JP7254617B2 - 給湯装置及び成形機 - Google Patents

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本発明は、給湯装置及び当該給湯装置を備えた成形機に関する。
いわゆるコールドチャンバ式のダイカストマシンは、金型に通じるスリーブ、及びスリーブ内の溶湯を金型内へ押し出すプランジャが、溶湯を貯留する保持炉の外部に設けられる。コールドチャンバ式のダイカストマシンでは、給湯装置から1ショット毎にスリーブ内に溶湯が供給される。
コールドチャンバ式のダイカストマシンでは、一般に、スリーブ内の空気が溶湯に巻き込まれることを防止するために、プランジャを低速と高速の二段階で動作させる二段射出方式が用いられる。仮に、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率が低いと、スリーブ内に残存する空気の量が多くなる。スリーブ内に残存する空気の量が多くなると、例えば、プランジャを低速で動作させる時間が長くなり、鋳造サイクルが長くなる。また、例えば、スリーブ内の空気が溶湯に巻き込まれやすくなり、ダイカスト品の品質が低下する。したがって、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くすることが望まれる。
特許文献1には、スリーブの上部から溶湯を供給する際に、ホッパーを上昇させることにより液面とホッパーとの距離を概略一定となるように保ち、溶湯の充填率を高くできるダイカストマシンが記載されている。しかし、特許文献1のダイカストマシンでは大型の溶湯炉が必要となり、小規模な給湯機構を実現できないという問題がある。
特開2005-118813号公報
本発明が解決しようとする課題は、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くできる給湯装置及び成形機を提供することである。
本発明の一態様の給湯装置は、金型の中に通じ上部に開口部を有するスリーブの中に、前記開口部から溶湯を供給する給湯装置であって、前記開口部に進入可能な給湯口と、前記給湯口の上方に設けられた給湯部と、前記溶湯を保持する保持部と、前記保持部と前記給湯部とを連結し、前記保持部に保持される前記溶湯を前記給湯部に供給する連結部と、一部が前記給湯部の中に設けられ前記溶湯を撹拌する撹拌機構と、前記給湯口、前記給湯部、前記保持部、及び前記連結部の上下移動を可能とする第1の移動機構と、前記開口部への前記溶湯の供給を制御する制御部と、前記保持部、前記給湯部、及び、前記連結部の中の前記溶湯を加熱するヒータと、を備える。
上記態様の給湯装置おいて、前記撹拌機構は、周囲に突出部を有し上下方向に延びる回転体と、前記回転体を上下方向に延びる回転軸を中心に回転させるモータと、を有することが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記突出部は、スパイラル形状又は羽根形状であることが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記回転体の前記給湯部に対する上下移動を可能にする第2の移動機構を、更に備え、前記給湯部は、下部に、前記回転体の下端部と嵌合する貫通孔を有し、前記制御部は、前記回転体の下端部と前記貫通孔との嵌合状態を前記第2の移動機構により調整することにより、前記給湯部から前記給湯口への前記溶湯の供給の開始と遮断を制御することが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記下端部はテーパ形状を有することが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記保持部の前記溶湯の湯面位置を測定する湯面センサを、更に備え、前記制御部は、前記湯面センサの測定結果に基づき、前記給湯部から前記給湯口への前記溶湯の供給の遮断を制御することが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記保持部、前記給湯部、及び、前記連結部の質量を測定する質量センサを、更に備え、前記制御部は、前記質量センサの測定結果に基づき、前記給湯部から前記給湯口への前記溶湯の供給の遮断を制御することが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記保持部の前記溶湯の湯面を大気から遮蔽する遮蔽材と、
遮蔽された前記湯面に不活性ガスを供給するガス供給口と、を更に備えることが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記給湯口の内面に気体を噴射する気体噴射装置を、更に備えることが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記給湯口の内面に断熱材を塗布する断熱材塗布装置を、更に備えることが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記給湯部の中の前記溶湯の温度を測定する温度センサを、更に備えることが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、装置全体を水平方向に移動する水平移動機構を、更に備えることが好ましい。
