JP7251183B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置に関する。
従来、記録装置の一例としてのインクジェットプリンターには、媒体としての用紙にインクを吐出して記録(印刷)を行う記録ヘッドと、記録ヘッドに供給するインクを収容する液体収容部とを備え、液体収容部が、記録によって消費されるインクを補充できる構成としているものがある。また、特許文献1では、液体収容部を透明とし、且つプリンター外装の一部に透明な確認窓を設けることにより、液体収容部のインク残量を確認することができる構成が開示されている。
特開2004-142325号公報
しかしながら、インクを補充する際に、液体収容部の注入口が視認しづらいという課題がある。
本願の記録装置は、媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、底部に前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、を装置本体内部に備え、前記キャリッジにおいて前記記録手段の上部に搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、前記注入口に栓をする栓部材と、を備え、前記液体収容部の前面、上面、背面のいずれか一方から前記液体収容部を照明する照明部材が設けられ、前記栓部材が前記注入口を開いた状態を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づき前記照明部材を制御する制御部と、を備え、前記照明部材は、前記検出部が前記注入口が開いた状態を検出した場合に点灯することを特徴とする。
上記の記録装置において、前記照明部材は、前記液体収容部に収容される前記液体の色に応じて点灯色を変えることが好ましい。
上記の記録装置において、前記照明部材は、前記液体収容部に収容される前記液体の残量に応じて点灯状態が変わることが好ましい。
上記の記録装置において、前記装置本体には、前記液体収容部に収容される前記液体の残量を確認する残量確認部が設けられることが好ましい。
上記の記録装置において、前記残量確認部は、前記液体の残量に応じて点灯状態が変わる第2照明部材で構成されていることが好ましい。
上記の記録装置において、前記残量確認部は、前記液体の残量を視認可能な透明部材で形成されていることが好ましい。
第1実施形態に係るプリンターを示す外観斜視図。 上部カバーを開いた状態を示す斜視図。 筐体の一部を切り欠いて示す要部拡大斜視図。 プリンターのセンサー関係の概略の回路構成を示すブロック図。 インクタンクの注入口に補充容器を取り付けた状態を示す斜視図。 第2実施形態に係るプリンターを示す外観斜視図。
[第1実施形態]
本発明の実施形態に係る記録装置の概略について、図を参照して説明する。本実施形態において、記録装置の一例としてインクジェットプリンター1(以下、単にプリンター1と称する)を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンター1を示す外観斜視図である。なお、図1は、供給トレイ3を開いた状態を示している。図2は、上部カバー4を開いた状態を示す斜視図である。図3は、筐体2の一部を切り欠いて示す要部拡大斜視図である。図4は、プリンター1のセンサー関係の概略の回路構成を示すブロック図である。図5は、インクタンク50の注入口15に補充容器14を取り付けた状態を示す斜視図である。
各図は、XYZ座標系を用いて示している。X方向を装置幅方向または幅方向とし、Y方向を装置奥行方向または奥行方向とする。Z方向を高さ方向としている。また、+Y方向を装置前面側または前面側とし、-Y方向を装置背面側または背面側とする。また、装置前面側から見て左側を+X方向、右側を-X方向とする。また、+Z方向を装置上方または上方、上部とし、-Z方向を装置下方または下方、下部とする。
図1に示すように、プリンター1は、記録手段としての記録ヘッド11(図3参照)を内部に備える筐体2と、筐体2の背面側に回動軸(図示省略)を備えて開閉する供給トレイ3と、筐体2の上部を開閉する上部カバー4と、によって外観が構成されている。なお、本実施形態では、筐体2により囲まれる構造体を装置本体10と称する。
図1に示すように、供給トレイ3を開いた場合、筐体2の上部に設けられる供給口5が露出する。供給口5には、媒体としての用紙が挿入される。供給トレイ3は、筐体2の上部において、供給口5を含む領域を開閉するカバーであり、図1に示すように、供給トレイ3が開いた状態において傾斜姿勢をとり、供給口5にセットされる用紙を支持面3aで支持するように構成されている。
供給トレイ3は、内部に収容可能で、内部から引き出し可能に構成される供給補助トレイ6を備えている。図1に示すように、供給補助トレイ6を引き出すことにより、より長い用紙を安定して支持できる。
供給口5にセットされた用紙は、図示省略する搬送部により+Y方向に送られる。そして、装置本体10の内部において記録ヘッド11による記録(印刷)が行われ、筐体2の前面2aに設けられる排出部8から記録後の用紙が排出される。
図2に示すように、上部カバー4を開くと、装置本体10の内部が露出する。装置本体10の内部には、液体としてのインクを用紙に吐出して記録を行う記録ヘッド11を備えるキャリッジ20が設けられている。キャリッジ20に備える記録ヘッド11は底部となる-Z方向側に設けられており、図2においては見えていない。
キャリッジ20は、ベルト移動機構12により媒体搬送方向(+Y方向)と交差する幅方向(X方向)に移動可能に構成されている。上部カバー4は、キャリッジ20の移動領域を覆っている。
