JP7242936B2 - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係るインクジェットヘッドを含むインクジェット記録装置1の構成の一例を示す模式図である。
インクジェット記録装置1は、インクなどの液体状の記録材を用いて画像形成媒体Sなどに画像を形成する。インクジェット記録装置1は、一例として、複数の液体吐出部2と、液体吐出部2を移動可能に支持するヘッド支持機構3と、画像形成媒体Sを移動可能に支持する媒体支持機構4と、を備える。画像形成媒体Sは、例えば、シート状の紙などである。
駆動回路103は、印加部の一例である。
図4は、インクジェットヘッド10に適用可能なヘッド基板102の平面図である。図4ではノズルプレート109の図中左下を部分的に不図示としヘッド基板102の内部構造を図示している。図5は図4に示すヘッド基板102のA-A線断面図である。図6は、図4に示すヘッド基板102の斜視図である。
図7は、配線電極119a~配線電極119gを介して、電極120a~電極120gにグランド電圧を印加した状態のヘッド基板102を示している。図7は、電極120a~電極120gが同電位であるため、アクチュエーター118a~アクチュエーター118hには電界がかからない。このため、アクチュエーター118a~アクチュエーター118hは変形しない。
アクチュエーター118dにおいて、電極120dは、第1の電極の一例である。また、電極120cは、第2の電極の一例である。アクチュエーター118eにおいて、電極120dは、第1の電極の一例である。また、電極120eは、第2の電極の一例である。
第1電圧源40は、第1の電圧源の一例である。第2電圧源41は、第2の電圧源の一例である。
駆動回路103は、まず、振動パルスの印加を開始する。振動パルスは、一例として、電圧が0、-V1、0の順で変化するsp幅の台形波である。なお、幅とは、パルスの印加開始から印加終了までの時間を示す。したがって、sp幅とは、パルスの印加開始から印加終了までの時間がspであることを示す。振動パルスの印加開始に伴い、電極120dの電圧は、0から-V1に変化する。そして、電極120dの電圧は、振動パルスの印加終了まで-V1に保持される。電極120dの電圧が0から-V1に立ち下がるまでの時間と、電極120dの電圧が-V1に保持される時間との合計は、時間spである。 振動パルスの印加開始により、圧力室115dの容積は収縮し、圧力室115d内の液体が加圧される。なお、振動パルスによる印加開始の加圧は、ノズル101から液滴が吐出しない程度の加圧とする。
振動パルスの印加終了及び1番目の吐出パルスの印加開始により、圧力室115dの容積が拡張され、圧力室115d内の液体は減圧される。
吐出パルスの印加終了により、圧力室115dの容積は収縮し、圧力室115d内の液体が加圧される。これにより、圧力室115d内の液体がノズル101から液滴として吐出される。
まず、2つの液滴を連続吐出させる駆動波形51-2について考える。振動パルスと1番目の吐出パルスにより発生した圧力室115内の圧力振動は、ノズル101から1滴目の液滴が吐出されることによって減衰する。また、当該圧力振動は、圧力室115内の粘性抵抗によって減衰する。ここで、1番目の吐出パルスの中心から2番目の吐出パルスの中心までの時間が時間2ULとなるタイミングで、最後の吐出パルスである2番目の吐出パルスを印加する。これにより、前述の要因などによって減衰した圧力振動に対して、圧力振動の減衰分を補うことができる。これにより、2滴目の液滴を吐出するための吐出力が得られる。圧力振動の減衰分と2番目の吐出パルスによる圧力振動の付加が同程度であれば、1滴目の液滴と2滴目の液滴の吐出速度はほぼ同じとなる。すなわち、2番目の吐出パルスは、2滴目の液滴吐出に必要な圧力振動を維持する役割を果たす。
上記の実施形態を実施するための最良の形態を実施例により説明する。実施例は、上記の実施形態の範囲を限定するものではない。
実施例のインクジェットヘッド10が駆動波形51-1によって吐出した主液滴の吐出速度が約8.5m/sとなる電圧V1の値を表1に示す。駆動波形51-1の各波形パラメーターの値により、当該電V1は変化する。このため、表1では縦軸を時間UL、横軸を時間spと時間ULの比(sp/UL)とした。そして、表1は、時間ULを1.9、2.0及び2.1、sp/ULを0.8、0.7及び0.6とした場合の9種の組み合わせについての当該電圧V1を示している。また、時間dpBと時間ULとは、同値とした。そして、時間cpは、時間ULの0.4倍とした。
