JP7249747B2 - 浴槽 - Google Patents
浴槽 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7249747B2 JP7249747B2 JP2018154540A JP2018154540A JP7249747B2 JP 7249747 B2 JP7249747 B2 JP 7249747B2 JP 2018154540 A JP2018154540 A JP 2018154540A JP 2018154540 A JP2018154540 A JP 2018154540A JP 7249747 B2 JP7249747 B2 JP 7249747B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- bathtub
- main body
- flange
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
上端周縁に設けられたフランジ部、及び前記フランジ部の外縁から垂下して延びるフランジ垂下部を有した浴槽本体と、
上側が前記上側よりも下方に比べて洗い場側に突出しており、前記フランジ垂下部の下端よりも下方で隣合うように手かけ部を形成したエプロンカバーと、
を備えていることを特徴とする。
実施例1の浴槽1は、図1に示すように、洗い場2を有する浴室Bに設置され、洗い場2に隣合い配置されている。
浴槽1は、浴槽本体10、エプロン本体11、及びエプロンカバー12を備えている(図2、3参照。)。浴槽本体10は下方向に窪み形成された凹部10Aを有している。凹部10Aは上方から見た平面視において左右方向(左右は、図1における、上側下側である。以下同じ)に延びたほぼ楕円形状をなしている。浴槽本体10は、凹部10Aの上端(上下は、図1における、手前側奥側である。以下同じ)の周縁に設けられたフランジ部10B、及びフランジ部10Bの洗い場2側の外縁から垂下して延びるフランジ垂下部10Cを有している(図2、3参照。)。
当接部11Aは、エプロン本体11の上部に、左右方向に延びて洗い場2側に向けて突出して設けられている。また、当接部11Aは、エプロン本体11の左右中央部において切り欠かれ、左側と右側とに分断されている。
第1取付け部11Fは、板状をなし、エプロン本体11の洗い場2側の面に当接し、ねじS1及びナットN1でエプロン本体11に連結されている(図3参照。)。
第1垂下片11Hは第1基部11Gの先端から下方向に垂下している。つまり、第1垂下部11Bの第1垂下片11Hは下方向に垂下している。
第2取付け部11Jは、板状をなし、エプロン本体11の当接部11Aが設けられた面に当接し、ねじS2及びナットN2でエプロン本体11に連結されている(図2参照。)。また、第2取付け部11Jの上端部は、洗い場2側に向けて傾斜している(図2参照。)。
第2垂下片11Lは第2基部11Kの先端から下方向に垂下している。つまり、第2垂下部11Cの第2垂下片11Lは下方向に垂下している。
回動部11Mはほぼ平板状をなしている。回動部11Mには板厚方向に貫通して貫通孔が形成されている。各爪部11Eは、外周縁に鍔が形成され挿通孔が形成された筒部材11Qが回動部11Mの貫通孔に挿入され、この筒部材11Qの挿通孔にねじS3が挿通され、ねじS3及びナットN3でエプロン本体11に連結されている(図3参照。)。各爪部11EはねじS3の中心軸周りに回動自在である。
爪部本体11Pは、平板状をなし、回動部11Mの厚みより薄く形成されている。爪部本体11Pは回動部11Mのエプロン本体11から離れた側の面に沿って回動部11Mの右側から右方向に延びている。
爪部11Eは、図6に示すように、例えばつまみ部11Nに指をかけ、ねじS3の中心軸周りに回動させることによって、爪部本体11Pの位置をねじS3に対して右側と上側とに変化させることができる。これにより、爪部11Eの爪部本体11Pは後述するエプロンカバー12の被係止部12Gの長孔12Kに挿抜自在である。また、爪部11Eは、爪部本体11Pの位置がねじS3に対して右側から上側、及び上側から右側に不用意に変化しないように、姿勢を保持することができる構成とされている。
また、エプロンカバー12は、図5に示すように、平面部12A、下側傾斜部12B、屈曲部12C、被当接部12D、4つの係合部12E、及び被係止部12Gを有している。
下側傾斜部12Bは、平面部12Aの左右中央部の上端部に設けられ、洗い場2側に向けて突出している(図2、3参照。)。つまり、エプロンカバー12はエプロンカバー12の上側であり上端部である下側傾斜部12Bが下側傾斜部12Bよりも下方に位置する平面部12Aに比べて洗い場2側に突出している。下側傾斜部12Bは左右中央に向かうにつれて洗い場2側に突出する寸法が大きくなっている(図1参照。)。
下側傾斜部12Bの上端部は、図2、3に示すように、浴槽本体10のフランジ垂下部10Cより洗い場2側に位置している。
下側傾斜部12Bの洗い場2側には、平面部12Aに向けて下方に傾斜し、上方に向けて窪んで湾曲した湾曲面によって形成され、下端が平面部12Aに連続する下面12Jが形成されている。また、下面12Jには、滑り止め部12Hが形成されている。滑り止め部12Hは、例えば、下面12Jにシボ加工が施されて形成されている。
