JP7259551B2 - センサ情報収集システム、収集装置、車載装置、センサ情報収集方法、センサ情報提供方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

センサ情報収集システム、収集装置、車載装置、センサ情報収集方法、センサ情報提供方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、センサ情報収集システム、収集装置、車載装置、センサ情報収集方法、センサ情報提供方法およびコンピュータプログラムに関する。
特許文献1には、車両から収集した交通状況情報を他の車両に配信する際、交通状況情報の有用性を判定し、有用性に応じた情報利用料を交通状況情報の利用者から徴収し、交通状況情報の提供者に報酬として分配するシステムが開示されている。
特開2002-367092号公報
将来のコネクティッドカー社会で期待されている安全運転支援の高度化、自動運転、最適交通流の実現のためには、路側センサや車載センサを普及させる必要がある。しかし、車両にセンサを搭載することによる恩恵はセンサ搭載車両の購入者だけではなく社会全体で分配されるため、購入者自身への見返りが少ない。このため、センサ搭載車両を購入することによるインセンティブが乏しく、センサ搭載車両が普及しにくいと考えられる。
また、特許文献1に記載のシステムを導入してもセンサ搭載車両の普及は限定的である。なぜならば、特許文献1のシステムのように報酬を利用した外発的動機付けでは、ユーザは打算的となり、多くの報酬が得られない場合には効果がなかったり、利用者の不満がたまりがちである。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、車載センサの普及を効果的に促進することのできるセンサ情報収集システム、収集装置、車載装置、センサ情報収集方法、センサ情報提供方法およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一実施態様に係るセンサ情報収集システムは、第1車両に搭載される車載装置と、前記車載装置に接続される収集装置とを備え、前記車載装置は、前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、取得された前記有用性情報をユーザに提示する提示部とを含み、前記収集装置は、前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含む。
本開示の他の実施態様に係る収集装置は、車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集する収集部と、収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成する有用性情報生成部と、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを備える。
本開示の他の実施態様に係る車載装置は、車両に搭載される車載装置であって、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するセンサ情報提供部と、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、取得された前記有用性情報をユーザに提示する提示部とを備える。
本開示の他の実施態様に係るセンサ情報収集方法は、車両に搭載される車載装置が、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集装置に提供するステップと、前記収集装置が、前記車載装置から前記センサ情報を収集するステップと、前記収集装置が、収集された前記センサ情報の有用性を判断するステップと、前記収集装置が、前記有用性の判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成するステップと、前記収集装置が、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供するステップと、前記車載装置が、前記有用性情報を前記収集装置から取得するステップと、前記車載装置が、取得された前記有用性情報をユーザに提示するステップとを含む。
本開示の他の実施態様に係るセンサ情報収集方法は、車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集するステップと、収集された前記センサ情報の有用性を判断するステップと、前記有用性の判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成するステップと、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供するステップと含む。
本開示の他の実施態様に係るセンサ情報提供方法は、車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するステップと、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得するステップと、取得された前記有用性情報をユーザに提示するステップとを含む。
本開示の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集する収集部と、収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成する有用性情報生成部と、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部として機能させる。
本開示の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、車両に搭載される車載装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するセンサ情報提供部と、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、取得された前記有用性情報をユーザに提示する提示部として機能させる。
なお、本開示は、このような特徴的な処理部を備える収集装置または車載装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現することもできる。
本開示によると、車載センサの普及を効果的に促進することができる。
図1は、マズローの自己実現理論について説明するための図である。 図2は、本開示の実施形態1に係るセンサ情報収集システムの全体構成図である。 図3は、本開示の実施形態1に係る車両の構成を示すブロック図である。 図4は、本開示の実施形態1に係る収集装置の構成を示すブロック図である。 図5は、支援情報生成部による支援情報の生成処理について説明するための図である。 図6は、表示装置に表示される有用性情報の一例を示す図である。 図7は、本開示の実施形態1に係るセンサ情報収集システムが実行する処理の手順を示すシーケンス図である。 図8は、本開示の実施形態2に係る車両の構成を示すブロック図である。 図9は、表示装置に表示されるポイント情報およびランキング情報の一例を示す図である。 図10は、本開示の実施形態2に係る収集装置の構成を示すブロック図である。 図11は、本開示の実施形態2に係るセンサ情報収集システムが実行する処理の手順を示すシーケンス図である。 図12は、本開示の実施形態3に係る車両の構成を示すブロック図である。 図13は、表示装置に表示されるアバター情報およびアイテム情報の一例を示す図である。 図14は、表示装置に表示されるポイント情報およびランキング情報の一例を示す図である。 図15は、本開示の実施形態3に係る収集装置の構成を示すブロック図である。 図16は、本開示の実施形態3に係るセンサ情報収集システムが実行する所定の手順を示すシーケンス図である。
