JP7246036B1 - 回転機能付き昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造がシンプルで対象物を容易に載置できる回転機能付き昇降装置。【解決手段】上下方向に立設する縦フレーム部を有するフレームと、前記縦フレーム部に沿って前記上下方向に移動可能に設けられる上下移動部と、前記上下移動部に対して略水平方向の回転軸を中心として回転可能に取付けられる回転動作部と、前記回転動作部に取り付けられており対象物を載置する受台と、前記上下移動部を上下運動させる昇降手段と、前記昇降手段による上下運動を、前記回転動作部が回転運動するように運動方向を変換して伝える伝達手段と、を有し、前記伝達手段は、前記上下移動部が前記回転動作部の回転角度に応じた所定の高さになるまでは前記回転動作部に対して前記上下運動に伴う力を伝えず、前記上下移動部が前記所定の高さ以上になると、前記回転動作部を前記上下移動部に対して第1回転方向に回転させる力を、前記回転動作部に伝える回転機能付き昇降装置。【選択図】図5

Description

本発明は、ロール原反やボンベなどの筒状の重量物を、姿勢を変えて所定の高さに持ち上げられる回転機能付き昇降装置に関する。
ロール原反やボンベなどは、工場内等において保管時の姿勢と、機械等にセットして使用したり、トラックなどの輸送車に積載する際などの姿勢が異なる場合がある。したがって、工場内等においては、ロール原反やボンベなどを、姿勢を変えて所定の高さに持ち上げられる回転機能付き昇降装置に関するニーズがある。
ロールを反転する運搬車としては、たとえば円弧状湾曲部を有するものが提案されている(特許文献1等参照)。しかし、このような運搬車では、ロールの姿勢を変えることは可能であるが、ロールを持ち上げるためには、別の昇降装置やフォークリフトなどを使用する必要がある。
また、ロールの反転機能と高さ調整機能の両方の機能を有するものとして、回転する主フレームと、主フレームを持ち上げるリンク機構を備えるものが提案されている(特許文献2等参照)。しかしながら、このような従来の装置では、ロールを回転させてから持ち上げる構造であるため、荷台の底部と設置面との間に隙間が必要であり、荷台へのロールの載置に際してロールをある程度持ち上げる必要があり、荷台へのロールの載置に手間がかかる問題がある。
特開2018-8535号公報 実用新案登録第3065793号明細書
本発明は、対象物を、姿勢を変更して所定の高さに持ち上げられる回転機能付き昇降装置であって、構造がシンプルで、対象物を容易に載置できる回転機能付き昇降装置に関する。
本発明に係る回転機能付き昇降装置は、
設置面に対して略垂直である上下方向に立設する縦フレーム部を有するフレームと、
前記縦フレーム部に沿って前記上下方向に移動可能に設けられる上下移動部と、
前記上下移動部に対して略水平方向の回転軸を中心として回転可能に取付けられる回転動作部と、
前記回転動作部に取り付けられており対象物を載置する受台と、
前記回転動作部および前記受台とともに前記上下移動部を上下運動させる昇降手段と、
前記昇降手段による上下運動を、前記回転動作部が回転運動するように運動方向を変換して伝える伝達手段と、を有し、
前記伝達手段は、前記上下移動部が前記回転動作部の回転角度に応じた所定の高さになるまでは前記回転動作部に対して力を伝えず、前記上下移動部が前記所定の高さ以上になると、前記回転動作部を前記上下移動部に対して第1回転方向に回転させる力を、前記回転動作部に伝える。
本発明に係る回転機能付き昇降装置は、運動方向を変換して伝える伝達手段を有するため、昇降手段が発生する力だけで、上下移動部の上下移動と、回転動作部の回転運動とを行わせることができるため、構造がシンプルである。また、伝達手段は、上下移動部が所定の高さになるまでは回転動作部に力を伝えないため、所定の高さまでは受台が回転せずに持ち上がる。したがって、このような回転機能付き昇降装置は、受台と設置面との間に隙間を設ける必要がなく、受台を設置面に接触させることができるため、ロール原反やボンベなどの対象物を、受台に容易に載置できる。
また、たとえば、本発明に係る回転機能付き昇降装置は、前記回転動作部の前記第1回転方向の回転を規制する第1ストッパー部と、
前記回転動作部の前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向の回転を規制する第2ストッパー部と、を有してもよく、
前記回転動作部は、前記第1ストッパー部と前記第2ストッパー部との間で回転可能であってもよい。
