JP7261214B6 - コネクタの端子構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタの端子構造に関する。
電気自動車やハイブリッド車等の電動自動車に使用される高圧コネクタは、メスコネクタとオスコネクタとに分けられる。オスコネクタ及びメスコネクタには、通電と抜き挿しを可能とするオス端子及びメス端子がそれぞれ収容されており、これらオス端子とメス端子とは、端子ばねを介して電気的に接続される。より具体的には、オスコネクタには棒状のオス端子が収容される。メスコネクタには筒状のメス端子が収容される。そして、メス端子の内部には、端子ばねが組み付けられている(特許文献1参照)。
このメス端子に組み付けられる端子ばねは、メス端子内で動いたり、外れたりしないように、メス端子の内壁面を周方向に切削加工した保持溝に組み付けたり、外からカバーを付けたりして保持されている。
また、特許文献2に開示されているように、導体の小径部(オス端子)の外周面に円周方向に沿って溝を設け、コイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合されたばね接触子(環状端子ばね)を嵌め込んだ接触子装置も提案されている。
特開2015-28900号公報 特開2008-204634号公報
しかしながら、上記特許文献1のように保持溝が形成されたメス端子は、端子ばねを組み付けるため、端子自体が複雑な形状となり、切削加工作業が困難となっている。また、オス端子は、メス端子側の端子ばねの変位内で接触させる必要があることから、高い精度で加工する必要があり、こちらもメス端子と同様に、切削加工作業が困難となっている。そして、メス端子の内部に端子ばねを組み付ける構造では、端子ばねの保持溝をメス端子の先端から所定以上奥側へ形成しなければならないため、その分メス端子の長さが長くなる問題があった。
また、上記特許文献1の接触子装置のように、オス端子の外周面に設けられた溝にばね接触子(環状端子ばね)を嵌め込む際には、環状端子ばねを拡径させた後に溝に装着する作業が発生し、オス端子の電気接触部への傷付き等を生じる可能性があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、メス端子の形状を簡略化することにより端子の加工コストを削減できるとともに、メス端子の保持溝を廃止することにより、嵌合時における雄雌コネクタの嵌合方向の長さを短くできるコネクタの端子構造を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) オスコネクタのオスハウジングと、前記オスハウジングに収容される棒状のオス端子と、前記オス端子の電気接触部の先端に形成された段付き軸部と、前記オスハウジングに形成されて前記電気接触部を包囲するフード部と、導電性を有するコイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばねと、前記段付き軸部の先端に固定されて前記段付き軸部に外嵌された前記環状端子ばねを保持する樹脂キャップと、メスコネクタのメスハウジングと、前記メスハウジングに形成されて前記フード部に嵌合されるメス端子収容部と、前記メス端子収容部に収容されて前記電気接触部が挿入される筒状に形成された電気接触部を有するメス端子と、を備えることを特徴とするコネクタの端子構造。
上記(1)の構成のコネクタの端子構造によれば、メス端子の内周に装着していた端子ばねを廃止し、オス端子に環状端子ばねを設ける構成とした。これにより、メス端子に保持溝を設けなくて済むため、切削加工作業が格段に容易となり、メス端子の加工コストを削減できる。オス端子の電気接触部には、段付き軸部を切削加工しなければならないが、メス端子の保持溝を中ぐりする従来方法に比べ、容易な外丸削りが可能となる。また、外丸削りは、中ぐりに比べ、高い加工精度を得ることができる。
更に、メス端子の内部に端子ばねを組み付ける必要がなく、端子ばねの保持溝をメス端子の先端から所定以上奥側へ形成する必要がないので、メス端子の長さがその分短く形成でき、延いては、嵌合時における雄雌コネクタの嵌合方向の長さも短くできる。
