JP7257811B2 - 負荷付与装置 - Google Patents

負荷付与装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7257811B2
JP7257811B2 JP2019028343A JP2019028343A JP7257811B2 JP 7257811 B2 JP7257811 B2 JP 7257811B2 JP 2019028343 A JP2019028343 A JP 2019028343A JP 2019028343 A JP2019028343 A JP 2019028343A JP 7257811 B2 JP7257811 B2 JP 7257811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display unit
movable member
user
braking
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019028343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020130632A (ja
Inventor
淳 榮
宏貴 齊藤
修一 赤岩
優矢 上嶋
仁志 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
Priority to JP2019028343A priority Critical patent/JP7257811B2/ja
Publication of JP2020130632A publication Critical patent/JP2020130632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7257811B2 publication Critical patent/JP7257811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 展示会名:第4回 IoT/M2M展(秋) 開催日:平成30年10月24日~平成30年10月26日 公開場所:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
本発明は、使用者が可動部材とともに体の一部、例えば、腕、脚など、を動かす際に、当該可動部材を介して使用者に負荷を与える負荷付与装置に関する。
従来、使用者が筋肉を鍛えることを目的として使用するトレーニング装置や、使用者が筋力の回復等を目的として使用するリハビリ装置が知られている。トレーニング装置やリハビリ装置は、おもり、ばね等を用いて使用者に負荷を与える仕組みのものが多いが、おもり、ばね以外の物で使用者に負荷を与える仕組みのトレーニング装置等も知られている。例えば、特許文献1には、磁気粘性流体を用いて使用者に負荷を与えるトレーニング装置(特許文献1では「筋力訓練・評価装置」と称している。)が開示されている。
特開2002-126122号公報
しかし、従来のトレーニング装置等では、腕や脚の動作を繰り返すだけの単調なトレーニングになりやすいため、使用者がすぐに飽きてしまうという問題がある。
本発明は、使用者が可動部材とともに体の一部を動かす際に、当該可動部材を介して使用者に負荷を与える負荷付与装置であって、使用者が楽しみながら使用できる負荷付与装置を提供することを目的とする。
本発明に係る負荷付与装置は、内部に封入された磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、制動力出力部の制動力を変化させる制動装置と、使用者の力によって動作されるとともに、前記制動装置による制動力が付与される可動部材と、映像を表示する表示部と、前記表示部に表示される映像の内容に応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する制御装置と、を備える。なお、前記磁場の制御として、磁場の強さの制御、磁場の変動周波数の制御などを例示することができる。
かかる構成を備える負荷付与装置によれば、使用者は、楽しみながら本装置を使用することができる。
前記負荷付与装置において、前記表示部は、前記映像として、複数種類の仮想空間を入れ替えて表示することが可能であり、前記制御装置は、前記表示部に表示される仮想空間の種類に応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する、ものとしてもよい。
前記負荷付与装置において、前記表示部は、前記映像として、仮想空間と、該仮想空間に配されるオブジェクトとを表示することが可能であり、前記制御装置は、前記表示部に表示される前記オブジェクトの種類または状態に応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する、ものとしてもよい。
前記負荷付与装置において、前記可動部材の位置、速度および加速度の何れか1つ以上を検出する検出部を備え、前記制御装置は、前記検出部が検出する検出値と、前記表示部に表示される映像の内容とに応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する、ものとしてもよい。
前記負荷付与装置において、前記制御装置は、前記検出部が検出する検出値に基づいて前記表示部が表示する前記オブジェクトを動作させる、ものとしてもよい。
前記負荷付与装置において、前記制動力出力部と前記可動部材との間の動力伝達経路上にワンウェイクラッチが設けられている、ものとしてもよい。
前記制動装置、前記可動部材および前記検出部を1組とする負荷付与モジュールが複数組設けられている、ものとしてもよい。
前記制動装置、前記可動部材および前記検出部を1組とする負荷付与モジュールが4組設けられており、前記オブジェクトは四肢を有し、前記制御装置は、前記4組の負荷付与モジュールの各可動部材の動作と、前記オブジェクトの各肢の動作とを対応させる、ものとしてもよい。
本発明によれば、使用者は、楽しみながら負荷付与装置を使用することができる。
