JP7261597B2 - 移載対象ワーク記憶システム - Google Patents

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Description

本発明は、パレット上に積まれた複数の段ボール箱等のワークを移載する移載対象ワークを記憶する移載対象ワーク記憶システムに関する。
近年、物流業界において、倉庫内の仕分け、積込み、荷卸し等の作業の自動化が求められており、様々な自動化システムの導入が進められている(例えば、特許文献1参照)。
特開平06-055477号公報
しかしながら、パレット上に積まれた複数の段ボール箱等のワークを一つ一つ取り分ける作業、すなわち、デパレタイズ作業工程を行うにあたり、隣接するワークの境界部分が上手く検出できないことがあり、もって、移載対象ワークの位置や向きが正確に認識できない場合があるといった問題があった。
そこで、そのような問題を解決すべく、移載対象ワークをモデルマッチングで推定する方法が考えられる。
しかしながら、倉庫管理システム等の上位システム側に、ワークの形状が保持されていない場合、又は、ワークの形状の概略の範囲しか定まっていない場合、或いは、当初指示していたワークの形状と移載現場に届いたワークの形状が異なる場合等の状況があり、上記のようなモデルマッチングを実施する前提条件が整わない場合があり、移載対象ワークの位置や向きが正確に認識できず、もって、上記問題を解決することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、移載対象ワークを正確に認識することができるようにする移載対象ワーク記憶システムを提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明に係る移載対象ワーク記憶システムは、荷積みされた複数のワーク(例えば、図1に示すワークWa)のうち、移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を三次元計測する三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)と、
前記三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)にて前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を計測した際、該移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が明確であるか否かを判定する判定手段(例えば、図2に示すステップS3)と、
前記判定手段(例えば、図2に示すステップS3)にて、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が明確であると判定された場合、前記三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)にて計測した前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)と、予め定めれている移載対象ワークの形状の情報を含む移載の仕様、又は、倉庫管理システムから指示された移載対象ワークの形状の情報とを比較する比較手段(例えば、図2に示すステップS4)と、
前記比較手段(例えば、図2に示すステップS4)にて、比較した結果が、予め定められている許容誤差範囲内であれば、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を記憶手段(例えば、図1に示す計測結果記憶部56)に記憶させる記憶指示手段(例えば、図2に示すステップS6)と、を有してなることを特徴としている。
また、請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載の移載対象ワーク記憶システムにおいて、前記判定手段(例えば、図2に示すステップS3)にて、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が不明確であると判定された場合、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す切り出した部分T)であると推定する、又は、前記比較手段(例えば、図2に示すステップS4)にて、比較した結果が、所定範囲外であれば、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す切り出した部分T)であると推定する推定手段(例えば、図2に示すステップS7、ステップS8)と、
前記推定手段(例えば、図2に示すステップS7、ステップS8)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を所定距離だけずらし動作させるずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)と、
前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を、再度三次元計測する三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)と、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)にて再度三次元計測された移載対象ワーク(例えば、図5(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)と所定の内容を比較する再計測比較手段(例えば、図2に示すステップS14)と、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)にて再度三次元計測された移載対象ワーク(例えば、図5(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を記憶手段(例えば、図1に示す計測結果記憶部56)に記憶させる再計測記憶指示手段(例えば、図2に示すステップS15)と、をさらに有してなることを特徴としている。