上記態様の給湯装置おいて、前記保持部の前記溶湯の中に、1ショット毎に1ショット分の金属材料を供給する材料供給機構を、更に備えることが好ましい。
本発明の一態様の成形機は、上記態様の給湯装置を備える。
本発明によれば、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くできる給湯装置及び成形機を提供することができる。
第1の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第1の実施形態の給湯装置を示す模式断面図。 第1の実施形態の成形機の信号処理系の構成を示すブロック図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図。 第2の実施形態の給湯装置を示す模式断面図。 第3の実施形態の給湯装置を示す模式断面図。 第4の実施形態の給湯装置を示す模式断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の給湯装置は、金型の中に通じ上部に開口部を有するスリーブの中に、開口部から溶湯を供給する給湯装置であって、開口部に進入可能な給湯口と、給湯口の上方に設けられた給湯部と、溶湯を保持する保持部と、保持部と給湯部とを連結する連結部と、給湯部の中に設けられ溶湯を撹拌する撹拌機構と、給湯口の上下移動を可能とする第1の移動機構と、開口部への溶湯の供給を制御する制御部と、を備える。また、第1の実施形態の成形機は、上記給湯装置を備える。
図1は、第1の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図1は、一部に断面図を含む側面図である。図2は、第1の実施形態の給湯装置を示す模式断面図である。図1では、給湯装置の図示を省略している。図3は、第1の実施形態の成形機の信号処理系の構成を示すブロック図である。
第1の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第1の実施形態のダイカストマシン100は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
ダイカストマシン100は、型締装置10.押出装置12、射出装置14、金型16、制御ユニット18、給湯装置20を備える。
射出装置14は、スリーブ22、プランジャ24、射出駆動部25、位置センサ27を有する。プランジャ24は、プランジャチップ24aとプランジャロッド24bを含む。スリーブ22には、開口部28が設けられる。
金型16は、固定金型16aと移動金型16bを含む。
ダイカストマシン100は、金型16の内部(図1中のキャビティCa)に液状金属(溶湯)を射出し、その液状金属を金型16内で凝固させることにより、ダイカスト品を製造する機械である。金属は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛合金、又は、マグネシウム合金である。
金型16は、型締装置10と射出装置14との間に設けられる。金型16は、固定金型16aと移動金型16bを含む。
型締装置10は、金型16の開閉及び型締めを行う機能を有する。
射出装置14は、金型16の内部に液状金属を射出する機能を有する。射出装置14は、図1に示すように、スリーブ22、プランジャ24、射出駆動部25、位置センサ27を有する。
スリーブ22は、金型16の中に通じる。スリーブ22は、例えば、固定金型16aに連結された筒状の部材である。スリーブ22は、例えば、円筒形状である。
プランジャ24は、スリーブ22の中を摺動する。プランジャロッド24bの先端に固定されたプランジャチップ24aが、スリーブ22の中を前後方向に摺動する。スリーブ22の中をプランジャチップ24aが前方へ摺動することにより、スリーブ22の中の溶湯Mが金型16の中に押し出される。
射出駆動部25は、プランジャ24を前後方向に駆動させる機能を備える。射出駆動部25は、例えば、液圧式、電動式、又は液圧式と電動式とを組み合わせたハイブリッド式である。
位置センサ27は、プランジャ24の位置を検出する機能を有する。位置センサ27は、例えば、光学式又は磁気式のリニアエンコーダである。位置センサ27で検出されるプランジャ24の位置を微分することで、プランジャ24の速度を検出することが可能である。
制御ユニット18は、鋳造制御部32、入力装置34、表示装置36を含む。
入力装置34は、例えば、型締装置10の固定ダイプレート(符号省略)に設けられる。入力装置34は、オペレータの入力操作を受け付ける。オペレータは、入力装置34を用いて、ダイカストマシン100の成形条件等の設定が可能となる。
