JP7232652B2 - ワーク移載システム - Google Patents

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本発明は、パレット上に積まれた複数の段ボール箱等のワークを移載するワーク移載システムに関する。
近年、物流業界において、倉庫内の仕分け、積込み、荷卸し等の作業の自動化が求められており、様々な自動化システムの導入が進められている(例えば、特許文献1参照)。
特開平06-055477号公報
しかしながら、パレット上に積まれた複数の段ボール箱等のワークを一つ一つ取り分ける作業、すなわち、デパレタイズ作業工程を行うにあたり、隣接するワークの境界部分が上手く検出できないことがあり、もって、移載対象ワークの位置や向きが正確に認識できない場合があるといった問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、移載対象ワークを正確に認識することができるワーク移載システムを提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明に係るワーク移載システムは、荷積みされた複数のワーク(例えば、図1に示すワークWa)のうち、移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を三次元計測する三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)と、
前記三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)にて前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を計測した際、該移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が明確であるか否かを判定する判定手段(例えば、図2に示すステップS3)と、
前記判定手段(例えば、図2に示すステップS3)にて、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が不明確であると判定された場合、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す切り出した部分T)であると推定する推定手段(例えば、図2に示すステップS5)と、
前記推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させるずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8、S9、図1に示すロボット2)と、
前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8、S9、図1に示すロボット2)にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワーク(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を、再度三次元計測する三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12,ステップS13)と、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12,ステップS13)にて再度三次元計測された移載対象ワーク(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を移載対象として確定する確定手段(例えば、図2に示すステップS14)と、を有し、
前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8)は、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させるにあたり、前記三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)にて計測した前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の三次元情報に基づいて、前記推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の面積重心を算出し、該算出した面積重心から、前記推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の外形線までの距離を算出した上で、前記所定距離を決定してなることを特徴としている。
請求項2の発明に係るワーク移載システムは、荷積みされた複数のワーク(例えば、図1に示すワークWa)のうち、移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を三次元計測する三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)と、
前記三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)にて前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)を計測した際、該移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が明確であるか否かを判定する判定手段(例えば、図2に示すステップS3)と、
前記判定手段(例えば、図2に示すステップS3)にて、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界が不明確であると判定された場合、前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す切り出した部分T)であると推定する推定手段(例えば、図2に示すステップS5)と、
