JP7244785B2 - 遮蔽率算出装置、遮蔽率算出方法及びプログラム - Google Patents

遮蔽率算出装置、遮蔽率算出方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、遮蔽率算出装置、遮蔽率算出方法及びプログラムに関する。
従来、通信網のインフラにミリ波を活用する方法の提案がIEEE802.11ayで行われている(非特許文献1)。一方で、3次元点群データをインフラの監視に活用する技術の検討が進められている(非特許文献2)。例えば、点群データを用いた見通し判定の方法として非特許文献3がある。これは点群データに基づいた見通し判定の実行時に一定のサイズの格子状のボクセル(Voxel)を設定し判定を行う。
D. Tujkovic et al., "Changes to IEEE 802.11ay in support of mmW Distribution Network Use Cases", IEEE 802.11-17/1022r0 (July 2017), [online]、[令和1年7月1日検索]、インターネット〈URL:https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/17/11-17-1022-00-00ay-changes-to-ieee-802-11ay-in-support-of-mmw-mesh-network-use-cases.pptx> NTT,"設備保守作業を推進する空間状態推定技術",R&Dフォーラム2017,B-10、[online]、[令和1年7月1日検索]、インターネット〈URL:http://www.ntt.co.jp/RD/active/201702/jp/pdf_jpn/02/B-10_j.pdf>
このような見通し判定等の点群データを用いて電波の遮蔽率を評価する技術においては、モービルマッピングシステム(Mobile Mapping System:MMS)によって取得した点群データを用いる場合がある。しかしながら、このような場合、車両等の移動体と遮蔽物の間の距離、あるいは移動体の移動速度等の移動体の移動に応じて点群密度が異なる場合がある。このため、無線局間のフレネルゾーンに対して見通し判定を行う場合、点群密度の違いを考慮せずに一律のボクセルサイズの元で判定を行うと遮蔽物の割合を正しく評価できないという場合がある。
上記事情に鑑み、本発明は、点群データを用いて電波の遮蔽率を評価する技術における評価の精度を向上させる技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、送信局と受信局との間の無線局間空間の遮蔽物を示す点群データを取得したときの取得条件、に応じた大きさの複数のボクセルにフレネルゾーンを分割するボクセル分割部と、前記複数のボクセルのうち前記点群データが示す位置のボクセルである遮蔽ボクセルの位置、形状及び大きさに基づいて、前記送信局から前記受信局に向かう電波の遮蔽率を算出する算出部と、を備える遮蔽率算出装置である。
本発明の一態様は、送信局と受信局との間の無線局間空間の遮蔽物を示す点群データを取得したときの取得条件、に応じた大きさの複数のボクセルにフレネルゾーンを分割するボクセル分割ステップと、
前記複数のボクセルのうち前記点群データが示す位置のボクセルである遮蔽ボクセルの位置、形状及び大きさに基づいて、前記送信局から前記受信局に向かう電波の遮蔽率を算出する算出ステップと、を有する遮蔽率算出方法である。
本発明の一態様は、上記の遮蔽率算出装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明により、点群データを用いて電波の遮蔽率を評価する技術における評価の精度を向上させる技術を提供することが可能となる。
