JP2023157563A - 伝票業務支援方法、伝票業務支援システム、及び伝票業務支援装置 - Google Patents

伝票業務支援方法、伝票業務支援システム、及び伝票業務支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】代理人による大量の伝票持込に伴う業務を効率化し、各種コストを適宜に抑制可能とする。【解決手段】本発明の伝票業務支援システム10において、伝票業務支援装置100は、認証済みの法人に関する登録情報と、前記法人の管理者により承認された伝票取引に関する情報とを紐付けた案件情報と認証情報を記憶装置で保持し、案件情報を示すコードを担当者端末300に配信し、ATM500が、担当者端末300の画面に表示されたコードが示す情報を、伝票業務支援装置100に送信し、伝票業務支援装置100が、ATM500から送信される情報をキーにして、記憶装置から案件情報を特定し、前記担当者が入力した認証情報と、前記記憶装置に保持された認証情報を照合して認証を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、伝票業務支援方法、伝票業務支援システム、及び伝票業務支援装置に関するものである。
銀行の営業店に来店する法人客は、代理人である場合が多い。そうした法人客が持ち込む事案は、業務上の手間や時間がかかる案件となりがちで、窓口での処理が前提となっている。また、代理人による取引に際し、窓口では、法人代表等による委任状と、取引伝票に捺印された社判の照合により、法人代表者から承認された取引であることを確認する手順も必要であった。
こうした顧客本人以外の者による取引に関し、業務効率やセキュリティなどの観点で改善を試みる従来技術が存在する。例えば、顧客が日常使用する口座を他人に通知することで不正使用されることの不安感や抵抗感を払拭でき、しかも簡便な手続きで開設できる臨時口座開設方法とそのシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
この技術は、金融機関に設けた親口座のキャッシュカードを顧客がATM装置に挿入することでそのカード情報を読み取るとともに、認証情報の入力によりホストコンピュータが顧客を正当取引人であることを確認し、さらに顧客が臨時口座の開設期間を入力指定した情報を含む必要な臨時口座情報を顧客情報データベースに格納後、振込み、自動引き落としおよび入出金が可能なキャッシュカードとして臨時口座用カードを発行することを特徴とするものである。
また、金融機関の窓口における各種手続きにおいて利用顧客は印鑑や通帳を持参する必要があり、それらの紛失や盗難リスクを考慮すると従来のサービスは必ずしも安全であるとはいえないといった課題や、利用顧客は各種手続きに応じた書類を自らで選択し記載する必要があり、誤った書類を選択してしまったり、記載不備が発生したりといった問題を解決する技術(特許文献2参照)なども提案されている。
この技術は、金融機関の窓口における利用顧客との取引契約に係る処理を実行するサーバコンピュータであって、前記サーバコンピュータは、第1のコンピュータから、前記取引契約の申込み内容に係るデータである申込み内容データを受信し、前記第1のコンピュータまたは第2のコンピュータから、前記利用顧客の認証データを受信し、前記認証データと予め登録されたマスタデータとの照合結果に問題がない場合、前記申込み内容データおよび前記認証データに基づいて、前記取引契約の実行内容に係るデータである取引契約データを作成し、前記取引契約データに基づいて、前記取引契約に係る処理を実行するように構成されたものである。
また、窓口担当者に予め来店者個人を特定した来店者情報を提供する来店システムを実現する技術(特許文献3参照)なども提案されている。
この技術は、個人データを登録した顧客ファイルを保有する情報処理装置と、該情報処理装置と通信ネットワークを介して接続し、来店者が口座識別子の入力を行う入力部と、前記来店者の生体的特徴を認識する顧客認識部とを有する来店受付装置と、応対窓口に設置され、前記通信ネットワークに接続する窓口端末とを備え、前記来店受付装置が、来店者の受付順に受付番号を付与し、前記口座識別子を基に前記情報処理装置から前記個人データを取得し、取得した個人データと前記認識した来店者の生体的特徴とによって来店者を特定し、この特定した来店者の来店者情報を受付番号と共に前記窓口端末へ送信することを特徴とするものである。
特開2005-352526号公報 特開2017-211874号公報 特開2004-151862号公報
いずれの従来技術においても、法人客の代理人による、大量の取引伝票の持ち込みを伴う業務に関して適宜に対応することはできていない。したがって、営業店の担当者等は、そうした取引伝票の処理業務に忙殺され、大きな負担となっている。このことは、上述の代理人による取引時における認証手続に関しても同様であり、当該業務に関する人的、時間的なコストは高止まりしやすい状況にあった。
そこで本発明の目的は、代理人による大量の伝票持込に伴う業務を効率化し、各種コストを適宜に抑制可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、伝票取引に関する案件情報と伝票取引の担当者を紐づけする。このために、本発明は、取引用一時情報や暗証番号といった認証情報および案件情報を示すコードを用いて、伝票取引を実行する。