さらに、請求項3の発明によれば、上記請求項2に記載の移載対象ワーク記憶システムにおいて、前記再計測記憶指示手段(例えば、図2に示すステップS15)は、前記再計測比較手段(例えば、図2に示すステップS14)にて、前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)にて再度三次元計測された移載対象ワーク(例えば、図5(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)と所定の内容を比較した結果が、誤差が大きいか否かを示す所定範囲外であれば、所定の警告を発すると共に、前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)にて再度三次元計測された移載対象ワーク(例えば、図5(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を記憶手段(例えば、図1に示す計測結果記憶部56)に記憶させてなることを特徴としている。
一方、請求項4の発明によれば、上記請求項1~3の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システムにおいて、前記所定の内容は、予め定められている移載の仕様、又は、上位システム側からの指示であることを特徴としている。
他方、請求項5の発明によれば、上記請求項2~4の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システムにおいて、前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)は、ロボット(例えば、図1に示すロボット2)のロボットハンド(例えば、図1に示すロボットハンド22)を用いて、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS7、ステップS8)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を所定距離だけずらし動作させ、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)は、前記ロボットハンド(例えば、図1に示すロボットハンド22)を退避させた後、前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を、再度三次元計測してなることを特徴としている。
一方、請求項6の発明によれば、上記請求項2~4の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システムにおいて、前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)は、ロボット(例えば、図1に示すロボット2)のロボットハンド(例えば、図1に示すロボットハンド22)を用いて、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS7、ステップS8)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を所定距離だけずらし動作させた後、該所定距離だけずらし動作された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を、本来の移載場所とは異なる場所に、一旦、移載させ、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)は、前記異なる場所に、一旦、移載された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を、再度三次元計測してなることを特徴としている。
また一方、請求項7の発明によれば、上記請求項2~4の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システムにおいて、前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)は、ロボット(例えば、図1に示すロボット2)のロボットハンド(例えば、図1に示すロボットハンド22)を用いて、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS7、ステップS8)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を所定距離だけずらし動作させた後、該所定距離だけずらし動作された移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を移載させ、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12、ステップS13)は、前記移載されている最中の移載対象ワーク(例えば、図4(b)に示す推定した移載対象ワークWa1、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa2)を、再度三次元計測してなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に係る発明によれば、移載の現場で、正確に認識できた移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を自動的に記憶することで、次回以降の認識精度を向上させることができ、もって、移載対象ワークを正確に認識することができるようにすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、移載対象ワークの境界部分が不明確であったとしても、ずらし動作させて、再計測した結果を自動的に記憶することで、次回以降の認識精度をより向上させることができ、もって、移載対象ワークをより正確に認識することができるようにすることができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、再計測した結果を自動的に記憶すると共に、予め定められている移載の仕様、又は、上位システム側からの指示との誤差が大きければ、警告を発しているため、作業者は、誤差が大きいものが記憶されたことを即座に認識することができる。
