JP7251589B2 - 通知制御装置、通知制御方法および通知制御プログラム - Google Patents

通知制御装置、通知制御方法および通知制御プログラム Download PDF

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Description

本開示は、通知制御装置、通知制御方法および通知制御プログラムに関する。
従来、時計やスマートフォン等の電子機器において、メールや電話の着信があった際、発信者や着信内容等の情報を通知する技術がある(例えば特許文献1参照)。また、電子機器の操作中に通知が飛来した際、ポップアップ等により通知が行われる構成もあり、ユーザは通知が飛来したことを認識できる。
特開平11-112617号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、ポップアップ等による通知が行われることにより、ユーザは自身が行っていた操作に対する集中を削がれてしまうおそれがあった。例えば、音声認識検索機能を使用中に通知が行われた場合、ユーザは通知の方に意識が向いてしまい、音声認識検索機能への集中が削がれてしまう場合がありうる。
そこで、1つの側面では、本発明は、通知に基づく報知によるユーザの集中の阻害等の可能性を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つの側面では、ユーザによる入力を受け付ける入力手段と、
外部装置へコマンドの送信を行う送信手段と、
前記外部装置から通知を取得する場合は第1通知または前記第1通知と比較して情報量の少ない第2通知の取得を行う取得手段と、
制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記入力手段による前記入力を受け付けている状態に移行したときに、前記通知の送信を禁止させるコマンドまたは前記外部装置に前記第2通知を送信させるための第1状態情報を前記送信手段を介して前記外部装置へ送信し、前記入力手段による前記入力を受け付けていない所定の状態に移行したときに、前記通知の送信の禁止を解除させるコマンドまたは前記外部装置に前記第1通知を送信させるための第2状態情報を前記送信手段を介して前記外部装置へ送信する、
ことを特徴とする通知制御装置が提供される。
1つの側面では、本発明によれば、通知に基づく報知によるユーザの集中の阻害等の可能性を低減することが可能となる。
一実施例による操作支援装置が適用されるユーザインターフェース用システムの構成を概略的に示す図である。 一実施例による電子機器の概略図である。 電子機器のハードウェア構成を示すブロック図である。 電子機器の機能構成の一例を示す図である。 電子機器の画面例を示す図である。 電子機器の画面例を示す図である。 電子機器の画面例を示す図である。 電子機器の画面例を示す図である。 電子機器の画面例を示す図である。 外部通信装置の処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 外部通信装置の処理装置の機能構成の一例を示す図である。 通知制御装置の動作例の説明用の概略フローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例による電子機器1を含む通知制御装置10の構成を概略的に示す図である。
通知制御装置10は、電子機器1(第1の電子機器の一例)と、外部通信装置3(第2の電子機器の一例)とを含む。以下、ユーザとは、通知制御装置10のユーザを指す。通知制御装置10のユーザは、電子機器1のユーザでもあり、外部通信装置3のユーザでもある。ただし、電子機器1のユーザと、外部通信装置3のユーザとは、異なる場合があってもよい。
電子機器1は、外部通信装置3に対してそれぞれ双方向通信が可能である。この双方向の通信の形態は、無線通信であってもよいし、有線通信であってもよい。
(電子機器)
図2は、一実施例による電子機器1の概略図である。図2に示すように、本実施例の電子機器1は、ウエアラブル端末であり、腕時計型の装置(スマートウォッチ等)として構成されている。なお、変形例では、電子機器1は、ユーザに付帯可能な他の形態であってもよい。
電子機器1は、第1表示部18及び第2表示部24(後述)を備えており、第1表示部18の上に第2表示部24が積層されている。さらに、第2表示部24の上には、後述するタッチパネル17が設けられている。このため、電子機器1においては、第1表示部18の表示に第2表示部24の表示を重ね合わせて表示することが可能であるとともに、表示内容にタッチ操作することが可能となっている。以下では、電子機器1のユーザは、典型的には、電子機器1を腕に装着して使用する。
図3は、電子機器1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、電子機器1は、CPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)11と、ROM(READ ONLY MEMORY)12と、RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)13と、記憶部14と、RTC(REAL TIME CLOCK)部15と、ドライブ16と、タッチパネル17と、第1表示部18と、第1入力部19と、ブルートゥース(登録商標)用アンテナ20と、ブルートゥースモジュール21と、無線LAN(LOCAL AREA NETWORK)アンテナ22と、無線LANモジュール23と、第2表示部24と、脈拍センサ25と、地磁気センサ26と、加速度センサ27と、ジャイロセンサ28と、照度センサ29と、第2入力部30と、GPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)アンテナ31と、GPSモジュール32と、を備えている。
