JP7248576B2 - 分析装置、分析システム、分析装置の制御方法及び分析装置の制御プログラム - Google Patents

分析装置、分析システム、分析装置の制御方法及び分析装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、患者等が手術中等に使用する体外循環装置等から得られる情報を分析する分析装置、分析システム、分析装置の制御方法及び分析装置の制御プログラムに関するものである。
従来から例えば、手術中等において患者に対する血液の供給が必要なとき、患者の血液を体外で循環させるため人工心肺装置等を有する体外循環装置が用いられている。
このような体外循環装置は、流量センサ、圧力センサ、ドライブモータの回転数検出部等を有しているため、これらの値等を管理することで、患者の状態や機器自体の状態を管理することができる構成となっている(例えば、特許文献1)。
また、このような体外循環装置等の流量センサ等の値は、手術後、医師等が薬剤の効果等を研究するためにも使用する必要がある。
特開2006―122111号公報
しかし、手術後、体外循環装置等で得られた情報を用いて、各種の分析をするときは、事前に、種類の多い各種の得られたデータ等を準備することが必要であり、かかる準備には多くの労力がかかり、実際上、困難な場合が多いという問題があった。
そこで、本発明は、体外循環装置等で得られた情報を用いて容易に各種の分析をすることができる分析装置、分析システム、分析装置の制御方法及び分析装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的は、本発明にあっては、少なくとも医療装置から取得した複数の各種情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を図形で表示することができる表示部と、を有し、前記複数の各種情報から任意の情報をX軸又はY軸の情報として表示させると共に、計算式入力画面情報を表示させる構成となっており、前記計算式入力画面情報には、計算式の一部として利用可能な前記各種情報の名称が含まれ、前記各種情報の名称を前記計算式に取り込むと、対応する数値情報を前記記憶部から自動的に抽出し、前記計算式の計算を実行し、計算後の情報を前記X軸又は前記Y軸の情報として前記表示部に表示する構成となっていることを特徴とする分析装置により達成される。
前記構成によれば、記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を図形で表示部(例えば、ディスプレイ等)に表示するので、例えば、体外循環装置等で得られた複数の情報の相関関係を容易に分析することができる。
また、この図形化(例えば、プロット)された相関関係は、特定の時間(例えば、24時間)範囲内の情報であるので、医師等の研究者等が、時間との関係で情報を分析することができる。
好ましくは、時刻の相違により前記図形が視覚的に区分し得るように変化させられて表示されることを特徴とする。
前記構成によれば、相関関係を示す図形は、その図形が示す時刻の相違で例えば、色等が変化するので、時刻変化と相関関係をより明確に把握することができる。
好ましくは、前記図形に特定の時刻情報を示す時刻情報表示部を配置可能で、前記時刻情報表示部が配置されている前記図形における複数の前記情報の詳細情報が表示される構成とすることを特徴とする。
前記構成によれば、図形に特定の時刻情報を示す時刻情報表示部(例えば、黄色の丸印)を配置可能で、時刻情報表示部が配置されている図形における複数の情報(例えば、流量、回転数等)の詳細情報(数値等)が表示される構成となっている。
このため、研究者は、複数の例えば、流量、回転数等の情報の特定の時刻における具体的な相関関係を明確に把握することができるので、より精度の高い研究をすることができる。
好ましくは、前記時刻情報表示部は、当該特定の時刻情報の関連で発生したイベント情報と関連付けられ、前記時刻情報表示部を選択することで、関連する前記イベント情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
前記構成によれば、時刻情報表示部は、当該特定の時刻情報との関連で発生したイベント情報(例えば、投薬時刻情報等)と関連付けられているので、医師等は、画面上の時刻特定部を中心に観察することで、投薬等の効果等を容易に把握することができる。
好ましくは、前記時刻情報表示部が配置されている前記図形の時刻情報を基準として、それより以前の時刻情報と関連付けられている前記図形と、前記基準以後の時刻情報と関連付けられている前記図形とが、異なる表示形式で示されることを特徴とする。
前記構成によれば、図形の時刻情報を基準として、それより以前の時刻情報と関連付けられている図形と、基準以後の時刻情報と関連付けられている図形とが、異なる表示形式(例えば、色の違い等)で示される。
このため、研究者等は、例えば、投薬等のイベント情報による変化を容易に把握することができる。
好ましくは、複数の前記情報の相関関係を図形で表示する前記特定の時間範囲を変更可能な操作部が、同一画面上に表示され、前記操作部の移動量に応じて前記表示部に表示されている前記X軸と前記Y軸の交点の図形であるプロットデータの基準の時刻を変更する構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、特定の時間範囲を変更可能な操作部(例えば、スクロールバー)が、同一画面上に表示されているので、研究者は、必要な時間帯の情報を、必要に応じて表示部に表示させることができる。