本実施形態に係る負荷付与装置の概略を示す右側面図である。 本実施形態に係る負荷付与装置の概略を示す正面図である。 第1および第2負荷付与モジュールを示す図である。 第3および第4負荷付与モジュールを示す図である。 制動装置の構成例を示す断面図である。 図5のA部拡大図である。 制御系を示すブロック図である。 表示部に表示される第1コンテンツの1つの映像を示す図である。 表示部に表示される第1コンテンツの他の映像を示す図である。 表示部に表示される第1コンテンツの更に他の映像を示す図である。 表示部に表示される第1コンテンツの更に別の映像を示す図である。 表示部に表示される第2コンテンツの1つの映像を示す図である。 表示部に表示される第3コンテンツの1つの映像を示す図である。 表示部に表示される第3コンテンツの他の映像を示す図である。 表示部に表示される第4コンテンツの1つの映像を示す図である。 表示部に表示される第4コンテンツの他の映像を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る負荷付与装置について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態に係る負荷付与装置1は、枠体2、第1~第4の負荷付与モジュールM1~M4、座席3、表示部4および制御装置5を備えている。
図1に示す例では、枠体2の内側に、第1~第4の負荷付与モジュールM1~M4、座席3、表示部4および制御盤5Bが備え付けられている。また、枠体2の内側には、使用者が座席3に座って手足を動作させることができるスペースが確保されている。本実施形態では、枠体2は、図1および図2に示すように、梁7と柱8で直方体状に形成された骨組みで形成されている。柱8と柱8の間には、補強のために、適宜、軸材9が架設されている。また、梁7と梁7との間にも、補強のために、適宜、軸材が架設されている。座席3は、枠体2の内側の後側に設置されている。第1および第2負荷付与モジュールM1,M2は、枠体2の内側の上部に設置されている。第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4は、枠体2の内側の下部前部に設置されている。表示部4は、座席3に着座した使用者が見ることができる場所に設置されている。本実施形態では、表示部4は、枠体2の内側の前部に取り付けられている。
第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2は、図3に示すように、それぞれ、制動装置11、減速機12、可動部材13および検出部14を備えている。第1の負荷付与モジュールM1は、座席3に着座した使用者から視て右上に配置され、第2の負荷付与モジュールM2は、同使用者から視て左上に配置されている。第1の負荷付与モジュールM1と第2の負荷付与モジュールM2とは、図2に示すように、同一の構成からなり、互いに左右対称に配置されている。
制動装置11は、内部に封入された磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、制動力出力部である回転軸16の制動力を変化させる。なお、制動装置11の具体的な構成については後に例示する。
減速機12は、負荷入力部17と負荷出力部18を有する。負荷入力部17から入力される回転は、減速されて負荷出力部18から出力される。換言すると、負荷入力部17から入力された負荷トルクは増大されて負荷出力部18から出力される。なお、負荷入力部17は、カップリング19を介して制動装置11の回転軸16に連結されている。負荷出力部18には、可動部材13が取り付けられている。負荷出力部18には、さらに、フランジ付シャフト24のフランジ部24aが連結されている。
可動部材13は、使用者の腕の力によって動作される。本実施形態では、可動部材13は、基端部が減速機の負荷出力部18に固定され、使用者の手で先端側が押し引きされることで回動するようになっている。図3に例示する可動部材13は、板材からなる可動本体部13aと、可動本体部13aの先端から板厚方向に突出したハンドル部13bとを備えている。使用者は、ハンドル部13bを持って可動部材の先端側を前後方向に揺動させることができる。なお、可動部材13の基端部は、フランジ付シャフト24のフランジ部24aと減速機12の負荷出力部18との間に挟み付けられている。
可動部材13には、制動装置11による制動力が付与されるようになっている。すなわち、制動装置11の回転軸16の制動力が減速機12によって増大されて可動部材13に伝達される。
検出部14は、可動部材13の回転位置等を検出する。本実施形態では、検出部14として、ポテンショメータが使用されている。検出部14の入力軸21は、カップリング19およびフランジ付シャフト24を介して可動部材13に連結されている。したがって、可動部材13が回動すると、可動部材13とともにポテンショメータの入力軸21も回動する。これにより、検出部14は、可動部材13の回転位置に応じた信号値を制御装置5に出力する。
以上のように構成される第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2は、モジュール取付金具15によって枠体2の内側の上部に固定されている。モジュール取付金具15は、例えば、図3に示すように、ベース部15a、第1プレート部15b、第2プレート部15cおよび第3プレート部15dで構成されている。ベース部15aは、枠体2に対して固定されている。第1プレート部15bは、ベース部15aから下方に延出して制動装置11を支持している。第2プレート部15cは、ベース部15aから下方に延出して減速機12を支持している。第3プレート部15dは、ベース部15aから下方に延出してベアリングハウジング10およびベアリング20を介してフランジ付シャフト24を回転自在に支持している。
一方、第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4は、図4に示すように、それぞれ、制動装置11、減速機12、可動部材13Aおよび検出部14を備えている。これらを備えている点は、第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2と同様である。第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4は、さらに、制動装置11の回転軸16と可動部材13Aとの間の動力伝達経路上にワンウェイクラッチ25を備えている。なお、図4に例示するワンウェイクラッチ25は、回転軸16とカップリング19の間に設けられている。
第3の負荷付与モジュールM3は、座席3に着座した使用者から視て右下に配置され、第4の負荷付与モジュールM4は、同使用者から視て左下に配置されている。第3の負荷付与モジュールM3と第4の負荷付与モジュールM4とは、同一の構成からなり、互いに左右対称に配置されている。