ここで、メス端子とオス端子との軸線直交方向の相対的な位置ずれは、環状端子ばねの変位範囲で許容されることになる。この環状端子ばねの変位範囲は、段付き軸部の小径部分の外径とコイルスプリングの平均径との設計値により容易に変更が可能となる。すなわち、本構成のコネクタの端子構造は、環状端子ばねがオス端子の電気接触部に外嵌される構成となったことにより、メス端子の内周面を加工して得ていた保持溝よりも、環状端子ばねの変位範囲を変更する切削加工作業が容易となる。
また、本構成のコネクタの端子構造では、環状端子ばねが、前方より段付き軸部の小径部分に拡径せずに装着できる。これにより、例えば特許文献2に開示される接触子装置のように、ばね接触子(環状端子ばね)を拡径させた後に溝に装着する作業が発生しないため、オス端子の電気接触部への傷付き等を生じにくくすることができる。
(2) 前記段付き軸部が、前記電気接触部から同軸で先端側に延出して前記電気接触部の外径より小径のばね外嵌軸部と、前記ばね外嵌軸部から同軸で先端側に延出して前記ばね外嵌軸部よりも小径のキャップ係止軸部とを有し、前記キャップ係止軸部には、キャップ係止溝が周方向に形成され、筒状に形成された前記絶縁キャップの内周に設けられる固定爪が、前記キャップ係止溝に係止されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタの端子構造。
上記(2)の構成のコネクタの端子構造によれば、ばね外嵌軸部に、同軸で先端側に延出して、ばね外嵌軸部よりも小径となるキャップ係止軸部が設けられる。このキャップ係止軸部にはキャップ係止溝が周方向に形成される。絶縁キャップの内径は、キャップ係止軸部と同一径若しくはそれよりも若干小さく設定される。絶縁キャップは、内径側に突出する固定爪が形成される。固定爪は、絶縁キャップが前方よりキャップ係止軸部に圧入されることにより、弾性変形してキャップ係止溝に係止される。絶縁キャップは、固定爪がキャップ係止溝に係止されると、キャップ係止軸部に固定される。これにより、環状端子ばねは、電気接触部と絶縁キャップとに挟まれて、段付き軸部の先端に固定される。
本構成のコネクタの端子構造では、段付き軸部の先端に、樹脂キャップを圧入係止することにより、環状端子ばねを段付き軸部に保持できるので、環状端子ばねを拡径させることなく、環状端子ばねを電気接触部の先端に容易に取り付けることができる。また、絶縁キャップは、キャップ係止軸部に前方より圧入するのみで固定が完了するので、環状端子ばねをオス端子に取り付ける際の自動化を容易にすることができる。
本発明に係るコネクタの端子構造によれば、メス端子の形状を簡略化することにより端子の加工コストを削減できるとともに、メス端子の保持溝を廃止することにより、嵌合時における雄雌コネクタの嵌合方向の長さを短くできる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(a)は本発明の一実施形態に係るコネクタの端子構造を備える雄雌コネクタの嵌合前の斜視図、(b)は嵌合後の斜視図である。 (a)はオスコネクタの分解斜視図、(b)はメスコネクタの分解斜視図である。 嵌合前の雄雌コネクタの縦断面図である。 (a)は環状端子ばねが装着される前のオス端子の分解斜視図、(b)は環状端子ばねが装着されて絶縁キャップが固定される前のオス端子の分解斜視図、(c)は絶縁キャップが固定されたオス端子の斜視図である。 嵌合途中の雄雌コネクタの縦断面図である。 嵌合後の雄雌コネクタの縦断面図である。 嵌合前のオス端子とメス端子の分解斜視図である。 (a)は環状端子ばねが装着前の参考例に係るメス端子の分解斜視図、(b)は嵌合前における参考例に係るオス端子と参考例に係るメス端子の斜視図である。 嵌合前の参考例に係る雄雌コネクタの分解斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
図1の(a)は本発明の一実施形態に係るコネクタの端子構造を備える雄雌コネクタ11の嵌合前の斜視図、図1の(b)は嵌合後の斜視図である。図2の(a)はオスコネクタ13の分解斜視図、図2の(b)はメスコネクタ15の分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの端子構造は、雄雌コネクタ11に用いられる。雄雌コネクタ11は、図1の(a),(b)に示すように、オスコネクタ13と、メスコネクタ15とにより構成される。雄雌コネクタ11は、例えば電気自動車に用いられる。電気自動車では、三相交流のモータ(図示略)に、バッテリ(図示略)からの直流電力を交流電力に変換して供給するインバータ(図示略)が接続される。バッテリとインバータの間、インバータとモータとの間等は、コネクタ付きの高圧電線17により接続される。本実施形態において、オスコネクタ13は、例えばインバータに取り付けられ、メスコネクタ15は、高圧電線17に接続される。