好ましくは、医療機器を備え、前記医療機器と通信可能な分析装置を有する分析システムであることを特徴とする。
上記目的は、本発明にあっては、少なくとも分析装置が医療装置から取得した各種情報を記憶部に記憶し、前記記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を図形で表示部に表示し、前記複数の各種情報から任意の情報をX軸又はY軸の情報として表示させると共に、計算式入力画面情報を表示させる構成となっており、前記計算式入力画面情報に、計算式の一部として利用可能な前記各種情報の名称を含め、前記各種情報の名称を前記計算式に取り込むと、対応する数値情報を前記記憶部から自動的に抽出し、前記計算式の計算を実行し、計算後の情報を前記X軸又は前記Y軸の情報として前記表示部に表示することを特徴とする分析装置の作動方法により達成される。
上記目的は、本発明にあっては、分析装置を、少なくとも医療装置から取得した各種情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を表示部に図形で表示する機能、前記複数の各種情報から任意の情報をX軸又はY軸の情報として表示させると共に、計算式入力画面情報を表示させる機能、前記計算式入力画面情報に、計算式の一部として利用可能な前記各種情報の名称を含め、前記各種情報の名称を前記計算式に取り込むと、対応する数値情報を前記記憶部から自動的に抽出し、前記計算式の計算を実行する機能、計算後の情報を前記X軸又は前記Y軸の情報として前記表示部に表示する機能、を実現させるための分析装置の制御プログラムにより達成される。
以上説明したように、本発明によれば、体外循環装置等で得られた情報を用いて容易に各種の分析をすることができる分析装置、分析システム、分析装置の制御方法及び分析装置の制御プログラムを提供することができるという利点がある。
本発明の分析装置である例えば、データ分析用PC、データ蓄積PC、そして医療機器である例えば、体外循環装置等を含む体外循環システムの主な構成を示す概略図である。 図1の「データ分析用PC」、「コントローラ」、「データ蓄積PC」等の主な構成を示す概略ブロック図である。 第1の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 第2の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 第3の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 第4の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 本実施の形態にかかる体外循環システムの主な動作例を示す概略フローチャートである。 二次元プロットで流量や回転数の情報を表示する主な工程を示す概略フローチャートである。 画面におけるスクロールバーの動作例を示す概略フローチャートである。 イベント表示マークを特別なイベント、例えば、薬剤投与等と関連付けて表示するときの主な動作例を示す概略フローチャートである。 各種データを計算等して求める計算後データを画面に表示させる主な工程を示す概略フローチャートである。 図8の工程で生成される、X軸をモータの回転数情報、Y軸を流量センサの流量情報とした場合で、24時間の間の回転数情報及び流量情報の相関関係を示す二次元プロット図である。 イベント表示軸内容選択用画面の一例を示す概略図である。 画面に表示された「計算式」を示す概略図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を、添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(図1の体外循環システムの説明について)
図1は,本発明の分析装置である例えば、データ分析用PC100、データ蓄積PC2、そして医療機器である例えば、体外循環装置IR等を含む体外循環システム1の主な構成を示す概略図である。
図1に示す体外循環装置IR等は、図1に示すように、患者Pの血液の体外循環を行う装置であるが、この「体外循環」には「体外循環動作」と「補助循環動作」が含まれる。
「体外循環動作」は、体外循環装置IR等の適用対象である患者(被術者)Pの心臓に血液が循環しないため患者Pの体内でガス交換ができない場合に、この体外循環装置IR等により、血液の循環動作と、この血液に対するガス交換動作(酸素付加及び/又は二酸化炭素除去)を行うことである。
また、「補助循環動作」とは、体外循環装置IR等の適用対象である患者(被術者)Pの心臓に血液が循環し、患者Pの肺でガス交換を行える場合で、体外循環装置IR等によっても血液の循環動作の補助を行うことである。装置によっては血液に対するガス交換動作を行う機能を持つものもある。
ところで、本実施の形態に係る図1に示す体外循環装置IR等は、例えば患者Pの心臓外科手術を行う場合やその後のICU(Intensive Care Unit、集中治療室)における治療等で用いられる。