図3に示すように、キャリッジ20はキャリッジケース21を備えている。キャリッジケース21には、記録ヘッド11に供給するインク(液体)を収容する液体収容部としてのインクタンク50が搭載されている。キャリッジ20(キャリッジケース21)において、インクタンク50は、記録ヘッド11の上部に搭載されている。本実施形態においては、図3に示すように、インクタンク50は、インクとして4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)用いるため、4つのインクタンク50が搭載されている。
図1、図2に示すように、筐体2の前面2aには、プリンター1における操作入力を受け付ける操作パネル7が設けられている。操作パネル7は、排出部8の上方に設けられている。排出部8には、引き出し可能に構成された排紙トレイ9が設けられている。
装置本体10の前面2aを正面視した場合、前面2aの右方向(-X方向)の端部の上部には、装置本体10内部(-Y方向)に一段窪んで第2前面2bが形成されている。なお、第2前面2bは、後述するキャリッジ20に搭載されるインクタンク50の前面50a(図3参照)に略平行となる。また、上部カバー4において、第2前面2bに対応する領域が切欠かれた形状となっており、後述する残量確認部70を視認しやすくしている。
第2前面2bには、インクタンク50に収容されるインクの残量を確認する残量確認部70が設けられている。残量確認部70は、本実施形態では、インクの残量に応じて点灯状態が変わる4つの第2照明部材71で構成されている。4つの第2照明部材71は、LED(Light Emitting Diode)素子で構成されている。LED素子の第2前面2bにおける配置の仕方は自由であるが、本実施形態では、4つのLED素子がX方向に所定のピッチで1列に並んだ状態で設置されている。
なお、4つの第2照明部材71は、本実施形態のプリンター1に用いられるインクの色数に応じて設けられている。本実施形態では、ブラックに対応してブラック用の第2照明部材71B、シアンに対応してシアン用の第2照明部材71C、マゼンタに対応してマゼンタ用の第2照明部材71M、イエローに対応してイエロー用の第2照明部材71Yの4つが設置されている。また、4つの第2照明部材71は、第2前面2bを正面視した場合、左側から、ブラック用の第2照明部材71B、シアン用の第2照明部材71C、マゼンタ用の第2照明部材71M、イエロー用の第2照明部材71Yの順番で設置されている。なお、第2照明部材71が並ぶ順番は、後述するキャリッジ20に搭載されるインクタンク50の順番に対応している。
また、本実施形態では、第2照明部材71を構成するLED素子の発光色は、インクの色に近い色で設定している。具体的には、シアン用の第2照明部材71Cとして、青色を発光するLED素子を用いている。マゼンタ用の第2照明部材71Mとして、オレンジ色を発光するLED素子を用いている。イエロー用の第2照明部材71Yとして、黄色を発光するLED素子を用いている。なお、ブラック用の第2照明部材71Bとして、白色を発光するLED素子を用いている。なお、インク残量に応じた第2照明部材71の点灯の仕方は後述する。
なお、4つの第2照明部材71が設置される第2前面2bの位置は、本実施形態では、キャリッジ20のホームポジションの位置に相対する位置としている。図2、図3、図5に示すキャリッジ20の位置は、ホームポジションに位置する状態を示している。
図3に示すように、キャリッジケース21に搭載されるインクタンク50は、インクの色毎に4つ搭載される。具体的には、装置本体10の第2前面2bから正面視した場合、左側から、ブラック用のインクタンク50B、シアン用のインクタンク50C、マゼンタ用のインクタンク50M、イエロー用のインクタンク50Yの順番で搭載されている。
インクタンク50は、本実施形態では、4つとも同様に、6面体の箱形状に構成されている。図3に示すように、各インクタンク50の6面体の各面に対して、前面側を前面50a、背面側を背面50b、左面側を左面50c、右面側を右面50d、上面側を上面50e、底面側を底面50fとする。
各インクタンク50の上面50eには、インクをインクタンク50に注入するための注入口15が構成されている。また、注入口15の先端部には、注入口15に栓をする栓部材としてのキャップ16が着脱可能に設置されている。なお、インクタンク50へのインクの注入は、図5に示すように、キャップ16を取り外した後、補充容器14を注入口15に装着して行う。
図3に示すように、インクタンク50の上面50eにおいて、注入口15の背面側(-Y方向)には、キャップ16による注入口15の開閉を検出する検出部としてのキャップ検出センサー40が設置されている。キャップ検出センサー40は、本実施形態では、プッシュスイッチで構成されている。
キャップ検出センサー40は、キャップ16を注入口15に取り付けた場合、キャップ16に形成されている片部16aがキャップ検出センサー40のレバーを押下することで、キャップ16による注入口15の閉塞を検出する。また、キャップ検出センサー40は、キャップ16を注入口15から取り外した場合、片部16aがレバーの押圧を解除することでキャップ16による注入口15の開放を検出する。
本実施形態のキャップ検出センサー40としてのプッシュスイッチは、インクタンク50の上面50eに設置される回路基板(図示省略)に実装され、その信号線は、記録ヘッド11を駆動する配線が形成された図示省略するFPC(Flexible Printed Circuits)基板に接続されている。併せて、後述する第1照明部材30、残量検出センサー41も同様にFPC基板に接続されている。このFPC基板は、キャリッジ20のX方向への往復移動とともに、屈曲や伸長を繰り返す。そしてFPC基板は、装置本体10内部に構成される制御部80に接続される。なお、キャップ検出センサー40、第1照明部材30、残量検出センサー41の信号線は、記録ヘッド11を駆動するFPC基板とは異なるFPC基板に形成されることでもよい。