より具体的な本発明の構成は、伝票業務支援装置を用いた伝票業務支援方法において、認証済みの法人に関する登録情報と、前記法人の管理者により承認された伝票取引に関する情報とを紐付けた案件情報を記憶装置で保持し、前記案件情報もしくは前記法人ごとに設けられる認証情報を前記記憶装置で保持し、前記案件情報を示すコードを作成し、前記コードを、前記伝票取引の担当者が利用する担当者端末に配信し、金融機関の営業店で用いられる端末装置から、前記担当者端末の画面に表示された前記コードを当該端末装置で読み取って得た情報をキーにして、前記記憶装置から案件情報を特定し、前記担当者が入力した認証情報と、前記記憶装置に保持された認証情報を照合して認証を実行することで、前記認証が成功した場合、特定された前記案件情報が示す伝票取引を実施可能とする伝票業務支援方法である。
また、本発明には、伝票業務支援方法を実現する伝票業務支援システムやこれを構成する伝票業務支援装置も含まれる。
本発明によれば、担当者といった代理人による大量の伝票取引業務を効率化し、各種コストを適宜に抑制可能となる。
本実施形態の伝票業務支援装置を含むネットワーク構成図である。 本実施形態における伝票業務支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の顧客管理DBの構成例を示す図である。 本実施形態の案件管理DBの構成例を示す図である。 本実施形態における伝票業務支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における伝票業務支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における伝票起票時の伝票業務支援方法の第1のフロー例を示す図である。 本実施形態における伝票起票時の伝票業務支援方法の第2のフロー例を示す図である。 本実施形態における伝票取引時の伝票業務支援方法の第1のフロー例を示す図である。 本実施形態における伝票取引時の伝票業務支援方法の第2のフロー例を示す図である。 本実施形態における伝票取引時の伝票業務支援方法の第3のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。
<ネットワーク構成>
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の伝票業務支援装置100を含むネットワーク構成図である。図1に示す伝票業務支援装置100は、代理人による大量の伝票持込に伴う業務を効率化し、各種コストを適宜に抑制可能とするコンピュータである。
本実施形態の伝票業務支援装置100は、図1で示すように、ネットワーク1を介して、管理者端末200、担当者端末300、テラー端末400、ATM500、及び勘定系システム600と通信可能に接続されている。よって、これら全て又は伝票業務支援装置100を含む複数装置を総称して伝票業務支援システム10としてもよい。なお、ネットワーク1は、図1で示す例の他に、複数のネットワークシステムで構成される場合もある。
本実施形態の伝票業務支援装置100は、法人顧客が処理を望む伝票取引に関して適宜に対応し、その業務効率を改善するサービスの提供装置と言える。勿論、上述の伝票業務支援システム10に含まれるいずれかの装置と一体になっているとしてもよい。そして、伝票業務支援装置100は、サーバ等のコンピュータ(情報処理装置)で実現できる。
また、管理者端末200は、上述の法人顧客の経営者や経理部門責任者などが操作する端末である。具体的には、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどを想定できる。
経理部門責任者等は、当該法人の担当者が登録しようとしている、複数の伝票取引に関して、この管理者端末200にて閲覧し、(伝票業務支援装置100への)登録を承認するか否か判断することになる。
同様に、担当者端末300は、上述の法人顧客における担当者が操作する端末である。具体的には、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどを想定できる。なお、担当者端末300は、伝票起票処理(図6)と伝票業務支援方法(図8A~図8C)で利用されるものが異なる装置であってもよい。特に、伝票起票処理ではPCといった法人の事務所内で用いる端末で、伝票業務支援方法ではスマートフォンタブレットといった可搬型の端末であることが望ましい。
担当者は、当該法人の業務に関して発生した伝票取引の情報を、担当者端末300で入力し、伝票業務支援装置100を介して、上述の管理者端末200に対し、承認要求として送信する。
なお、担当者端末300は、伝票業務支援装置100が伝票取引案件ごとに生成したコード310(例:二次元バーコード)を、伝票業務支援装置100から取得し、保持している。このコード310は、担当者の操作により、担当者端末300で画面表示または適宜な媒体に印刷される。また、コード310は、営業店のテラー端末400ないしATM500(営業店内のものの他にも、営業店外のATM550も対象となりうる)、或いは、所定の他装置(例:顧客対応端末の他例である券売機560などの現金取扱機器)での読み取り対象となる。上述のコード310は、複数の伝票取引案件をまとめて1つ生成される場合もある。
また、担当者端末300としては、担当者が上述の伝票取引の情報を入力するための端末と、コード310を取得、保持し画面表示するための端末の、2種類をそれぞれ別に運用するケースも想定できる。
一方、テラー端末400は、金融機関の営業店に備わる端末であり、伝票取引業務を担当するテラー用の端末となる。また、ATM500は、営業店に備わる現金自動預払機である。これらテラー端末400及びATM500のいずれも、上述のコード310を読み取るための、デジタル撮影装置などのコードリーダーを備える。