可動部材13Aは、使用者の脚の力によって動作される。本実施形態では、可動部材13Aは、基端部が減速機12の負荷出力部18に固定され、使用者の足で先端側が上下されることで回動する。図4に例示する可動部材13Aは、板材からなる可動本体部13Aaと、可動本体部13Aaの先端から板厚方向に突出したペダル部13Abと、使用者の足をペダル部13Ab上に結束する結束具13Acとを備えている。使用者は、足を上下に動かすことで可動部材13Aの先端側を上下方向に揺動させることができる。なお、結束具13Acには、面ファスナー式のものを使用することができる。本実施形態では、可動部材13Aは、基端部が先端部よりも常に前側に配された状態で使用される。つまり、可動部材13Aは、常に、基端部が先端部よりも使用者から離れた位置にある状態で使用される。
ワンウェイクラッチ25は、その一方(内径側)が、制動装置11の回転軸16に連結され、その他方(外径側)が、減速機12の負荷入力部17に、カップリング19を介して連結されている。ワンウェイクラッチ25は、可動部材13Aの一方向の回転力を制動装置11側に伝達し、可動部材13Aの他方向の回転力を制動装置11側に伝達しない。本実施形態では、使用者が足を下げる動作を行う場合に(図1において可動部材13Aが反時計回りに回転する場合に)、ワンウェイクラッチ25は、可動部材13Aの回転力を制動装置11側に伝達する。一方、使用者が足を上げる動作を行う場合に(図1において可動部材13Aが時計回りに回転する場合に)、ワンウェイクラッチ25は、可動部材13Aの回転力を制動装置11側に伝達しない。よって、本実施形態では、使用者が足を下げる動作を行う場合にのみ、制動装置11で発生する負荷が使用者の足に付与される。
以上のように構成される第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4は、モジュール取付金具15Aによって枠体2の内側の底部に固定されている。モジュール取付金具15Aは、例えば、図4に示すように、ベース部15Aa、第1プレート部15Ab、第2プレート部15Acおよび第3プレート部15Adで構成されている。ベース部15Aaは、枠体2に対して固定されている。第1プレート部15Abは、ベース部15Aaから上方に延出して制動装置11を支持している。第2プレート部15Acは、ベース部15Aaから上方に延出して減速機12を支持している。第3プレート部15Adは、ベース部15aから上方に延出してベアリングハウジング10およびベアリング20を介してフランジ付シャフト24を回転自在に支持している。
座席3は、使用者が着席した状態で負荷付与装置1を使用できるように設置されている。本実施形態では、座席3として、背もたれ付きのシートが採用されているが、座席の形態は特に限定されない。また、第1~第4の負荷付与モジュールM1~M4の配置形態によっては、座席3を省略することもあり得る。
表示部4は、制御装置5から供給される画像情報に基づいて映像を表示する。表示部4は、例えば、液晶ディスプレイを用いて構成される。
制御装置5は、検出部14が検出する検出値と、表示部4に表示される映像の内容とに応じて磁気粘性流体に付与する磁場を制御する。制御装置5は、制動装置11に供給する電流値を制御することにより、磁気粘性流体に付与する磁場を制御する。磁気粘性流体に付与する磁場の制御としては、磁気粘性流体に付与する磁場の強さの制御、磁気粘性流体に付与する磁場の変動周波数の制御などを例示することができる。上記「映像の内容」は、例えば、映像として表示される仮想空間の種類、オブジェクトの種類、オブジェクトの状態などである。
制御装置5の構成例を図6に示す。図6に例示する制御装置5は、コンテンツ制御装置5Aと制御盤5Bとで構成されている。
コンテンツ制御装置5Aは、例えば、OS(オペレーティングシステム)およびアプリケーションプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータを用いて構成することができる。コンテンツ制御装置5Aは、CPU、ROM、RAM等からなる制御部5Aaと、ハードディスク装置等からなる記憶部5Abと、有線シリアル通信を行うための通信インターフェース5Acとを備えている。また、コンテンツ制御装置5Aには、キーボード、マウス等からなる操作部27が接続されている。
コンテンツ制御装置5Aの制御部5Aaは、各種のアプリケーションプログラムを実行することで、表示部4に画像データを送信する。また、制御部5Aaは、表示部4に表示する映像の内容に応じて制動装置11に発生させるべき負荷に関する情報を制御盤5Bに送信する。すなわち、制御部5Aaは、表示部4に表示する映像の内容に応じて制動装置11に供給すべき電流値に関する情報(以下「電流指示情報」ともいう。)を制御盤5Bに送信する。電流指示情報には、電流値の情報、電流値を周期的に変化させるか否かの情報、電流値を周期的に変化させる場合の周波数の情報、および、電流値を周期的に変化させる場合における電流の波形情報(正弦波、矩形波等)が含まれる。使用者は、操作部27において所定の選択操作を行うことにより、表示部4に表示させるコンテンツを選択・実行することができるようになっている。
制御盤5Bは、通信制御部5Baと、A/D変換部5Bbと、給電制御部5Bcとを備えている。
通信制御部5Baは、コンテンツ制御装置5Aとの間で各種情報の授受を行う。例えば、通信制御部5Baは、第1~第4の負荷付与モジュールの各検出部14で検出され、A/D変換部5Bbを介して受信する角度情報をコンテンツ制御装置5Aに転送する。また通信制御部5Baは、コンテンツ制御装置5Aから受信する電流指示情報を給電制御部5Bbに転送する。
A/D変換部5Bbは、第1~第4の負荷付与モジュールの各検出部14から受信するアナログ信号をデジタル信号に変換して通信制御部5Baに転送する。
給電制御部5Bcは、コンテンツ制御装置5Aから通信制御部5Baを介して受信する電流指示情報に従って、各制動装置11に電流を供給する。
表示部4に表示される映像には、例えば、図7に示すように、仮想空間51と、仮想空間51に配置されるオブジェクト54が含まれる。
次に、制動装置11の構成例について、図5および図5Aに基づいて、以下に詳述する。なお、制動装置11は、内部に封入された磁気粘性流体300に付与する磁場の強さを変えることで、制動力出力部(回転軸16)の制動力を変化させることができるものであればよく、以下に詳述する構成例と異なる構成を備えた制動装置であっても構わない。
図5に例示する制動装置11は、軸線N回りに回転可能な回転側部材100と、枠体2等の非回転物に固定される固定側部材200とを備える。回転側部材100と固定側部材200とは、磁気粘性流体300を介してトルクが伝達される。したがって、伝達されるトルクが大きくなるほど、制動装置11による制動力が大きくなる。
回転側部材100は、軸線N回りに回転する回転軸16のほか、図5Aに示すように、回転軸16の外周に所定間隔をおいて固設された多数の環状の円板120などで構成されている。回転軸16は非磁性体からなり、円板120は磁性体からなる。
