JP7258071B2 - スクリーン投影方法、装置、機器及び記憶媒体 - Google Patents

スクリーン投影方法、装置、機器及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本願は画像処理技術に関し、特にスクリーン投影技術に関する。
車両関連技術の発展に伴い、車両に搭載されている電子機器はますます多くなっている。例えば、現在、多くの車両には地図などの情報を表示するためのスクリーンが設置されている。また、車両に他の車載機器を設置することもでき、車載機器を車載インフォテインメント端末に接続して車両内のスクリーンに投影することもできる。
従来のスクリーン投影ソリューションでは、投影する必要のある画面は直接スクリーンの中央に配置される。
しかし、このような方式では、表示する必要のある内容がスクリーンの中央に圧縮されることにより、スクリーン内の余分な表示領域が無駄になり、表示される内容も目立たず、ユーザ体験に有利ではない。
本願は、スクリーン投影を行う際にスクリーン内の余分な表示領域が無駄になるという従来技術の技術的課題を解決するためのスクリーン投影方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
第1の態様によれば、本願は、
ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、前記属性情報に基づいて前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するステップと、
前記属性情報、前記表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整するステップと、
表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示するステップと、を含むスクリーン投影方法を提供する。
第2の態様によれば、本願は、
ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、前記属性情報に基づいて前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するためのテンプレート決定モジュールと、
前記属性情報、前記表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整するための調整モジュールと、
表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示するための表示モジュールと、を含むスクリーン投影装置を提供する。
第3の態様によれば、本願は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されたメモリと、を含み、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサに第1態様に記載のスクリーン投影方法などを実行させるように、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される電子機器を提供する。
第4の態様によれば、本願は、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに第1態様に記載のスクリーン投影方法を実行させるために用いられる。
第5の態様によれば、本願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムでの命令は、プロセッサによって実行されるとき、第1態様に記載のスクリーン投影方法をコンピュータに実行させる。
本願にて提供されるスクリーン投影方法、装置、機器、及び記憶媒体は、ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、属性情報に基づいてターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するステップと、属性情報、表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、スケーリング比にしたがって表示テンプレートを調整するステップと、表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって表示内容をターゲットスクリーンに表示するステップと、を含む。本願にて提供されるスクリーン投影方法、装置、機器及び記憶媒体は、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを取得することができ、当該表示テンプレートを、ターゲットスクリーンにより合致するように調整することもできることにより、この表示テンプレートによってターゲットスクリーンに内容を表示する際に、ターゲットスクリーン内の情報表示用領域を十分に活用することができるため、情報の表示効率を向上させ、さらにユーザ体験を向上させる。
図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本願を制限するものではない。
本願の一例示的な実施例に示される応用シーンの模式図である。 本願の一例示的な実施例に示される電子機器と車載ディスプレイとの接続の模式図である。 本願の別の例示的な実施例に示される電子機器と車載ディスプレイとの接続の模式図である。 本願の一例示的な実施例に示されるスクリーン投影方法のフローチャートである。 本願の一例示的な実施例に示される表示テンプレートの模式図である。 本願の一例示的な実施例に示される、表示内容が設定された調整後の表示テンプレートの模式図である。 本願の別の例示的な実施例に示されるスクリーン投影方法のフローチャートである。 本願の一例示的な実施例に示される表示効果の模式図である。 本願の別の例示的な実施例に示される表示効果の模式図である。 本願の一例示的な実施例に示されるスクリーン投影装置の構造図である。 本願の他の例示的な実施例に示されるスクリーン投影装置の構造図である。 本願の一例示的な実施例に示される電子機器の構造図である。
以下、図面を参照しながら本願の例示的な実施例を説明するが、この説明には、理解を容易にするために本願の実施例の様々な細部が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本願の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができることを理解できる。同様に、明確かつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造についての説明を省略する。
現在、車両関連技術の発展に伴い、車両においてユーザに情報を提供するための方式もますます豊富になっている。特に車載ディスプレイを介してユーザに情報を提供する方式は、より直感的で、表示内容もより豊富な情報表示方法である。
ここで、車両にディスプレイを設置し、当該ディスプレイは車載インフォテインメント端末に接続でき、車載インフォテインメント端末を介してディスプレイに表示する必要のある情報を送信する。車載インフォテインメント端末は、例えば車載コンピュータであってもよい。
また、車両には、車載インフォテインメント端末に加えて、他の電子機器を設置してもよく、これらの電子機器は、車両が工場出荷時に設置されていてもよいし、ユーザによりニーズに応じて後で装着されていてもよい。一部の電子機器は、車載インフォテインメント端末に接続され、車載インフォテインメント端末を介して車載ディスプレイに投影することができる。
具体的には、スクリーン投影内容に不確実性があるため、既存の技術では、完全なスクリーン投影内容を表示するために、投影する必要のある画面を直接スクリーンの中央に配置し、具体的には、表示する必要のある内容をスクリーンの中央部分、具体的には水平、垂直方向におけるスクリーンの中央部分に圧縮し、このような方式により、スクリーン内の余分な表示領域が無駄になり、表示内容が目立たなくなってしまう。さらに、ユーザがディスプレイを見るときに、大部分が空白領域であり、実際のスクリーン投影内容の表示領域が小さいため、ユーザ体験が悪い。
本願にて提供される解決手段では、ターゲットスクリーンの属性情報に基づいて、対応する表示テンプレートを設定し、スクリーン投影時に、ターゲットスクリーンの属性情報及び当該スクリーンに対応する表示テンプレートにしたがって、当該表示テンプレートを調整し、調整後の表示テンプレートによって、取得した内容をターゲットスクリーンに表示することができる。本願にて提供される解決手段では、スクリーン自体の属性情報にしたがって、対応する表示テンプレートを決定し、当該表示テンプレートによって内容を表示する際に、ターゲットスクリーン内の情報表示用領域を十分に活用できるように、当該表示テンプレートをさらに調整することができる。
