JP7257284B2 - 取引支援システムおよび取引支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、取引支援システムおよび取引支援方法に関するものである。
金融機関発行の法人向けキャッシュカードは、当該法人の経営者ないし経理責任者等によって管理され、その紛失や暗証番号漏洩が生じないよう、取扱いには相応の注意が払われている。
そのため、当該法人における事業資金の引出、振込等の諸取引が必要な場面であっても、例えば担当者レベルの者にはキャッシュカードを使わせない運用が依然として多い。
この運用においては、旧来同様、経理責任者等により内容が記載された伝票および当該法人の法人印が、上述の担当者に持たされ、営業店窓口にて手続を行わせるケースが多い。
つまり、経営者や経理責任者等は、実際に手続に赴く担当者に対し、物理的な手続媒体による条件付きで手続を委任する、といった形で権限管理を行っていることになる。
このような、手続等に関する権限管理に関する従来技術としては、例えば、アプリケーション・サービス提供システムであって、承認コードを生成する承認コード生成手段と、ユーザーの識別子の指定のない特定の権限である事前包括承認権限を設定する事前包括承認権限設定手段と、前記事前包括承認権限設定手段により設定された前記事前包括承認権限を前記承認コード生成手段により前記生成された承認コードと共に格納して関連付ける記憶手段と、IDおよび前記IDと関連付けられた権限を有するユーザーが使用する端末から受信した承認コードに関連付けられた事前包括承認権限に前記ユーザーの前記IDを付加する手段と、前記ユーザーの前記IDと関連付けられた前記権限および前記事前包括承認権限に基づいて、アプリケーション・プログラムを実行するアプリケーション提供手段とを備えたことを特徴とするアプリケーション・サービス提供システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2011-44017号公報
一方、上述のような運用は、キャッシュカードの紛失や不正利用の排除という点では確かに有効である、一方で、キャッシュカードを利用した効率的なATM取引が行えない状況も生む。そのため結局のところ、当該法人における業務効率の低下を招いている。
他方、そうした法人に金融サービスを提供する金融機関としては、取引ごとに伝票と印鑑の処理が必要となる窓口手続のサービスを、頻繁に提供せざるをえない。近年、収益性低下が懸念されがちな金融機関においては、営業コストを可能なかぎり低減したいところ、高コストな有人対応業務を削減できない事態につながる。また、窓口で行員が現金を取扱うことによる不正リスクや、伝票の管理コストの抑制も難しくなる。
そこで本発明の目的は、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の取引支援システムは、ATM取引を識別する通番を生成して、前記ATM取引に関する所定処理の完了まで記憶装置に保持し、ATM取引の依頼者が指定した、前記ATM取引の実行者の識別情報と取引内容と取引媒体の暗証番号と前記通番とに基づき、コードを生成する処理、前記ATM取引の実行者によって提示された前記コードの読取りを行って、前記識別情報と前記取引内容および前記暗証番号を取得する処理、前記実行者が提示した前記取引媒体に対する読取りで得た認証情報と前記暗証番号とに基づく認証に際し、前記コードから取得した前記識別情報と所定のインターフェイスにて前記実行者から受け付けた識別情報とが一致するか判定する処理と、前記取引媒体から得た前記通番が前記保持する通番と一致するか判定する処理も実行し、前記認証の成功を経て、前記取引内容での取引を実行する処理、を実行する情報処理装置、を含むことを特徴とする。
また、本発明の取引支援方法は、情報処理装置が、ATM取引を識別する通番を生成して、前記ATM取引に関する所定処理の完了まで記憶装置に保持し、ATM取引の依頼者が指定した、前記ATM取引の実行者の識別情報と取引内容と取引媒体の暗証番号と前記通番とに基づき、コードを生成する処理、前記ATM取引の実行者によって提示された前記コードの読取りを行って、前記識別情報と前記取引内容および前記暗証番号を取得する処理、前記実行者が提示した前記取引媒体に対する読取りで得た認証情報と前記暗証番号とに基づく認証に際し、前記コードから取得した前記識別情報と所定のインターフェイスにて前記実行者から受け付けた識別情報とが一致するか判定する処理と、前記取引媒体から得た前記通番が前記保持する通番と一致するか判定する処理も実行し、前記認証の成功を経て、前記取引内容での取引を実行する処理、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能とできる。