各インクタンク50(50B,50C,50M,50Y)に設置されるキャップ検出センサー40に対し、図4に示すように、ブラック用をキャップ検出センサー40B、シアン用をキャップ検出センサー40C、マゼンタ用をキャップ検出センサー40M、イエロー用をキャップ検出センサー40Yとする。
キャリッジケース21には、各インクタンク50の左面50cと右面50dとに相対して、図示省略する側壁が形成されており、その側壁には、インクタンク50のインク残量を検出する残量検出センサー41がインクタンク50ごとに設置されている。
図4に示すように、本実施形態では、インクタンク50のインク残量が、90%,50%,10%となる位置に残量検出センサー41が設置されている。そして、本実施形態では、残量検出センサー41を用いて、インク残量が、90%以上か、90%未満で50%以上か、50%未満で10%以上か、10%未満か、のいずれなのかを検出している。
残量検出センサー41は、図4に示すように、左面50cと右面50dとにおいて、奥行き方向となるY方向の中心で、上下方向に3カ所ずつ設置される。なお、インクタンク50において、残量検出センサー41が設置される少なくとも左面50cと右面50dとは、残量検出センサー41に用いる光が透過する透明度を有して構成されている。
ここで、ブラック用のインクタンク50B用に設置される残量検出センサー41を残量検出センサー41Bとし、シアン用のインクタンク50C用に設置される残量検出センサー41を残量検出センサー41Cとし、マゼンタ用のインクタンク50M用に設置される残量検出センサー41を残量検出センサー41Mとし、イエロー用のインクタンク50Y用に設置される残量検出センサー41を残量検出センサー41Yとする。
図4に示すように、本実施形態では、残量検出センサー41はフォトセンサーを用いて構成されている。また、残量検出センサー41として、インク残量が90%となる位置に、第1発光素子41aと、第1発光素子41aから射出された光を、インクタンク50を介して受光する第1受光素子41bとが設置されている。同様に、残量検出センサー41として、インク残量が50%となる位置に、第2発光素子41cと、第2発光素子41cから射出された光を、インクタンク50を介して受光する第2受光素子41dとが設置されている。同様に、残量検出センサー41として、インク残量が10%となる位置に、第3発光素子41eと、第3発光素子41eから射出された光を、インクタンク50を介して受光する第3受光素子41fとが設置されている。なお、上述した構成の残量検出センサー41が、各インクタンク50(50B,50C,50M,50Y)に設置されている。
図3に示すように、キャリッジケース21において、装着されたインクタンク50の背面50b側の壁面22で、インクタンク50の上面50eより上側となる部位には、各インクタンク50に相対して、インクタンク50の上面50e側を照明する照明部材としての第1照明部材30が設置されている。言い換えると、本実施形態では、インクタンク50の背面50b側からインクタンク50を照明する照明部材が設けられている。
第1照明部材30は、各インクタンク50に対応して、4つのLED素子で構成されている。なお、本実施形態では、ブラック用のインクタンク50Bに対応する照明部材を第1照明部材30Bとし、シアン用のインクタンク50Cに対応する照明部材を第1照明部材30Cとする。また、マゼンタ用のインクタンク50Mに対応する照明部材を第1照明部材30Mとし、イエロー用のインクタンク50Yに対応する照明部材を第1照明部材30Yとする。本実施形態の第1照明部材30は、上述するように、4つで構成されている。また、4つの第1照明部材30は、インクタンク50の順番に合せて、左側から、第1照明部材30B、第1照明部材30C、第1照明部材30M、第1照明部材30Yの順番で並んで設置されている。
また、本実施形態では、第1照明部材30を構成するLED素子の発光色は、インクの色に近い色で設定している。具体的には、シアン用の第1照明部材30Cとして、青色を発光するLED素子を用いている。マゼンタ用の第1照明部材30Mとして、オレンジ色を発光するLED素子を用いている。イエロー用の第1照明部材30Yとして、黄色を発光するLED素子を用いている。なお、ブラック用の第1照明部材30Bとしては、白色を発光するLED素子を用いている。言い換えると、第1照明部材30は、インクタンク50に収容されるインクの色に応じて点灯色を変える。第1照明部材30の点灯の仕方は後述する。
図4に示すように、プリンター1は、各種検出センサーを含めてプリンター1全体の動作を統括制御する制御部80(いわゆるCPU(Central Processing Unit))、および各種情報を記憶する記憶部81を備えている。また、プリンター1は、発光素子駆動部82、受光量測定部83、A/D変換部84、第1照明部材駆動部85、第2照明部材駆動部86を備えている。
本実施形態では、操作パネル7からの操作入力を受けた場合、例えば、インクタンク50の残量を確認したい旨の信号を受けた場合を例にして動作を説明する。
インクタンク50の残量を確認したい旨の信号を受けた制御部80は、発光素子駆動部82に対して、残量検出センサー41を駆動させる指示を行う。発光素子駆動部82は、残量検出センサー41を構成する第1発光素子41a、第2発光素子41c、第3発光素子41eに所定の電圧を印加して駆動させる。
