造について説明する。
前述の上芯材4と縦芯材とが嵌合により接続されているのに対して、下芯材5と縦芯材6とは、嵌合により接続されておらず、組み合わせることで接続されている。
図7及び図8に示すように、下芯材5は、見付方向の左右方向に延びて形成される。下芯材5は、下方が開放する断面コ字状の下芯材本体51と、下芯材本体51の見込方向の一側の下端部から内側に延出する延出板511と、下芯材本体51の見込方向の他側の下端部から内側に延出する突出片512と、を有する。
縦芯材6は、断面コ字状に形成され、下部において、下方及び左右方向の内側に開放する切り欠き部63を有する。切り欠き部63には、下芯材5の左右方向の端部が配置される。
下芯材5及び縦芯材6の接続後に、一側及び他側の表面に、屋内側面材32及び屋外側面材34を接着剤で貼り付ける。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態のスライドドア3は、上芯材4及び縦芯材6を有する芯材枠体31と、芯材枠体31の一側及び他側の表面に取り付けられる屋内側面材32及び屋外側面材34と、を備え、上芯材4は、長手方向の両端部の外側に形成される一対の凸部42を有し、縦芯材6は、幅方向の内側の側部に形成され一対の凸部42に嵌合可能な一対の上側凹部62を有する。これにより、上芯材4及び縦芯材6が、簡易な接続構造で構成され、かつ、組み立て作業を容易に行うことができる。また、上芯材4及び縦芯材6が嵌合により接続されているため、接続強度を確保することができる。
また、本実施形態においては、上芯材4の凸部42は、上芯材4の長手方向の両端部から外側に突出する凸部により構成され、縦芯材6の上側凹部62は、縦芯材6の内側の側方に開放する凹部であって凸部42が嵌合可能な上側凹部62により構成される。これにより、上芯材4及び縦芯材6の接続構造は、凹凸を組み合わせて嵌合させる簡易な接続構造により構成される。よって、組み立て作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、縦芯材6の上側凹部62に上芯材4の凸部42を嵌合させた場合に、上側凹部62と凸部42との間には、上下方向において隙間S1が形成される。そのため、縦芯材6の上側凹部62に上芯材4の凸部42を嵌合させる場合に、隙間S1が形成されるため、縦芯材6の上側凹部62に上芯材4の凸部42を挿入しやすい。これにより、組み立て作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、上芯材4及び縦芯材6は、板材により形成され、上芯材4の凸部42と縦芯材6の上側凹部62とは、上芯材4及び縦芯材6の板材の板厚部分同士で嵌合する。これにより、上芯材4及び縦芯材6の板材の板厚部分同士を嵌合させることで、上芯材4が縦芯材6を支持する構成を実現できる。よって、簡易な構成で、上芯材4が縦芯材6を支持することができる。
また、本実施形態においては、縦芯材6の上側凹部62を上芯材4の凸部42に嵌合させて配置することで、上芯材4は、縦芯材6からの重量を受けて、縦芯材6を支持する。これにより、上芯材4が吊り構造である場合に、縦芯材6を上芯材4に支持させることで、簡易な構成で、スライドドア3を吊る構造を実現できる。
また、本実施形態の建具1においては、上枠21を有する枠体2と、枠体2内に配置されるスライドドア3と、上芯材4が上枠21に接続されることでスライドドア3が上枠21に吊られる吊り構造24と、を備える。そのため、上芯材4が上枠21に接続されることでスライドドア3が上枠21に吊られる吊り構造24を有することで、上芯材4が縦芯材6を支持することができる。
(第2実施形態)
次に、図9により、下芯材5Aと縦芯材6Aとの接続構造の第2実施形態について説明する。前記第1実施形態においては、上芯材4と縦芯材6との接続構造が嵌合接続であり、下芯材5と縦芯材6との接続構造が嵌合接続ではない場合について説明した。
これに対して、第2実施形態においては、前記第1実施形態の上芯材4と縦芯材6とが嵌合接続であることに加えて、下芯材5Aと縦芯材6Aとが嵌合接続である。
なお、第2実施形態の説明においては、前記第1実施形態で説明した内容を適宜簡略化し又は省略して説明する。第2実施形態で説明しない内容については、同じ符号を付けて、第1実施形態で説明した内容を適用する。
図9に示すように、下芯材5Aは、見付方向の左右方向に延びて形成される。下芯材5Aは、上方が開放する断面コ字状の下芯材本体55と、左右方向の両端部の外側に突出して形成される一対の凸部(上芯材側嵌合部)56と、を有する。
下芯材本体55は、左右方向に延びる板状の横長下面板551と、横長下面板551の見込方向の両端部から上方に所定幅で延びる一対の板状の横長側面板552と、を有する。
一対の凸部56は、それぞれ、見込方向に離間して配置される一対の板状の凸片561を有する。一対の凸片561は、それぞれ、板状に形成され、下芯材本体55の横長側面板552の左右方向の端部の上端部から外側に長方形状に突出して形成される。凸片5621は、上下方向に幅を有して左右方向の外側に突出して形成される。
一対の縦芯材6Aは、上下方向に延びて形成される。縦芯材6Aは、左右方向の内側が開放する断面コ字状の縦芯材本体61と、縦芯材6の左右方向の内側の側方に開放して形成される一対の下側凹部64(縦芯材側嵌合部、凹部)と、を有する。