雄雌コネクタ11は、機器固定型の高電圧2極タイプの防水シールドコネクタとなる。なお、本実施形態に係る雄雌コネクタ11は、電磁波の遮蔽及びアースを行うためのシールド構造を備えるが、本発明の必須の構成ではないのでその説明は省略する。
図1及び図2に示すように、オスコネクタ13は、オスハウジング19と、オス端子21と、オス端子21に形成された段付き軸部23(図4参照)と、環状端子ばね27と、絶縁キャップ29とを主要な構成として有する。
オスハウジング19は、更に、オスハウジング本体部31と、オス端子収容室33と、固定板部35と、フード部25とを有する。オスハウジング19は、オスコネクタ13の外殻を形成する。
オスハウジング本体部31は、電気絶縁性の樹脂材料により成形される。オスハウジング本体部31は、軸線方向を同方向とした2つの円筒部が、それぞれの母線に沿う一つの仕切り壁を共有して一体に接続して成形される。即ち、オスハウジング本体部31には、2つの円筒空間が、仕切り壁により仕切られて隣接配置されている。それぞれの円筒空間は、軸線に沿う方向の前後が開放される。なお、本明細書中、「前」とはそれぞれのコネクタにおける嵌合側、「後」とはそれぞれのコネクタにおける端子挿入側を言う。
図3は、嵌合前の雄雌コネクタ11の縦断面図である。
オスハウジング本体部31の前部には、筒状のフード部25が延出する。フード部25の内側は、メスコネクタ15のメス端子収容部37が嵌合する嵌合空間39となる。即ち、フード部25は、オス端子収容室33に収容されたオス端子21の電気接触部41を、嵌合空間39を介して包囲する。オスハウジング本体部31は、後部円筒空間の外周が本体外周部となる。本体外周部の内側は、オス端子収容室33となる。
円筒空間となるオス端子収容室33は、円板状の樹脂壁43により仕切られている。樹脂壁43には、同心円の端子貫通穴45が形成されている。この端子貫通穴45には、オス端子21の電気接触部41が挿通される。
オス端子収容室33には、導電金属製のオス端子21が収容される。オス端子21の先端側は、丸棒状に形成された電気接触部41となる。電気接触部41の先端には、メス端子47との嵌合を案内する先細テーパー状となる絶縁キャップ29が取り付けられる。絶縁キャップ29は、電気絶縁性を有する合成樹脂から形成されており、オス端子21における触指防止機能を有している。オス端子21は、電気接触部41から同軸同一外径で後方へ延在する電線接続部49を有する。オス端子21は、電気接触部41と電線接続部49の間に、半径方向外側に張り出す円板状のフランジ部51が一体に形成される。このフランジ部51は、オス端子収容室33の内側に遊嵌される。
オス端子21は、フランジ部51よりも前側の電気接触部41に、環状のシール部材である端子パッキン53が外嵌される。端子パッキン53の内周側には、電気接触部41の外周に密着する端子側リップ部が軸線に沿う方向に多段状(本実施形態では2段)に形成される。また、端子パッキン53の外周側には、オス端子収容室33の内周壁に密着する収容室側リップ部が軸線に沿う方向に多段状(本実施形態では2段)に形成される。この端子パッキン53は、オス端子21の電気接触部41が樹脂壁43の端子貫通穴45に挿通されると、樹脂壁43とフランジ部51とに挟まれてオス端子収容室内に保持される。これにより、オスコネクタ13は、嵌合空間39からオス端子収容室33への水の浸入が防止される。
オスハウジング本体部31の本体外周部には、軸線に沿う方向に入れられた一対の平行なスリット55(図1参照)により、可撓係止片57が形成される。可撓係止片57は、本体外周部の後端側が、オス端子収容室33の内外側に弾性変位自在な自由端となる。この自由端には、オス端子収容室33に突出する係止突起59(図3参照)が形成される。可撓係止片57は、オス端子21がオス端子収容室33に後方から挿入されると、フランジ部51が係止突起59のテーパー面61に当接し、可撓係止片57をオス端子収容室33の外側に変位させる。オス端子21は、所定の位置に挿入されると、フランジ部51を乗り越えた係止突起59が、可撓係止片57の弾性復元力によりフランジ部51の後面を係止し(図3の状態)、オス端子収容室33からの後抜けが規制されて、オス端子収容室33に保持される。