[本開示の基礎となった知見]
まず、本開示の基礎となった知見について説明する。
上述したように、特許文献1に記載のシステムのような外発的動機付けでは、ユーザに対して、センサ搭載車両を購入しようとする動機づけを与えるのが困難である。
そこで、本発明者は、マズローの自己実現理論における高次欲求に着目し、利用者の内発的動機付けによる能動的なセンサ搭載車両の購入を促すシステムを考案した。
図1は、マズローの自己実現理論について説明するための図である。図1を参照して、マズローは、人間の欲求を5段階の階層で理論化した。マズローによると、人間の欲求には、低次のものから並べると、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求の5段階の欲求があるとされる。生理的欲求とは、生命維持のための本能的な欲求のことである。安全欲求とは、安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持など、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求のことである。社会的欲求とは、家族・集団をつくりどこかに所属したいという要求、社会的役割を果たしたいという欲求のことである。承認欲求とは、自分が集団から存在価値を認めてもらい尊重されたいという欲求のことである。自己実現欲求とは、自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮したい欲求のことである。
本発明者は、5段階の欲求のうち、社会的欲求以上の高次の欲求を満たして、ユーザの満足感や充実感を高め、その結果として、センサ搭載車両の普及を促進することを意図したセンサ情報収集システムを提案する。
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の一実施形態に係るセンサ情報収集システムは、第1車両に搭載される車載装置と、前記車載装置に接続される収集装置とを備え、前記車載装置は、前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、取得された前記有用性情報をユーザに提示する提示部とを含み、前記収集装置は、前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含む。
この構成によると、第1車両に搭載される車載装置は、第1車両に搭載されるセンサのセンサ情報の有用性に関する有用性情報を取得し、ユーザに提示することができる。このため、第1車両のユーザについて、マズローの自己実現理論における社会的欲求および承認欲求を充足させることができる。よって、センサ搭載車両を持たないユーザの内発的動機付けによる車載センサの購入を促すことができる。これにより、車載センサの普及を効果的に促進することができる。
(2)好ましくは、前記判断部は、前記センサ情報の第2車両に対する有用性を判断し、前記収集装置は、さらに、前記センサ情報に基づいて、前記第2車両の運転の支援情報を生成する支援情報生成部と、生成された前記支援情報を前記第2車両に提供する支援情報提供部とを含む。
この構成によると、第1車両のユーザは、第1車両と異なる第2車両の安全運転に貢献することができ、これにより、第1車両のユーザの社会的欲求を充足させることができる。
(3)さらに好ましくは、前記判断部は、前記センサ情報が前記支援情報の生成に用いられるほど、前記センサ情報の有用性が高いと判断する。
この構成によると、第1車両のユーザに対して、より有用性の高い支援情報を生成できるように、センサの数を増やしたり、高精度なセンサを購入しようとする動機づけを与えることができる。
(4)また、前記判断部は、前記センサ情報が示す情報量が大きいほど、前記センサ情報の有用性が高いと判断してもよい。
この構成によると、第1車両のユーザに対して、より情報量の大きいセンサ情報を提供できるように、センサの数を増やそうとする動機づけを与えることができる。
(5)また、前記判断部は、前記センサ情報の希少性が高いほど、前記センサ情報の有用性が高いと判断してもよい。
この構成によると、第1車両のユーザに対して、より希少性の高いセンサ情報を提供できるように、高精度なセンサを購入したり、交通量の少ない道路においてセンサ情報を提供しようとする動機づけを与えることができる。
(6)また、前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報であってもよい。
この構成によると、第1車両のユーザの承認欲求を充足させることができる。
(7)また、前記有用性情報は、前記有用性を数値化したポイント情報であってもよい。
この構成によると、第1車両のユーザは、第1車両から提供されたセンサ情報の有用性の高低を把握することができる。
(8)また、前記収集装置は、さらに、前記ポイント情報に基づいて、前記第1車両のランキング情報を生成するランキング情報生成部と、生成された前記ランキング情報を前記車載装置に提供するランキング情報提供部とを含み、前記車載装置は、さらに、前記収集装置から前記ランキング情報を取得するランキング情報取得部を含み、前記提示部は、さらに、取得された前記ランキング情報を前記ユーザに提示してもよい。
この構成によると、第1車両のユーザは、他車両と比較した場合の第1車両の位置付けを知ることができる。このため、第1車両のユーザに対して、ランキングを上げるためにセンサを追加購入しようとする動機づけを与えることができる。
(9)また、前記収集装置は、さらに、前記ポイント情報に基づくアイテム情報を前記車載装置に提供するアイテム情報提供部を含み、前記車載装置は、さらに、前記収集装置から前記アイテム情報を取得するアイテム情報取得部を含み、前記提示部は、さらに、取得された前記アイテム情報を表示してもよい。
この構成によると、第1車両のユーザが獲得したポイント情報に基づくアイテム情報をユーザに提示することができる。このため、第1車両のユーザに対して、よりよいアイテム情報を表示するためにセンサを追加購入しようとする動機づけを与えることができる。
(10)また、前記有用性情報は、金銭的価値をもたない情報であってもよい。
この構成によると、第1車両のユーザは、社会的欲求および承認欲求に対する充足感をより感じることができる。
(11)本開示の他の実施形態に係る収集装置は、車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集する収集部と、収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成する有用性情報生成部と、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを備える。
この構成によると、車両に搭載される車載装置に対して、車両に搭載されるセンサのセンサ情報の有用性に関する有用性情報を提供することができる。これにより、車両のユーザに対して有用性情報を提示することができる。このため、車両のユーザについて、マズローの自己実現理論における社会的欲求および承認欲求を充足させることができる。よって、センサ搭載車両を持たないユーザの内発的動機付けによる車載センサの購入を促すことができる。これにより、車載センサの普及を効果的に促進することができる。