また、勘定系システム600は、上述の金融機関の基幹システムの1つであって、各顧客の口座情報や当該口座での金融取引全般を管理している。基本的な構成自体は、既存の勘定系システムと同様である。
ただし、本実施形態の勘定系システム600は、伝票業務支援装置100が提供する、伝票業務支援方法のサービス利用者、すなわち管理者の管理者端末200から、当該サービスの利用申請を受け付ける。また、勘定系システム600は、この利用申請に伴い、当該法人顧客の口座情報とその認証情報に基づく法人認証処理を行う。こうした点は、本実施形態の勘定系システム600が独自に実装する構成である。
<ハードウェア構成>
また、本実施形態の伝票業務支援装置100のハードウェア構成は、図2に以下の如くとなる。
すなわち伝票業務支援装置100は、記憶装置101、メモリ103、演算装置104、および通信装置105、を備える。
このうち記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置104は、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUである。
また、通信装置105は、ネットワーク1と接続して、管理者端末200、担当者端末300、テラー端末400、ATM500、及び勘定系システム600との通信処理を担うネットワークインターフェイスカード等を想定する。
なお、伝票業務支援装置100がスタンドアロンマシンである場合、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置、を更に備えるとすれば好適である。
また、記憶装置101内には、本実施形態の伝票業務支援装置100として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、顧客管理DB125及び案件管理DB126が少なくとも記憶されている。ただし、これらデータベースについての詳細は後述する。なお、案件管理DB126は、伝票業務支援装置100とは別の外部装置にて実装され、伝票業務支援装置100により適宜にアクセス可能に運用される構成としてもよい。
<データ構造例>
続いて、本実施形態の伝票業務支援装置100が用いる各種情報について説明する。図3に、本実施形態における顧客管理DB125の一例を示す。
本実施形態の顧客管理DB125は、法人顧客それぞれの情報を格納したデータベースである。この顧客管理DB125は、例えば、法人顧客を一意に特定する顧客IDをキーとして、当該顧客口座情報、管理者情報、及び担当者情報といったデータを紐付けレコードの集合体となっている。
なお、顧客管理DB125に、当該法人顧客に関して発行されたパスワードである暗証番号を設けてもよい。この認証パスは、伝票業務支援装置100が提供する伝票業務支援サービスを利用する際に必要なパスワードとしてもよい。なお、後述する図8A~図8Cで用いられる取引用一時情報に代えて、この暗証番号を利用してもよい。
また、口座情報は、法人顧客が保有する口座の店番、科目、口座番号、及び暗証番号といった情報である。
また、管理者情報は、上述の法人顧客での社長や経理部門責任者、といった管理者の属性や連絡先といった情報である。
また、担当者情報は、上述の法人顧客における管理者が予め認めた担当者(例:法人内で経理業務に携わる者で、伝票取引の処理業務を任されうるもの)の属性や連絡先といった情報である。なお、連絡先としては、メールアドレスや電話番号などが想定できる。
続いて、本実施形態の伝票業務支援装置100が用いる各種情報について説明する。図4に、本実施形態における案件管理DB126の一例を示す。
本実施形態の案件管理DB126は、法人顧客にて発生した伝票取引の業務に関して、種々の情報を格納したデータベースである。
この案件管理DB126は、例えば、伝票取引業務の案件を一意に特定する案件IDをキーとして、顧客ID、法人認証結果、対象伝票、取引内容、承認済み情報、担当者、本人確認用情報、ログイン情報、及び取引用一時情報といったデータを紐付けレコードの集合体となっている。
このうち顧客IDは、当該案件の依頼元である法人顧客を一意に特定する識別情報である。
また、法人認証結果は、当該法人顧客に関して得られた、勘定系システム600での認証結果である。
また、対象伝票は、本案件に含まれる1または複数の伝票の伝票番号である。
また、取引内容は、上記対象伝票における金融取引の内容(例:振込、振込先***、振込金額)に関する情報である。
また、承認済み情報は、法人顧客が保有する銀行口座の暗証番号など、金融取引に必要であって、テラー端末400ないしATM500での伝票取引の業務に関して必要な情報である。
また、担当者情報は、上述の法人における管理者が予め認めた担当者(例:法人内で経理業務に携わる者で、伝票取引の処理業務を任されうるもの)の属性や連絡先といった情報である。なお、連絡先としては、メールアドレスや電話番号などが想定できる。
また、本人確認用情報は、本案件を担当するとした(法人の)担当者に関して、担当者端末300から得た認証用情報である。こうした本人確認用情報としては、例えば、当該担当者の顔や虹彩、静脈などといった生体情報や、別途定めておいた合い言葉なども想定できる。なお、この本人確認用情報は省略できる。