オス端子21は、電線接続部49に、同軸の導体接続穴(図示略)が穿設される。この導体接続穴には、機器内に配索されている高圧電線17の導体(図示略)が加締め等の固定により導通接続される。
オスハウジング19は、インバータの筐体等の被取付部63に取り付けられる。この取り付けは、ボルト・ナット等による締結具を用いた螺着により行われる。オスハウジング19には、この被取付部63に固定される固定板部35が一体に成形されている。固定板部35は、被取付部63の被取付面65に対向するように、オスハウジング19の外周から外側に張り出して形成される。固定板部35は、例えば四隅が傾斜辺部(図1参照)により面取りされた長方形の板状に形成される。なお、固定板部35の形状は、長方形に限定されない。固定板部35は、オスハウジング19を被取付部63に固定するのに十分な固定強度が得られる板厚で形成される。
固定板部35には、板厚方向に貫通する締結穴部67が穿設される。また、固定板部35の被取付部63に対向する面には、環状のパッキン収容溝69が形成される。このパッキン収容溝69には、環状パッキン71が取り付けられる。
図4の(a)は環状端子ばね27が装着される前のオス端子21の分解斜視図、図4の(b)は環状端子ばね27が装着されて絶縁キャップ29が固定される前のオス端子21の分解斜視図、図4の(c)は絶縁キャップ29が固定されたオス端子21の斜視図である。
図4の(a)に示すように、オス端子21の電気接触部41の先端には、段付き軸部23が形成される。段付き軸部23は、円柱状の電気接触部41の先端側に、電気接触部41よりも小径の小径部分であるばね外嵌軸部73が同軸で前方へ延出することにより段付き形状となる。従って、ばね外嵌軸部73の外径Dsは、電気接触部41の外径Dmよりも小さい(Ds<Dm)。
ばね外嵌軸部73の外周には、コイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばね27が嵌められる(外嵌される)。従って、段付き軸部23に外嵌された環状端子ばね27の外径Dkは、コイルスプリングの平均径Da×2+ばね外嵌軸部の外径Dsとなる(Dk=2Da+Ds)。
環状端子ばね27が外嵌された段付き軸部23の先端には、絶縁樹脂製の絶縁キャップ29が固定される。絶縁キャップ29は、例えばばね外嵌軸部73と絶縁キャップ29とに渡って設けられた圧入構造により固定される。この絶縁キャップ29の外径Dcは、ばね外嵌軸部73の外径Dsよりも大きく、環状端子ばね27の外径Dkよりも小さい(Ds<Dc<Dk)。これにより、環状端子ばね27は、絶縁キャップ29により段付き軸部23からの前抜けが規制されるとともに、段付き軸部23により後方へのずれが規制され、ばね外嵌軸部73に保持される。
段付き軸部23は、ばね外嵌軸部73から同軸で先端側に延出しばね外嵌軸部73よりも小径のキャップ係止軸部75を有する。キャップ係止軸部75にはキャップ係止溝77が周方向に形成され、筒状に形成された絶縁キャップ29の内周に設けられた固定爪79(図3参照)がキャップ係止溝77に係止される。これにより、絶縁キャップ29は、段付き軸部23の先端に固定されるように構成されている。
図1及び図2に示すように、メスコネクタ15は、メスハウジング81と、メス端子47とを主要な構成として有する。メスコネクタ15は、樹脂製のメスハウジング81により外殻が形成される。
メスハウジング81は、更に、メスハウジング本体部83と、メス端子収容室85と、メス端子収容部37とを有する。
メスハウジング本体部83は、電気絶縁性の樹脂材料により成形される。メスハウジング本体部83は、軸線に直交する断面形状が長円形で形成される。すなわち、長円柱状となる。メスハウジング本体部83には、円柱空間の軸線を同方向とした平行な一対のメス端子収容室85が、長円形の長軸に沿う方向に離間して形成される。このメスハウジング本体部83の嵌合方向の前側には、一対のメス端子収容部37が延出している。