具体的には、体外循環装置IR等の「遠心ポンプ3」を作動させ、患者Pの静脈(大静脈)から脱血して、人工肺4により血液中のガス交換を行って血液の酸素化を行った後に、この血液を再び患者Pの動脈(大動脈)に戻す「人工肺体外血液循環」を行う。すなわち、体外循環装置IR等は、心臓と肺の代行を行う装置となる。
また、体外循環装置IR等は、以下のような構成となっている。
すなわち、図1に示すように、体外循環装置IR等は、血液を循環させる「循環回路1R」を有し、循環回路1Rは、「人工肺4」、「遠心ポンプ3」、「モータ5」、「静脈側カニューレ(脱血側カニューレ)6」と、「動脈側カニューレ(送血側カニューレ)7」と、体外循環装置IR等を管理する例えば、コントローラ3を有している。
なお、遠心ポンプ3は、血液ポンプとも称し、遠心式以外のポンプも利用できる。
そして、図1の静脈側カニューレ(脱血側カニューレ)6は、大腿静脈より挿入され、静脈側カニューレ6の先端が右心房に留置される。
動脈側カニューレ(送血側カニューレ)7は、大腿動脈より挿入される。静脈側カニューレ6は、脱血チューブ8を用いて遠心ポンプ3に接続されている。
また、脱血チューブ8には、脱血チューブ8内の血液の圧力を測定する圧力センサ9が配置されている。
この圧力センサ9はコントローラ16と通信可能に接続され、圧力センサ9の値はコントローラ16へ送信される構成となっている。
モータ5は、コントローラ16と通信可能に接続されており、コントローラ16からの指令により遠心ポンプ3を操作させると、遠心ポンプ3は、脱血チューブ8から脱血して人工肺4に通した血液を、送血チューブ10を介して患者Pに戻す構成となっている。
人工肺4は、遠心ポンプ3と送血チューブ10の間に配置されている。
人工肺4は、この血液に対するガス交換動作(酸素付加及び/又は二酸化炭素除去)を行う。人工肺4は、例えば、膜型人工肺であるが、特に好ましくは中空糸膜型人工肺を用いる。送血チューブ10は、人工肺4と動脈側カテーテル7を接続している管路である。
また、送血チューブ10には、流量センサ11が配置され、流量センサ11は、コントローラ16と通信可能に接続されている。
したがって、流量センサ11は、患者Pから脱血チューブ8を介して流れてくる血液の流量の値を検知し、その値をコントローラ16へ送信する構成となっている。
また、送血チューブ10には、送血チューブ10内の血液温度を測定する温度センサ15が配置されている。
この温度センサ15はコントローラ16と通信可能に接続され、温度センサ15の値はコントローラ16へ送信される構成となっている。
脱血チューブ8と送血チューブ10は、例えば、塩化ビニル樹脂やシリコーンゴム等の透明性が高く、可撓性を有する合成樹脂製の管路が使用できる。
脱血チューブ8内では、血液は図1のV方向に流れ、送血チューブ10内では、血液は図1のW方向に流れる。
また、本実施の形態の体外循環システム1には、図1に示すように、送血チューブ10に、血液ガスモニタのセンサ12aが配置され、この血液ガスモニタのセンサ12aは、図1に示すように、血液ガスモニタ12に接続されている。
このように、送血チューブ10内の血液ガスのデータは、血液ガスモニタ12に表示される構成となっている。
一方、図1に示すように、患者Pには、飽和酸素計測センサ13aが装着され、飽和酸素のデータが図1の酸素飽和度モニタ13に表示される構成となっている。
また、本実施の形態の体外循環システム1は、データ蓄積PC2を有し、このデータ蓄積PC2が、コントローラ16,血液ガスモニタ12及び酸素飽和度モニタ13等と通信可能に接続されている。
さらに、図1に示すように患者Pには、薬液等を投与するための輸液ポンプ14が留置針等を介して配置され、この輸液ポンプ14には、薬液バッグ14aが接続されている。
そして、この輸液ポンプ14は、図1等に示すように、データ蓄積PC2に接続されている。
このため、データ蓄積PC2は、酸素飽和度、血液ガスのデータのみならず、コントローラ16が取得する流量、圧力等のデータも取得し、蓄積する構成となっている。
さらに、データ蓄積PC2は、図1の輸液ポンプ14の薬液投与のデータも取得する構成となっている。
ところで、体外循環システム1は、データ蓄積PC2が蓄積したデータを分析する「データ分析用PC100」が、データ蓄積PC2と接続されている。
本実施の形態では、分析装置として例えば、データ分析用PC100を例に以下、説明するが、本発明はこれに限らず、データ分析用PC100がデータ蓄積PC2を兼ねる構成となっていても構わない。
また,本実施の形態では、データ蓄積PC2に蓄えられたデータが有線又は無線のLAN等でデータ分析用PC100へ送信される場合のみならず、USB等の媒体を介して、データがデータ分析用PC100へ移行されても構わない。
図1に示す体外循環システム1のデータ分析用PC100、データ蓄積用PC2及びコントローラ16等は、コンピュータを有し、コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バスを介して接続されている。
(図2等のブロック図について)
図2は、図1の「データ分析用PC100」、「コントローラ16」、「データ蓄積PC2」等の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、データ分析用PC100は、「分析用PC制御部101」を有し、分析用PC制御部101は、データ分析用PC100が、データ蓄積PC2等と通信するための「通信装置102」、時刻情報を生成する「計時装置103」、各種情報を表示する「表示部」である例えば、「ディスプレイ104」及び「各種情報入力装置(キーボード等)105」等を制御する。