CPU11は、第1CPU11Aと、第2CPU11Bとによって構成される。第1CPU11Aは、各種演算処理を行い、OS(OPERATING SYSTEM)の処理を実行することにより、電子機器1におけるスマートフォンに類する機能を制御する。本実施例において、第1CPU11Aは、ブルートゥースモジュール21あるいは無線LANモジュール23を介して受信した電子メールの着信や気象情報に関するメッセージ等を第1表示部18に表示させたり、タッチパネル17を介して入力される操作を受け付けたりする。また、第1CPU11Aは、第1入力部19を介して入力される音声を認識したり、その他、スマートフォンに類する機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。
また、本実施例において、第1CPU11Aは、RTC部15から所定タイミングで時刻信号を取得する。
第2CPU11Bは、特定のプログラムの処理を実行することにより、第2表示部24に対する表示の指示を行ったり、各種センサの検出結果を取得したり、その他、腕時計の機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。本実施例において、第2CPU11Bは、第1CPU11Aから入力された時刻信号を基準として、時刻を計算したり、時刻、曜日あるいは日付等を第2表示部24に表示させたりする。第2CPU11Bが実行する特定のプログラムの処理(時刻の計算等)は、第1CPU11Aが実行するOSの処理に比べて単純な動作であることから処理負荷が小さく、低消費電力で実行可能である。また、そのため、第2CPU11Bに要求されるハードウェアのスペックは、第1CPU11Aに比べて低いもので足りる。
ROM12は、第1CPU11A及び第2CPU11Bそれぞれからデータの読み出しが可能であり、第1CPU11A及び第2CPU11Bが実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。例えば、ROM12は、第1CPU11Aが実行するOSのプログラムやOSの管理下で実行される各種プログラム、あるいは、第2CPU11Bが実行する特定のプログラム(ここでは、腕時計の機能を実現する組み込み用プログラム)のプログラムを格納する。
RAM13は、第1CPU11A及び第2CPU11Bそれぞれからデータの読み出し及び書き込みが可能であり、第1CPU11A及び第2CPU11Bに作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。例えば、RAM13は、第1CPU11AがOSを実行する際のシステム領域やワークエリアを提供したり、第2CPU11Bが特定のプログラムを実行する際の記憶領域を提供したりする。
記憶部14は、第1CPU11A及び第2CPU11Bそれぞれからデータの読み出し及び書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(ELECTRICALLY ERASABLE AND PROGRAMMABLE
READ ONLY MEMORY)である。記憶部14には、スマートフォンに類する各種機能や腕時計の機能等において生成された各種データ(各種設定内容のデータ等)が記憶される。
RTC部15は、時刻信号を生成する。
ドライブ16には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア41が適宜装着される。リムーバブルメディア41は、各種センサによって検出されたデータ等の各種データを記憶することができる。
タッチパネル17は、第2表示部24の表示画面上に設けられた静電容量方式または抵抗膜式等のタッチパネルである。タッチパネル17は、操作面に対するユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた信号を発生させて、入力信号として第1CPU11Aに出力する。
第1表示部18は、有機ELディスプレイ(OLED)によって構成され、第1CPU11Aの制御に従って、各種情報を表示画面に表示する。
第1入力部19は、音声を電気信号に変換するマイクを備え、入力された音声(操作のための音声コマンド等)を示す信号を第1CPU11Aに出力する。
ブルートゥース用アンテナ20は、ブルートゥースの規格に基づく電磁波を送受信するアンテナであり、例えばモノポールアンテナ等によって構成される。ブルートゥース用アンテナ20は、ブルートゥースモジュール21から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換してブルートゥースモジュール21に出力したりする。
ブルートゥースモジュール21は、第1CPU11Aの指示に従って、ブルートゥース用アンテナ20を介して他の装置に信号を送信する。また、ブルートゥースモジュール21は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1CPU11Aに出力する。無線LANアンテナ22は、無線LANモジュール23によって利用される無線通信に対応した周波数の電波を受信可能なアンテナであり、例えばループアンテナやロッドアンテナによって構成される。無線LANアンテナ22は、無線LANモジュール23から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換して無線LANモジュール23に出力したりする。