第1ストッパー部および第2ストッパー部を有することにより、回転動作部が所定の範囲を超えて回転することを防止することができ、対象物が受台から逸脱してしまうような問題を防止できる。
また、たとえば、前記回転動作部が前記第2ストッパー部により規制される位置と、前記第1ストッパー部により規制される位置との間の回転角度差は、略90度であってもよい。
ロール原反やボンベなどの筒状体の姿勢変更では、おおむね、筒状体の軸が設置面に垂直となる縦姿勢と、筒状体の軸が設置面と並行となる横姿勢との間で姿勢変更ができれば事足りる。したがって、第2ストッパー部により規制される位置と、第1ストッパー部により規制される位置との間の回転角度差を略90度とすることで、回転動作部の過度な回転を防止し、対象物が受台から逸脱してしまうような問題を効果的に防止できる。
また、たとえば、前記回転動作部の前記第2回転方向への回転を、前記回転動作部が前記第1ストッパー部により規制される位置またはその近傍で阻止する回転ロック機構を有してもよい。
このような回転ロック機構を有する回転機能付き昇降装置では、回転動作部の第2回転方向への回転を阻止した状態で、上下移動部の上下移動を行うことにより、対象物および受台を回転させた状態で、対象物および受台の高さ調整を行うことができる。
また、たとえば、前記回転動作部を、前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に付勢する付勢手段を有してもよい。
このような付勢手段を有することにより、回転動作部が自重や対象物の重さなどにより、対象物、受台および回転動作部などが、予期せぬ回転動作を行うことを防止できる。
また、たとえば、前記伝達手段は、前記回転動作部が有するスプロケットの歯に係合するチェーンであり、
前記チェーンの一端は前記上下移動部に固定されていてもよく、前記チェーンの他端は前記フレームに固定されていてもよい。
このような伝達手段を有する回転機能付き昇降装置は、簡易な構造で安定した動作を行うことができ、良好な耐久性を有する。なお、このような伝達手段に組み合わせられる付勢手段としては、特に限定されないが、たとえば、チェーンにおける一端とスプロケットに接触する部分との間の部分で、チェーンを迂回させる方向に付勢するスプリングロッド等を採用することができる。
また、たとえば、前記受台は、前記対象物の底部が接触する底板を有し、前記回転軸から前記底板までの長さを調整する調整機構を有してもよい。
このような回転機能付き昇降装置は、対象物の高さ(長さ)に応じ底板の位置を調節することにより、対象物を安定して回転させて姿勢を変えることができる。
また、たとえば、前記昇降手段は、油圧式もしくは空圧式のシリンダおよび前記シリンダに作動流体を送る手動式もしくは足踏式のポンプ、または、手動式ウインチもしくは手動式チェーンブロックを有してもよい。
昇降手段は電動であってもよいが、このような昇降手段を有する回転機能付き昇降装置は、電力がなくても使用できるため、使い勝手がよい。
また、たとえば、前記回転軸は、前記上下移動部が前記対象物に対して対向する方向に略平行であってもよい。
回転軸が、このような方向である回転機能付き昇降装置は、対象物および受台が、操作者がいる方向に誤って倒れる可能性を低く抑えることができるため、作業の安全性という観点でも良好である。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転機能付き昇降装置の第1の状態を示す正面図である。 図2は、図1に示す回転機能付き昇降装置の第2の状態を示す正面図である。 図3は、図1に示す回転機能付き昇降装置の背面図である。 図4は、図2に示す回転機能付き昇降装置の背面図である。 図5は、第1の状態におけるスプロケットと伝達手段の状態を示す概念図である。 図6は、第1の状態と第2の状態の中間状態(第3の状態)におけるスプロケットと伝達手段の状態を示す概念図である。 図7は、第2の状態におけるスプロケットと伝達手段の状態を示す概念図である。 図8は、第4の状態におけるスプロケットと伝達手段の状態を示す概念図である。 図9は、図1に示す昇降装置の部分断面側面図である。 図10は、図1に示す回転機能付き昇降装置が備える回転ロック機構の動作を示す概念図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転機能付き昇降装置10を示す正面図である。回転機能付き昇降装置10は、図1において仮想線で示すように、ボンベやロール原反のような筒状の重量物である対象物90をその受台40に載せ、対象物90を所定の高さに持ち上げるとともに、対象物90を回転させて姿勢を変更させることができる。図1は、回転機能付き昇降装置10が、対象物90を載置する第1の状態を示している。第1の状態では、後述する上下移動部20が、第1の高さH1に位置する。