メス端子収容部37は、軸線方向を同方向とした2つの円筒部が離間して成形される。それぞれの円筒部は、それぞれの後方に位置するメス端子収容室85に同軸で通じている。メス端子収容部37は、オスハウジング19のフード部25に画成された一対の嵌合空間39のそれぞれに挿入される。
図2の(b)に示すように、メス端子収容室85及びメス端子収容部37には、導電金属製のメス端子47が収容される。メス端子47は、オス端子21の電気接触部41を同軸で挿入する円筒状に形成される。メス端子47は、端子先端部が、内側にオス端子21の電気接触部41を挿入する電気接触部87となる。電気接触部87の内径Dfは、環状端子ばね27の外径Dkよりも小さく形成される(Df<Dk)。即ち、メス端子47は、環状端子ばね27を外嵌したオス端子21の電気接触部41が電気接触部87に挿入されると、環状端子ばね27を縮径方向に弾性変形させ、この環状端子ばね27を介して所定の押圧力でオス端子21の電気接触部41に導通接触することとなる。
メス端子47は、電気接触部41から同軸同一外径で後方へ延在する電線接続部88を有する。メス端子47は、電線接続部88に、同軸の導体接続穴89(図3参照)が穿設される。この導体接続穴89には、車両に配索される高圧電線17の導体91が加締め等の固定により導通接続される。
メス端子収容部37の前部には、軸線に沿う方向に入れられた略U字状のスリット56により、可撓係止片93が形成される。可撓係止片93は、先端側が、メス端子収容室85の内外側に弾性変位自在な自由端となる。この自由端には、内側に突出する係止突起95(図3参照)が形成される。可撓係止片93は、メス端子47がメス端子収容室85に後方から挿入されると、メス端子47の先端に当接し、メス端子収容室85の外側に変位する。メス端子47は、所定の位置に挿入されると、先端を乗り越えた係止突起95が、可撓係止片93の弾性復元力により周溝97を係止し(図5の状態)、メス端子収容室85からの後抜けが規制されて、メス端子収容室85に保持される。
次に、上記構成の雄雌コネクタ11の嵌合動作を説明する。
図5は、嵌合途中の雄雌コネクタ11の縦断面図である。
雄雌コネクタ11は、嵌合が開始されると、オスハウジング19のフード部25に、メスハウジング81のメス端子収容部37が挿入される。メス端子収容部37は、フード部25の嵌合空間39に挿入される。
メス端子収容部37が嵌合空間39に挿入されると、嵌合空間39に同軸で配置されているオス端子21がメス端子47と同軸に配置され、絶縁キャップ29により案内されてオス端子21の電気接触部41がメス端子47の電気接触部87に進入する。
図6は、嵌合後の雄雌コネクタ11の縦断面図である。
メス端子47の電気接触部87に進入したオス端子21の電気接触部41は、段付き軸部23に設けられている環状端子ばね27が、メス端子47における電気接触部87の内周に接触して電気的に接続される。
次に、上記した構成の作用を説明する。
図7は、嵌合前のオス端子21とメス端子47の分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの端子構造では、丸棒状に形成されるオス端子21の先端が、電気接触部41となる。この電気接触部41の先端には、段付き軸部23(図4参照)が同軸で形成される。段付き軸部23は、円柱状の電気接触部41の先端側に、電気接触部41よりも小径のばね外嵌軸部73が同軸で前方へ延出することにより段付き形状とされている。
環状端子ばね27が外嵌された段付き軸部23の先端には、絶縁樹脂製の絶縁キャップ29が固定される。これにより、環状端子ばね27は、絶縁キャップ29により段付き軸部23からの前抜けが規制されるとともに、段付き軸部23により後方へのずれが規制され、ばね外嵌軸部73に保持される。
一方、メス端子47は、環状端子ばね27を外嵌した電気接触部41を受け入れる円筒状に形成された電気接触部87を有する。メス端子47における電気接触部87の内径Dfは、環状端子ばね27の外径Dkよりも小さく形成される(Df<Dk)。即ち、環状端子ばね27を外嵌したオス端子21の電気接触部41がメス端子47に挿入されると、電気接触部41は、環状端子ばね27を縮径方向に弾性変形させ、この環状端子ばね27を介して所定の押圧力でメス端子47の内周面に導通接触することとなる。