(12)本開示の他の実施形態に係る車載装置は、車両に搭載される車載装置であって、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するセンサ情報提供部と、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、取得された前記有用性情報をユーザに提示する提示部とを備える。
この構成によると、車両に搭載される車載装置は、車両に搭載されるセンサのセンサ情報の有用性に関する有用性情報を取得し、ユーザに提示することができる。このため、車両のユーザについて、マズローの自己実現理論における社会的欲求および承認欲求を充足させることができる。よって、センサ搭載車両を持たないユーザの内発的動機付けによる車載センサの購入を促すことができる。これにより、車載センサの普及を効果的に促進することができる。
(13)本開示の他の実施形態に係るセンサ情報収集方法は、車両に搭載される車載装置が、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集装置に提供するステップと、前記収集装置が、前記車載装置から前記センサ情報を収集するステップと、前記収集装置が、収集された前記センサ情報の有用性を判断するステップと、前記収集装置が、前記有用性の判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成するステップと、前記収集装置が、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供するステップと、前記車載装置が、前記有用性情報を前記収集装置から取得するステップと、前記車載装置が、取得された前記有用性情報をユーザに提示するステップとを含む。
この構成は、上述のセンサ情報収集システムが備える特徴的な処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述のセンサ情報収集システムと同様の作用および効果を奏することができる。
(14)本開示の他の実施形態に係るセンサ情報収集方法は、車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集するステップと、収集された前記センサ情報の有用性を判断するステップと、前記有用性の判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成するステップと、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供するステップと含む。
この構成は、上述の収集装置が備える特徴的な処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の収集装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(15)本開示の他の実施形態に係るセンサ情報提供方法は、車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するステップと、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得するステップと、取得された前記有用性情報をユーザに提示するステップとを含む。
この構成は、上述の車載装置が備える特徴的な処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の車載装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(16)本開示の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集する収集部と、収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成する有用性情報生成部と、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部として機能させる。
この構成によると、コンピュータを、上述の収集装置として機能させることができる。このため、上述の収集装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(17)本開示の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、車両に搭載される車載装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するセンサ情報提供部と、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、取得された前記有用性情報をユーザに提示する提示部として機能させる。
この構成によると、コンピュータを、上述の車載装置として機能させることができる。このため、上述の車載装置と同様の作用および効果を奏することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する趣旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
また、同一の構成要素には同一の符号を付す。それらの機能および名称も同様であるため、それらの説明は適宜省略する。
[実施形態1]
<センサ情報収集システムの全体構成>
図2は、本開示の実施形態1に係るセンサ情報収集システムの全体構成図である。
図2に示すように、実施形態1に係るセンサ情報収集システム1は、無線通信が可能な複数の車両2と、車両2と無線通信する1または複数の無線基地局4と、無線基地局4とネットワークを介して有線または無線で通信する収集装置5と、無線通信が可能な複数の路側センサ6とを備える。
無線基地局4は、マクロセル基地局、マイクロセル基地局、およびピコセル基地局のうちの少なくとも1つよりなる。
実施形態1のセンサ情報収集システム1において、収集装置5は、例えば、SDN(Software-Defined Networking)が可能な汎用サーバよりなる。また、無線基地局4および図示しないリピータなどの中継装置は、SDNが可能なトランスポート機器によりなる。
上記のSDNに代表されるネットワーク仮想化技術は、「第5世代移動通信システム」(以下、「5G」(5th Generation)と略記する。)の基本コンセプトである。したがって、センサ情報収集システム1は、例えば5Gよりなる。
車両2は、無線通信機能を有する車載装置3を含む。車載装置3は、車両2に搭載されたカメラ、ミリ波レーダなどの各種センサに接続される。
車両2には、通常の乗用車だけでなく、路線バスや緊急車両などの公共車両も含まれる。また、車両2は、四輪車だけでなく、二輪車(バイク)であってもよい。
車両2の駆動方式は、エンジン駆動、電気モータ駆動、およびハイブリッド方式のいずれでもよい。車両2の運転方式は、搭乗者が加減速やハンドル操舵などの操作を行う通常運転、およびその操作をコンピュータプログラムにより実行される自動運転のいずれでもよい。
路側センサ6は、道路に設置された画像式車両感知器またはLiDAR(Light Detection and Ranging)、屋外または屋内に設置された防犯カメラなどの各種センサを含んで構成される。
<車両2の構成>
図3は、本開示の実施形態1に係る車両の構成を示すブロック図である。