無線LANモジュール23は、第1CPU11Aの指示に従って、無線LANアンテナ22を介して他の装置に信号を送信する。また、無線LANモジュール23は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1CPU11Aに出力する。
第2表示部24は、部分的にまたは全体的に光を透過可能なPN(POLYMER NETWORK)液晶ディスプレイから構成され、第2CPU11Bの制御に従って、各種情報を表示画面に表示(ここではセグメント表示)する。
本実施例において、第2表示部24であるPN液晶ディスプレイは、例えば、上述した第1表示部18である有機ELディスプレイの表示画面上に積層されている。このPN液晶ディスプレイは、電位が掛けられていない部位では液晶分子が不規則に並び、光を反射するようになっている。つまり、この電位が掛けられていない部位において、PN液晶ディスプレイによる表示がなされることとなる。一方、電位が掛けられた部位では、液晶分子が表示画面に対して垂直に整列するので、光を透過可能となっている。つまり、この電位が掛けられた部位では、上述の有機ELディスプレイからの光を透過可能となるので、当該PN液晶ディスプレイを介して当該有機ELディスプレイによる表示を視認することができる。すなわち、電子機器1の表示領域では、第1表示部18による表示に第2表示部24による表示を重ね合わせた状態で表示することができるようになっている。
脈拍センサ25は、電子機器1の裏面側(ユーザの腕に面する側)に設置され、電子機器1が装着されたユーザの脈拍を検出する。脈拍センサ25は、検出した脈拍を第2CPU11Bに出力する。
地磁気センサ26は、地磁気の方向を検出し、検出した地磁気の方向を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
加速度センサ27は、電子機器1における3軸方向の加速度を検出し、検出した加速度を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
ジャイロセンサ28は、電子機器1における3軸方向の角速度を検出し、検出した角速度を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
照度センサ29は、第1表示部18の裏面側の所定箇所に設置され、電子機器1の表示領域における明るさ(照度)を検出し、検出した明るさを示す情報を第2CPU11Bに出力する。
第2入力部30は、各種ボタンで構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
GPSアンテナ31は、GPSにおける衛星から発信される電波を受信して電気信号に変換し、変換した電気信号(以下、「GPS信号」と称する)をGPSモジュール32に出力する。
GPSモジュール32は、GPSアンテナ31から入力されたGPS信号に基づいて、電子機器1の位置(緯度、経度、高度)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。また、GPSモジュール32は、検出した位置及び現在時刻を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
なお、図3に示す構成は、あくまで一例であり、多様な変更が可能である。例えば、電子機器1は第1表示部18と第2表示部24とを備えるものとしたが、それに限らず、電子機器1は第1表示部18のみを備えるものであってもよい。また、表示内容が表示される第1表示部18がOLEDで構成されるが、液晶ディスプレイ等の他の表示手段で構成されてもよい。また、電子機器1のCPU11は第1CPU11Aと第2CPU11Bとからなるものとしたが、それに限らず、CPU11は第1CPU11Aの機能と第2CPU11Bの機能の両方を備える1つのCPUであってもよい。また、無線LANモジュール23、ジャイロセンサ28、照度センサ29、GPSモジュール32等が省略されてもよい。
本実施例では、以下でも詳説するが、電子機器1は、第1CPU11Aが、第1入力部19(入力手段の一例)を介して入力される音声を認識する。なお、音声認識方法自体は広く知られており、任意の音声認識エンジンが使用されてもよい。電子機器1は、音声認識に基づく音声認識機能を実行する。音声認識機能は、例えば音声入力による検索機能である。例えば、電子機器1は、ユーザが「〇〇」と発呼すれば、「〇〇」に関連するウェブサイト等を探索し表示する。音声認識機能は、その他、会話機能や、ユーザからの発話による指示に応じて実現される機能(例えば天気の表示機能や、ストップウォッチ等の機能)と連携してもよい。
電子機器1は、外部通信装置3と協動して、通知制御機能を実現する。通知制御機能は、メールや電話の着信等があった際の通知態様を制御することで、通知に基づく報知によるユーザの集中の阻害等の可能性を低減するためのものである。
図4は、以下で説明する通知制御機能に関連した電子機器1の機能構成の一例を示す図である。
電子機器1は、状態情報送信部150と、通知受信部152と、通知報知部154(報知手段の一例)とを含む。状態情報送信部150、通知受信部152、及び通知報知部154は、例えばCPU11がROM12のような記憶装置内のプログラムを実行することで実現できる。
状態情報送信部150は、音声認識機能の状態を表す状態情報を、ブルートゥースモジュール21を介して外部通信装置3に送信する。