第1発光素子41a、第2発光素子41c、第3発光素子41eは、発光素子駆動部82からの駆動により発光する。第1発光素子41a、第2発光素子41c、第3発光素子41eで発光して射出された光は、インクタンク50を透過する。
本実施形態では、第1発光素子41a、第2発光素子41c、第3発光素子41eで射出される光として近赤外光を用いている。近赤外光は、赤外光の中でも透過率が高く、また、インク中の水分に吸収される赤外光の量が多いことで、後述する光量変化を大きくさせる(受光素子の出力を顕著にさせる)ことができる。従って、光量変化を容易に、また確実に検出することができる。更に、近赤外光は、他の赤外光とは異なり加熱作用がないため、熱によるインクの成分への影響を考慮する必要がない。
受光量測定部83は、インクタンク50を透過した光(近赤外光)を、対応する第1受光素子41b、第2受光素子41d、第3受光素子41fでそれぞれ受光させる。そして、A/D変換部84は、第1受光素子41b、第2受光素子41d、第3受光素子41fで受光した光量(電流)をアナログ増幅部(図示省略)で電圧に変換して増幅した信号を、デジタル信号に変換して出力する。
記憶部81には、検出動作の制御手順が記述されるプログラム、およびインクの有無を判断する基準光量が記憶されている。この基準光量は、インクタンク50内部にインクが有る(存在する)状態での強度を基準光量として記憶している。
従って、制御部80では、例えば、インク残量の有無を判断するためのプログラム、および基準光量を記憶部81から読み込み、入力した近赤外光の光量と基準光量とを比較し、変化(光量変化)が有るか否かにより、インクタンク50内のインクの有無を判断する。具体的には、制御部80は、検出した光量が基準光量よりも大きい(光量変化が大きい)場合には、インクが無いと判断する。また、制御部80は、検出した光量が基準光量と同等の場合には、インクが有ると判断する。
制御部80は、このような判断を、各インクタンク50(50B,50C,50M,50Y)に設置される残量検出センサー41に対して行うことで、各インクタンク50のインクの残量を検出する。
各インクタンク50のインク残量が検出された場合、制御部80は、第2照明部材駆動部86に、各インクタンク50のインク残量に対応した表示をさせる指示を行う。第2照明部材駆動部86は、各第2照明部材71(71B,71C,71M,71Y)を駆動し、インク残量に対応する点灯を行わせる。
なお、本実施形態では、インクタンク50のインク残量に応じて、第2照明部材71の点灯の仕方を4段階の点灯状態として設定している。具体的には、インク残量が90%以上の場合には、第2照明部材71を点灯状態とさせている。この状態を以降では、第1点灯状態と呼称する。インク残量が90%未満で50%以上の場合には、第2照明部材71を点滅状態とさせている。この状態を以降では、第2点灯状態と呼称する。
インク残量が50%未満で10%以上の場合には、第2照明部材71の点滅状態をインク残量が90%未満で50%以上の場合のピッチに比べて早く点滅させている。この状態を以降では、第3点灯状態と呼称する。インク残量が10%未満の場合には、第2照明部材71の点滅状態をインク残量が50%未満で10%以上の場合のピッチに比べて早く点滅させている。この状態を以降では、第4点灯状態と呼称する。
使用者は、装置本体10の第2前面2bに設置される各第2照明部材71(71B,71C,71M,71Y)の点灯状態を確認することで、各インクタンク50(50B,50C,50M,50Y)のインク残量を把握することができる。
次に、キャップ検出センサー40と第1照明部材30との動作に関して説明する。
残量検出センサー41で、各インクタンク50のインク残量を確認し、例えば、インク残量が10%未満のインクタンク50に、インクを補充するために、上部カバー4を開けた場合、キャリッジ20は、ホームポジションに位置するように移動する。
ここで、インク残量が10%未満となるインクタンク50が、例えば、ブラック用のインクタンク50Bとして、以降説明する。
インク残量が10%未満となるブラック用のインクタンク50Bに対して、最初に、インクタンク50Bのキャップ16を取り外す。その場合、ブラック用のキャップ検出センサー40Bは、インクタンク50Bのキャップ16が取り外されたことを検出する。
制御部80は、キャップ検出センサー40Bにより、ブラック用のインクタンク50Bのキャップ16が取り外されて注入口15が開いたことを検出した場合、第1照明部材駆動部85に対して、ブラック用のインクタンク50Bに対応するブラック用の第1照明部材30Bに、現在のインク残量に応じる点灯状態として点灯させるように指示する。
なお、本実施形態では、第1照明部材30Bのインク残量に応じた点灯の仕方は、上述した第2照明部材71の点灯の仕方と同様となる。従って、インクタンク50のインク残量に応じて、第1照明部材30の点灯の仕方も4段階の点灯状態(第1点灯状態から第4点灯状態)として設定している。
第1照明部材駆動部85は、ブラック用の第1照明部材30Bに対して、10%未満のインク残量に対応する点滅状態である第4点灯状態となるように駆動させる。ブラック用の第1照明部材30Bが第4点灯状態となる点灯を行うことにより、ブラック用のインクタンク50Bの上面50eの領域が注入口15を含めて照明される。点滅状態ではあるが、照明されることで明るくなる。
使用者は、この第1照明部材30Bの点滅により、ブラック用のインクタンク50Bのインク残量を把握することができる。そして、使用者は、図5に示すように、補充容器14を注入口15に装着してインクの注入(補充)を行う。