図1は、本願の一例示的な実施例に示される応用シーンの模式図である。
図1に示すように、本実施例にて提供される解決手段は、図1に示す車両に適用でき、当該車両に車載ディスプレイ11及び電子機器12を設置してもよい。
ここで、電子機器12は、車載ディスプレイ11に直接接続されてもよいし、車載インフォテインメント端末(例えば、車載コンピュータ、図示せず)を介して接続されてもよい。電子機器12は、例えば、車両に設置されたドライブレコーダやナビゲーションシステム等であってもよい。
電子機器12はスクリーンを有していてもよく、具体的には、ユーザが電子機器12を操作して必要な情報をスクリーンに表示させることができる。電子機器12が車載ディスプレイ11にスクリーンを投影した状態であると、表示する必要のある情報は車載ディスプレイ11に投影させることができる。
なお、本実施例にて提供される解決手段は、スクリーン投影する必要のある他のシーンにも適用できる。
図2Aは、本願の一例示的な実施例に示される電子機器と車載ディスプレイとの接続の模式図である。
図2Aに示すように、一実施形態では、電子機器12は、車載ディスプレイ11に直接接続されていてもよい。電子機器12は、表示する必要のある情報を車載ディスプレイ11に直接送信して、スクリーン投影する必要のある内容を車載ディスプレイ11に表示させることができる。
図2Bは、本願の別の例示的な実施例に示される電子機器と車載ディスプレイとの接続の模式図である。
図2Bに示すように、別の実施形態では、電子機器12は、車載インフォテインメント端末13を介して車載ディスプレイ11に接続されている。電子機器12は、表示する必要のある情報を車載インフォテインメント端末13に送信し、さらに車載インフォテインメント端末13を介して、表示する必要のある情報を車載ディスプレイ11に送信して、スクリーン投影する必要のある内容を車載ディスプレイ11に表示させることができる。
図3は、本願の一例示的な実施例に示されるスクリーン投影方法のフローチャートである。
図3に示すように、本願にて提供されるスクリーン投影方法は、ステップ301~ステップ304を含む。
ステップ301、ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、属性情報に基づいてターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定する。
ここで、本実施例にて提供される方法は、計算能力を備えた電子機器によって実行されてもよく、この電子機器は、例えば、図1、図2A、図2Bに示されるいずれかの電子機器であってもよい。
具体的には、ステップ301は、スクリーン投影する必要があるときに実行されてもよいし、スクリーン投影の前に実行されてもよい。例えば、ステップ301は、電子機器がスクリーン投影状態に設定された後に、電子機器によって実行されてもよい。
さらに、ターゲットスクリーンとは、スクリーン投影対象となるスクリーンを言い、本実施例にて提供される方法を車両に適用すれば、ターゲットスクリーンは、図1、図2A、図2Bに示される車載ディスプレイのいずれかであり得る。
実際に使用する際に、電子機器は、ターゲットスクリーンの解像度や、ターゲットスクリーンのアスペクト比などを含み得るターゲットスクリーンの属性情報を取得することができる。ここで、電子機器がターゲットスクリーンに直接接続されている場合、ターゲットスクリーンからこの属性情報を読み取ることができる。電子機器が車載インフォテインメント端末を介してターゲットスクリーンに接続されている場合、電子機器は車載インフォテインメント端末からこの属性情報を読み取ることができる。
ターゲットスクリーンの解像度とは、表示解像度を言い、スクリーン画像の精細度であり、ディスプレイに表示できる画素数のことである。スクリーン上の点、線及び面はいずれも画素で構成されているため、ディスプレイが表示できる画素が多いほど、スクリーンが精細になり、同じスクリーン領域内に表示できる情報も多くなる。
ここで、電子機器には、表示テンプレートを設置することもでき、異なる表示テンプレートの解像度は異なってもよい。テンプレートの解像度とは、画像の解像度を言い、単位インチに含まれている画素の点数である。
ターゲットスクリーンの属性情報が異なると、それに対応する表示テンプレートも異なる可能性がある。電子機器に複数の表示テンプレート、例えば2個、3個などの表示テンプレートを設定することができる。例えば、表示テンプレートを2つ設置してもよく、1つは広いターゲットスクリーンに適用され、もう1つは通常のターゲットスクリーンに適用される。ターゲットスクリーンの属性情報にしたがってそのアスペクト比を決定し、さらにアスペクト比にしたがってターゲットスクリーンが広いスクリーンであるか否かを判断し、その判断結果にしたがって、対応する表示テンプレートを決定してもよい。
選択可能な実施形態では、電子機器は、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを記録することができ、それにより、スクリーン投影をするたびにこのステップを実行する必要がなくなる。例えば、ターゲットスクリーン標識と表示テンプレート標識との対応関係を記録する。
ここで、表示テンプレートには、メニュー部分に含まれる各ボタンや、タイトルを表示するためのコンポーネントなどのような固定コンポーネントが含まれていてもよい。これらのコンポーネントも表示する必要のある内容である。
図4は、本願の一例示的な実施例に示される表示テンプレートの模式図である。
図4に示すように、表示テンプレートには、メニューコンポーネント41、ボタンコンポーネント42、表示コンポーネント43、タイトルコンポーネント44などの複数のコンポーネントが含まれている。表示テンプレートは、複数のメニューコンポーネント41、又は複数のボタンコンポーネント42を含んでもよく、複数の表示コンポーネント43を含んでもよい。表示テンプレートは、電子機器が情報を表示するスタイルに応じて設定されてもよく、例えば、電子機器は、情報を表示する際にメニューコンポーネント41を同時に3つ表示する場合、表示テンプレートに3つのメニューコンポーネント41を有してもよい。
ここで、異なる表示テンプレートに含まれるコンポーネントのタイプは同じであってもよく、具体的なコンポーネントのサイズは異なっていてもよい。
ステップ302、属性情報、表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、スケーリング比にしたがって表示テンプレートを調整する。
具体的には、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定した後、当該ターゲットスクリーンの属性情報及び表示テンプレートに基づいてスケーリング比を決定してもよい。当該スケーリング比は、表示テンプレートを調整するために用いられる。
さらに、ターゲットスクリーンのサイズが異なるため、ターゲットスクリーンのサイズごとに対応する表示テンプレートを設定すると、表示テンプレートの数が多くなる。したがって、複数のサイズのターゲットスクリーンを同一の表示テンプレートに対応させることにより、表示テンプレートの数を減らすことができる。
実際に使用する際に、同一の表示テンプレートが複数のターゲットスクリーンに対応しているため、直接当該表示テンプレートでターゲットスクリーンに情報を表示すると、情報の表示が不完全になるか、又はターゲットスクリーン内の空白領域が多いという問題になる可能性がある。したがって、本実施例にて提供される方法は、さらに、ターゲットスクリーンの属性情報及び表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定するとともに、スケーリング比で表示テンプレートを調整することにより、表示テンプレートを現在のターゲットスクリーンに適用するようにする。
このような実施形態では、ターゲットスクリーンのサイズごとに、対応する表示テンプレートを設定していないが、ターゲットスクリーンで表示テンプレートを調整することにより、調整後の表示テンプレートをターゲットスクリーンに適用することができ、それにより、異なるサイズのターゲットスクリーンごとに情報を個別に表示することができる。