これに対して、図2は、図1に示す回転機能付き昇降装置10が、対象物90を所定の高さに持ち上げるとともに、対象物90を回転させて姿勢を変更させた状態である第2の状態を示している。第2の状態では、後述する上下移動部20が、第2の高さH2に位置する。このような回転機能付き昇降装置10は、工場等において軸方向を縦にして保管しているロール原反を、軸方向を横にして機械にセットする場合などにおいて、特に効果的に用いることができる。あるいは、回転機能付き昇降装置10は、工場等において縦置きにして使用していたボンベを、保管場所や輸送荷台に横向きにして積載する際などに、特に効果的に用いることができる。ただし、回転機能付き昇降装置10に載置する対象物90としては、ロール原反やボンベのみには限定されず、他の筒状の重量物を、対象物90として受台40に載置して用いることができる。
図1に示すように、回転機能付き昇降装置10は、フレーム12、上下移動部20、回転動作部30、受台40、伝達手段としての第1チェーン60、回転ロック機構70、付勢手段80等を有する。回転機能付き昇降装置10を構成する各部分の材質としては、対象物90の重量を適切に支持できる剛性を有していれば特に限定されないが、主として金属(合金を含む)などを用いることができる。
図1は回転機能付き昇降装置10の正面図であり、図2は回転機能付き昇降装置10の背面図である。また、図9は、回転機能付き昇降装置10の側断面図である。なお、図9では、受台40および回転動作部30の一部を仮想線で示している。図1、図2および図9に示すように、回転機能付き昇降装置10のフレーム12は、設置面98に対して略垂直である上下方向に立設する縦フレーム部14と、水平方向に延びて縦フレーム部14を下方で支える基台フレーム部16とを有する。
図1に示すように、縦フレーム部14は、略平行に上下方向に延びる2本の柱部と、2本の柱を水平方向に繋ぐ複数の梁部を有する。基台フレーム部16は、縦フレーム部14の2本の柱部の下端に接続し、縦フレーム部14に対する接続位置から略水平方向かつ前後方向に延びている(図9参照)。基台フレーム部16の四隅にはキャスター18が設けられており、回転機能付き昇降装置10は、対象物90を工場内等で搬送する運搬荷台としても好適に機能する。図9に示すように、縦フレーム部14の背面側(縦フレーム部14に対して受台40等が配置される側とは反対側)には、回転機能付き昇降装置10を移動させる際のハンドル19が取り付けられている。なお、キャスター18には、キャスターの回転を規制するロック機構(不図示)が備えられており、後述するように対象物90を持ち上げる場合には、回転機能付き昇降装置10は、キャスターの回転をロック機構により規制して用いる。縦フレーム部14や基台フレーム部16は、たとえば、スチール角パイプ等を溶接して作製することができるが、作製方法は特に限定されない。
図1に示すように、回転機能付き昇降装置10は、縦フレーム部14に沿って上下方向に移動可能に設けられる上下移動部20を有する。図3は、図1に示す回転機能付き昇降装置10(第1の状態)の背面図である。図3に示すように、上下移動部20は、略矩形の板状体と、縦フレーム部14の柱部に対してスライド可能に係合する係合部を有する。上下移動部20は、縦フレーム部14にガイドされて、上下方向にスライド移動することができる。
図4は、図2に示す回転機能付き昇降装置10(第1の状態)の背面図である。図1および図3と図2および図4の比較から理解できるように、上下移動部20は、図1および図3に示す位置(第1の高さH1)から、図2および図4に示す位置(第2の高さH2)まで、後述する昇降手段50(図9等参照)を用いて持ち上げられる。また、上下移動部20は、昇降手段50を操作することにより、図2および図4に示す位置(第2の高さH2)から、図1および図3に示す位置(第1の高さH1)まで下降する。なお、高さ調整モードでは、上下移動部20は、図1および図3に示す位置(第1の高さH1)より更に下方(たとえば、第4の高さH4、図8参照))まで下降することができる。