案件管理DB126のうち、本人確認用情報は、以下のように登録してもよい。例えば、月末などの締め日の到来を感知または担当者端末300からの要求に応じて、以下の処理を行う。すなわち、伝票業務支援装置100は、案件管理DB126に登録されている案件のレコードから、「担当者情報」欄の担当者のアドレスを参照し、これに宛て、本人確認用情報の登録要求を配信する。この際、例えば締め日である本日までに、本人確認用情報の取得がなされていない1または複数の案件を案件管理DB126から抽出し、それらに関してまとめて上述の登録要求を行うとすれば好適である。続いて、伝票業務支援装置100は、上述の担当者の担当者端末300より、本人確認用情報を取得し、これを案件管理DB126における該当レコードの「本人確認用情報」欄に格納する。
また、ログイン情報は、担当者が営業店での伝票取引や利用申請などのために、伝票業務支援システム10にログインするために用いられる情報である。ログイン情報としては、例えば、ID(Identification)とPW(PassWord)の組合せ、暗証番号や生体情報で実現できる。
また、取引用一時情報は、伝票取引に関する情報(案件情報)と担当者ないし担当者情報を一時的に紐づけするための情報である。伝票取引に関する情報としては、対象伝票であることが望ましい。そして、取引用一時情報は、伝票取引を実行する場合の限定的な認証に用いられる情報であり、文字列や記号などで実現できる。この限定的な認証とは、該当の伝票取引取引に特化することを意味し、有効期限といった時間的な制約を設けてもよい。また、取引用一時情報は、担当者の入力により設定される。また、ログイン情報と同様に生体情報などを用いてもよい。さらに、案件管理DB126には、取引用一時情報の有効期間も記録することが望ましい。
なお、図4で示す案件管理DB126の例では、案件ID「00001」では、2つの伝票それぞれに関して管理者に承認され、案件管理DB126に登録された状態を示している。また、これら伝票の取引に関して、実際に営業店を訪れる担当者も決定済みで、その本人確認用情報も登録済みとなっている。さらに、案件ID「00001」の対象伝票「D01001」では、取引用一時情報も担当者により「1234」と設定されている。但し、対象伝票「D01002」の取引用一時情報は「未設定」である。
一方、案件ID「00002」では、30の伝票それぞれに関して管理者に承認され、案件管理DB126に登録された状態を示している。また、これら30の伝票の取引に関して、実際に営業店を訪れる担当者も決定済みで、その本人確認用情報も登録済みとなっている。さらに、案件ID「00002」の対象伝票「D02401」の取引用一時情報は「ABC」である。このように当該取引用一時情報は、対象伝票「D01001」のそれとは桁数、文字種が異なっている。このように、取引用一時情報は担当者により自由に設定可能である。また、対象伝票「D02402」の取引用一時情報は「DFGH」である。このように、取引用一時情報は対伝票ごとで自由に設定可能である。
他方、案件ID「00003」では、1つのみの伝票に関して管理者に承認され、案件管理DB126に登録された状態を示している。また、この1つの伝票の取引に関して、実際に営業店を訪れる担当者が決定済みで、その本人確認用情報は未登録となっている。
また、案件ID「00004」では、伝票の登録や伝票の承認などは未だなされておらず、単に法人顧客に関する認証結果が登録された状態を示している。つまり、これ以降における、伝票の登録やその承認、担当者の決定やその本人確認用情報の取得、登録などの処理がなされる状態と言える。
<フロー例:利用申請時>
以下、本実施形態における伝票業務支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する伝票業務支援方法に対応する各種動作は、伝票業務支援装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5は、本実施形態における伝票業務支援方法のフロー例を示す図である。ここで、上述の法人顧客の管理者が、(伝票業務支援装置100が提供する)伝票業務支援サービスの利用申請を行う状況を想定する。
この場合、上述の管理者が操作する管理者端末200は、当該法人の保有口座の情報と、その認証情報(暗証番号など)、及び伝票取引業務の担当者となるうる担当者の連絡先情報を含む利用申請を受け付ける(図9参照)。そして、管理者端末200は、これを伝票業務支援装置100に送信するものとする。
伝票業務支援装置100は、上述の管理者端末200が送信してきた利用申請を受信する(s1)。
また、伝票業務支援装置100は、s1で得た利用申請より、口座情報とその認証情報を参照し、これらの情報による認証要求を勘定系システム600に送信する(s2)。
勘定系システム600では、上述の認証要求に応じて、口座情報とその認証情報のセットが、上述の法人顧客の保有口座に関して口座管理DB625で保有する情報と一致するか判定し、認証処理を実行する。勘定系システム600は、この認証処理の結果を伝票業務支援装置100に返す。
一方、伝票業務支援装置100は、勘定系システム600での認証結果が認証成功を示すものであれば(s3:Y)、上述の法人顧客に関して顧客IDを生成する。そして、伝票業務支援装置100は、これらの情報と上述の口座情報、認証情報、担当者の連絡先情報とあわせて顧客管理DB125に登録する(s4)。他方、上述の認証結果が認証失敗を示すものであれば(s3:N)、伝票業務支援装置100は本フローを終了する。
<フロー例:伝票起票時>
図6は、本実施形態における伝票業務支援方法のフロー例を示す図である。ここで、上述の法人顧客の経理部門等において、伝票取引業務の担当者が、案件管理DB126への登録対象とする多数の伝票を取り纏め、案件として登録しようと作業を開始した状況を想定する。