車両2は、各種センサ21と、車載装置3とを備える。なお、図3には、車両2のセンサ系の構成を示しており、ドライブトレイン等の他の構成については記載を省略する。
センサ21は、例えば、前方近距離を監視するためのLiDAR、前方遠距離を監視するためのミリ波レーダもしくは超音波レーダ、前方中距離を監視するためのカメラ、全方位近距離を監視するためのサラウンドビューカメラ、または、車両2の位置を測定するためのGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機もしくはジャイロセンサなどを含む。
車載装置3は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)により構成され、センサ情報提供部31と、通信I/F部32と、有用性情報取得部33と、表示制御部34とを備える。
各処理部31、33および34は、ECUに含まれるCPU(Central Processing Unit)上でコンピュータプログラムを実行することにより実現される機能的な処理部である。
センサ情報提供部31は、センサ21が計測したセンサ情報(例えば、物体の検出結果を示すセンサ情報)を、センサ21から取得する。センサ情報提供部31は、取得したセンサ情報を、通信I/F(インタフェース)部32を介して、収集装置5に送信する。つまり、センサ情報提供部31は、センサ情報を通信I/F部32に出力する。通信I/F部32は、センサ情報提供部31からセンサ情報を受け、そのセンサ情報を収集装置5に向けて送信する。なお、センサ情報は、車両2の自動車登録番号または車両番号などの車両2の識別情報または車両2のユーザの識別情報を含んでいてもよい。
通信I/F部32は、無線基地局4およびネットワークを介して収集装置5と無線通信するための通信モジュールなどにより構成される。
有用性情報取得部33は、センサ情報提供部31が収集装置5に提供したセンサ情報の有用性に関する有用性情報を、通信I/F部32を介して収集装置5から取得する。つまり、通信I/F部32は、収集装置5から有用性情報を受信し、その有用性情報を有用性情報取得部33に出力する。有用性情報取得部33は、通信I/F部32から有用性情報を取得する。有用性情報は、例えば、車載装置3が提供したセンサ情報が他の車両の走行支援に有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である。なお、有用性情報は、金銭的価値を持たない情報であってもよい。
また、有用性情報取得部33は、取得した有用性情報を、表示制御部34に出力する。
表示制御部34は、提示部として機能し、有用性情報取得部33から有用性情報を受け、その有用性情報を、車両2に設置された表示装置に表示させる。つまり、表示制御部34は、有用性情報を示す画像データを生成し、生成した画像データを表示装置に出力する。表示装置は、表示制御部34から画像データを受け、その画像データを画面に表示する。なお、車載装置3は、表示制御部34の代わりに、有用性情報を音声で出力する音声処理部を備えていてもよい。なお、音声処理部も、提示部として機能する。
<収集装置5の構成>
図4は、本開示の実施形態1に係る収集装置5の構成を示すブロック図である。
収集装置5は、通信I/F部51と、収集部52と、記憶部53と、マップ生成部54と、支援情報生成部55と、支援情報提供部56と、判断部57と、有用性情報生成部58と、有用性情報提供部59とを備える。
収集装置5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)および通信モジュール等を備える一般的なコンピュータにより構成される。各処理部52および54~59は、ROMまたはHDD等に記憶されたコンピュータプログラムをRAMに読み出し、読み出したコンピュータプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能的な処理部である。
通信I/F部51は、無線基地局4およびネットワークを介して収集装置5と通信するための通信モジュールなどにより構成される。
収集部52は、車両2の車載装置3または路側センサ6から、車両または歩行者などの移動体の検出結果を示すセンサ情報を、通信I/F部51を介して収集する。つまり、通信I/F部51が、車載装置3からセンサ情報を受信し、受信したセンタ情報を収集部52に出力する。収集部52は、通信I/F部51から出力されるセンサ情報を収集する。収集部52は、収集したセンサ情報を記憶部53に書き込む。
記憶部53は、収集装置5が実行するコンピュータプログラムの他、処理の実行に必要な各種データを記憶する。記憶部53は、ROM、RAM、HDDなどのメモリにより構成される。記憶部53は、収集部52が収集したセンサ情報53aと、後述するマップ生成部54が生成した動的情報マップ53bとを記憶している。
マップ生成部54は、記憶部53に記憶されているセンサ情報53aに基づいて、移動体の動的情報を示す動的情報マップ53bを生成する。マップ生成部54は、生成した動的情報マップ53bを記憶部53に書き込む。
具体的には、マップ生成部54は、記憶部53に記憶されているセンサ情報53aを解析することにより、移動体の位置を特定する。例えば、マップ生成部54は、センサ情報53aが映像データの場合には、フレーム間差分処理または背景差分処理などの画像認識処理を行うことにより、移動体の位置を特定してもよい。また、センサ情報53aがミリ波レーダの計測データの場合には、当該計測データに基づいて物体認識処理を行うことにより、移動体の位置を特定してもよい。
なお、マップ生成部54は、同一の移動体を複数のセンサが計測した場合には、いずれかのセンサのセンサ情報53aから移動体の位置を特定してもよいし、複数のセンサのセンサ情報53aから移動体の位置を特定し、特定した複数の位置に基づいて、移動体の位置を1つ特定してもよい。例えば、マップ生成部54は、同一の移動体について特定した複数の位置の平均を、当該移動体の位置と特定してもよい。
マップ生成部54は、特定した移動体の位置に基づいて、移動体の動的情報を示す動的情報マップ53bを生成し、記憶部53に書き込む。
支援情報生成部55は、センサ情報53aまたは動的情報マップ53bに基づいて、車両2の運転を支援するための支援情報を生成する。なお、支援情報は、センサ情報を提供した車両2の運転を支援するための情報の他、車両2の周囲を走行する他の車両の運転を支援するための情報を含む。
図5は、支援情報生成部55による支援情報の生成処理について説明するための図である。
図5を参照して、交差点ISにおいてそれぞれ右折しようとしている車両2Aおよび車両2Bが存在し、車両2Aの後方を車両2Cが走行しているとする。車両2Bの運転席から見た場合、車両2Cは車両2Aの死角に入ってしまう。このため、車両2Bの運転手は、車両2Cを目視により確認することができない。車両2Aの車載装置3は、車両2Aに設置されたセンサ21により車両2Cを検知し、そのセンサ情報を収集装置5に提供する。
支援情報生成部55は、車両2A~2Cの位置関係等から、車両2Bと車両2Cとが衝突する可能性があることを判断する。このため、車両2Aの車載装置3から提供されたセンサ情報に基づいて、車両2Aの後方に車両2Cが存在することを車両2Bに伝える支援情報を生成し、支援情報提供部56に出力する。
支援情報提供部56は、支援情報生成部55から支援情報を受け、支援情報を車両2Bにユニキャスト、または車両2Aの周囲の車両2に対してブロードキャストする。