また、比較する所定の内容としては、請求項4に係る発明に示すように、予め定められている移載の仕様、又は、上位システム側からの指示であることが好適である。
一方、再計測するにあたっては、請求項5に係る発明に示すように、ロボットハンド(例えば、図1に示すロボットハンド22)を退避させた後、再計測するのが好適である。または、請求項6に係る発明に示すように、本来の移載場所とは異なる場所に、一旦、移載させた後、再計測するのが好適である。またさらには、請求項7に係る発明に示すように、移載中に再計測するのが好適である。
本発明の一実施形態に係る移載対象ワーク記憶システムの概略全体図である。 同実施形態に係る移載対象ワーク記憶システムの制御手順を示すフローチャート図である。 (a)は、デパレタイズ作業工程を行う前に、1個のワークの形状を計測した例を示す斜視図、(b)は、デパレタイズ作業工程を行う前に、荷姿を撮像した例を示す斜視図、(c)は、(b)に示す荷姿から1個のワークを取り外し、新たに荷姿を撮像し、1個のワークの形状を計測した例を示す斜視図である。 (a)は、荷姿の上面側が撮像された例を示す斜視図、(b)は、(a)から移載対象ワークが位置する部分を切り出し、隣接するワーク同士の境界部分が明確な場合を示す斜視図、(c)は、(a)から移載対象ワークが位置する部分を切り出し、隣接するワーク同士の境界部分が不明確な場合を示す斜視図である。 (a)は、荷姿の上面側が撮像された例を示す斜視図、(b)は、(a)の荷姿からずらし量分ワークがずれた状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る移載対象ワーク記憶システムの一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1に示すように、移載対象ワーク記憶システム1は、ロボット2と、このロボット2を制御するロボット制御装置3と、カメラ4と、画像処理装置5と、で構成されている。なお、符号Wは、搬送用ベルトコンベアB上に載置されたパレットP上に、隣接して荷積された複数の段ボール箱形状等からなるワークWaの荷姿を示すものである。
ロボット2は、床や壁等の設置面に固定される土台20と、土台20に対して基端が回転可能に連結されているロボットアーム部21と、ロボットアーム部21の先端に取り付けられ、ワークWaを吸着・挟み込み・支持等によって把持することができるロボットハンド22とを備えている。
一方、ロボット制御装置3は、画像処理装置5より出力されるデータ、又は、ロボット2より出力されるデータに基づき、ロボット2の稼動を制御するものである。
カメラ4は、パレットP上に、隣接して荷積された複数のワークWaの三次元座標を示す三次元点群情報を取得することができる三次元ビジョンセンサからなるものである。
画像処理装置5は、CPU50と、マウスやキーボード、タッチパネル等にて外部から所定データを画像処理装置5に入力することができる入力部51と、画像処理装置5外に所定データを出力することができる出力部52と、所定のプログラム等を格納した書込み可能なフラッシュROM等からなるROM53と、作業領域やバッファメモリ等として機能するRAM54と、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部55と、後述するワークWa等の計測結果を記憶する計測結果記憶部56と、で構成されている。
かくして、上記のような移載対象ワーク記憶システムを使用するにあたっては、作業者が、図1に示す画像処理装置5の入力部51を用いて、図1に示すROM53内に格納されているプログラムの起動を指示する。これにより、画像処理装置5のCPU50(図1参照)は、図2に示すような処理を行う。以下、図2を参照して説明する。なお、図2に示すプログラムの処理内容はあくまで一例であり、これに限定されるものではない。
まず、CPU50(図1参照)は、カメラ4にて取得されたワークWaの三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、その三次元点群情報からワークWaの形状を計測し、その計測結果を計測結果記憶部56に記憶する(ステップS1)。より詳しく説明すると、パレットP上に積まれたワークWaを一つ一つ取り分ける作業、すなわち、デパレタイズ作業工程を行う前に、図3(a)に示すワークWaの形状を計測する。すなわち、デパレタイズ作業工程を行う荷姿W(図1参照)の中から、1個のワークWaを取り出し、カメラ4にて、その取り出した1個のワークWaの三次元座標を示す三次元点群情報を取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その三次元点群情報からワークWaの形状を計測する。すなわち、三次元点群情報は、X方向,Y方向,Z方向の三次元座標を備えていることから、これを用いれば、図3(a)に示すように、ワークWaの高さH、幅W、長さLが分かることとなり、もって、ワークWaの形状を計測することができることとなる。そして、ワークWaの計測結果は、CPU50にて、計測結果記憶部56に記憶されることとなる。なお、この作業は、全てのワークWaにて行われることとなる。これにより、荷姿Wの中から、所定のワークWaを移載する際、移載対象のワークWaの位置が認識できることとなる。