また、図2のコントローラ16は、図1に示すモータ5,流量センサ11、圧力センサ9及び温度センサ15と接続されている。
一方、酸素飽和度モニタ13、血液ガスモニタ12及び輸液ポンプ14は、コントローラ3を介することなく、データ蓄積PC2に直接、接続されている。
そして、分析用PC制御部101は、図2に示す「第1の各種情報記憶部110」、「第2の各種情報記憶部120」、「第3の各種情報記憶部130」及び「第4の各種情報記憶部140」も制御する。
図3乃至図6は、それぞれ「第1の各種情報記憶部110」、「第2の各種情報記憶部120」、「第3の各種情報記憶部130」及び「第4の各種情報記憶部140」の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの具体的な内容は後述する。
(体外循環システム1の動作例について)
図7乃至図11は、本実施の形態にかかる体外循環システム1の主な動作例を示す概略フローチャートである。
すなわち、本実施の形態では、図1に示す体外循環システム1により、患者P等の手術等において得られた各種の情報が「データ蓄積PC2」を介して「データ分析用PC100」に記憶される。
そして、このように蓄積された各種の情報に基づいて、手術後、医師等が研究等を行い易いように、各種の情報等が、データ分析用PC100のディスプレイ104に表示される構成となっている。
そこで、以下、データ分析用PC100のディスプレイ104に表示される主な各種情報の表示例を説明するが、その前に、図7を用いてデータ分析用PC100に記憶される各種情報の取得工程を説明する。
(患者P等の手術中等に記憶等する各種情報の取得工程等について)
図7のステップ(以下「ST」とする。)1に示すように、図1の体外循環システム1では、例えば、患者Pの手術中に、「モータ5」「流量センサ11」「圧力センサ9」「温度センサ15」「酸素飽和度モニタ13」及び「血液ガスモニタ12」等から「回転数」「流量」「温度」「圧力」等のバイタルデータ等の各種情報を取得する。
そして、それぞれの情報を対応する「時刻情報」と関連付けて、記憶部である例えば、「回転数情報記憶部111」、「流量情報記憶部112」、「温度情報記憶部113」及び「圧力情報記憶部114」等に記憶する。
具体的には、例えば、以下の各種情報を記憶する。
●「モータ5」から「回転数(Arterial)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「回転数情報記憶部111」に記憶。
●「流量センサ11」から「流量(Flow)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「流量情報記憶部112」に記憶。
●「温度センサ15」から「温度(Temp)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「温度情報記憶部113」に記憶。
●「圧力センサ9」から「圧力(Press)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「圧力情報記憶部114」に記憶。
●「酸素飽和度モニタ13」から「局所組織酸素飽和度(rSO2)情報」を取得し、「計時装置103」から対応時刻を取得し、関連付けて、図3の「局所組織酸素飽和度情報記憶部115」に記憶。
●「酸素飽和度モニタ13」から「経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「経皮的動脈血酸素飽和度情報記憶部116」に記憶。
●「酸素飽和度モニタ13」から「脈拍数情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「脈拍数情報記憶部117」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「pH情報」を記憶し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「pH情報記憶部118」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「炭酸ガス分圧(PCO2)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「炭酸ガス分圧情報記憶部119」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「酸素分圧(PO2)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「酸素分圧情報記憶部225」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「酸素飽和度(SO2)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「酸素飽和度情報情報億部221」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「ヘマトクリット(HCT)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「ヘマトクリット情