判断部57は、収集部52が車載装置3から収集したセンサ情報の有用性を判断し、判断結果を有用性情報生成部58に出力する。例えば、判断部57は、センサ情報を提供した車両2とは異なる他車両に対する有用性を判断してもよい。つまり、判断部57は、センサ情報が、他車両の支援情報の生成に用いられるほど、センサ情報の有用性が高いと判断してもよい。図5の例では、車両2Aが提供したセンサ情報は、車両2Bの支援情報の生成に用いられる。このため、このセンサ情報は、有用性が高いと判断される。なお、判断部57は、車両2Bと車両2Cとの衝突が実際に回避されたか否かを判断し、衝突が回避された場合には、さらに有用性を高く判断してもよい。衝突の回避は、例えば、動的情報マップ53bに基づいて判断されてもよいし、車両2Bからの衝突回避の通知により判断されてもよい。
また、判断部57は、センサ情報が示す情報量が大きいほど、センサ情報の有用性が高いと判断してもよい。具体的には、LiDARやカメラの方が、ミリ波レーダや超音波レーダに比べて、多くの車両を検知することができ、高精度である。このため、判断部57は、LiDARやカメラのセンサ情報を、ミリ波レーダや超音波レーダのセンサ情報よりも有用性が高いと判断する。
また、判断部57は、センサ情報の希少性が高いほど、センサ情報の有用性が高いと判断してもよい。具体的には、判断部57は、交通量の少ない道路を走行する車両2から得られたセンサ情報などのように、センサ情報が得られる頻度が低い地域のセンサ情報ほど有用性が高いと判断してもよい。
有用性情報生成部58は、判断部57からセンサ情報の有用性の判断結果を受け、判断結果に基づいて、センサ情報を提供した車両2に通知する有用性情報を生成し、有用性情報提供部59に出力する。例えば、有用性情報生成部58は、図5の車両2Aに対する有用性情報として、車両2Aが提供したセンサ情報が車両2Bの走行支援に有効に活用されたことを示す情報を生成する。
有用性情報提供部59は、有用性情報生成部58から有用性情報を受け、通信I/F部51を介して、その有用性情報を、センサ情報を提供した車両2の車載装置3に送信する。
車載装置3は、上述したように、有用性情報を表示装置に表示する。図6は、表示装置に表示される有用性情報の一例を示す図である。例えば、図5の車両2Aの表示装置には、「ありがとう by xx-yy センサ情報が活用されました」とのセンサ情報が活用されたことに対する謝意を示すメッセージが表示される。ここで、「xx-yy」は、例えば、車両2Bの自動車登録番号である。
<センサ情報収集システム1の処理の流れ>
図7は、本開示の実施形態1に係るセンサ情報収集システム1が実行する処理の手順を示すシーケンス図である。ここでは、図5に示した例におけるデータおよび処理の流れについて説明する。
図7を参照して、車両2Aに搭載された車載装置3(以下、単に「車両2A」ともいう。)のセンサ情報提供部31は、センサ21からセンサ情報を取得する(S1)。センサ情報提供部31は、取得したセンサ情報を収集装置5に送信し、収集装置5の収集部52は、そのセンサ情報を収集し、記憶部53に書き込む(S3)。
収集装置5のマップ生成部54は、記憶部53に記憶されているセンサ情報53aに基づいて、動的情報マップ53bを更新して、記憶部53に書き込む(S3)。
収集装置5の支援情報生成部55は、記憶部53に記憶されているセンサ情報53aまたは動的情報マップ53bに基づいて、車両2Bの運転を支援するための支援情報を生成する(S4)。
収集装置5の支援情報提供部56は、生成された支援情報を車両2Bに搭載された車載装置(以下、単に「車両2B」ともいう。)に送信し、車両2Bは、支援情報を受信する(S5)。車両2Bは、受信した支援情報に基づいて運転支援を行う(S6)。なお、車両2Bは、運転支援の結果、衝突が回避されたか否かの結果を収集装置5に通知するようにしてもよい。
収集装置5の判断部57は、車両2Aから収集したセンサ情報の有用性を判断する(S7)。なお、判断部57は、収集装置5が車両2Bから衝突回避の結果を受信している場合には、その結果を考慮して有用性を判断してもよい。
収集装置5の有用性情報生成部58は、有用性の判断結果に基づいて、車両2Aに通知するための有用性情報を生成する(S8)。有用性情報生成部58は、例えば、車両2Bからの謝意を伝えるメッセージ情報を生成する。
収集装置5の有用性情報提供部59は、生成された有用性情報を車両2Aに送信し、車両2Aの有用性情報取得部33は、その有用性情報を受信する(S9)。
車両2Aの表示制御部34は、受信した有用性情報を表示装置に表示させる(S10)。これにより、図6に示したようなメッセージ情報が表示装置の画面に表示される。
<実施形態1の効果>
以上説明したように、本開示の実施形態によると、センサ情報を提供した車両2に搭載される車載装置3は、提供したセンサ情報の有用性に関する有用性情報を取得し、表示することができる。このため、車両2のユーザについて、マズローの自己実現理論における社会的欲求および承認欲求を充足させることができる。よって、センサ搭載車両を持たないユーザの内発的動機付けによるセンサ搭載車両の購入を促すことができる。これにより、車載センサの普及を効果的に促進することができる。
また、車両2Aが提供したセンサ情報に基づく支援情報が車両2Bに提供される。このため、車両2Aのユーザは、車両2Bの安全運転に貢献することができ、これにより、車両2Aのユーザの社会的欲求を充足させることができる。
また、収集装置5の判断部57は、センサ情報が支援情報の生成に用いられるほど、センサ情報の有用性が高いと判断する。これにより、車両2のユーザに対して、より有用性の高い支援情報を生成できるように、センサの数を増やしたり、高精度なセンサを購入しようとする動機づけを与えることができる。
また、収集装置5の判断部57は、センサ情報が示す情報量が大きいほど、センサ情報の有用性が高いと判断する。これにより、車両2のユーザに対して、より情報量の大きいセンサ情報を提供できるように、センサの数を増やそうとする動機づけを与えることができる。
また、収集装置5の判断部57は、センサ情報の希少性が高いほど、センサ情報の有用性が高いと判断する。これにより、車両2のユーザに対して、より希少性の高いセンサ情報を提供できるように、高精度なセンサを購入したり、交通量の少ない道路においてセンサ情報を提供しようとする動機づけを与えることができる。
また、車両2の表示装置に表示される有用性情報は、センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である。これにより、車両2のユーザの承認欲求を充足させることができる。
また、有用性情報は金銭的価値を持たない情報とすることによって、車両2Aのユーザは、社会的欲求および承認欲求に対する充足感をより感じることができる。
[実施形態2]
実施形態1では、センサ情報を提供した車両2Aの表示装置に有用性情報を表示した。実施形態2に係る車両2Aは、さらに、有用性を数値化したポイント情報または他車両とのポイントの大小を示すランキング情報を表示する。
実施形態2に係るセンサ情報収集システムの構成は、実施形態1と同様である。
図8は、本開示の実施形態2に係る車両2の構成を示すブロック図である。この構成は、図3に示した実施形態1に係る車両2と車載装置3の構成が異なる。
つまり、車載装置3は、実施形態1に係る車載装置3の構成に加え、ランキング情報取得部35を備える。
有用性情報取得部33は、有用性情報として、有用性を数値化したポイント情報を、通信I/F部32を介して収集装置5から取得する。有用性情報取得部33は、取得したポイント情報を表示制御部34に出力する。