図5Aに示すように、多数の円板120間の内径側には、それぞれ、環状の薄板スペーサ121が介設されている。円板120および薄板スペーサ121は、環状の厚板スペーサ123と、回転軸16において円板120の内径部より大径に形成された大径部114との間に挟まれ、ボルト122(図5参照)にて締結されている。
一方、固定側部材200は、上記多数の円板120間にそれぞれ配設された多数の環状のプレート210、磁場発生手段220、この磁場発生手段220等を支持する支持部材231,232などで構成されている。プレート210は磁性体からなり、支持部材231,232は非磁性体からなる。
図5Aに示すように、多数のプレート210間の外径側には、それぞれ、環状の薄板スペーサ211(前記薄板スペーサ121よりも内径および外径のサイズが大きいもの)が介設されている。プレート210および薄板スペーサ211は、環状の厚板スペーサ212(前記厚板スペーサ123よりも内径および外径のサイズが大きいもの)と、後述する一対の第2ヨーク223との間に挟まれ、ボルト213(図5参照)にて締結されている。
磁場発生手段220は、図5に示すように、前記プレート210より遠心側に設けられたコイル221と、このコイル221を遠心側から軸線N方向両側に亘って包囲するように形成された第1ヨーク222と、この第1ヨーク222の両端部にそれぞれ連設された一対の第2ヨーク223とを備えている。一対の第2ヨーク223は、円板120とプレート210とが磁気粘性流体300を介して軸線N方向に交互に配設された部分を両側から挟むように配設されている。第1および第2ヨーク222,223は磁性体からなる。
支持部材231,232は、回転軸16の外周にベアリング233を介して設けられている。
磁気粘性流体300は、磁性粒子を分散媒に分散させてなる液体であり、例えば、その磁性粒子がナノサイズの金属粒子(金属ナノ粒子)からなるものが使用できる。磁性粒子は磁化可能な金属材料からなり、金属材料に特に制限はないが軟磁性材料が好ましい。軟磁性材料としては、例えば鉄、コバルト、ニッケル及びパーマロイ等の合金が挙げられる。分散媒は、特に限定されるものではないが、一例として疎水性のシリコーンオイルを挙げることができる。磁気粘性流体における磁性粒子の配合量は、例えば3~40vol%とすればよい。磁気粘性流体にはまた、所望の各種特性を得るために、各種の添加剤を添加することも可能である。
制御盤5Bの給電制御部5Bcからコイル221に電流が印加されると、図5中の黒塗り矢印Pで示すように、第1ヨーク222、第2ヨーク223、円板120の外径側およびプレート210の内径側に磁路が形成され、磁路を横切る円板120およびプレート210間の隙間に介在する磁気粘性流体300が所定の粘度(ずり応力)を発現する。
このように構成された制動装置11では、円板120およびプレート210は、それらの隙間に磁気粘性流体300を介在させながら相対回転するため、上記コイル221に印加する電流値に応じた強さの磁場が磁気粘性流体に付与される。よって、回転軸16は、コイル221に印加される電流値に応じた制動力を発現する。
次に、負荷付与装置1の動作について説明する。本実施形態に係る負荷付与装置1においては、4種類のゲームコンテンツが利用可能となっている。
第1のコンテンツは、使用者が、図7~図9に示す3種類の仮想空間51~53内で、ランニングすることを想定したゲームコンテンツである。先ず、第1のコンテンツを開始させるための所定操作が操作部27(図6)において行われると、ゲームが開始する。制御部5Aaは、最初に表示部4に第1仮想空間51(図7)を表示させる。この第1仮想空間51には、道路を表現した道路オブジェクト54が表示される。第1仮想空間51が表示部4に表示されているときに、使用者が足で第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4のペダル部13Abを上下動させると、制御部5Aaは、検出されるペダル部13Abの上下動作の速度に応じた速度で使用者が道路オブジェクト54上を進む様子を表示部4に表示する。
また、表示部4に第1仮想空間51が表示されており、かつ、可動部材13Aの回転位置が所定の範囲内にあるとき、給電制御部5Bcは、電流指示情報に従って、所定レベル(以下「第1レベル」ともいう。)の電流値(一定の電流値又は周期的に変動する電流値)の電流を第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4の制動装置11に給電する。このため、使用者は、ペダル部13Abを所定の高さ範囲内で踏み下げる際に、負荷を受ける。本実施形態では、図1に示すように、可動本体部13Aaの回転位置がθ1からθ2の範囲内にあるときに、使用者が負荷を受けるようになっている。なお、回転位置θ1は、使用者が足を下げた位置に対応し、回転位置θ2は使用者が足を上げた位置に対応している。各回転位置θ1,θ2は、使用者ごとに予めコンテンツ制御装置5Aに対して登録できるようになっている。なお、可動部材13Aの回転位置が所定の範囲内にある場合に限り、給電制御部5Bcが制動装置11に給電して負荷を発生させるのは、使用者に足の移動範囲の上端位置と下端位置を認識させるためである。
表示部4に第1仮想空間51が表示されているときに、ペダル部13Abが所定の回数だけ上下動されると、制御部5Aaは、表示部4に表示している第1仮想空間51を次のステージの第2仮想空間52(図8参照)に切り替える。第2仮想空間52には、砂漠を表現した砂漠オブジェクト55と、水たまりを表現した水たまりオブジェクト42とが表示される。第2仮想空間52が表示部4に表示されているときに、使用者が足でペダル部13Abを上下動させると、制御部5Aaは、検出されるペダル部13Abの上下動作の速度に応じた速度で使用者が砂漠オブジェクト55および水たまりオブジェクト42上を進む様子を表示部4に表示する。
また、表示部4に第2仮想空間52が表示されており、かつ、可動部材13Aの回転位置が所定の範囲内にあるとき、給電制御部5Bcは、電流指示情報に従って、第1レベルより高いレベル(以下「第2レベル」ともいう。)の電流値(一定の電流値又は周期的に変動する電流値)の電流を第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4の制動装置11に給電する。これにより、第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4の制動装置11は、より大きな制動力を発生し、使用者は、ペダル部13Abを所定の高さ範囲内で踏み下げる際に、ペダル部13Abから、第1仮想空間51が表示されていたときよりも大きな負荷を受ける。
