JP7255440B2 - 接点機構及びこれを使用した電磁接触器 - Google Patents
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Description
特許文献1の接点機構は、固定接点を有する一対の固定接触子と、一対の固定接触子の固定接点に接離可能な一対の可動接点を長手方向の両端側に設けた可動接触子と、前記一対の固定接触子及び前記可動接触子を収納している絶縁材で形成した絶縁ケースと、一対の固定接点及び一対の可動接点の間で発生するアークを引き延ばすアーク消弧用永久磁石と、を備えている。
一対の固定接触子は、可動接触子の長手方向の両端側の表裏に対向する第1及び第2導電板部と、これら第1及び第2導電板部の端部から可動接触子の表裏方向に延在する第3導電板部と、を備えた側面から見てC字形状の導電板である。
この接点機構によると、一対の固定接触子間に可動接触子が接触している投入状態から釈放状態とする際に、一対の固定接触子と可動接触子との間にアークが発生すると、絶縁ケースの長手方向及び短手方向に配置した2対のアーク消弧用永久磁石とで発生する磁束が、一対の固定接触子と可動接触子との間のアークが発生した位置に対して可動接触子の長手方向に横切ることになり、アークに対して可動接触子の長手方向と直交する方向のローレンツ力が作用する。これにより、発生したアークは、絶縁ケースの短手方向に設けたアーク消弧空間に向けて引き伸ばされて消弧するようにしている。
また、特許文献1の接点機構は、電流の流れ方向を限定せずに無極性に対応した装置であり、絶縁ケースの長手方向及び短手方向に2対のアーク消弧用永久磁石を配置することで、電流の流れ方向が正方向である場合には、アークを絶縁ケースの一方の短手方向に設けたアーク消弧空間に向けて引き伸ばし、電流の流れ方向が逆方向である場合には、アークを絶縁ケースの他方の短手方向に設けたアーク消弧空間に向けて引き伸ばしている。このように、絶縁ケース内部の短手方向には、正逆両方向の電流の流れに対応したアーク消弧空間を設けなければならないので絶縁ケースが大型になる。そのため、小型化の要求に応えられないという課題がある。
そこで、本発明は、上記特許文献1に記載された従来例の問題点に着目してなされたものであり、消弧性能の向上を図りながら小型化を図ることができる接点機構及びこれを使用した電磁接触器を提供することを目的としている。
また、本発明の一態様に係る電磁接触器は、前述した接点機構と、接点機構の可動接触子の一対の可動接点を一対の固定接触子の固定接点に接離させる電磁石ユニットと、を備えている。
なお、以下の説明で記載されている「上」、「下」、「底」、「前」、「後」、「長尺方向」、「短尺方向」等の方向を示す用語は、添付図面の方向を参照して用いられている。
[第1実施形態の電磁接触器について]
本発明に係る第1実施形態の電磁接触器1は、図1及び2に示すように、接点機構2と、接点機構2を駆動する電磁石ユニット20と、接点機構2の周囲に配置した第1,第2アーク消弧用永久磁石40,41と、を備えている。
電磁石ユニット20は、図3に示すように、側面から見て略U字形状の磁気ヨーク28を有し、この磁気ヨーク28の底板部の中央部に固定プランジャ29が配置され、この固定プランジャ29の外側にスプール30が配置されている。このスプール30に励磁コイル34が巻装されている。
接点機構2は、図3に示すように、ケース4に収納されている。ケース4は、金属製の角筒体5と、この角筒体5の上端を密閉する例えばセラミックや合成樹脂材などの絶縁材料により形成した絶縁基板6とを備えている。密閉されたケース4には、アーク消弧ガスが封入されている。
接点機構2は、絶縁基板6に導体部11,12を介して固定されている一対の固定接触子13,14(以下、第1固定接触子13、第2固定接触子14と称する)と、これら第1及び第2固定接触子13,14に接離可能に配置された可動接触子15と、を備えている。
可動接触子15の貫通孔23には、図3に示すように、電磁石ユニット20の可動プランジャに固定された連結軸24が挿通されている。連結軸24の上端にはCリング27が固定されており、このCリング27と可動接触子15の中央上部との間の連結軸24の外周に接触スプリング26が配置され、可動接触子15に対して所定の付勢力を付与している。また、補助ヨーク39と可動接触子15の貫通孔23の回りの下部との間の連結軸24の外周にも復帰スプリング36が配置され、可動接触子15に対して所定の付勢力を付与している。
第2固定接触子14も、図4に示すように、第2固定接点14aを上面に設けた第1導電板部14bと、可動接触子15から離れた第1導電板部14bの端部から折り曲げられて上方に延在している第2導電板部14cと、第2導電板部14cの上端から折り曲げられて第1導電板部14bに対して平行に延在している第1導電板部14bと同一板形状の第3導電板部14dと、を備えた側面から見てC字形状の部材である。