入力装置34は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイを用いたタッチパネルである。
表示装置36は、例えば、型締装置10の固定ダイプレート(符号省略)に設けられる。表示装置36は、例えば、ダイカストマシン100の成形条件、動作状況等を画面に表示する。表示装置36は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。
鋳造制御部32は、型締装置10、押出装置12、及び射出装置14を用いたダイカストマシン100の成形動作を制御する機能を有する。鋳造制御部32は、各種の演算を行って、ダイカストマシン100の各部に制御指令を出力する機能を有する。
鋳造制御部32は、例えば、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで構成される。鋳造制御部32は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、半導体メモリ及び半導体メモリに記憶された制御プログラムを含む。
給湯装置20は、ホッパー40(給湯口)、給湯部42、保持部44、連結部46、撹拌機構48、第1の移動機構50、第2の移動機構52、ヒータ54、湯面センサ56、遮蔽カバー58(遮蔽材)、金属供給口59、遮蔽扉60、ガス供給口62、支持部64、支持台66、車輪68(水平移動機構)、気体噴射装置70、断熱材塗布装置72、温度センサ74、インゴット供給機76(材料供給機構)、給湯制御部78(制御部)を備える。なお、図2では、給湯制御部78の図示を省略している。
図2に示すように、スリーブ22には、開口部28が設けられる。開口部28は、スリーブ22の上部に設けられる。給湯装置20は、開口部28からスリーブ22の中に、溶湯Mを供給し、スリーブ22内に溶湯Mを充填する機能を有する。
ホッパー40は、例えば、上部が漏斗形状であり、下部が円筒形状である。ホッパー40は、スリーブ22の開口部28に進入可能である。ホッパー40は、第1の移動機構50を用いて上下に移動する。ホッパー40は、給湯口の一例である。ホッパー40は、例えば、鋼板で形成される。
給湯部42は、ホッパー40の上方に設けられる。給湯部42は、下部に貫通孔42aを有する。給湯部42は、例えば、円筒形状のセラミックス管である。給湯部42は、溶湯Mのホッパー40への供給と遮断を行う機能を有する。
保持部44は、給湯部42の側方に設けられる。保持部44は、例えば、セラミックスで形成される炉である。保持部44は、溶湯Mの保持と保温を行う機能を有する。
連結部46は、保持部44と給湯部42との間に設けられる。連結部46は、例えば、円筒形状のセラミックス管である。連結部46は、保持部44に保持される溶湯Mを給湯部42に供給する機能を有する。
ヒータ54は、給湯部42、保持部44、及び連結部46の周囲に設けられる。ヒータ54は、給湯部42、保持部44、及び連結部46の中の溶湯Mを加熱する機能を有する。
撹拌機構48は、一部が給湯部42の中に設けられる。撹拌機構48は、回転体80とモータ82とを有する。撹拌機構48は、給湯部42の中の溶湯Mを撹拌し、溶湯Mの温度ムラを低減する機能を有する。
回転体80は、上下方向に延びる。回転体80は、例えば、円柱形状のセラミックスである。
回転体80は、周囲に突出部80aを有する。突出部80aは、例えば、スパイラル形状又は羽根形状である。図2では、突出部80aがスパイラル形状の場合を示す。
回転体80が突出部80aを有することにより、溶湯Mの撹拌効果が増大する。また、回転体80が突出部80aを有することにより、溶湯Mを貫通孔42aに向けて押し出す推力が生まれる。
回転体80の下端部には、プラグ80bが設けられる。貫通孔42aはプラグ80bと嵌合する。プラグ80bが貫通孔42aに嵌合されることにより、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給が遮断される。
モータ82は、給湯部42の上方に設けられる。モータ82は、回転体80を上下方向に延びる回転軸(図2中のC)を中心に回転させる機能を有する。
支持部64は、保持部44の下方に設けられる。支持部64は、給湯部42、保持部44、及び連結部46を支持する機能を有する。
支持台66は、支持部64の下方に設けられる。支持台66は、支持部64を支持する機能を有する。
第1の移動機構50は、例えば、支持台66と支持部64の間に設けられる。第1の移動機構50は、ホッパー40、給湯部42、保持部44、及び連結部46の上下移動を可能にする。第1の移動機構50により、ホッパー40の開口部28への進入と抜去が行われる。第1の移動機構50は、例えば、例えば、電動ジャッキ又は油圧ジャッキである。
第2の移動機構52は、例えば、給湯部42の上方に設けられる。第2の移動機構52は、回転体80の給湯部42に対する上下移動を可能にする。第2の移動機構52は、例えば、アクチュエータである。第2の移動機構52は、例えば、空気圧シリンダ、油圧シリンダ、又は、ソレノイドアクチュエータである。