表示部4に第2仮想空間52が表示されているときに、ペダル部13Abが所定の回数だけ上下動されると、制御部5Aaは、表示部4に表示している第2仮想空間52を次のステージの第3仮想空間53(図9参照)に切り替える。第3仮想空間53には、山道を表現した山道オブジェクト56が表示される。第3仮想空間53が表示部4に表示されているときに、使用者が足でペダル部13Abを上下動させると、制御部5Aaは、検出されるペダル部13Abの上下動作の速度に応じた速度で使用者が山道オブジェクト56上を登って行く様子を表示部4に表示する。
また、表示部4に第3仮想空間53が表示されており、かつ、可動部材13Aの回転位置が所定の範囲内にあるとき、給電制御部5Bcは、電流指示情報に従って、第2レベルより高いレベルの電流値(一定の電流値又は周期的に変動する電流値)の電流を第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4の制動装置11に給電する。これにより、第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4の制動装置11は、より大きな制動力を発生し、使用者は、ペダル部13Abを所定の高さ範囲内で踏み下げる際に、ペダル部13Abから、第2仮想空間52が表示されていたときよりも大きな負荷を受ける。
表示部4に第3仮想空間53が表示されているときに、ペダル部13Abが所定の回数だけ上下動されると、制御部5Aaは、表示部4に表示している第3仮想空間53を第4仮想空間57(図10参照)に切り替える。第4仮想空間57には、ゴールした旨の情報が表示されるとともに、山頂での眺望が表示される。第4仮想空間57が一定時間表示された後、第1のゲームコンテンツは終了する。
次に、第2のコンテンツについて説明する。第2のコンテンツは、使用者が図11に示す対戦相手オブジェクト58を相手にボクシングをすることを想定したゲームコンテンツである。先ず、第2のコンテンツを開始させるための所定操作が操作部27において行われると、ゲームが開始する。制御部5Aaは、表示部4に仮想空間59(図11参照)を表示させる。この仮想空間59には、対戦相手オブジェクト58が表示される。表示部4に仮想空間59が表示されているとき、使用者が可動部材13のハンドル部13bを持った腕を後ろから前に押し出すと、対戦相手オブジェクト58に対してパンチを与える設定になっている。
表示部4に仮想空間59が表示されており、可動部材13の回転位置が所定の範囲内にあり、かつ、可動本体部13aの回転位置がθ3からθ4に向けて移動するとき、給電制御部5Bcは、電流指示情報に従って所定の電流値(一定の電流値又は周期的に変動する電流値)の電流を第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2の制動装置11に給電する。このため、使用者は、ハンドル部13bを所定の範囲内で押し出すときに、ハンドル部13bから負荷を受ける。本実施形態では、図1に示すように、可動本体部13aの回転位置がθ3からθ4の範囲内にあるときに、使用者が負荷を受けるようになっている。なお、回転位置θ3は、使用者が手を引き寄せた位置に対応し、回転位置θ4は使用者が手を押し出した位置に対応している。各回転位置θ3,θ4は、使用者ごとに予めコンテンツ制御装置5Aに対して登録できるようになっている。なお、可動部材13の回転位置が所定の範囲内にある場合に限り、給電制御部5Bcが制動装置11に給電して負荷を発生させるのは、使用者に手の移動範囲の前端位置と後端位置を認識させるためである。
また、給電制御部5Bcは、電流指示情報に従って、使用者がハンドル部13bを押し出す速度が遅い程、制動装置11に大きな電流を供給し、使用者が受ける負荷を増大させるように制御する。この第2のコンテンツでは、対戦相手オブジェクト58の右肩または左肩に時々火の輪60が表示されるようになっている。火の輪60が表示されたタイミングで火の輪60が表示された側の可動部材13を後位置から前位置に押し出すことで有効なパンチを行ったとみなされ、加点されるようになっている。所定時間内に所定の点数が加点されると使用者が勝者となってゲームが終了する。一方、所定時間内に所定の点数まで加点されなければ、使用者が敗者となってゲームが終了する。
次に、第3のコンテンツについて説明する。第3のコンテンツは、図12に示すように、使用者を想定したオブジェクト61(以下「使用者オブジェクト61」ともいう。)が仮想空間62において表示され、使用者オブジェクト61に向かって飛来してくる飛来オブジェクト63を対戦相手オブジェクト64の方へ跳ね飛ばすことを想定したコンテンツである。使用者オブジェクト61は、飛来オブジェクトを跳ね飛ばすために、しゃがんだ状態(図12参照)から手を上に突き上げて立ち上がった状態(図13参照)に変化することが要求される。先ず、第3のコンテンツを開始させるための所定操作が操作部27において行われると、ゲームが開始する。制御部5Aaは表示部4に仮想空間62(図12参照)を表示させる。この仮想空間62には、使用者オブジェクト61、飛来オブジェクト63、対戦相手オブジェクト64が表示される。
使用者が手を下げて可動部材13のハンドル部13bを低い位置にするとともに、足を上げて、ペダル部13Abを高い位置にすることで、使用者オブジェクト61は、図12に示すように、しゃがんだ状態を形成する。一方、使用者が手を頭上に突き上げて可動部材13のハンドル部13bを高い位置にするとともに、足を押し下げて、ペダル部13Abを低い位置にすることで、使用者オブジェクト61は、図13に示すように、手を上に突き上げて立ち上がった状態を形成する。飛来オブジェクト63が使用者オブジェクト61に到達するタイミングと、使用者オブジェクト61がしゃがんだ状態から手を上に突き上げて立ち上がった状態になるタイミングとが合致すると、飛来オブジェクト63は、使用者オブジェクト61の拳によって対戦相手オブジェクト64の方に跳ね飛ばされ、対戦相手オブジェクト64に衝突する。飛来オブジェクト63が対戦相手オブジェクト64に衝突すると、対戦相手オブジェクト64はダメージを受ける。登場する飛来オブジェクト63の種類は複数ある。登場する飛来オブジェクト63の種類に応じて飛来速度が異なる。また、登場する飛来オブジェクト63の種類によって制動装置11が発生する制動力が異なり、使用者に付与される負荷も異なる。この第3のコンテンツでは、所定時間内に所定の回数のダメージを対戦相手オブジェクト64に与えることで使用者が勝者となって、ゲームが終了する。一方、所定時間内に所定の回数のダメージを対戦相手オブジェクト64に与えることができなければ、使用者が敗者となって、ゲームが終了する。なお、第3コンテンツにおいても、使用者は、可動本体部13Aaの回転位置が所定の範囲内にあるとき、および、可動本体部13aの回転位置が所定の範囲内にあるときに、それぞれ負荷を受けるようになっている。