被当接部12Dは屈曲部12Cの先端部に左右方向に沿って延び、上方向に突出して設けられている。被当接部12Dの上端面はエプロン本体11の当接部11Aの下端面、及び第2垂下部11Cの第2基部11Kの下端面に当接する。
また、第2垂下部11Cの第2基部11Kの下端面に当接する部分の被当接部12Dは、第2垂下部11Cの第2垂下片11Lに係合する(図2参照。)。第2垂下部11Cの第2基部11Kの下端面に当接する部分の被当接部12Dは、洗い場2側の面が第2垂下片11Lの浴槽本体10側の面に当接し、浴槽本体10側の面の上端部が第2取付け部11Jの洗い場2側の面の上端部に当接している(図2参照。)。これにより、エプロンカバー12の上部の洗い場2側及び浴槽本体10側への移動を規制することができる。つまり、第2垂下部11Cの第2基部11Kの下端面に当接する部分の被当接部12Dは係合部12Lである(図2、5参照。)。
また、被係止部12Gには4つの長孔12Kが形成されている。各長孔12Kは左右方向に長く形成されている。各長孔12Kは4つの係合部12Eのほぼ真下にそれぞれが配置されている。被係止部12Gの下端面はエプロン本体11の係止部11Dの上端面に当接する(図2参照。)。また、被係止部12Gの長孔12Kには、エプロン本体11の爪部11Eの爪部本体11Pが挿入される(図3、6(B)参照。)。
手かけ部30の上面10Eは下面12Jより傾斜が緩やかである。また、手かけ部30は洗い場2から離れるにつれて上下方向の寸法が大きくなっている。
また、使用者が浴槽本体10側から手かけ部30に手をかける際、使用者の手の平は、図10(A)、(B)に示すように、使用者の手の大きさが異なる場合でも、上側傾斜部10Dの上面10Eに沿って当接し、指先が下側傾斜部12Bの下面12Jに確実に当接する。これにより、浴槽1は浴槽本体10側からも手かけ部30に良好に手をかけることができる。
また、エプロンカバー12の被当接部12Dの係合部12Lの浴槽本体10側の面の上端部がエプロン本体11の第2垂下部11Cの第2取付け部11Jの洗い場2側の面の上端部に当接している(図2参照)ため、使用者が手かけ部30の第2垂下部11Cが設けられた場所を掴んでも、浴槽本体10側に向けてエプロンカバー12が撓むことを抑えることができる。
また、エプロンカバー12の被当接部12Dの係合部12Lの洗い場2側の面がエプロン本体11の第2垂下片11Lの浴槽本体10側の面に当接している(図2参照)ため、使用者が手かけ部30の第2垂下部11Cが設けられた場所を掴んでも、洗い場2側に向けてエプロンカバー12が撓むことを抑えることができる。
また、各係合部12Eが配置された下側傾斜部12Bの浴槽本体10側の面には、第1垂下片11Hの洗い場2側の面が当接しているため、使用者が手かけ部30の係合部12Eが設けられた場所を掴んでも、浴槽本体10側に向けてエプロンカバー12が撓むことを抑えることができる。
(1)実施例1では、滑り止め部は下面にシボ加工が施された部分であるが、ゴムやエラストマー等で形成された部材を貼着してもよい。
(2)実施例1では、手かけ部の上側傾斜部の上面、及び下側傾斜部の下面が湾曲した湾曲面で形成されているが、上側傾斜部の上面、及び下側傾斜部の下面を平面で形成してもよい。また、上側傾斜部の上面、及び下側傾斜部の下面を湾曲面及び平面で形成してもよい。
(3)第1垂下部、第2垂下部、係止部、爪部、係合部、及び被係止部に形成する長孔の数は、実施例1に開示された数に限定されない。
(4)実施例1では、被当接部の上端面が当接部の下端面、及び第2基部の下端面に当接し、被当接部の洗い場側の面が第2垂下片の浴槽本体側の面に当接し、浴槽本体側の面が第2取付け部の洗い場側の面の上端部に当接しているが、隙間を設けてもよい。
(5)実施例1では、下側傾斜部をエプロンカバーと一体的に形成しているが、エプロンカバーと別体で形成した下側傾斜部をエプロンカバーに連結してもよい。
(6)実施例1では、エプロンカバーの上端部である下側傾斜部が下側傾斜部よりも下方に位置する平面部に比べて洗い場側に突出しているが、下側傾斜部がエプロンカバーの上側に位置していてもよい。
2…洗い場
10…浴槽本体
10B…フランジ部
10C…フランジ垂下部
12…エプロンカバー
12H…滑り止め部
30…手かけ部
Claims (2)
- 上端周縁に設けられたフランジ部、及び前記フランジ部の外縁から垂下して延びるフランジ垂下部を有した浴槽本体と、
上側が前記上側よりも下方である平面部に比べて洗い場側に突出しており、前記フランジ垂下部の下端よりも下方で隣合うように手かけ部を形成したエプロンカバーと、
を備え、
前記フランジ垂下部は、前記平面部に比べて前記洗い場側に突出しており、