ここで、スケーリング比で表示テンプレートを調整する際に、スケーリング比で表示テンプレートに含まれている各コンポーネントのサイズを調整することができ、コンポーネント間の間隔を、ターゲットスクリーンの属性情報に合致するように調整することもできる。例えば、表示テンプレート内のコンポーネントの長さと幅の両方にスケーリング比を掛けることができ、表示テンプレートに対して適応性調整を行った後でも、その表示効果に歪みがないことを保証することができる。
一実施形態では、電子機器は、ターゲットスクリーンに対応するスケーリング比を記録することができ、例えば、当該ターゲットスクリーン標識と表示テンプレート標識との対応関係を記録し、さらに、当該ターゲットスクリーン標識とスケーリング比との対応関係を記録することにより、スクリーン投影する必要があるときに、これらの情報を直接取得して表示テンプレートを調整することができる。
別の実施形態では、電子機器は、ターゲットスクリーンに対応する調整後の表示テンプレートを直接記録することもできる。例えば、ユーザが電子機器をスクリーン投影状態に設定した後、電子機器は、ステップ301~302を実行でき、それにより調整後の表示テンプレートを取得するとともに、当該表示テンプレートを記録する。
ターゲットスクリーンのスクリーン投影表示を制御する必要がある場合、電子機器に対応する表示テンプレートやスケーリング比を直接取得するか、又は調整後の表示テンプレートを直接取得して、取得した情報でスクリーン投影を行うことにより、スクリーン投影の応答速度を向上させることができる。
ステップ303、表示内容を取得する。
電子機器は、表示内容を取得でき、当該表示内容とは、スクリーン投影して表示する必要のある情報を言う。例えば、ユーザは電子機器に命令を送信することによって、電子機器が表示内容を取得することができ、具体的には、音声、タッチスクリーンの操作などの方式により電子機器に命令を伝えることができる。また、例えば、電子機器は、内部ロジックに基づいて表示内容を取得してもよく、例えば、現在緊急ニュースがある場合、電子機器は、その緊急ニュースを自動的に取得してもよい。
ステップ303とステップ301~302の実行タイミングは制限されない。
一実施形態では、先にステップ303を実行してもよい。すなわち、電子機器は、まず表示内容を取得して、現在、スクリーン投影状態であるか否かを判断し、スクリーン投影状態である場合、ステップ301~302を実行してから、ステップ304を実行する。
別の実施形態では、まず、ステップ301~302を実行し、次に、ステップ303を実行する。例えば、ユーザは、電子機器をスクリーン投影状態に設定することができ、電子機器は、ステップ301~302を実行できる。その後、電子機器は、表示内容を取得し、取得した表示内容に基づいてステップ304を実行することができる。
さらなる実施形態では、ステップ301~302と、ステップ303とを同時に実行してもよい。例えば、電子機器をスクリーン投影状態に設定した場合、電子機器は、ユーザ操作又は固有のロジックに基づいて表示内容を取得することができるとともに、ステップ301~302を実行し、その後、ステップ304を実行してもよい。
ステップ304、調整後の表示テンプレートにしたがって表示内容をターゲットスクリーンに表示する。
ここで、電子機器は、取得した表示内容を調整後の表示テンプレートに配置して、この効果を表示するようにターゲットスクリーンを制御することができる。
具体的には、表示テンプレートに内容を表示するための表示コンポーネントを設定して、取得した表示内容を当該コンポーネントに配置することができる。
図5は、本願の一例示的な実施例に示される、表示内容が設定された調整後の表示テンプレートの模式図である。
図5に示すように、そのうちの各コンポーネントのサイズは、スケーリング比にしたがって調整され、表示コンポーネント51には、表示内容が埋め込まれている。
さらに、電子機器がターゲットスクリーンに直接接続されている場合、電子機器は、表示内容が埋め込まれている調整後の表示テンプレートをターゲットスクリーンに送信して、当該ターゲットスクリーンに直接表示させることができる。
実際に使用する際に、電子機器が車載インフォテインメント端末を介してターゲットスクリーンに接続されている場合、電子機器は、表示内容が埋め込まれている調整後の表示テンプレートを車載インフォテインメント端末に送信し、車載インフォテインメント端末は、ターゲットスクリーンを制御して具体的な内容を表示する。
ここで、調整後の表示テンプレートにしたがってターゲットスクリーンに表示することにより、表示される効果をターゲットスクリーンの表示効果により合致させることができる。
本実施例にて提供される方法は、スクリーン投影のために用いられ、本実施例にて提供される方法を設定した機器によって実行され、当該機器は、一般にハードウェア及び/又はソフトウェアの方法で実現される。
本願にて提供されるスクリーン投影方法は、ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、属性情報に基づいてターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するステップと、属性情報、表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、スケーリング比にしたがって表示テンプレートを調整するステップと、表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって表示内容をターゲットスクリーンに表示するステップと、を含む。本願にて提供されるスクリーン投影方法は、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを取得することができ、当該表示テンプレートを、ターゲットスクリーンにより合致するように調整することもできることにより、この表示テンプレートによってターゲットスクリーンに内容を表示する際に、ターゲットスクリーン内の情報表示用領域を十分に活用することができるため、情報の表示効率を向上させ、さらにユーザ体験を向上させる。
図6は、本願の別の例示的な実施例に示されるスクリーン投影方法のフローチャートである。
図6に示すように、本願にて提供されるスクリーン投影方法は、以下のステップを含む。
ステップ601、音声命令を受信し、音声命令にしたがって表示内容を決定する。
ここで、本実施例にて提供される方法は、計算能力を有する電子機器によって実行されてもよく、当該電子機器は、例えば、図1、図2A、図2Bに示すいずれかの電子機器であってもよい。
具体的には、当該電子機器は、ユーザの音声命令を受信して認識するためのマイクロフォンを有してもよい。例えば、電子機器は、セマンティック認識アルゴリズムを有するため、ユーザが話した音声命令をテキスト命令に変換してから、ネットワークを介してテキスト命令をバックエンドサーバに送信して、バックエンドサーバが表示内容をフィードバックするようにすることができる。
ステップ602、スクリーン投影状態であるか否かを判断する。
さらに、電子機器は、現在の状態がスクリーン投影状態であるか否かを判断し、スクリーン投影状態である場合、ステップ603を実行し、スクリーン投影状態ではない場合、自分のディスプレイに基づいて上記の表示内容を表示してもよい。
実際に使用する際に、電子機器自体がディスプレイを有していてもよく、当該ディスプレイも情報表示に用いられ得る。
このような実施形態では、電子機器は、スクリーン投影状態ではない場合にも、取得した表示内容を正常に表示させることができる。
ステップ603、ターゲットスクリーンの解像度情報を取得し、解像度情報に基づいてターゲットスクリーンのアスペクト比を決定する。
具体的には、ターゲットスクリーンとは、スクリーン投影対象となるスクリーンを言い、本実施例にて提供される方法を車両に適用する場合、ターゲットスクリーンは、図1、図2A、図2Bに示す車載ディスプレイのいずれかであってもよい。
さらに、電子機器は、ターゲットスクリーンの解像度情報を取得することができ、当該解像度情報は、具体的な解像度値、例えばm*nであってもよく、mはターゲットスクリーンの横方向に表示できる画素数を表し、nはターゲットスクリーンの縦方向に表示できる画素数を表す。
実際に使用する際に、スクリーンの解像度が異なり、同じ組版の内容を表示した場合の表示効果も異なる。したがって、本実施例にて提供される方法では、ターゲットスクリーンの解像度で最終的な組版結果を決定し、それにより、ターゲットスクリーンに合致する組版結果を決定することができる。
ここで、具体的には解像度情報に基づいてターゲットスクリーンのアスペクト比を決定してもよい。例えば、取得した解像度情報がm*nであれば、ターゲットスクリーンのアスペクト比をm/nと決定できる。
ステップ604、アスペクト比を所定の比と比較する。
