JP7262254B2 - コイル部品ユニット及びコイル部品 - Google Patents
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Description
また、本発明のコイル部品は、コアと、前記コアの周囲に電線が巻回されてなるコイルと、前記コイルの前記コア側となる内側から前記電線の間を通って前記コイルの外側に延び、先端部が前記コイルの外側に突出した熱伝導性を有する延出部と、を備えるコイル部品ユニットと、前記コイル部品ユニットを収容する放熱性を有するケースと、を備え、前記延出部は、環状の板状部と、前記板状部の外周から外方又は前記板状部の内周から内方の少なくとも一方に突出して延びる凸部とからなる環状板で構成され、前記ケースの底面には、前記環状の孔に配置される柱状部が立設され、前記柱状部と前記板状部の内周から内方に突出して延びる前記凸部とが直接又は間接に接触すること、を特徴とする。
[1-1.構成]
図1は、実施形態に係るコイル部品の斜視図である。図2は、実施形態に係るコイル部品の分解斜視図である。但し、図2において、後述する充填部7は図示を省略している。
次に、本実施形態に係るコイル部品の排熱経路について説明する。図4は、図1のA-A断面図である。図4に示すように、環状板20が、コア部材1a、1bの間に介在しており、内周(環状の板状部21の内周)がコイル5のコア1側となる内側に直接又は間接に接触し、板状部21の外周からコア1の半径方向外側である外方に突出して延びる凸部22が、絶縁被覆部6から露出してケース4と直接又は間接に接触している。そのため、コイル5で発生した熱は、板状部21から凸部22、ケース4を通じてコイル部品の外側に排熱することができる。例えば、ケース4自身が放熱性を有するのでケース4から排熱することができ、また、ケース4が不図示の冷却部材に設けられる場合、ケース4自身の放熱だけでなく、当該冷却部材に排熱することもできる。また、絶縁被覆部6によりコイル部品本体11がくるまれているので、コイル5の熱はさらに籠もりやすいが、環状板20を介して排熱することができる。
(1)本実施形態のコイル部品ユニット10は、コア1と、コア1の周囲に電線が巻回されてなるコイル5と、コイル5のコア1側となる内側から電線の間を通ってコイル5の外側に延び、先端がコイル5の外側に突出した熱伝導性を有する延出部2と、を備えるようにした。本実施形態では延出部2は、環状の板状部21と、板状部21の外周から外方に突出して延び凸部22とからなる環状板20で構成するようにした。
延出部2は、一部が絶縁被覆部6から露出するようにした。このようにコイル部品本体11が絶縁被覆部6により全体的にくるまれ、コイル5の内側に熱が籠もりやすい状況下にあっても、延出部2によりコイル5の内側から外側まで排熱経路が形成されるので、コイル5の内側の熱を外部により効率的に排熱することができる。
本発明は、実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
1 コア
10 コイル部品ユニット
11 コイル部品本体
2 延出部
20 環状板
21 板状体
22 凸部
3 コア被覆部
30 下側環状板
31 突起
4 ケース
41 柱状部
42 円筒部
43 ベース板
44 段部
5 コイル
6 絶縁被覆部
7 充填部
Claims (7)
- コアと、
前記コアの周囲に電線が巻回されてなるコイルと、
前記コイルの前記コア側となる内側から前記電線の間を通って前記コイルの外側に延び、先端部が前記コイルの外側に突出した熱伝導性を有する延出部と、
を備え、
前記延出部は、環状の板状部と、前記板状部の外周から外方又は前記板状部の内周から内方の少なくとも一方に突出して延びる凸部とからなる環状板で構成され、
前記コアは、複数の環状のコア部材が、環状の孔を共通にして段積みされるように配置されて筒状に構成され、
前記環状板は、少なくとも1つの前記コア部材間に設けられ、
前記環状板の大きさを前記コアの環状をなす面と同一又はそれよりも小さいこと、
を特徴とするコイル部品ユニット。 - コアと、
前記コアの周囲に電線が巻回されてなるコイルと、
前記コイルの前記コア側となる内側から前記電線の間を通って前記コイルの外側に延び、先端部が前記コイルの外側に突出した熱伝導性を有する延出部と、
を備えるコイル部品ユニットと、
前記コイル部品ユニットを収容する放熱性を有するケースと、
を備え、
前記延出部は、環状の板状部と、前記板状部の外周から外方又は前記板状部の内周から内方の少なくとも一方に突出して延びる凸部とからなる環状板で構成され、
前記ケースには、前記ケースの壁の内側に段部が設けられ、
前記段部と前記板状部の外周から外方に突出して延びる前記凸部とが直接又は間接に接触すること、
を特徴とするコイル部品。 - コアと、
前記コアの周囲に電線が巻回されてなるコイルと、
前記コイルの前記コア側となる内側から前記電線の間を通って前記コイルの外側に延び、先端部が前記コイルの外側に突出した熱伝導性を有する延出部と、
を備えるコイル部品ユニットと、
前記コイル部品ユニットを収容する放熱性を有するケースと、
を備え、
前記延出部は、環状の板状部と、前記板状部の外周から外方又は前記板状部の内周から内方の少なくとも一方に突出して延びる凸部とからなる環状板で構成され、
前記ケースの底面には、前記環状の孔に配置される柱状部が立設され、
前記柱状部と前記板状部の内周から内方に突出して延びる前記凸部とが直接又は間接に接触すること、
を特徴とするコイル部品。 - 請求項1記載のコイル部品ユニットと、
前記コイル部品ユニットを収容する放熱性を有するケースと、
を備え、
前記凸部は、前記ケースと直接又は間接に接触すること、
を特徴とするコイル部品。 - 前記コイルの内側において、前記コアの下面と接触して前記下面を覆う下側環状板と、
前記下側環状板に、前記コイルの内側から前記コイルの外側である下方に突出して設けられた突起と、
を備え、
前記突起は、前記ケースの底面に接触すること、
を特徴とする請求項2~4の何れか記載のコイル部品。 - 前記コア及び前記コイルを有するコイル部品本体をくるむ絶縁被覆部を備え、
前記延出部は、一部が前記絶縁被覆部から露出していること、
を特徴とする請求項2~5の何れか記載のコイル部品。 - 前記環状板は、セラミックで構成されていること、
を特徴とする請求項2~6の何れか記載のコイル部品。
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JP2019046176A JP7262254B2 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | コイル部品ユニット及びコイル部品 |
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---|---|---|---|---|
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JP2015207612A (ja) | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 新電元工業株式会社 | 磁性部品 |
US20160064134A1 (en) | 2014-08-26 | 2016-03-03 | Hyundai Motor Company | Cooling device for transformer |
JP2018133498A (ja) | 2017-02-16 | 2018-08-23 | 株式会社タムラ製作所 | コイル部品ユニット及びコイル部品 |
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JPS5219626U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-12 |
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