JP7249028B2 - エアーフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、空気中に含まれる塵埃及び微細な粒子を除去するエアーフィルタに関する。
プレフィルタを内蔵したプレフィルタ保持枠及び中性能フィルタ又は高性能フィルタを内蔵した本フィルタ保持枠を有するフィルタ保持枠と、フィルタ保持枠を収容する凹部が下流側に形成され、その凹部の底面に形成されたエアー流入口が形成され、そのエアー流入口の周縁にフィルタ保持枠の前面が当接するフィルタハウジングと、そのフィルタハウジングの凹部の外縁部に設置され、フィルタ保持枠を凹部底面の縁部に押圧する締め付け具とを備え、フィルタハウジングの凹部が複数のフィルタ保持枠をスライド可能に収容する広さを有し、凹部内にプレフィルタ保持枠及び本フィルタ保持枠がその順で収容され、凹部内に収容したフィルタ保持枠毎にエアー流入口と締め付け具が設置されたエアーフィルタ装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2018-1093号公報
前記特許文献1に開示のエアーフィルタ装置は、上流側に配置されたプレフィルタによって空気中に含まれる塵埃が除去され、プレフィルタの下流側に配置された中性能フィルタ又は高性能フィルタによって空気中に含まれる微細な粒子が除去される。しかし、nmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子が中性能フィルタ又は高性能フィルタに捕集されずにフィルタを通過する場合があり、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を確実に除去することができない。また、中性能フィルタ又は高性能フィルタがμmサイズを超過する微粒子やμmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子を捕集することで、中性能フィルタ又は高性能フィルタの捕集機能が早期に飽和し、その捕集機能が低下するから、長期間にわたって清浄空気を給気することができない。
本発明の目的は、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができるエアーフィルタを提供することにある。本発明の他の目的は、フィルタの捕集機能が早期に飽和することはなく、長期間にわたって清浄空気を給気することができるエアーフィルタを提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、空気に含まれる粒子を除去するエアーフィルタである。
前記前提における本発明のエアーフィルタの特徴は、エアーフィルタが、空気の流入側に位置するプレフィルタと、プレフィルタの下流側に位置する中性能フィルタと、中性能フィルタの下流側に位置する多孔質フィルタと、多孔質フィルタの下流側であって空気の流出側に位置するHEPAフィルタ又はULPAフィルタとから形成され、プレフィルタを保持する第1保持フレームと、中性能フィルタを保持する第2保持フレームと、多孔質フィルタを保持する第3保持フレームと、HEPAフィルタ又はULPAフィルタを保持する第4保持フレームと、第1~第4保持フレームを着脱可能に収容しつつ第1~第4保持フレームを空気通流方向へ気密に連結するフィルタハウジングとを含み、エアーフィルタでは、空気に含まれる塵埃がプレフィルタと中性能フィルタとに捕集され、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子が多孔質フィルタに吸着されるとともに、多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子がHEPAフィルタ又はULPAフィルタによって捕集されることにある。
本発明のエアーフィルタの一例としては、プレフィルタが、所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置して中性能フィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、中性能フィルタが、所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置して多孔質フィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、多孔質フィルタが、中性能フィルタに対向する所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置してHEPAフィルタ又はULPAフィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、HEPAフィルタ又はULPAフィルタが、多孔質フィルタに対向する所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置する所定面積の空気流出面とを有し、エアーフィルタでは、中性能フィルタの空気流出面と多孔質フィルタの空気流入面とが対向し、多孔質フィルタの空気流出面とHEPAフィルタ又はULPAフィルタの空気流入面とが対向するように、それらフィルタが空気通流方向に並んでいる。
本発明のエアーフィルタの他の一例としては、プレフィルタ及び中性能フィルタが、プリーツ加工されたプリーツ型プレフィルタ及びプリーツ型中性能フィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型プレフィルタ及びフラット型中性能フィルタであり、多孔質フィルタが、プリーツ加工されたプリーツ型多孔質フィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型多孔質フィルタであり、HEPAフィルタ又はULPAフィルタが、プリーツ加工されたプリーツ型HEPAフィルタ及びプリーツ型ULPAフィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型HEPAフィルタ及びフラット型ULPAフィルタである。
本発明のエアーフィルタの他の一例としては、多孔質フィルタが、粒状活性炭を保持した活性炭フィルタと、活性炭素繊維から作られた活性炭素繊維フィルタと、活性炭素繊維に活性炭粉末を保持させた活性炭シートフィルタとのうちのいずれかである。
本発明のエアーフィルタの他の一例としては、プレフィルタ及び中性能フィルタの面速と多孔質フィルタの面速とHEPAフィルタ及びULPAフィルタの面速とが、10~40cm/secの範囲にある。
本発明のエアーフィルタの他の一例としては、10~40cm/secの面速におけるプレフィルタ及び中性能フィルタの圧力損失と多孔質フィルタの圧力損失とHEPAフィルタ及びULPAフィルタの圧力損失とが、100~250Paの範囲にある。
本発明のエアーフィルタの他の一例としては、プレフィルタ及び中性能フィルタのみかけの嵩密度が、0.08~0.13g/cmの範囲にあり、多孔質フィルタのみかけの嵩密度が、0.06~0.11g/cmの範囲にあり、HEPAフィルタ及びULPAフィルタのみかけの嵩密度が、0.03~0.11g/cmの範囲にある。
本発明に係るエアーフィルタによれば、それが空気の流入側に位置する多孔質フィルタと多孔質フィルタの下流側であって空気の流出側に位置するHEPAフィルタ又はULPAフィルタとから形成され、空気に含まれるnmサイズ(ナノメートルサイズ)の微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を多孔質フィルタが吸着するとともに、多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズ及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をHEPAフィルタ又はULPAフィルタが捕集するから、空気に含まれるnmサイズの微粒子やnmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、μmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。エアーフィルタは、nmサイズ(ナノメートルサイズ)及びnmサイズ未満の微粒子が多孔質フィルタに吸着されるから、HEPAフィルタやULPAフィルタに微粒子が集中して捕集されることはなく、HEPAフィルタやULPAフィルタの捕集機能の早期の飽和を防ぐことができ、それらフィルタを利用して長期間にわたって清浄空気を給気することができる。
なお、nm及びnm未満の微粒子はHEPAフィルタまたULPAフィルタ等のエアーフィルタではその間隙をすり抜けてしまい、除去することが難しいため、活性炭等の多孔質フィルタで物理的、電気化学的に吸着捕集することで除去することができる。一方nmからμm以上の微粒子は多孔質の細孔に入ることができないため、活性炭等の多孔質フィルタでは捕集できないが、HEPAフィルタまたULPAフィルタ等のエアーフィルタでは捕集することができる。そのため、上流側に活性炭、下流側にエアーフィルタを配置することでnm未満からμm以上の微粒子を除去することができる。
多孔質フィルタの上流側に位置するプレフィルタと中性能フィルタとのうちの少なくともプレフィルタを含み、空気に含まれる塵埃がプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタによって捕集されるエアーフィルタは、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタが捕集し、塵埃が除去された空気に含まれるnmサイズ(ナノメートルサイズ)の微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をプレフィルタの下流側に位置する多孔質フィルタが吸着するとともに、多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズ及びμmサイズ(マイクロメートルサイズ)の微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をHEPAフィルタ又はULPAフィルタが捕集するから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。エアーフィルタは、空気に含まれる所定の大きさの塵埃がプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに確実に捕集されるから、プレフィルタや中性能フィルタによって空気から所定の大きさの塵埃を除去することができるとともに、プレフィルタや中性能フィルタの後流側に設置された多孔質フィルタやHEPAフィルタ、ULPAフィルタが大きいサイズの塵埃によって目詰まりを起こすことはなく、多孔質フィルタの粒子吸着機能、HEPAフィルタやULPAフィルタの粒子捕集機能を十分に利用することができるとともに、多孔質フィルタやHEPAフィルタ、ULPAフィルタの利用期間を延ばすことができる。
プレフィルタ及び中性能フィルタが所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置して多孔質フィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、多孔質フィルタがプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに対向する所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置してHEPAフィルタ又はULPAフィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、HEPAフィルタ又はULPAフィルタが多孔質フィルタに対向する所定面積の空気流入面と空気流入面の反対側に位置する所定面積の空気流出面とを有し、プレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタの空気流出面と多孔質フィルタの空気流入面とが対向し、多孔質フィルタの空気流出面とHEPAフィルタ又はULPAフィルタの空気流入面とが対向するように、それらフィルタが空気通流方向に並んでいるエアーフィルタは、所定面積の空気流入面から流入した空気に含まれる所定の大きさの塵埃がプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに捕集され、プレフィルタや中性能フィルタによって塵埃が除去された空気が所定面積の空気流入面から多孔質フィルタに流入し、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子が多孔質フィルタに吸着され、多孔質フィルタによってnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子が除去された空気が空気流入面からHEPAフィルタ又はULPAフィルタに流入し、多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズ及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子がHEPAフィルタ又はULPAフィルタに捕集され、塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子が除去された空気がHEPAフィルタやULPAフィルタの空気流出面から給気されるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を所定面積の空気流入面と所定面積の空気流出面とを有するそれらフィルタによって確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