具体的には、所定の比を予め設定し、当該所定の比によってターゲットスクリーンを分類することもできる。例えば、アスペクト比が所定の比よりも大きいターゲットスクリーンを1つの種類に分類し、アスペクト比が所定の比以下のターゲットスクリーンを別の種類に分類する。
さらに、所定の比によって、ターゲットスクリーンを広いスクリーンと通常のスクリーンとの2種類に分類することができる。これにより、ターゲットスクリーン自体の特性に基づいて情報を表示することにより、表示される情報をターゲットスクリーンにより合致させるようにする。
所定の比は、需要に応じて設定することができ、例えば2.1であり得る。
ステップ605、アスペクト比が所定の比よりも大きい場合、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第1のテンプレートとして決定する。
ステップ606、アスペクト比が所定の比以下である場合、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第2のテンプレートとして決定する。
実際に使用する際に、第1のテンプレートと第2のテンプレートとを予め設定しておき、特性の異なるターゲットスクリーンにそれぞれ適用することができる。ここで、第1のテンプレートのアスペクト比は、第2のテンプレートのアスペクト比よりも大きく、当該アスペクト比とは、テンプレートの解像度にしたがって計算したアスペクト比を言い、例えばテンプレートの解像度がm’*n’であると、当該テンプレートのアスペクト比はm’/n’である。
ここで、第1のテンプレートは、アスペクト比がより大きいので、アスペクト比が比較的大きいスクリーンにより適する。したがって、ターゲットスクリーンのアスペクト比が所定の比よりも大きい場合、第1のテンプレートをターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートとして決定する。第2のテンプレートは、アスペクト比が小さいので、アスペクト比が小さいスクリーンにより適する。したがって、ターゲットスクリーンのアスペクト比が所定の比以下である場合、第2のテンプレートをターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートとして決定する。
具体的には、ターゲットスクリーンのアスペクト比は、そのスクリーンの形状特性を表示することができ、例えば、やや広いか、又はやや正方形になっている。異なるアスペクト比にしたがって、対応する表示テンプレートを決定することができ、それにより、当該ターゲットスクリーンにより適するテンプレートを決定することができる。
このような実施形態では、ターゲットスクリーンのアスペクト比に応じて適切な表示テンプレートを選択することができ、それにより、対応する表示テンプレートで当該スクリーンに内容を表示する際に、表示効果が当該スクリーンにより合致する。
また、本願の実施例では、第1のテンプレートと第2のテンプレートとが設置され、予め設定された2つのテンプレートが占有するメモリが少なく、その中からターゲットスクリーンに対応するテンプレートを迅速に決定することができるので、スクリーン投影の応答速度を向上させることができる。
選択可能に、第1のテンプレートの解像度は1280*480であり、第2のテンプレートの解像度は854*480である。第1のテンプレートの解像度は、広いスクリーンに適し、第2のテンプレートは、通常のスクリーンに適する。所定の比でターゲットスクリーンを分類すると、第1のテンプレートを適用可能な広いスクリーンと、第2のテンプレートを適用可能な通常のスクリーンとの2種類のスクリーンを得ることができる。
ステップ607、ターゲットスクリーンの解像度情報、表示テンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定する。
ここで、解像度情報には、横方向に表示できる画素数を表すための横方向解像度と、縦方向に表示できる画素数を表すための縦方向解像度との2つの値が含まれてもよい。ターゲットスクリーンの横方向に表示できる画素数、表示テンプレートの横方向に含まれる画素数で横方向比を決定し、ターゲットスクリーンの縦方向に表示できる画素数、表示テンプレートの縦方向に含まれる画素数で縦方向比を決定してもよい。
具体的には、表示テンプレートの横解像度に対するターゲットスクリーンの横解像度の比を横方向比として決定し、表示テンプレートの縦方向解像度に対するターゲットスクリーンの縦方向解像度の比を縦方向比として決定する。
さらに、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートが第1のテンプレートである場合、ターゲットスクリーンの解像度情報及び第1のテンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定し、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートが第2のテンプレートである場合、ターゲットスクリーンの解像度情報及び第2のテンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定する。それにより、横方向比、縦方向比によってターゲットスクリーンと表示テンプレートとの長さと幅の比を決定し、長さと幅の比にしたがって表示テンプレートを調整することで、調整後のテンプレートをターゲットスクリーンにより合致させることができる。
さらに、例えば、ターゲットスクリーンの解像度情報がm*nであり、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートの解像度がm’*n’であると、横方向比rW=m/m’、縦方向比rH=n/n’となる。
ステップ608、横方向比、縦方向比のうち小さい方の値をスケーリング比として決定する。
実際に使用する際に、横方向比と縦方向比のうち小さい方の値をスケーリング比として決定できる。当該スケーリング比は、表示テンプレートを調整するために用いられる。
ここで、rWの方がより小さいと仮定すると、当該スケーリング比で表示テンプレートをスケーリングすることができる。例えば、表示テンプレートを等比例でrW倍スケーリングすることができる。このとき、表示テンプレート全体のサイズは、m*n’×m/m’に変わる。
具体的には、rWの方がより小さい場合、表示テンプレートのアスペクト比がターゲットスクリーンのアスペクト比よりも大きいことを説明し、このとき、優先的に表示テンプレートの長辺をターゲットスクリーンに一致するように調整することができ、ターゲットスクリーンの表示領域をより十分に活用することができ、表示テンプレート内の内容がターゲットスクリーンの表示領域を超えるのを回避することもできる。
さらに、rHの方がより小さい場合、ターゲットスクリーンのアスペクト比がディスプレイのアスペクト比よりも大きいことを説明し、このとき、優先的に表示テンプレートの短辺をターゲットスクリーンに一致するように調整することができ、ターゲットスクリーンの表示領域をより十分に活用することができ、表示テンプレート内の内容がターゲットスクリーンの表示領域を超えるのを回避することもできる。
実際に使用する際に、横方向比は縦方向比と等しいと、そのうちのいずれかの比をスケーリング比とすることができる。この場合、表示テンプレートのスケーリングにどの比を使用しても、結果は同じである。
本実施例にて提供される方法では、第1のテンプレート及び第2のテンプレートに対して異なる調整及び表示方式を設定し、具体的には、ステップ609A~610A及び609B~610Bを参照できる。
ステップ609A、表示テンプレートが第1のテンプレートである場合、スケーリング比にしたがって、第1のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、可変コンポーネントのサイズ、固定領域のサイズを調整する。
ここで、第1のテンプレートでは、表示内容を配置するためのコンポーネントを可変コンポーネントとして定義する。固定コンポーネントは、ページめくりボタンやラベルなどの固定した内容を表示するために使用できる。スケーリング比で固定コンポーネント、可変コンポーネントのサイズを調整できる。
具体的には、隣接する固定コンポーネント間の領域は、固定領域として定義されてもよい。スケーリング比で固定領域のサイズを調整できる。
さらに、可変コンポーネントと固定コンポーネントとの間の間隔は、ターゲットスクリーンの実際の状況に応じて調整することができる。
具体的には、固定コンポーネント、可変コンポーネント、及び固定領域の長さと幅をスケーリング比にしたがって調整することができ、例えば、コンポーネント又は固定領域の長さと幅にそれぞれスケーリング比を掛けることにより、第1のテンプレート内のコンポーネント及び固定領域のサイズを調整する。
