JP7262139B2 - 吸引式電動バリカン - Google Patents

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Description

本発明は、吸引式電動バリカンに関する。
近年、高齢化社会の進行に伴い、病院、介護施設、家庭などにおいて、一日の大半をベッドに仰臥した状態で生活を送る人が増加している。このような、いわゆる「寝たきり」の人の場合、ベッド上で身体を起こしたままいることが困難であることが多い。人によっては、わずかに状態を起こすことすら困難であることもある。
一般に、ベッドに仰臥している人の調髪(所謂、散髪)を行う場合、美容師または理容師(以下、「調髪者」という)は、調髪される人(以下、「被調髪者」という)の頭部を支えることにより、ベッドと被調髪者の頭部との間の空間を確保しながら被調髪者の調髪を行うことが多い。被調髪者がベッドに仰臥したままの状態の場合、ベッドの上面に対する被調髪者の後頭部の高さは、通常、高くても15~20cm程度である。被調髪者に対する負担が大きくなることを考慮して、被調髪者の頭部をこれ以上の高さに持ち上げることは好ましくない。
また、病院または介護施設においては、被調髪者が認知症や精神疾患を患っている場合もある。このような場合、調髪者は、被調髪者の安全を考慮して、美容院や理容店で使用されている調髪用の鋏の代わりに吸引式電動バリカンを使用する。
吸引式電動バリカンは、電動バリカン本体に付属の吸引カバーを装着することにより、家庭用の電気掃除機に接続することができる。調髪者は、電気掃除機により吸引しながら電動バリカンで被調髪者の毛髪を刈るので、刈られた毛髪が電気掃除機内に回収される。出願人は、特許文献1および特許文献2に示す吸引式電動バリカンを既に発明してきた。
特許文献1および特許文献2の吸引式電動バリカンでは、いずれも電源部を内蔵する構成であるので、その分、電動バリカン本体が大きい形状であった。構造が大きいと、吸引式電動バリカンの取扱い(操作性)が良くないので、その改善が求められていた。
特許第6429302号公報 特許第6688515号公報
本発明が解決しようとする課題は、電源部を内蔵しないコンパクトな構造とし、本体部に形成した空間部に吸い取った毛髪を切断する吸引式電動バリカンを提供することである。
実施形態の吸引式電動バリカンは、バリカン本体部と、前記バリカン本体部の一方の端部に取り付けられ、前記バリカン本体部の一方の端部と刃先部との間に空間部が形成され、毛を切断するバリカン刃部と、前記空間部と連通し、前記バリカン本体部内の前記一方の端部から他方の端部に形成される吸引通路と、前記吸引通路とは分けて前記バリカン本体部内に収納され、前記バリカン刃部を駆動するモーターと、吸引ホースが接続される接続開口部であって、前記吸引通路の端部に形成され、その内側に電源端子が設けられる接続開口部と、を有し、前記接続開口部の内側の前記電源端子の前方には傾斜部材が設けられることを特徴とする。
実施形態によれば、電源部を内蔵しないコンパクトな構造とし、本体部に形成した空間部に吸い取った毛髪を切断することが出来る吸引式電動バリカンを提供する。
実施形態に係る吸引式電動バリカンの側面図である。 実施形態に係る吸引式電動バリカンを背面から見た図と、吸引式電動バリカンに接続される吸引ホースを示す図である。 実施形態に係る吸引式電動バリカンのバリカン刃部および上ケースの端部の周辺を拡大した斜視図を示している。 実施形態に係る吸引式電動バリカンのバリカン刃部および上ケースの端部の周辺を拡大した斜視図を示している。 実施形態に係る吸引式電動バリカンのバリカン刃部を取り外した時の下ケースから見た正面図を示す。 図1の吸引式電動バリカンから上ケースを取り外した時の中間ケースの上面(斜視図)を示している。 図6の吸引式電動バリカンから更に中間ケースを取り外した時の下ケースの上面(斜視図)を示している。 実施形態に係る吸引式電動バリカンの下ケースのモーターの後方に設けられる基板の配線を示す図である。
以下、添付した図面を参照して吸引式電動バリカンの実施形態を説明する。なお、図中、同一の部材には同一の符号を用いた。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、実施形態に係る吸引式電動バリカンの全体構成を示す側面図である。吸引式電動バリカン100は、片手で軽く握りしめて、被調髪者の毛髪を調髪(切断)するハンディタイプの装置である。図1に示すように、吸引式電動バリカン100のバリカン本体部は、上ケース(第1ケース)110、中間ケース120、下ケース(第2ケース)130によって構成される。上ケース110、中間ケース120、および下ケース130はプラスチックである。バリカン本体部は、下ケース130の上に中間ケース120が結合し、中間ケース120の上に上ケース110が結合して、一体形成される。
