JP7252721B2 - 窓開閉検出装置 - Google Patents
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Description
また、ホールセンサの他に、リードスイッチやMRセンサ等の磁気センサを用いて磁場の強さを検出する方法等も提案されている。
このため、場合によっては、磁気センサを配置することができない可能性があり、磁気センサの種類を変更しなければならない可能性がある。また、磁気センサを、磁場を検出する位置として適性な位置に配置することが困難であるため、検出磁場が弱くなることから、別途集磁体を設け感度を高める必要があり、その結果、磁気センサの形状が大きくなり、磁気センサの形状の点でも、配置位置に制約を受ける可能性がある。そのため、配置位置の自由度がより高く、窓やクレセント錠の開閉状態をより高精度に検出することの可能な窓開閉検出装置が望まれていた。
また、本発明の他の態様に係る窓開閉検出装置は、クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、を備え、前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうちのいずれか二つの軸方向の成分のベクトル和の大きさと予め設定された二つの閾値との大小関係から、前記ベクトル和の大きさが、前記二つの閾値によって区切られる、前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出することを特徴としている。
また、本発明の他の態様に係る窓開閉検出装置は、クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、を備え、前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうちのいずれか二つの軸方向の成分の組のベクトル和の大きさと、他の二つの軸方向の成分の組のベクトル和の大きさと、予め前記組毎に設定された閾値との大小関係から、前記ベクトル和と前記閾値との大小関係が、予め設定した前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出することを特徴としている。
また、本発明の他の態様に係る窓開閉検出装置は、クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、を備え、前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうちのいずれか二つの軸方向の成分のベクトル和のうち、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が施錠状態から開錠状態に移行したときの前記ベクトル和の変化量と、前記クレセント錠が開錠状態で前記窓が閉状態から開状態に移行したときの前記ベクトル和の変化量との和が最大となる二つの軸を判定用軸として予め記憶しており、前記磁気センサの出力信号から得られる前記判定用軸方向の成分のベクトル和の大きさと予め設定された二つの閾値との大小関係から、前記判定用軸方向の成分のベクトル和の大きさが、前記二つの閾値によって区切られる、前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出することを特徴としている。
さらに、本発明の他の態様に係る窓開閉検出装置は、クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、を備え、前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、前記信号処理部は、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が施錠状態にあるとき、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が開錠状態にあるとき、及び前記窓が開状態にあるときの、前記磁気センサの出力信号から得られる前記三軸方向の成分それぞれのベクトルの向きの組み合わせを判定用の向きの組み合わせとして予め記憶しており、前記磁気センサの出力信号から得られる前記三軸方向の成分のベクトルの向きの組み合わせと前記判定用の向きの組み合わせとを照合して前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出することを特徴としている。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一部分には同一符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係等は現実のものとは異なる。
図1に示す窓開閉検出装置100は、開閉状態検出用マグネット1と、施錠状態検出用マグネット2と、センサユニット3と、を備える。窓開閉検出装置100は、図2に示すように、サッシ窓等、引き違いの窓7に設けられたクレセント錠9の施錠状態及び窓7の開閉状態を検出する。
センサユニット3は、図2に示すように、ベース部9bの上部に固定される。