このような実施形態では、第1のテンプレート内のコンポーネント、領域を同一のスケーリング比で処理することにより、第1のテンプレート内の各部分の歪みや重なりを回避し、表示効果を向上させることができる。
ステップ610A、固定コンポーネントの位置をターゲットスクリーンの周辺位置に設定し、表示内容を可変コンポーネントに設定し、可変コンポーネントの位置をターゲットスクリーンの中心位置に設定し、ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、固定コンポーネントと可変コンポーネントとの間の間隔を決定する。
実際に使用する際に、電子機器は、ターゲットスクリーンや車載インフォテインメント端末に表示情報を送信するときに、レイアウト情報を送信してもよい。これにより、ターゲットスクリーンは当該レイアウト情報に基づいて表示するようにする。
レイアウト情報には、各コンポーネントの位置情報が含まれていてもよい。例えば、固定コンポーネントの位置情報はターゲットスクリーンの周囲に設定され、可変コンポーネントのレイアウト情報はターゲットスクリーンの中心位置に設定される。電子機器は、各コンポーネントのサイズ、固定領域のサイズ、具体的にはスケーリング比にしたがって調整されたサイズを送信することもできる。
ここで、レイアウト情報には、固定コンポーネントと可変コンポーネントとの間隔をターゲットスクリーンの実際の残りの空白領域に追従して調整することがさらに含まれていてもよい。例えば、ターゲットスクリーン内の残りの空白領域を均等に分割することができる。
具体的には、空白領域とは、固定コンポーネント、可変コンポーネント、固定領域を除いた領域を言う。
図7は、本願の一例示的な実施例に示される表示効果の模式図である。
図7に示すように、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートが第1のテンプレートである場合、決定された表示効果は図7に示した通りである。
上記方式により、表示内容71を中央にして表示するとともに、空白領域を表示内容71の周囲に均等に分割することができ、その結果、当該表示内容71がより目立つになる。肝心な内容を常駐エリアと異なるものにし、肝心な情報を強調する役割を果たすようにする。また、このような方式は、これらの画素点を合理的に分割して利用することができ、それにより、表示内容の適合性を大幅に向上させた。
ステップ609B、表示テンプレートが第2のテンプレートである場合、スケーリング比にしたがって、第2のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、コンポーネント間隔のサイズを調整する。
ここで、第2のテンプレートでは、表示内容、ページめくりボタン、ラベル等の内容を配置するためのコンポーネントをいずれも固定コンポーネントとして定義する。スケーリング比で固定コンポーネントのサイズを調整することができる。
具体的には、隣接する固定コンポーネント間の距離はコンポーネント間隔として定義されており、すなわち、横方向の距離を含んでもよいし、縦方向の距離を含んでもよい。スケーリング比でコンポーネント間隔のサイズを調整することができる。
さらに、固定コンポーネント、コンポーネント間隔のサイズをスケーリング比にしたがって調整することができ、例えば、コンポーネントの長さと幅にスケーリング比をそれぞれ掛け、各コンポーネント間隔にスケーリング比を掛けることで、第2のテンプレート内の固定コンポーネント及びコンポーネント間隔のサイズを調整する。
このような実施形態では、第1のテンプレート内のコンポーネント、領域を同一のスケーリング比で処理することにより、第1のテンプレート内の各部の歪みや重なりを回避し、表示効果を向上させることができる。
ステップ610B、表示内容を第1の固定コンポーネントに設定し、ターゲットスクリーン内の残りの空白領域に合わせてコンポーネント間隔のサイズを調整する。
実際に使用する際に、電子機器は、ターゲットスクリーンや車載インフォテインメント端末に表示情報を送信するときに、レイアウト情報を送信してもよい。これにより、ターゲットスクリーンはこのレイアウト情報に基づいて表示する。
レイアウト情報には、各固定コンポーネントの位置情報が含まれていてもよい。例えば、固定コンポーネントの位置情報は、第2のテンプレート内の各固定コンポーネントの相対位置に基づいて決定されてもよい。例えば、ラベルやボタンを表示するための固定コンポーネントは周辺位置に設置され、内容を表示するための第1の固定コンポーネントは中間位置に設置される。電子機器はまた、各々固定コンポーネント、コンポーネント間隔のサイズ、具体的にはスケーリング比にしたがって調整されたサイズを送信することもできる。
レイアウト情報には、コンポーネント間隔をターゲットスクリーンの実際の残りの空白領域に合わせて調整することがさらに含まれていてもよく、具体的には、コンポーネント間隔で空白領域を均等に分割することができる。
具体的には、空白領域とは、固定コンポーネント、コンポーネント間隔以外の領域を言う。すなわち、ターゲットスクリーンは、電子機器によって決定された表示効果に基づいて空白領域を決定してから、空白領域に基づいてコンポーネント間隔を調整することができる。
図8は、本願の別の例示的な実施例に示される表示効果の模式図である。
図8に示すように、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートが第2のテンプレートである場合、決定された表示効果は図8に示した通りである。
上記方式により、スクリーンのアスペクト比が十分に大きくない場合、表示内容が歪んだり、分散されたりする確率が低くなり、この場合、フルレイアウトが適しており、それによりターゲットスクリーン内の表示領域を十分に活用することができる。
図9は、本願の一例示的な実施例に示されるスクリーン投影装置の構造図である。
図9に示すように、本願にて提供されるスクリーン投影装置は、
ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、前記属性情報に基づいて前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するためのテンプレート決定モジュール91と、
前記属性情報、前記表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整するための調整モジュール92と、
表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示するための表示モジュール93と、を含む。
ここで、テンプレート決定モジュール91、調整モジュール92、表示モジュール93は、順次接続される。
本願にて提供されるスクリーン投影装置は、ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、属性情報に基づいてターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するためのテンプレート決定モジュールと、属性情報、表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、スケーリング比にしたがって表示テンプレートを調整するための調整モジュールと、表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって表示内容をターゲットスクリーンに表示するための表示モジュールとを含む。本願にて提供されるスクリーン投影装置は、ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを取得することができ、当該表示テンプレートを、ターゲットスクリーンにより合致するように調整することもできることにより、この表示テンプレートによってターゲットスクリーンに内容を表示する際に、ターゲットスクリーン内の情報表示用領域を十分に活用することができるため、情報の表示効率を向上させ、さらにユーザ体験を向上させる。
本実施例にて提供されるスクリーン投影装置の具体的な原理及び実施形態は、いずれも図3に示す実施例と類似しているので、ここでは詳細な説明を省略する。
図10は、本願の別の例示的な実施例に示されるスクリーン投影装置の構造図である。
図10に示すように、本願にて提供されるスクリーン投影装置は、上記の実施例の上で、選択可能に、前記属性情報は解像度情報を含み、
前記テンプレート決定モジュール91は、