実施例のインクジェットヘッド10に、駆動波形51-7によって液滴を吐出させた。このときの、最後の吐出パルスの印加終了から100μ秒経過時の主液滴の数を表2に示す。駆動波形51-7では、7つの主液滴が吐出されるが100μ秒の時間経過でいくつかの主液滴は合体する。これにより、主液滴の数は7つより少なくなる。表2では、合体後の主液滴の数を示している。例えば、表2で主液滴の数が1となった条件では、100μ秒の時間経過の過程で7つの主液滴全てが合体して1つの主液滴となった事を示している。なお、主液滴の後部にサテライトと呼ばれる微小液滴が発生する場合があるが、表2の主液滴の数には、サテライトの数は含めていない。
実施例のインクジェットヘッド10に、駆動波形51-7によって液滴を吐出させた。このときの先頭の主液滴の速度に対する最後の主液滴の速度の倍率(以下「先頭の主液滴の速度に対する最後の主液滴の速度の倍率」を「速度倍率」という。)を表3に示す。なお、先頭の主液滴の速度は、1番目の吐出パルスの印加終了から100μ秒経過時の、先頭の主液滴のノズル101からの距離から算出した。また、最後の主液滴の速度は、最後の吐出パルスの印加終了から100μ秒経過時の、最後の吐出パルスによって吐出された主液滴のノズル101からの距離から算出した。すなわち、速度倍率は、(最後の吐出パルスの印加終了から100μ秒経過時の、最後の吐出パルスによって吐出された主液滴のノズル101からの距離)/(1番目の吐出パルスの印加終了から100μ秒経過時の、先頭の主液滴のノズル101からの距離)である。なお、実験2で示したとおり、駆動波形51-7によって吐出された7つの主液滴は、時間経過により合体する。主液滴が合体していた場合には、測定対象の主液滴を含む合体後の主液滴のノズル101からの距離から、速度を算出した。
したがって、第1実施形態のインクジェットヘッド10は、複数の液滴を連続吐出させるのにかかる時間が従来よりも短い。すなわち、第1実施形態のインクジェットヘッド10は、駆動周波数が従来よりも向上する。
したがって、第1実施形態のインクジェットヘッド10は、従来よりも電圧V1をかなり低くすることができる。すなわち、第1実施形態のインクジェットヘッド10は、従来よりも消費電力が少ない。
これは、駆動波形51は、液滴吐出の前の振動パルスにより発生した圧力振動又は、液滴を吐出した際に発生した圧力振動に合わせて、圧力振動を強めるように次の吐出パルスが印加されるためである。これにより、液滴吐出に不足する分の吐出力を補っている。一方、図14の駆動波形50は、主液滴を1つ吐出するたびcp幅の台形波により圧力振動を打ち消しており、AL幅の台形波のみにより液滴吐出に足る吐出力を確保する必要があり、その結果、駆動波形50の電圧V1は表1の電圧値と比べかなり大きな値になっている。
第2実施形態に係るインクジェット記録装置1の構成は、第1実施形態の図1~図6と同様である。したがって、当該部分についての説明を省略する。
ただし、第2実施形態のインクジェット記録装置1は、図10の駆動回路103に代えて図15に示すような駆動回路103bを備える。図15は、駆動回路103bの構成例を示す図である。駆動回路103bは、インクジェットヘッド10内部の圧力室115の数だけ電圧切替え部33を備えるが、図15に示す構成例においては電圧切替え部33を33b及び33dまで図示する。また、駆動回路103bは、電圧制御部32bを備える。
第3電圧源42は、第3の電圧源の一例である。駆動回路103bは、印加部の一例である。
図16では、圧力室115dの容積が収縮している。図16では、アクチュエーター118d及びアクチュエーター118eが図8に示す状態とは逆の形状に変形している。 図16は、電極120dに印加する電圧を電圧-V1、その他の電極120a~電極120c及び電極120e~電極120gに印加する電圧をグラウンド電圧とした状態のヘッド基板102を示している。図16に示す状態においても、電極120dと両隣の電極120c及び電極120eとの間には、図8とは逆の電位差が生じる。これらの電位差により、アクチュエーター118d及びアクチュエーター118eは、図8に示す形とは逆向きのせん断変形をする。
また、第2実施形態のインクジェットヘッド10は、前述のように駆動波形の印加開始を第1実施形態に比べて前倒しする事が出来る。したがって、第2実施形態のインクジェットヘッド10は、液滴を7つ連続吐出させた場合でも液滴が合体しやすい波形パラメーターを選ぶことができ、連続吐出した7つの液滴の着弾位置ずれを小さくすることができる。
第3実施形態に係るインクジェット記録装置1の構成は、第1実施形態又は第2実施形態のインクジェット記録装置1と同様である。したがって、第3実施形態に係るインクジェット記録装置1の構成についての説明を省略する。
第3実施形態では、画像形成媒体S上に形成する画像の階調数を、8段階より増やす場合について考える。例えば連続吐出させる主液滴の数を11とする場合を考える。図18は、11個の液滴を連続吐出させる場合の駆動波形の一例を示す図である。駆動波形53-11は、11個の液滴を連続吐出させる場合の駆動波形の一例を示す図である。