実施形態の遮蔽率算出装置の機能構成の一例を示す図。 実施形態における点群データの取得方法を説明する第1の説明図。 実施形態における点群データの取得方法を説明する第2の説明図。 フレネルゾーンを説明する説明図。 実施形態における制御部の機能構成の一例を示す図。 実施形態の制御部が電波遮蔽率を算出する具体的な処理の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態における無線局間の空間を(N+1)個の分割面によってN個の部分空間に分割することを説明する説明図。 実施形態における近似柱体を説明する説明図。 実施形態におけるボクセルサイズ決定処理の具体的な処理の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態における点群データ点Pcと位置Prとを説明する説明図。 実施形態における第n近似柱体ボクセル集合と近似柱体ボクセルとの関係を説明する説明図。 実施形態における遮蔽ボクセル、規格化変形及び遮蔽面を説明する説明図。
図1は、実施形態の遮蔽率算出装置1の機能構成の一例を示す図である。遮蔽率算出装置1は、2つの無線局を備える無線通信システムであって解析対象の無線通信システムにおける電波遮蔽率を、無線局間の遮蔽物を示す点群データを用いて算出する。電波遮蔽率は、送信側の無線局(以下「送信局」という。)から放射された電波が受信側の無線局(以下「受信局」という。)に到達する前に遮蔽される割合である。
(点群データの取得方法)
ここで、遮蔽率算出装置1が用いる点群データの取得方法について説明する。
図2は、実施形態における点群データの取得方法を説明する第1の説明図である。図2は、移動体2と3次元レーザースキャナ21とを示す。移動体2は、例えば、自動車であってもよいし、ドローンであってもよい。図2において移動体2は、矢印91の方向に移動する。移動体2は、3次元レーザースキャナ21を備える。3次元レーザースキャナ21は、移動体2とともに移動する。3次元レーザースキャナ21は、出射部211、受信部212及び点群データ算出部213を備える。出射部211は断続的に一定の周期でレーザーを出射する。出射部211は、レーザーの出射の向きを一定の角速度で回転させながらレーザーを出射する。受信部212は、出射部211が出射したレーザーの反射波を受信する。点群データ算出部213は、受信部212が受信した反射波に関する情報に基づいてレーザーが反射された位置及び時刻を算出する。
より具体的には、3次元レーザースキャナ21は、自装置から見て一定の位置に位置する平面(以下「レーザー出射面」という。)内にレーザーを出射する。3次元レーザースキャナ21は、レーザー出射面で出射の向きが単位時間当たり2πK rad回転するように(Kは正の実数)一定の角速度で出射の向きを変更する。例えば、3次元レーザースキャナ21は矢印92の方向にレーザーの出射の向きを変更する。3次元レーザースキャナ21は、レーザーを断続的に一定の周期で出射するため、3次元レーザースキャナ21が出射するレーザーは、断続的に一定の周期で出射される電磁波の波束(Wave packet)Pである。図2は、ある時刻tにおける波束Pの位置を示す。波束Pは、3次元レーザースキャナ21によって一定の周期で360°回転するように放射されるため、円Eを形成する。波束Pは、遮蔽物によって反射される。波束Pの反射された位置と波束Pの反射された時刻とを示す情報(以下「点情報」という。)の集合が点群データである。なお、図2では、説明の簡単のため複数の円Eによって3次元レーザースキャナ21が出射する複数の波束Pの位置を示している。しかしながら、実際には、複数の波束Pは螺旋を形成する。図2における円Eは、螺旋の1巻きを模式的に表した形状である。
3次元レーザースキャナ21は、出射した波束Pの反射波を受信し、受信した時刻及び位置に基づいて受信した波束Pが反射された位置及び時刻を算出する。3次元レーザースキャナ21が算出した、波束Pが反射された位置及び時刻を示す情報の集合が点群データである。
移動体2の移動速度はスキャンライン間隔sbに影響する。スキャンライン間隔sbとは、隣接する2つの円E間の距離である。レーザーの出射方向が360°回転する間に出射された波束Pによって形成された図形が1つの円Eである。そのため、移動体2の移動速度に応じて、スキャンライン間隔sbは変化する。
また、移動体2と遮蔽物の距離は、スキャンライン内の隣接点間隔saに影響する。スキャンライン内の隣接点間隔saとは、波束P1が反射された位置と波束P2が反射された位置との間の距離である。波束P1は波束Pの1つであり、波束P2は波束P1の次に出射された波束Pである。移動体2と遮蔽物の距離とに応じて、波束Pが反射されるまでに伝搬する距離が変わるため、移動体2と遮蔽物の距離は、スキャンライン内の隣接点間隔saに影響する。