ここで、図5に示すように、第1及び第2固定接触子13,14は、絶縁ホルダー18の長手方向に離間して配置されている。第1固定接触子13は、絶縁ホルダー18の短手方向の一方に寄って第1導電板部13bが長手方向内方に延在するように配置されている。また、第2固定接触子14は、絶縁ホルダー18の短手方向の他方に寄って第1導電板部14bが長手方向内方に延在するように配置されている。そして、第1固定接触子13の第1固定接点13aに第1可動接点15aが対向し、第2固定接触子14の第2固定接点14aに第2可動接点15bが対向している直線状の可動接触子15は、絶縁ホルダー18の長手方向を斜めに横切って配置されている。そして、絶縁ホルダー18には、底面から立ち上がって可動接触子15の短手方向の両側面に沿って延在する板状のアークバリア19a,19bが形成されている。
第1アーク消弧用永久磁石40は、可動接触子15の長手方向の一方の第1可動接点15a及び第1固定接触子13に角筒体5及び絶縁ホルダー18を介して対向するように磁石支持体42の短手方向の一側に固定されている。この第1アーク消弧用永久磁石40は、角筒体5に対向する磁極面がN極となるように着磁されている。
これにより、図5に示すように、第1アーク消弧用永久磁石40のN極から出て第2アーク消弧用永久磁石41のS極に流れる磁束Φ1が、第1固定接触子13の第1固定接点13aと、第2固定接触子14の第2固定接点14aとを横切る。
先ず、電磁接触器1の接点機構2の導体部12に負荷が接続され、導体部11に電流を供給する電力供給源が接続されるようにする。
電磁石ユニット20の励磁コイル34は非通電状態にあって、電磁石ユニット20で可動プランジャ22を下降させる励磁力を発生していない釈放状態にあるものとする。
この釈放状態では、可動プランジャが復帰スプリング36によって、上部磁気ヨーク21から離れる上方向に付勢される。これと同時に、駆動用永久磁石37の磁力による吸引力が補助ヨーク39に作用し、可動プランジャの周鍔部22が吸引される。このため、可動プランジャの周鍔部22の上面が補助ヨーク39の下面に接触している。
この釈放状態から、電磁石ユニット20の励磁コイル34に通電すると、この電磁石ユニット20で励磁力が発生し、可動プランジャを復帰スプリング36の付勢力および駆動用永久磁石37の吸引力に抗して下方に押し下げる。この可動プランジャの下降が、周鍔部22の下面が上部磁気ヨーク21の上面に当たることで停止する。
このため、電力供給源の大電流が、図4に示すように、電磁接触器1の第1固定接触子13の第3導電板部13dから第1導電板部13bに供給され、可動接触子15を通じて第2固定接触子14の第1導電板部14bに流れ、第2固定接触子14の第3導電板部1を通じて負荷に供給され、接点機構2が閉極状態となる。
励磁コイル34への通電を停止すると、電磁石ユニット20で可動プランジャを下方に移動させる励磁力がなくなることにより、可動プランジャが復帰スプリング36の付勢力によって上昇し、周鍔部22が補助ヨーク39に近づくに従って駆動用永久磁石37の吸引力が増加する。
このような開極状態となると、可動接触子15の第1可動接点15aおよび第2可動接点15bと、第1固定接触子13の第1固定接点13aおよび第2固定接触子14の第2固定接点14aとの間にアークが発生し、アークによって電流の通電状態が継続されることになる。
したがって、第1実施形態の電磁接触器1によると、第1及び第2固定接触子13,14は絶縁ホルダー18の長手方向に離間して配置されているとともに、第1固定接触子13は、絶縁ホルダー18の短手方向の一方に寄って第1導電板部13bが長手方向内方に延在するように配置されており、第2固定接触子14は、絶縁ホルダー18の短手方向の他方に寄って第1導電板部14bが長手方向内方に延在するように配置されている。そして、第1固定接触子13の第1固定接点13aに第1可動接点15aが対向し、第2固定接触子14の第2固定接点14aに第2可動接点15bが対向している直線状の可動接触子15は、絶縁ホルダー18の長手方向を斜めに横切って配置されているので、絶縁ホルダー18の長手方向中央には、大きなアーク消弧空間S1、S2が設けられる。
また、第1固定接触子13及び可動接触子15の第1可動接点15aに流れる電流の自己磁界に発生するローレンツ力と、第2固定接触子14及び可動接触子15の第2可動接点15bに流れる電流の自己磁界に発生するローレンツ力は電流値の増大に伴い大きくなるので、大電流が流れる場合の消弧性能を高めることができる。
また、発生したアークは、密閉されたケース4に封入されているアーク消弧用ガスによって冷却されるので、さらに消弧性能を高めることができる。