プレフィルタ及び中性能フィルタがプリーツ加工されたプリーツ型プレフィルタ及びプリーツ型中性能フィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型プレフィルタ及びフラット型中性能フィルタであり、多孔質フィルタがプリーツ加工されたプリーツ型多孔質フィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型多孔質フィルタであり、HEPAフィルタ又はULPAフィルタがプリーツ加工されたプリーツ型HEPAフィルタ及びプリーツ型ULPAフィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型HEPAフィルタ及びフラット型ULPAフィルタであるエアーフィルタは、それらフィルタをプリーツ加工することで、それらフィルタの空気流入面の10倍以上のフィルタを折り込むことが可能となり、それらフィルタを通過する空気の面速を遅くさせることができるとともに、それらフィルタに空気を長く通流させることができるから、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプリーツ型プレフィルタやプリーツ型中性能フィルタに確実に捕集させることができ、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をプリーツ型多孔質フィルタに確実に吸着させることができるとともに、プリーツ型多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をプリーツ型HEPAフィルタ又はプリーツ型ULPAフィルタに確実に捕集させることができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。エアーフィルタは、空気に含まれる所定の大きさの塵埃を一方向へ略フラットに延びるフラット型プレフィルタやフラット型中性能フィルタに確実に捕集させることができ、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を一方向へ略フラットに延びるフラット型多孔質フィルタに確実に吸着させることができるとともに、フラット型多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を一方向へ略フラットに延びるフラット型HEPAフィルタ又はフラット型ULPAフィルタに確実に捕集させることができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
多孔質フィルタが粒状活性炭を保持した活性炭フィルタと活性炭素繊維から作られた活性炭素繊維フィルタと活性炭素繊維に活性炭粉末を保持させた活性炭シートフィルタとのうちのいずれかであるエアーフィルタは、多孔質フィルタとして活性炭フィルタ又は活性炭素繊維フィルタあるいは活性炭シートフィルタを使用することで、それらフィルタの活性炭がnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着するから、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を除去することができ、それら活性炭を含む多孔質フィルタとともにHEPAフィルタ又はULPAフィルタを利用することで、μmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
プレフィルタを保持する第1保持フレームと、中性能フィルタを保持する第2保持フレームと、多孔質フィルタを保持する第3保持フレームと、HEPAフィルタ又はULPAフィルタを保持する第4保持フレームと、第1~第4保持フレームを着脱可能に収容しつつ第1~第4保持フレームを空気通流方向へ気密に連結するフィルタハウジングとを含むエアーフィルタは、プレフィルタが第1保持フレームに保持され、中性能フィルタが第2保持フレームに保持され、多孔質フィルタが第3保持フレームに保持されるとともに、HEPAフィルタ又はULPAフィルタが第4保持フレームに保持されるから、それらフレームによってそれらフィルタの型くずれや変形が防止され、型くずれや変形によるプレフィルタ及び中性能フィルタの塵埃捕集機能の低下や多孔質フィルタの粒子吸着機能の低下、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの粒子捕集機能の低下を防ぐことができ、プレフィルタ及び中性能フィルタの塵埃捕集機能や多孔質フィルタの粒子吸着機能、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの粒子捕集機能を最大限に利用することができるとともに、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。エアーフィルタは、第1~第4保持フレームがフィルタハウジングを介して空気通流方向へ気密に連結されるから、それらフィルタからの空気漏れやそれらフィルタ間における空気のコンタミネーションを防ぐことができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を確実に給気することができる。
プレフィルタ及び中性能フィルタの面速と多孔質フィルタの面速とHEPAフィルタ及びULPAフィルタの面速とが10~40cm/secの範囲にあるエアーフィルタは、それらフィルタの面速が10~40cm/secの範囲にあり、前記範囲の面速を有するそれらフィルタを空気が最適な流速でスムーズに通流するから、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに確実に捕集させることができ、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を多孔質フィルタに確実に吸着させることができるとともに、多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をHEPAフィルタ又はULPAフィルタに確実に捕集させることができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
10~40cm/secの面速におけるプレフィルタ及び中性能フィルタの圧力損失と多孔質フィルタの圧力損失とHEPAフィルタ及びULPAフィルタの圧力損失とが100~250Paの範囲にあるエアーフィルタは、面速10~40cm/secにおけるそれらフィルタの圧力損失が100~250Paの範囲にあるから、所定の面速に対するフィルタの圧力損失が小さく、空気がそれらフィルタを最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタにおける空気の滞留やそれらフィルタ間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プレフィルタ及び中性能フィルタの塵埃捕集機能や多孔質フィルタの粒子吸着機能、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの粒子捕集機能を最大限に利用することができる。エアーフィルタは、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに確実に捕集させることができ、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を多孔質フィルタに確実に吸着させることができるとともに、多孔質フィルタを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をHEPAフィルタ又はULPAフィルタに確実に捕集させることができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
プレフィルタ及び中性能フィルタのみかけの嵩密度が0.08~0.13g/cmの範囲にあり、多孔質フィルタのみかけの嵩密度が0.06~0.11g/cmの範囲にあり、HEPAフィルタ及びULPAフィルタのみかけの嵩密度が0.03~0.11g/cmの範囲にあるエアーフィルタは、前記範囲のみかけの嵩密度を有するプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに空気に含まれる所定の大きさの塵埃を捕集させ、前記範囲のみかけの嵩密度を有する多孔質フィルタに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着させるとともに、前記範囲のみかけの嵩密度を有するHEPAフィルタ又はULPAフィルタに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集させるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズ、nmサイズ未満の微粒子の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。エアーフィルタは、空気がそれらフィルタを最適な流速でスムーズに通流するようにそれらフィルタのみかけの嵩密度を前記範囲で調節することができるから、それらフィルタを空気が最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタにおける空気の滞留やそれらフィルタ間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プレフィルタ及び中性能フィルタの塵埃捕集機能や多孔質フィルタの粒子吸着機能、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの粒子捕集機能を最大限に利用することができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
なお、エアーフィルタは、プレフィルタ及び中性能フィルタの厚み寸法が6~10mmの範囲にあり、多孔質フィルタの厚み寸法が4~9mmの範囲にあり、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの厚み寸法が2~9mmの範囲にあることが好ましい。エアーフィルタは、前記範囲の厚み寸法を有するプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに空気に含まれる所定の大きさの塵埃を捕集させ、前記範囲の厚み寸法を有する多孔質フィルタに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着させるとともに、前記範囲の厚み寸法を有するHEPAフィルタ又はULPAフィルタに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集させるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。エアーフィルタは、空気がそれらフィルタを最適な流速でスムーズに通流するようにそれらフィルタの厚み寸法を前記範囲で調節することができるから、それらフィルタを空気が最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタにおける空気の滞留やそれらフィルタ間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プレフィルタ及び中性能フィルタの塵埃捕集機能や多孔質フィルタの粒子吸着機能、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの粒子捕集機能を最大限に利用することができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
また、エアーフィルタは、プレフィルタ及び中性能フィルタの目付が200~350g/mの範囲にあり、多孔質フィルタの目付が180~330g/mの範囲にあり、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの目付が160~320g/mの範囲にあることが好ましい。エアーフィルタは、前記範囲の目付を有するプレフィルタと中性能フィルタとの少なくともプレフィルタに空気に含まれる所定の大きさの塵埃を捕集させ、前記範囲の目付を有する多孔質フィルタに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着させるとともに、前記範囲の目付を有するHEPAフィルタ又はULPAフィルタに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集させるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。エアーフィルタは、空気がそれらフィルタを最適な流速でスムーズに通流するようにそれらフィルタの目付を前記範囲で調節することができるから、それらフィルタを空気が最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタにおける空気の滞留やそれらフィルタ間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プレフィルタ及び中性能フィルタの塵埃捕集機能や多孔質フィルタの粒子吸着機能、HEPAフィルタ及びULPAフィルタの粒子捕集機能を最大限に利用することができ、それらフィルタを利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