この場合、上述の担当者の操作する担当者端末300は、当該担当者が入力している複数の伝票内容の情報および取引用一時情報を受け付ける(s5)。なお、後述するように、取引用一時情報の代わりに、暗証番号を用いることもできる。この場合、s5の取引用一時情報の受け付けは省略できる。以上のように、本実施形態では、伝票取引の認証に用いられる認証情報の例として、取引用一時情報や暗証番号が用いられる。この認証情報は、案件情報もしくは法人ごとに設けられる情報である。なお、認証情報はこれらに限定されず、生体情報等を用いることもできる。特に、暗証番号については、番号以外の各種データ形式の情報を用いることもできる。
また、担当者端末300は、s5で得た伝票内容の情報および取引用一時情報を含む承認依頼を、伝票業務支援装置100に送信し(s6)、処理を終了する。
<フロー例:伝票起票時>
図7Aおよび図7Bは、本実施形態における伝票起票時の伝票業務支援方法のフロー例を示す図である。まず、図7Aは、本実施形態における伝票業務支援方法の第1のフロー例を示す図である。そして、後述の伝票取引時の第1のフロー例(図8A)および第2のフロー例(図8B)を実行するためのフローである。また、まず、図7Bは、本実施形態における伝票業務支援方法の第2のフロー例を示す図である。そして、後述の伝票取引時の第3のフロー例(図8C)を実行するためのフローである。
なお、ここでは、上述の図6のフローの結果、担当者端末300から送信されてきた承認依頼に応じて、伝票業務支援装置100と管理者端末200が協働する状況を想定する。以下、まず、図7Aについて説明する。
この場合、伝票業務支援装置100は、上述の法人顧客の担当者端末300から、複数の伝票取引に関する承認依頼を受信し、これを管理者端末200に送信する(s7)。なお、伝票業務支援装置100は、管理者端末200へ、伝票内容の情報を送信することになるが、取引用一時情報については、管理者端末200へ送信してもよいし、送信しなくともよい。
一方、管理者端末200は、上述の承認依頼を受信して(s8)、これを管理者向けに表示する。管理者は、伝票業務支援装置100を介して担当者端末300から送られてきた承認依頼に関して、その内容である複数伝票の情報(図10参照)を確認し、その登録可否について判断することになる。また、管理者端末200は、こうした管理者の判断結果すなわち承認可否について、入力を受け付けて、これを伝票業務支援装置100に応答する(s9)。なお、この承認可否を入力される場合、暗証番号を条件としてもよい。特に、図8A~図8Cにおいて、取引用一時情報の代わりに暗証番号を用いる場合に、s9で暗証番号を受け付けることが望ましい。さらに、図8A~図8Cにおいて、取引用一時情報の代わりに暗証番号を用いる場合、s5では取引用一時情報の受け付けを省略できる。さらに、s8もしくはs9において、伝票業務支援装置100は、承認依頼対象の案件情報を示すコードを作成し、これを管理者端末200に表示させてもよい。
なお、上述の各処理を行う際、管理者端末200は、法人顧客に関して発行されている、顧客IDと認証パスを使用して、伝票業務支援装置100が提供する伝票確認用の画面(上述の図10)にアクセスする。つまり、伝票業務支援装置100は、顧客管理DB125を用いて、管理者端末200の運用主体である法人顧客に関する認証処理によりアクセス制御している。
続いて、伝票業務支援装置100は、上述の管理者端末200から、伝票取引それぞれに関して、管理者による承認可否の判断結果を取得する(s10)。
上述の判断結果が承認を示す場合(s11:Y)、伝票業務支援装置100は、承認対象たる伝票取引に関する情報、取引用一時情報と登録情報とを紐付けて、案件情報として案件管理DB126に格納する(s12)。伝票取引に関する情報は、伝票番号及び取引内容といった情報が該当する。また登録情報は、伝票業務支援装置100が本件に関して生成した案件IDと、口座情報(暗証番号含む)といった情報が該当する。このうち口座情報は「承認済み情報」となる。
そして、伝票業務支援装置100は、案件情報をコード化する。つまり、伝票業務支援装置100は、案件情報を示すコードを作成する(s13)。より具体的には、伝票業務支援装置100は、対象案件の案件ID及び対象伝票の伝票番号といった案件情報を、所定のコード生成アプリ等でコード化する。この際、このコードを、上述の担当者端末300に配信してもよい。但し、より望ましくは、図8Aや図8Bで後述するように、伝票取引時に配信することになる。また、この時、締め日である本日までに、上述のコードの配信を行っていない案件を案件管理DB126から抽出し、それらの案件IDや伝票番号といった案件情報をまとめてコード化するとしてもよい。このコードを受け取って作業を行う担当者からすれば、1つのコードで複数案件の伝票をまとめて処理できる故である。なお、s12とs13の順序は、逆であってもよいし、s13を後述の伝票取引時に実行してもよい。以上で、図7Aの説明を終わり、次に図7Bについて説明する。
図7Bにおいて、s7~s12は、図7Aと同じ処理であるため、その説明を省略する。そして、伝票業務支援装置100は、担当者端末300へ、案件情報のコードを発行および/または表示用のURL(Uniform Resource Locator)を通知する。なお、この通知には、例えば、SMS(Short Message Service)や電子メールを利用して実現できる。また、URLは、案件管理DB126のうち、該当の案件情報の格納位置を示す格納情報の一種である。このため、案件情報を特定できれば、URL以外の情報を用いてもよい。また、この通知の通知先は、案件情報ないし管理DB126の担当者情報を用いて特定することができる。なお、URLは、コードを担当者端末300に表示するための入力用情報の一種である。またさらに、伝票業務支援装置100は、後述の伝票取引時に通知するように構成してもよい。