さらに、第1実施形態の電磁接触器1は、絶縁ホルダー18の短手方向に第1,第2アーク消弧用永久磁石40,41を配置し、第1固定接点13a及び第1可動接点15aの間で発生するアークA1と、第2固定接点14a及び第2可動接点15bの間で発生するアークA2とが絶縁ホルダー18の長手方向の内方に引き延ばされる構造としたので、絶縁ホルダーの短手方向の寸法増大を抑制し、装置の小型化を図ることができる。
次に、図7から図9は、本発明に係る電磁接触器を構成する第2実施形態の接点機構2の構成を示すものである。なお、図1から図6で示した構成と同一構成部分は、同一符号を付して説明は省略する。
図7に示すように、第2実施形態の接点機構2は、第1固定接触子50及び第2固定接触子51と、第1及び第2固定接触子50,51に接離可能に配置された可動接触子15と、を備えている。
また、絶縁ホルダー18には、底面から立ち上がって可動接触子15の短手方向の両側面に沿って延在する板状のアークバリア52a,52bが形成されている。
第2実施形態の電磁接触器1は開極状態となると、可動接触子15の第1可動接点15aおよび第2可動接点15bと、第1固定接触子50の第1固定接点50aおよび第2固定接触子51の第2固定接点51aとの間にアークが発生し、アークによって電流の通電状態が継続されることになる。
したがって、第2実施形態の電磁接触器1によると、第1及び第2固定接触子50,51は絶縁ホルダー18の長手方向に離間して配置されているとともに、第1固定接触子50は、延長部50b1が絶縁ホルダー18の短手方向の一方に寄って長手方向内方に延在するように配置されており、第2固定接触子51は、延長部51b1が絶縁ホルダー18の短手方向の他方に寄って長手方向内方に延在するように配置されている。そして、第1固定接触子50の第1固定接点50aに第1可動接点15aが対向し、第2固定接触子51の第2固定接点51aに第2可動接点15bが対向している直線状の可動接触子15は、絶縁ホルダー18の長手方向を斜めに横切って配置されているので、絶縁ホルダー18の長手方向中央には、大きなアーク消弧空間S3、S4が設けられる。
また、第1固定接触子50及び可動接触子15の第1可動接点15aに流れる電流の自己磁界に発生するローレンツ力と、第2固定接触子51及び可動接触子15の第2可動接点15bに流れる電流の自己磁界に発生するローレンツ力は電流値の増大に伴い大きくなるので、大電流が流れる場合の消弧性能を高めることができる。
また、絶縁ホルダー18には、可動接触子15の短手方向の両側面に沿って延在する板状のアークバリア52a,52bが形成されており、これらアークバリア52a,52bが、第1固定接点50a及び第1可動接点15aの間で発生したアークA3と、第2固定接点51a及び第2可動接点15bの間で発生したアークA4とが互いに近接する方向に延びていくことを防止する絶縁壁となるので、相間短絡を防止することができる。
次に、図10は、本発明に係る電磁接触器を構成する第3実施形態の接点機構2の構成を示すものである。なお、図7から図9で示した第2実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明は省略する。
第3実施形態の接点機構2は、第1固定接触子50及び第2固定接触子51と、第1及び第2固定接触子50,51に接離可能に配置された可動接触子60と、を備えている。
可動接触子60は、導電性の長尺部材であり、長手方向の中央部に絶縁ホルダー18の長手方向に対して傾斜して延在する可動中間部61が設けられ、この可動中間部61の長手方向の一端側に、絶縁ホルダー18の短手方向の一方に寄って長手方向の外方に向けて延在する第1可動端部62が設けられ、可動中間部61の長手方向の他端側に、絶縁ホルダー18の短手方向の他方に寄って長手方向の外方に向けて延在する第2可動端部63が設けられている。
そして、絶縁ホルダー18の底面から立ち上がっているアークバリア52a,52bが、可動中間部61の短手方向の両側面に沿って延在している。
第3実施形態の電磁接触器1は開極状態となると、可動接触子60の第1可動接点62aおよび第2可動接点63aと、第1固定接触子50の第1固定接点50aおよび第2固定接触子51の第2固定接点51aとの間にアークが発生し、アークによって電流の通電状態が継続されることになる。
したがって、第3実施形態の電磁接触器1によると、可動接触子60には、絶縁ホルダー18の短手方向の一方に寄って長手方向に延在する第1可動端部62が設けられているので、アーク電流及び磁束φ1によるローレンツ力と、第1固定接触子50及び可動接触子60の第1可動接点62aに流れる電流の自己磁界に発生するローレンツ力とによって、アークA5が第1可動端部62に沿って引き延ばされていき、その前方の大きなアーク消弧空間S5に向けて移動する。また、可動接触子60は、絶縁ホルダー18の短手方向の他方に寄って長手方向に延在する第2可動端部63が設けられているので、アーク電流及び磁束φ1によるローレンツ力と、第2固定接触子51及び可動接触子60の第2可動接点63aに流れる電流の自己磁界に発生するローレンツ力とによって、アークA6が第2可動端部63に沿って引き延ばされていき、その前方の大きなアーク消弧空間S5に向けて移動する。したがって、第3実施形態も、消弧性能を高めることができる。