一例として示すエアーフィルタの斜視図。 図1のエアーフィルタを形成するプレフィルタや中性能フィルタ、多孔質フィルタ、HEPAフィルタ、ULPAフィルタを保持した状態の第1~第4保持フレームの一例を示す斜視図。 図1のエアーフィルタを形成するプレフィルタや中性能フィルタ、多孔質フィルタ、HEPAフィルタやULPAフィルタの一例を示す部分拡大斜視図。 他の一例として示すエアーフィルタの斜視図。 図4のエアーフィルタを形成するプレフィルタや中性能フィルタ、多孔質フィルタ、HEPAフィルタ、ULPAフィルタを保持した状態の第1~第4保持フレームの一例を示す斜視図。 図4のエアーフィルタを形成するプレフィルタや中性能フィルタ、多孔質フィルタ、HEPAフィルタ、ULPAフィルタの一例を示す部分拡大斜視図。 フィルタハウジングにおける第1~第4保持フレームの取り付け及び取り外しの一例を説明する図。 他の一例として示すエアーフィルタの斜視図。 図8のエアーフィルタを形成する多孔質フィルタやHEPAフィルタ、ULPAフィルタを保持した状態の第3及び第4保持フレームの一例を示す斜視図。 他の一例として示すエアーフィルタの斜視図。 図10のエアーフィルタを形成する多孔質フィルタやHEPAフィルタ、ULPAフィルタを保持した状態の第3及び第4保持フレームの一例を示す斜視図。 フィルタハウジングにおける第3及び第4保持フレームの取り付け及び取り外しの一例を説明する図。
一例として示すエアーフィルタ10Aの斜視図である図1等の添付の図面を参照し、本発明に係るエアーフィルタの詳細を説明すると、以下のとおりである。なお、図2は、図1のエアーフィルタ10Aを形成するプレフィルタ11や中性能フィルタ12、多孔質フィルタ13、HEPAフィルタ14、ULPAフィルタ15を保持した状態の第1~第4保持フレーム16~19の一例を示す斜視図であり、図3は、図1のエアーフィルタ10Aを形成するプレフィルタ11や中性能フィルタ12、多孔質フィルタ13、HEPAフィルタ14、ULPAフィルタ15の一例を示す部分拡大斜視図である。
図4は、他の一例として示すエアーフィルタ10Bの斜視図であり、図5は、図4のエアーフィルタ10Bを形成するプレフィルタ11や中性能フィルタ12、多孔質フィルタ13、HEPAフィルタ14、ULPAフィルタ15を保持した状態の第1~第4保持フレーム16~19の一例を示す斜視図である。図6は、図4のエアーフィルタ10Bを形成するプレフィルタ11や中性能フィルタ12、多孔質フィルタ13、HEPAフィルタ14、ULPAフィルタ15の一例を示す部分拡大斜視図である。図7は、フィルタハウジング20における第1~第4保持フレーム16~19の取り付け及び取り外しの一例を説明する図である。図1,図4では、上下方向を矢印A、幅方向を矢印Bで示し、空気通流方向 (前後方向)を矢印Cで示す。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、プレフィルタ11と、中性能フィルタ12と、多孔質フィルタ13と、HEPAフィルタ14(高性能フィルタ)又はULPAフィルタ15(超高性能フィルタ)と、第1~第4保持フレーム16~19と、フィルタハウジング20とから形成されている。エアーフィルタ10A,10Bは、空気中に含まれる塵埃及び微細な粒子を除去する。
エアーフィルタ10A,10Bでは、プレフィルタ11→中性能フィルタ12→多孔質フィルタ13→HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15の順でそれらフィルタ11~15が空気通流方向(前後方向)へ並んでいる。エアーフィルタ10A,10Bでは、中性能フィルタ12を省くこともできる。この場合、プレフィルタ11→多孔質フィルタ→13HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15の順でそれらフィルタ11,13~15が空気通流方向(前後方向)へ並ぶ。
プレフィルタ11及び中性能フィルタ12は、エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)における空気の流入側に位置し、空気に含まれる所定の大きさの塵埃(粉塵)を捕集し、空気から塵埃を除去する。プレフィルタ11及び中性能フィルタ12にはプリーツ加工が施され、プレフィルタ11や中性能フィルタ12が幅方向に向かって波状に折り畳まれている。プレフィルタ11及び中性能フィルタ12は、図2に示すように、プリーツ化されたプリーツ型プレフィルタ11a及びプリーツ型中性能フィルタ12aである。なお、プレフィルタ11及び中性能フィルタ12には、図6に示す一方向へ略フラットに延びるフラット型プレフィルタ11b及びフラット型中性能フィルタ12bを使用することもできる。
プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)は、所定の厚み寸法L1を有し、所定面積の矩形の空気流入面21と、空気流入面21の反対側に位置してプリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)に対向する所定面積の矩形の空気流出面22と、幅方向へ略直状に延びる上端縁部23及び幅方向へ略直状に延びる下端縁部24と、上下方向へ略直状に延びる両側縁部25とを有する。プリーツ型プレフィルタ11aは、空気流入面21の側に位置する第1折曲部分26と、空気流出面22の側に位置する第2折曲部分27とを有する。
プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)は、所定の厚み寸法L2を有し、所定面積の矩形の空気流入面28と、空気流入面28の反対側に位置して多孔質フィルタ13に対向する所定面積の矩形の空気流出面29と、幅方向へ略直状に延びる上端縁部30及び幅方向へ略直状に延びる下端縁部31と、上下方向へ略直状に延びる両側縁部32とを有する。プリーツ型中性能フィルタ12aは、空気流入面28の側に位置する第1折曲部分33と、空気流出面29の側に位置する第2折曲部分34とを有する。
プレフィルタ11又は中性能フィルタ12をプリーツ加工することで、それらフィルタ11,12の空気流入面21,28の10倍以上のフィルタ11,12を折り込むことが可能となり、それらフィルタ11,12を通過する空気の面速を遅くさせることができるとともに、それらフィルタ11,12に多量の空気を通流させることができるから、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプレフィルタ11又は中性能フィルタ12に確実に捕集させることができ、多量の空気を効率よく清浄化することができる。
プリーツ型プレフィルタ11a(プレフィルタ11)やプリーツ型中性能フィルタ12a(中性能フィルタ12)とフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)やフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)とには、主に合成繊維製不織布を使用したフィルタが使用されている。プレフィルタ11(プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11b)は、2.5~500μmの塵埃(粉塵)を捕集し、その捕集効率が45~82%である。中性能フィルタ12(プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b)は、1~500μmの塵埃(粉塵)を捕集し、その捕集効率が60~90%である。
プレフィルタ11(プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11b)には、塩化ビニリデン系繊維を塵埃の捕集に適した形状に点接着したフィルタ、ポリオレフィン繊維をタック編みによって所定の厚み寸法の繊維網に加工したフィルタ、サラン繊維をスクリーン状に織ったフィルタ、ガラス繊維(グラスファイバー)をランダム方向へ層状にしたフィルタ、ガラス繊維をカールさせて立体的に交叉させたフィルタを使用することもできる。中性能フィルタ12(プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b)には、ポリエステル繊維やビニロン繊維、ポリプロピレン繊維、オレフィン系繊維、ガラス繊維(グラスファイバー)から作られたフィルタを使用することもできる。
プリーツ加工されたプリーツ型プレフィルタ11a及びプリーツ型中性能フィルタ12aの互いに対向する対向部分の間にはセパレータ35が配置され、それらセパレータ35によって所定の空隙が形成されている。セパレータ35は、アルミニウムやステンレス等の金属、合成樹脂、特殊紙のいずれかから作られている。
多孔質フィルタ13は、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の下流側に位置し、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着する。多孔質フィルタ13にはプリーツ加工が施され、多孔質フィルタ13が幅方向に向かって波状に折り畳まれている。多孔質フィルタ13は、プリーツ化されたプリーツ型多孔質フィルタ13aである。なお、多孔質フィルタ13には、図6に示す一方向へ略フラットに延びるフラット型多孔質フィルタ13bを使用することもできる。
プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)は、所定の厚み寸法L3を有し、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)に対向する所定面積の矩形の空気流入面36と、空気流入面36の反対側に位置してHEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15に対向する所定面積の矩形の空気流出面37と、幅方向へ略直状に延びる上端縁部38及び幅方向へ略直状に延びる下端縁部39と、上下方向へ略直状に延びる両側縁部40とを有する。プリーツ型多孔質フィルタ13aは、空気流入面36の側に位置する第1折曲部分41と、空気流出面37の側に位置する第2折曲部分42とを有する。
多孔質フィルタ13をプリーツ加工することで、多孔質フィルタ13の空気流入面36の10倍以上のフィルタ13を折り込むことが可能となり、多孔質フィルタ13を通過する空気の面速を遅くさせることができるとともに、多孔質フィルタ13に多量の空気を通流させることができるから、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を多孔質フィルタ13に確実に吸着させることができ、多量の空気を効率よく清浄化することができる。
プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)には、合成繊維製不織布に多数の微細な粒状活性炭(活性炭粉末も可)が保持された活性炭フィルタ(プリーツ型活性炭フィルタ又はフラット型活性炭フィルタ)、不織布形態の活性炭素繊維や編み物形態の活性炭素繊維、織物形態の活性炭素繊維から作られた活性炭素繊維フィルタ(プリーツ型活性炭素繊維フィルタ又はフラット型活性炭素繊維フィルタ)、不織布形態の活性炭素繊維や編み物形態の活性炭素繊維、織物形態の活性炭素繊維に多数の微細な粒状活性炭を保持させた活性炭シートフィルタ(プリーツ型活性炭シートフィルタ又はフラット型活性炭シートフィルタ)のうちのいずれかが使用されている。
プリーツ加工されたプリーツ型多孔質フィルタ13aの互いに対向する対向部分の間にはセパレータ35が配置され、それらセパレータ35によって所定の空隙が形成されている。活性炭素繊維は、有機繊維を焼成して炭化し、さらに高温で熱処理をして作られる。活性炭素繊維には、セルロース系やアクリル系、フェノール系、ピッチ系を使用することができる。活性炭素繊維には、その表面から厚み方向へ延びる複数のミクロポアが形成されている。
HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15は、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の下流側であってエアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)における空気の流出側に位置し、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集する。
HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15にはプリーツ加工が施され、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15が幅方向に向かって波状に折り畳まれている。HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15は、プリーツ化されたプリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aである。なお、HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15には、図6に示す一方向へ略フラットに延びるフラット型HEPAフィルタ14b又はフラット型ULPAフィルタ15bを使用することもできる。
プリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型HEPAフィルタ14b又はフラット型ULPAフィルタ15bは、所定の厚み寸法L4を有し、プリーツ型多孔質フィルタ又はフラット型多孔質フィルタ(多孔質フィルタ)に対向する所定面積の矩形の空気流入面43と、空気流入面43の反対側に位置する所定面積の矩形の空気流出面44と、幅方向へ略直状に延びる上端縁部45及び幅方向へ略直状に延びる下端縁部46と、上下方向へ略直状に延びる両側縁部47とを有する。プリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aは、空気流入面43の側に位置する第1折曲部分48と、空気流出面44の側に位置する第2折曲部分49とを有する。
HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15をプリーツ加工することで、それらフィルタ14,15の空気流入面の10倍以上のフィルタ14,15を折り込むことが可能となり、それらフィルタ14,15を通過する空気の面速を遅くさせることができるとともに、それらフィル14,15タに多量の空気を通流させることができるから、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をHEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15に確実に捕集させることができ、多量の空気を効率よく清浄化することができる。
プリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)は、ガラス繊維から作られ、0.3μmの微粒子を99.97%の効率で捕集する。プリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)は、特殊ガラス繊維から作られ、0.1μmの微粒子を99.9995%の効率で捕集する。プリーツ加工されたプリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aの互いに対向する対向部分の間にはセパレータ35が配置され、それらセパレータ35によって所定の空隙が形成されている。
第1保持フレーム16(第1フィルタ枠)は、プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)の上端縁部23の外側に位置して上端縁部23を支持する上端外枠材50と、フィルタ11a,11bの下端縁部24の外側に位置して下端縁部24を支持する下端外枠材51と、フィルタ11a,11bの両側縁部25の外側に位置して両側縁部25を支持する両側外枠材52とから形成され、プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11bを気密に保持(固定)する。第1保持フレーム16には、矩形の空気流入口53及び矩形の空気流出口54が画成されている。第1保持フレーム16では、プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11bの空気流入面21(第1折曲部分26)が空気流入口53の側に位置し、フィルタ11a,11bの空気流出面22(第2折曲部分27)が空気流出口54の側に位置している。
第1保持フレーム16は、アルミやステンレス、亜鉛鉄板、合成樹脂、合板のいずれかから作られ、リベット止めや溶接加工によってその枠形態が維持されている。第1保持フレーム16には、プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)が着脱可能かつウレタン樹脂又はシリコン樹脂等のシール材によって気密に保持(固定)される。第1保持フレーム16には、プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11bの型くずれや変形を防止する押さえ棒や止め金、押え網が設置されている。
第2保持フレーム17(第2フィルタ枠)は、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の上端縁部30の外側に位置して上端縁部30を支持する上端外枠材55と、フィルタ12a,12bの下端縁部31の外側に位置して下端縁部31を支持する下端外枠材56と、フィルタ12a,12bの両側縁部32の外側に位置して両側縁部32を支持する両側外枠材57とから形成され、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12bを気密に保持(固定)する。第2保持フレーム17には、矩形の空気流入口58及び矩形の空気流出口59が画成されている。第2保持フレーム17では、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12bの空気流入面28(第1折曲部分33)が空気流入口58の側に位置し、フィルタ12a,12bの空気流出面29(第2折曲部分34)が空気流出口59の側に位置している。
第2保持フレーム17は、アルミやステンレス、亜鉛鉄板、合成樹脂、合板のいずれかから作られ、リベット止めや溶接加工によってその枠形態が維持されている。第2保持フレーム17には、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)が着脱可能かつウレタン樹脂又はシリコン樹脂等のシール材によって気密に保持(固定)される。第2保持フレーム17には、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12bの型くずれや変形を防止する押さえ棒や止め金、押え網が設置されている。
第3保持フレーム18(第3フィルタ枠)は、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の上端縁部38の外側に位置して上端縁部38を支持する上端外枠材60と、フィルタ13a,13bの下端縁部39の外側に位置して下端縁部39を支持する下端外枠材61と、フィルタ13a,13bの両側縁部40の外側に位置して両側縁部40を支持する両側外枠材62とから形成され、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13bを気密に保持(固定)する。第3保持フレーム18には、矩形の空気流入口63及び矩形の空気流出口64が画成されている。第3保持フレーム18では、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13bの空気流入面36(第1折曲部分41)が空気流入口63の側に位置し、フィルタ13a,13bの空気流出面37(第2折曲部分42)が空気流出口64の側に位置している。
第3保持フレーム18は、アルミやステンレス、亜鉛鉄板、合成樹脂、合板のいずれかから作られ、リベット止めや溶接加工によってその枠形態が維持されている。第3保持フレーム18には、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)が着脱可能かつウレタン樹脂又はシリコン樹脂等のシール材によって気密に保持(固定)される。第3保持フレーム18には、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13bの型くずれや変形を防止する押さえ棒や止め金、押え網が設置されている。
第4保持フレーム19(第4フィルタ枠)は、プリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)やプリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の上端縁部45の外側に位置して上端縁部45を支持する上端外枠材65と、それらフィルタ14a,14b,15a,15bの下端縁部46の外側に位置して下端縁部46を支持する下端外枠材66と、それらフィルタ14a,14b,15a,15bの両側縁部47の外側に位置して両側縁部47を支持する両側外枠材67とから形成され、プリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14bやプリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15bを気密に保持(固定)する。
第4保持フレーム19には、矩形の空気流入口68及び矩形の空気流出口69が画成されている。第4保持フレーム19では、プリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)やプリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の空気流入面43(第1折曲部分48)が空気流入口68の側に位置し、それらフィルタ14a,14b,15a,15bの空気流出面44(第2折曲部分49)が空気流出口69の側に位置している。第4保持フレーム19は、アルミやステンレス、亜鉛鉄板、合成樹脂、合板のいずれかから作られ、リベット止めや溶接加工によってその枠形態が維持されている。
第4保持フレーム19には、プリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)やプリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)が着脱可能かつウレタン樹脂又はシリコン樹脂等のシール材によって気密に保持(固定)される。第4保持フレーム19には、プリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14bやプリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15bの型くずれや変形を防止する押さえ棒や止め金、押え網が設置されている。
フィルタハウジング20は、アルミやステンレス、亜鉛鉄板、合成樹脂、合板のいずれかから作られ、第1~第4保持フレーム16~19を着脱可能かつ空気通流方向(前後方向)と交差する幅方向へスライド可能に収容しつつ、第1~第4保持フレーム16~19を空気通流方向へ気密に連結する。フィルタハウジング20は、第1~第4保持フレーム16~19の上端枠材50,55,60,65の外側に位置してそれらフレーム16~19の上端枠材50,55,60,65を気密に保持する所定面積の頂壁70と、第1~第4保持フレーム16~19の下端枠材51,56,61,66の外側に位置してそれらフレーム16~19の下端枠材51,56,61,66を気密に保持する所定面積の底壁71と、第1~第4保持フレーム16~19の両側枠材52,57,62,67の外側に位置してそれらフレーム16~19の両側枠材52,57,62,67を気密に保持する所定面積の両側壁72とから形成されている。
フィルタハウジング20では、一方の側壁72の下端縁が底壁71の一方の側縁に回転可能に取り付けられ、一方の側壁72がその下端縁を中心として上下方向上方と下方とへ旋回可能である。フィルタハウジング20の底壁71には、幅方向へ延びる第1~第4レール(図示せず)が設置(敷設)されている。第1レールには、第1保持フレーム16の下端外枠材51がスライド可能に載置され、第2レールには、第2保持フレーム17の下端外枠材56がスライド可能に載置されている。第3レールには、第3保持フレーム18の下端外枠材61がスライド可能に載置され、第4レールには、第4保持フレーム19の下端外枠材66がスライド可能に載置されている。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、第1保持フレーム16の空気流出口54と第2保持フレーム17の空気流入口58とが空気通流方向(前後方向)へ対向し、プリーツ型プレフィルタ11a又はフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)の空気流出面21とプリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の空気流入面28とが対向している。第2保持フレーム17の空気流出口59と第3保持フレーム18の空気流入口63とが空気通流方向(前後方向)へ対向し、プリーツ型中性能フィルタ12a又はフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の空気流出面29とプリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の空気流入面36とが対向している。
更に、第3保持フレーム18の空気流出口64と第4保持フレーム19の空気流入口68とが空気通流方向(前後方向)へ対向し、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の空気流出面37とプリーツ型HEPAフィルタ14a又はフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)やプリーツ型ULPAフィルタ15a又はフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の空気流入面43とが対向している。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)を空気が最適な流速(速度)でスムーズに通流するようにそれらフィルタ11a,11bの面速及び圧力損失が設定されている。更に、空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ11a,11bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ11a,11bの厚み寸法L1とそれらフィルタ11a,11bの目付とそれらフィルタ11a,11bのみかけの嵩密度とが設定されているとともに、プリーツ加工されたプリーツ型プレフィルタ11aの空気流入面21の側の第1折曲部分26から空気流出面22の側に第2折曲部分27までの長さ寸法H1が設定されている。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)の厚み寸法L1、目付、みかけの嵩密度を調節するとともに、プリーツ型プレフィルタ11aの第1折曲部分26から第2折曲部分27までの長さ寸法H1を調節し、それらフィルタ11a,11bの面速及び圧力損失を空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ11a,11bを通流する面速及び圧力損失にすることで、フィルタ11a,11bにおける空気の滞留を防ぐことができ、フィルタ11,12間における空気のコンタミネーションを防ぐことができるとともに、それらフィルタ11a,11bを空気が最適の流速でスムーズに通流するから、それらフィルタ11a,11bの塵埃捕集機能を最大限に利用することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)を空気が最適な流速(速度)でスムーズに通流するようにそれらフィルタ12a,12bの面速及び圧力損失が設定されている。更に、空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ12a,12bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ12a,12bの厚み寸法L2とそれらフィルタ12a,12bの目付とそれらフィルタ12a,12bのみかけの嵩密度とが設定されているとともに、プリーツ加工されたプリーツ型中性能フィルタ12aの空気流入面28の側の第1折曲部分33から空気流出面29の側に第2折曲部分34までの長さ寸法H2が設定されている。
プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の厚み寸法L2、目付、みかけの嵩密度を調節するとともに、プリーツ型中性能フィルタ12aの第1折曲部分33から第2折曲部分34までの長さ寸法H2を調節し、それらフィルタ12a,12bの面速及び圧力損失を空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ12a,12bを通流する面速及び圧力損失にすることで、フィルタ12a,12bにおける空気の滞留を防ぐことができ、フィルタ11,12,13間における空気のコンタミネーションを防ぐことができるとともに、それらフィルタ12a,12bを空気が最適の流速でスムーズに通流するから、それらフィルタ12a,12bの塵埃捕集機能を最大限に利用することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)を空気が最適な流速(速度)でスムーズに通流するようにそれらフィルタ13a,13bの面速及び圧力損失が設定されている。更に、空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ13a,13bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ13a,13bの厚み寸法L3とそれらフィルタ13a,13bの目付とそれらフィルタ13a,13bのみかけの嵩密度とが設定されているとともに、プリーツ加工されたプリーツ型多孔質フィルタ13aの空気流入面36の側の第1折曲部分41から空気流出面37の側に第2折曲部分42までの長さ寸法H3が設定されている。
プリーツ型多孔質フィルタ13a又はフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の厚み寸法L3、目付、みかけの嵩密度を調節するとともに、プリーツ型多孔質フィルタ13aの第1折曲部分41から第2折曲部分42までの長さ寸法H3を調節し、それらフィルタ13a,13bの面速及び圧力損失を空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ13a,13bを通流する面速及び圧力損失にすることで、フィルタ13a,13bにおける空気の滞留を防ぐことができ、フィルタ12,13,14間における空気のコンタミネーションを防ぐことができるとともに、それらフィルタ13a,13bを空気が最適の流速でスムーズに通流するから、それらフィルタ13a,13bの粒子吸着機能を最大限に利用することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)を空気が最適な流速(速度)でスムーズに通流するようにそれらフィルタ14a,14b,15a,15bの面速及び圧力損失が設定されている。更に、空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ14a,14b,15a,15bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ14a,14b,15a,15bの厚み寸法L4とそれらフィルタ14a,14b,15a,15bの目付とそれらフィルタ14a,14b,15a,15bのみかけの嵩密度とが設定されているとともに、プリーツ加工されたプリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aの空気流入面43の側の第1折曲部分48から空気流出面44の側に第2折曲部分49までの長さ寸法H4が設定されている。
プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の厚み寸法L4、目付、みかけの嵩密度を調節するとともに、プリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aの第1折曲部分48から第2折曲部分49までの長さ寸法H4を調節し、それらフィルタ14a,14b,15a,15bの面速及び圧力損失を空気が最適な流速(速度)でスムーズにそれらフィルタ14a,14b,15a,15bを通流する面速及び圧力損失にすることで、フィルタ14a,14b,15a,15bにおける空気の滞留を防ぐことができ、フィルタ13,14間における空気のコンタミネーションを防ぐことができるとともに、それらフィルタ14a,14b,15a,15bを空気が最適の流速でスムーズに通流するから、それらフィルタ14a,14b,15a,15bの粒子捕集機能を最大限に利用することができる。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)の面速、プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の面速、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の面速、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)の面速、プリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の面速は、10~40cm/sec、好ましくは、10~30cm/secの範囲にある。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b又はプリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの面速が10cm/sec未満では、プレフィルタ11や中性能フィルタ12を通流する空気の流速が遅く、プレフィルタ11や中性能フィルタ12における空気の濾過量が減少し、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの面速が10cm/sec未満では、多孔質フィルタ13を通流する空気の流速が遅く、多孔質フィルタ13における空気の濾過量が減少する。プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの面速が10cm/sec未満では、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15を通流する空気の流速が遅く、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15における空気の濾過量が減少する。従って、所定の時間内におけるそれらフィルタ11~15の空気の濾過量が低下し、清浄空気を効率的に作ることができない。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b又はプリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの面速が40cm/secを超過すると、プレフィルタ11や中性能フィルタ12を空気が素早く通流し、プレフィルタ11や中性能フィルタ12の塵埃捕集効率が低下し、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの面速が40cm/secを超過すると、多孔質フィルタ13を空気が素早く通流し、多孔質フィルタ13の粒子吸着効率が低下する。プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの面速が40cm/secを超過すると、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15を空気が素早く通流し、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15の粒子捕集効率が低下する。従って、それらフィルタ11~15に塵埃や粒子を確実に捕集させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、それらフィルタ11~15の面速が10~40cm/sec、好ましくは、10~30cm/secの範囲にあり、プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)、プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)、プリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)を空気が最適な流速でスムーズに通流するから、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bに確実に捕集させることができ、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに確実に吸着させることができるとともに、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b、プリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに確実に捕集させることができ、それらフィルタ11~15を利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)の圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)の圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の圧力損失が100~250Paの範囲にある。
10~40cm/secの面速におけるプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11bの圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの圧力損失が100Pa未満では、プレフィルタ11や中性能フィルタ12を空気が素早く通流し、プレフィルタ11や中性能フィルタ12の塵埃捕集効率が低下し、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの圧力損失が100Pa未満では、多孔質フィルタ13を空気が素早く通流し、多孔質フィルタ12の粒子吸着効率が低下する。10~40cm/secの面速におけるプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14bの圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの圧力損失が100Pa未満では、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15を空気が素早く通流し、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15の粒子捕集効率が低下する。従って、それらフィルタ11~15に塵埃や粒子を確実に捕集させることができない。