ランキング情報取得部35は、通信I/F部32を介して収集装置5から、所定の車両2のグループの中での車両2のポイントの順位を示すランキング情報を取得する。ランキング情報は、ポイント情報に基づいて生成される。ランキング情報取得部35は、取得したランキング情報を表示制御部34に出力する。なお、上記グループは限定されるものではないが、例えば、同じカーメーカーの車両2のグループであってもよいし、所定の地域または所定の団体に属する車両2のグループであってもよい。
表示制御部34は、有用性情報取得部33およびランキング情報取得部35から、それぞれポイント情報およびランキング情報を受け、車両2に設置された表示装置に表示させる。
図9は、表示装置に表示されるポイント情報およびランキング情報の一例を示す図である。例えば、表示装置には、車両2のポイント情報「56294ポイント」、車両2のランキング情報「1508位」および車両2のユーザのユーザ名「AACさん」が表示されている。
図10は、本開示の実施形態2に係る収集装置5の構成を示すブロック図である。
収集装置5は、図4に示した実施形態1に係る収集装置5の構成に加え、ランキング情報生成部60と、ランキング情報提供部61とを備える。また、記憶部53は、ポイント情報53cおよびランキング情報53dをさらに記憶している。
ランキング情報生成部60およびランキング情報提供部61は、他の処理部52および54~59と同様に、コンピュータプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能的な処理部である。
判断部57は、所定のルールに従って、センサ情報の有用性の高低を数値化した有用度を決定し、有用性情報生成部58に出力する。例えば、LiDARまたはカメラのセンサ情報の有用度を2点とし、ミリ波レーダまたは超音波レーダの有用度を1点とするセンサの種別と有用度との対応関係テーブルに基づいて、有用度を決定してもよい。
有用性情報生成部58は、判断部57から有用度を受け、有用度に基づいてポイント情報53cを生成し、記憶部53に書き込む。ポイント情報53cは、例えば、車両2ごとに、所定の期間(例えば、1カ月間)における有用度の累積値を示す。また、有用性情報生成部58は、生成したポイント情報53cを有用性情報提供部59に出力する。
有用性情報提供部59は、実施形態1と同様の有用性情報の他、有用性情報生成部58から受けたポイント情報53cを、通信I/F部51を介して車載装置3に送信する。
ランキング情報生成部60は、ポイント情報53cに基づいて、車両2のランキング情報を生成する。具体的には、ランキング情報生成部60は、ポイントが高いほど車両2の順位が高いランキング情報を生成する。ランキング情報生成部60は、生成したランキング情報を、収集装置5に書き込む。また、ランキング情報生成部60は、ランキング情報をランキング情報提供部61に出力する。
ランキング情報提供部61は、ランキング情報生成部60からランキング情報を受け、そのランキング情報を、通信I/F部51を介して車載装置3に送信する。
図11は、本開示の実施形態2に係るセンサ情報収集システム1が実行する処理の手順を示すシーケンス図である。
ステップS1~S10の処理は実施形態1と同様である。ただし、有用性判断処理(ステップS7)において、収集装置5の判断部57は、有用性を数値化した有用度を決定する。
ステップS10の後、収集装置5の有用性情報生成部58は、判断部57が決定した有用度に基づいてポイント情報53cを生成する(S11)。
収集装置5のランキング情報生成部60は、ポイント情報53cに基づいてランキング情報53dを生成する(S12)。
収集装置5の有用性情報提供部59およびランキング情報提供部61は、それぞれ、ポイント情報およびランキング情報を車両2Aに送信し、車両2Aは、ポイント情報およびランキング情報を受信する(S13)。なお、収集装置5、車両2のユーザのユーザ名を管理している場合には、ユーザ名を合わせて送信するようにしてもよい。
車両2Aの表示制御部34は、ポイント情報およびランキング情報を示す画像データを表示装置の画面に表示させる(S14)。これにより、図9に示すような画像データが表示される。
なお、収集装置5から車載装置3Aへはランキング情報のみを送信し、ポイント情報は送信しないようにしてもよい。この場合、車載装置3Aにおいてポイント情報は表示されない。
以上説明したように、実施形態2によると、車両2のユーザは、ポイント情報を知ることができる。これにより、車両2から提供されたセンサ情報の有用性の高低を把握することができる。
また、車両2のユーザは、ランキング情報から、他車両と比較した場合の自車両の位置付けを知ることができる。このため、車両2のユーザに対して、ランキングを上げるためにセンサを追加購入しようとする動機づけを与えることができる。
[実施形態3]
実施形態2では、ポイント情報およびランキング情報を表示することした、実施形態3では、さらに、車両2のユーザのアバターを表示する。
実施形態3に係るセンサ情報収集システムの構成は、実施形態1と同様である。
図12は、本開示の実施形態3に係る車両2の構成を示すブロック図である。この構成は、図8に示した実施形態2に係る車両2と車載装置3の構成が異なる。
つまり、車載装置3は、実施形態2に係る車載装置3の構成に加え、アイテム情報取得部36と、入力部37とを備える。
アイテム情報取得部36は、通信I/F部32を介して収集装置5から、車両2のユーザのアバター情報と、アバターに追加表示可能なアイテムを示すアイテム情報を取得する。アイテム情報取得部36は、取得したアバター情報およびアイテム情報を表示制御部34に出力する。表示制御部34は、アイテム情報取得部36からアバター情報およびアイテム情報を受け、車両2に設置された表示装置に表示させる。
図13は、表示装置に表示されるアバター情報およびアイテム情報の一例を示す図である。例えば、表示装置には、車両2のユーザのアバター71と、アイテム情報に基づくアイテム72a~72eが表示される。アバター71は、ユーザの人物像である。アイテム72a~72eは、アバター71が着用可能な衣類である。なお、各アイテムにはアバター71に着用する際に消費されるポイントが付与されている。例えば、アイテム72aをアバター71に着用することによりポイント情報から消費されるポイントは、300ポイントである。なお、アバターおよびアイテムは、図13に示したものには限定されない。例えば、アバターが車両であり、アイテムが車両に装着可能なタイヤやホイールなどのパーツであってもよい。
再び図12を参照して、入力部37は、タッチパネルなどの入力装置から、ユーザによるアイテムの選択入力を受け付ける。例えば、図13に示したアイテム72a~72fの中からユーザが選択したアイテムを受け付ける。入力部37は、選択されたアイテムを表示制御部34に通知する。
表示制御部34は、入力部37から通知されたアイテムを着用したアバター71を表示装置に表示させる。
図14は、表示装置に表示されるポイント情報およびランキング情報の一例を示す図である。表示制御部34は、実施形態2と同様にポイント情報およびランキング情報を表示する。また、表示制御部34は、これらの情報と併せてアバター71を表示する。例えば、表示制御部34は、ランキング情報の左側にアバター71を表示する。アバター71は、入力部37から通知されたアイテムを着用している。例えば、アバター71は、アイテム72eとアイテム72gとを着用している。なお、アバター71は、ポイント情報およびランキング情報とともに表示される場合には限定されず、他の表示画面にアバター71が表示されてもよい。