報記憶部222」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「ヘモグロビン(Hgb)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図3の「ヘモグロビン情報記憶部223」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「重炭酸イオン(HCO3)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図4の「重炭酸イオン情報情報億部121」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「酸素消費量情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図4の「酸素消費量情報記憶部122」に記憶。●「血液ガスモニタ12」から「カリウム値(K+)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図4の「カリウム値情報記憶部123」に記憶。
●「血液ガスモニタ12」から「ベースエクセス値(BE)情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図4の「ベースエクセス値情報記憶部124」に記憶。
●「輸液ポンプ14」から「投薬注入情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図4の「投薬注入情報記憶部125」に記憶。
●「人工肺4」から「人工肺交換情報」を取得し、「計時装置103」から対応する時刻情報を取得し、関連付けて、図4の「人工肺交換情報記憶部126」に記憶。
尚、上記した各種情報を記憶する際、併せてイベント情報(例えば、投薬時刻情報等)を関連付けて記憶させることができる。
また、データ分析用PC100は,予め患者Pの体表面積情報を取得し、図4の「体表面積情報記憶部127」に記憶させる。
次いで、図7のST2へ進み、上述の取得した情報に基づいて計算により求める情報を取得する。
具体的には、図4の「インデックス情報生成処理部(プログラム)128」が動作し、図3の「流量情報記憶部112」の「流量情報」と、図4の「体表面積情報記憶部127」の体表面積情報に基づいて、「カーディアンインデックス情報」を生成し、関連する時刻情報と共に、図4の「カーディアンインデックス情報記憶部129」に記憶させる。
以上で、必要な情報の取得及び生成という準備段階が終了する。
そして、医師等の研究者等は、かかる情報を図1の「データ分析用PC100」に表示させて、各種の研究を行う。
本実施の形態では、研究に適した情報の表示が研究者等である操作者の操作で可能な構成となっている。
以下、具体的に説明する。
(二次元プロットで情報を表示させる場合)
図8は、二次元プロットで、上述の流量や回転数の情報を表示する主な工程を示す概略フローチャートである。
また、図12は、図8の工程で生成される、X軸をモータ5の回転数情報、Y軸を流量センサ11の流量情報とした場合で、「5月31日 8時36分6秒」から24時間の間の回転数情報及び流量情報の相関関係を示す二次元プロット図である。
以下、図12に示す「二次元プロット図」の生成工程を詳細に説明する。
先ず、ステップ(以下「ST」という。)1では、医師等の研究者が、2つのデータ、例えば、モータ5の回転数情報と流量センサ11の流量情報の相関関係を集合変化として視覚化して表示したいとき、図1のデータ分析用PC100に、「二次元プロット」画面の表示を求める。
具体的には、例えば、図12のX軸とY軸として、表示するデータ名(例えば、流量、回転数)と、表示する時間帯(年月日時分秒で特定、例えば、5月31日 8時36分 6秒から24時間)を入力する。
次いで、ST12へ進む。ST12では、入力されたX軸とY軸に表示するデータ名(例えば、回転数、流量)と、表示する時間帯のデータを図5の「表示基本情報記憶部131」に記憶させる。
次いで、ST13へ進む。ST13では、図5の「基本画面表示処理部(プログラム)132」が動作し、指定されたデータ名(流量、回転数)の記憶部(図3の「流量情報記憶部112」「回転数情報記憶部111」)に記憶されているデータのうち、指定された時間帯に対応するデータを抽出する。
そして、指定されたように、X軸に回転数情報、Y軸に流量情報を配置し(この工程は図示せず)、これらのデータのうち、同じ時刻情報のX軸とY軸のデータの交点を図形である例えば、丸印等でプロットし、「プロットデータ」として、画面上に表示する。
次いで、ST14へ進む。ST14では、図5の「時間帯区分処理部(プログラム)133」が動作し、指定された時間帯,例えば、24時間を複数の細分時間帯に区分する。
これら複数の細分時間帯は、例えば、2時間毎となり、24時間の場合は12個の細分時間帯となる。
この細分時間帯の具体例が、図12の画面の下部に配置されているT1~T11の丸印である。
そして、これらの丸印は、それぞれ異なる表示なっており(図示せず)、例えば、色彩が異なって配置されている。具体的には、時間の経過と共に色彩が明るくなるように配置されている。
なお、図12では、必ずしも色彩である必要はなく、区分し得るのであれば模様でも構わない。