前記解像度情報にしたがって前記ターゲットスクリーンのアスペクト比を決定するための比率決定ユニット911と、
前記アスペクト比を所定の比と比較するための比較ユニット912と、
前記アスペクト比が前記所定の比よりも大きい場合、前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第1のテンプレートとして決定し、
前記アスペクト比が前記所定の比以下である場合、前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第2のテンプレートとして決定するためのテンプレート決定ユニット913と、を含み、
前記第1のテンプレートのアスペクト比は、前記第2のテンプレートのアスペクト比よりも大きい。
選択可能に、比率決定ユニット911、比較ユニット912、テンプレート決定ユニット913は、順次接続される。
選択可能に、前記第1のテンプレートの解像度は1280*480であり、
前記第2のテンプレートの解像度は854*480である。
選択可能に、前記調整モジュール92は、
前記ターゲットスクリーンの前記解像度情報、前記表示テンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定するための比決定ユニット921と、
前記横方向比、前記縦方向比のうち小さい方の値を前記スケーリング比として決定するスケーリング比決定ユニット922と、を含む。
選択可能に、比決定ユニット921はスケーリング比決定ユニット922に接続される。
選択可能に、前記比決定ユニット921は、具体的には、
前記表示テンプレートの横方向解像度と前記ターゲットスクリーンの横方向解像度との比を前記横方向比として決定し、
前記表示テンプレートの縦方向解像度と前記ターゲットスクリーンの縦方向解像度との比を前記縦方向比として決定するために用いられる。
選択可能に、前記表示テンプレートが前記第1のテンプレートである場合、前記調整モジュールは、具体的には、
前記スケーリング比にしたがって、前記第1のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、可変コンポーネントのサイズ、固定領域のサイズを調整するために用いられる。
選択可能に、前記調整モジュール92は、具体的には、
前記固定コンポーネントの位置を、前記ターゲットスクリーンの周辺位置に設定し、
前記表示内容を前記可変コンポーネントに設定し、前記可変コンポーネントの位置を前記ターゲットスクリーンの中心位置に設定し、
前記ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、前記固定コンポーネントと前記可変コンポーネントとの間の間隔を決定するために用いられる。
選択可能に、前記表示テンプレートが前記第2のテンプレートである場合、前記調整モジュール92は、具体的には、
前記スケーリング比にしたがって、前記第2のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、コンポーネント間隔のサイズを調整するために用いられる。
選択可能に、前記調整モジュール92は、具体的には、
前記表示内容を、第1の固定コンポーネントに設定し、
前記ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、前記コンポーネント間隔のサイズを調整するために用いられる。
選択可能に、前記表示モジュール93は、具体的には、
音声命令を受信し、前記音声命令にしたがって前記表示内容を決定するために用いられる。
前記装置は、判断モジュール94をさらに含み、判断モジュール94は、
スクリーン投影状態であるか否かを判断し、スクリーン投影状態である場合、テンプレート決定モジュール91が、ターゲットスクリーンの属性情報を取得する前記ステップを実行するために用いられる。
本願の実施例によれば、本願は、電子機器及び読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本願の実施例によれば、本願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムでの命令は、プロセッサによって実行されるとき、本願によるスクリーン投影方法をコンピュータに実行させる。
図11に示すように、本願の実施例による電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及びその他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを意図している。電子機器は、例えば、パーソナルデジタルアシスタント、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の類似するコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書に示されるコンポーネント、それらの接続や関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本願の実現を制限する意図したものではない。
図11に示すように、当該電子機器は、1つ又は複数のプロセッサ1101と、メモリ1102と、高速インターフェース及び低速インターフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインターフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスを介して互いに接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けられることができる。プロセッサは、電子機器内で実行される命令を処理することができ、当該命令は、外部入力/出力装置(例えば、インターフェースに結合されたディスプレイデバイスなど)にGUIのグラフィック情報を表示するために、メモリ内又はメモリ上に格納されている命令を含む。他の実施形態では、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、必要に応じて、複数のメモリと一緒に使用することができる。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各機器は一部の必要な操作(例えば、サーバアレイ、ブレードサーバのグループ、又はマルチプロセッサシステムとする)を提供することができる。図11では、1つのプロセッサ1101を例とする。
メモリ1102は、本願にて提供される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。前記メモリには、少なくとも1つの前記プロセッサが本願にて提供されるスクリーン投影方法を実行するように、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が格納されている。本願の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータに本願にて提供されるスクリーン投影を実行させるためのコンピュータ命令が格納されている。
メモリ1102は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本願の実施例におけるスクリーン投影に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、図9に示すテンプレート決定モジュール91、調整モジュール92、及び表示モジュール93)のような非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを格納することができる。プロセッサ1101は、メモリ1102に格納されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令、及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち、上記方法の実施例におけるスクリーン投影方法を実現する。