図1に示すように、上下移動部20には、回転動作部30が取付けられている。第1の状態である図1と、第2の状態である図2との比較から理解できるように、回転動作部30は、上下移動部20に対して、略水平方向の回転軸31を中心として回転可能に取付けられる。すなわち、回転動作部30は、第1の状態(図1)から図2の状態(図2)の間で、正面から見て反時計周りに略90度、上下移動部20に対して回転している。なお、回転機能付き昇降装置10では、正面から見て反時計周りの回転方向を第1回転方向R1(図6参照))とし、第1回転方向R1とは反対方向である時計周りの回転方向を第2回転方向とする。
図5は、図1に示す第1の状態における回転機能付き昇降装置10について、図1に示す受台40と、回転動作部30の一部である回転板32とを取り外した状態を示す概念図である。回転動作部30は、図5に示すスプロケット34と、スプロケット34から突出する固定ボルト39を介してスプロケット34に固定される回転板32とを有する。なお、図5では、回転板32については、仮想線を用いて配置のみを示している。
スプロケット34は、上下移動部20の正面側に取付けられている。すなわち、スプロケット34は、上下移動部20から正面側に突出する回転軸31に対して、回転可能に挿入されている。回転機能付き昇降装置10における回転軸31は、上下移動部20が対象物90に対して対向する方向(前後方向)に略平行であるため、対象物90および回転動作部30は、回転軸31に直交する方向(回転機能付き昇降装置10の幅方向)に傾斜および回転する。スプロケット34の外周部に形成される歯34aには、伝達手段としての第1チェーン60が係合する。第1チェーン60は、スプロケット34の外周部における上方の半円部分に係合する。なお、伝達手段としての第1チェーン60については、後ほど詳述する。
図5に示すように、回転機能付き昇降装置10は、回転動作部30の第1回転方向(反時計周り)の回転を規制する第1ストッパー部21と、回転動作部30の第2回転方向(時計周り)の回転を規制する第2ストッパー部22とを有する。第1ストッパー部21と、第2ストッパー部22とは、上下移動部20から、正面側のスプロケット34に向けて突出する突起で構成される。また、スプロケット34の背面には、所定の回転角度で第1ストッパー部21や第2ストッパー部22と接触する背面突起38が形成されている。
図5に示すように、回転機能付き昇降装置10が第1の状態にある場合、背面突起38が第2ストッパー部22に接触し、回転動作部30は、第2ストッパー部22によって第2回転方向の回転を規制される。一方、図7は、図2に示す第2の状態における回転機能付き昇降装置10について、図2に示す受台40と、回転動作部30の一部である回転板32とを取り外した状態を示す概念図である。図7に示すように、回転機能付き昇降装置10が第2の状態にある場合(または第2の状態からさらに回転動作部30を第1回転方向に回転させる力が作用した場合)、背面突起38が第1ストッパー部21に接触し、回転動作部30は、第1ストッパー部21によって第1回転方向R1の回転を規制される。
図5および図7の比較から理解できるように、回転動作部30は、第1ストッパー部21と第2ストッパー部22との間で回転可能である。回転動作部30が第2ストッパー部22により規制される位置と、第1ストッパー部21により規制される位置との間の回転角度差は、略90度である。回転機能付き昇降装置10が、図1等に示す対象物90を、縦姿勢から横姿勢に変更する場合は、回転動作部30の回転角度を略90度とすることで、受台40および対象物90の過剰な回転を防止できる。ただし、第1ストッパー部21と第2ストッパー部22によって規制される回転動作部30の回転可能角度については、どのように対象物90を姿勢変更したいかに応じて、適宜変更可能である。
図1に示す回転動作部30の回転板32は、図5に示すスプロケット34に対して、スプロケット34の正面側から複数の固定ボルト39を介して固定される。回転板32には持ち手が備えられており、スプロケット34への回転板32の着脱作業を容易に行うことができる。
図1に示すように、回転動作部30には、対象物90を載置する受台40が取り付けられている。受台40は、対象物90の底部92が接触し、図1に示す第1の状態において対象物90の底部92を下方から支持する底板42と、対象物90の側面93が接触し、図2に示す第2の状態において対象物90の側面93を下方から支える側板46を有する。また、受台40は、対象物90が受台40から逸脱することを防止する逸脱防止チェーン48等を有していてもよい。
図1に示すように、受台40は、回転軸31から底板42までの長さを調整する調整機構44を有する。調整機構44は、底板42から垂直方向に延びる支柱47の回転板32への取付位置を調整する調整ネジ等で構成される。調整機構44を用いて、対象物90の重心位置を回転軸31の位置に近づけることにより、対象物90が安定した状態で、かつ、より小さい力で、回転機能付き昇降装置10が対象物90の姿勢変更を行うことができる。