第4のコンテンツは、使用者が図14および図15に示すように仮想空間66,67に表示された岩山オブジェクト68,70をトレッキングすることを想定したゲームコンテンツである。先ず、第4のコンテンツを開始させるための所定操作が操作部27において行われると、ゲームが開始する。制御部5Aaは、最初に表示部4に仮想空間66(図14参照)を表示させる。この仮想空間66には、比較的傾斜の緩やかな岩山を表した第1岩山オブジェクト68が表示される。仮想空間66が表示部4に表示されているとき、使用者が手で第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2のハンドル部13bを前後動させ、足で第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4のペダル部13Abを上下動させると、制御部5Aaは、検出される動作速度に応じた速度で使用者オブジェクト69が第1の岩山オブジェクト68を登って行く様子を表示部4に表示する。本実施形態では、各可動部材13,13Aの動作と、使用者オブジェクト69の各肢の動作が対応している。
表示部4に第1の岩山オブジェクト68が表示されているとき、第1~第4の負荷付与モジュールM1~M4の各制動装置11は、所定レベルの制動力を発生し、使用者の両腕および両脚に負荷を与える。この第4のコンテンツも、第1のコンテンツと同様に、使用者が所定回数の動作を行うと、ステージが移行する。ステージが進むごとに、第1~第4の負荷付与モジュールM1~M4の各制動装置11は、ステージに応じた制動力を発生する。つまり、ステージが進むにつれて使用者の両腕および両脚に高い負荷が付与される。なお、第4のコンテンツでは、図14に示すように、使用者オブジェクト69が比較的傾斜の緩い第1岩山オブジェクト68を登るステージと、図示しないが、使用者オブジェクト69が雪山を表した雪山オブジェクトを登るステージと、図15に示すように、使用者オブジェクト69が傾斜が急峻な第2岩山オブジェクト70を登るステージとが用意されている。第4コンテンツにおいても、使用者は、可動本体部13Aaの回転位置が所定の範囲内にあるとき、および、可動本体部13aの回転位置が所定の範囲内にあるときに、それぞれ負荷を受けるようになっている。
以上では、負荷付与装置1において利用可能な4種類のゲームコンテンツを説明したが、負荷付与装置1において利用可能なコンテンツは、上記コンテンツに限定されない。負荷付与装置1は表示部4に表示する様々な映像の内容(例えば、仮想空間およびオブジェクトの種類や状態)および可動部材13,13Aの回転位置、回転速度若しくは回転加速度に応じて磁気粘性流体に付与する磁場の強さを制御することができ、使用者には、映像の内容に応じて異なる負荷を提供することができる。
また、負荷付与装置1は、映像による娯楽性を伴った装置に構成されているので、使用者は、飽きることなく、楽しみながら本装置を使用してトレーニングやリハビリを行うことができる。
なお、本発明に係る負荷付与装置は、トレーニング装置、リハビリ装置、ゲーム装置として使用できることはもとより、その他の様々な用途において使用することができる。
<実施形態の変形例>
既述した実施形態においては、検出部14は、可動部材13,13Aの回転位置を検出しているが、検出部14の代わりに、又は検出部14とともに、回転速度または回転加速度を検出するセンサを用いることも可能である。
既述した実施形態においては、第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2はワンウェイクラッチを備えていないが、第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4のように、ワンウェイクラッチを備えたものとすることも可能である。また、既述した実施形態においては、第3および第4の負荷付与モジュールM3,M4はワンウェイクラッチを備えているが、第1および第2の負荷付与モジュールM1,M2のように、ワンウェイクラッチを備えていないものとすることも可能である。
既述した実施形態において、制御装置5は、可動部材13,13Aの回転位置に応じて変化する負荷を制動装置11に発生させるようにしてもよい。また、制御装置5は、可動部材13,13Aの回転位置に応じて制動装置11に供給する電流値の変動周波数を変化させることにより、使用者に付与する感触を変化させるようにしてもよい。また、制御装置5は、表示部4に表示されるオブジェクトが特定の状態(特定の姿態、特定の形態)になり、かつ、可動部材13,13Aの回転位置、回転速度又は回転加速度が特定の位置、速度又は加速度になった場合に、特定の値の負荷を制動装置11に発生させるようにしたり、制動装置11に供給する電流値の変動周波数を特定の周波数にして使用者に特定の感触を付与するようにしてもよい。
M1~M4 負荷付与モジュール
1 負荷付与装置
4 表示部
5 制御装置
11 制動装置
13,13A 可動部材
14 検出部
16 回転軸(制動力出力部)
25 ワンウェイクラッチ
51~53、59、62、66、67 仮想空間
54 道路オブジェクト
55 砂漠オブジェクト
56 山道オブジェクト
58,64 対戦相手オブジェクト
61,69 使用者オブジェクト
63 飛来物オブジェクト
68 第1岩山オブジェクト
70 第2岩山オブジェクト
300 磁気粘性流体

Claims (7)

  1. 内部に封入された磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、制動力出力部の制動力を変化させる制動装置と、
    使用者の力によって動作されるとともに、前記制動装置による制動力が付与される可動部材と、
    映像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される映像の内容に応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する制御装置と、
    を備え
    前記制動力出力部と前記可動部材との間の動力伝達経路上にワンウェイクラッチが設けられている、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
  2. 内部に封入された磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、制動力出力部の制動力を変化させる制動装置と、