このように、移動体2の移動の速さに応じてスキャンライン間隔sbが変化し、移動体2から遮蔽物までの距離に応じてスキャンライン内の隣接点間隔saが変化する。そのため、移動体2の移動の速さと移動体2から遮蔽物までの距離とに応じて、点群データの密度は異なる。点群データの密度とは、点情報が示す位置が仮想的な3次元空間内にプロットされた場合に、仮想的な3次元モデルにおける単位胞が含むプロットされた点(以下「点群データ点」という。)の数である。
図3は、実施形態における点群データの取得方法を説明する第2の説明図である。図3は、解析対象の無線通信システムにおける送信局901と受信局902とを示す。図3は、3次元レーザースキャナ21を備える移動体2が矢印91の方向に移動していることを示す。図3において矢印91の方向を向く直線は、送信局901と受信局902とを結ぶ線分(以下「局結線分903」という。)に非平行である。図3において、3次元レーザースキャナ21は移動しながらレーザーを出射している。図3は、矢印91の方向を向く直線と局結線分903とは非平行であるため、移動体2の移動によって、レーザーが出射されてから局結線分903に到達するまでの時間が変化することを示す。図3は、第1の遮蔽物904又は第2の遮蔽物905と移動体2との距離も、移動体2の移動によって変化することを示す。なお、点群データを取得する移動体2の移動の速さは一定でなくてもよいし、移動の方向も一定でなくてもよい。
また、図3は、送信局901と受信局902との間のフレネルゾーン906を示す。
図4は、フレネルゾーン906を説明する説明図である。フレネルゾーン906は、送信局901と受信局902との間に送信局901から放射された電波を遮蔽する物が無い場合に、送信局901から放射された電波が受信局902に到達するまでの伝搬経路の集合である。図4に示すように、電波は、送信局901から放射された後、広がり、その後、収束して受信局902に到達する。フレネルゾーン906は、局結線分903を軸とした回転楕円体である。局結線分903に垂直なフレネルゾーン906の断面であって送信局901から距離d、受信局から距離d(=D-d)の位置に位置する断面の半径rは、以下の式(1)で表される。なお、Dは局結線分903の長さである。式(1)において、λは電波の波長である。
Figure 0007244785000001
ここまでで点群データの取得方法の説明を終了し、図1の説明に戻る。
遮蔽率算出装置1は、通信部11、記憶部12及び制御部13を備える。
通信部11は、自装置を外部装置に接続するための通信インタフェースを含んで構成される。通信部11は、無線又は有線を介して、外部装置と通信する。通信部11は、外部装置が出力した各種情報を取得する。外部装置は、例えば、ユーザが操作可能なキーボード、タッチパネル等の入力端末であってもよいし、入力端末に接続されたコンピュータであってもよい。通信部11は、例えば、外部装置が出力した、解析対象の無線通信システムにおける送信局と受信局との位置を示す情報(以下「無線局情報」という。)を取得する。通信部11は、取得した無線局情報を制御部13に出力する。
記憶部12は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの非一時的コンピュータ読み出し可能な記憶媒体を用いて構成される。記憶部12は、例えば、移動体2が備える3次元レーザースキャナ21によって予め取得された点群データを記憶する。記憶部12は、移動体2及び3次元レーザースキャナ21が点群データを取得したときの取得条件を示す情報(以下「取得条件情報」という。)を記憶する。取得条件情報は、点群データの取得時の移動体2の移動に関する情報(以下「移動体情報」という。)を含む。3次元レーザースキャナ21は移動体2に固定されているため、移動体2の移動に関する情報は、3次元レーザースキャナ21の移動に関する情報である。移動体情報は、例えば、点群データの取得時の移動体2の速さと移動の向きとの時間変化を示す情報である。取得条件情報は、点群データの取得時に3次元レーザースキャナ21が出射したレーザーの波束の出射の向きを示す情報(以下「出射向き情報」という。)を含む。取得条件情報は、点群データの取得時に3次元レーザースキャナ21が出射したレーザーの波束の出射のタイミングに関する情報(以下「出射タイミング情報」という。)