回転機能付き昇降装置10の背面図である図3に示すように、回転機能付き昇降装置10は、回転動作部30、受台40および受台40に載置される対象物90とともに、上下移動部20を上下運動させる昇降手段50を有する。部分断面側面図である図9に示すように、昇降手段50は、油圧式のシリンダ52と、シリンダ52に作動流体であるオイルを送る足踏式のポンプ53と、油圧式のシリンダ52から延びるシャフト52aの先端に取り付けられるシャフト先端ギア54と、第2チェーン56等を有する。
第2チェーン56は、一端56aが縦フレーム部14に固定されており、シャフト先端ギア54を経由して、他端56bが上下移動部20に固定されている。操作者が、足踏式のポンプ53のペダルを踏むことにより、シャフト52aが上方に延びて、上下移動部20が上方に持ち上げられる。また、昇降手段50の下降バルブ55を開くことにより、シャフト52aを支える油圧式のシリンダ52の圧力が低下し、回転動作部30や対象物90等の自重により上下移動部20が下降する。
なお、昇降手段50は、油圧式シリンダ52に代えて空圧式シリンダを用いてもよく、足踏式のポンプ53に代えて手動式のポンプを用いてもよい。また、昇降手段50としては、手動式のウインチや手動式チェーンブロックを用いてもよい。さらに、昇降手段50としては、電動式のポンプ、巻き上げ機、リニアアクチュエータを用いることも可能である。ただし、油圧式または空圧式のシリンダ52と、シリンダ52に作動流体を送る足踏式のポンプ53を用いる昇降手段50は、電力が不要であるため使い勝手がよく、また、手でハンドル19を掴んでポンプ53を踏むことにより、操作者がフレーム12をサポートしながら対象物90を持ち上げることができるため、操作時の安全性が高い。
図5に示すように、回転機能付き昇降装置10は、昇降手段50による上下運動を、回転動作部30が回転運動するように運動方向を変換して伝える伝達手段としての第1チェーン60を有する。第1チェーン60は、回転動作部30が有するスプロケット34の歯34aに係合している。第1チェーンの一端60aは上下移動部20に固定されており、第1チェーン60の他端60bは、フレーム12における基台フレーム部16に固定されている。
以下、伝達手段である第1チェーン60の構造および動作を、主として図5~図8を用いて説明する。図1および図5に示す第1の状態において、回転動作部30は、最も第2回転方向側に回転した位置で停止している。回転機能付き昇降装置10は、回転動作部30を、第1回転方向R1(反時計周り)とは反対方向である第2回転方向(時計周り)に付勢する付勢手段80を有しており、図5に示す第1の状態では、付勢手段80の力により、スプロケット34の背面突起38が、第2ストッパー部22に押し当てられている。
付勢手段80は、一方が上下移動部20に固定されるガススプリングで構成される。付勢手段80の他方に備えられる付勢先端ギア82が、スプロケット34と一端60aとの間で第1チェーン60に対して上方から接触し、付勢手段80は、第1チェーン60を押し下げる力を生じている。すなわち、付勢手段80が、一端60aとスプロケット34に接触する部分との間で、第1チェーン60を下方に迂回させる力を与えることにより、付勢手段80は、回転動作部30を第2回転方向(時計周り)に付勢している。
ここで、図5に示すように、第1チェーン60には、基台フレーム部16に固定される他端60bとスプロケット34との間で、所定の緩み60cを持たせている。したがって、図5に示す第1の状態から、操作者が昇降手段50を用いて上下移動部20を持ち上げても、第1チェーン60の緩み60cが解消されるまでの間は、第1チェーン60は回転動作部30に対して上下移動部20の上下運動に伴う力を伝えない。なお、第1チェーン60の緩み量は、上下移動部20の高さの他に、回転動作部30の回転角度に応じて変化する。
すなわち、上下移動部20が回転動作部30の回転角度に応じた所定の高さになるまで、言い換えると上下移動部20が図6に示すように第1チェーン60の緩み60cが解消される所定の高さ(第3の高さH3)になるまでは、第1チェーン60は、回転動作部30に対して、上下運動に伴う力を伝えない。図6は、図1および図5に示す第1の状態と、図2および図7に示す第2の状態との中間の状態である回転機能付き昇降装置10の第3の状態を示している。