遮蔽カバー58は、保持部44及び給湯部42の湯面を大気から遮蔽する。遮蔽カバー58は、遮蔽材の一例である。
ガス供給口62は、遮蔽カバー58に設けられる。ガス供給口62から、湯面に不活性ガスが供給される。不活性ガスは、例えば、窒素ガス又はアルゴンガスである。ガス供給口62から不活性ガスを供給することにより、溶湯Mの酸化が抑制される。
金属供給口59は、保持部44の上方に設けられる。金属供給口59は、遮蔽カバー58に設けられる。金属供給口59から保持部44の溶湯Mの中に、溶湯Mと同一組成の金属材料が供給される。金属材料は、例えば、インゴットである。
遮蔽扉60は、金属供給口59の上方に設けられる。遮蔽扉60は、金属材料を保持部44に供給する時以外は、閉ざされる。
湯面センサ56は、保持部44の湯面の上方に設けられる。湯面センサ56は、例えば、湯面の上方から湯面位置を測定する非接触式のセンサである。湯面センサ56は、例えば、光学式又は超音波式のセンサである。
温度センサ74は、例えば、給湯部42の下部に設けられる。温度センサ74は、給湯部42の中の溶湯Mの温度を測定する機能を有する。温度センサ74を用いて、溶湯Mの温度は、例えば、±2℃以内に制御される。
気体噴射装置70は、ホッパー40の上部側面に設けられる。気体噴射装置70は、ホッパー40の内面に、例えば、ショット毎に空気を噴出して清掃する機能を有する。
断熱材塗布装置72は、ホッパー40の上部側面に設けられる。断熱材塗布装置72は、ホッパー40の内面に、濡れ性の良い断熱材を塗布する機能を有する。
車輪68は、支持台66の下方に設けられる。車輪68は、給湯装置20全体を水平方向に移動する機能を有する。車輪68は、水平移動機構の一例である。
インゴット供給機76は、保持部44の上方に設けられる。インゴット供給機76は、例えば、1ショット毎に1ショット分の金属材料を、金属供給口59から保持部44の溶湯Mの中に供給する機能を有する。金属材料は溶湯Mと同一組成である。インゴット供給機76は、例えば、溶湯Mの原料となるインゴットを供給する。インゴット供給機76は、材料供給機構の一例である。
インゴット供給機76は、例えば、インゴットを加熱する図示しない加熱機構を有する。インゴットは、例えば、加熱機構を用いて、所定の温度±5℃以内の温度に保持される。インゴット供給機76は、例えば、半溶融状態のインゴットを、保持部44の溶湯Mの中に供給する。
給湯制御部78は、給湯装置20の給湯動作を制御する機能を備える。給湯制御部78は、スリーブ22の開口部28への溶湯Mの供給を制御する機能を備える。給湯制御部78は、鋳造制御部32と連動して機能する。給湯制御部78は、制御部の一例である。
給湯制御部78は、例えば、第1の移動機構50により、ホッパー40及び給湯部42を上下移動させることにより、ホッパー40の開口部28への進入と抜去を制御する。
給湯制御部78は、例えば、モータ82の回転を制御することにより、回転体80による溶湯Mの撹拌を制御する。
給湯制御部78は、例えば、回転体80の下端部のプラグ80bと貫通孔42aとの嵌合状態を第2の移動機構52により調整することにより、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給の開始と遮断を制御する。給湯制御部78は、例えば、湯面センサ56の測定結果に基づき、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給の遮断を制御する
給湯制御部78は、例えば、1ショットが終了する毎に、インゴット供給機76を動作させて、1ショット分の金属材料を保持部44に供給する。
給湯制御部78は、例えば、温度センサ74の測定結果をヒータ54にフィードバックすることにより、溶湯Mの温度を制御する。
給湯制御部78は、例えば、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで構成される。給湯制御部78は、例えば、CPU、半導体メモリ及び半導体メモリに記憶された制御プログラムを含む。
次に、第1の実施形態の給湯装置20を用いた給湯動作について説明する。図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、及び図11は、第1の実施形態の給湯装置を用いた給湯動作を説明する模式図である。
最初に、保持部44にヒータ54で加熱された溶湯Mを保持する(図4)。保持部44に保持される溶湯Mは、例えば、1ショット分以上10ショット分以下の量である。図4の状態では、プラグ80bは貫通孔42aに嵌合され、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給は遮断されている。また、ホッパー40は、スリーブ22の開口部28から抜去されている。また、回転体80の回転は停止している。
次に、第1の移動機構50により、ホッパー40及び給湯部42を下降させて、ホッパー40の先端をスリーブ22の開口部28に進入させる(図5)。