本実施形態の取引支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態におけるATMのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の通番管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における取引支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における取引支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における出力例1を示す図である。 本実施形態における出力例2を示す図である。 本実施形態における出力例3を示す図である。 本実施形態における出力例4を示す図である。 本実施形態における出力例5を示す図である。 本実施形態における出力例6を示す図である。 本実施形態における出力例7を示す図である。
---ネットワーク構成---
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の取引支援システム10を含むネットワーク構成図である。図1に示す取引支援システム10は、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能とするコンピュータシステムである。
この取引支援システム10は、一例として、管理者端末50、プリンタ60、担当者端末70、ATM100、管理サーバ200、および勘定系300、を含む構成を想定できる。
このうち管理者端末50は、或る企業の経営者や経理責任者等の操作する端末である。また、この管理者端末50は、上述の経営者等のみがログインできる、すなわち使用出来る認証設定がなされている端末を想定する。管理者端末50は、管理サーバ200が生成
したコードを紙媒体等に印字するためのプリンタ60を備える。
ただし、運用次第では、このプリンタ60は省略可能である。その運用とは、管理サーバ200が生成したコードを、管理者端末50から担当者端末70に通知するケースや、或いは、ATM取引に用いるキャッシュカード5のICチップ6に格納するケースが該当しうる。
なお、管理者端末50は、上述のコードをキャッシュカードのICチップ6に格納する際、管理者端末50に接続した適宜なカードリーダを介し、キャッシュカード5のICチップ6と通信し、そのセキュアな記憶領域に対するコード書込要求を行うことになる。
また、担当者端末70は、上述の企業の担当者が操作する端末である。この担当者は、上述の経営者等から、ATM取引の業務を指示され、実際に営業店等のATM100を訪れる者となる。ただしこの担当者は、経営者等から法人キャッシュカードを手渡されるものの、その暗証番号は秘匿されたままで、当該ATM取引を行うことになる。
また、ATM100は、上述のATM取引の処理を実行するATMである。
また、管理サーバ200は、上述のATM取引を管理するサーバ装置である。この管理サーバ200は、上述の管理のため、管理者端末50から受けた取引内容等に応じてコードと取引通番を生成する。
また、勘定系300は、ATM100を運用する金融機関における勘定系システムである。法人キャッシュカードには対象口座の店番や科目、口座番号等が記録されており、法人キャッシュカードを使用するために必要な暗証番号は、勘定系300または管理サーバ200で管理されている。
---ハードウェア構成---
図2に、本実施形態における取引支援システム10を構成する、ATM100のハードウェア構成例を示す。このATM100は、記憶装置101、メモリ103、演算装置104、入力装置105、出力装置106、通信装置107、コードリーダ108、および現金取扱機構109を備える。
このうち記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置104は、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUである。
また、入力装置105は、ユーザからの入力を受け付けるキーボードやタッチパネル、マイク等のインターフェイスである。
また、出力装置106は、処理データの表示を行うディスプレイ、スピーカー等のインターフェイスである。
また、通信装置107は、ネットワーク1と接続して、勘定系300など他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイスカードである。