<フロー例:伝票取引時>
次に、案件管理DB126に登録された案件について、法人顧客の担当者が営業店を訪れて実際に処理を行う状況を想定する。図8A~図8Cは、本実施形態における伝票取引時の伝票業務支援方法の各フロー例を示す図である。これらは、コードの配信や表示の異なるバリエーションを示す。以下、各図を用いて伝票取引処理について説明する。
まず、図8Aは、本実施形態における伝票業務支援方法の第1のフロー例を示す図である。本例は、基本的な伝票業務支援方法を示。まず、担当者が伝票取引を実現するために、営業店を訪問すると、持参した担当者端末300を操作する。具体的には、担当者が、担当者端末300にログイン情報を入力する。担当者端末300は、担当者からログイン情報を受け付ける。そして、伝票業務支援装置100は、担当者端末300からログイン情報を受信し、案件管理DB126のログイン情報と照合して認証を実行する(s20)。
なお、s20は、担当者端末300側で実行してもよい。この場合、担当者端末300が受け付けたログイン情報をキーにした検索要求を、伝票業務支援装置100に送信する。そして、伝票業務支援装置100が案件管理DB126からログイン情報を検索し、担当者端末300に送信する。この結果、担当者端末300でs20を実行できる。なお、担当者端末300の他、テラー端末400、ATM500やATM550で上述の処理を含む本フローの各処理を実行してもよい。さらに、担当者端末300つまり、上述の処理は、金融機関の営業店で用いられる各種端末装置で実行できる。
伝票業務支援装置100は、s20の認証に成功した場合(s21:Y)、s13(図7A)で作成されたコードを、担当者端末300に配信する(s22)。この結果、担当者端末300が、コードを表示することになる。他方、認証に失敗した場合(s21:N)、処理を終了する。なお、この処理で表示されるコードは、図11に示すような二次元コードであることが望ましいが、他の形式のコードであってもよい。なお、本実施形態では、s22はs21を条件に実行されるが、ログインとは独立してs22を実行してもよい。
伝票業務支援装置100は、担当者端末300に表示されたコードに基づき、案件管理DB126から検索を行い、案件情報を特定する(s23)。このために、まず、担当者が、担当者端末300に表示されたコードをこのATM500にかざす。この結果、ATM500は、担当者端末300の画面で表示されたコードを読み取って案件情報を取得し、この案件情報が示す案件IDや伝票番号をキーにした検索要求を、伝票業務支援装置100に送信する。この結果、伝票業務支援装置100は、ATM500より受信したコードから読み取った情報に基づく検索を実施することが可能となる。
そして、伝票業務支援装置100は、ATM500に対し、特定された案件情報を配信し、取引用一時情報の入力を促す表示を実行させる。これを受け、ATM500は、担当者から取引用一時情報の入力を受け付ける(s24)。そして、ATM500は、これを伝票業務支援システム10に送信する。
伝票業務支援装置100は、送信された取引用一時情報と、特定された案件情報に含まれる取引用一時情報を照合して、認証を実行する。そして、伝票業務支援装置100は、この認証結果を、ATM500に返す(s25)。なお、この処理を実行するためには、ATM500が、案件管理DB126に直接アクセスし、取引用一時情報を送信してもよい。この場合、伝票業務支援装置100に代わって、案件管理DB126がこれらの処理を実行してもよい。例えば、案件管理DB126が伝票業務支援装置100とは別の外部装置として実装される場合などにこのように処理してもよい。また、暗証番号を用いる場合は、s24で受け付けた暗証番号と、顧客管理DB125の暗証番号を照合して、認証を実行する。
s25の認証に成功した場合(s26:Y)、ATM500が、伝票業務支援システム10と連携して、上述の案件情報に基づいて、勘定系システム600などとの間で、対応する複数の伝票取引を実施し(s27)、処理を終了する。他方、認証に失敗した場合(s26:N)、処理を終了する。なお、伝票業務支援装置100は、伝票取引を終了すると、該当の取引用一時情報を、案件管理DB126から削除してもよい。
また、本実施形態では、ログイン情報や認証情報を用いた認証に加え、もしくは、これらに代えて、本人確認用情報を用いて、担当者に対する本人確認処理を実行してもよい。なお、この処理は、s26とs27の間に行うことが望ましいが、s27以前であれば、他のタイミングでもよい。以下、本人確認処理の内容を説明する。なお、以下の本人確認処理は、顔画像を用いて行う場合を例として説明する。
伝票業務支援装置100は、s23で特定された案件情報の本人確認用情報(顔画像)を、テラー端末400に送信する。また、テラー端末400と接続するカメラで、担当者の顔を撮影し、顔画像を得る。なお、このカメラは、営業店、特に、ATM500やATM550に設けられることが望ましい。