図5と図6の比較から理解できるように、上下移動部20が所定の高さである第3の高さH3になるまでは、回転動作部30は、最も第2回転方向側に回転した位置で停止したままである。したがって、この間、図1に示す受台40に載置された対象物90は、姿勢を変えず、第1の状態(図1参照)と同じ縦姿勢のまま真上に持ち上げられる。一方、上下移動部20が所定の高さである第3の高さH3以上になると、緩みが解消した第1チェーン60は、回転動作部30を上下移動部20に対して第1回転方向R1(反時計周り)に回転させる力を、回転動作部30に伝える。
すなわち、上下移動部20が第3の高さH3から更に上方に移動すると、第1チェーン60が他端60bと一端60aの間で引っ張られ、付勢手段80の付勢先端ギア82を上方に押し上げながら、第1チェーン60がスプロケット34を第1回転方向R1に回転させる。これにより、図6に示す第3の状態から、図7に示す第2の状態までの間、回転動作部30および受台40に載置された対象物90は、第1回転方向R1に回転しながら上昇する。
図7は、図2に示す第2の状態におけるスプロケット34および第1のチェーン60等の状態を示す説明図である。図7に示す第2の状態では、回転動作部30の第1回転方向R1への回転が、スプロケット34の背面突起38が第1ストッパー部21に接触することにより停止する。図6および図7に示すように、上下移動部20が第3の高さH3以上になると、第1チェーン60の緩み60cが解消され、上下移動部20の上昇と回転動作部30の回転とが連動する。そのため、図7に示す第2の状態において第1ストッパー部21が、回転動作部30の第1回転方向R1の回転を規制することにより、昇降手段50における上下移動部20の上昇も、同時に規制される。
このようにして、伝達手段としての第1チェーン60を用いる回転機能付き昇降装置10は、図1に示す縦姿勢の第1の状態から、図2に示す横姿勢の第2の状態まで、対象物90の姿勢を変えながら持ち上げることができる。なお、第1ストッパー部21は、ちょうど対象物90が横姿勢となる位置で回転動作部30の回転の規制するもののみには限定されず、若干対象物90が過剰に回転した位置(角度にして数度以下)で、回転動作部30の回転の規制するものであってもよい。回転機能付き昇降装置10は、対象物90を目視しながら対象物90の姿勢を調整できるため、第1ストッパー部21は、回転動作部30の過剰な回転およびこれによる対象物90の受台40からの逸脱を防止することができれば足りるからである。
図2および図7に示すように、第2の状態である回転機能付き昇降装置10は、図9に示す昇降手段50における下降バルブ55を開くことにより、図1および図5に示す第1の状態に戻すことができる。この場合、対象物90の動きは、第1の状態から第2の状態への動きを巻き戻す動きとなる。すなわち、第2の状態から第3の状態(図6参照)まで上下移動部20が下降する間に、対象物90は第2回転方向(時計周り)に回転して縦姿勢に戻り、第3の状態から第1の状態までは、対象物90は縦姿勢のまま真下に下降する。
このような回転機能付き昇降装置10は、運動方向を変換して伝える伝達手段としての第1チェーン60を有するため、昇降手段50が発生する力だけで、上下移動部20の上下移動と、回転動作部30の回転運動とを行わせることができ、構造がシンプルである。また、伝達手段である第1チェーン60は、上下移動部20が第3の高さH3になるまでは回転動作部30に力を伝えないため、第3の高さH3までは受台40が回転せずに持ち上がる。したがって、このような回転機能付き昇降装置10は、受台40の底板42と設置面98との間に隙間を設ける必要がなく、受台40を設置面98に接触させた状態で、ロール原反やボンベなどの対象物90を、受台40に容易に載置できる。
また、回転機能付き昇降装置10は、回転軸31が装置の前方向であるため、対象物90の傾斜方向が装置の幅方向となり、万が一対象物90が受台40から逸脱したとしても、対象物90が操作者に向かって動く可能性が非常に低く、より安全に使用することができる。
図9に示すように、回転機能付き昇降装置10は、上下移動部20の上部に設けられており、回転動作部30の第2回転方向(時計周り)への回転を阻止する回転ロック機構70を有する。回転ロック機構70は、回転動作部30が第1ストッパー部21により規制される位置またはその近傍で、回転動作部30の第2回転方向(時計周り)への回転を阻止する。図10(a)~(c)は、回転ロック機構70の動作を示す概念図である。図10に示すように、回転ロック機構70は、上下移動部20から回転動作部30に向かって突出および退避できる押えさ部76と、押さえ部76の動きを操作する操作レバー72と、操作レバー72と押さえ部76とを接続するリンク機構74とを有する。