メモリ1102は、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含むことができ、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、及び少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを格納することができ、データ記憶領域は、電子機器の使用にしたがって作成されたデータなどを格納することができる。また、メモリ1102は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、さらに、例えば少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスなどの非一時的なメモリを含むことができる。一部の実施例では、メモリ1102は、プロセッサ1101に対して遠隔に設置されたメモリを選択的に含んでもよく、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して電子機器に接続されることができる。上記のネットワークの例には、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
電子機器は、入力装置1103及び出力装置1104をさらに含んでもよい。プロセッサ1101、メモリ1102、入力装置1103及び出力装置1104はバス又はその他の方式で接続することができ、図11では、バスを介して接続することを例とする。
入力装置1103は、入力された数字又はキャラクター情報を受信すること、電子機器のユーザ設定及び機能制御に関連するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ディスプレイデバイス、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置1104は、ディスプレイデバイス、補助照明装置(例えば、LED)、触覚フィードバックデバイス(例えば、振動モータ)などを含んでもよい。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ(LDC)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含んでもよいが、これらに限定されない。一部の実施形態では、ディスプレイデバイスはタッチスクリーンであり得る。
本明細書で説明されるシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムで実施され、当該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる)には、プログラマブルプロセッサの機械命令が含まれ、高レベルのプロセス及び/又はオブジェクト指向のプログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語でこれらのコンピュータプログラムを実施することができる。本明細書に使用されるような、「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジック機器(PLD))を指し、機械読み取り可能な信号である機械命令を受信するための機械読み取り可能な媒体を含む。「機械読み取り可能な信号」という用語は、プログラマブルプロセッサに機械命令及び/又はデータを提供するための任意の信号を指す。
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上で本明細書に説明したシステム及び技術をコンピュータに実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウスやトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって、入力をコンピュータに提供することが可能になる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態のセンシングフィードバック(例えば、視覚的フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、そして、任意の形態(音入力、音声入力、又は触覚入力を含む)でユーザからの入力を受信できる。
本明細書に説明したシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインターフェース又はWEBブラウザーを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインターフェース又は当該WEBブラウザーを介して本明細書に説明したシステム及び技術の実施形態とインタラクションすることができる)、又はこのようなバックエンドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネント、又はフロントエンドコンポーネントを含む任意の組み合わせコンピューティングシステム中で実施できる。任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)を介してシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、及びインターネットを含む。
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、通常、互いに遠く離れており、通信ネットワークを介して互いにインタラクションするのが一般的である。クライアントとサーバの関係は、対応するコンピュータで実行され、且つ互いにクライアント-サーバの関係を持つコンピュータプログラムによって生成される。
なお、上記の様々な形態のフローを使用して、ステップを並べ替えたり、追加したり、削除したりすることができる。例えば、本願に記載の各ステップは、本願に開示されている技術案が所望の結果を達成できる限り、並行に実施されてもよいし、順次実施されてもよいし、異なる順序で実施されてもよく、本明細書では、それについて限定しない。
上記の具体的な実施形態は、本願の特許保護範囲に対する制限を構成するものではない。当業者にとって明らかなように、設計要件及び他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブ組み合わせ、及び置換を行うことができる。本願の精神と原則の範囲内で行われる修正、同等の置換、及び改良であれば、本願の特許保護範囲に含まれるべきである。

Claims (19)

  1. ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、前記属性情報に基づいて前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するステップと、
    前記属性情報、前記表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整するステップと、
    表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示するステップと、を含
    前記属性情報は解像度情報を含み、
    前記属性情報に基づいて前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定する前記ステップは、
    前記解像度情報にしたがって前記ターゲットスクリーンのアスペクト比を決定するステップと、
    前記アスペクト比を所定の比と比較するステップと、
    前記アスペクト比が前記所定の比よりも大きい場合、前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第1のテンプレートとして決定するステップと、を含み、
    前記表示テンプレートが前記第1のテンプレートである場合、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整する前記ステップは、
    前記スケーリング比にしたがって、前記第1のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、可変コンポーネントのサイズ、固定領域のサイズを調整するステップを含む、
    ことを特徴とするスクリーン投影方法。
  2. 前記方法は、前記アスペクト比が前記所定の比以下である場合、前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第2のテンプレートとして決定することさらに含み、
    前記第1のテンプレートのアスペクト比は、前記第2のテンプレートのアスペクト比よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のテンプレートの解像度は1280*480であり、
    前記第2のテンプレートの解像度は854*480である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記属性情報、前記表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定する前記ステップは、