本実施例では、一例として、状態情報は、音声認識機能の実行状態、音声入力待ち状態、又は非作動状態のいずれかを表す。音声認識機能の実行状態とは、第1CPU11Aが音声認識処理を実行している状態であり、音声の入力中(入力された音声の認識中を含む)を含む。音声入力待ち状態は、音声が入力されると直ちに第1CPU11Aが音声認識処理を開始できる状態である。非作動状態は、音声が入力されたとしても第1CPU11Aが音声認識処理を実行しえない状態である。例えば、音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態であるときには、第1表示部18等には、音声認識機能用の画面が出力される。この場合、音声認識機能用の画面が他の画面に遷移すると、音声認識機能の状態が実行状態又は音声入力待ち状態から非作動状態に移行したことになる。
通知受信部152は、外部通信装置3から送信される各種の通知を受信する。
通知報知部154は、通知受信部152が各種の通知を受信すると、受信した通知を出力(報知)する。例えば、通知報知部154は、第1表示部18等を介して通知を表示する。なお、通知報知部154は、通知があることが更にユーザに伝わりやすくなるように、通知の出力とともに、振動等を発生させてもよい。
なお、本実施例において、報知の対象となる通知は、任意であり、複数種類のうちからユーザにより選択された種類だけであってもよい。例えば、報知の対象となる通知は、電話の着信、メールの受信、所定のアプリケーションからのプッシュ通知等であってよい。
本実施例では、一例として、電子機器1は、外部通信装置3から所定の通知を受信すると、すぐに当該所定の通知を出力するものとする。所定の通知は、報知の対象となる各種通知の全てであってもよいし、報知の対象となる全ての通知のうちの、一部であってもよい。例えば、所定の通知は、重要度や優先度が他の通知よりも高い通知であってもよい。この場合、重要度や優先度は、あらかじめ決定されてもよいし、ユーザによりカスタマイズ可能であってもよい。ただし、変形例では、後述するように、電子機器1は、外部通信装置3から所定の通知を受信してもすぐに当該所定の通知を出力せず、出力を待機してもよい。
図5A~図5Eは、電子機器1における画面の遷移例とともに通知の一例を示す説明図である。
図5Aには、音声認識機能が非作動状態のときの画面例が示される。図5Aに示す例では、アナログ時計地図表示状態であり、現在地を示すマークM1が表示され、表示領域の中心(現在位置と、針画像の回転中心)を通過するように直交してガイド線GL1,GL2が表示される。ガイド線GL1,GL2の近傍には、地図においてガイド線GL1,GL2がどの位置であるかを示す緯度経度の数値が表示される。これにより、ガイド線GL1,GL2の交点の位置にある現在位置の緯度経度をユーザは簡単に把握することができる。なお、図5Aには、アナログ時計に係る時間を指す針表示HHや、分を指す針表示MH、秒針表示SHが示されている。
図5Bには、音声認識機能が音声入力待ち状態のときの画面(音声認識画面)例が示される。例えば、ユーザは、図5Aに示す非作動状態において、第2入力部30の所定のボタンを長押しすることで、図5Bに示すような音声入力待ち状態へと移行させることができる。音声入力待ち状態では、図5Bに示すように、ユーザに対して音声を入力するように促すメッセージ等が出力されてもよい。
図5Cには、音声認識機能が実行状態のときの画面(音声認識画面)例が示される。例えば、ユーザは、図5Bに示す音声入力待ち状態において、第1入力部19を介して音声を入力する。この場合、図5Cに示すような実行状態を示す画面が出力される。実行状態では、図5Cに示すように、ユーザの音声を認識中であることを示すメッセージ等が出力されてもよい。
図5Dには、地図表示画面が示される。例えば、ユーザは、音声認識機能を利用して、目的地周辺の地図を表示したい場合は、非作動状態の画面(図5A参照)から音声入力待ち状態(図5B参照)の画面に移行させて、「△△(目的地)の地図」と発話することで、図5Dに示すような目的地の地図表示画面を表示させることができる。
図5Eには、地図表示画面の表示状態において通知が出力されたときの画面例が示される。図5Eでは、メールが着信した旨を表す通知表示G50が地図表示上に重畳される態様で出力されている。この場合、ユーザは、例えば通知表示G50をタッチする等により、メールの本文をチェックできる。これにより、通知に基づく報知により、外部通信装置3を取り出すことなく、メール等を適切なタイミングでチェックでき、ユーザの利便性を高めることができる。
(外部通信装置)
外部通信装置3は、任意の電子機器であり、例えばスマートフォンやタブレットのような携帯可能な端末であってもよいし、パーソナルコンピュータのような固定の端末であってもよい。また、他の実施例では、外部通信装置3は、サーバの形態であってよい。この場合、外部通信装置3と電子機器1とは、ネットワーク(図示せず)を介して接続される。この場合、ネットワークは、無線通信網を含み、その他、インターネット、VPN(Virtual Private Network)、WAN(Wide Area Network)、有線ネットワーク、又はこれらの任意の組み合わせ等を含んでもよい。
図6は、外部通信装置3の処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図6に示す例では、処理装置100は、制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、ドライブ装置104、ネットワークI/F部106、入力部107、及び出力部108を含む。
制御部101は、主記憶部102や補助記憶部103に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力部107や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、記憶装置などに出力する。