前記推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させるずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8、S9、図1に示すロボット2)と、
前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8、S9、図1に示すロボット2)にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワーク(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を、再度三次元計測する三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12,ステップS13)と、
前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12,ステップS13)にて再度三次元計測された移載対象ワーク(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を移載対象として確定する確定手段(例えば、図2に示すステップS14)と、を有し、
前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8)は、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させるにあたり、前記三次元計測手段(例えば、図2に示すステップS2)にて計測した前記移載対象ワーク(例えば、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあるワークWa)の三次元情報に基づいて、前記推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の重心を算出し、該算出した重心が、前記推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させた際、前記推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の一つ下の層に位置するワーク(例えば、図7(b)に示すワークWa)の端面(例えば、図7(b)に示すワークWaの端Waa)から外方向に位置しないように、前記所定距離を決定してなることを特徴としている。
求項3の発明によれば、上記請求項1又は2に記載のワーク移載システムにおいて、前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8、S9、図1に示すロボット2)は、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させるにあたり、該移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の中央部分以外を把持することでずらし動作させてなることを特徴としている。
求項4の発明によれば、上記請求項1~3の何れか1項に記載のワーク移載システムにおいて、前記三次元再計測手段(例えば、図2に示すステップS12,ステップS13)は、前記ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS9、図1に示すロボット2)にて、前記推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させた際、該移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)が一体としてずらし動作せず、該移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の一部(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)だけがずらし動作した際、該ずらし動作した移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の一部(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を、再度三次元計測してなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1及び請求項2に係る発明によれば、移載対象ワークを正確に認識することができる。一方、ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8)は、推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の所定距離を決定するにあたり、請求項1に係る発明のように、推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の面積重心を算出し、該算出した面積重心から、推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の外形線までの距離を算出した上で、所定距離を決定するのが好適である。またさらには、請求項2に係る発明のように、推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の重心を算出し、該算出した重心が、推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させた際、推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の一つ下の層に位置するワーク(例えば、図7(b)に示すワークWa)の端面(例えば、図7(b)に示すワークWaの端Waa)から外方向に位置しないように、所定距離を決定するのが好適である。