なお、本実施形態では、第1照明部材30は、インクタンク50のキャップ16を取り外すことにより、取り外されたインクタンク50に対応する第1照明部材30が点灯する。その他のインクタンク50に対応する第1照明部材30は点灯しない仕様としている。
本実施形態では、インクの注入時(補充時)に残量検出センサー41Bが動作を行う。従って、補充容器14でインクの注入を継続することにより、インク残量が増加して10%以上になった場合、ブラック用の第1照明部材30Bは、インク残量が50%未満で10%以上の場合となる第3点灯状態の点灯を行う。
更にインクの注入を継続し、インク残量が50%を超えた場合、ブラック用の第1照明部材30Bは、インク残量が90%未満で50%以上の場合となる第2点灯状態の点灯を行う。また、更にインクの注入を継続し、インク残量が90%を超えた場合、ブラック用の第1照明部材30Bは、インク残量が90%以上の場合となる第1点灯状態の点灯を行う。
使用者は、ブラック用の第1照明部材30Bが第2点灯状態から第1点灯状態に移行したことを確認して、インクの注入を終了することにより、ブラック用のインクタンク50Bのインク残量を90%以上とすることができる。なお、インクの注入が終了した場合には、キャップ16を注入口15に装着することで、キャップ検出センサー40Bが、注入口15が閉じられたことを検出し、ブラック用の第1照明部材30Bが消灯する。
上記では、ブラック用のキャップ検出センサー40B、第1照明部材30Bを取り上げて説明したが、これは、シアン用、マゼンタ用、イエロー用の各キャップ検出センサー40C,40M,40Y、及び、シアン用、マゼンタ用、イエロー用の各第1照明部材30C,30M,30Yにおいても同様である。
インク注入時の一連の流れを簡潔に説明する。各インクタンク50のキャップ16を外した場合、外したインクタンク50のインク残量に応じて、インクタンク50に対応する第1照明部材30が、インク残量に対応する点灯状態で点灯する。そして、第1照明部材30の点灯により、対応するインクタンク50の上面50eが照明される。使用者は、この第1照明部材30に照明された注入口15に補充容器14を装着する。
そして、使用者は、補充容器14でインクを注入する。注入する場合、使用者は、インク残量に応じて変化する第1照明部材30の点灯状態を確認しながら注入する。注入終了後には、キャップ16を注入口15に装着することにより、第1照明部材30が消灯する。その後、上部カバー4を閉めることで、キャリッジ20は記録動作に移行することができる。
以上、本実施形態に係るプリンター1によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のプリンター1によれば、記録手段としての記録ヘッド11とキャリッジ20とを装置本体10の内部に備えている。また、キャリッジ20において記録ヘッド11の上部に搭載され、記録ヘッド11に供給するインクを収容するとともに、補充容器14からインクを注入可能な注入口15を備えるインクタンク50と、注入口15に栓をするキャップ16と、を備えている。そして、インクタンク50の背面側からインクタンク50を照明する照明部材としての第1照明部材30が設けられている。また、キャップ16が注入口15を開いた状態を検出する検出部としてのキャップ検出センサー40と、キャップ検出センサー40の検出結果に基づき第1照明部材30を制御する制御部80を備えている。そして、第1照明部材30は、キャップ検出センサー40が注入口15が開いた状態を検出した場合に点灯する。
これにより、キャップ16が注入口15を開いた場合に、第1照明部材30が点灯することにより、インクタンク50の上面50eが照明される。従って、インクを補充する際に、インクタンク50の注入口15が視認しやすくなり、確実に補充容器14を注入口15に接続することができる。
本実施形態のプリンター1によれば、4色のインクに対応して4つのインクタンク50(50B,50C,50M,50Y)をキャリッジ20に装着している。そして、照明部材としての第1照明部材30は、4つのインクタンク50に収容される4つのインクの色に応じて点灯色が設定される4つの第1照明部材30を備えている。例えば、ブラック用の第1照明部材30Bは白色で点灯し、シアン用の第1照明部材30Cは青色で点灯し、マゼンタ用の第1照明部材30Mはオレンジ色で点灯し、イエロー用の第1照明部材30Yは黄色で点灯する。言い換えると、第1照明部材30は、インクタンク50に収容されるインクの色に応じて点灯色を変える。これにより、インクの色とインクが充填されているインクタンク50との対応が取りやすくなる。
本実施形態のプリンター1によれば、第1照明部材30は、インクタンク50に収容されるインクの残量に応じて点灯状態が変わる。本実施形態では、第1照明部材30に対して、インク残量が90%以上の場合、第1点灯状態の点灯を行う。また、インク残量が90%未満で50%以上の場合、第2点灯状態の点灯を行う。また、インク残量が50%未満で10%以上の場合となる第3点灯状態の点灯を行う。また、インク残量が10%未満の場合、第4点灯状態の点灯を行う。これにより、各インクタンク50(50B,50C,50M,50Y)の現在のインク残量がどの位なのかを容易に把握することができる。
本実施形態のプリンター1によれば、装置本体10の第2前面2bには、インクタンク50に収容されるインクの残量を確認する残量確認部70としての第2照明部材71(71B,71C,71M,71Y)が設けられている。また、第2照明部材71の点灯の仕方は第1照明部材30と同様である。これにより、残量確認部70としての第2照明部材71(71B,71C,71M,71Y)を確認することで、現在のインク残量がどの位なのかを容易に把握することができる。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態に係るプリンター1Aを示す外観斜視図である。なお、図6は、供給トレイ3を閉じた状態を示している。
本実施形態のプリンター1Aは、第1実施形態のプリンター1と比べた場合、残量確認部70Aが第1実施形態の残量確認部70と異なっている。そして、本実施形態では、第1実施形態での第2照明部材71は備えていない。その他の構成は第1実施形態と同様となる。なお、同様の構成には同様の符号を付記している。
図6に示すように、本実施形態の残量確認部70Aは、第2前面2bの部位に、矩形状に形成される開口部72と、開口部72に嵌め込まれて内部が視認可能な透明部材となるカバー部材73とを備えて構成されている。また、残量確認部70Aは、キャリッジ20がホームポジションの位置で、キャリッジ20に搭載される4つのインクタンク50の各前面50aを第2前面2bから視認できるように構成されている。
本実施形態の各インクタンク50は、6面体形状の6面全体がインク残量をインクタンク50の外から視認できる透明度を有して構成されている。また、本実施形態では、上部カバー4の内面で、ホームポジションの位置でインクタンク50の上部となる部位に、第3照明部材90が設置されている。第3照明部材90は、本実施形態では、プリンター1の駆動中は常時点灯する仕様としている。第3照明部材90は、白色で照明するLEDにより構成されている。なお、第3照明部材90は、常時点灯しなくてもよく、操作パネル7による入力操作により点灯させてもよい。
本実施形態では、インクタンク50にインクを補充するために、上部カバー4を開き、キャップ16を外す以降の、キャップ検出センサー40、第1照明部材30、残量検出センサー41などの動作に関しては、第1実施形態と同様となるため、説明は省略する。
以上、本実施形態に係るプリンター1Aによれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のプリンター1Aによれば、残量確認部70Aは、インクの残量を視認可能な透明部材となるカバー部材73で形成されている。そのため、インクタンク50がインク残量を視認可能な程度の透明度を有している場合、カバー部材73を通して各インクタンク50のインク残量を視認することができる。
本実施形態のプリンター1Aによれば、ホームポジションにおいて、インクタンク50の上部に第3照明部材90が設置されている。この構成により、各インクタンク50が照明されることにより、更に、カバー部材73を通して各インクタンク50のインク残量を視認しやすくすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
<変形例1>
第1実施形態のプリンター1は、残量確認部70を構成する第2照明部材71を有して構成されている。しかし、この構成には限られず、残量確認部70を有さない構成としてもよい。その場合、例えば、上部カバー4を開放し、キャリッジ20に搭載されるいずれかのインクタンク50のキャップ16を外した場合に、制御部80が残量検出センサー41を駆動させて、キャップ16を外した(注入口15を開いた)インクタンク50のインク残量を検出し、インクタンク50に対応する第1照明部材30をインク残量に応じて点灯させることでもよい。このような構成によっても、キャップ16が注入口15を開いた場合に、第1照明部材30が点灯することにより、インクタンク50の上面50eが照明される。
<変形例2>
第1実施形態のプリンター1は、残量確認部70を構成する第2照明部材71を有して構成されている。しかし、この構成には限られず、残量確認部70を有さない構成としてもよい。その場合、例えば、操作パネル7からインクの残量検出のための操作入力が行われた場合や、上部カバー4などのインクタンク50を覆う状態のカバーなどを開いた場合をトリガーとして、制御部80がインクタンク50のインク残量の検出を行わせることで、検出結果を第1照明部材30を通して点灯させることでもよい。その場合、使用者は、第1照明部材30の点灯状態を確認して、インクを補充するインクタンク50を決め、そのインクタンク50のキャップ16を外した場合に、キャップ16が外されたインクタンク50に対応する第1照明部材30のみがインク残量に応じた点灯を行い、他の第1照明部材30は消灯することでもよい。これは、第2実施形態のプリンター1Aにおいても同様である。
<変形例3>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aは、インクタンク50として、4つの色に対応させて4つのインクタンク50を用いている。しかし、これには限定されず、プリンターで用いる色数に応じて、インクタンクを用いることでよい。従って、1色用いるプリンターに対応して1つのインクタンクを用いることでもよいし、4つより多くの色を用いるプリンターに対応させて4つより多くのインクタンクを用いることでもよい。
<変形例4>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、照明部材としての第1照明部材30は、インクタンク50の背面からインクタンク50を照明する構成としている。しかし、これには限定されず、インクタンク50の前面または上面からインクタンク50を照明する構成であってもよい。また、前面、上面、背面からの照明を組合せてもよい。
<変形例5>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、照明部材としての第1照明部材30は、4つのインクの色に対応して点灯色が個々に設定される4つの第1照明部材30を備えている。しかし、第1照明部材はインクの色には対応させずに、1色の色で4つの第1照明部材30を備えていてもよい。また、1色の色で1つの第1照明部材を備えていてもよい。