主記憶部102は、ROM(READ ONLY MEMORY)やRAM(RANDOM ACCESS MEMORY)などである。主記憶部102は、制御部101が実行する基本ソフトウェアであるOS(OPERATING SYSTEM)やアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部103は、HDD(HARD DISK DRIVE)やSSD(SOLID STATE DRIVE)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
ドライブ装置104は、記録媒体105、例えばフレキシブルディスクからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。
記録媒体105は、所定のプログラムを格納する。この記録媒体105に格納されたプログラムは、ドライブ装置104を介して処理装置100にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、処理装置100により実行可能となる。
ネットワークI/F部106は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と処理装置100とのインターフェースである。
入力部107は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウスやタッチパッド等を有する。入力部107は、また、音声通話用等のマイクを含む。
出力部108は、音声通話用等のスピーカを含む。
なお、図6に示す例において、以下で説明する各種処理等は、プログラムを処理装置100に実行させることで実現することができる。また、プログラムを記録媒体105に記録し、このプログラムが記録された記録媒体105を処理装置100に読み取らせて、以下で説明する各種処理等を実現させることも可能である。なお、記録媒体105は、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。例えば、記録媒体105は、CD(COMPACT DISC)-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等であってよい。
図7は、以下で説明する通知制御機能に関連した外部通信装置3の処理装置100の機能構成の一例を示す図である。
外部通信装置3の処理装置100は、通知送信部301と、報知態様制御部302(制御手段の一例)とを含む。通知送信部301及び報知態様制御部302は、図6の制御部101が記憶装置(例えば図6の主記憶部102)内の1つ以上のプログラムを実行することで実現できる。
通知送信部301は、電子機器1と外部通信装置3との間で通信が確立された状態(例えばブルートゥースによる接続が確立された状態)において、ユーザへの通知が発生すると、当該通知を電子機器1に送信する。送信対象の通知は、電話の着信、メールの受信、所定のアプリケーションからのプッシュ通知等であってよい。また、送信対象の通知は、上述した所定の通知を含む。
通知送信部301は、報知態様制御部302による制御下で、所定のタイミングが到来すると、通知を電子機器1に送信する。本実施例では、所定のタイミングは、本来の報知タイミングよりも遅れる場合がある。本来の報知タイミングとは、通知が発生したタイミングと略同時である。なお、「略同時」とは、送信処理等の処理時間による遅延等の僅かな遅れを許容する概念である。
報知態様制御部302は、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合と、それ以外の場合(電子機器1の音声認識機能が非作動状態である場合)とで、電子機器1における通知に基づく報知態様を変化させる。具体的には、報知態様制御部302は、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態において本来の報知タイミングが到来した通知に対しては、当該本来の報知タイミングよりも遅れたタイミングで報知を行わせる。この場合、遅れたタイミングとは、例えば、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態が非作動状態に移行するタイミングであってよい。他方、報知態様制御部302は、電子機器1の音声認識機能が非作動状態において本来の報知タイミングが到来した通知に対しては、当該本来の報知タイミングで報知を行わせる。
本実施例では、一例として、このような報知のタイミングの調整は、通知送信部301が通知を電子機器1に送信するタイミング(上述の所定のタイミング)を調整することで実現される。具体的には、報知態様制御部302は、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態において本来の報知タイミングが到来した通知については、当該本来の報知タイミングよりも遅れた所定のタイミングで、通知送信部301が電子機器1に当該通知を送信するように制御する。他方、報知態様制御部302は、電子機器1の音声認識機能が非作動状態において本来の報知タイミングが到来した通知については、当該本来の報知タイミングで(すなわち通知が発生したタイミングと略同時に)、通知送信部301が電子機器1に当該通知を送信するように制御する。この場合、電子機器1側で報知タイミングを調整することなく、報知タイミングの適正化を図ることができる。ただし、変形例では、報知のタイミングの調整は、電子機器1側で実現されてもよい。