次に、第2の移動機構52により、回転体80を上昇させて、プラグ80bを貫通孔42aから抜去する(図6)。同時に、モータ82により回転体80を回転させて、給湯部42の中の溶湯Mを撹拌する。給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給が開始される。したがって、開口部28からスリーブ22の中への溶湯Mの供給が開始される。
次に、第1の移動機構50により、ホッパー40及び給湯部42を徐々に上昇を続けながら、開口部28からスリーブ22の中への溶湯Mの供給を続行する(図7、図8)。
次に、溶湯Mの供給量が所定の量に達した時点で、モータ82により回転体80を回転させながら、第2の移動機構52により回転体80を下降させて、プラグ80bを貫通孔42aに挿入する(図9)。プラグ80bと貫通孔42aは嵌合される。プラグ80bと貫通孔42aが嵌合された時点で、回転体80の回転と下降を停止する。
給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給が停止される。したがって、開口部28からスリーブ22の中への溶湯Mの供給が停止される。
溶湯Mの供給量が所定の量に達した否かは、湯面センサ56により、保持部44の湯面位置が所定の位置に達した否かを測定することで判断される。すなわち、1ショット分の溶湯Mが減少した位置に湯面位置が到達した時点で、開口部28からスリーブ22の中への溶湯Mの供給が停止される。
例えば、スリーブ22の中の溶湯Mの充填率が70%以上となるように、溶湯Mの供給量は制御される。なお、充填率とは、スリーブ22のうちのプランジャ24よりも前方の容積に対して、溶湯Mが占める割合を意味する。
次に、スリーブ22内の溶湯Mの射出を開始する(図10)。すなわち、プランジャ24が前進を開始するように射出駆動部25が制御される。プランジャ24は、例えば、プランジャチップ24aが開口部28を塞ぐ位置に達するまで低速で前進させる。
この時、スリーブ22の中の溶湯Mの充填率は、例えば、95%以上である。スリーブ22の中の溶湯Mの充填率は、例えば、100%である。
この時、例えば、気体噴射装置70から空気を噴出して、ホッパー40の内面を清掃する。また、例えば、断熱材塗布装置72から、ホッパー40の内面に、濡れ性の良い断熱材を塗布することで、ホッパー40の内面に溶湯Mの残渣等が付着しにくくする。
次に、プランジャ24の速度を上げて、溶湯Mの射出を行う(図11)。この時、遮蔽扉60をあけ、インゴット供給機76を動作させて、保持部44の溶湯Mの中にインゴットを供給する。インゴットは、溶湯Mと同一組成の金属材料である。インゴットは、1ショット分の溶湯の量に相当する量である。インゴットは、例えば、あらかじめ融点に近い温度まで加熱される。
以上の給湯動作が、ダイカスト品を製造する1ショット毎に繰り返される。言い換えれば、以上の給湯動作が、ダイカストマシン100の鋳造サイクル毎に繰り返される。
次に、第1の実施形態の給湯装置及びダイカストマシンの作用及び効果について説明する。
コールドチャンバ式のダイカストマシンでは、一般に、スリーブ内の空気が溶湯に巻き込まれることを防止するために、プランジャを低速と高速の二段階で動作させる二段射出方式が用いられる。仮に、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率が低いと、スリーブ内に残存する空気の量が多くなる。スリーブ内に残存する空気の量が多くなると、例えば、プランジャを低速で動作させる時間が長くなり、鋳造サイクルが長くなる。また、例えば、スリーブ内の空気が溶湯に巻き込まれやすくなり、ダイカスト品の品質が低下する。したがって、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くすることが望まれる。
第1の実施形態の給湯装置20は、スリーブ22の上部に設けられた開口部28から、溶湯Mを供給する。したがって、例えば、70%以上の高い充填率を実現することが可能となる。よって、短い鋳造サイクルと高い品質のダイカスト品の製造が可能となる。充填率は、80%以上であることが好ましい。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、第1の移動機構50により、ホッパー40及び給湯部42を徐々に上昇を続けながら、開口部28からスリーブ22の中への溶湯Mの供給を行うことが可能となる。したがって、例えば、湯面が波立つことによる空気の溶湯Mへの巻き込みが抑制される。よって、高い品質のダイカスト品の製造が可能となる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、給湯部42、保持部44、及び連結部46の周囲にヒータ54を設けて、溶湯Mを加熱する。また、給湯部42内の溶湯Mを、撹拌機構48を用いて撹拌する。また、1ショット毎に1ショット分の少量の金属材料を供給する。したがって、溶湯Mの総量が少なくても、温度ムラが抑制された品質の高い溶湯をスリーブ22内に供給することが可能となる。よって、例えば、10ショット分以下と少ない溶湯Mを保持する小規模な給湯装置20が実現できる。