ところで、1個のワークWaの形状を計測するにあたっては、上記のような方法に限らず、次のような方法でも良い。すなわち、デパレタイズ作業工程を行う荷姿W(図3(b)参照)の三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得する。その後、図3(c)に示すように、荷姿Wの中から、1個のワークWaを取り出し、取り出した1個のワークWaが無い状態の荷姿W1の三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、カメラ4にて取得された荷姿W、W1の三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、その差分を取る。これにより、三次元点群情報が、X方向,Y方向,Z方向の三次元座標を備えていることから、図3(c)に示すように、取り出されたワークWaの高さH、幅W、長さLが分かることとなり、もって、ワークWaの形状を計測することができることとなる。しかして、この作業を荷姿Wから全てのワークWaが取り出されるまで続けていけば、全てのワークWaの高さH、幅W、長さLが分かることとなり、もって、このようにしても、ワークWaの形状を計測することができることとなる。なお、ワークWaの計測結果は、CPU50にて、計測結果記憶部56に記憶されることとなる。
次いで、上記ステップS1の終了後、予め定められている移載の仕様(移載するワークの形状の情報を含む)、又は、倉庫管理システム(図示せず)からの指示(移載するワークの形状の情報を含む)に基づき、CPU50は、図1に示す荷姿Wの中から移載対象のワークWaを認識し、計測する(ステップS2)。具体的に説明すると、カメラ4にて、図4(a)に示すような荷姿Wの上面側が撮像され、その上面側の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報が取得されると、CPU50は、その三次元点群情報を取得する。そして、CPU50は、その取得した三次元点群情報と、計測結果記憶部56に記憶されている上記ステップS1にて計測したワークWaの計測結果を照合した上で、予め定められている移載の仕様、又は、倉庫管理システム(図示せず)からの指示対象である移載対象のワークWaが、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあると認識する。続いて、CPU50は、その認識した図4(a)に示す破線Nの位置にある部分を、図4(b),(c)に示すように切り出し、その切り出した部分Tの三次元点群情報から、移載対象のワークWaを計測する。
次いで、CPU50は、切り出した部分Tの三次元点群情報から、隣接点との奥行き値の差分が大きい点群を抽出し、デプスエッジ等の特徴が明確に出ているか否かを確認する。すなわち、隣接するワークWa同士の境界部分には、僅かな隙間や凹みがあることが多いため、その僅かな隙間や凹み部分に、デプスエッジ等の特徴が明確に出やすい。それゆえ、CPU50は、デプスエッジ等の特徴が明確に出ているか否かを確認し、隣接するワークWa同士の境界部分が明確か否かを確認する(ステップS3)。
図4(b)に示すように、隣接するワークWa同士の境界部分K1が明確であれば(ステップS3:YES)、CPU50は、切り出した部分Tの三次元点群情報と、予め定められている移載の仕様、又は、倉庫管理システム(図示せず)から指示された移載するワークの形状とを比較する(ステップS4)。
次いで、CPU50は、ROM53内に予め格納されている許容誤差内か否かの情報を読み出し、上記ステップS4にて比較した比較結果が、その予め格納されている許容誤差内か否かを確認する(ステップS5)。許容誤差内であれば(ステップS5:YES)、図4(b)に示す切り出し部分TのワークWaをそれぞれ移載対象のワークWaとして計測結果記憶部56に記憶する(ステップS6)。
一方、許容誤差外であれば(ステップS5:NO)、隣接するワークWa同士の境界部分が不明確であるとして、CPU50は、図4(b)に示す切り出し部分Tをすべて移載対象ワークWa1であると推定する(ステップS7)。
他方、図4(c)に示すように、隣接するワークWa同士の境界部分K2が不明確(図示では、不明確であることを破線で示している)であれば(ステップS3:NO)、CPU50は、不明確な部分を含めて移載対象ワークであると推定する(ステップS8)。すなわち、本実施形態においては、図4(c)に示す切り出し部分Tをすべて移載対象ワークWa2であると推定する。
次いで、CPU50は、上記ステップS7又はステップS8の処理後、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2をわずかに移動、すなわち、ずらして、移載対象を特定するため、ずらし動作をさせるべく、CPU50は、ずらし動作をするよう出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する(ステップS9)。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2(図1参照)を制御し、もって、ロボット2(図1参照)のロボットハンド22(図1参照)にて、推定した移載対象ワークWa1、又は、移載対象ワークWa2が、図5(a)に示す状態から、図5(b)に示す状態(推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2の一部だけが、ずらし量Y1だけずれている)にずらし動作されることとなる。
次いで、CPU50は、ずらし動作の結果を確認する(ステップS10)。具体的に説明すると、図5(b)に示す、ずらし動作が行われた後の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、カメラ4にて取得されたずらし動作後の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、ずらし動作前の荷姿W(図5(a)参照)の三次元座標を示す三次元点群情報との差分を取る。これにより、CPU50は、図5(b)に示すように、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2の一部だけが、ずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2が一体として動作しなかったと判定する。一方、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2の全体がずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2が一体として動作したと判定する。