ところで、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合は、ユーザが電子機器1で音声認識機能を利用したい場面である可能性が高く、かかる場面においては、通知が報知されると、かえって利便性が損なわれるおそれがある。例えば、音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態で通知が報知される際に、音声認識機能が非作動状態に復帰する仕様である場合は、再び音声入力をやり直す必要が生じ、ユーザにとって不便となりうる。また、音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態で通知が報知される際に、音声認識機能が非作動状態に復帰しない仕様である場合であっても、音声認識機能の利用を望むユーザにとって通知が邪魔に感じる場合がありうる。例えば、ユーザは自身が行っていた操作(入力)に対する集中を削がれてしまう場合がある。
この点、本実施例によれば、上述のように、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合には、通知に基づく報知が待機されるので、上述のような不都合を防止できる。すなわち、通知を邪魔に感じたり、操作(入力)に対する集中を削がれてしまったりする等の不都合を低減できる。このようにして、本実施例によれば、通知に基づく報知によるユーザの集中の阻害等の可能性を低減できる。
ここで、上述のように電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合に、ある通知が、本来の報知タイミングよりも遅らされて報知されることを、「報知タイミング調整処理」とも称する。
報知タイミング調整処理は、電子機器1に送信する通知の全てに対して実行されてもよいし、電子機器1に送信する通知の一部に対して実行されてもよい。例えば、通知の属性に応じて、所定の属性の通知に対してのみ、報知タイミング調整処理が実行されてもよい。この場合、所定の属性の通知は、重要度や優先度が比較的低い属性の通知であってもよいし、ユーザによりあらかじめ選択された通知であってもよい。例えば、この場合、所定の属性の通知以外の通知については、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合でも報知されることになる。この場合の報知は、好ましくは、音声認識機能の実行状態又は音声入力待ち状態から非作動状態への復帰を伴わない態様で実現されてもよい。この場合、ユーザは、通知を見ながら、音声入力を継続できる。
(動作例)
次に、通知制御装置10の動作例について、図8の概略フローチャートを参照して説明する。以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
図8は、通知制御装置10の動作例の説明用の概略フローチャートである。
まず、電子機器1において、ユーザが音声認識画面に遷移させる(ステップS800)(図5B参照)。なお、音声認識画面への遷移の仕方は、任意であり、タッチパネル17へのタッチ操作でもよいし、第2入力部30に対するボタン操作でもよいし、第1入力部19を介して特定の言葉(例えば、“OK、□□”)の入力をトリガにしてもよい。
音声認識画面への遷移が生じると(すなわち電子機器1の音声認識機能が非作動状態から実行状態又は音声入力待ち状態に移行すると)、電子機器1は、外部通信装置3に無線通信を介して、通知ストップコマンドを送信する(ステップS802)。なお、通知ストップコマンドに代えて、上述した状態情報(実行状態又は音声入力待ち状態を表す情報)が外部通信装置3に送信されてもよい。
ユーザがその後、電子機器1での音声認識機能の利用中、すなわち音声認識機能の利用が終了する(ステップS804)までは、外部通信装置3が基地局や外部サーバから通知に係る情報を受け取ったとしても(ステップS822の“Yes”)、電子機器1ではその通知が報知されず、外部通信装置3のみにおいて報知される(ステップS824)。
ユーザが電子機器1での音声認識機能の利用が終わり、電子機器1を時計画面(図5A参照)に戻すと、電子機器1は、外部通信装置3に無線通信を介して、通知再開コマンドを送信する(ステップS806)。なお、通知再開コマンドに代えて、上述した状態情報(非作動状態を表す情報)が外部通信装置3に送信されてもよい。変形例では、ユーザが電子機器1での画面操作(例えば図5Dの地図画面の操作)が終わり、電子機器1を時計画面(図5A参照)に戻すと、電子機器1は、外部通信装置3に無線通信を介して、通知再開コマンドを送信してもよい。すなわち、ユーザによる電子機器1の操作状態又は操作待ち状態(入力待ち状態の他の一例)の間は、通知再開コマンドが外部通信装置3に送信されないこととしてもよい。