<変形例6>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、照明部材としての第1照明部材30は、4つのインクの色に対応して点灯色が個々に設定される4つの第1照明部材30を備えている。言い換えると、1つの第1照明部材30は1色の発光を行う。しかし、これには限定されず、1つの第1照明部材で複数の色を発光させることが可能な第1照明部材を用いることができる。この場合、例えば、4つの第1照明部材30に換えて、4つの色を発光できる1つの第1照明部材を用いることでもよい。そして、インクを補充するために1つのインクタンク50のキャップ16を外した場合、そのインクタンク50のインクの色に応じた色の発光を行うことでよい。併せて、そのインクタンク50のインク残量に応じた点灯状態とする点灯を行うことでよい。
<変形例7>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aは、インクタンク50のインク残量が、90%,50%,10%となる位置に残量検出センサー41を設置している。そして、残量検出センサー41を用いて、インク残量が、90%以上か、90%未満で50%以上か、50%未満で10%以上か、10%未満か、のいずれなのかを検出している。しかし、これには限定されず、残量検出センサーを設置する位置は、インク残量に対する考え方により変更することでよい。
<変形例8>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aは、インク残量が、90%以上か、90%未満で50%以上か、50%未満で10%以上か、10%未満かにより、第1照明部材30、第2照明部材71の点灯の仕方を設定している。しかし、これには限定されず、点灯の仕方は、使用者に対して、インク残量を容易に把握させることができれば、自由に変更することでよい。
<変形例9>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aは、1つのインクタンク50に対し、3カ所でインク残量を検出している。しかし、これには限定されず、1カ所または2カ所でインク残量を検出してもよいし、4カ所以上でインク残量を検出してもよい。
<変形例10>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、記憶部81は、インクタンク50内部のインクの有無を判断する基準光量として、インクが有る(存在する)状態での強度を基準光量として記憶している。しかし、これには限定されず、インクタンク50内部にインクが無い(存在しない)状態での強度を基準光量として記憶することでもよい。
<変形例11>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、インク残量の検出を、操作パネル7からの操作入力を受けた場合に行っている。しかし、これには限定されず、所定時間ごとにインク残量を検出することでもよい。
<変形例12>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、インク残量の検出を行う残量検出センサー41が透過させるインクタンク50の面を変更してもよい。例えば、第1実施形態では、第1発光素子41aはインクタンク50の左面50c側に設置され、第1受光素子41bは右面50d側に設置され、第1発光素子41aからの光はインクタンク50を左面50cから右面50dに透過させている。しかし、これには限定されず、第1発光素子41aはインクタンク50の前面50a側に設置され、第1受光素子41bは背面50b側に設置され、第1発光素子41aからの光はインクタンク50を前面50aから背面50bに透過させる構成としてもよい。
<変形例13>
第1、第2実施形態のプリンター1,1Aにおいて、インクタンク50にインクを注入する場所として、ホームポジションで行っている。しかし、これには限定されず、ホームポジションとは異なる場所で行うことでもよい。
<変形例14>
第2実施形態のプリンター1Aは、インクタンク50の上部に第3照明部材90が設置され、各インクタンク50が照明される構成としている。しかし、これには限定されず、第3照明部材90に換えて、第1照明部材30を点灯させることでもよい。第1照明部材30を点灯させることによっても、カバー部材73を通して各インクタンク50のインク残量を視認しやすくすることができる。
以下に、上記実施形態から導き出される内容を記載する。
記録装置は、媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、底部に前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、を装置本体内部に備え、前記キャリッジにおいて前記記録手段の上部に搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、前記注入口に栓をする栓部材と、を備え、前記液体収容部の前面、上面、背面のいずれか一方から前記液体収容部を照明する照明部材が設けられ、前記栓部材が前記注入口を開いた状態を検出する検出部(キャップ検出センサー40)と、前記検出部の検出結果に基づき前記照明部材を制御する制御部と、を備え、前記照明部材は、前記検出部が前記注入口が開いた状態を検出した場合に点灯することを特徴とする。