を含む。出射向き情報は、例えば、波束が出射された向きの時間変化を示す情報であってもよい。出射向き情報は、例えば、波束の出射の向きが回転する角速度を示す情報であってもよい。出射タイミング情報は、例えば、波束が出射された時刻を示す情報であってもよい。出射タイミング情報は、出射の間隔を示す情報であってもよい。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサやメモリを用いて構成される。制御部13は、記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって動作する。より具体的には、制御部13が備えるプロセッサが記憶部12に記憶されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムをメモリに記憶させる。制御部13が備えるプロセッサは、メモリに記憶させたプログラムを実行することによって動作する。制御部13は、プログラムを実行することによって遮蔽率算出装置1が備える各機能部の動作を制御する。制御部13は、プログラムを実行することによって、例えば、点群データに基づいて、解析対象の無線通信システムにおける電波遮蔽率を算出する。
図5は、実施形態における制御部13の機能構成の一例を示す図である。制御部13は、取得部131、ボクセル分割部132及び算出部133を備える。取得部131は、通信部11が取得した電波遮蔽率の算出に必要な各種情報と、記憶部12に記憶されている電波遮蔽率の算出に必要な各種情報とを取得する。取得部131は、例えば、点群データ及び取得条件情報を取得する。ボクセル分割部132は、コンピュータ上で、取得条件情報に応じた大きさの複数のボクセルにフレネルゾーンを分割する処理を実行する。算出部133は、ボクセル分割部132が分割した複数のボクセルのうち点群データが示す位置のボクセルの位置、形状及び大きさに基づいて電波遮蔽率を算出する処理をコンピュータ上で実行する。以下、説明の簡単のため、ボクセルの形状が立方体を含む直方体である場合を例に説明する。しかし、ボクセルは底面が正多角形の柱体であってもよい。
図6は、実施形態の制御部13が電波遮蔽率を算出する具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図6のフローチャートに示す各処理における送信局901及び受信局902は、実空間における送信局901及び受信局902を表す仮想空間内の送信局901及び受信局902である。
取得部131は、無線局情報を取得する(ステップS101)。次に、取得部131は、点群データを取得する(ステップS102)。次に、ボクセル分割部132は、無線局間空間を送信局901から受信局902に向かう向きにN個(Nは1以上の整数)の均等な空間(以下「部分空間」という。)に分割する(ステップS103)。無線局間空間は、送信局901と受信局902との間の空間である。より具体的には、制御部13は、無線局間の空間を(N+1)個の分割面によってN個の部分空間に分割する。分割面は、局結線分903に沿う方向に等間隔に位置し局結線分903に垂直な平面である。以下、N個の部分空間のうちn番目(nは1以上N以下の整数)に送信局に近い部分空間を第n部分空間という。なお、無線局間空間を分割する数Nは、通信部11を介して外部装置から受信してもよいし、予め記憶部12に記憶されていてもよい。
図7は、実施形態における無線局間の空間を(N+1)個の分割面によってN個の部分空間に分割することを説明する説明図である。
図7は、送信局からの距離d[1]~d[N+1]の位置に位置する(N+1)個の分割面によってフレネルゾーン906を含む無線局間の空間をN個の空間に分割することを示す。d[1]=0であり、d[N+1]=Dである。d[n+1]とd[n]との差がΔdである。d[n]の位置の分割面とd[n+1]の位置の分割面との間の空間が第n部分空間である。
図6の説明に戻る。ボクセル分割部132は、部分フレネルゾーンごとに近似柱体の位置、形状及び大きさを示す情報(以下「近似柱体情報」という。)を生成する(ステップS104)部分フレネルゾーンは、分割面によって分割されたN個のフレネルゾーン906である。以下、N個の部分フレネルゾーンのうちn番目に送信局に近い部分フレネルゾーンを第n部分フレネルゾーンという。すなわち、第n部分フレネルゾーンは、第n部分空間とフレネルゾーン906とが重なる空間である。