    使用者の力によって動作されるとともに、前記制動装置による制動力が付与される可動部材と、
    映像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される映像の内容に応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する制御装置と、
    を備え
    前記可動部材の位置を検出する検出部を備え、
    前記制御装置は、前記検出部が検出する前記可動部材の位置が所定の範囲内にある場合に限り、前記磁気粘性流体に磁場を付与する、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
  3. 内部に封入された磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、制動力出力部の制動力を変化させる制動装置と、
    使用者の力によって動作されるとともに、前記制動装置による制動力が付与される可動部材と、
    映像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される映像の内容に応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する制御装置と、
    を備え
    前記可動部材の位置、速度および加速度の何れか1つ以上を検出する検出部を備え、
    前記制御装置は、前記検出部が検出する前記可動部材の位置、速度および加速度の何れか1つ以上と、前記表示部に表示される映像の内容とに応じて前記磁気粘性流体に付与する磁場を制御する、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
  4. 請求項2または3に記載の負荷付与装置において、
    前記表示部は、前記映像として、仮想空間と、該仮想空間に配されるオブジェクトとを表示することが可能であり、
    前記制御装置は、前記検出部が検出する検出値に基づいて前記表示部が表示する前記オブジェクトを動作させる、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
  5. 請求項2または3に記載の負荷付与装置において、
    前記制動装置、前記可動部材および前記検出部を1組とする負荷付与モジュールが複数組設けられている、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
  6. 請求項2または3に記載の負荷付与装置において、
    前記表示部は、前記映像として、仮想空間と、該仮想空間に配されるオブジェクトとを表示することが可能であり、
    前記制動装置、前記可動部材および前記検出部を1組とする負荷付与モジュールが4組設けられており、
    前記オブジェクトは四肢を有し、
    前記制御装置は、4組の前記負荷付与モジュールの各可動部材の動作と、前記オブジェクトの各肢の動作とを対応させる、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
  7. 請求項3に記載の負荷付与装置において、
    前記表示部は、前記映像として、仮想空間と、該仮想空間に配されるオブジェクトとを表示することが可能であり、
    前記オブジェクトには、前記表示部に表示される状態が変化するものが含まれ、
    前記制御装置は、前記表示部に表示されるオブジェクトが特定の状態になり、かつ、前記可動部材の位置、速度又は加速度が特定の位置、速度又は加速度になった場合に、特定の強さの磁場および/または特定の周波数で変動する磁場を前記磁気粘性流体に付与する、
    ことを特徴とする負荷付与装置。
JP2019028343A 2019-02-20 2019-02-20 負荷付与装置 Active JP7257811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019028343A JP7257811B2 (ja) 2019-02-20 2019-02-20 負荷付与装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019028343A JP7257811B2 (ja) 2019-02-20 2019-02-20 負荷付与装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020130632A JP2020130632A (ja) 2020-08-31
JP7257811B2 true JP7257811B2 (ja) 2023-04-14

Family

ID=72261601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019028343A Active JP7257811B2 (ja) 2019-02-20 2019-02-20 負荷付与装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7257811B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126122A (ja) 2000-10-26 2002-05-08 Matsushita Electric Works Ltd 筋力訓練・評価装置
JP2003205051A (ja) 2002-01-11 2003-07-22 Konami Co Ltd 運動支援装置
KR101470327B1 (ko) 2013-06-28 2014-12-08 인하대학교 산학협력단 유체 클러치를 이용한 운동기구
US8932183B2 (en) 2010-12-07 2015-01-13 Hitachi, Ltd. Training system
JP2015150129A (ja) 2014-02-13 2015-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 訓練装置
CN110179633A (zh) 2019-06-24 2019-08-30 深圳睿瀚医疗科技有限公司 上肢一体化康复训练装置
JP7255871B2 (ja) 2020-06-29 2023-04-11 京楽産業.株式会社 遊技機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63318962A (ja) * 1987-06-23 1988-12-27 松下電器産業株式会社 健康器