かくして、このようにして、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2が一体として動作したか否かを判定し、一体として動作していなければ(ステップS11:NO)、ずらし動作がされた移載対象ワークWa(図5(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を再計測する(ステップS12)。
一方、一体として動作していれば(ステップS11:YES)、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2を移載対象ワークとして再計測する(ステップS13)。
ところで、上記のような再計測にあたっては、以下のような方法で再計測を行う。すなわち、ロボットハンド22を退避させた後、再計測する移載対象ワークの三次元座標を示す三次元点群情報取得をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その取得した三次元点群情報に基づいて、移載対象ワークの形状を計測する。
一方、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2が一体として動作したか否かを判定した後、CPU50は、移載の実行を指示する情報を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)の移載を実行することとなる。この際、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)が移載中に、一旦別の場所に移載されるよう、CPU50は、出力部52を介してロボット制御装置3に、その指示内容を出力する。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)が一旦別の場所に移載されることとなる。その後、一旦別の場所に移載された移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)の三次元座標を示す三次元点群情報取得をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その取得した三次元点群情報に基づいて、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)の形状を計測する。
また一方、推定した移載対象ワークWa1、又は、推定した移載対象ワークWa2が一体として動作したか否かを判定した後、CPU50は、移載の実行を指示する情報を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)の移載を実行することとなる。この際、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)が移載中に、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)が空中に位置した際、カメラ4にて三次元座標を示す三次元点群情報取得を取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その取得した三次元点群情報に基づいて、移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)の形状を計測する。
かくして、上記のような方法を用いて、再計測を行った後、CPU50は、その再計測を行った三次元点群情報と、予め定められている移載の仕様、又は、倉庫管理システム(図示せず)から指示された移載するワークの形状とを比較する(ステップS14)。
次いで、CPU50は、ROM53内に予め格納されている誤差が大きいか否かを示す所定範囲の情報を読み出し、上記ステップS14にて比較した比較結果が、その予め格納されている所定範囲内か否かを確認する。所定範囲外であれば、差が大きすぎることとなるため、CPU50は、表示部55に警告内容を表示すると共に、その再計測した移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)を移載対象ワークとして計測結果記憶部56に記憶する。また、所定範囲内であれば、差が大きすぎないため、CPU50は、表示部55に警告内容を表示せず、再計測した移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)を移載対象ワークとして計測結果記憶部56に記憶する(ステップS15)。
次いで、CPU50は、ステップS6又はステップS15にて計測結果記憶部56に記憶された移載対象ワークの情報に基づいて、移載の実行を指示する情報を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する(ステップS16)。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて移載対象ワークWa(Wa1,Wa2)の移載を実行することとなる。なお、再計測にあたって、一時的に移載指示をした場合は、この指示が最終の移載指示となる。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、移載の現場で、正確に認識できた移載対象ワークを自動的に記憶することで、次回以降の認識精度を向上させることができ、もって、移載対象ワークを正確に認識することができるようにすることができる。
また、本実施形態によれば、移載対象ワークの境界部分が不明確であったとしても、ずらし動作させて、再計測した結果を自動的に記憶することで、次回以降の認識精度をより向上させることができ、もって、移載対象ワークをより正確に認識することができるようにすることができる。