近似柱体は、底面が局結線分903に垂直な柱体であって、部分フレネルゾーンを近似する柱体である。部分フレネルゾーンを近似するとは、部分フレネルゾーンの形状及び大きさに対する形状及び大きさの近さに関する所定の条件(以下「部分フレネルゾーン近似条件」という。)を柱体が満たすことを意味する。部分フレネルゾーン近似条件は、例えば、第n近似柱体が第n部分フレネルゾーンに内接する、という条件である。第n近似柱体は、第n近似柱体は第n部分空間に含まれる柱体である。部分フレネルゾーン近似条件は、例えば、第n近似柱体が第n部分フレネルゾーンに外接する、という条件であってもよい。部分フレネルゾーン近似条件は、例えば、第n近似柱体の底面に平行な第n近似柱体の断面が、第n部分フレネルゾーンの中央断面に内接する、という条件であってもよい(以下「中点断面条件」という。)。中央断面は、第n部分フレネルゾーンにおける局結線分903上の中点を通り局結線分903に垂直な面上の第n部分フレネルゾーンの断面である。近似柱体の底面は、例えば、円形であってもよいし、正多角形であってもよい。例えば、第n近似柱体の底面が円である場合には、中点断面条件を満たす第n近似柱体の底面の半径は第n部分フレネルゾーンの中央の位置における半径に等しい。以下、説明の簡単のため、第n近似柱体が中点断面条件を満たす円柱である場合を例に遮蔽率算出装置1を説明する。
近似柱体情報は、例えば、近似柱体の頂点の位置によって、近似柱体の位置、形状及び大きさを示してもよい。近似柱体情報は、例えば、近似柱体の重心の位置と、形状と、大きさとによって近似柱体の位置、形状及び大きさを示してもよい。
図8は、実施形態における近似柱体を説明する説明図である。
図8において、第n部分空間とフレネルゾーンとが重なる空間が、第n部分フレネルゾーンである。図8において、第n部分フレネルゾーンを近似する第n近似柱体が、円柱C_nである。円柱C_nの半径は半径r_nである。半径r_nは、式(1)におけるdが以下の式(2)を満たす半径rである。
Figure 0007244785000002
図6の説明に戻る。ボクセル分割部132は、取得条件情報と部分フレネルゾーンの位置、形状及び大きさとに基づいて、各部分空間ごとにボクセルの大きさを決定する(ステップS105)。より具体的には、各部分空間ごとにボクセルの底面の大きさを決定する。ボクセルは、柱体であって、底面が局結線分903に垂直である。第n部分空間のボクセルの高さは、第n部分空間における局結線分903の長さに等しい。以下、ボクセルの大きさを決定する処理をボクセルサイズ決定処理という。
図9及び図10を用いて、ステップS105におけるボクセルサイズ決定処理を説明する。
図9は、実施形態におけるボクセルサイズ決定処理の具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。ボクセル分割部132は、図9に示す処理を第n近似柱体ごとに実行する。図9は、説明の簡単のため、第n近似柱体について実行する場合を例に説明する。
ボクセル分割部132は、第n近似柱体の重心に最も近い点群データ点がいずれの点群データ点であるかを判定する(ステップS201)。以下、ステップS201の処理によって第n近似柱体の重心に最も近いと判定された点群データ点を点群データ点Pcという。次に、ボクセル分割部132は、移動体情報に基づいて、点群データ点Pcに対応する点情報が示す時刻に最も近い時刻Ptにおける3次元レーザースキャナ21の位置Prを取得する(ステップS202)。
図10は、実施形態における点群データ点Pcと位置Prとを説明する説明図である。図10は、点群データ点Pcは、円柱C_nの重心に位置することを示す。図10は、位置Prが移動体2が移動した移動経路上にあることを示す。
図9の説明に戻る。次にボクセル分割部132は、移動体情報に基づいて、時刻Ptにおける3次元レーザースキャナ21の速度qrを算出する(ステップS203)。
次にボクセル分割部132は、点群データ点Pcの位置と、位置Prと、出射向き情報及び出射タイミング情報とに基づいて、スキャンライン内の隣接点間隔saを算出する(ステップS204)。スキャンライン内の隣接点間隔saは、以下の式(3)によって算出される。