また、請求項3に係る発明によれば、ずらし動作手段(例えば、図2に示すステップS8,S9、図1に示すロボット2)は、推定手段(例えば、図2に示すステップS5)にて推定された移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)を所定距離だけずらし動作させるにあたり、該移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の中央部分以外を把持することでずらし動作させているから、移載対象ワークを荷姿から落下させてしまう事態を低減させることができる。
さらに、請求項4に係る発明によれば、移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)が一体としてずらし動作せず、該移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の一部(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)だけがずらし動作した際、該ずらし動作した移載対象ワーク(例えば、図4(c)に示す推定した移載対象ワークWa1)の一部(例えば、図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を、再度三次元計測しているから、移載対象のワークをより正確に認識することができる。
本発明の一実施形態に係るワーク移載システムの概略全体図である。 同実施形態に係るワーク移載システムの制御手順を示すフローチャート図である。 (a)は、デパレタイズ作業工程を行う前に、1個のワークの形状を計測した例を示す斜視図、(b)は、デパレタイズ作業工程を行う前に、荷姿を撮像した例を示す斜視図、(c)は、(b)に示す荷姿から1個のワークを取り外し、新たに荷姿を撮像し、1個のワークの形状を計測した例を示す斜視図である。 (a)は、荷姿の上面側が撮像された例を示す斜視図、(b)は、(a)から移載対象ワークが位置する部分を切り出し、隣接するワーク同士の境界部分が明確な場合を示す斜視図、(c)は、(a)から移載対象ワークが位置する部分を切り出し、隣接するワーク同士の境界部分が不明確な場合を示す斜視図である。 (a)は、複数のワークが横並びに隣接しており、境界部分が不明確となっている例を示す平面図、(b)は、テープの光沢等の影響で、1個のワークであるにも係らず、2個のワークと認識してしまっている例を示す平面図、(c)は、ワークの蓋が空いているなどの影響で、1個のワークであるにも係らず、2個のワークと認識してしまっている例を示す平面図である。 (a)は、推定した移載対象ワークに、移載時の仕様として予め定められている最小のワークサイズをフィッティングしている状態を示す平面図、(b)は、推定した移載対象ワークに、移載時の仕様として予め定められている最小のワークサイズを重ね合わせている状態を示す平面図である。 (a)は、荷姿の上面側が撮像された例を示す斜視図、(b)は、(a)の荷姿からずらし量分ワークがずれた状態を示す斜視図である。 (a)は、推定した移載対象ワークの平面図、(b)は、(a)の推定した移載対象ワークからずらし量分ワークがずれた状態を示す平面図である。
以下、本発明に係るワーク移載システムの一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1に示すように、ワーク移載システム1は、ロボット2と、このロボット2を制御するロボット制御装置3と、カメラ4と、画像処理装置5と、で構成されている。なお、符号Wは、搬送用ベルトコンベアB上に載置されたパレットP上に、隣接して荷積された複数の段ボール箱形状等からなるワークWaの荷姿を示すものである。
ロボット2は、床や壁等の設置面に固定される土台20と、土台20に対して基端が回転可能に連結されているロボットアーム部21と、ロボットアーム部21の先端に取り付けられ、ワークWaを吸着・挟み込み・支持等によって把持することができるロボットハンド22とを備えている。
一方、ロボット制御装置3は、画像処理装置5より出力されるデータ、又は、ロボット2より出力されるデータに基づき、ロボット2の稼動を制御するものである。
カメラ4は、パレットP上に、隣接して荷積された複数のワークWaの三次元座標を示す三次元点群情報を取得することができる三次元ビジョンセンサからなるものである。
画像処理装置5は、CPU50と、マウスやキーボード、タッチパネル等にて外部から所定データを画像処理装置5に入力することができる入力部51と、画像処理装置5外に所定データを出力することができる出力部52と、所定のプログラム等を格納した書込み可能なフラッシュROM等からなるROM53と、作業領域やバッファメモリ等として機能するRAM54と、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部55と、後述するワークWa等の計測結果を記憶する計測結果記憶部56と、で構成されている。
かくして、上記のようなワーク移載システムを使用するにあたっては、作業者が、図1に示す画像処理装置5の入力部51を用いて、図1に示すROM53内に格納されているプログラムの起動を指示する。これにより、画像処理装置5のCPU50(図1参照)は、図2に示すような処理を行う。以下、図2を参照して説明する。なお、図2に示すプログラムの処理内容はあくまで一例であり、これに限定されるものではない。