また、コードリーダ108は、二次元バーコードなど適宜なバーコードを撮像し、所定のアルゴリズムで当該バーコードに埋め込まれている値を読み取る装置である。
また、現金取扱機構109は、ATMとして一般的に備わる、現金の保管機構、搬送、排出機構、カウンタ機構、といったものの総称である。
なお、記憶装置101内には、本実施形態のATM100として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、秘密鍵110が少なくとも記憶されている。この秘密鍵110は、例えば、本ATM100に固有の秘密鍵である。なお、秘密鍵110と対となる公開鍵は、例えば、管理サーバ200で保持している。
また、図3に本実施形態の管理サーバ200のハードウェア構成例を示す。こうした管理サーバ200は、記憶装置201、メモリ203、演算装置204、および通信装置205を備える。
このうち記憶装置201は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ203は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置204は、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUである。
また、通信装置205は、ネットワーク1と接続して、管理者端末50、ATM100、など他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイスカードである。
なお、記憶装置201内には、本実施形態の管理サーバ200として必要な機能を実装する為のプログラム202に加えて、公開鍵210および通番管理テーブル225が少なくとも記憶されている。
このうち公開鍵210は、上述のATM100の秘密鍵110と対となる鍵であって、例えば、当該ATM100の運営者たる金融機関のシステム内で公開されている。
また、通番管理テーブル225は、図4で例示するように、管理者端末50から受けたリクエストに応じて管理サーバ200にてコード生成を行うごとに付与される、取引通番の値を格納したテーブルである。
---フロー例---
以下、本実施形態における取引支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する取引支援方法に対応する各種動作は、取引支援システム10を構成する各装置らがそのメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5および図6は、本実施形態における取引支援方法のフロー例を示す図である。ここでは、或る企業の経理責任者が、部下の担当者に対し、金融機関の営業店に赴いてATMで事業資金として現金を出金するよう指示する状況を一例として想定する。
その場合、この経理責任者は、当該企業のPCである管理者端末50を操作し、金融機関の管理サーバ200が提供するWEBサイトにアクセスする。このWEBサイトは、本発明の取引支援方法に対応した情報取得を行うためのWEBサイトである。
管理サーバ200は、上述のアクセスを受けて、取引内容の設定画面600(図7)を管理者端末50に返信し、上述の経理責任者が所望のATM取引の設定を受け付ける(s10)。
ここで受け付ける情報としては、図7でも示すように、ユーザ名すなわち企業名、結果連絡先(例:経理責任者のメールアドレス)、ATM取引の内容、金額、法人キャッシュ
カードの暗証番号、ATM取引を依頼する担当者の識別情報(例:社員コードなど)、および、当該担当者のメールアドレス(担当者端末70で受信可能なもの)、といった値が含まれる。
続いて、管理サーバ200は、上述のs10で受け付けたATM取引に関して取引通番を生成し、この取引通番と、s10で得たATM取引の内容や法人キャッシュカードの暗証番号等とを入力値とした、例えば、二次元バーコードの生成を行う(s11)。この時、管理サーバ200は、生成した取引通番を通番管理テーブル225に格納する。
取引通番の生成は、例えば、その日に生成した直近の取引通番の値を1つインクリメントして生成する。なお、これまで生成済みの各取引通番(例えば、当日分)の値は、通番管理テーブル225で保持しており、直近の取引通番も参照できるものとする。
また、二次元バーコードの生成は、管理サーバ200のプログラム202が保持する二次元バーコードの生成アルゴリズムで実行する形態か、または、当該金融機関にて別途保持する二次元バーコードの生成装置に対して、上述の入力値を含む生成リクエストを送信し、その生成結果を得る形態を想定できる。