JP2794265B2 (ja) * 1994-03-18 1998-09-03 コンビ株式会社 競技動作の能力測定装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126122A (ja) 2000-10-26 2002-05-08 Matsushita Electric Works Ltd 筋力訓練・評価装置
JP2003205051A (ja) 2002-01-11 2003-07-22 Konami Co Ltd 運動支援装置
US8932183B2 (en) 2010-12-07 2015-01-13 Hitachi, Ltd. Training system
KR101470327B1 (ko) 2013-06-28 2014-12-08 인하대학교 산학협력단 유체 클러치를 이용한 운동기구
JP2015150129A (ja) 2014-02-13 2015-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 訓練装置
CN110179633A (zh) 2019-06-24 2019-08-30 深圳睿瀚医疗科技有限公司 上肢一体化康复训练装置
JP7255871B2 (ja) 2020-06-29 2023-04-11 京楽産業.株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020130632A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1012697B1 (en) Method and apparatus for designing and controlling force sensations in force feedback computer applications
US7113166B1 (en) Force feedback devices using fluid braking
US6020875A (en) High fidelity mechanical transmission system and interface device
Laycock et al. Recent developments and applications of haptic devices
EP3185105B1 (en) Haptic peripheral having a plurality of deformable membranes
Tsetserukou et al. ExoInterfaces: novel exosceleton haptic interfaces for virtual reality, augmented sport and rehabilitation
Provancher Creating greater VR immersion by emulating force feedback with ungrounded tactile feedback
WO1997003740A1 (fr) Procede permettant de placer un utilisateur dans un milieu de realite virtuelle et procede de mise en oeuvre
Headleand et al. A cost-effective virtual environment for simulating and training powered wheelchairs manoeuvres
Ouhyoung et al. A low-cost force feedback joystick and its use in PC video games
CN110502098A (zh) 对虚拟和增强现实控制器的动觉反馈
JP7257811B2 (ja) 負荷付与装置
Stellmacher et al. Triggermuscle: Exploring weight perception for virtual reality through adaptive trigger resistance in a haptic vr controller
Buoguila et al. Multi-modal haptic device for large-scale virtual environments
Deng et al. A survey of haptics in serious gaming
Nith et al. JumpMod: Haptic Backpack that Modifies Users’ Perceived Jump
Williams et al. Haptics-augmented engineering mechanics educational tools
Achberger et al. Propellerhand: A hand-mounted, propeller-based force feedback device
Cai et al. A human interface device for cave: size virtual workspace
Minamizawa et al. Interactive representation of virtual object in hand-held box by finger-worn haptic display
CN206774090U (zh) 一种地震体验平台
Smith Tactile interface for three-dimensional computer-simulated environments: experimentation and the design of a brake-motor device
KR20200073951A (ko) 포스 피드백 방법 및 시스템, 기계로 읽을 수 있는 저장 매체
JP5720975B1 (ja) コンピューターゲーム用擬似体験装置
Hashimoto et al. SomatoShift: A Wearable Haptic Display for Somatomotor Reconfiguration via Modifying Acceleration of Body Movement

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20190307

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7257811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150