Figure 0007244785000003
式(3)において、ωは、計測角度ピッチを表す。計測角度ピッチωは、波束の出射の向きが回転する角速度である。式(3)において、Rは、点群データ点Pcと位置Prとの間の距離を表す。
次にボクセル分割部132は、出射向き情報及び出射タイミング情報に基づいてスキャンライン間隔sbを算出する(ステップS205)。スキャンライン間隔sbは、以下の式(4)によって算出される。
Figure 0007244785000004
式(4)において、Hはレーザー回転数を表す。レーザー回転数は、単位時間にレーザースキャナ21がレーザーの波束の出射の向きを360°回転させる回数である。例えば、計測角度ピッチωの次元がrad/秒である場合、レーザー回転数Hは、ω/2π Hzである。
次に、ボクセル分割部132は、以下の式(5)で表される点群密度pdを算出する(ステップS206)。点群密度pdは、第n部分フレネルゾーンが遮蔽物で埋まっている場合の、第n部分フレネルゾーンにおける点群データ点の密度である。
Figure 0007244785000005
次に、ボクセル分割部132は、第n近似柱体の底面の面積と点群密度pdとに基づいて、第n部分空間におけるボクセルの底面の大きさを算出する(ステップS207)。具体的には、ボクセル分割部132は、第n近似柱体の底面の面積を点群密度pdで割り算した値を、第n部分空間におけるボクセルの底面の大きさとして取得する。ボクセルの底面の形状が正方形の場合、第n部分空間におけるボクセルの底面の一辺の長さは、第n近似柱体の底面の面積を点群密度pdで割り算した値の平方根である。
このように、第n部分空間におけるボクセルの底面の面積は、第n部分フレネルゾーンが遮蔽物で埋まっている場合の第n部分フレネルゾーンにおける点群データ点の密度である点群密度pdの逆数である。そのため、第n部分フレネルゾーンと重なるボクセルの断面であって局結線分903に垂直な断面は面内に高々1つの点群データ点を含む。
図6の説明に戻る。ステップS105の次に、ボクセル分割部132は、ボクセルサイズ決定処理の実行によって決定したサイズのボクセルによって、部分フレネルゾーンを分割する(ステップS106)。次に、算出部133は、ボクセルのうち点群データが示す位置のボクセル(以下「遮蔽ボクセル」という。)の位置、形状及び大きさに基づいて、電波遮蔽率を算出する(ステップS107)。以下、ステップS107において算出部133が実行する処理を、電波遮蔽率算出処理という。
算出部133は、電波遮蔽率算出処理において、まず、全てのボクセルについて近似柱体ボクセルであるか否かを判定する。近似柱体ボクセルは、近似柱体との重なりの度合が所定の度合以上のボクセルである。所定の度合は、0より大きい。度合が0とは、重なりが無いことを意味する。所定の度合は、近似柱体ごとに異なってもよいし同じでもよい。以下、第n近似柱体との重なりが所定の度合以上である近似柱体ボクセルの集合を、第n近似柱体ボクセル集合という。
図11は、実施形態における第n近似柱体ボクセル集合と近似柱体ボクセルとの関係を説明する説明図である。図11は、具体例として、第1近似柱体ボクセル集合と第N近似柱体ボクセル集合と近似柱体ボクセルとの関係を説明する。具体的には、図11は、第1近似柱体ボクセル集合G_1が、1辺V_1の正方形を底面とし高さがΔdの近似柱体ボクセルの2×2個の集合であることを示す。図11は、第N近似柱体ボクセル集合G_Nが、1辺V_Nの正方形を底面とし高さがΔdの近似柱体ボクセルの16×16個の集合であることを示す。
次に、算出部133は、全ての近似柱体ボクセルについて、それぞれ、点群データ点を含むか否かを判定する。以下、点群データ点を含むと判定されたボクセルを遮蔽ボクセルという。
算出部133は、全ての近似柱体の2つの底面を、第n近似柱体に依らず同一の大きさ及び形状の図形(以下「基準図形」という。)に変形する。第n近似柱体の底面を基準図形に変形する変形を第n規格化変形という。以下、第1規格化変形から第N規格化変形をそれぞれ区別しない場合規格化変形という。算出部133は、第n規格化変形を第n近似柱体ボクセル集合に対しても実行する。変形後の複数の近似柱体の集合(以下「規格柱」という。)は、柱体である。第n規格化変形によって遮蔽ボクセルも変形する。以下、変形後の遮蔽ボクセルの底面を遮蔽面という。