回転ロック機構70は、図10(a)に示すように、回転動作部30に対して干渉しない位置に押さえ部76を退避させることにより、回転機能付き昇降装置10が、図1~図7を用いて説明した上述の状態変化を行うことができる。一方、回転機能付き昇降装置10が第2の状態(図2および図7参照)にある際に、図10(c)に示すように回転ロック機構70の操作レバー72を引くと、回転ロック機構70の押さえ部76が回転板32の背面から突出する係合突起33に接触し、回転板32が第2回転方向へ回転する動きを阻止できる。なお、図10(b)は、図10(a)と図10(c)の中間の状態を表している。
すなわち、図7に示す第2の状態で、回転ロック機構70により回転板32の回転を阻止すると、図9に示す昇降手段50の下降バルブ55を開いて上下移動部20を下降させても、回転板32およびスプロケット34などの回転動作部30は回転しない。したがって、回転機能付き昇降装置10では、第2の状態における第2の高さH2の位置から、上下移動部20が下降し始めるとともに第1チェーン60の緩み60cが生じ始め、第1チェーン60の緩み量を増加させながら、図8に示すように上下移動部20が下降する。
このような回転機能付き昇降装置10の動作により、図2に示すように横姿勢に姿勢変更した対象物90を、横姿勢のまま下降させることが可能となり、回転機能付き昇降装置10は、姿勢変更した対象物90の高さ調整を、容易に行うことができる。なお、回転ロック機構70による回転板32のロック解除は、上下移動部20の位置を第2の高さH2(図7参照)まで持ち上げ、第1チェーン60の緩みを解消してから行うことが、ロック解除に伴う対象物90の急激な姿勢変更を防止する観点で安全である。ただし、対象物90を受台40から降ろした後であれば、回転ロック機構70による回転動作部30のロックを、どのような位置で解除しても、大きな問題は生じない。
以上のように、実施形態を挙げて本発明に係る回転機能付き昇降装置10を説明してきたが、本発明に係る回転機能付き昇降装置10は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、多くの他の実施形態や変形例がその技術的範囲に含まれることは言うまでもない。たとえば、回転機能付き昇降装置10は、回転ロック機構70に代えて、もしくは、回転ロック機構70に加えて、スプロケット34の逆回転阻止機構(解除機能付き)を有してもよい。スプロケット34の逆回転阻止機構は、たとえば歯34aに当接する可動ラチェット片などで構成される。スプロケット34の逆回転阻止機構(解除機能付き)を有することで、任意の姿勢に対象物90の姿勢を固定して、対象物90を下降させることができる。また、図1および図5に示す第1の状態における第1チェーン60の緩み量を調整する緩み量調整部が追加されてもよい。
また、回転機能付き昇降装置10に用いる付勢手段80としては、図5~図8に示すガススプリングのみには限定されず、ダンパースプリングや、ぜんまいバネなどの他の付勢手段や、直接回転動作部30に作用するものを用いることも可能である。また、伝達手段としては、第1チェーン60のみには限定されず、ベルト、多段屈曲ロッド、ギア機構など、チェーン以外の伝達手段を用いることも可能である。
回転機能付き昇降装置10の第1回転方向R1は反時計周りであるが、図5等に示す第1チェーン60の一端60aおよび他端60bと付勢手段80を対称配置することにより、容易に第1回転方向が時計周りである回転機能付き昇降装置に変更でき、このような装置も実施形態に含まれる。また、回転機能付き昇降装置10のスプロケット34の径や第1チェーン60等のサイズを変更すれば、より重荷重の対象物90に対して、容易に適用することが可能である。また、回転機能付き昇降装置10は、受台40の形状を変更することで様々な対象物90に対応でき、また、縦姿勢から横姿勢への姿勢変更だけでなく、横姿勢から縦姿勢への姿勢変更に対しても、持ち上げてから回転させる構造的特徴により、特に有効に適用することができる。
10…回転機能付き昇降装置
12…フレーム
14…縦フレーム部
16…基台フレーム部
18…キャスター
19…ハンドル
20…上下移動部
21…第1ストッパー部
22…第2ストッパー部
30…回転動作部
31…回転軸
32…回転板
33…係合突起
34…スプロケット
34a…歯
38…背面突起
39…固定ボルト
R1…第1回転方向
40…受台
42…底板
44…調整機構
46…側板
47…支柱
48…逸脱防止チェーン
50…昇降手段
52…シリンダ