(実験4)
前述の実施例のインクジェットヘッド10に、「UL=2.0μ秒でsp/UL=0.8」の条件の駆動波形53-11によって液滴を吐出させた。このときの、最後の吐出パルスの印加終了から100μ秒経過時の主液滴の数を表4に示す。
実施形態のインクジェット記録装置1は、画像形成媒体Sに、インクによる二次元の画像を形成するインクジェットプリンターである。しかしながら、実施形態のインクジェット記録装置は、これに限られるものではない。実施形態のインクジェット記録装置は、例えば、3Dプリンター、産業用の製造機械、又は医療用機械などであっても良い。実施形態のインクジェット記録装置が3Dプリンター、産業用の製造機械、又は医療用機械などである場合には、実施形態のインクジェット記録装置は、例えば、素材となる物質又は素材を固めるためのバインダーなどをインクジェットヘッドから吐出させることで、立体物を形成する。
また、液体吐出部2は、透明光沢インク、赤外線又は紫外線等を照射したときに発色するインク、又はその他の特殊インクなども吐出可能である。さらに、液体吐出部2は、インク以外の液体を吐出することができるものであっても良い。なお、液体吐出部2が吐出する液体は、懸濁液などの分散液であっても良い。液体吐出部2が吐出するインク以外の液体としては例えば、プリント配線基板の配線パターンを形成するための導電性粒子を含む液体、人工的に組織又は臓器などを形成するための細胞などを含む液体、接着剤などのバインダー、ワックス、又は液体状の樹脂などが挙げられる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
液体を収容する圧力室と、
印加される駆動信号に応じて前記圧力室の容積を変化させるアクチュエーターと、
前記駆動信号を前記アクチュエーターに印加する印加部と、を備え、
前記駆動信号は、
前記圧力室に連通したノズルから液体を吐出させる吐出パルスと、
前記吐出パルスの前に印加され、前記吐出パルスとは正負逆の電位を持ち、液体の吐出を助長する圧力振動を液体に発生させる振動パルスと、を含み
連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、前記吐出パルスの周期が前記圧力室内の液体の主音響共振周波数における半周期の1.5倍以上2.5倍以下である、インクジェットヘッド。
[C2]
前記アクチュエーターは、第1の電極及び第2の電極を備え、
前記印加部は、
前記第1の電極に第2の電圧源を接続し、前記第2の電極に第1の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記吐出パルスを印加し、
前記第1の電極に前記第1の電圧源を接続し、前記第2の電極に前記第2の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記振動パルスを印加する、C1に記載のインクジェットヘッド。
[C3]
前記アクチュエーターは、第1の電極及び第2の電極を備え、
前記印加部は、
前記第1の電極に第2の電圧源を接続し、前記第2の電極に第1の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記吐出パルスを印加し、
前記第1の電極に第3の電圧源を接続し、前記第2の電極に前記第1の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記振動パルスを印加する、C1に記載のインクジェットヘッド。
[C4]
前記振動パルスは、前記駆動信号が連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、最後の前記吐出パルスで吐出された液滴の速度が、最初の前記吐出パルスで吐出された液滴の速度以上となるような幅である、C1乃至C3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
[C5]
前記駆動信号は、連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、複数の前記吐出パルスの幅のうち、最後の吐出パルスの幅が最も前記主音響共振周波数における周期に近い、C1乃至C4のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
[C6]
インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに液体を供給するインク供給装置と、を備え、
前記インクジェットヘッドは、
液体を収容する圧力室と、