また、本工程では、これら各細分時間帯に該当する図13の「プロットデータ」は、それぞれ対応する「色彩」等が付されることになる、
したがって、多数のプロットデータは、それぞれ時刻によって視覚的に変化する構成となっている。
したがって、研究者は、プロットデータが示す、流量と回転数の相関関係が時刻により変化する状態を明確に把握することができる。
次いで、ST15へ進む。ST15では、図5の「イベント表示マーク配置処理部(プログラム)134」が動作し、指定された時間帯のうち、任意の時刻に図12に示すように、「イベント表示マークA」を対応させる。
この「イベント表示マークA」は、時刻情報表示部の一例であり、図12で示す、X軸とY軸の交点であり、その交点に存在する特定の時刻情報となっている。
図12の例においては、イベント表示マークAは、細分時間帯T6に含まれる特定の「プロットデータ」を示し、例えば、X軸の回転数情報の数値は、「1982RPM」であり、Y軸の流量情報における数値は「3.53LPM」である。
そして、本実施の形態では、図12に示すように、このイベント表示マークAの位置におけるX軸及びY軸の数値情報が、画面上で表示される構成となっている。
これら具体的な数値が「詳細情報」の一例となっている。
また、図12におけるX軸とY軸の交点である「イベント表示マークA」は、研究者が任意の位置に移動、配置することができる構成となっている。
したがって、例えば、図12の画面で、流量と回転数の相関関係を観察しているときに、細分時間帯T6(10時間から12時間の間)に該当する「プロットデータ」で、詳細を確認したいとき、図12の「イベント表示マークA」を、画面上の当該「プロットデータ」の部分に移動させるだけで、当該交点におけるX軸の回転数及びY軸の流量の値を画面上に表示させることができる。
このため、研究者は、X軸の回転数とY軸の流量の相関関係を研究する際に、特定の時間帯である例えば、24時間の一部の時間帯である細分時間帯T6の相関関係という大きな流れを分析することできると共に、「イベント表示マークA」が特定する極めて微細なポイントにおける数値も同時に把握できる。
したがって、2つの情報(流量と回転数)の相関関係を分析し易い装置となっている。
(画面おけるスクロールバーCを動作させる場合)
さて、図12に示すように、本実施の形態では、ディスプレイ104に表示されている情報の時間範囲を変更可能する操作部である例えば、「スクロールバーC」を有している。
すなわち、例えば、図12で24時間の時間帯の情報を表示するように指定した場合、一画面ですべて時間帯の情報を表示すると、研究者が視認し難くなるので、図12に示すように、スクロールバーCを画面に表示する。
そして、画面に表示される情報の変更を「スクロールバーC」の操作で可能としている。
図9は、画面におけるスクロールバーCの動作例を示す概略フローチャートである。
先ず、ST21で、スクロールバーCが移動したか否かを判断し、スクロールバーCが移動したときは、ST22へ進む。
ST22では、図5の「表示プロットデータ変更処理部(プログラム)135」が動作し、図12のスクロールバーCの移動量に応じて、画面に表示されているプロットデータの基準の時刻を変更する。
例えば、移動前のスクロールバーCが、8時から16時の間のデータを表示しているとき、スクロールバーCを進めることで、表示しているプロットデータを10時から18時に変更する。
このように、情報が表示されている画面と同一画面にスクロールバーCが配置されているので、研究者はスクロールバーCを操作し易いと共に、研究者は、必要な時間帯の情報を必要に応じて、見やすい状態で、ディスプレイ104に表示させることもできる。
(イベント表示マークAを特別なイベントと関連付けて表示する場合)
上述のように「イベント表示マークA」は、研究者が画面上の情報等を参照しながら任意の点として選択することができるが、本実施の形態では、この「イベント表示マークA」を他の特別なイベントと関連付けて表示させることができるので、以下、説明する。
図10は、イベント表示マークAを特別なイベント、例えば、薬剤投与等と関連付けて表示するときの主な動作例を示す概略フローチャートである。
図2のデータ分析用PC100のディスプレイ104に、例えば、薬剤投与の投与時刻として「イベント表示マークA」を表示させ、その薬剤投与前後の流量や回転数等の変化を研究したいと考える研究者は、ST31で、「イベント表示マークA」の内容の選択用画面の表示入力をする。
すると、データ分析用PC100は、図13に示すような「イベント表示マーク内容選択用画面」をディスプレイ104に表示させる。
図13は、イベント表示軸内容選択用画面の一例を示す概略図である。
この「イベント表示軸内容選択用画面」には、イベント情報である例えば、手術中の投薬時刻、人工肺交換時刻等のイベントのデータが表示される。
次いで、例えば、研究者は、図13の「2017年5月31日 20時42分30秒の投薬(薬AAA)」を選択する。
この例では、研究者が、薬AAAの投薬前後におけるデータ(流量及び回転数等)の相関関係における変化を研究するために選択する。
すると、ST32にで、イベント表示マークAの内容データを選択したと判断され、ST33へ進む。
ST33では、図5の「イベント表示マーク内容選択実行処理部(プログラム)136」が動作し、図13のイベント表示マーク内容選択用画面の選択(薬剤投与の時刻等)に基づき、該当時刻に対応した画面にイベント表示マークAを表示する。