給湯装置20を小規模にすることで、例えば、ダイカスト品を製造する際の、省エネルギーが実現できる。また、地震等の災害の際の安全性を高くすることが可能となる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、回転体80が突出部80aを有することにより、溶湯Mを貫通孔42aに向けて押し出す推力が生まれる。したがって、溶湯Mを自重により落下させてスリーブ22に供給する場合と比較して、給湯速度が速くなる。よって、短い鋳造サイクルの実現が可能となる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、モータ82により回転体80を回転させながら、第2の移動機構52により回転体80を下降させて、プラグ80bを貫通孔42aに嵌合することで、溶湯Mのホッパー40への供給を停止する。プラグ80bを回転させながら貫通孔42aに挿入することで、例えば、貫通孔42aの内面に溶湯Mの残渣等が付着していた場合でも、プラグ80bの回転により除去され、溶湯Mの確実な遮断が実現できる。したがって、高い精度でスリーブ22への溶湯Mの供給が実現できる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、1ショット分の溶湯Mの供給量を、湯面センサ56の測定に基づき判断することにより、高い精度でスリーブ22への溶湯Mの供給が実現できる。
例えば、スリーブ22への溶湯Mの供給精度は、±2%以内となる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、気体噴射装置70を備えることにより、ホッパー40の内面が清浄に保たれる。また、断熱材塗布装置72から、ホッパー40の内面に、濡れ性の良い断熱材を塗布することで、ホッパー40の内面に溶湯Mの残渣等が付着しにくくすることができる。したがって、清浄な溶湯Mをスリーブ22へ供給することが可能となる。よって、高い品質のダイカスト品の製造が可能となる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、溶湯Mを貯める領域が、給湯部42、保持部44、及び連結部46の3つの単純な形状の部品で構成される。したがって、分解及び清掃が容易となり、給湯装置20メインテナンス性が高くなる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、温度センサ74とヒータ54を用いて、溶湯Mの温度を高い精度で制御できる。したがって、高い品質のダイカスト品の製造が可能となる。
また、第1の実施形態の給湯装置20は、車輪68を備えることにより、水平方向の移動が容易である。したがって、給湯装置20メインテナンス性が高くなる。
第1の実施形態の給湯装置20は、給湯部42、保持部44、及び連結部46のセラミックス部材の接合部での密着性を高くするための図示しない圧力印加機構を備えることが好ましい。圧力印加機構は、例えば、空気圧シリンダである。圧力印加機構を備えることで、給湯部42、保持部44、及び連結部46の接合部からの湯漏れを抑制することが可能となる。
第1の実施形態の給湯装置20は、1ショット前のビスケットの厚さを用いて、次のショットのためにスリーブ22に供給する溶湯Mの量を補正することが好ましい。高い精度でスリーブ22への溶湯Mの供給が実現できる。
以上、第1の実施形態によれば、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くできる給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。また、総合的に優れた特性を備えた給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の給湯装置及び成形機は、回転体の下端部がテーパ形状を有すること以外は、第1の実施形態の給湯装置及び成形機と同様である。したがって、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図12は、第2の実施形態の給湯装置を示す模式断面図である。
回転体80の下端部のプラグ80bは、下方に向かって径が狭まるテーパ形状を備える。貫通孔42aはプラグ80bと嵌合する。プラグ80bが貫通孔42aに嵌合されることにより、給湯部42からホッパー40への供給が遮断される。
プラグ80bがテーパ形状を備えることにより、貫通孔42aとプラグ80bとの接触部が、面接触ではなく、線接触となる。したがって、溶湯Mのより確実な遮断が実現できる。したがって、高い精度でスリーブ22への溶湯Mの供給が実現できる。