    前記ターゲットスクリーンの前記解像度情報、前記表示テンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定するステップと、
    前記横方向比、前記縦方向比のうち小さい方の値を前記スケーリング比として決定するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記ターゲットスクリーンの前記解像度情報、前記表示テンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定する前記ステップは、
    前記表示テンプレートの横方向解像度と前記ターゲットスクリーンの横方向解像度との比を前記横方向比として決定するステップと、
    前記表示テンプレートの縦方向解像度と前記ターゲットスクリーンの縦方向解像度との比を前記縦方向比として決定するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示する前記ステップは、
    前記固定コンポーネントの位置を、前記ターゲットスクリーンの周辺位置に設定するステップと、
    前記表示内容を前記可変コンポーネントに設定し、前記可変コンポーネントの位置を前記ターゲットスクリーンの中心位置に設定するステップと、
    前記ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、前記固定コンポーネントと前記可変コンポーネントとの間の間隔を決定するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記表示テンプレートが前記第2のテンプレートである場合、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整する前記ステップは、
    前記スケーリング比にしたがって、前記第2のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、コンポーネント間隔のサイズを調整するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  8. 調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示する前記ステップは、
    前記表示内容を、第1の固定コンポーネントに設定するステップと、
    前記ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、前記コンポーネント間隔のサイズを調整するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 表示内容を取得する前記ステップは、
    音声命令を受信し、前記音声命令にしたがって前記表示内容を決定するステップを含み、
    前記方法は、
    スクリーン投影状態であるか否かを判断し、スクリーン投影状態である場合、ターゲットスクリーンの属性情報を取得する前記ステップを実行するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
  10. ターゲットスクリーンの属性情報を取得し、前記属性情報に基づいて前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを決定するためのテンプレート決定モジュールと、
    前記属性情報、前記表示テンプレートにしたがってスケーリング比を決定し、前記スケーリング比にしたがって前記表示テンプレートを調整するための調整モジュールと、
    表示内容を取得し、調整後の表示テンプレートにしたがって前記ターゲットスクリーンに前記表示内容を表示するための表示モジュールと、を含
    前記属性情報は解像度情報を含み、
    前記テンプレート決定モジュールは、
    前記解像度情報にしたがって前記ターゲットスクリーンのアスペクト比を決定するための比率決定ユニットと、
    前記アスペクト比を所定の比と比較するための比較ユニットと、
    前記アスペクト比が前記所定の比よりも大きい場合、前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第1のテンプレートとして決定するためのテンプレート決定ユニットと、を含み、
    前記表示テンプレートが前記第1のテンプレートである場合、前記調整モジュールは、
    前記スケーリング比にしたがって、前記第1のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、可変コンポーネントのサイズ、固定領域のサイズを調整するために用いられる、
    ことを特徴とするスクリーン投影装置。
  11. 前記テンプレート決定ユニットは、前記アスペクト比が前記所定の比以下である場合、前記ターゲットスクリーンに対応する表示テンプレートを第2のテンプレートとして決定するためにも用いられ、
    前記第1のテンプレートのアスペクト比は、前記第2のテンプレートのアスペクト比よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記調整モジュールは、
    前記ターゲットスクリーンの前記解像度情報、前記表示テンプレートの解像度情報に基づいて、横方向比、縦方向比を決定するための比決定ユニットと、
    前記横方向比、前記縦方向比のうち小さい方の値を前記スケーリング比として決定するためのスケーリング比決定ユニットとを含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記比決定ユニットは、
    前記表示テンプレートの横方向解像度と前記ターゲットスクリーンの横方向解像度との比を前記横方向比として決定し、
    前記表示テンプレートの縦方向解像度と前記ターゲットスクリーンの縦方向解像度との比を前記縦方向比として決定するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記調整モジュールは、
    前記固定コンポーネントの位置を、前記ターゲットスクリーンの周辺位置に設定し、
    前記表示内容を前記可変コンポーネントに設定し、前記可変コンポーネントの位置を前記ターゲットスクリーンの中心位置に設定し、
    前記ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、前記固定コンポーネントと前記可変コンポーネントとの間の間隔を決定するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  15. 前記表示テンプレートが前記第2のテンプレートである場合、前記調整モジュールは、
    前記スケーリング比にしたがって、前記第2のテンプレート内の固定コンポーネントのサイズ、コンポーネント間隔のサイズを調整するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  16. 前記調整モジュールは、
    前記表示内容を、第1の固定コンポーネントに設定し、
    前記ターゲットスクリーン内の残りの空白領域にしたがって、前記コンポーネント間隔のサイズを調整するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を含み、
    前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~のいずれか1項に記載の方法を実行させるために、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される、
    ことを特徴とする電子機器。
  18. コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ命令は、請求項1~のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるために用いられる、
    ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されるとき、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を実現する、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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