図8の(a)は環状端子ばね113が装着前の参考例に係るメス端子99の分解斜視図、図8の(b)は嵌合前における参考例に係るオス端子101と参考例に係るメス端子99の斜視図、図9は嵌合前の参考例に係る雄雌コネクタ103の分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの端子構造に対し、図8及び図9に示す参考例に係るコネクタの端子構造では、雄雌コネクタ103のうちオスコネクタ105に丸棒状の電気接触部107を有するオス端子101が収容される。このオス端子101の電気接触部107には、環状端子ばね27が設けられていない。一方、メスコネクタ109のメス端子収容部37には円筒状のメス端子99が収容される。メス端子99における電気接触部111の内部には、環状端子ばね113が組み付けられている。メス端子99に組み付けられる環状端子ばね113は、動いたり、外れたりしないように、メス端子99の内壁面を周方向に切削加工(中ぐり)した保持溝115に組み付けられている。
従って、本実施形態に係るコネクタの端子構造では、メス端子99の内周に装着していた環状端子ばね113を廃止し、オス端子21に環状端子ばね27を設ける構成としたことにより、メス端子47に保持溝115を設けなくて済む。このため、切削加工作業が格段に容易となり、メス端子47の加工コストを削減できる。オス端子21の電気接触部41には、段付き軸部23を切削加工しなければならないが、メス端子99の保持溝115を中ぐりする方法に比べ、容易な外丸削りが可能となる。また、外丸削りは、中ぐりに比べ、高い加工精度を得ることができる。
更に、メス端子47の内部に環状端子ばね113を組み付ける必要がなく、環状端子ばね113の保持溝115をメス端子47の先端から所定以上奥側へ形成する必要がないので、メス端子47の長さがその分短く形成でき、延いては、嵌合時における雄雌コネクタ11の嵌合方向の長さも短くできる。
ここで、メス端子47とオス端子21との軸線直交方向の相対的な位置ずれは、(Dk-Dm)/2の範囲(環状端子ばね27の変位範囲)で許容されることになる。この環状端子ばね27の変位範囲は、段付き軸部23の小径部分であるばね外嵌軸部73の外径Dsとコイルスプリングの平均径Daとの設計値により容易に変更が可能となる。すなわち、本実施形態に係るコネクタの端子構造では、環状端子ばね27がオス端子21の電気接触部41に外嵌される構造となったことにより、メス端子99の内周面を加工して得ていた保持溝115よりも、環状端子ばね27の変位範囲を容易に変更する切削加工作業が容易となる。
また、本実施形態に係るコネクタの端子構造では、環状端子ばね27が、前方より段付き軸部23のばね外嵌軸部73に拡径せずに装着できる。これにより、例えば特許文献2に開示される接触子装置のように、ばね接触子(環状端子ばね27)を拡径させた後に溝に装着する作業が発生しないため、オス端子21の電気接触部41への傷付き等を生じにくくすることができる。
そして、本実施形態に係るコネクタの端子構造では、段付き軸部23における小径部分が、ばね外嵌軸部73となる。ばね外嵌軸部73には、更に、同軸で先端側に延出して、ばね外嵌軸部73よりも小径となるキャップ係止軸部75が設けられる。このキャップ係止軸部75にはキャップ係止溝77が周方向に形成される。
絶縁樹脂製の絶縁キャップ29は、略円筒状に形成される。絶縁キャップ29の内径は、キャップ係止軸部75と同一径若しくはそれよりも若干小さく設定される。絶縁キャップ29は、内径側に突出する固定爪79を有する。固定爪79は、絶縁キャップ29が前方よりキャップ係止軸部75に圧入されることにより、弾性変形してキャップ係止溝77に係止する。絶縁キャップ29は、固定爪79がキャップ係止溝77に係止されると、キャップ係止軸部75に固定される。これにより、環状端子ばね27は、電気接触部41と絶縁キャップ29とに挟まれて、段付き軸部23の先端に固定される。
そこで、本実施形態に係るコネクタの端子構造では、段付き軸部23の先端に、絶縁キャップ29を圧入係止することにより、環状端子ばね27を段付き軸部23に保持できるので、環状端子ばね27を拡径させることなく、環状端子ばね27を電気接触部41の先端に容易に取り付けることができる。また、絶縁キャップ29は、キャップ係止軸部75に前方より圧入するのみで固定が完了するので、環状端子ばね27をオス端子21に取り付ける際の自動化を容易にすることができる。