10~40cm/secの面速におけるプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11bの圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの圧力損失が250Paを超過すると、プレフィルタ11や中性能フィルタ12を通流する空気の流速が遅く、プレフィルタ11や中性能フィルタ12における空気の濾過量が減少し、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの圧力損失が250Paを超過すると、多孔質フィルタ13を通流する空気の流速が遅く、多孔質フィルタ13における空気の濾過量が減少する。10~40cm/secの面速におけるプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14bの圧力損失、10~40cm/secの面速におけるプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの圧力損失が250Paを超過すると、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15を通流する空気の流速が遅く、HEPAフィルタ14やULPAフィルタ15における空気の濾過量が減少する。従って、所定の時間内におけるそれらフィルタ11~15の空気の濾過量が低下し、清浄空気を効率的に作ることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、10~40cm/secの面速におけるそれらフィルタ11~15の圧力損失が100~250Paの範囲にあるから、所定の面速に対するフィルタ11~15の圧力損失が小さく、空気がそれらフィルタ11~15を最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタ11~15における空気の滞留やそれらフィルタ11~15間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11bの塵埃捕集機能、プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの塵埃捕集機能を最大限に利用することができ、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの粒子吸着機能を最大限に利用することができるとともに、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14bの粒子捕集機能、プリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの粒子捕集機能を最大限に利用することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bに確実に捕集させることができ、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに確実に吸着させることができるとともに、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに確実に捕集させることができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型プレフィルタ11a及びフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ)の厚み寸法L1が6~10mmの範囲にあり、プリーツ型中性能フィルタ12a及びフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の厚み寸法L2が6~10mmの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ11,12の厚み寸法L1,L2が前記範囲において設定されている。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの厚み寸法L1,L2が6mm未満では、それらフィルタ11,12に対する空気の接触時間が短く、それらフィルタ11,12の塵埃捕集機能が低下し、空気に含まれる塵埃をそれらフィルタ11,12に確実に捕集させることができない。プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの厚み寸法L1,L2が10mmを超過すると、それらフィルタ11,12を通流する空気の流速が遅く、それらフィルタ11,12における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型多孔質フィルタ13a及びフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の厚み寸法L3が4~9mmの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bを通流する面速及び圧力損失となるように、フィルタ13の厚み寸法L3が前記範囲において設定されている。
プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの厚み寸法L3が4mm未満では、フィルタ13に対する空気の接触時間が短く、フィルタ13の粒子吸着機能が低下し、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をフィルタ13に確実に吸着させることができない。プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの厚み寸法L3が9mmを超過すると、フィルタ13を通流する空気の流速が遅く、フィルタ13における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型HEPAフィルタ14a及びフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)の厚み寸法L4が2~9mmの範囲にあり、プリーツ型ULPAフィルタ15a及びフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の厚み寸法L4が2~9mmの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ14,15の厚み寸法が前記範囲において設定されている。
プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b、プリーツ型ULPAフィルタ15a、フラット型ULPAフィルタ15bの厚み寸法L4が2mm未満では、それらフィルタ14,15に対する空気の接触時間が短く、それらフィルタ14,15の粒子捕集機能が低下し、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をそれらフィルタ14,15に確実に捕集させることができない。プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b、プリーツ型ULPAフィルタ15a、フラット型ULPAフィルタ15bの厚み寸法L4が9mmを超過すると、それらフィルタ14,15を通流する空気の流速が遅く、それらフィルタ14,15における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10Bは、前記範囲の厚み寸法L1,L2を有するプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bに空気に含まれる所定の大きさの塵埃を捕集させ、前記範囲の厚み寸法L3を有するプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着させるとともに、前記範囲の厚み寸法L4を有するプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集させるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、空気がそれらフィルタ11~15を最適な流速でスムーズに通流するようにそれらフィルタ11~15の厚み寸法L1~L4を前記範囲で調節することができるから、それらフィルタを空気が最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタ11~15における空気の滞留やそれらフィルタ11~15間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの塵埃捕集機能、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの粒子吸着機能、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの粒子捕集機能を最大限に利用することができ、それらフィルタ11~15を利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型プレフィルタ11a及びフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)の目付が200~350g/mの範囲にあり、プリーツ型中性能フィルタ12a及びフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)の目付が200~350g/mの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ11,12の目付が前記範囲において設定されている。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの目付が200g/m未満では、それらフィルタ11,12に対する空気の接触時間が短く、それらフィルタ11,12の塵埃捕集機能が低下し、空気に含まれる塵埃をそれらフィルタ11,12に確実に捕集させることができない。プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの目付が350g/mを超過すると、それらフィルタ11,12を通流する空気の流速が遅く、それらフィルタ11,12における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型多孔質フィルタ13a及びフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)の目付が180~330g/mの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bを通流する面速及び圧力損失となるように、フィルタ13の目付が前記範囲において設定されている。
プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの目付が180g/m未満では、フィルタ13に対する空気の接触時間が短く、フィルタ13の粒子吸着機能が低下し、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をフィルタ13に確実に吸着させることができない。プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの目付が330g/mを超過すると、フィルタ13を通流する空気の流速が遅く、フィルタ13における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型HEPAフィルタ14a及びフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)の目付が160~320g/mの範囲にあり、プリーツ型ULPAフィルタ15a及びフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)の目付が160~320g/mの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ14,15の目付が前記範囲において設定されている。
プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの目付が160g/m未満では、それらフィルタ14,15に対する空気の接触時間が短く、それらフィルタ14,15の粒子捕集機能が低下し、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をそれらフィルタ14,15に確実に捕集させることができない。プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの目付が320g/mを超過すると、それらフィルタ14,15を通流する空気の流速が遅く、それらフィルタ14,15における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10Bは、前記範囲の目付を有するプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bに空気に含まれる所定の大きさの塵埃を捕集させ、前記範囲の目付を有するプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着させるとともに、前記範囲の目付を有するプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集させるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、空気がそれらフィルタ11~15を最適な流速でスムーズに通流するようにそれらフィルタ11~15の目付を前記範囲で調節することができるから、それらフィルタ11~15を空気が最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタ11~15における空気の滞留やそれらフィルタ11~15間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの塵埃捕集機能、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの粒子吸着機能、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの粒子捕集機能を最大限に利用することができ、それらフィルタ11~15を利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型プレフィルタ11a及びフラット型プレフィルタ11b(プレフィルタ11)のみかけの嵩密度が0.08~0.13g/cmの範囲にあり、プリーツ型中性能フィルタ12a及びフラット型中性能フィルタ12b(中性能フィルタ12)のみかけの嵩密度が0.08~0.13g/cmの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ11,12のみかけの嵩密度が前記範囲において設定されている。
プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bのみかけの嵩密度が0.08g/cm未満では、それらフィルタ11,12に対する空気の接触時間が短く、それらフィルタ11,12の塵埃捕集機能が低下し、空気に含まれる塵埃をそれらフィルタ11,12に確実に捕集させることができない。プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bのみかけの嵩密度が0.13g/cmを超過すると、それらフィルタ11,12を通流する空気の流速が遅く、それらフィルタ11,12における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型多孔質フィルタ13a及びフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)のみかけの嵩密度が0.06~0.11g/cmの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bを通流する面速及び圧力損失となるように、フィルタ13のみかけの嵩密度が前記範囲において設定されている。
プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bのみかけの嵩密度が0.06g/cm未満では、フィルタ13に対する空気の接触時間が短く、フィルタ13の粒子吸着機能が低下し、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をフィルタ13に確実に吸着させることができない。プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bのみかけの嵩密度が0.11g/cmを超過すると、フィルタ13を通流する空気の流速が遅く、フィルタ13における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、プリーツ型HEPAフィルタ14a及びフラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)のみかけの嵩密度が0.03~0.11g/cmの範囲にあり、プリーツ型ULPAフィルタ14a及びフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)のみかけの嵩密度が0.03~0.11g/cmの範囲にある。エアーフィルタ10A,10Bでは、空気が最適な流速(速度)でスムーズにプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bを通流する面速及び圧力損失となるように、それらフィルタ14,15のみかけの嵩密度が前記範囲において設定されている。
プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bのみかけの嵩密度が0.03g/cm未満では、それらフィルタ14,15に対する空気の接触時間が短く、それらフィルタ14,15の粒子捕集機能が低下し、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をそれらフィルタ14,15に確実に捕集させることができない。プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bのみかけの嵩密度が0.11g/cmを超過すると、それらフィルタ14,15を通流する空気の流速が遅く、それらフィルタ14,15における空気の濾過量が減少するとともに、最適な流速(速度)でスムーズに空気を通流させることができない。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、前記範囲のみかけの嵩密度を有するプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bに空気に含まれる所定の大きさの塵埃を捕集させ、前記範囲のみかけの嵩密度を有するプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子を吸着させるとともに、前記範囲のみかけの嵩密度を有するプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子を捕集させるから、空気に含まれる塵埃やnmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズ、nmサイズ未満の微粒子の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
エアーフィルタ10A,10Bは、空気がそれらフィルタ11~15を最適な流速でスムーズに通流するようにそれらフィルタ11~15のみかけの嵩密度を前記範囲で調節することができるから、それらフィルタ11~15を空気が最適な流速でスムーズに通流し、各フィルタ11~15における空気の滞留やそれらフィルタ11~15間における空気のコンタミネーションを防ぎつつ、プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bの塵埃捕集機能、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの粒子吸着機能、プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの粒子捕集機能を最大限に利用することができ、それらフィルタ11~15を利用して塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を作ることができる。
フィルタハウジング20における第1~第4保持フレーム16~19(フィルタ11~15)の取り付け及び取り外しの手順の一例は、以下のとおりである。フィルタハウジング20の一方の側壁72と頂壁70とを固定する固定手段(図示せず)を解除し、フィルタハウジング20の一方の側壁72をその下端縁を中心として上下方向下方へ旋回させ、フィルタハウジング20の一方の側壁72を開放した後、フィルタハウジング20の底壁71に設置された第1レールに第1保持フレーム16(第1フィルタ枠)を載置し、第1保持フレーム16を第1レールにおいてフィルタハウジング20の内部にスライドさせる。第2レールに第2保持フレーム17(第2フィルタ枠)を載置し、第2保持フレーム17を第2レールにおいてフィルタハウジング20の内部にスライドさせ、第3レールに第3保持フレーム18(第3フィルタ枠)を載置し、第3保持フレーム18を第3レールにおいてフィルタハウジング20の内部にスライドさせるとともに、第4レールに第4保持フレーム19(第4フィルタ枠)を載置し、第4保持フレーム19を第4レールにおいてフィルタハウジング20の内部にスライドさせる。
次に、ハウジング20の一方の側壁72をその下端縁を中心として上下方向下方へ旋回させ、固定手段によってハウジング20の側壁72を頂壁70に気密に固定する。第1~第4保持フレーム16~19は、フィルタハウジング20において空気通流方向(前後方向)へ気密に連結される。なお、図示はしていないが、エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)の下流側にファン(送風機)が設置されている。
使用済みの各フィルタ11~15を交換するには、固定手段を解除してフィルタハウジング20の一方の側壁72と頂壁70との固定を解除し、フィルタハウジング20の一方の側壁72をその下端縁を中心として上下方向下方へ旋回させ、フィルタハウジング20の一方の側壁72を開放した後、第1~第4保持フレーム16~19をフィルタハウジング20の内部から幅方向外方へスライドさせ、それらフレーム16~19をフィルタハウジング20から取り外す。次に、新しいフィルタ11~15を取り付けた新たな第1~第4保持フレーム16~19を第1~第4レールに載置し、第1~第4保持フレーム16~19をフィルタハウジング20の内部にスライドさせ、固定手段によってハウジング20の側壁72を頂壁70に気密に固定する。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、ファン(送風機)が起動すると、空気が第1保持フレーム16の空気流入口53(プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11bの空気流入面21)からプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11bに流入し、第1保持フレーム16の空気流出口54(プリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11bの空気流出面22)から流出した空気が第2保持フレーム17の空気流入口58(プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの空気流入面28)からプリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bに流入する。
第2保持フレーム17の空気流出口59(プリーツ型中性能フィルタ12aやフラット型中性能フィルタ12bの空気流出面29)から流出した空気は第3保持フレーム18の空気流入口63(プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの空気流入面36)からプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに流入し、第3保持フレーム18の空気流出口64(プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの空気流出面37)から流出した空気は第4保持フレーム19の空気流入口68(プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの空気流入面43)からプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに流入する。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)では、空気に含まれる塵埃がプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bに捕集され、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子がプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに吸着されるとともに、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子がプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに捕集される。それらフィルタ11~15によって塵埃やμmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子が除去された空気は、第4保持フレーム19の空気流出口69(プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bの空気流出面44)から給気される。
エアーフィルタ10A,10B(エアーフィルタユニット)は、それが空気の流入側に位置するプリーツ型プレフィルタ11aやフラット型プレフィルタ11b、プリーツ型中性能フィルタ12a、フラット型中性能フィルタ12bと、フィルタ12の下流側に位置するプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bと、フィルタ13の下流側であって空気の流出側に位置するプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b、プリーツ型ULPAフィルタ15a、フラット型ULPAフィルタ15bとから形成され、空気に含まれる所定の大きさの塵埃をフィルタ11,12が捕集し、空気に含まれるnmサイズ(ナノメートルサイズ)の微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をフィルタ13が吸着するとともに、フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズ及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をフィルタ14,15が捕集するから、空気に含まれるnmサイズの微粒子やnmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、μmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
図8は、他の一例として示すエアーフィルタ10Cの斜視図であり、図9は、図8のエアーフィルタ10Cを形成する多孔質フィルタ13やHEPAフィルタ14、ULPAフィルタ15を保持した状態の第3及び第4保持フレーム18,19の一例を示す斜視図である。図10は、他の一例として示すエアーフィルタ10Dの斜視図であり、図11は、図10のエアーフィルタ10Dを形成する多孔質フィルタ13やHEPAフィルタ14、ULPAフィルタ15を保持した状態の第3及び第4保持フレーム18,19の一例を示す斜視図である。図12は、フィルタハウジング20における第3及び第4保持フレーム18,19の取り付け及び取り外しの一例を説明する図である。図8,図10では、上下方向を矢印A、幅方向を矢印Bで示し、空気通流方向(前後方向)を矢印Cで示す。
図8や図10のエアーフィルタ10C,10D(エアーフィルタユニット)が図1や図4のそれらと異なるところはエアーフィルタ10C,10Dにプレフィルタ11及び中性能フィルタ12が含まれていない点にあり、その他の構成は図1や図4のそれらと同一であるから、図1や図4と同一の符号を付すとともに図1や図4の説明を援用することで、エアーフィルタ10C,10Dにおけるその他の構成の詳細な説明が省略する。