下ケース130の一方の端部には、バリカン刃部140が着脱可能に取り付けられる。バリカン刃部140の刃先部140aと上ケース110の一方の端部110aとの間には空間部150が形成される。空間部150は、毛髪の吸引口である。
図1に示す側面から見た場合、空間部150を形成する刃先部140aと端部110aとの吸引幅hは、刃先部140aの奥行方向Rの長さにほぼ等しい。空間部150の奥行は、バリカン刃部140の刃先部140aより長く、上ケース110の端部110aの短手方向の長さを有している。また空間部150の横幅は、図3および図4に示すように、上ケース110の端部110aの長手方向の長さ(刃先部140aの刃幅)を有している。
図3および図4に示すように、上ケース110の端部110aは、空間部150を経由して切り取られた毛髪の吸引口となっている。調髪時に、被調髪者の毛髪は空間部150から吸引され、その吸引された毛髪がバリカン刃部140の刃先部140aによって切断される。切断された毛髪は、上ケース110と中間ケース120との間に形成される吸引通路160(図2参照)を経由して、後述する吸引ホース200に吸引される。したがって、吸引式電動バリカン100によれば、切り取られた毛髪が周辺に散乱することが無く、吸引ホース200を経由して電気掃除機(不図示)に吸引される。
バリカン刃部140の刃先部140aは、櫛歯状に上下に形成された可動刃および固定刃(いずれも不図示)を備える。空間部150を経由して上ケース110の端部110a内に吸引された毛髪は、固定刃により支持される。可動刃は、固定刃と接した状態で水平方向に往復運動する。これにより、毛髪は可動刃と固定刃の刃先エッジで挟み切断される。
図2は、吸引式電動バリカン100を背面から見た図と、吸引式電動バリカン100に接続される吸引ホースを示す図であり、吸引式電動バリカン装置の形状を示す図である。上ケース110と中間ケース120と間には、図1の空間部150と連通する吸引通路160が形成されている。吸引通路160の端部は、接続開口部170となっている。吸引通路160の接続開口部170の内側には、一対の電源端子(電源接続部)180が設けられる。また、接続開口部170の内側の電源端子180の前方(吸引方向の逆方向)には、傾斜部材190が設けられる。傾斜部材190は、切断した毛髪が電源端子180に絡みつかないように、毛髪を上壁側に向けて吸引されるように作用する。
図2の右側には、接続開口部170に接続される吸引ホース200を示す。吸引ホース200の一方の端部には電気掃除機(不図示)に接続され、他方の端部にはホースカバー210が設けられる。また、吸引ホース200には、ホースカバー210と併設して外付けの電源線220が接続される電源コネクタ230が設けられる。
吸引ホース200の他方の端部に取り付けられるホースカバー210は、第1ホース接続カバー550と、対向する第2ホース接続カバー560とによって吸引ホース200から外れないように把持される。ホースカバー210の両側には、プランジャー取付部(不図示)が設けられ、そこにプランジャー580が圧入される。
接続開口部170には、吸引ホース200のホースカバー210と電源コネクタ230とが挿入され、プランジャー580によって内部で結合される。電源コネクタ230は、接続開口部170に挿入されると一対の電源端子180に接続される。実施形態の吸引式電動バリカン100では電源部を内蔵していない。従って、外付けの電源線220は、電源コネクタ230、一対の電源端子180を経由して、後述する基板440(図7を参照)に接続される。このように、吸引式電動バリカン100は電源部を内蔵しないので、コンパクトな形状となっている。
なお、電源を供給するための構成は、適宜設計変更しても構わない。例えば、電源線220は外付けではなく、吸引ホース200内部(例えば、ホース内のワイヤーに沿って)に配線しても良い。また、接続開口部170の内側に電源コネクタ(凹側)を取り付け、吸引ホース200側に一対の電源端子(凸側)を取り付けるように構成しても良い。