図15は、本開示の実施形態3に係る収集装置5の構成を示すブロック図である。
収集装置5は、図10に示した実施形態2に係る収集装置5の構成に加え、アイテム情報生成部62およびアイテム情報提供部63を備える。また、記憶部53は、アイテム情報53eをさらに記憶している。
アイテム情報生成部62およびアイテム情報提供部63は、他の処理部52および54~61と同様に、コンピュータプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能的な処理部である。
アイテム情報53eには、車両2ごとに、車両2(または車両2のユーザ)のアバター71と、アバター71が着用可能な全てのアイテムとを記憶している。また、アイテムには、交換時に消費されるポイントの情報が付与されている。
アイテム情報生成部62は、ポイント情報53cに基づいて、車両2に提供するアイテム情報を生成する。例えば、アイテム情報生成部62は、車両2ごとに、アイテム情報53eの中から車両2のポイント情報で交換可能なアイテムからなるアイテム情報を生成する。アイテム情報生成部62は、アイテム情報およびアバター情報をアイテム情報提供部63に出力する。例えば、アイテム情報生成部62は、図13に示したような、アイテム72a~72fおよびアバター71の情報をアイテム情報提供部63に出力する。
アイテム情報提供部63は、アイテム情報生成部62からアイテム情報およびアバター情報を受け、通信I/F部51を介して車両2に送信する。
図16は、本開示の実施形態3に係るセンサ情報収集システム1が実行する所定の手順を示すシーケンス図である。
ステップS1~S11の処理は実施形態2と同様である。
ステップS11の後、収集装置5のアイテム情報生成部62は、ポイント情報53cに基づいて、アイテム情報53eの中から車両2Aのポイント情報で交換可能なアイテム情報を選択することにより、車両2Aに提供するアイテム情報を生成する(S15)。
アイテム情報提供部63は、車両2A(または車両2Aのユーザ)のアバター情報と、アイテム情報生成部62が生成したアイテム情報とを車両2Aに送信し、車両2Aはアバター情報およびアイテム情報を受信する(S16)。
車両2Aの表示制御部34は、図13に示したようにアイテム情報およびアバター情報を表示装置に表示する(S17)。
車両2Aの入力部37は、ユーザによるアイテム情報の選択を受け付ける(S18)。
その後、ステップS12~S14の処理が実行され、車両2Aの表示装置には、ランキング情報が表示される。
ステップS14の処理の後、車両2Aの表示制御部34は、入力部37が受け付けたアイテム情報を着用したアバター71をランキング情報と併せて表示する(S19)。これにより、図14に示したような表示が行われる。
以上説明したように、実施形態3によると、車両2Aのユーザが獲得したポイント情報に基づくアイテム情報をユーザに提示することができる。このため、車両2Aのユーザに対して、よりよいアイテム情報を表示するためにセンサを追加購入しようとする動機づけを与えることができる。
[付記]
以上、本開示の実施の形態に係るセンサ情報収集システム1について説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態3では、ユーザは、ポイント情報に応じたアイテム情報を取得することができるとしたが、ユーザが取得可能な情報はアイテム情報には限定されない。例えば、図9に示したランキング情報およびポイント情報を囲むベゼル80を示すベゼル情報を取得することとしてもよい。ベゼル情報には、ベゼル80を表示させた場合に消費されるポイントと併せて、複数のベゼル80が示される。ユーザは、ベゼル情報に示されるベゼル80の中から、自分の好みのベゼル80を選択するようにしてもよい。
また、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1または複数のシステムLSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの半導体装置から構成されているとしてもよい。
また、上記したコンピュータプログラムを、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD-ROM、半導体メモリなどに記録して流通させてもよい。また、コンピュータプログラムを、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送して流通させてもよい。
また、上記各装置は、複数のコンピュータにより実現されてもよい。
また、上記各装置の一部または全部の機能がクラウドコンピューティングによって提供されてもよい。
さらに、上記実施の形態および上記変形例の少なくとも一部を任意に組み合わせるとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 センサ情報収集システム
2 車両
2A 車両
2B 車両
2C 車両
3 車載装置
3A 車載装置
4 無線基地局
5 収集装置
6 路側センサ
21 センサ
31 センサ情報提供部
32 通信I/F部
33 有用性情報取得部
34 表示制御部
35 ランキング情報取得部
36 アイテム情報取得部
37 入力部
51 通信I/F部
52 収集部
53 記憶部
53a センサ情報
53b 動的情報マップ
53c ポイント情報
53d ランキング情報
53e アイテム情報
54 マップ生成部
55 支援情報生成部
56 支援情報提供部
57 判断部
58 有用性情報生成部
59 有用性情報提供部
60 ランキング情報生成部
61 ランキング情報提供部
62 アイテム情報生成部
63 アイテム情報提供部
71 アバター
72a アイテム
72b アイテム
72c アイテム
72d アイテム
72e アイテム
72f アイテム
72g アイテム
80 ベゼル
IS 交差点

Claims (14)

  1. 第1車両に搭載される車載装置と、
    前記車載装置に接続される収集装置とを備え、
    前記車載装置は、
    前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記第1車両のユーザに提示する提示部とを含み、
    前記収集装置は、
    前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含
    前記判断部は、前記センサ情報の第2車両に対する有用性を判断し、
    前記収集装置は、さらに、
    前記センサ情報に基づいて、前記第2車両の運転の支援情報を生成する支援情報生成部と、
    生成された前記支援情報を前記第2車両に提供する支援情報提供部とを含み、
    前記判断部は、前記センサ情報が前記支援情報の生成に用いられるほど、前記センサ情報の有用性が高いと判断する、センサ情報収集システム。
  2. 第1車両に搭載される車載装置と、
    前記車載装置に接続される収集装置とを備え、
    前記車載装置は、
    前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記第1車両のユーザに提示する提示部とを含み、
    前記収集装置は、
    前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含み、
    前記判断部は、前記センサ情報が示す情報量が大きいほど、前記センサ情報の有用性が高いと判断する、センサ情報収集システム。