以上、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くできる給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。また、総合的に優れた特性を備えた給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。さらに、高い精度でスリーブ22への溶湯Mの供給が実現できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の給湯装置及び成形機は、保持部、給湯部、及び、連結部の質量を測定する質量センサを、更に備え、制御部は、質量センサの測定結果に基づき、給湯部から給湯口への溶湯の供給の遮断を制御する点で、第1の実施形態の給湯装置及び成形機と異なる。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図13は、第3の実施形態の給湯装置を示す模式断面図である。
第3の実施形態の給湯装置は、質量センサ84を備える。質量センサ84は、質量センサ84の上にある給湯装置の構成部品及び溶湯Mの質量を測定することが可能である。
給湯制御部78は、例えば、質量センサ84の測定結果に基づき、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給の遮断を制御する。例えば、1ショット分の溶湯Mの質量が減少したと判断された時点で、開口部28からスリーブ22の中への溶湯Mの供給が停止される。
第3の実施形態の給湯装置によれば、質量センサ84を用いて、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給の遮断を制御することにより、高い精度でスリーブ22への溶湯Mの供給が実現できる.例えば、スリーブ22への溶湯Mの供給精度は、±1%以内となる。
以上、第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くできる給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。また、総合的に優れた特性を備えた給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の給湯装置及び成形機は、溶融状態の金属材料を保持部に供給する点で、第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図14は、第4の実施形態の給湯装置を示す模式断面図である。
第4の実施形態の給湯装置は、溶融金属供給管86(材料供給機構)を備える。溶融金属供給管86は、保持部44に、1ショット毎に1ショット分の溶融した金属材料を供給する機能を有する。溶融金属供給管86は、材料供給機構の一例である。
溶融金属供給管86は、一端が保持部44に接続され、他端が、例えば、図示しない溶解炉に接続される。溶融した金属材料が、例えば、溶解炉から図示しない電磁ポンプを用いて、保持部44に供給される。
第4の実施形態の給湯装置は、第1の実施形態よりも1ショット当たりの溶湯量が大きいダイカストマシンに適する。
以上、第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、スリーブ内に溶湯を供給する際の溶湯の充填率を高くできる給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。また、総合的に優れた特性を備えた給湯装置及びダイカストマシンが実現できる。また、第1の実施形態よりも1ショット当たりの溶湯量が大きいダイカストマシンに好適に用いられる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。実施形態においては、給湯装置及び成形機などで、本発明の説明に直接必要としない部分については記載を省略したが、必要とされる、給湯装置及び成形機などに関わる要素を適宜選択して用いることができる。
第1ないし第4の実施形態においては、プラグ80bが貫通孔42aに嵌合され、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給が遮断されている際に、回転体80の回転が停止する場合を例に説明した。しかし、プラグ80bが貫通孔42aに嵌合され、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給が遮断されている際に、回転体80を回転させ、溶湯Mの撹拌を行うことも可能である。この際、例えば、回転体80の回転数を、給湯部42からホッパー40への溶湯Mの供給が行われている際と同様の回転数、又は、小さい回転数とすることが可能である。
第1ないし第3の実施形態において、加熱したインゴットを保持部44に供給する場合を例に説明したが、常温のインゴットを保持部44に供給しても構わない。