まず、CPU50(図1参照)は、カメラ4にて取得されたワークWaの三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、その三次元点群情報からワークWaの形状を計測し、その計測結果を計測結果記憶部56に記憶する(ステップS1)。より詳しく説明すると、パレットP上に積まれたワークWaを一つ一つ取り分ける作業、すなわち、デパレタイズ作業工程を行う前に、図3(a)に示すワークWaの形状を計測する。すなわち、デパレタイズ作業工程を行う荷姿W(図1参照)の中から、1個のワークWaを取り出し、カメラ4にて、その取り出した1個のワークWaの三次元座標を示す三次元点群情報を取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その三次元点群情報からワークWaの形状を計測する。すなわち、三次元点群情報は、X方向,Y方向,Z方向の三次元座標を備えていることから、これを用いれば、図3(a)に示すように、ワークWaの高さH、幅W、長さLが分かることとなり、もって、ワークWaの形状を計測することができることとなる。そして、ワークWaの計測結果は、CPU50にて、計測結果記憶部56に記憶されることとなる。なお、この作業は、全てのワークWaにて行われることとなる。これにより、荷姿Wの中から、所定のワークWaを移載する際、移載対象のワークWaの位置が認識できることとなる。
ところで、1個のワークWaの形状を計測するにあたっては、上記のような方法に限らず、次のような方法でも良い。すなわち、デパレタイズ作業工程を行う荷姿W(図3(b)参照)の三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得する。その後、図3(c)に示すように、荷姿Wの中から、1個のワークWaを取り出し、取り出した1個のワークWaが無い状態の荷姿W1の三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、カメラ4にて取得された荷姿W、W1の三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、その差分を取る。これにより、三次元点群情報が、X方向,Y方向,Z方向の三次元座標を備えていることから、図3(c)に示すように、取り出されたワークWaの高さH、幅W、長さLが分かることとなり、もって、ワークWaの形状を計測することができることとなる。しかして、この作業を荷姿Wから全てのワークWaが取り出されるまで続けていけば、全てのワークWaの高さH、幅W、長さLが分かることとなり、もって、このようにしても、ワークWaの形状を計測することができることとなる。なお、ワークWaの計測結果は、CPU50にて、計測結果記憶部56に記憶されることとなる。
次いで、上記ステップS1の終了後、予め定められている移載の仕様(移載するワークの形状の情報を含む)、又は、倉庫管理システム(図示せず)からの指示(移載するワークの形状の情報を含む)に基づき、CPU50は、図1に示す荷姿Wの中から移載対象のワークWaを認識し、計測する(ステップS2)。具体的に説明すると、カメラ4にて、図4(a)に示すような荷姿Wの上面側が撮像され、その上面側の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報が取得されると、CPU50は、その三次元点群情報を取得する。そして、CPU50は、その取得した三次元点群情報と、計測結果記憶部56に記憶されている上記ステップS1にて計測したワークWaの計測結果を照合した上で、予め定められている移載の仕様、又は、倉庫管理システム(図示せず)からの指示対象である移載対象のワークWaが、図4(a)に示す破線Nで示す位置にあると認識する。続いて、CPU50は、その認識した図4(a)に示す破線Nの位置にある部分を、図4(b),(c)に示すように切り出し、その切り出した部分Tの三次元点群情報から、移載対象のワークWaを計測する。
次いで、CPU50は、切り出した部分Tの三次元点群情報から、隣接点との奥行き値の差分が大きい点群を抽出し、デプスエッジ等の特徴が明確に出ているか否かを確認する。すなわち、隣接するワークWa同士の境界部分には、僅かな隙間や凹みがあることが多いため、その僅かな隙間や凹み部分に、デプスエッジ等の特徴が明確に出やすい。それゆえ、CPU50は、デプスエッジ等の特徴が明確に出ているか否かを確認し、隣接するワークWa同士の境界部分が明確か否かを確認する(ステップS3)。図4(b)に示すように、隣接するワークWa同士の境界部分K1が明確であれば(ステップS3:YES)、CPU50は、図4(b)に示す切り出し部分TのワークWaをそれぞれ移載対象のワークWaとして計測結果記憶部56に記憶する(ステップS4)。
一方、図4(c)に示すように、隣接するワークWa同士の境界部分K2が不明確(図示では、不明確であることを破線で示している)であれば(ステップS3:NO)、CPU50は、不明確な部分を含めて移載対象ワークであると推定する(ステップS5)。すなわち、本実施形態においては、図4(c)に示す切り出し部分Tをすべて移載対象ワークWa1であると推定する。
次いで、CPU50は、推定した移載対象ワークWa1をわずかに移動、すなわち、ずらして、移載対象を特定するにあたって、推定した移載対象ワークWa1をロボットハンド22で把持する位置を決定する(ステップS6)。より詳しく説明すると、CPU50は、推定した移載対象ワークWa1をロボットハンド22で把持するにあたって、推定した移載対象ワークWa1の中央部分(境界部分K2)以外を把持するようにする。推定した移載対象ワークWa1の中央部分(境界部分K2)を把持してしまうと、ワークWa1を複数把持し、ワークWa1を荷姿W(図1参照)から落下させてしまう危険性があるためである。例えば、図5(a)に示すように、複数のワークWa(図示では、4個)が横並びに隣接しており、フィルムをかけてワークWa同士の隣接部分にミシン目を入れている場合など面一の状態となっていた場合、境界部分K10が不明確となり、もって、不明確な部分を含めて移載対象ワークWa10と推定することとなる。