さらに、二次元バーコードは、例えば管理サーバ200が保持する公開鍵で適切に暗号化されているものとする。それにより、その公開鍵に対応する秘密鍵110で復号しない限り、生成した二次元バーコードは一般的な二次元バーコード読取り装置で内容を読み取ることが不可能となる。
続いて、管理サーバ200は、s11で生成した二次元バーコード(図8の画面700)を、管理サーバ200に通知する(s12)。管理サーバ200は、この二次元バーコードを、例えば、プリンタ60にて出力するか、或いは、図7の画面600で取得した担当者のメールアドレスに宛てて送信する。
プリンタ60にて出力された二次元バーコード(の印字媒体)は、上述の経理責任者から担当者に手交される。或いは、担当者は担当者端末70で上述の二次元バーコードの情報を含むメールを受信する。
この担当者は、二次元バーコードの情報を上述のように取得し、二次元バーコードとそれに対応する法人キャッシュカードと共に上述の金融機関の営業店に赴くことになる。当該営業店のATM100では、初期画面において、通常の取引メニューに加えて、上述の二次元バーコードに基づく取引を受け付けるためのボタン等を表示させているものとする。そこで、担当者は、法人キャッシュカードをATM100に読み込ませ、ATM100の画面に表示される当該ボタンをタップする。なお、上述の読み込みに際し、ATM100は、当該法人キャッシュカードの情報を取得するものとする(s13)。
この場合、ATM100は、上述のボタンのタップ、すなわち二次元バーコードによる取引の指示を受け付け(s14)、その読取りに関する情報(図9に画面800)を表示させる。図9の例では、二次元バーコードのコードリーダ108がATM100の操作画面の右側にあることを示唆している。この場合、担当者は、二次元バーコードが印字された印字媒体ないし、二次元バーコードを表示させた担当者端末70の画面を、上述のリーダにかざす。
続いて、ATM100は、二次元バーコード取引モードに遷移し、コードリーダ108による二次元バーコードの読取り動作を実行する(s15)。なお、二次元バーコード取引モードは、二次元バーコードから読み取った取引内容での手続以外の操作を拒否するモ
ードである。その場合、例えば操作画面において、取引の種別や金額、取引相手といった各種の取引内容の変更を行うインターフェイスはグレイアウトし、操作自体を受け付けない状態となっている。
また、ATM100は、操作画面において、当該担当者の識別情報の入力を、例えば、図10の画面900を介して要求し、当該担当者による入力を受け付ける(s16)。
ATM100で受付けた二次元バーコードは、そこで所持している秘密鍵によって復号される。(s17)また、秘密鍵はATM100に限らず、例えば管理サーバ200で保持し、ATM100から暗号化された二次元バーコードを管理サーバ200へ送信したのち、管理サーバ200で復号する、としても良い。
続いて、管理サーバ200または勘定系300は、s13の読み込みで得た法人キャッシュカードの情報と、s15の読取り動作で得ている暗証番号との照合、および、s16で受け付けた担当者の識別情報とs15の読取り動作で得ている識別情報との照合、をそれぞれ実行する(s18)。
この認証処理の結果、s16およびs15でそれぞれ得た暗証番号同士または識別情報同士の少なくともいずれかが不一致であった場合(s19:n)、ATM100は、取引不可の旨を出力(図11の画面1000)し、処理を終了する。
一方、上述の認証処理の結果、s16およびs15でそれぞれ得た暗証番号同士および識別情報同士がそれぞれ一致している場合(s19:y)、ATM100は、s15で二次元バーコードから得ている取引通番の値を含む照合依頼を、管理サーバ200に送信する(s20)。
他方、管理サーバ200は、上述の照合依頼を受信し、この照合依頼が含む取引通番の値を、通番管理テーブル225に照合し、この取引通番が、通番管理テーブル225で保持するいずれかの通番と一致するか判定する(s21)。
上述の判定の結果、s15で得ている取引通番が通番管理テーブル225に存在していない場合(s22:n)、管理サーバ200は、図11の画面1000と同様のエラーメッセージをATM100に返し(s23)、処理を終了する。この場合、ATM100は、当該エラーメッセージを操作画面に表示させ、取引を終了する。
一方、上述の判定の結果、s15で得ている取引通番が通番管理テーブル225に存在している場合(s22:y)、管理サーバ200は、取引通番の認証に成功した旨をATM100に通知する(s24)。
ATM100は、上述の取引通番の認証成功の通知を受けて、s15で得ている取引内容を操作画面に出力(図12の画面1100)し、上述の担当者による確認指示を受けた上で、当該取引内容での取引を実行する(s25)。この場合、ATM100は、s25での処理完了を管理サーバ200および管理者端末50(例:メールアドレス。画面600での結果連絡先)に通知するものとする。