吸引式電動バリカン100の背面には、電源スイッチ195が設けられる。電源スイッチ195は、利用者(例えば、調髪者)によって操作される。電源スイッチ195は、後述するモーター400のON/OFF制御、LED照明部460のON/OFF制御を操作する。利用者は、バリカン本体部を持った手の指(例えば、人差指)でON/OFFの操作ができる。電源スイッチ195は、例えばスライド式スイッチである。
図3および図4は、吸引式電動バリカン100のバリカン刃部140および上ケース110の端部110aの周辺を拡大した斜視図を示している。同図に示すように、上ケース110の端部110aは、凹形状の入口開口部250が形成されている。更に、入口開口部250の刃先部140aから離れる方向に、レンズカバー260が取り付けられる。中間ケース120のレンズカバー260に対向する位置には、後述するLEDカバー270が取り付けられる。LEDカバー270の下に設けられるLED470(図7を参照)の光は、LEDカバー270およびレンズカバー260を経由して刃先部140aの周辺に向けて照射される。これにより、調髪作業時においては、刃先部140aの周辺を明るく照明することが出来るので、長くなった毛髪の状態を見ながら刈り取り作業することが出来る。
図5は、吸引式電動バリカン100のバリカン刃部140を取り外した時の下ケース130から見た正面図を示す。バリカン刃部140を取り外した部分には、偏心回転軸280が設けられている。偏心回転軸280は、後述するモーター400の回転軸に接続されている。偏心回転軸280は、モーター400の回転軸上ではなく、軸位置がずれた(偏心した)位置であることを意味する。これにより、偏心回転軸280の回転運動には移動幅を有することになる。その移動幅が伝達されるバリカン刃部140では、可動刃を水平方向の往復する運動に変換する。その結果、刃先部140aの可動刃を左右に高速移動させることとなり、毛髪の切断が行われる。偏心回転軸280の両側には、2つのリーフスプリング290が設けられる。リーフスプリング290は、バリカン刃部140の振動を抑えることが出来る。図5に示すように、ガリバー本体部は、中央部にくびれを有する形状であるので、片手で持ち易い形状になっている。
図6は、図1の吸引式電動バリカン100から上ケース110を取り外した時の中間ケース120の上面(斜視図)を示している。図6に示すように、中間ケース120のバリカン刃部140側の傾斜部300には、図3に示したLEDカバー270が設けられる。また、図2に示した傾斜部材190および一対の電源端子180が、中間ケース120の上面から露出するように形成されている。また、図6に示すように、上ケース110の内面の吸引通路160の幅は、入口開口部250から吸引方向に狭くなるように形成されている。これにより、刈り取った毛髪を散らすことなく、吸引通路160を経由して吸引ホース200に吸引することが出来る。
図7は、図6の吸引式電動バリカン100から更に中間ケース120を取り外した時の下ケース130の上面(斜視図)を示している。下ケース130の中央部分には、モーター400が設けられる。モーター400の両側(図中、左右)の平端部には、第1緩衝部材(ゴム製)410と第2緩衝部材(ゴム製)420が設けられる。モーター400は、下ケース130の設置リブ内に収納される。第1緩衝部材410と第2緩衝部材420は、モーター400の回転に伴う振動を吸収して、音の発生を抑制することが出来る。モーター400の偏心回転軸280は、ボールベアリング430によって支持されている。ボールベアリング430は、下ケース130の設置リブ内に収納される。ボールベアリング430により、偏心回転軸280の回転をスムーズにガイドすることが出来る。
下ケース130の後端には、モーター400と電源スイッチ195の間に基板440が設けられる。基板440には、3つのコネクタが設けられる。1つは、電源端子180と接続される第1コネクタであり、1つはモーター400に接続される第2コネクタであり、1つはLED基板480に接続される第3コネクタである。基板440の両側の端部には、スポンジテープ450が設けられる。スポンジテープ450は、下ケース130と中間ケース120との結合時に、上下の間の緩衝部材として作用する。
下ケース130のバリカン刃部140側には、LED照明部460が設けられる。LED照明部460は、LED470を搭載するLED基板480と、LED470の上面を覆うLEDカバー270と、によって構成される。LED基板480は、下ケース130にねじ止めよって固定される。また、図2に示した2つのリーフスプリング290は、両側のバインドねじ490によって下ケース130に固定される。