このような場合、中央部分を把持してしまうと、複数のワークWa(図示では、4個)を荷姿W(図1参照)から落下させてしまう危険性が非常に高い。さらには、図5(b)に示すように、テープTPの光沢等の影響で、1個のワークWaであるにも係らず、2個のワークWaA1,WaA2と認識してしまったり、又は、図5(c)に示すように、ワークWaの蓋が空いているなどの影響で、1個のワークWaであるにも係らず、2個のワークWaA1,WaA2と認識してしまったり等した場合に、移載対象ワークWaとして認識した切り出し部分に、このようなワークWaが存在すると、中央部分を把持した際、ワークWaを荷姿W(図1参照)から落下させてしまう危険性が非常に高い。それゆえ、本実施形態においては、落下の危険性を低減させるべく、推定した移載対象ワークWa1をロボットハンド22で把持するにあたって、推定した移載対象ワークWa1の中央部分(境界部分K2)以外を把持するようにしている。
具体的に例示すると、CPU50は、図4(c)に示す移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報から、面積重心を算出し、その算出した重心位置から外側に位置する部分をロボットハンド22で把持する位置とする。
また一方、移載時の仕様として予め最小のワークサイズが定められていることから、CPU50は、ROM53内に格納されている最小のワークサイズを読み出し、図6(a)に示すように、推定した移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報に基づき、推定した移載対象ワークWa1の外枠に合わせるように最小のワークサイズSをフィッティングさせる。そして、フィッティング作業を行った後、CPU50は、その最小のワークサイズSの部分をロボットハンド22で把持する位置とする。
また一方、CPU50は、推定した移載対象ワークWa1を移載時の仕様として予め定められている最小のワークサイズと仮定する。そして、CPU50は、ROM53内に格納されている最小のワークサイズを読み出し、図6(b)に示すように、推定した移載対象ワークWa1と、最小のワークサイズSを重ね合わせ、重なった部分Saの中央部分をロボットハンド22で把持する位置とする。なお、本実施形態においては、推定した移載対象ワークWa1を移載時の仕様として予め定められている最小のワークサイズと仮定したが、仮定するサイズはどのようなものでも良く任意に仮定することが可能である。
かくして、このようにして、推定した移載対象ワークWa1をロボットハンド22で把持する位置を決定した後、CPU50は、ずらし方向を決定する(ステップS7)。具体的には、CPU50は、図4(c)に示す移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報から、面積中心を算出し、その算出した面積中心の中心線上で、図1に示す荷姿Wの外方向にずらし方向を決定する。
一方、CPU50は、図4(c)に示す移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報から、面積重心を算出し、その算出した面積重心から、図1に示すカメラ4の方向にずらし方向を決定する。
また一方、CPU50は、ロボットハンド22で把持する位置が決定された移載対象ワークWa1の位置から鉛直方向にずらし方向を決定する。
また一方、CPU50は、図4(c)に示す移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報から、位置・姿勢を推定し、その推定した位置・姿勢を利用して、例えば、Z軸上方、X-Y平面に対して30°方向等のずらし方向を決定する。
かくして、このようにして、ずらし方向を決定した後、CPU50は、ずらし量を決定する(ステップS8)。具体的には、ROM53内にずらし量を予め格納しておき、CPU50は、ROM53内に格納しているずらし量を読み出すことで、ずらし量を決定する。
一方、CPU50は、ROM53内に格納されている最小のワークサイズS(図6参照)を読み出し、その最小のワークサイズSを利用して、ずらし量を決定する。例えば、CPU50は、最小のワークサイズSの形状は認識していることから、最小のワークサイズSの最短辺の長さの1/3、又は、最小のワークサイズSの重心から最小のワークサイズSの外壁までの距離の1/2より短い距離等を算出して、ずらし量を決定する。
また一方、CPU50は、図4(c)に示す移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報から、面積重心を算出し、その算出した面積重心から、移載対象ワークWa1の外枠(外形線)までの距離を算出し、その算出した距離の例えば1/2より短い距離等を算出して、ずらし量を決定する。
また一方、CPU50は、図7(a)に示す移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報から、重心を算出し、その算出した重心が、推定した移載対象ワークWa1の位置から一つ下の層に位置するワークWaの端Waa(図7(b)参照)から出ないように、ずらし量を決定する。
かくして、このようにして、ずらし量を決定した後、CPU50は、決定した把持位置、及び、決定したずらし方向、並びに、決定したずらし量を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する(ステップS9)。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2(図1参照)を制御し、もって、ロボット2(図1参照)のロボットハンド22(図1参照)にて推定した移載対象ワークWa1がずらし動作されることとなる。