第1ないし第4の実施形態においては、ダイカストマシンを成形機の例として説明したが、本発明を射出成形機等に適用することも可能である。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての給湯装置及び成形機は、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその均等物の範囲によって定義されるものである。
16 金型
20 給湯装置
22 スリーブ
28 開口部
40 ホッパー(給湯口)
42 給湯部
42a 貫通孔
44 保持部
46 連結部
48 撹拌機構
50 第1の移動機構
52 第2の移動機構
54 ヒータ
56 湯面センサ
58 遮蔽カバー(遮蔽材)
62 ガス供給口
68 車輪(水平移動機構)
70 気体噴射装置
72 断熱材塗布装置
74 温度センサ
76 インゴット供給機(材料供給機構)
78 給湯制御部(制御部)
80 回転体
80a 突出部
80b プラグ(下端部)
82 モータ
84 質量センサ
86 溶融金属供給管(材料供給機構)
100 ダイカストマシン(成形機)
C 回転軸
M 溶湯

Claims (13)

  1. 金型の中に通じ上部に開口部を有するスリーブの中に、前記開口部から溶湯を供給する給湯装置であって、
    前記開口部に進入可能な給湯口と、
    前記給湯口の上方に設けられた給湯部と、
    前記溶湯を保持する保持部と、
    前記保持部と前記給湯部とを連結し、前記保持部に保持される前記溶湯を前記給湯部に供給する連結部と、
    一部が前記給湯部の中に設けられ前記溶湯を撹拌する撹拌機構と、
    前記給湯口、前記給湯部、前記保持部、及び前記連結部の上下移動を可能とする第1の移動機構と、
    前記開口部への前記溶湯の供給を制御する制御部と、
    前記保持部、前記給湯部、及び、前記連結部の中の前記溶湯を加熱するヒータと、
    を備えることを特徴とする給湯装置。
  2. 前記撹拌機構は、周囲に突出部を有し上下方向に延びる回転体と、前記回転体を前記上下方向に延びる回転軸を中心に回転させるモータと、を有することを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
  3. 前記突出部は、スパイラル形状又は羽根形状であることを特徴とする請求項記載の給湯装置。
  4. 前記回転体の前記給湯部に対する上下移動を可能にする第2の移動機構を、更に備え、
    前記給湯部は、下部に、前記回転体の下端部と嵌合する貫通孔を有し、
    前記制御部は、前記回転体の下端部と前記貫通孔との嵌合状態を前記第2の移動機構により調整することにより、前記給湯部から前記給湯口への前記溶湯の供給の開始と遮断を制御することを特徴とする請求項3記載の給湯装置。
  5. 前記下端部はテーパ形状を有することを特徴とする請求項記載の給湯装置。
  6. 前記保持部の前記溶湯の湯面位置を測定する湯面センサを、更に備え、
    前記制御部は、前記湯面センサの測定結果に基づき、前記給湯部から前記給湯口への前記溶湯の供給の遮断を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項いずれか一項記載の給湯装置。
  7. 前記保持部、前記給湯部、及び、前記連結部の質量を測定する質量センサを、更に備え、
    前記制御部は、前記質量センサの測定結果に基づき、前記給湯部から前記給湯口への前記溶湯の供給の遮断を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項いずれか一項記載の給湯装置。
  8. 前記保持部の前記溶湯の湯面を大気から遮蔽する遮蔽材と、
    遮蔽された前記湯面に不活性ガスを供給するガス供給口と、を更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項いずれか一項記載の給湯装置。
  9. 前記給湯口の内面に気体を噴射する気体噴射装置、及び、前記給湯口の内面に断熱材を塗布する断熱材塗布装置の少なくともいずれか一方を、更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項いずれか一項記載の給湯装置。
  10. 前記給湯部の中の前記溶湯の温度を測定する温度センサを、更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項いずれか一項記載の給湯装置。
  11. 装置全体を水平方向に移動する水平移動機構を、更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項10いずれか一項記載の給湯装置。
  12. 前記保持部の前記溶湯の中に、1ショット毎に1ショット分の金属材料を供給する材料供給機構を、更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項11いずれか一項記載の給湯装置。
  13. 請求項1ないし請求項12いずれか一項記載の給湯装置を備える成形機。
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