印加される駆動信号に応じて前記圧力室の容積を変化させるアクチュエーターと、 前記駆動信号を前記アクチュエーターに印加する印加部と、を備え、
前記駆動信号は、
前記圧力室に連通したノズルから液体を吐出させる吐出パルスと、
前記吐出パルスの前に印加され、前記吐出パルスとは正負逆の電位を持ち、液体の吐出を助長する圧力振動を液体に発生させる振動パルスと、を含み
連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、前記吐出パルスの周期が前記圧力室内の液体の主音響共振周波数における半周期の1.5倍以上2.5倍以下である、インクジェット記録装置。
Claims (6)
- 液体を収容する圧力室と、
印加される駆動信号に応じて前記圧力室の容積を変化させるアクチュエーターと、
前記駆動信号を前記アクチュエーターに印加する印加部と、を備え、
前記駆動信号は、
前記圧力室に連通したノズルから液体を吐出させる吐出パルスと、
前記吐出パルスの前に印加され、前記吐出パルスとは正負逆の電位を持ち、液体の吐出を助長する圧力振動を液体に発生させる振動パルスと、を含み
前記振動パルスに続いて、前記振動パルスあるいは他のパルスも含まれることなく連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、n番目の吐出パルスの吐出パルスで発生した圧力振動を、n+1番目の吐出パルスで発生する圧力振動で強めるために、n番目の吐出パルスの中心からn+1番目の吐出パルスの中心までの時間が前記圧力室内の液体の主音響共振周波数における半周期(AL)の1.5倍より大きく2.5倍より小さい、インクジェットヘッド。 - 前記アクチュエーターは、第1の電極及び第2の電極を備え、
前記印加部は、
前記第1の電極に第2の電圧源を接続し、前記第2の電極に第1の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記吐出パルスを印加し、
前記第1の電極に前記第1の電圧源を接続し、前記第2の電極に前記第2の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記振動パルスを印加する、請求項1に記載のインクジェットヘッド。 - 前記アクチュエーターは、第1の電極及び第2の電極を備え、
前記印加部は、
前記第1の電極に第2の電圧源を接続し、前記第2の電極に第1の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記吐出パルスを印加し、
前記第1の電極に第3の電圧源を接続し、前記第2の電極に前記第1の電圧源を接続することで前記アクチュエーターに前記振動パルスを印加する、請求項1に記載のインクジェットヘッド。 - 前記振動パルスは、前記駆動信号が前記連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、最後の前記吐出パルスで吐出された液滴の速度が、最初の前記吐出パルスで吐出された液滴の速度以上となるような幅である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記駆動信号は、前記連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、複数の前記吐出パルスの幅のうち、最後の吐出パルスの幅が最も前記主音響共振周波数における周期に近い、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
- インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに液体を供給するインク供給装置と、を備え、
前記インクジェットヘッドは、
液体を収容する圧力室と、
印加される駆動信号に応じて前記圧力室の容積を変化させるアクチュエーターと、
前記駆動信号を前記アクチュエーターに印加する印加部と、を備え、
前記駆動信号は、
前記圧力室に連通したノズルから液体を吐出させる吐出パルスと、
前記吐出パルスの前に印加され、前記吐出パルスとは正負逆の電位を持ち、液体の吐出を助長する圧力振動を液体に発生させる振動パルスと、を含み
前記振動パルスに続いて、前記振動パルスあるいは他のパルスも含まれることなく連続する2つ以上の前記吐出パルスを含む場合に、n番目の吐出パルスの吐出パルスで発生した圧力振動を、n+1番目の吐出パルスで発生する圧力振動で強めるために、n番目の吐出パルスの中心からn+1番目の吐出パルスの中心までの時間が前記圧力室内の液体の主音響共振周波数における半周期(AL)の1.5倍より大きく2.5倍より小さい、インクジェット記録装置。
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