次いで、CPU50は、ずらし動作の結果を確認する(ステップS10)。具体的に説明すると、図7(b)に示す、ずらし動作が行われた後の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、カメラ4にて取得されたずらし動作後の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、ずらし動作前の荷姿Wの三次元座標を示す三次元点群情報との差分を取る。これにより、CPU50は、図7(b)に示すように、推定した移載対象ワークWa1の一部だけが、ずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作しなかったと判定する。一方、推定した移載対象ワークWa1の全体がずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したと判定する。
他方、図7に示すように、推定した移載対象ワークWa1のうち、ロボットハンド22の把持位置から最も離れたエッジWa1aが、ずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したと判定し、ずれていなければ、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作しなかったと判定しても良い。
一方、全体の差分をとるのではなく、図8(b)に示す、ずらし動作が行われた後の推定した移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報をカメラ4にて取得しても良い。この際、CPU50は、カメラ4にて取得されたずらし動作後の推定した移載対象ワークWa1の三次元座標を示す三次元点群情報を取得し、ずらし動作前の推定した移載対象ワークWa1(図8(a)参照)の三次元座標を示す三次元点群情報との差分を取る。これにより、CPU50は、図8(b)に示すように、推定した移載対象ワークWa1の一部だけが、ずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作しなかったと判定する一方、推定した移載対象ワークWa1の全体がずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したと判定することとなる。またこの場合においても、ロボットハンド22の把持位置から最も離れたエッジWa1aが、ずらし量Y1だけずれていれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したと判定し、ずれていなければ、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作しなかったと判定しても良い。
かくして、このようにして、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したか否かを判定し、一体として動作していなければ(ステップS11:NO)、ずらし動作がされた移載対象ワークWa(図7(b)、図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)を再計測する(ステップS12)。
一方、一体として動作していれば(ステップS11:YES)、推定した移載対象ワークWa1を移載対象ワークとして再計測する(ステップS13)。
ところで、上記のような再計測にあたっては、以下のような方法で再計測を行う。すなわち、ロボットハンド22を退避させた後、再計測する移載対象ワークの三次元座標を示す三次元点群情報取得をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その取得した三次元点群情報に基づいて、移載対象ワークの形状を計測する。
一方、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したか否かを判定した後、CPU50は、移載の実行を指示する情報を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて、移載対象ワークWa(Wa1)の移載を実行することとなる。この際、移載対象ワークWa(Wa1)が移載中に、一旦別の場所に移載されるよう、CPU50は、出力部52を介してロボット制御装置3に、その指示内容を出力する。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて、移載対象ワークWa(Wa1)が一旦別の場所に移載されることとなる。その後、一旦別の場所に移載された移載対象ワークWa(Wa1)の三次元座標を示す三次元点群情報取得をカメラ4にて取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その取得した三次元点群情報に基づいて、移載対象ワークWa(Wa1)の形状を計測する。
また一方、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作したか否かを判定した後、CPU50は、移載の実行を指示する情報を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて、移載対象ワークWa(Wa1)の移載を実行することとなる。この際、移載対象ワークWa(Wa1)が移載中に、移載対象ワークWa(Wa1)が空中に位置した際、カメラ4にて三次元座標を示す三次元点群情報取得を取得する。そして、CPU50は、その三次元点群情報を取得し、その取得した三次元点群情報に基づいて、移載対象ワークWa(Wa1)の形状を計測する。
かくして、上記のような方法を用いて、再計測を行った後、CPU50は、その再計測した移載対象ワークWa(Wa1)を移載対象ワークとして計測結果記憶部56に記憶する(ステップS14)。