算出部133は、規格柱の高さ方向に変形後の遮蔽ボクセルが存在しない規格柱における一方の底面の面積(以下「遮蔽面積」という。)を取得する。すなわち、算出部133は、第1遮蔽ボクセルから第N遮蔽ボクセルまで全ての遮蔽ボクセルの底面を基準図形に射影し、基準図形上に射影された図形(以下「遮蔽図形」という。)の面積を取得する。算出部133は、規格柱の一方の底面の面積(すなわち基準図形の面積)に対する遮蔽面積(すなわち遮蔽図形の面積)の割合を算出する。算出した割合が電波遮蔽率である。
図12は、実施形態における遮蔽ボクセル、規格化変形及び遮蔽面を説明する説明図である。
図12は、第1近似柱体ボクセル集合G_1、第m近似柱体ボクセル集合(mは2以上N未満の整数)G_m及び第N近似柱体ボクセル集合G_Nを用いて、電波遮蔽率算出処理を説明する。
図12において、第1近似柱体ボクセル集合G_1は、図11と同じの2×2個の近似柱体ボクセルの集合である。図12において、第N近似柱体ボクセル集合G_Nは、図11と同じの16×16個の近似柱体ボクセルの集合である。図12において、第m近似柱体ボクセル集合G_mは、8×8個の近似柱体ボクセルの集合である。第1近似柱体ボクセル集合G_1の底面と第m近似柱体ボクセル集合G_mの底面との大きさは異なる。第1近似柱体ボクセル集合G_1、第m近似柱体ボクセル集合G_m及び第N近似柱体ボクセル集合G_Nにおいて、近似柱体ボクセル中のドットは、点群データ点である。図12は、例えば、第1近似柱体ボクセル集合G_1において、右下の近似柱体ボクセルに点群データ点が位置することを示す。そのため、第1近似柱体ボクセル集合G_1の右下の近似柱体ボクセルは、遮蔽ボクセル(第1遮蔽ボクセル)である。
図12は、第1規格化変形後の第1近似柱体ボクセル集合G_1(以下「第1近似柱体ボクセル集合G´_1」という。)を示す。図12は、第m規格化変形後の第m近似柱体ボクセル集合G_m(以下「第m近似柱体ボクセル集合G´_m」という。)を示す。図12は、第N規格化変形後の第N近似柱体ボクセル集合G_N(以下「第N近似柱体ボクセル集合G´_N」という。)を示す。第1近似柱体ボクセル集合G´_1の底面と、第m近似柱体ボクセル集合G´_mの底面と、第N近似柱体ボクセル集合G´_Nの底面とは同一の形状であって同一の面積である。
図12は、第1近似柱体ボクセル集合G´_1の遮蔽面A_1と、第m近似柱体ボクセル集合G´_mの遮蔽面A_mと、第N近似柱体ボクセル集合G´_Nの遮蔽面A_Nとの基準図形K上の位置を示す。遮蔽面積は、基準図形Kの面内の領域のうち非遮蔽領域A_0を基準図形Kから除いた領域の面積である。非遮蔽領域A_0は、基準図形Kの面内の領域のうち遮蔽面A_1、遮蔽面A_m又は遮蔽面A_Nではない領域である。
このように構成された実施形態の遮蔽率算出装置1は、無線局間空間の点群データの取得時の条件を示す取得条件情報に応じた大きさの複数のボクセルにフレネルゾーンを分割する。そして、遮蔽率算出装置1は、複数のボクセルのうち点群データが示す位置のボクセルである遮蔽ボクセルの位置、形状及び大きさに基づいて無線局間空間における電波の遮蔽率を算出する。そのため、このように構成された遮蔽率算出装置1は、点群データの取得時に、移動体2と遮蔽物との間の距離が変化する場合であっても無線局間の電波の遮蔽率を精度よく算出することができる。
(変形例)
なお、点群データは必ずしも移動体2に固定された3次元レーザースキャナ21によって取得される必要は無い。点群データは、例えば、移動体2に固定されたカメラによって取得されてもよい。この場合、出射向き情報は、カメラの向きであって、出射タイミング情報はカメラの撮影のタイミングであってもよい。
なお、3次元レーザースキャナ21を備える移動体2は、点群データ取得システムの一例である。なお、第n規格化変形によって変形した遮蔽ボクセルは、第n遮蔽ボクセルの一例である。図12の第1近似柱体ボクセル集合G´_1における遮蔽ボクセルは、第1遮蔽ボクセルの一例である。図12の第N近似柱体ボクセル集合G´_Nにおける遮蔽ボクセルは、第N遮蔽ボクセルの一例である。