そして、テラー端末400が、伝票業務支援装置100からの顔画像と、カメラで撮影された顔画像を表示する。この結果、テラーがこれらを比べて、来訪者が担当者本人であるかを確認する。また、テラー端末400が、テラーからこの結果を受け付け、本人確認を成功したかを判断する。本人確認に成功した場合、伝票取引を可能とする。また、失敗した場合、処理を終了する。なお、来訪者が担当者本人であるかは、テラー端末400やATM500等の装置で、画像処理技術を用いて判断してもよい。また、営業店に設けられたカメラを使用せず、テラーが来訪者の顔と、伝票業務支援装置100からの顔画像を見比べて本人確認を実行してもよい。
さらに、本フローでは、認証に成功した場合に、配信されたコードを表示している(s21、s22)。但し、認証された場合に、伝票業務支援装置100がコードを作成したり、作成済のコードを配信したりしてもよい。
以上で、図8Aの説明を終わり、伝票取引時の別の処理フロー例について説明する。図8Bは、本実施形態における伝票取引時の伝票業務支援方法の第2のフロー例を示す図である。図8Bにおいて、s20およびs21は、図8Aと同じ処理であるため、その説明は省略する。
伝票業務支援装置100は、s21の認証を条件に、担当者端末300に、ワンタイムパスワード(OTP)を配信する(s202)。このOTPは、コードを担当者端末300に表示するための入力用情報の一種であり、有効期限のある第2の認証情報として扱うことができる。なお、s202は、s21を条件とせず、独立して実行してもよい。例えば、担当者端末300が、担当者から受け付けたOTPの発行依頼を、伝票業務支援装置100に送信することで、s202を実行してもよい。
この結果、担当者端末300が、このOTPを表示できる。なお、OTPの配信先は、テラー端末400やATM500など他の装置でもよい。なお、OTPは、テキスト情報の他、音声や画像などでもよし、いわゆるCAPTCHAを利用してもよい。
これを受け、担当者が担当者端末300にOTPを入力する。そして、担当者端末300が入力されたOTPを、伝票業務支援装置100に送信する。この結果、伝票業務支援装置100は、送信されたOTPを用いて、認証を行う(s203)。伝票業務支援装置100は、s203の認証に成功した場合(s204:Y)、s22以降の処理を行う。これらは、図8Aと同じ処理であるため、その説明は省略する。他方、認証に失敗した場合(s204:N)、処理を終了する。また、これらの処理については、s25と同様に、伝票業務支援装置100に代わって、案件管理DB126が実行してもよい。例えば、案件管理DB126が伝票業務支援装置100とは別の外部装置として実装される場合などにこのように処理してもよい。
さらに、本フローでは、配信されたコードを、ログイン情報での認証およびOTPでの認証がされた場合に表示している(s21~s204)。但し、ログイン情報での認証および/またはOTPでの認証がされた場合に、伝票業務支援装置100がコードを作成したり、作成済のコードを配信したりしてもよい。
以上で、図8Bの説明を終わり、伝票取引時の別の処理フロー例について説明する。図8Cは、本実施形態における伝票取引時の伝票業務支援方法の第3のフロー例を示す図である。図8Cは、図8Aや図8Bと異なり、図7Bを受けての処理である。
まず、伝票業務支援装置100は、担当者端末300からURLに対する指定を受信する(s211)。これは、担当者がs14で通知されたURLを指定することで、担当者端末300が伝票業務支援装置100にその旨を通知することで実現できる。
伝票業務支援装置100は、s12で格納された案件情報をコード化、つまり、コードを作成する。この処理は、s13と同じ処理で実現できる。
以下、s22~s27の処理は、図8Aや図8Bと同じであるため、その説明は省略する。図8Cでの処理によれば、s20のログイン作業を省略でき、担当者がより簡単に伝票取引を実現できる。以上で、図8Cの説明を終わる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、代理人による大量の伝票持込に伴う業務を効率化し、各種コストを適宜に抑制可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の伝票業務支援方法において、前記情報処理装置が、前記法人の担当者の端末から、前記複数の伝票取引に関する承認依頼を受信し、前記承認依頼の情報を前記法人の管理者の端末に送信する処理と、前記管理者による承認可否の判断結果が承認を示す場合、前記伝票取引に関する情報と前記登録情報とを紐付けて、前記案件情報として記憶装置に格納する処理と、をさらに実行するとしてもよい。
これによれば、法人の担当者による大量の伝票取引の登録と、それに関する承認判断を行う管理者のそれぞれにおける処理を効率化し、適宜に案件化を図ることができる。ひいては、代理人による大量の伝票持込に伴う業務をさらに効率化し、各種コストを適宜に抑制可能となる。
1 ネットワーク
10 伝票業務支援システム
100 伝票業務支援装置
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 顧客管理DB
126 案件管理DB
200 管理者端末
300 担当者端末
310 コード
400 テラー端末(顧客対応端末)
500 ATM(顧客対応端末)
550 営業店外のATM
560 券売機(現金取扱機器)
600 勘定系システム
625 口座管理DB

Claims (15)

  1. 伝票業務支援装置を用いた伝票業務支援方法において、
    認証済みの法人に関する登録情報と、前記法人の管理者により承認された伝票取引に関する情報とを紐付けた案件情報を記憶装置で保持し、
    前記案件情報もしくは前記法人ごとに設けられる認証情報を前記記憶装置で保持し、
    前記案件情報を示すコードを作成し、