次いで、CPU50は、ステップS4又はステップS14にて計測結果記憶部56に記憶された移載対象ワークの情報に基づいて、移載の実行を指示する情報を、出力部52(図1参照)を介してロボット制御装置3に出力する(ステップS15)。これを受けて、ロボット制御装置3は、その情報に基づき、ロボット2を制御し、もって、ロボット2のロボットハンド22にて移載対象ワークWa(Wa1)の移載を実行することとなる。なお、再計測にあたって、一時的に移載指示をした場合は、この指示が最終の移載指示となる。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、移載対象ワークを正確に認識することができることとなる。
また、本実施形態によれば、推定した移載対象ワークWa1が一体として動作せず、推定した移載対象ワークWa1の一部だけがずれていれば、そのずれた部分(図7(b),図8(b)に示すずらし量Y1だけずれたワークWa)だけを再計測しているから、移載対象ワークをより正確に認識することができる。
なお、本実施形態にて例示した内容は、あくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、ワークWaとして箱状のものを例示したが、それに限らず、八角形状等、どのような形状にも適用可能である。
また、本実施形態においては、同サイズのワークWaが荷積みされた例を示したが、それに限らず、異なるサイズ、或いは、異なる種類のワークが荷積みされたものにも適用可能である。
一方、本実施形態においては、カメラ4を別に設ける例を示したが、それに限らず、カメラ4をロボット2に組み込むようにしても良い。また、ロボット制御装置3と画像処理装置5とを別々に設ける例を示したが、ロボット制御装置3と画像処理装置5を一体化しても良い。
1 ワーク移載システム
2 ロボット
3 ロボット制御装置
4 カメラ
5 画像処理装置
50 CPU
W 荷姿
Wa ワーク
Wa1 推定した移載対象ワーク
Waa (ワークの)端(端面)
Y1 ずらし量
T (移載対象ワークが位置する部分を)切り出した部分



Claims (4)

  1. 荷積みされた複数のワークのうち、移載対象ワークを三次元計測する三次元計測手段と、
    前記三次元計測手段にて前記移載対象ワークを計測した際、該移載対象ワークの境界が明確であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて、前記移載対象ワークの境界が不明確であると判定された場合、前記移載対象ワークの境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワークであると推定する推定手段と、
    前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させるずらし動作手段と、
    前記ずらし動作手段にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワークを、再度三次元計測する三次元再計測手段と、
    前記三次元再計測手段にて再度三次元計測された移載対象ワークを移載対象として確定する確定手段と、を有し、
    前記ずらし動作手段は、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させるにあたり、前記三次元計測手段にて計測した前記移載対象ワークの三次元情報に基づいて、前記推定された移載対象ワークの面積重心を算出し、該算出した面積重心から、前記推定された移載対象ワークの外形線までの距離を算出した上で、前記所定距離を決定してなるワーク移載システム。
  2. 荷積みされた複数のワークのうち、移載対象ワークを三次元計測する三次元計測手段と、
    前記三次元計測手段にて前記移載対象ワークを計測した際、該移載対象ワークの境界が明確であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて、前記移載対象ワークの境界が不明確であると判定された場合、前記移載対象ワークの境界部分が不明確であると判断し、不明確な部分を含めて移載対象ワークであると推定する推定手段と、
    前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させるずらし動作手段と、
    前記ずらし動作手段にて所定距離だけずらし動作された移載対象ワークを、再度三次元計測する三次元再計測手段と、
    前記三次元再計測手段にて再度三次元計測された移載対象ワークを移載対象として確定する確定手段と、を有し、
    前記ずらし動作手段は、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させるにあたり、前記三次元計測手段にて計測した前記移載対象ワークの三次元情報に基づいて、前記推定された移載対象ワークの重心を算出し、該算出した重心が、前記推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させた際、前記推定された移載対象ワークの一つ下の層に位置するワークの端面から外方向に位置しないように、前記所定距離を決定してなるワーク移載システム。
  3. 前記ずらし動作手段は、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させるにあたり、該移載対象ワークの中央部分以外を把持することでずらし動作させてなる請求項1又は2に記載のワーク移載システム。
  4. 前記三次元再計測手段は、前記ずらし動作手段にて、前記推定手段にて推定された移載対象ワークを所定距離だけずらし動作させた際、該移載対象ワークが一体としてずらし動作せず、該移載対象ワークの一部だけがずらし動作した際、該ずらし動作した移載対象ワークの一部を、再度三次元計測してなる請求項1~3の何れか1項に記載のワーク移載システム。
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