そして、イベント表示マークAの時刻を基準として、それ以前又はそれ以後の「プロットデータ」の色を異なる色とし、異なる表現形式とする。
このように、イベント表示マークAの前後で色等を変更することで、画面を視認する研究者は、2つの情報(流量と回転数等)との相関関係の変化の把握が容易となる。
なお,本実施の形態では、イベント表示マークAとして「薬剤の投与時刻」を選択したが、本発明はこれに限らず、他の人工肺交換等のイベントを選択することもできる。
(各種データを計算等して求める計算後データを画面に表示させたい場合)
図11は、各種データを計算等して求める計算後データを画面に表示させる主な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、研究者が、流量等の各種データを計算等して求める特別情報である例えば、計算後データである、例えば、酸素運搬量等のデータを、X軸又はY軸として、画面に表示させたい場合は、図11のST41へ進む。
ST41では、研究者が計算式の表示を求めると、図6の「計算式入力計算処理部(プログラム)141」が動作し、計算式入力画面が表示される。
図14は、画面に表示された「計算式」を示す概略図である。
図14に示すように、計算式入力画面には、式の一部として利用可能な、各データ名(流量(Flow)等の項目名)と計算用テンキー等が表示されている。
そして、これら各データ名とテンキーを用いて、計算式を作成することができる構成となっている。
この各データ名(流量等)の項目を式に取り込むと、当該データ名の部分には、対応する記憶部、例えば、流量情報記憶部112等から必要なデータを抽出して、計算を行う構成となっている。
本実施の形態では、例えば、研究者は、酸素運搬量のデータをX軸又はY軸として、画面に表示させたい希望があるため、図14の数式の部分に以下の式を入力する。
「((1.36×SO×Hgb)+(0.0031×PO))×Flow」
このうち「SO」「Hgb」「PO」「Flow」の部分は、図14で予め用意されている同じ名称のキーを選択して、入力する。数字は、図14のテンキーを用いて入力する。
このように入力することで「SO」は、図3の「酸素飽和度情報記憶部221」からデータを抽出して,計算を行うこととなる。
同様に、「Hgb」は、図3の「ヘモグロビン情報記憶部223」、「PO」は、図3の「酸素分圧情報記憶部225」、そして「Flow」は、図3の「流量情報記憶部112」からデータを抽出して計算を行う。
したがって、本実施の形態では,計算式を特別な画面で入力することで、実際に体外循環装置から取得した流量等のデータの値を用いて、酸素運搬量等の値を求めることができるので、研究者にとって極めて使い易い装置となっている。
また、本実施の形態では、酸素運搬量を例に計算式を説明したが、他に「差圧」の場合は、「Press2-Press1」の式を入力することで、求めることができる。
次いで、ST42へ進み、計算式の入力があったか否かを判断し、計算式の入力があったときは、ST43へ進む。
ST43では、入力された計算式、本実施の形態の場合は、酸素運搬量の式「((1.36×SO×Hgb)+(0.0031×PO))×Flow」を図6の「計算式データ記憶部142」に記憶する。
次いで、ST44へ進む。ST44では、同計算処理部(プログラム)141が動作し、「計算式データ記憶部142」の計算式のデータ名に、各記憶部のデータ、本実施の形態では、図3の「酸素飽和度情報記憶部221」、「ヘモグロビン情報記憶部223」、「酸素分圧情報記憶部225」、そして「流量情報記憶部112」のデータを代入し、計算し、その結果を図6の「計算後データ記憶部143」に記憶する。
次いで、ST45へ進む。ST45では、図6の「計算後データ記憶部143」の計算後データ、例えば、酸素運搬量を、対応する時刻情報に基づいて、X軸又はY軸のデータとして画面上に表示する。
このように、本実施の形態では、研究者は、研究の際に必要なデータを自己で計算せずに、画面上に表示させ、これを迅速に他のデータと比較することができる。
このため、研究者は、その研究に必要なデータを計算式で生成し、かつ、そのデータを画面上に表示させることができるので、極めて使い易い装置となる。
1・・・体外循環システム、2・・・データ蓄積PC、3・・・遠心ポンプ、4・・・人工肺、5・・・モータ、6・・・静脈側カニューレ、7・・・動脈側カニューレ、8・・・脱血チューブ、9・・・圧力センサ、10・・・送血チューブ、11・・・流量センサ、12・・・血液ガスモニタ、12a・・・血液ガスモニタのセンサ、13・・・酸素飽和度モニタ、13a・・・飽和酸素計測センサ、14・・・輸液ポンプ、14a・・・薬液バッグ、15・・・温度センサ、16・・・コントローラ、100・・・データ分析用PC、101・・・分析用PC制御部、102・・・通信装置、103・・・計時装置、104・・・ディスプレイ、105・・・各種情報入力装置(キーボード等)、110・・・第1の各種情報記憶部、111・・・回転数情報記憶部、112・・・流量情報記憶部、113・・・温度情報記憶部、114・・・圧力情報記憶部、115・・・局所組織酸素飽和度情報記憶部、116・・・経皮的動脈血酸素飽和度情報記憶部、117・・・脈拍数情報記憶部、118・・・pH情報記憶部、119・・・炭酸ガス分圧情報記憶部、120・・・第2の各種情報記憶部、121・・・重炭酸イオン情報情報億部、122・・・酸