    前記コードを、前記伝票取引の担当者が利用する担当者端末に配信し、
    金融機関の営業店で用いられる端末装置から、前記担当者端末の画面に表示された前記コードを当該端末装置で読み取って得た情報をキーにして、前記記憶装置から案件情報を特定し、
    前記担当者が入力した認証情報と、前記記憶装置に保持された認証情報を照合して認証を実行することで、
    前記認証が成功した場合、特定された前記案件情報が示す伝票取引を実施可能とする伝票業務支援方法。
  2. 前記認証情報は、
    前記伝票取引を実行する場合の限定的な認証に用いられ、
    前記担当者からの入力により、前記案件情報ごとに設けられる取引用一時情報である請求項1に記載の伝票業務支援方法。
  3. 前記認証情報は、
    前記法人ごとに設けられる暗証番号である請求項1に記載の伝票業務支援方法。
  4. 前記伝票業務支援装置が、
    前記担当者端末に、前記コードを表示するための入力用情報を配信し、
    前記担当者端末に対する前記入力用情報に応じた入力を条件に、前記担当者端末の画面に前記コードを表示させる請求項1に記載の伝票業務支援方法。
  5. 前記入力用情報は、有効期限のある第2の認証情報であり、
    前記伝票業務支援装置が、
    前記認証情報が入力された場合に、前記第2の認証情報を前記担当者端末の画面に表示させ、
    前記第2の認証情報が入力された場合に、前記コードを表示させる請求項4に記載の伝票業務支援方法。
  6. 前記入力用情報は、前記案件情報の格納位置を示す格納情報であり、
    前記格納情報が指定された場合に、前記伝票業務支援装置が、前記コードを表示させる請求項4に記載の伝票業務支援方法。
  7. 前記伝票業務支援装置が、
    前記担当者からログイン情報を受け付け、当該ログイン情報を用いて認証が成功した場合、前記担当者端末の画面に、前記コードを表示させる請求項1乃至6のいずれかに記載の伝票業務支援方法。
  8. 伝票業務支援方法を実行する伝票業務支援装置および金融機関の営業店で用いられる端末装置を有する伝票業務支援システムにおいて、
    前記伝票業務支援装置が、
    認証済みの法人に関する登録情報と、前記法人の管理者により承認された伝票取引に関する情報とを紐付けた案件情報を記憶装置で保持し、
    前記案件情報もしくは前記法人ごとに設けられる認証情報を前記記憶装置で保持し、
    前記案件情報を示すコードを作成し、
    前記コードを、前記伝票取引の担当者が利用する担当者端末に配信し、
    前記端末装置が、前記担当者端末の画面に表示された前記コードを当該端末装置で読み取って得た情報を、前記伝票業務支援装置に送信し、
    前記伝票業務支援装置が、
    前記端末装置から送信される情報をキーにして、前記記憶装置から案件情報を特定し、
    前記担当者が入力した認証情報と、前記記憶装置に保持された認証情報を照合して認証を実行することで、
    前記認証が成功した場合、特定された前記案件情報が示す伝票取引を実施可能とする伝票業務支援システム。
  9. 前記認証情報は、
    前記伝票取引を実行する場合の限定的な認証に用いられ、
    前記担当者からの入力により、前記案件情報ごとに設けられる取引用一時情報である請求項8に記載の伝票業務支援システム。
  10. 前記認証情報は、
    前記法人ごとに設けられる暗証番号である請求項8に記載の伝票業務支援システム。
  11. 前記伝票業務支援装置が、
    前記担当者端末に、前記コードを表示するための入力用情報を配信し、
    前記担当者端末に対する前記入力用情報に応じた入力を条件に、前記担当者端末の画面に前記コードを表示させる請求項8に記載の伝票業務支援システム。
  12. 前記入力用情報は、有効期限のある第2の認証情報であり、
    前記伝票業務支援装置が、
    前記認証情報が入力された場合に、前記第2の認証情報を前記担当者端末の画面に表示させ、
    前記第2の認証情報が入力された場合に、前記コードを表示させる請求項11に記載の伝票業務支援システム。
  13. 前記入力用情報は、前記案件情報の格納位置を示す格納情報であり、
    前記格納情報が指定された場合に、前記伝票業務支援装置が、前記コードを表示させる請求項12に記載の伝票業務支援システム。
  14. 前記伝票業務支援装置が、
    前記担当者からログイン情報を受け付け、当該ログイン情報を用いて認証が成功した場合、前記担当者端末の画面に、前記コードを表示させる請求項8乃至13のいずれかに記載の伝票業務支援システム。
  15. 伝票業務支援方法を実行する伝票業務支援装置において、
    認証済みの法人に関する登録情報と、前記法人の管理者により承認された伝票取引に関する情報とを紐付けた案件情報及び、前記案件情報もしくは前記法人ごとに設けられる認証情報を保持する記憶装置と、
    前記案件情報を示すコードを作成し、前記コードを、前記伝票取引の担当者が利用する担当者端末に配信し、金融機関の営業店で用いられる端末装置から、前記担当者端末の画面に表示された前記コードを当該端末装置で読み取って得た情報をキーにして、前記記憶装置から案件情報を特定し、前記担当者が入力した認証情報と、前記記憶装置に保持された認証情報を照合して認証を実行する演算装置を備え、
    前記認証が成功した場合、特定された前記案件情報が示す伝票取引を実施可能とする伝票業務支援装置。
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