従って、本実施形態に係るコネクタの端子構造によれば、メス端子47の形状を簡略化することにより端子の加工コストを削減できるとともに、メス端子47の保持溝115を廃止することにより、嵌合時における雄雌コネクタ11の嵌合方向の長さを短くできる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの端子構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1] オスコネクタ(13)のオスハウジング(19)と、
前記オスハウジング(19)に収容される棒状のオス端子(21)と、
前記オス端子(21)の電気接触部(41)の先端に形成された段付き軸部(23)と、
前記オスハウジング(19)に形成されて前記電気接触部(41)を包囲するフード部(25)と、
導電性を有するコイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばね(27)と、
前記段付き軸部(23)の先端に固定されて前記段付き軸部(23)に外嵌された前記環状端子ばね(27)を保持する絶縁キャップ(29)と、
メスコネクタ(15)のメスハウジング(81)と、
前記メスハウジング(81)に形成されて前記フード部(25)に嵌合されるメス端子収容部(37)と、
前記メス端子収容部(37)に収容されて前記電気接触部(41)が挿入される筒状に形成された電気接触部(87)を有するメス端子(47)と、
を備えることを特徴とするコネクタの端子構造。
[2] 前記段付き軸部(23)が、前記電気接触部(41)から同軸で先端側に延出して前記電気接触部(41)の外径より小径のばね外嵌軸部(73)と、前記ばね外嵌軸部(73)から同軸で先端側に延出して前記ばね外嵌軸部(73)よりも小径のキャップ係止軸部(75)とを有し、
前記キャップ係止軸部(75)には、キャップ係止溝(77)が周方向に形成され、
筒状に形成された前記絶縁キャップ(29)の内周に設けられる固定爪(79)が、前記キャップ係止溝(77)に係止されることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタの端子構造。
13…オスコネクタ
15…メスコネクタ
19…オスハウジング
21…オス端子
23…段付き軸部
25…フード部
27…環状端子ばね
29…絶縁キャップ
37…メス端子収容部
39…嵌合空間
41…電気接触部
47…メス端子
73…ばね外嵌軸部
75…キャップ係止軸部
77…キャップ係止溝
79…固定爪
81…メスハウジング
87…電気接触部

Claims (2)

  1. オスコネクタのオスハウジングと、
    前記オスハウジングに収容される棒状のオス端子と、
    前記オス端子の電気接触部の先端に形成された段付き軸部と、
    前記オスハウジングに形成されて前記電気接触部を包囲するフード部と、
    導電性を有するコイルスプリングが環状に曲げられて両端部が接合された環状端子ばねと、
    前記段付き軸部の先端に固定されて前記段付き軸部に外嵌された前記環状端子ばねを保持する絶縁キャップと、
    メスコネクタのメスハウジングと、
    前記メスハウジングに形成されて前記フード部に嵌合されるメス端子収容部と、
    前記メス端子収容部に収容されて前記電気接触部が挿入される筒状に形成された電気接触部を有するメス端子と、
    を備えることを特徴とするコネクタの端子構造。
  2. 前記段付き軸部が、前記電気接触部から同軸で先端側に延出して前記電気接触部の外径より小径のばね外嵌軸部と、前記ばね外嵌軸部から同軸で先端側に延出して前記ばね外嵌軸部よりも小径のキャップ係止軸部とを有し、
    前記キャップ係止軸部には、キャップ係止溝が周方向に形成され、
    筒状に形成された前記絶縁キャップの内周に設けられる固定爪が、前記キャップ係止溝に係止されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子構造。
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