素消費量情報記憶部、123・・カリウム値情報記憶部、124・・・ベースエクセス値情報記憶部、125・・・投薬注入情報記憶部、126・・・人工肺交換情報記憶部、127・・・体表面積情報記憶部、128・・・インデックス情報生成処理部(プログラム)、129・・・カーディアンインデックス情報記憶部、130・・・第3の各種情報記憶部、131・・・表示基本情報記憶部、132・・・基本画面表示処理部(プログラム)、133・・・時間帯区分処理部(プログラム)、134・・・イベント表示マーク配置処理部(プログラム)、135・・・表示プロットデータ変更処理部(プログラム)、136・・・イベント表示マーク内容選択実行処理部(プログラム)、140・・・第4の各種情報記憶部、141・・・計算式入力計算処理部(プログラム)、142・・・計算式データ記憶部、143・・・計算後データ記憶部、221・・・酸素飽和度情報記億部、222・・・ヘマトクリット情報記憶部、223・・・ヘモグロビン情報記憶部、225・・・酸素分圧情報記憶部、C・・・スクロールバー、P・・・患者、T1~T11・・・細分時間帯

Claims (9)

  1. 少なくとも医療装置から取得した複数の各種情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を図形で表示することができる表示部と、を有し、
    前記複数の各種情報から任意の情報をX軸又はY軸の情報として表示させると共に、計算式入力画面情報を表示させる構成となっており、
    前記計算式入力画面情報には、計算式の一部として利用可能な前記各種情報の名称が含まれ、
    前記各種情報の名称を前記計算式に取り込むと、対応する数値情報を前記記憶部から自動的に抽出し、前記計算式の計算を実行し、
    計算後の情報を前記X軸又は前記Y軸の情報として前記表示部に表示する構成となっていることを特徴とする分析装置。
  2. 時刻の相違により前記図形が視覚的に区分し得るように変化させられて表示されることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記図形に特定の時刻情報を示す時刻情報表示部を配置可能で、前記時刻情報表示部が配置されている前記図形における複数の前記情報の詳細情報が表示される構成とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記時刻情報表示部は、当該特定の時刻情報の関連で発生したイベント情報と関連付けられ、
    前記時刻情報表示部を選択することで、関連する前記イベント情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項3に記載の分析装置。
  5. 前記時刻情報表示部が配置されている前記図形の時刻情報を基準として、それより以前の時刻情報と関連付けられている前記図形と、前記基準以後の時刻情報と関連付けられている前記図形とが、異なる表示形式で示されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の分析装置。
  6. 複数の前記情報の相関関係を図形で表示する前記特定の時間範囲を変更可能な操作部が、同一画面上に表示され、
    前記操作部の移動量に応じて前記表示部に表示されている前記X軸と前記Y軸の交点の図形であるプロットデータの基準の時刻を変更する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の分析装置。
  7. 医療機器を備え、前記医療機器と通信可能な請求項1乃至請求項6のいずれか1項の分析装置を有することを特徴とする分析システム。
  8. 少なくとも分析装置が医療装置から取得した各種情報を記憶部に記憶し、前記記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を図形で表示部に表示し、
    前記複数の各種情報から任意の情報をX軸又はY軸の情報として表示させると共に、計算式入力画面情報を表示させる構成となっており、
    前記計算式入力画面情報に、計算式の一部として利用可能な前記各種情報の名称を含め、
    前記各種情報の名称を前記計算式に取り込むと、対応する数値情報を前記記憶部から自動的に抽出し、前記計算式の計算を実行し、
    計算後の情報を前記X軸又は前記Y軸の情報として前記表示部に表示することを特徴とする分析装置の作動方法。
  9. 分析装置を、少なくとも医療装置から取得した各種情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶されている各種情報のうち、特定の時間範囲における複数の情報の相関関係を表示部に図形で表示する機能、
    前記複数の各種情報から任意の情報をX軸又はY軸の情報として表示させると共に、計算式入力画面情報を表示させる機能、
    前記計算式入力画面情報に、計算式の一部として利用可能な前記各種情報の名称を含め、前記各種情報の名称を前記計算式に取り込むと、対応する数値情報を前記記憶部から自動的に抽出し、前記計算式の計算を実行する機能、
    計算後の情報を前記X軸又は前記Y軸の情報として前記表示部に表示する機能、を実現させるための分析装置の制御プログラム。
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