なお、上述の確認指示は、あくまでも取引内容を追認するのみであり、画面1100でのOKボタンのタップを行う操作を想定しうる。また、取引の実行自体は、当該金融機関における勘定系300と予め定められたプロトコルでの処理を適宜実行することとなる。
一方、管理サーバ200は、上述の処理完了の通知を受けて、当該取引に関する取引通
番の削除を通番管理テーブル225にて実行し(s26)、処理を終了する。
また、経理責任者は、上述の処理完了の通知(図13の画面1200)を、管理者端末50で閲覧し、自身が担当者に指示したATM取引が無事完了したことを確認できる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の取引支援システムにおいて、前記情報処理装置は、前記コードの生成に際し、前記ATM取引を識別する通番を生成して、前記ATM取引に関する所定処理の完了まで記憶装置に保持し、前記取引内容および前記暗証番号と前記通番とに基づき前記コードを生成し、前記認証に際し、前記読取りで前記取引媒体から前記通番を取得し、前記取得した通番が前記記憶装置で保持する通番と一致するか判定する認証処理もさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、依頼者が指定したATM取引が、不正に繰り返し実行される事態を的確に回避可能となる。ひいては、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能となる。
また、本実施形態の取引支援システムにおいて、前記情報処理装置は、前記コードの生成に際し、前記依頼者が指定した前記実行者の識別情報と、前記取引内容および前記暗証番号とに基づき、前記コードを生成し、前記コードの読取りに際し、前記コードから前記識別情報もさらに取得し、前記識別情報と、所定のインターフェイスにて前記実行者から受け付けた識別情報とが一致するか判定する認証処理もさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、前記コードが何らかの経路で漏洩したとしても、依頼者が認めた正しい実行者の識別情報が漏洩しなければ、当該コードに基づくATM取引が第三者に実行されない。ひいては、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能となる。
また、本実施形態の取引支援システムにおいて、前記情報処理装置は、前記コードの読取りに伴い、前記取引内容での手続以外の操作を拒否する所定モードに移行する処理をさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、ATMを訪れた上述の実行者が、コードの示す取引内容を勝手に改変する動作自体を受け付けず、忠実にコードが示す取引内容でのATM取引のみが実行されることとなる。ひいては、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能となる。
また、本実施形態の取引支援システムにおいて、前記情報処理装置は、前記コードの生成に際し、前記コードの情報を、所定媒体に出力する処理、または前記実行者の端末に通知する処理、の少なくともいずれかをさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、上述のコードを、例えば、実行者の端末に通知するか、或いは、当該実行者が携行するキャッシュカード(のICチップにおける記憶装置)に出力し格納させる、といった運用が可能である。この場合、コードを紙媒体に印字する等の運用を行うケー
スと異なり、盗難、紛失に遭遇しても第三者に当該コードを知られてしまう可能性を低減できる。ひいては、金融機関の取引媒体をセキュアなまま特定ユーザに使用させ、所望の取引を効率良く実行可能となる。
また、本実施形態の取引支援方法において、前記情報処理装置が、前記コードの生成に際し、前記ATM取引を識別する通番を生成して、前記ATM取引に関する所定処理の完了まで記憶装置に保持し、前記取引内容および前記暗証番号と前記通番とに基づき前記コードを生成し、前記認証に際し、前記読取りで前記取引媒体から前記通番を取得し、前記取得した通番が前記記憶装置で保持する通番と一致するか判定する認証処理もさらに実行する、としてもよい。
また、本実施形態の取引支援方法において、前記情報処理装置が、前記コードの生成に際し、前記依頼者が指定した前記実行者の識別情報と、前記取引内容および前記暗証番号とに基づき、前記コードを生成し、前記コードの読取りに際し、前記コードから前記識別情報もさらに取得し、前記識別情報と、所定のインターフェイスにて前記実行者から受け付けた識別情報とが一致するか判定する認証処理もさらに実行する、としてもよい。