縦芯材本体61は、上下方向に延びる板状の縦長見込側板611と、縦長見込側板の見込方向の両端部から見付方向の内側に所定幅で延びる一対の縦長側面板612と、を有する。
一対の下側凹部64は、縦芯材本体61の下部に形成される。下側凹部64は、下芯材5Aの凸部56に嵌合可能である。一対の下側凹部64は、それぞれ、見込方向に離間して配置される一対の凹状切り欠き641を有する。一対の凹片切り欠き641は、それぞれ、縦芯材本体61の板状部分が切り欠かれて形成され、縦芯材本体61の縦長側面板612の左右方向の内側に開放する凹状に形成される。
縦芯材6Aの下側凹部64には、下芯材5Aの凸部56が嵌合可能である。
縦芯材6Aと下芯材5Aとを嵌合させる場合には、図9に示すように、縦芯材6Aの下側凹部64の内側の側方から、下芯材5Aの凸部56が挿入されることで、嵌合される。
下側凹部64の上下方向の幅は、下芯材5Aの凸部56の上下方向の幅よりも小さく形成される。これにより、縦芯材6Aの下側凹部64に下芯材5Aの凸部56を嵌合させた場合に、下側凹部64と凸部56との間には、上下方向において隙間S2が形成される。縦芯材6Aの下側凹部64の内側の側方から下芯材5Aの凸部56を挿入する際において、縦芯材6Aの下側凹部64と下芯材5Aの凸部56との間に隙間S2が形成されるため、容易に挿入でき、容易に嵌合させることができる。
縦芯材6Aの下側凹部64に下芯材5Aの凸部56が嵌合する場合には、縦芯材6Aが上芯材4に支持されると共に、下芯材5Aの自重により、下芯材5Aの凸部56の凸片561の板厚により構成された端面のうちの下側を向く下向き下端面561aが、縦芯材6Aの下側凹部64の凹状切り欠き641の板厚により構成された端面のうちの上側を向く上向き下端面641aに当接する。
これにより、下芯材5Aの凸部56と縦芯材6Aの下側凹部64との間において凸片561の上方側に隙間S2が形成された状態で、下芯材5Aの凸部56と縦芯材6Aの下側凹部64とは、下芯材5A及び縦芯材6Aの板材の板厚部分同士で嵌合する。よって、縦芯材6Aの下側凹部64を下芯材5Aの凸部56に嵌合させて配置することで、縦芯材6Aの凹状切り欠き641の上向き下端面641aが、下芯材5Aの凸片561の下向き下端面561aにおいて、下芯材5Aからの重量を受けて、縦芯材6Aは、下芯材5Aを支持することができる。
なお、縦芯材6Aの下側凹部64の凹状切り欠き641及び下芯材5Aの凸部56の凸片561の上下方向の長さ、左右方向の長さ及び板厚は、接続強度を確保できる値が、適宜設定される。
第2実施形態においては、スライドドア3の上部において上芯材4と縦芯材6とを嵌合する第1実施形態の構造に加えて、スライドドア3の下部において下芯材5Aの縦芯材6Aとを嵌合する構造を備えるため、芯材枠体31の全体の接続強度を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、上芯材4の上芯材側嵌合部を凸部42により構成し、縦芯材6の縦芯材側嵌合部を上側凹部62により構成したが、これに限定されない。これとは逆に、上芯材4の上芯材側嵌合部に凹部により構成し、縦芯材6の縦芯材側嵌合部を凸部により構成してもよい。
また、上記実施形態では、戸体を、左右方向にスライド移動可能なスライドドア3で構成したが、これに限定されない。例えば、戸体を、ヒンジ軸を中心に回動して開閉するドアで構成してもよい。
1 建具
2 枠体
3 スライドドア(戸体)
4 上芯材
6 縦芯材
21 上枠
24 吊り構造
31 芯材枠体
32 屋内側面材(面材)
34 屋外側面材(面材)
42 凸部(上芯材側嵌合部)
62 上側凹部(縦芯材側嵌合部、凹部)
S1 隙間

Claims (5)

  1. 上枠を有する枠体と、
    前記枠体内に配置される戸体と、を備える建具であって、
    前記戸体は、上芯材及び縦芯材を有する芯材枠体と、前記芯材枠体の一側及び他側の表面に取り付けられる面材と、を備え
    前記上芯材は、長手方向の両端部の外側に形成される一対の上芯材側嵌合部を有し、
    前記縦芯材は、幅方向の内側の側部に形成され前記一対の上芯材側嵌合部に嵌合可能な一対の縦芯材側嵌合部を有し、
    前記建具は、前記上芯材が前記上枠に接続されることで前記戸体が前記上枠に吊られる吊り構造を備える、建具
  2. 前記上芯材側嵌合部は、前記上芯材の長手方向の両端部から外側に突出する凸部により構成され、
    前記縦芯材側嵌合部は、前記縦芯材の内側の側方に開放する凹部であって前記凸部が嵌合可能な凹部により構成される、請求項1に記載の建具
  3. 前記凹部に前記凸部を嵌合させた場合に、前記凹部と前記凸部との間には、上下方向において隙間が形成される、請求項2に記載の建具
  4. 前記上芯材及び前記縦芯材は、板材により形成され、
    前記上芯材側嵌合部と前記縦芯材側嵌合部とは、前記上芯材及び前記縦芯材の板材の板厚部分同士で嵌合する、請求項1~3のいずれかに記載の建具
  5. 前記縦芯材側嵌合部を前記上芯材側嵌合部に嵌合させて配置することで、前記上芯材は、前記縦芯材からの重量を受けて、前記縦芯材を支持する、請求項1~4のいずれかに記載の建具
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