さらに、本実施形態によれば、再計測した結果を自動的に記憶すると共に、予め定められている移載の仕様、又は、上位システム側からの指示との誤差が大きければ、警告を発しているため、作業者は、誤差が大きいものが記憶されたことを即座に認識することができる。
なお、本実施形態にて例示した内容は、あくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、ワークWaとして箱状のものを例示したが、それに限らず、八角形状等、どのような形状にも適用可能である。
また、本実施形態においては、同サイズのワークWaが荷積みされた例を示したが、それに限らず、異なるサイズ、或いは、異なる種類のワークが荷積みされたものにも適用可能である。
一方、本実施形態においては、カメラ4を別に設ける例を示したが、それに限らず、カメラ4をロボット2に組み込むようにしても良い。また、ロボット制御装置3と画像処理装置5とを別々に設ける例を示したが、ロボット制御装置3と画像処理装置5を一体化しても良い。
1 移載対象ワーク記憶システム
2 ロボット
22 ロボットハンド
3 ロボット制御装置
4 カメラ
5 画像処理装置
50 CPU
56 計測結果記憶部(記憶手段)
W 荷姿
Wa ワーク
Wa1、Wa2 推定した移載対象ワーク
Y1 ずらし量
T (移載対象ワークが位置する部分を)切り出した部分









Claims (7)

  1. 荷積みされた複数のワークのうち、移載対象ワークを三次元計測する三次元計測手段と、
    前記三次元計測手段にて前記移載対象ワークを計測した際、該移載対象ワークの境界が明確であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて、前記移載対象ワークの境界が明確であると判定された場合、前記三次元計測手段にて計測した前記移載対象ワークと、予め定めれている移載対象ワークの形状の情報を含む移載の仕様、又は、倉庫管理システムから指示された移載対象ワークの形状の情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段にて、比較した結果が、予め定められている許容誤差範囲内であれば、前記移載対象ワークを記憶手段に記憶させる記憶指示手段と、を有してなる移載対象ワーク記憶システム。
  2. 前記判定手段にて、前記移載対象ワークの境界が不明確であると判定された場合、前記移載対象ワークの境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワークであると推定する、又は、前記比較手段にて、比較した結果が、所定範囲外であれば、前記移載対象ワークの境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワークであると推定する推定手段と、
    前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させるずらし動作手段と、
    前記ずらし動作手段にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワークを、再度三次元計測する三次元再計測手段と、
    前記三次元再計測手段にて再度三次元計測された移載対象ワークと所定の内容を比較する再計測比較手段と、
    前記三次元再計測手段にて再度三次元計測された移載対象ワークを記憶手段に記憶させる再計測記憶指示手段と、をさらに有してなる請求項1に記載の移載対象ワーク記憶システム。
  3. 前記再計測記憶指示手段は、前記再計測比較手段にて、前記三次元再計測手段にて再度三次元計測された移載対象ワークと所定の内容を比較した結果が、誤差が大きいか否かを示す所定範囲外であれば、所定の警告を発すると共に、前記三次元再計測手段にて再度三次元計測された移載対象ワークを記憶手段に記憶させてなる請求項2に記載の移載対象ワーク記憶システム。
  4. 前記所定の内容は、予め定められている移載の仕様、又は、上位システム側からの指示である請求項1~3の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システム。
  5. 前記ずらし動作手段は、ロボットのロボットハンドを用いて、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させ、
    前記三次元再計測手段は、前記ロボットハンドを退避させた後、前記ずらし動作手段にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワークを、再度三次元計測してなる請求項2~4の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システム。
  6. 前記ずらし動作手段は、ロボットのロボットハンドを用いて、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させた後、該所定距離だけずらし動作された移載対象ワークを、本来の移載場所とは異なる場所に、一旦、移載させ、
    前記三次元再計測手段は、前記異なる場所に、一旦、移載された移載対象ワークを、再度三次元計測してなる請求項2~4の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システム。
  7. 前記ずらし動作手段は、ロボットのロボットハンドを用いて、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させた後、該所定距離だけずらし動作された移載対象ワークを移載させ、
    前記三次元再計測手段は、前記移載されている最中の移載対象ワークを、再度三次元計測してなる請求項2~4の何れか1項に記載の移載対象ワーク記憶システム。
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