また、本実施形態の取引支援方法において、前記情報処理装置が、前記コードの読取りに伴い、前記取引内容での手続以外の操作を拒否する所定モードに移行する処理をさらに実行する、としてもよい。
また、本実施形態の取引支援方法において、前記情報処理装置が、前記コードの生成に際し、前記コードの情報を、所定媒体に出力する処理、または前記実行者の端末に通知する処理、の少なくともいずれかをさらに実行する、としてもよい。
1 ネットワーク
5 キャッシュカード
6 ICチップ
10 取引支援システム
50 管理者端末
60 プリンタ
70 担当者端末
100 ATM
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 入力装置
106 出力装置
107 通信装置
108 コードリーダ
110 秘密鍵
200 管理サーバ
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 通信装置
210 公開鍵
225 通番管理テーブル
300 勘定系

Claims (6)

  1. ATM取引を識別する通番を生成して、前記ATM取引に関する所定処理の完了まで記憶装置に保持し、ATM取引の依頼者が指定した、前記ATM取引の実行者の識別情報と取引内容と取引媒体の暗証番号と前記通番とに基づき、コードを生成する処理、前記ATM取引の実行者によって提示された前記コードの読取りを行って、前記識別情報と前記取引内容および前記暗証番号を取得する処理、前記実行者が提示した前記取引媒体に対する読取りで得た認証情報と前記暗証番号とに基づく認証に際し、前記コードから取得した前記識別情報と所定のインターフェイスにて前記実行者から受け付けた識別情報とが一致するか判定する処理と、前記取引媒体から得た前記通番が前記保持する通番と一致するか判定する処理も実行し、前記認証の成功を経て、前記取引内容での取引を実行する処理、を実行する情報処理装置、
    を含むことを特徴とする取引支援システム。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記コードの読取りに伴い、前記取引内容での手続以外の操作を拒否する所定モードに移行する処理をさらに実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の取引支援システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記コードの生成に際し、前記コードの情報を、所定媒体に出力する処理、または前記実行者の端末に通知する処理、の少なくともいずれかをさらに実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の取引支援システム。
  4. 情報処理装置が、
    ATM取引を識別する通番を生成して、前記ATM取引に関する所定処理の完了まで記憶装置に保持し、ATM取引の依頼者が指定した、前記ATM取引の実行者の識別情報と取引内容と取引媒体の暗証番号と前記通番とに基づき、コードを生成する処理、前記ATM取引の実行者によって提示された前記コードの読取りを行って、前記識別情報と前記取引内容および前記暗証番号を取得する処理、前記実行者が提示した前記取引媒体に対する読取りで得た認証情報と前記暗証番号とに基づく認証に際し、前記コードから取得した前記識別情報と所定のインターフェイスにて前記実行者から受け付けた識別情報とが一致するか判定する処理と、前記取引媒体から得た前記通番が前記保持する通番と一致するか判定する処理も実行し、前記認証の成功を経て、前記取引内容での取引を実行する処理、
    を実行することを特徴とする取引支援方法。
  5. 前記情報処理装置が、
    前記コードの読取りに伴い、前記取引内容での手続以外の操作を拒否する所定モードに移行する処理をさらに実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の取引支援方法。
  6. 前記情報処理装置が、
    前記コードの生成に際し、前記コードの情報を、所定媒体に出力する処理、または前記実行者の端末に通知する処理、の少なくともいずれかをさらに実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の取引支援方法。
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