52a…シャフト
53…ポンプ
54…シャフト先端ギア
55…下降バルブ
56…第2チェーン
60…第1チェーン(伝達手段)
60a…一端
60b…他端
60c…緩み
70…回転ロック機構
72…操作レバー
74…リンク機構
76…押さえ部
80…付勢手段
82…付勢先端ギア
90…対象物
92…底部
93…側面
98…設置面

Claims (9)

  1. 設置面に対して略垂直である上下方向に立設する縦フレーム部を有するフレームと、
    前記縦フレーム部に沿って前記上下方向に移動可能に設けられる上下移動部と、
    前記上下移動部に対して略水平方向の回転軸を中心として回転可能に取付けられる回転動作部と、
    前記回転動作部に取り付けられており対象物を載置する受台と、
    前記回転動作部および前記受台とともに前記上下移動部を上下運動させる昇降手段と、
    前記昇降手段による上下運動を、前記回転動作部が回転運動するように運動方向を変換して伝える伝達手段と、を有し、
    前記伝達手段は、前記上下移動部が前記回転動作部の回転角度に応じた所定の高さになるまでは前記回転動作部に対して前記上下運動に伴う力を伝えず、前記上下移動部が前記所定の高さ以上になると、前記回転動作部を前記上下移動部に対して第1回転方向に回転させる力を、前記回転動作部に対して伝え
    前記回転動作部を、前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に付勢する付勢手段をさらに有する回転機能付き昇降装置。
  2. 設置面に対して略垂直である上下方向に立設する縦フレーム部を有するフレームと、
    前記縦フレーム部に沿って前記上下方向に移動可能に設けられる上下移動部と、
    前記上下移動部に対して略水平方向の回転軸を中心として回転可能に取付けられる回転動作部と、
    前記回転動作部に取り付けられており対象物を載置する受台と、
    前記回転動作部および前記受台とともに前記上下移動部を上下運動させる昇降手段と、
    前記昇降手段による上下運動を、前記回転動作部が回転運動するように運動方向を変換して伝える伝達手段と、を有し、
    前記伝達手段は、前記上下移動部が前記回転動作部の回転角度に応じた所定の高さになるまでは前記回転動作部に対して前記上下運動に伴う力を伝えず、前記上下移動部が前記所定の高さ以上になると、前記回転動作部を前記上下移動部に対して第1回転方向に回転させる力を、前記回転動作部に対して伝え
    前記伝達手段は、前記回転動作部が有するスプロケットの歯に係合するチェーンであり、
    前記チェーンの一端は前記上下移動部に固定されており、前記チェーンの他端は前記フレームに固定されている回転機能付き昇降装置。
  3. 前記回転動作部の前記第1回転方向の回転を規制する第1ストッパー部と、
    前記回転動作部の前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向の回転を規制する第2ストッパー部と、を有し、
    前記回転動作部は、前記第1ストッパー部と前記第2ストッパー部との間で回転可能である請求項1または2に記載の回転機能付き昇降装置。
  4. 前記回転動作部が前記第2ストッパー部により規制される位置と、前記第1ストッパー部により規制される位置との間の回転角度差は、略90度である請求項に記載の回転機能付き昇降装置。
  5. 前記回転動作部の前記第2回転方向への回転を、前記回転動作部が前記第1ストッパー部により規制される位置またはその近傍で阻止する回転ロック機構を有する請求項に記載の回転機能付き昇降装置。
  6. 前記回転動作部を、前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に付勢する付勢手段を有する請求項2に記載の回転機能付き昇降装置。
  7. 前記受台は、前記対象物の底部が接触する底板を有し、前記回転軸から前記底板までの長さを調整する調整機構を有する請求項1または2に記載の回転機能付き昇降装置。
  8. 前記昇降手段は、油圧式もしくは空圧式のシリンダおよび前記シリンダに作動流体を送る手動式もしくは足踏式のポンプ、または、手動式のウインチもしくはチェーンブロック、を有する請求項1または2に記載の回転機能付き昇降装置。
  9. 前記回転軸は、前記上下移動部が前記対象物に対して対向する方向に略平行である請求項1または2に記載の回転機能付き昇降装置。
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