なお、遮蔽率算出装置1は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数台の情報処理装置を用いて実装されてもよい。この場合、遮蔽率算出装置1が備える各機能部は、複数の情報処理装置に分散して実装されてもよい。例えば、ボクセル分割部132と算出部133とはそれぞれ異なる情報処理装置に実装されてもよい。
なお、遮蔽率算出装置1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…遮蔽率算出装置、 11…通信部、 12…記憶部、 13…制御部、 2…移動体、 21…3次元レーザースキャナ、 211…出射部、 212…受信部、 213…点群データ算出部、 901…送信局、 902…受信局

Claims (8)

  1. 送信局と受信局との間の無線局間空間の遮蔽物を示す点群データを取得したときの取得条件、に応じた大きさの複数のボクセルにフレネルゾーンを分割するボクセル分割部と、
    前記複数のボクセルのうち前記点群データが示す位置のボクセルである遮蔽ボクセルの位置、形状及び大きさに基づいて、前記送信局から前記受信局に向かう電波の遮蔽率を算出する算出部と、
    を備える遮蔽率算出装置。
  2. 前記無線局間空間が前記送信局から前記受信局に向かう向きに均等に分割されたN個(Nは1以上の整数)の空間である部分空間のうちn番目(nは1以上N以下の整数)に前記送信局に近い前記部分空間を第n部分空間とし、前記第n部分空間に含まれる前記フレネルゾーンを第n部分フレネルゾーンとして、前記ボクセル分割部は、前記取得条件と前記第n部分フレネルゾーンの位置、形状及び大きさに基づいて前記第n部分空間における前記ボクセルの大きさを決定する、
    請求項1に記載の遮蔽率算出装置。
  3. 底面が前記送信局と前記受信局とを結ぶ線分に垂直な柱体であって前記第n部分フレネルゾーンを近似する柱体を第n近似柱体として、前記ボクセル分割部は、前記第n近似柱体の底面の面積と前記取得条件とに基づいて、前記第n部分空間におけるボクセルの底面の大きさを決定する、
    請求項2に記載の遮蔽率算出装置。
  4. 前記第n近似柱体を近似する前記ボクセルの集合を第n近似柱体ボクセル集合として、前記算出部は、前記第n近似柱体ボクセル集合の底面の形状及び大きさを形状及び大きさが第n近似柱体ボクセル集合に依らず同一である基準図形に変形する第n規格化変形を実行し、前記第n規格化変形後の前記遮蔽ボクセルを第n遮蔽ボクセルとして、第1遮蔽ボクセルから第N遮蔽ボクセルまで全ての遮蔽ボクセルの底面を前記基準図形に射影した前記基準図形上の図形である遮蔽図形の面積に基づいて、前記遮蔽率を算出する、
    請求項3に記載の遮蔽率算出装置。
  5. 前記点群データを取得する点群データ取得システムは、断続的に一定の周期で出射の向きを一定の角速度で回転させながらレーザーを出射する出射部を備える移動体を備え、
    前記取得条件は、前記移動体の移動に関する情報と、前記出射部が出射した前記レーザーの波束の出射の向きを示す情報である出射向き情報と、前記出射部が出射した前記レーザーの波束の出射のタイミングに関する情報である出射タイミング情報とを含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の遮蔽率算出装置。
  6. 前記ボクセルは、底面が前記送信局と前記受信局とを結ぶ線分に垂直である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の遮蔽率算出装置。
  7. コンピュータが送信局と受信局との間の無線局間空間の遮蔽物を示す点群データを取得したときの取得条件、に応じた大きさの複数のボクセルにフレネルゾーンを分割するボクセル分割ステップと、
    コンピュータが前記複数のボクセルのうち前記点群データが示す位置のボクセルである遮蔽ボクセルの位置、形状及び大きさに基づいて、前記送信局から前記受信局に向かう電波の遮蔽率を算出する算出ステップと、
    を有する遮蔽率算出方法。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の遮蔽率算出装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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