  3. 第1車両に搭載される車載装置と、
    前記車載装置に接続される収集装置とを備え、
    前記車載装置は、
    前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記第1車両のユーザに提示する提示部とを含み、
    前記収集装置は、
    前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含み、
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、センサ情報収集システム。
  4. 第1車両に搭載される車載装置と、
    前記車載装置に接続される収集装置とを備え、
    前記車載装置は、
    前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記第1車両のユーザに提示する提示部とを含み、
    前記収集装置は、
    前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含み、
    前記有用性情報は、前記有用性を数値化したポイント情報である、センサ情報収集システム。
  5. 前記収集装置は、さらに、
    前記ポイント情報に基づいて、前記第1車両のランキング情報を生成するランキング情報生成部と、
    生成された前記ランキング情報を前記車載装置に提供するランキング情報提供部とを含み、
    前記車載装置は、さらに、
    前記収集装置から前記ランキング情報を取得するランキング情報取得部を含み、
    前記提示部は、さらに、取得された前記ランキング情報を前記ユーザに提示する、請求項に記載のセンサ情報収集システム。
  6. 前記収集装置は、さらに、
    前記ポイント情報で交換可能なアイテムであって、かつ前記ユーザのアバターに追加表示可能な前記アイテムを含むアイテム情報を前記車載装置に提供するアイテム情報提供部を含み、
    前記車載装置は、さらに、
    前記収集装置から前記アイテム情報を取得するアイテム情報取得部を含み、
    前記提示部は、さらに、取得された前記アイテム情報を表示する、請求項または請求項に記載のセンサ情報収集システム。
  7. 第1車両に搭載される車載装置と、
    前記車載装置に接続される収集装置とを備え、
    前記車載装置は、
    前記第1車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を前記収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記第1車両のユーザに提示する提示部とを含み、
    前記収集装置は、
    前記第1車両から前記センサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを含み、
    前記有用性情報は、金銭的価値を持たない情報である、センサ情報収集システム。
  8. 車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部とを備え、
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、収集装置。
  9. 車両に搭載される車載装置であって、
    前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記車両のユーザに提示する提示部とを備え、
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、車載装置。
  10. 車両に搭載される車載装置が、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集装置に提供するステップと、
    前記収集装置が、前記車載装置から前記センサ情報を収集するステップと、
    前記収集装置が、収集された前記センサ情報の有用性を判断するステップと、
    前記収集装置が、前記有用性の判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成するステップと、
    前記収集装置が、生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供するステップと、
    前記車載装置が、前記有用性情報を前記収集装置から取得するステップと、
    前記車載装置が、取得された前記有用性情報を前記車両のユーザに提示するステップとを含
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、センサ情報収集方法。
  11. 車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集するステップと、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断するステップと、
    前記有用性の判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成するステップと、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供するステップと含
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、センサ情報収集方法。
  12. 車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するステップと、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得するステップと、
    取得された前記有用性情報を前記車両のユーザに提示するステップとを含
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、センサ情報提供方法。
  13. コンピュータを、
    車両に搭載される車載装置から、前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を収集する収集部と、
    収集された前記センサ情報の有用性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を生成する有用性情報生成部と、
    生成された前記有用性情報を前記車載装置に提供する有用性情報提供部として機能させるための、コンピュータプログラムであって、
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、コンピュータプログラム。
  14. コンピュータを、車両に搭載される車載装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記車両に搭載されるセンサが計測したセンサ情報を、前記センサ情報を収集する収集装置に提供するセンサ情報提供部と、
    前記センサ情報の有用性に関する有用性情報を前記収集装置から取得する有用性情報取得部と、
    取得された前記有用性情報を前記車両のユーザに提示する提示部として機能させる、コンピュータプログラムであって、
    前記有用性情報は、前記センサ情報が有効に活用されたことに対する謝意を示す情報である、コンピュータプログラム。
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