磁気センサ3aは、磁場の直交する三軸方向の成分を個別に検出することの可能な三軸磁気センサであって、磁気センサ3aの直交する三軸をX軸、Y軸、Z軸としたとき、磁気センサ3aは、図2に示すように、窓7の上下方向がX軸、窓7に面する方向がY軸、窓7が開閉する方向がZ軸となるように配置される。また、磁気センサ3aは、クレセント錠9が完全に施錠されている状態で、操作レバー9dの先端部近傍に設けられた施錠状態検出用マグネット2と磁気センサ3aとが略対向するように配置される。つまり、開閉状態検出用マグネット1と施錠状態検出用マグネット2と磁気センサ3aとは、開閉状態検出用マグネット1による磁場と施錠状態検出用マグネット2による磁場と、を共に、磁気センサ3aが検出することができる位置に配置される。なお、ここでは、磁気センサ3aとして、磁場の直交する三軸方向の成分を個別に検出する三軸磁気センサを用いる場合について説明したが、これに限るものではなく、磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出することの可能なセンサであれば適用することができ、例えば、磁場の二つの軸方向の成分を個別に検出する磁気センサであってもよく、また、磁場の一軸方向の成分のみを検出する磁気センサを二つ以上備えていてもよい。
通信部3cは、例えば、センサユニット3から離れた場所に配置された監視装置4との間で無線通信を行い、判定部31での判定結果を、監視装置4に送信する。
電源部3dは、例えば電池等で構成され、センサユニット3内の各部に電力供給を行う。
コントローラ3bは、磁気センサ3aに印加される磁場の強さ、つまり3軸磁気成分のベクトル和の大きさから、施錠状態(窓閉状態)、開錠状態(窓は閉状態)、窓開状態の三状態のいずれの状態にあるかを判定する。
閾値TH1、TH2は、予め施錠状態、開錠状態、窓開状態の三状態にあるときのベクトル和の大きさを検出し、これら三状態を識別可能な値に設定すればよい。
また、上記実施形態においては、磁気センサ3aの出力信号に基づき、3軸磁気成分のベクトル和の大きさと、閾値TH1、TH2とを比較することで、窓7の開閉状態及びクレセント錠9の施錠状態を検出する場合について説明したが、これに限るものではない。
具体的には、開閉状態検出用マグネット1及び施錠状態検出用マグネット2のうちの一方(例えば施錠状態検出用マグネット2)を、三軸のうちの一軸(例えばX軸)と対応付け、他方(開閉状態検出用マグネット1)を三軸のうちの他の一軸(例えばY軸)と対応付ける。そして、クレセント錠9が施錠状態のときに、検出される磁場のX軸の成分が閾値を超え、開錠状態のときには閾値以下となり、窓7が閉状態のときにY軸の成分が閾値を超え、窓が開状態のときに閾値以下となるように各構成品を配置してもよい。逆に、磁場のX軸の成分、また、Y軸の成分が閾値以下となるときに、施錠状態又は開状態となるように配置してもよい。
具体的には、X軸閾値、Y軸閾値及びZ軸閾値を設定し、施錠状態時、開錠状態時、及び窓開時のそれぞれについて、各状態にあるときの、磁気センサ3aで検出される磁場のX軸、Y軸及びZ軸それぞれの成分と、対応するX軸閾値、Y軸閾値及びZ軸閾値との大小関係を予め検出し、3軸の成分について閾値との大小関係の組み合わせを3軸閾値の状態として、各状態と対応付けて所定の記憶領域に格納しておく。
3軸閾値の状態は、例えば、印加されている磁場が各軸の設定閾値以上である場合を“1”、設定閾値を超えなかった場合を“0”と表すものとし、施錠状態時はX軸閾値:“1”、Y軸閾値:“1”、Z軸閾値“1”、開錠状態時はX軸閾値:“1”、Y軸閾値:“1”、Z軸閾値“0”、窓開時はX軸閾値:“0”、Y軸閾値:“0”、Z軸閾値“0”というように表す。そして、3軸の成分の“0”と“1”の組み合わせと、検出した3軸の大小関係の組み合わせとにより窓及び鍵や窓の状態を判別すればよい。
また、例えば窓及び鍵の各状態について、X軸、Y軸、Z軸を検知軸として割り当て、各軸に任意の閾値を1つ設け、検出した磁場の各成分が、その閾値を超えたかどうかを判定することにより状態を判別するようにしても良い。
具体的にはX軸を施錠状態判定軸とし、印加されている磁場がX軸の閾値Xを超えていれば施錠状態、Y軸を開錠状態判定軸とし、印加されている磁場がY軸の閾値Yを超えていなければ開錠状態、Z軸を窓開状態判定軸とし、印加されている磁場がZ軸の閾値Zを超えていなければ窓開状態と判別するようにしても良い。
具体的には、磁気センサ3aの出力信号に基づき磁場の任意の二つの軸方向の成分のベクトル和(例えばX軸とY軸)の大きさを算出する。そして、ベクトル和の大きさが閾値THXY2を超えるときにはクレセント錠9が施錠状態、ベクトル和の大きさが閾値THXY1(THXY1<THXY2)を超えるがTHXY2以下であるときにはクレセント錠9が開錠状態、ベクトル和の大きさが閾値THXY1以下であるときには窓7が開状態であると判定する。また、さらに磁場のX軸とY軸の二つの軸方向の成分の組とは別の任意の二つの軸方向の成分の組(例えば磁場のX軸とZ軸)のベクトル和を用いて、磁場のX軸とY軸の軸方向の成分のベクトル和の大きさが閾値THXYを超えるときにはクレセント錠9が施錠状態、閾値THXYを超えない場合は開錠状態、磁場のX軸とZ軸の軸方向の成分のベクトルの和の大きさが閾値THXZを超えるときには窓7が閉状態、閾値THXZを超えない場合は窓7が開状態と判定することもできる。
具体的にはX軸方向及びY軸方向の成分のベクトル和に対する閾値(XY軸閾値)、Y軸方向及びZ軸方向成分のベクトル和に対する閾値(YZ軸閾値)、Z軸方向及びX軸方向の成分のベクトル和に対する閾値(ZX軸閾値)を設定し、施錠状態時、開錠状態時、及び窓開時のそれぞれについて、各状態にあるときの、磁気センサ3aで検出される磁場のX軸成分及びY軸成分のベクトル和、Y軸成分及びZ軸成分、Z軸成分及びX軸成分のベクトル和と、対応する閾値との大小関係を予め検出し、2軸の成分のベクトル和それぞれについて、閾値との大小関係の組み合わせを3軸の閾値の状態として、各状態と対応付けて所定の記憶領域に格納しておく。
勿論全ての2軸のベクトル和に対する閾値を必ずしも使う必要は無く、任意の2組の2軸のベクトル和に対する閾値の状態の組み合わせを用いて窓の状態を判別するようにしてもよい。
また、磁場のX軸方向及びY軸方向の成分のベクトル和の大きさ、磁場のX軸方向及びZ軸方向の成分のベクトル和の大きさ、磁場のY軸方向及びZ軸方向の成分のベクトル和の大きさを算出し、ベクトル和の大きさそれぞれに対して二つ以上の閾値を設け、一番磁場の変化量の大きな二つの軸の成分のベクトル和の大きさに基づき、マグネット1、2と、磁気センサ3aとの相対位置を判断し、窓7の開閉状態及びクレセント錠9の施錠状態を検知するようにしてもよい。
第一の方法としては、例えば、図5に示すように、閾値TH2よりも大きい閾値TH3を設定する。そして、3軸磁気成分のベクトル和の大きさが閾値TH3を超える状態となる、想定以上の強さの磁場が磁気センサ3aに印加された場合に、不正磁場であると判定する。閾値TH3は、窓7が閉状態であり且つクレセント錠9が施錠状態にあるときの3軸磁気成分のベクトル和の大きさがとり得る値よりも大きな値であり、想定以上の強さの磁場が印加されたとみなすことのできる値に設定される。
第三の方法としては、磁気センサ3aに印加される磁場の三軸方向の成分を表すベクトルの向きが、窓7の開閉状態、及びクレセント錠9の施錠または開錠状態にあるときに取り得るベクトルの向きとは異なる方向に向いた場合に不正磁場と判定するようにしてもよい。また、これら第一から第三の方法を複数組み合わせて不正磁場を検出するようにしてもよい。
つまり、侵入者がハンマー等により窓ガラスを叩いた場合、窓ガラスは大きく振動する。窓ガラスの振動に伴い、窓ガラスに取り付けられた開閉状態検出用マグネット1も同期して振動する。開閉状態検出用マグネット1の振動に伴って、磁気センサ3aに印加される磁場の強さも変化する。
上記実施形態において、電源部3dは電池に限るものではなく、例えば、太陽光発電機であってもよくセンサユニット3内の各部に電力供給を行うことができればよい。
また、通信部3cは無線に限るものではなく、有線で監視装置4との間で通信を行うようにしてもよい。
また、コントローラ3bは、磁気センサ3a内に設けてもよく、また、センサユニット3の外部に設け、磁気センサ3aの検出信号を通信部3cによりコントローラ3bに送信するようにしてもよい。
また、監視装置4をセンサユニット3内に設け、センサユニット3の配置位置において警報を発すること等により異常を通知するようにしてもよい。
2 施錠状態検出用マグネット
3 センサユニット
3a 磁気センサ
3b コントローラ
3c 通信部
3d 電源部
4 監視装置
100 窓開閉検出装置
Claims (6)
- クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、
前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、
磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、
前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、
を備え、
前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、
前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のベクトル和の大きさと予め設定された二つの閾値との大小関係から、前記ベクトル和の大きさが、前記二つの閾値によって区切られる、前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する窓開閉検出装置。 - クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、
前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、
磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、
前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、
を備え、
前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、
前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうち、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が施錠状態から開錠状態に移行したときの前記成分の変化量と、前記クレセント錠が開錠状態で前記窓が閉状態から開状態に移行したときの前記成分の変化量との和が最大となる軸を判定用軸として予め記憶しており、