2 接点機構
4 ケース
5 角筒体
6 絶縁基板
7 フランジ部
9,10 貫通孔
11,12 導体部
13 第1固定接触子
13a 第1固定接点
13b 第1導電板部
13c 第2導電板部
13d 第3導電板部
14 第2固定接触子
14a 第2固定接点
14b 第1導電板部
14c 第2導電板部
14d 第3導電板部
15 可動接触子
15a,15b 可動接点
18 絶縁ホルダー
19a,19b アークバリア
20 電磁石ユニット
21 上部磁気ヨーク
21a 貫通孔
22 周鍔部
23 貫通孔
24 連結軸
26 接触スプリング
27 Cリング
28 磁気ヨーク
29 固定プランジャ
30 スプール
31 中央円筒部
34 励磁コイル
36 復帰スプリング
37 駆動用永久磁石
39 補助ヨーク
40,41 第1,第2アーク消弧用永久磁石
42 磁石支持体
50 第1固定接触子
51 第2固定接触子
50a 第1固定接点
50b 第1導電板部
50c 第2導電板部
50d 第3導電板部
50b1 延長部
51a 第1固定接点
51b 第1導電板部
51c 第2導電板部
51d 第3導電板部
51b1 延長部
52a,52b アークバリア
60 可動接触子
61 可動中間部
62 第1可動端部
63 第2可動端部
62a 第1可動接点
63a 第2可動接点
A1,A2 アーク
S1,S2 アーク消弧空間
Claims (6)
- 固定接点を有する一対の固定接触子と、前記一対の固定接触子の前記固定接点に接離可能な一対の可動接点を有する可動接触子と、前記一対の固定接触子及び前記可動接触子を収納した絶縁ホルダーを有する接点収納ケースと、前記接点収納ケースの外側に配置され、前記一対の固定接触子の前記固定接点及び前記可動接触子の前記一対の可動接点の間に発生したアークを引き延ばす一対のアーク消弧用永久磁石と、を備えた接点機構において、
前記一対の固定接触子は、前記固定接点を設けた第1導電板部と、前記第1導電板部の端部から延在する第2導電板部と、前記第2導電板部の端部から延在する第3導電板部と、を備えた側面から見てC字形状を有しており、
前記一対の固定接触子は、前記絶縁ホルダーの長手方向の両端に配置されており、
前記一対のアーク消弧用永久磁石は、前記絶縁ホルダーの短手方向に対向して配置され、前記一対のアーク消弧用永久磁石の互いに対向する着磁面は、前記アークが前記絶縁ホルダーの長手方向の内方に引き延ばされる方向となる磁極に着磁されているとともに、
前記一対の固定接触子の前記第1導電板部は、前記第3導電板部に対して側部から突出する延長部を設けた形状とし、前記延長部に前記固定接点が形成されており、
前記一対の固定接触子の一方の前記延長部が前記絶縁ホルダーの短手方向の一方に寄って配置され、
前記一対の固定接触子の他方の前記延長部が前記絶縁ホルダーの短手方向の他方に寄って配置されていることを特徴とする接点機構。 - 前記可動接触子は、前記一対の可動接点を長手方向の両端側に設けて前記絶縁ホルダーの長手方向に対して斜めに延在する直線状の導電板であることを特徴とする請求項1項に記載の接点機構。
- 前記可動接触子は、前記絶縁ホルダーの長手方向に対して斜めに延在する可動中間部と、この可動中間部の長手方向の一端に形成され、前記絶縁ホルダーの短手方向の一方に配置された前記可動接点を有する第1可動端部と、前記絶縁ホルダーの短手方向の他方に配置された前記可動接点を有する第2可動端部と、を備えている導電部材であることを特徴とする請求項1項又は2項記載の接点機構。
- 前記絶縁ホルダーに、前記一対の固定接触子の前記固定接点及び前記可動接触子の前記一対の可動接点の間に発生したアークが近接するのを防止するアークバリアが形成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の接点機構。
- 前記接点収納ケースに、アーク消弧用ガスが封入されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の接点機構。
- 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の接点機構と、
前記接点機構の前記可動接触子の前記一対の可動接点を前記一対の固定接触子の前記固定接点に接離させる電磁石ユニットと、を備えたことを特徴とする電磁接触器。
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