この構成によれば、記録装置は、媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、底部に記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジとを装置本体の内部に備えている。また、キャリッジにおいて記録手段の上部に搭載され、記録手段に供給する液体を収容するとともに、液体を補充容器から注入可能な注入口を備える液体収容部と、注入口に栓をする栓部材と、を備えている。そして、液体収容部の前面、上面、背面のいずれか一方から液体収容部を照明する照明部材が設けられている。また、栓部材が注入口を開いた状態を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて照明部材を制御する制御部を備え、照明部材は、検出部が注入口が開いた状態を検出した場合に点灯する。これにより、栓部材が注入口を開いた場合に、照明部材が点灯することにより、液体収容部が照明される。従って、液体を補充する際に、液体収容部の注入口が視認しやすくなり、確実に補充容器を注入口に接続することができる。
上記、記録装置において、前記照明部材は、前記液体収容部に収容される前記液体の色に応じて点灯色を変えることが好ましい。
この構成によれば、照明部材は、液体収容部に収容される液体の色に応じて点灯色を変えることにより、液体の色と液体が充填されている液体収容部との対応が取りやすくなる。
上記、記録装置において、前記照明部材は、前記液体収容部に収容される前記液体の残量に応じて点灯状態が変わることが好ましい。
この構成によれば、照明部材は、液体収容部に収容される液体の残量に応じて点灯状態を変えることにより、液体収容部の現在の液体残量がどの位なのかを容易に把握することができる。
上記、記録装置において、前記装置本体には、前記液体収容部に収容される前記液体の残量を確認する残量確認部が設けられることが好ましい。
この構成によれば、装置本体には、液体収容部に収容される液体の残量を確認する残量確認部が設けられることにより、残量確認部を確認することで、現在の液体残量がどの位なのかを容易に把握することができる。
上記、記録装置において、前記残量確認部は、前記液体の残量に応じて点灯状態が変わる第2照明部材で構成されていることが好ましい。
この構成によれば、残量確認部は、液体の残量に応じて点灯状態が変わる第2照明部材で構成されていることにより、第2照明部材を確認することで、現在の液体残量がどの位なのかを容易に把握することができる。
上記、記録装置において、前記残量確認部は、前記液体の残量を視認可能な透明部材で形成されていることが好ましい。
この構成によれば、残量確認部は、液体の残量を視認可能な透明部材で形成されていることにより、透明部材を通して液体収容部の液体残量を視認することができ、現在の液体残量がどの位なのかを容易に把握することができる。
1,1A…記録装置としてのプリンター、10…装置本体、11…記録手段としての記録ヘッド、14…補充容器、15…注入口、16…栓部材としてのキャップ、20…キャリッジ、30…照明部材としての第1照明部材、40…検出部としてのキャップ検出センサー、50…液体収容部としてのインクタンク、70,70A…残量確認部、71…第2照明部材、73…透明部材で構成されるカバー部材、80…制御部。

Claims (6)

  1. 媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、底部に前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、を装置本体内部に備え、前記キャリッジにおいて前記記録手段の上部に搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、前記注入口に栓をする栓部材と、を備え、前記液体収容部の背面側の壁面に設けられ、前記液体収容部の上面を照らす第1照明部材と、前記装置本体の前面の上部であって、一段窪んで形成される第2前面を有し、前記第2前面には第2照明部材が設けられ、
    前記栓部材が前記注入口を開いた状態を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づき前記第1照明部材を制御する制御部と、を備え、前記第1照明部材は、前記検出部が前記注入口が開いた状態を検出した場合に点灯することを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置であって、前記第1照明部材および前記第2照明部材は、前記液体収容部に収容される前記液体の色に応じて点灯色を変えることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置であって、前記第1照明部材および前記第2照明部材は、前記液体収容部に収容される前記液体の残量に応じて点灯状態が変わることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の記録装置であって、前記装置本体には、前記液体収容部に収容される前記液体の残量を確認する残量確認部が設けられることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置であって、前記残量確認部は、前記液体の残量に応じて点灯状態が変わる前記第2照明部材で構成されていることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4に記載の記録装置であって、前記残量確認部は、前記液体の残量を視認可能な透明部材で形成されていることを特徴とする記録装置
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