次いで、電子機器1は、外部通信装置3と無線通信を介して、電子機器1への通知を再開する(ステップS826)。再開後、外部通信装置3が通知停止期間中(すなわち通知ストップコマンドを受信してから通知再開コマンドを受信するまでの期間中)に外部サーバや基地局から通知に係る情報を受け取っていれば(ステップS828の“Yes”)、電子機器1に通知を送信することで、電子機器1で通知を報知させる(ステップS808)。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合と、電子機器1の音声認識機能が非作動状態とで、電子機器1での通知に基づく報知態様が変化されているが、これに限られない。例えば、音声認識機能以外での操作(例えば地図表示画面におけるスクロール操作のような操作)に関しても適用できる。この場合、電子機器1の入力手段に対する入力中又は入力待ち状態である場合と、電子機器1の入力手段に対する入力待ち状態以外の非入力状態とで、電子機器1での通知に基づく報知態様が変化されてもよい。入力中とは、音声入力の場合は、音声認識機能が実行状態に対応し、タッチ入力の場合は、タッチ操作が現に行われている状態に対応する。また、電子機器1が、第1CPU11Aの動作状態に応じてアクティブ状態とアンビエント状態との間で遷移する場合、非入力状態とは、電子機器1のアンビエント状態に対応してよい。この場合、入力待ち状態は、アクティブ状態における入力中以外の状態に対応することになる。なお、上述した地図表示画面(図5D参照)は、ユーザからの入力待ち状態で形成される画面の一例であり、地図のスクロール操作や拡大操作等が可能である。
また、上述した実施例では、外部通信装置3が報知態様制御部302を有することで、電子機器1における通知に基づく報知態様が制御されているが、これに限られない。例えば、電子機器1が、外部通信装置3の報知態様制御部302に対応する機能を有することで、電子機器1側で通知に基づく報知態様が制御されてもよい。この場合、報知態様制御部302は、通知にかかる情報を受信すると、すぐに電子機器1に送信するが、電子機器1において、電子機器1での通知に基づく報知タイミング等が制御されることになる。この場合も、上述した実施例と同様の効果が得られる。
また、上述した実施例では、電子機器1における外部通信装置3を介した通知に関するものであるが、電子機器1が、外部サーバや基地局からの通知に係る情報を直接的に(外部通信装置3を介さずに)受信できる場合にも適用できる。この場合、電子機器1は、外部通信装置3の報知態様制御部302に対応する機能を有することで、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合と、電子機器1の音声認識機能が非作動状態とで、電子機器1での通知に基づく報知態様を、上述と同様に変化させることができる。
また、上述した実施例では、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合と、電子機器1の音声認識機能が非作動状態とで、報知タイミングに加えて又は代えて、他の報知態様が変化されてもよい。例えば、通知に基づく報知が表示で実現される場合、表示の大きさや色等が変化されてもよい。この場合、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合は、電子機器1の音声認識機能が非作動状態よりも、小さいサイズや注意喚起度が低い色等で、通知の表示(例えば図5Eの通知表示G50参照)が出力されてもよい。なお、通知表示のサイズを小さくすることは、報知領域を小さくすることに対応する。
あるいは、電子機器1の音声認識機能が実行状態又は音声入力待ち状態である場合は、予備通知(第1通知の一例)を報知するだけに留め、電子機器1の音声認識機能が非作動状態になってから本通知(第2通知の一例)を報知してもよい。本通知は、予備通知よりも詳しい内容(情報)を有する通知である。この場合、予備通知は、例えば、振動のみによる通知であってもよいし、通知表示のサイズが本通知よりも小さい通知であってもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
ユーザによる入力を受け付ける入力手段と、
前記ユーザに対する所定の通知に基づいた報知を行う報知手段と、
前記入力手段に対する入力中又は入力待ち状態において前記報知手段による通知に基づいた報知が可能となる通知可能タイミングが到来した場合と、前記入力手段に対する前記入力中及び前記入力待ち状態以外の非入力状態において前記通知可能タイミングが到来した場合とで、前記報知手段による報知態様を変化させる制御手段とを備える、通知制御装置。
<請求項2>
前記制御手段は、前記入力中又は前記入力待ち状態において前記通知可能タイミングが到来した場合、前記非入力状態において前記通知可能タイミングが到来した場合よりも、前記報知手段による報知を遅らせる、請求項1に記載の通知制御装置。
<請求項3>
前記制御手段は、前記入力中又は前記入力待ち状態において前記通知可能タイミングが到来した場合、前記非入力状態になるまで、前記報知手段による報知を待機させる、請求項2に記載の通知制御装置。
<請求項4>
前記制御手段は、前記入力中又は前記入力待ち状態において前記通知可能タイミングが到来した場合、前記入力手段に対する前記入力待ち状態以外の非入力状態において前記通知可能タイミングが到来した場合よりも、表示部における前記報知手段による報知領域を小さくする、請求項1に記載の通知制御装置。
<請求項5>
前記制御手段は、前記入力中又は前記入力待ち状態において前記通知可能タイミングが到来した場合、該通知可能タイミングで第1通知を報知し、前記通知可能タイミングよりも後に、前記第1通知よりも詳細な第2通知を報知する、請求項1に記載の通知制御装置。
<請求項6>
前記制御手段は、更に、前記通知可能タイミングが到来した場合であっても、前記通知の属性が所定の属性である場合は、該通知可能タイミングで前記通知に基づいた報知をしつつ、前記入力中又は前記入力待ち状態を維持する、請求項1~5のうちのいずれか1項に記載の通知制御装置。
<請求項7>
前記入力手段は、ユーザによる音声入力又はタッチ入力を受け付けることを特徴とする請求項1~6のうちのいずれか1項に記載の通知制御装置。
<請求項8>
前記入力手段、前記報知手段、及び前記制御手段は、一の電子機器により実現される、請求項1~7のうちのいずれか1項に記載の通知制御装置。
<請求項9>
前記所定の通知を受信する受信手段と、
前記所定の通知を送信する送信手段とを更に備え、
前記受信手段、前記入力手段及び前記報知手段は、第1の電子機器により実現され、
前記送信手段及び前記制御手段は、前記第1の電子機器とは異なる第2の電子機器により実現され、前記送信手段は、前記第1の電子機器に前記所定の通知を送信する、請求項1~7のうちのいずれか1項に記載の通知制御装置。
<請求項10>
電子機器の入力手段に対するユーザによる入力中又は入力待ち状態において前記ユーザに対する所定の通知が通知可能となる通知可能タイミングが到来した場合と、前記入力手段に対する前記入力待ち状態以外の非入力状態において前記通知可能タイミングが到来した場合とで、前記所定の通知に基づく報知態様を変化させることを含む、コンピュータにより実行される方法。
<請求項11>
電子機器の入力手段に対するユーザによる入力中又は入力待ち状態において前記ユーザに対する所定の通知が通知可能となる通知可能タイミングが到来した場合と、前記入力手段に対する前記入力待ち状態以外の非入力状態において前記通知可能タイミングが到来した場合とで、前記所定の通知に基づく報知態様を変化させる
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
1 電子機器
2 ヘッドセット
3 携帯端末
11A 第1CPU
11B 第2CPU
14 記憶部
15 RTC部
16 ドライブ
17 タッチパネル
18 第1表示部
19 第1入力部
20 ブルートゥース用アンテナ
21 ブルートゥースモジュール
22 無線LANアンテナ
23 無線LANモジュール
24 第2表示部
25 脈拍センサ
26 地磁気センサ
27 加速度センサ
28 ジャイロセンサ
29 照度センサ
30 第2入力部
31 GPSアンテナ
32 GPSモジュール
41 リムーバブルメディア

Claims (6)

  1. ユーザによる入力を受け付ける入力手段と、
    外部装置へコマンドの送信を行う送信手段と、
    前記外部装置から通知を取得する場合は第1通知または前記第1通知と比較して情報量の少ない第2通知の取得を行う取得手段と、
    制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記入力手段による前記入力を受け付けている状態に移行したときに、前記通知の送信を禁止させるコマンドまたは前記外部装置に前記第2通知を送信させるための第1状態情報を前記送信手段を介して前記外部装置へ送信し、前記入力手段による前記入力を受け付けていない所定の状態に移行したときに、前記通知の送信の禁止を解除させるコマンドまたは前記外部装置に前記第1通知を送信させるための第2状態情報を前記送信手段を介して前記外部装置へ送信する、
    ことを特徴とする通知制御装置。
  2. 前記第1状態情報は、前記通知制御装置が実行状態又は音声入力待ち状態を表す情報であり、
    前記第2状態情報は、前記通知制御装置が非動作状態であることを表す情報である、請求項1に記載の通知制御装置。
  3. 前記通知の取得時に前記通知に基づいた報知を行う報知手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第2通知の前記報知手段における報知領域を前記第1通知の前記報知手段における報知領域と比較して小さくする、請求項1または2に記載の通知制御装置。
  4. 前記入力手段は、ユーザによる音声入力又はタッチ入力を受け付けることを特徴とする請求項1~3のうちのいずれか1項に記載の通知制御装置。
  5. 通知制御装置が実行する通知制御方法であって、
    ユーザによる入力を受け付ける入力ステップと、
    外部装置へコマンドの送信を行う送信ステップと、
    前記外部装置から通知を取得する場合は第1通知または前記第1通知と比較して情報量の少ない第2通知の取得を行う取得ステップと、
    制御ステップと、
    を有し、
    前記制御ステップは、前記入力ステップによる前記入力を受け付けている状態に移行したときに、前記通知の送信を禁止させるコマンドまたは前記外部装置に前記第2通知を送信させるための第1状態情報を前記送信ステップにて前記外部装置へ送信し、前記入力ステップにて前記入力を受け付けていない所定の状態に移行したときに、前記通知の送信の禁止を解除させるコマンドまたは前記外部装置に前記第1通知を送信させるための第2状態情報を前記送信ステップにて前記外部装置へ送信する、
    ことを特徴とする通知制御装置の通知制御方法。
  6. 通知制御装置のコンピュータを、
    ユーザによる入力を受け付ける入力手段、
    外部装置へコマンドの送信を行う送信手段、
    前記外部装置から通知を取得する場合は第1通知または前記第1通知と比較して情報量の少ない第2通知の取得を行う取得手段、
    制御手段、
    として機能させ、
    前記制御手段は、前記入力手段による前記入力を受け付けている状態に移行したときに、前記通知の送信を禁止させるコマンドまたは前記外部装置に前記第2通知を送信させるための第1状態情報を前記送信手段を介して前記外部装置へ送信し、前記入力手段による前記入力を受け付けていない所定の状態に移行したときに、前記通知の送信の禁止を解除させるコマンドまたは前記外部装置に前記第1通知を送信させるための第2状態情報を前記送信手段を介して前記外部装置へ送信する、
    ことを特徴とする通知制御装置の通知制御プログラム。
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