前記磁気センサの出力信号から得られる前記判定用軸方向の成分と予め設定された二つの閾値との大小関係から、前記判定用軸方向の成分の大きさが、前記二つの閾値によって区切られる、前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する窓開閉検出装置。 - クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、
前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、
磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、
前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、
を備え、
前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、
前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうちのいずれか二つの軸方向の成分のベクトル和の大きさと予め設定された二つの閾値との大小関係から、前記ベクトル和の大きさが、前記二つの閾値によって区切られる、前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する窓開閉検出装置。 - クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、
前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、
磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、
前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、
を備え、
前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、
前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうちのいずれか二つの軸方向の成分の組のベクトル和の大きさと、他の二つの軸方向の成分の組のベクトル和の大きさと、予め前記組毎に設定された閾値との大小関係から、前記ベクトル和と前記閾値との大小関係が、予め設定した前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する窓開閉検出装置。 - クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、
前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、
磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、
前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、
を備え、
前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、
前記信号処理部は、前記三軸方向の成分のうちのいずれか二つの軸方向の成分のベクトル和のうち、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が施錠状態から開錠状態に移行したときの前記ベクトル和の変化量と、前記クレセント錠が開錠状態で前記窓が閉状態から開状態に移行したときの前記ベクトル和の変化量との和が最大となる二つの軸を判定用軸として予め記憶しており、
前記磁気センサの出力信号から得られる前記判定用軸方向の成分のベクトル和の大きさと予め設定された二つの閾値との大小関係から、前記判定用軸方向の成分のベクトル和の大きさが、前記二つの閾値によって区切られる、前記クレセント錠の施錠状態及び前記窓の開閉状態の組み合わせを表す三つの状態のうちのいずれの状態にあるかを判定して、前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する窓開閉検出装置。 - クレセント錠に配置された施錠状態検出用マグネットと、
前記クレセント錠によって施錠される引き違いの窓の一方に配置された開閉状態検出用マグネットと、
磁場を互いに異なる少なくとも二方向から検出する磁気センサと、
前記磁気センサの出力信号に基づき前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する信号処理部と、
を備え、
前記磁気センサは、前記窓の他方の、前記開閉状態検出用マグネットの磁場の強さ及び前記施錠状態検出用マグネットの磁場の強さを共に感知する位置に配置され、且つ磁場の互いに直交する三軸方向の成分を個別に検出する3軸磁気センサで構成され、
前記信号処理部は、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が施錠状態にあるとき、前記窓が閉状態で前記クレセント錠が開錠状態にあるとき、及び前記窓が開状態にあるときの、前記磁気センサの出力信号から得られる前記三軸方向の成分それぞれのベクトルの向きの組み合わせを判定用の向きの組み合わせとして予め記憶しており、
前記磁気センサの出力信号から得られる前記三軸方向の成分のベクトルの向きの組み合わせと前記判定用の向きの組み合わせとを照合して前記窓の開閉状態及び前記クレセント錠の施錠状態を検出する窓開閉検出装置。
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