図8は、下ケース130のモーター400の後方に設けられる基板440の配線を示す図(下ケース130の裏側から見た)である。基板440には、電源端子180と接続される電源コネクタ(第1コネクタ)500と、配線510を経由してモーター400に接続されるモーターコネクタ(第2コネクタ)520、配線530を経由してLED基板480に接続されるLEDコネクタ(第3コネクタ)540が取り付けられる。
以上の構成を有する吸引式電動バリカンを用いて調髪する場合、刃先部140aを頭髪に向けて吸引式電動バリカン100を下から上へ移動、又は上から下へ移動することで毛髪を短く刈り上げることが出来る。
このように実施形態によれば、電源部を内蔵しないコンパクトな構造とし、本体部に形成した空間部に吸い取った毛髪を切断することが出来る。また、吸引機能、騒音防止機能、および照明機能等の新しい機能を有する吸引式電動バリカンおよび吸引式電動バリカン装置を提供することが出来る。
実施形態に係る吸引式電動バリカンは、第1ケース(上ケース)110と、第2ケース(下ケース)130と、第1ケース110と第2ケース130との間に位置する中間ケース120と、によって構成されるバリカン本体部100と、第2ケース130の一方の端部に取り付けられるバリカン刃部140と、第2ケース130に設けられバリカン刃部140を駆動するモーター400と、第1ケース110と中間ケース120との接続によって形成される吸引通路160と、吸引通路160に設けられる電源接続部180と、第1ケース110の他方の端部に形成され、電源接続部180と接続する電源線220を有する吸引ホース200が挿入される接続開口部170と、を有する構成であるので、電源部を内蔵しないコンパクトな取り扱いが容易なバリカン本体部が提供出来る。
また実施形態の吸引式電動バリカンは、バリカン刃部140の刃先140aと第1ケース110の一方の端部110aとの間には空間部150が形成され、空間部150の吸引隙間幅hは刃先140aの奥行方向の長さRであるので、空間部150に引き込んだ毛髪を刃先140aによって切断することが出来る。切断した毛髪は、吸引通路160を経由して電気掃除機(不図示)に接続される吸引ホース200に吸引されるので、切断した毛髪が散乱することはない。従って、切断した毛髪を掃除する作業を必要としない。
また実施形態の吸引式電動バリカンは、空間部150の奥行は、刃先140aの奥行方向の長さRより長く、第1ケース110の一方の端部110aの短手方向の長さであり、空間部150の横幅は、第1ケース110の一方の端部110aの長手方向の長さであるので、調髪時に最適な空間部150が形成される。従って、空間部150に引き込んだ毛髪を刃先140aによって切断することが出来る。
また吸引式電動バリカンのモーター400の回転軸280はボールベアリング430によって支持され、モーター400の両側の平端部にはそれぞれ緩衝部材410,420が取り付けられるので、ボールベアリング430により回転軸280の回転をスムーズにガイドすることが出来る。また、緩衝部材410,420によってモーター400の回転に伴って発生する振動を小さくすることが出来る。その結果、外部に漏れるモーター400の音を小さくすることが出来る。
また実施形態の吸引式電動バリカンは、第1ケース110の一方の端部110aは凹形状を有し、凹形状の凹部には半透明なレンズカバー270が設けられ、レンズカバー270に対向する第2ケース130にはLED照明部460が設けられているので、バリカン刃部140の刃先140aの周辺を明るく照明することが出来る。その結果、調髪時のおける作業性が向上する。
また実施形態の吸引式電動バリカンは、第2ケース130の他方の端部に設けられる基板440と、基板440に取り付けられ、電源接続部180と接続する第1コネクタ(電源コネクタ)510と、モーター400と接続する第2コネクタ(モーターコネクタ)520と、LED照明部460と接続する第3コネクタ(LEDコネクタ)530と、を更に有する構成であるので、外部から電力を電源接続部180、基板440を経由してモーター400、LED照明部460に供給することが出来る。その結果、吸引式電動バリカンの本体部をコンパクトに形成することが出来る。
また実施形態の吸引式電動バリカンは、吸収通路160の電源接続部(電源端子)180の前方に傾斜部材190が形成されているので、切断した毛髪が第1ケース110の上壁側から吸引ホース200内に吸引されるので、毛髪が電源接続部180に絡みつく虞がなく、安全性に優れている。