エアーフィルタ10C(エアーフィルタユニット)は、プリーツ型多孔質フィルタ13a(多孔質フィルタ13)と、プリーツ型HEPAフィルタ14a(HEPAフィルタ14)又はプリーツ型ULPAフィルタ15a(ULPAフィルタ15)と、第3及び第4保持フレーム18,19と、フィルタハウジング20とから形成されている。エアーフィルタ10Cは、空気中に含まれる微細な粒子を除去する。エアーフィルタ10Cでは、プリーツ型多孔質フィルタ13a→プリーツ型HEPAフィルタ14a又はプリーツ型ULPAフィルタ15aの順でそれらフィルタ13a~15aが空気通流方向(前後方向)へ並んでいる。
エアーフィルタ10D(エアーフィルタユニット)は、フラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)と、フラット型HEPAフィルタ14b(HEPAフィルタ14)又はフラット型ULPAフィルタ15b(ULPAフィルタ15)と、第3及び第4保持フレーム18,19と、フィルタハウジング20とから形成されている。エアーフィルタ10Dは、空気中に含まれる微細な粒子を除去する。エアーフィルタ10Dでは、フラット型多孔質フィルタ13b→フラット型HEPAフィルタ14b又はフラット型ULPAフィルタ15bの順でそれらフィルタ13b~15bが空気通流方向(前後方向)へ並んでいる。
図8に示すエアーフィルタ10Cのプリーツ型多孔質フィルタ13aやプリーツ型HEPAフィルタ14a、プリーツ型ULPAフィルタ15aは、図3のそれらと同一であり、プリーツ型多孔質フィルタ13aやプリーツ型HEPAフィルタ14a、プリーツ型ULPAフィルタ15aを保持する第3及び第4保持フレーム18,19は、図2のそれらと同一である。図10に示すエアーフィルタ10Dのフラット型多孔質フィルタ13bやフラット型HEPAフィルタ14b、フラット型ULPAフィルタ15bは、図6のそれらと同一であり、フラット型多孔質フィルタ13bやフラット型HEPAフィルタ14b、フラット型ULPAフィルタ15bを保持する図11の第3及び第4保持フレーム18,19は、図5のそれらと同一である。
フィルタハウジング20に第3及び第4保持フレーム18,19(フィルタ13a,13b,14a,14b,15a,15b)を取り付けるには、固定手段を解除し、フィルタハウジング20の一方の側壁72をその下端縁を中心として上下方向下方へ旋回させて側壁72を開放した後、フィルタハウジング20の底壁71に設置された第3レールに第3保持フレーム18(第3フィルタ枠)を載置し、第3保持フレーム18を第3レールにおいてフィルタハウジング20の内部にスライドさせ、第4レールに第4保持フレーム19(第4フィルタ枠)を載置し、第4保持フレーム19を第4レールにおいてフィルタハウジング20の内部にスライドさせる。次に、フィルタハウジング20の一方の側壁72をその下端縁を中心として上下方向上方へ旋回させ、固定手段によって側壁72を頂壁70に気密に固定する。第3及び第4保持フレーム18,19は、フィルタハウジング20において空気通流方向(前後方向)へ気密に連結される。
使用済みの各フィルタ13a,13b,14a,14b,15a,15bを交換するには、固定手段を解除してフィルタハウジング20の一方の側壁72と頂壁70との固定を解除し、フィルタハウジング20の一方の側壁72をその下端縁を中心として上下方向下方へ旋回させて側壁72を開放した後、第3及び第4保持フレーム18,19をフィルタハウジング20の内部から幅方向外方へスライドさせ、それらフレーム18,19をフィルタハウジング20から取り外す。次に、新しいフィルタ13a,13b,14a,14b,15a,15bを取り付けた新たな第3及び第4保持フレーム18,19を第3及び第4レールに載置し、その第3及び第4保持フレーム18,19をフィルタハウジング20の内部にスライドさせ、固定手段によってフィルタハウジングの側壁72を頂壁70に気密に固定する。
エアーフィルタ(エアーフィルタユニット)では、ファン(送風機)が起動すると、空気が第3保持フレーム18の空気流入口63(プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの空気流入面36)からプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに流入し、第3保持フレーム18の空気流出口64(プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bの空気流出面37)から流出した空気は第4保持フレーム19の空気流入口68(プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b、プリーツ型ULPAフィルタ15a、フラット型ULPAフィルタ15bの空気流入面43)からプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに流入する。
エアーフィルタ10C,10D(エアーフィルタユニット)では、空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子がプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bに吸着されるとともに、プリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bを通過した空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子がプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bに捕集される。それらフィルタ13a,13b,14a,14b,15a,15bによってμmサイズを超過する微粒子やμmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子が除去された空気は、第4保持フレーム19の空気流出口69(プリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b、プリーツ型ULPAフィルタ15a、フラット型ULPAフィルタ15bの空気流出面44)から給気される。
エアーフィルタ10C,10D(エアーフィルタユニット)は、それが空気の流入側に位置するプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13b(多孔質フィルタ13)と多孔質フィルタ13の下流側であって空気の流出側に位置するプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15b(HEPAフィルタ14又はULPAフィルタ15)とから形成され、空気に含まれるnmサイズ(ナノメートルサイズ)の微粒子及びnmサイズ未満の微粒子をプリーツ型多孔質フィルタ13aやフラット型多孔質フィルタ13bが吸着するとともに、多孔質フィルタ13を通過した空気に含まれるnmサイズ及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子をプリーツ型HEPAフィルタ14aやフラット型HEPAフィルタ14b又はプリーツ型ULPAフィルタ15aやフラット型ULPAフィルタ15bが捕集するから、空気に含まれるnmサイズの微粒子やnmサイズ未満の微粒子、μmサイズの微粒子、μmサイズを超過する微粒子を確実に除去することができ、μmサイズを超過する微粒子、μmサイズの微粒子、nmサイズの微粒子、nmサイズ未満の微粒子を除去した清浄空気を給気することができる。
10A エアーフィルタ(エアーフィルタユニット)
10B エアーフィルタ(エアーフィルタユニット)
10C エアーフィルタ(エアーフィルタユニット)
10D エアーフィルタ(エアーフィルタユニット)
11 プレフィルタ
12 中性能フィルタ
13 多孔質フィルタ
14 HEPAフィルタ
15 ULPAフィルタ
16 第1保持フレーム
17 第2保持フレーム
18 第3保持フレーム
19 第4保持フレーム
20 フィルタハウジング
21 空気流入面
22 空気流出面
23 上端縁部
24 下端縁部
25 両側縁部
26 第1折曲部分
27 第2折曲部分
28 空気流入面
29 空気流出面
30 上端縁部
31 下端縁部
32 両側縁部
33 第1折曲部分
34 第2折曲部分
35 セパレータ
36 空気流入面
37 空気流出面
38 上端縁部
39 下端縁部
40 両側縁部
41 第1折曲部分
42 第2折曲部分
43 空気流入面
44 空気流出面
45 上端縁部
46 下端縁部
47 両側縁部
48 第1折曲部分
49 第2折曲部分
50 上端外枠材
51 下端外枠材
52 両側外枠材
53 空気流入口
54 空気流出口
55 上端外枠材
56 下端外枠材
57 両側外枠材
58 空気流入口
59 空気流出口
60 上端外枠材
61 下端外枠材
62 両側外枠材
63 空気流入口
64 空気流出口
65 上端外枠材
66 下端外枠材
67 両側外枠材
68 空気流入口
69 空気流出口
70 頂壁
71 底壁
72 両側壁

Claims (7)

  1. 空気に含まれる粒子を除去するエアーフィルタにおいて、
    前記エアーフィルタが、前記空気の流入側に位置するプレフィルタと、前記プレフィルタの下流側に位置する中性能フィルタと、前記中性能フィルタの下流側に位置する多孔質フィルタと、前記多孔質フィルタの下流側であって前記空気の流出側に位置するHEPAフィルタ又はULPAフィルタとから形成され、前記プレフィルタを保持する第1保持フレームと、前記中性能フィルタを保持する第2保持フレームと、前記多孔質フィルタを保持する第3保持フレームと、前記HEPAフィルタ又は前記ULPAフィルタを保持する第4保持フレームと、前記第1~第4保持フレームを着脱可能に収容しつつ該第1~第4保持フレームを空気通流方向へ気密に連結するフィルタハウジングとを含み、
    前記エアーフィルタでは、前記空気に含まれる塵埃が前記プレフィルタと前記中性能フィルタとに捕集され、前記空気に含まれるnmサイズの微粒子及びnmサイズ未満の微粒子が前記多孔質フィルタに吸着されるとともに、前記多孔質フィルタを通過した前記空気に含まれるnmサイズの微粒子及びμmサイズの微粒子並びにμmサイズを超過する微粒子が前記HEPAフィルタ又は前記ULPAフィルタによって捕集されることを特徴とするエアーフィルタ。
  2. 前記プレフィルタが、所定面積の空気流入面と前記空気流入面の反対側に位置して前記中性能フィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、前記中性能フィルタが、所定面積の空気流入面と前記空気流入面の反対側に位置して前記多孔質フィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、前記多孔質フィルタが、前記中性能フィルタに対向する所定面積の空気流入面と前記空気流入面の反対側に位置して前記HEPAフィルタ又は前記ULPAフィルタに対向する所定面積の空気流出面とを有し、前記HEPAフィルタ又は前記ULPAフィルタが、前記多孔質フィルタに対向する所定面積の空気流入面と前記空気流入面の反対側に位置する所定面積の空気流出面とを有し、前記エアーフィルタでは、前記中性能フィルタの空気流出面と前記多孔質フィルタの空気流入面とが対向し、前記多孔質フィルタの空気流出面と前記HEPAフィルタ又は前記ULPAフィルタの空気流入面とが対向するように、それらフィルタが空気通流方向に並んでいる請求項1に記載のエアーフィルタ。
  3. 前記プレフィルタ及び前記中性能フィルタが、プリーツ加工されたプリーツ型プレフィルタ及びプリーツ型中性能フィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型プレフィルタ及びフラット型中性能フィルタであり、前記多孔質フィルタが、プリーツ加工されたプリーツ型多孔質フィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型多孔質フィルタであり、前記HEPAフィルタ又は前記ULPAフィルタが、プリーツ加工されたプリーツ型HEPAフィルタ及びプリーツ型ULPAフィルタ、又は、一方向へ略フラットに延びるフラット型HEPAフィルタ及びフラット型ULPAフィルタである請求項1又は請求項2に記載のエアーフィルタ。
  4. 前記多孔質フィルタが、粒状活性炭を保持した活性炭フィルタと、活性炭素繊維から作られた活性炭素繊維フィルタと、活性炭素繊維に活性炭粉末を保持させた活性炭シートフィルタとのうちのいずれかである請求項1ないし請求項3いずれかに記載のエアーフィルタ。
  5. 前記プレフィルタ及び前記中性能フィルタの面速と前記多孔質フィルタの面速と前記HEPAフィルタ及び前記ULPAフィルタの面速とが、10~40cm/secの範囲にある請求項1ないし請求項4いずれかに記載のエアーフィルタ。
  6. 前記10~40cm/secの面速における前記プレフィルタ及び前記中性能フィルタの圧力損失と前記多孔質フィルタの圧力損失と前記HEPAフィルタ及び前記ULPAフィルタの圧力損失とが、100~250Paの範囲にある請求項5に記載のエアーフィルタ。
  7. 前記プレフィルタ及び前記中性能フィルタのみかけの嵩密度が、0.08~0.13g/cmの範囲にあり、前記多孔質フィルタのみかけの嵩密度が、0.06~0.11g/cmの範囲にあり、前記HEPAフィルタ及び前記ULPAフィルタのみかけの嵩密度が、0.03~0.11g/cmの範囲にある請求項1ないし請求項6いずれかに記載のエアーフィルタ。
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