JP7251413B2 - 疑似異音生成装置および制御プログラム - Google Patents
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Description
上記一側面に係る疑似異音生成装置において、前記異音生成部は、前記疑似異音の信号を、テンプレートとして記録されている音声データに基づいて生成する構成を備えていてもよい。
本発明の一側面に係る制御プログラムは、上記一側面に係る疑似異音生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部、前記特徴量算出部、前記異常度算出部、前記寄与率算出部、および前記異音生成部としてコンピュータを機能させるための構成を備える。
以下、本発明の一側面に係る実施形態(以下、「本実施形態」とも表記する)が説明される。
まず、本発明が適用される場面の一例が説明される。本実施形態に係る疑似異音生成装置は、異常検知の対象である装置の稼働状況を監視し、装置における異常の発生度合および異常の複数の発生要因のそれぞれの寄与率が表された疑似異音の信号を生成する。疑似異音とは、疑似的に生成される異音をいう。異音とは、通常とは異なる音をいい、例えば装置が故障した場合に発生するノイズ音、またはユーザに故障を報知するための警告音を含む。
以下に、図面を参照しつつ、本発明が適用される場面のより具体的な例が説明される。
図1に例示される疑似異音生成システム1は、異常検知の対象である装置(以下「対象装置」という)の稼働状況を監視し、対象装置における異常の発生度合いおよび発生要因を可聴化するシステムである。疑似異音生成システム1は、疑似異音生成装置10、データベース20、対象装置30、計測装置31、およびスピーカ40を備える。疑似異音生成装置10は、対象装置30の稼働状況を監視し、対象装置30における異常の発生度合いおよび異常の発生要因毎の寄与率が音の特徴により表された疑似異音の信号(以下「異音信号」という)を生成する。具体的に疑似異音生成装置10としては、生産現場におけるFA(Factory Automation)において各種機器の制御およびデータの収集を実行するプログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller:PLC)であり得る。その場合、プログラマブルロジックコントローラは、疑似異音生成装置10の機能を実装する。なお、疑似異音生成装置10は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)であってもよく、また、クラウドサーバであってもよい。
図2は、疑似異音生成装置10が行う、異音信号の生成処理の流れを例示するフローチャートである。なお、一部のステップは並行して、または、順序を替えて実行されてもよい。図2に示される処理は、例えば予め定められた条件が満たされる場合に開始される。予め定められた条件が満たされる場合とは例えば、予め定められた時間が経過した場合、予め定められたタイミングに到達した場合、または、ユーザ操作により処理の開始を指示された場合である。
ここで、異音テンプレートの生成処理の具体例について、図面を参照しつつ説明する。異音テンプレートとしては、例えば予め録音された音声データや、PCなどの任意の情報処理装置において生成されたデータが用いられる。なお、異音テンプレートの生成処理は、例えばPCなどの任意の情報処理装置において予め行われ、ここで生成された異音テンプレートが異音テンプレートデータベース22に予め格納される。
本実施形態では、対象装置30において発生する異常の発生度合いおよびその異常に関する複数の発生要因の寄与度が可聴化される。従って、対象装置30のユーザは、本実施形態に係る疑似異音生成装置により生成される信号により表される疑似異音を聴取することにより、本来聴こえない装置の異常をユーザに疑似体験させることができる。また、本実施形態によれば、装置における異常の発生状況をより具体的に把握することができる。
本発明の実施形態2が、以下に説明される。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明は繰り返されない。
図15は、疑似異音生成装置10が行う、異音信号の生成処理の流れを例示するフローチャートである。なお、一部のステップは並行して、または、順序を替えて実行されてもよい。図15に示される処理は、上記実施形態にて説明した図2の処理に対応するものである。図15に示される処理が、上記実施形態にて説明した図2の処理と異なる点は、図2のステップS103の処理を行わず、ステップS104とステップS105の処理が両方とも実行される点である。
実施形態2に係る疑似異音生成装置10によれば、特徴量と異音テンプレートとを用いて生成された異音信号と、計測値波形から生成された異音信号とが合成された異音信号が生成される。従って、対象装置30のユーザは、本実施形態に係る疑似異音生成装置により生成される信号により表される疑似異音を聴取することにより、装置における異常の発生状況をより具体的に把握することができる。
疑似異音生成装置10の制御ブロック(特に、取得部11、特徴量算出部12、異常度算出部13、寄与率算出部14、および異音生成部15)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、疑似異音生成装置10は、例えば、コンピュータ(電子計算機)を用いて構成される。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 異音生成装置
11 取得部
12 特徴量算出部
13 異常度算出部
14 寄与率算出部
15 異音生成部
20 データベース
21 特徴量データベース
22 異音テンプレートデータベース
23 正常時波形データベース
30 対象装置
31 計測装置
40 スピーカ
Claims (10)
- 異常検知の対象である装置の稼働状況に関する1種類以上の計測値を取得する取得部と、
前記計測値から複数の特徴量を算出する特徴量算出部と、
複数の前記特徴量を用いて、前記装置における異常の発生度合いを示す異常度を算出する異常度算出部と、
複数の前記特徴量の各々について、前記異常に対する寄与率を算出する寄与率算出部と、
疑似異音の信号を生成する異音生成部と、を備え、
前記異音生成部は、前記疑似異音の複数のパラメータと複数の前記特徴量とを対応付けて、前記疑似異音を前記異常度および前記寄与率に応じて変化させる、疑似異音生成装置。 - 前記異常度算出部は、前記特徴量と、予め用意されている正常時の特徴量とに基づいて前記異常度を算出する請求項1に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記疑似異音の信号を、テンプレートとして記録されている音声データに基づいて生成する請求項1または2に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記疑似異音の信号を、複数の前記特徴量の値の組合せに応じて特定される前記音声データに基づいて生成する請求項3に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記疑似異音の信号を、前記計測値の変動を示す計測値波形に基づいて生成する請求項1から4のいずれか1項に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記計測値波形の周波数を変調させて前記疑似異音の信号を生成する請求項5に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記計測値波形と、予め用意されている正常時波形との差分波形によって前記疑似異音の信号を生成する請求項5または6に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記複数の特徴量のそれぞれに対応する音声信号を合成することにより前記疑似異音の信号を生成し、複数の前記音声信号の音量バランスを前記寄与率に応じて変化させる請求項1から7のいずれか1項に記載の疑似異音生成装置。
- 前記異音生成部は、前記疑似異音の音量を前記異常度に応じて変化させる請求項1から8のいずれか1項に記載の疑似異音生成装置。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の疑似異音生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
前記取得部、前記特徴量算出部、前記異常度算出部、前記寄与率算出部、および前記異音生成部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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