実施形態に係る吸引式電動バリカン装置は、第1ケース110と、第2ケース130と、第1ケース110と第2ケース130との間に位置する中間ケース120と、によって構成されるバリカン本体部100と、第2ケース130の一方の端部に取り付けられるバリカン刃部140と、第2ケース130に設けられバリカン刃部140を駆動するモーター400と、第1ケース110と中間ケース120との接続によって形成される吸引通路160と、吸引通路160に設けられる電源接続部180と、第1ケース110の他方の端部に形成される接続開口部170と、一方の端部が電気掃除機(不図示)に接続され、他方の端部が接続開口部170に挿入され、電源接続部180と接続する電源線220が取り付けられる吸引ホース200と、を有する構成であるので、電源部を内蔵しないコンパクトな形状となり、取り扱いが容易なバリカン本体部100が提供出来る。
また実施形態の吸引式電動バリカン装置は、電源接続部180は一対の電源端子で構成され、吸引ホース200の他方の端部は、ホースカバー210と、電源線220が接続される電源コネクタ230と、を有し、接続開口部170にホースカバー210および電源コネクタ230が挿入された時、電源コネクタ230が一対の電源端子180に接続されるので、外部の電源線220から供給される電力を電源接続部180を経由して内部の基板440に接続することが出来る。その結果、電源接続部180、基板440を経由してモーター400、LED照明部460に電力を供給することが出来る。これにより、吸引式電動バリカンの本体部をコンパクトに形成することが出来る。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…吸引式電動バリカン、 110…上ケース(第1ケース)
110a…上ケースの端部、 120…中間ケース
130…下ケース(第2ケース)、 140…バリカン刃部
140a…刃先部、 150…空間部、 160…吸引通路
170…接続開口部、 180…電源端子、 190…傾斜部材
195…電源スイッチ、 200…吸引ホース
210…ホースカバー、 220…電源線、 230…電源コネクタ
250…入口開口部、 260…レンズカバー、 270…LEDカバー
280…偏心回転軸、 290…リーフスプリング
300…傾斜部、 400…モーター、 410…第1緩衝部材(ゴム製)
420…第2緩衝部材(ゴム製)、 430…ボールベアリング
440…基板、 450…スポンジテープ、 460…LED照明部
470…LED、 480…LED基板、 490…バインドねじ
500…電源コネクタ(第1コネクタ)、 510,530…配線
520…モーターコネクタ(第2コネクタ)、540…LEDコネクタ(第3コネクタ)
550…第1ホース接続カバー、 560…第2ホース接続カバー
580…プランジャー

Claims (4)

  1. バリカン本体部と、
    前記バリカン本体部の一方の端部に取り付けられ、前記バリカン本体部の一方の端部と刃先部との間に空間部が形成され、毛を切断するバリカン刃部と、
    前記空間部と連通し、前記バリカン本体部内の前記一方の端部から他方の端部に形成される吸引通路と、
    前記吸引通路とは分けて前記バリカン本体部内に収納され、前記バリカン刃部を駆動するモーターと、
    吸引ホースが接続される接続開口部であって、前記吸引通路の端部に形成され、その内側に電源端子が設けられる接続開口部と、
    を有し、
    前記接続開口部の内側の前記電源端子の前方には傾斜部材が設けられることを特徴とする吸引式電動バリカン。
  2. 前記吸引ホースの結合時には、前記接続開口部に前記吸引ホースのホースカバーおよび電源コネクタが挿入され、前記吸引ホースに設けられるプランジャーによって前記接続開口部の内部で結合されることを特徴する請求項1に記載の吸引式電動バリカン。
  3. 前記接続開口部に前記電源コネクタが挿入されて、前記電源端子に前記電源コネクタが接続されると、少なくとも前記モーターに電源供給されることを特徴とする請求項に記載の吸引式電動バリカン。
  4. 前記電源コネクタの電源線は、前記吸引ホースに外付けされている請求項に記載の吸引式電動バリカン装置。
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