前記上側は、前記フランジ垂下部よりも前記洗い場側に突出しているとともに、上方に向けて窪んで湾曲した湾曲面によって形成され、前記湾曲面の下端が前記平面部に連続していることを特徴とする浴槽。 - 前記手かけ部は滑り止め部を有していることを特徴とする請求項1に記載の浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018154540A JP7249747B2 (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018154540A JP7249747B2 (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020028368A JP2020028368A (ja) | 2020-02-27 |
JP7249747B2 true JP7249747B2 (ja) | 2023-03-31 |
Family
ID=69622994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018154540A Active JP7249747B2 (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7249747B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005296185A (ja) | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Toto Ltd | 浴槽 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444157Y2 (ja) * | 1986-09-29 | 1992-10-19 | ||
GB2199740A (en) * | 1986-10-28 | 1988-07-20 | Irene Quigley | Improvements relating to baths bath hand grip |
JPH08182631A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴 槽 |
-
2018
- 2018-08-21 JP JP2018154540A patent/JP7249747B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005296185A (ja) | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Toto Ltd | 浴槽 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020028368A (ja) | 2020-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7117536B2 (en) | Silicone grabber | |
JP5669473B2 (ja) | 剃刀のハンドル | |
KR102608682B1 (ko) | 용이하게 탈착가능한 웨브를 갖는 청소 도구 | |
JP7249747B2 (ja) | 浴槽 | |
WO2009157056A1 (ja) | 櫛 | |
JP7158207B2 (ja) | 浴槽 | |
JP7080136B2 (ja) | 浴槽 | |
US20070000096A1 (en) | Bakeware set and bakeware grips | |
JP6078359B2 (ja) | 浴槽用手摺りの回転ハンドル | |
JP3195243B2 (ja) | 剃 刀 | |
US20150027280A1 (en) | Body care tool | |
JP2007215754A (ja) | 瞼にアイラインを描くための補助具 | |
KR200424900Y1 (ko) | 프라이팬의 손잡이 | |
KR200353535Y1 (ko) | 장갑형 수세미 | |
JP3989410B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
US9141074B2 (en) | Image forming apparatus having side cover including finger receiving portion | |
JP6439945B2 (ja) | 手摺 | |
US20050227885A1 (en) | Soap bar | |
KR20130000225A (ko) | 개구부의 둘레 길이 조절이 가능한 양면 고무장갑 | |
KR200352930Y1 (ko) | 프라이팬 | |
KR20180007481A (ko) | 웹의 탈착이 용이한 청소 도구 | |
JP6679326B2 (ja) | 風呂蓋 | |
AU2002229422B2 (en) | A soap bar | |
JP3014353U (ja) | 浴用ブラシセット | |
JP2005312712A (ja) | まつ毛カール器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220509 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7249747 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |