JP7242203B2 - 情報処理装置、アプリケーションおよび制御方法 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置、アプリケーションおよび制御方法に関する。
印刷対象のデータをPDL(Page Description Language)に変換するプリンタドライバをクライアント装置にインストールすることで印刷を行うことが行われている。プリンタドライバは、印刷設定UI(User Interface)と描画部とに分かれている。ユーザは、印刷設定UIを操作することで、印刷設定を行うことが可能である。描画部は、印刷が確定された時点で、設定された印刷設定を基にPDLやPJL(Page Job Language)を作成し、プリンタに送信する。これにより、プリンタドライバは、ユーザが設定する様々の印刷設定を適用した印刷を実現していた実現していた。
また、管理者が、コスト削減を目的として、ユーザに使わせる印刷設定を両面に固定して制限するなど、印刷設定をカスタマイズしたい場合がある。従来は、管理者が、プリンタドライバの印刷設定を両面固定にしたり、描画部で印刷設定を両面に自動で変更する処理を実施しするようにカスタマイズしたプリンタドライバ(カスタマイズドライバ)をインストールしたりしていた。特許文献1は、プリンタから取得した機能設定ファイルとプリンタドライバの機能設定ファイルとに基づいて統合された機能ファイルに基づいて、プリンタドライバをインストールする情報処理装置を開示している。
特開2015-232754号公報
近年、プリンタドライバをインストールせずに印刷を行うダイレクトプリントが可能な情報処理装置が提案されている。ダイレクトプリントは、プリンタから直接能力情報を取得し、印刷対象のデータをPDLに変換せずに直接プリンタに送信することで印刷を行う方式である。しかし、ダイレクトプリントでは、プリンタドライバを情報処理装置にインストールしないので、ユーザに使わせる印刷設定をカスタマイズすることができない。本発明は、ダイレクトプリントの印刷設定をカスタマイズすることを可能とする情報処理装置の提供を目的とする。
本実施形態の情報処理装置は、他の装置から取得した情報に基づき、印刷の機能制限に関する設定を行う設定画面を表示する表示手段と、前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づき、印刷の機能制限に関するカスタマイズデータを生成する生成手段と、生成した前記カスタマイズデータを前記他の装置に送信する送信手段と、を有し、前記他の装置に送信された前記カスタマイズデータは、情報処理装置にインストールされた印刷設定画面の表示のためのアプリケーションであって、印刷データの生成を行わない前記アプリケーションにより利用される。
本発明の情報処理装置によれば、ダイレクトプリントの印刷設定をカスタマイズすることができる。
本実施形態のシステムの構成を示す図である。 クライアントコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 クライアントコンピュータ、プリンタ、サーバの機能ブロック図である。 クライアントコンピュータが表示する画面の一例を示す図である。 カスタマイズデータの作成処理の一例を説明するフローチャートである。 カスタマイズデータの作成処理の一例を説明するフローチャートである。 カスタマイズデータの一例を示す図である。 印刷処理を説明するフローチャートである。 印刷処理を説明するフローチャートである。 カスタマイズデータを印刷設定画面に反映させる処理を示す図である。 カスタマイズデータの読み込み処理の例を説明する図である。 印刷処理の際に表示される画面の一例を示す図である。 印刷イベントによるプリント拡張アプリの起動処理を示す図である。 実施例2におけるカスタマイズ作成画面を示す図である。 アップロードボタンクリックイベント時の処理を説明する図である。 カスタマイズデアータの読み込み処理を説明する図である。 実施例3のシステム構成を示す図である。 実施例3でのイベントに応じた処理を説明する図である。
(実施例1)
図1は、本実施形態のシステムの構成を示す図である。
図1に示すシステムは、クライアントコンピュータ101とプリンタ102とサーバ104とを有する。クライアントコンピュータ101は、本実施形態の情報処理装置である。クライアントコンピュータ101は、ネットワーク103に対して一台に限定されず、複数台接続されていてもよい。プリンタ102は、ページ記述言語(PDL)形式の印刷データを受信し、印刷を行うデバイスである。プリンタ102は、印刷機能のみを備えるシングルファンクションプリンタでも、印刷機能、スキャン機能、複写機能を備えるマルチファンクションプリンタでもよい。サーバ104は、クライアントコンピュータ101対してデータを配信する。クライアントコンピュータ101とサーバ104とプリンタ102とは、ネットワーク103を通じて相互に通信可能である。ネットワーク103は、例えば、Wide Area Network(WAN)である。
図2は、図1に示すクライアントコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、クライアントコンピュータ101全体を制御する。CPUは、Central Processing Unitの略称である。具体的には、CPU201は、RAM202に記憶されているプログラムに従って、システムバスに接続される各デバイスを制御する。RAMは、Random Access Memoryの略称である。なお、クライアントコンピュータ101は、少なくとも1つのCPU201を備える。
CPU201が、外部メモリ209に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、クライアントコンピュータ101のソフトウェア構成及び後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
ROM203には、ブートプログラムや基本入出力システム(BIOS) 等の各種プログラムが書き込まれている。ROMは、Read Only Memoryの略称である。BIOSは、Basic Input/Output Systemの略称である。操作入力装置I/F204は、キーボードやポインティングデバイスタッチUI(User Interface)などの操作入力装置205を制御するインタフェースである。ディスプレイI/F206は、ディスプレイ207への画面表示を制御する。
外部メモリI/F208は、例えばHD、(SSD)等の外部メモリ209とのアクセスを制御する。HDは、Hard Diskの略称である。また、SSDは、Solid State Diskの略称である。
外部メモリ209は、OS210、アプリケーション実行環境215、タッチパネル、デスクトップそれぞれに対応した各種アプリケーション212や各種ファイル等を記憶し、クライアントコンピュータ101が読み取り可能な記憶媒体として機能する。OSは、Operating Systemの略称である。ネットワークI/F213は、ネットワーク103を介して、プリンタ102に接続され、通信制御処理を行なう。なお、プリンタ102とサーバ104も、クライアントコンピュータ101のハードウェア構成と同じハードウェア構成を有している。
図3は、クライアントコンピュータ、プリンタ、サーバの機能ブロック図の一例を示す。
まず、クライアントコンピュータ101内の動作ソフトウェアについて説明する。クライアントコンピュータ101内の動作ソフトウェアは、OS210、アプリケーション実行環境215、アプリケーション212という3つの層を有する。OS210は、ファイルシステム340、HTTPクライアント部307、プリントキュー308、キュープロパティバッグ309、メタデータ320、スプーラー325を有する。
ファイルシステム340は、OS210上でテキストファイルなどのファイルを外部メモリ209上に管理するシステムである。また、ファイルシステム340は、ファイル共有プロトコルを利用して、ネットワーク103上の他のクライアントコンピュータ101やプリンタ102のファイルサーバ311に記憶されているファイルを読み書きする。
HTTPクライアント部307は、プリンタ102とHTTP通信を行い、ネットワーク103内に存在するプリンタ102の一覧の情報の取得、プリンタ102の能力情報の取得、印刷データのプリンタ102への送信を行う。
プリントキュー308は、OS210がネットワーク103内に存在するプリンタ102を対象として印刷を行う際に、印刷ジョブを一時的に保存する領域である。プリントキュー308は、ネットワーク103内のプリンタ102に対応付けて作成される。また、キュープロパティバッグ309は、プリントキュー308と一対一で対応する保存領域である。
メタデータ320は、定義情報であり、プリント拡張アプリ300とプリントキュー308の識別子を持ち、関連付ける役割を持つ。スプーラー325は、印刷対象データを一時的に保存する保存領域である。スプーラー325に保存された印刷対象データは、OS210によって、プリンタ102へと送信される。
アプリケーション実行環境215は、デスクトップアプリ実行環境323、タッチアプリ実行環境301を有する。タッチアプリ実行環境301は、後述するアプリケーション212の一種である、OS210上で動作するタッチアプリ321やプリント拡張アプリ300を実行するための実行環境である。また、デスクトップアプリ実行環境323は、後述するアプリケーション212の一種であるデスクトップアプリ322を実行するための実行環境である。
アプリケーション212は、タッチアプリ321、プリント拡張アプリ300とデスクトップアプリ322というアプリケーションを有する。タッチアプリ321は、タッチアプリ実行環境301で動作するアプリケーションである。タッチアプリ321は、原則としてサーバ104で公開されるタッチアプリ配信サービス330を通じて、ダウンロードされ、クライアントコンピュータ101にインストールされる。
プリント拡張アプリ300は、タッチアプリ321の一種であり、タッチアプリ321と同様に、タッチアプリ実行環境301上で動作する。プリント拡張アプリ300は、OSによる所定のイベントで起動して、ダイレクトプリントの印刷設定のカスタマイズに関するデータであるカスタマイズデータを生成して配置する。カスタマイズデータは、印刷設定のカスタマイズ(例えば、制限)に用いられる。また、プリント拡張アプリ300は、上記イベントとは異なるイベントで起動して、カスタマイズデータを配置先から取得して、印刷設定に適用する。
プリント拡張アプリ300は、タイルアプリ部302、詳細印刷設定UI部304、印刷時起動バックグラウンドタスク部305、印刷時起動UI部303、ファイルサーバアクセス部306を有する。タイルアプリ部302は、ユーザ操作によって直接起動される際に実行されるUI部である。詳細印刷設定UI部304は、OS210によって発行された詳細印刷設定イベントを受信し、実行されるUI部であり、印刷設定画面として機能する。詳細印刷設定イベントは、印刷設定のイベントである。印刷時起動バックグラウンドタスク部305は、印刷イベントが発行された際に起動されて実行される。印刷イベントは、印刷実行のイベントである。印刷時起動UI部303は、印刷時起動バックグラウンドタスク部305から起動要求がOS210にあった際に、OS210から起動されるUI部である。ファイルサーバアクセス部306は、プリンタ102のファイルサーバ311にデータをアップロードしたり、ファイルサーバ311のデータを取得したりする。デスクトップアプリ322は、デスクトップアプリ実行環境323で実行されるアプリケーション212である。デスクトップアプリ322は、タッチアプリ321とは異なり、サーバ104で公開されるタッチアプリ配信サービス330を通じてダウンロードされる必要はない。クライアントコンピュータ101内のソフトウェアは、外部メモリ209に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201で実行される。
次に、プリンタ102内の動作ソフトウェアについて説明する。プリンタ102内の動作ソフトウェアは、印刷ジョブ管理部312、印刷部313、ファイル保存部314、ファイルサーバ311、HTTPサーバ310を有する。印刷ジョブ管理部312は、クライアントコンピュータ101から受け取った印刷ジョブを管理する。印刷ジョブ管理部312は、印刷ジョブに優先順位を付け、印刷部313へ順に渡していく。印刷部313は、印刷ジョブを描画して印刷する。ファイルサーバ311は、任意のデータを保存するなど、ファイル共有プロトコルに応答する。ファイル保存部314に、ファイルの保存や削除を行う。HTTPサーバ310は、クライアントコンピュータ101のHTTPリクエストに応答する。
次に、サーバ104内の動作ソフトウェアについて説明する。サーバ104は、タッチアプリ配信サービス330、ファイルサーバ350とファイル保存部351を有する。タッチアプリ配信サービス330は、タッチアプリ321を配信するサービスである。タッチアプリ配信サービス330は、クライアントコンピュータ101から要求を受けて、タッチアプリ321を配信する。ファイルサーバ350は、ファイルの保存や取得や取得を行う。クライアントコンピュータ101は、ネットワーク103を通じて、ファイルサーバ350と通信して、ファイルの保存や取得を行うことができる。ファイル保存部351は、ファイルサーバ350がファイルを保存する保存領域である。
図4乃至図6を参照して、カスタマイズデータの作成処理について説明する。図4は、クライアントコンピュータ101が表示する画面の一例を示す図である。
図4(A)は、OS210の標準の画面を示す。OS210は、スタートボタン401をタップされることで、スタートメニュー402を表示する。
スタートメニュー402には、OS210内にインストールされているタッチアプリ321とデスクトップアプリ322のアイコンの一覧が表示される。アイコン403は、プリント拡張アプリ300のアイコンである。ユーザがアイコン403をクリックすると、プリント拡張アプリ300の通常起動の処理が始まる。
図5および図6を参照して、プリント拡張アプリ300の通常起動の処理を説明する。図5は、カスタマイズデータ作成画面の表示処理を説明するフローチャートである。図6は、所定のイベントが発生した場合の処理を説明するフローチャートである。
図5のS500において、OS210によって発行されたプリント拡張アプリ300の通常起動イベントによって、プリント拡張アプリ300が起動する。また、プリント拡張アプリ300が、タイルアプリ部302を実行し、図4(B)に示すプリンタ一覧画面410を表示する。
次に、S501において、プリント拡張アプリ300が、ダイレクトプリント可能なプリントキュー308の一覧をOS210から取得する。続いて、S502において、プリント拡張アプリ300が、取得したプリントキュー308の一覧をプリンタ一覧画面410に表示する。プリント拡張アプリ300は、プリンタ一覧画面410に、プリントキュー308の一覧であるプリンタアイコン404を、取得したプリントキュー308の数だけ表示する。S503において、プリント拡張アプリ300が、ユーザ操作を受け付ける。
S504において、プリント拡張アプリ300が、プリンタアイコン404のタップの操作を受け付け、タップされたプリンタアイコン404に対応するプリントキュー308からプリンタ102の能力情報を取得する。続いて、S505において、プリント拡張アプリ300が、取得した能力情報に基づいて、図4(C)に示すカスタマイズデータ作成画面を表示する。カスタマイズデータ作成画面は、カスタマイズデータの生成に用いられる画面である。この画面上でのユーザ操作に応じて、プリント拡張アプリ300は、カスタマイズデータを生成する。カスタマイズデータ作成画面は、カスタマイズ作成部430とカスタマイズプレビュー部420とを有する。S506において、プリント拡張アプリ300が、ユーザ操作を受け付ける。
図4(C)に示すカスタマイズ作成画面は、プリンタ能力一覧表示部435を有する。プリンタ能力一覧表示部435には、プリンタの能力情報の一覧が表示され、ユーザは、任意の機能や選択肢を選択することができる。図4(C)では、機能として「両面」が選択されており、両面の印刷設定の選択肢として「片面」が設定されている。
表示可否コンボボックス431は、両面機能の表示可否の状態を表示する。表示可否の状態としては、「True」と「False」のどちらかを選択することができる。図4(C)では、「True」が選択されており、両面機能を表示できる。
利用可否コンボボックス436は、両面機能の利用可否の状態を表示する。利用可否の状態としては、「True」と「Fales」を選択することができる。図4(C)では「True」が選択されており、両面機能を利用できる。
編集可否コンボボックス432は、両面機能の編集可否の状態を表示する。編集可否の状態としては、「True」と「Fales」を選択することができる。本図では「True」が選択されており、両面機能を編集できることを示している。アップロードボタン433は、カスタマイズデータのアップロードに用いられるボタンである。アップロードボタン433がタップされることで、アップロードボタンクリックイベントが発生する。カスタマイズデータ出力ボタン434は、カスタマイズデータの出力に用いられるボタンである。カスタマイズデータ出力ボタン434がタップされると、カスタマイズデータ出力ボタンクリックイベントが発生する。
カスタマイズプレビュー部420は、詳細印刷設定UI部304のプレビューを表示する。具体的には、カスタマイズプレビュー部420は、現在のカスタマイズ作成部430の設定に基づいた詳細印刷設定UI部304のプレビューを表示する。カスタマイズプレビュー部420は、カスタマイズ印刷プレビュー部421とカスタマイズ印刷設定プレビュー部425とを有する。カスタマイズ印刷プレビュー部421は、カスタマイズ作成部430のプリンタ能力一覧表示部435での設定内容を表示する。
カスタマイズ作成部430のプリンタ能力一覧表示部435、表示可否コンボボックス431、利用可否コンボボックス436と編集可否コンボボックス432の設定が変更されると、プレビュー更新イベントが発生する。そして、カスタマイズ印刷設定プレビュー部425は、変更された設定内容に応じて、プレビューを更新する。
図4(C)に示す例では、カスタマイズ作成部430における両面の機能において、編集可否コンボボックス432が「False」に設定されている。編集可否コンボボックス432が「False」に選択されているので、プリント拡張アプリ300は、両面設定コンボボックス422をグレーアウトの状態にして、操作を受け付けない。また、両面機能に対して、表示可否コンボボックス431で「False」が選択されている場合には、両面設定コンボボックス422は、例えば非表示となる。また、利用可否コンボボックス436が「False」の場合にも、両面設定コンボボックス422は、例えば非表示となる。
なお、利用可否の状態と表示可否の状態の差は、内部処理にある。表示可否が、「False」の状態は、UI上には表示されないが、内部的には印刷設定として設定することが可能な状態である。利用可否が「False」の状態は、印刷設定として設定できない状態を指す。したがって、利用可否の状態は、原則として印刷設定の選択肢で利用される。プリント拡張アプリ300が、以上説明したユーザ操作を受け付けた後に、図5のS512において、処理を終了する。
図6(A)は、アップロードボタンクリックイベントが発生した場合のプリント拡張アプリ300の動作処理を説明するフローチャートである。
アップロードボタンクリックイベントが発生すると、S507において、プリント拡張アプリ300が、図4(C)のカスタマイズデータ作成画面での設定内容に基づいて、カスタマイズデータを作成する。次に、S508において、プリント拡張アプリ300が、選択されているプリントキュー308に対応するプリンタ102のファイルサーバ311に、ネットワーク103を通じて、カスタマイズデータをアップロードする。選択されているプリントキュー308に対応するプリンタ102は、ダイレクトプリントの対象となるプリンタ102である。そして、S513において、処理を終了する。
図6(B)は、カスタマイズデータ出力ボタンクリックイベントが発生した場合のプリント拡張アプリ300の動作処理を説明するフローチャートである。
カスタマイズデータ出力ボタンクリックイベントが発生すると、S510において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータを作成する。続いて、S511において、プリント拡張アプリ300が、ファイルシステム340上にカスタマイズデータのファイルを作成する。そして、S514において、処理を終了する。
図6(C)は、プレビュー更新イベントが発生した場合のプリント拡張アプリ300の動作処理を説明するフローチャートである。
プレビュー更新イベントが発生すると、S509において、プリント拡張アプリ300が、変更された値に応じてカスタマイズプレビュー部420を更新する。そして、S515において、処理を終了する。
図7は、カスタマイズデータの一例を示す図である。
カスタマイズデータは、マークアップ言語で記述され、要素としてFeatureとOptionを持つ。Featureは、「両面」や「用紙サイズ」などの機能を示す。Optionは、「片面」や「両面の長辺とじ」とじなどの選択肢を示す。”pskDuplec”600は、両面の機能を示す。”psk:SingleSide”601は、Optionに「片面」が記述されていることを示す。なお、カスタマイズデータは、マークアップ言語に限らず、他のデータ定義方法で定義されていてもよい。なお、属性602、603、604に示すVisible、Enable、Editableは、それぞれ、表示可否の状態、利用可否の状態、編集可否の状態を示している。
図8乃至図12を参照して、印刷処理について説明する。印刷処理に必要なアプリケーション212及びモジュールは、外部メモリ209に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201で実行される。
図8および図9は、印刷処理を説明するフローチャートである。また、図12は、印刷処理の際に表示される画面の一例を示す図である。まず、図8(A)を用いて、印刷ダイアログが表示されるフローについて説明する。S700において、OS210の標準の画面が表示された状態から、印刷ダイアログの表示処理が開始する。
S701において、図4(A)を参照して説明したスタートメニュー402から、任意のアプリケーション212がタップされて起動する。起動されるアプリケーション212は、タッチアプリ321、デスクトップアプリ322のどちらでもよい。図12(A)は、アプリケーション212が起動された時に表示される画面である。メニューコンボタン900がタップされると、アプリケーション212は、メニューの選択肢の一覧を表示する。この例では、メニューの選択肢である印刷アイテム901がユーザ操作によって選択される。
図8(A)の説明に戻る。S702において、アプリケーション212が、OS210に印刷ダイアログの表示要求を行って、例えば、図12(B)に示すような印刷ダイアログを表示する。印刷ダイアログは、OS210によって生成される簡易的な印刷設定を行うダイアログである。
図12(B)に示す印刷ダイアログは、プレビュー部910、印刷設定部920とイベント発生部930とを有する。任意のプリントキュー308と、そのプリントキュー308に設定されている印刷設定が読み込まれて、印刷ダイアログに表示される。図8(A)の説明に戻る。S703において、アプリケーション212が、ユーザ操作を受け付ける。そして、S709において、処理を終了する。
次に、図12(B)に示す印刷ダイアログについて説明する。プレビュー部910は、設定されている印刷設定を視覚的に描画して表示する部位である。印刷設定部920は、ユーザ操作を受け付けて印刷設定を変更する部位である。印刷設定部920は、プリントキューコンボボックス921と印刷設定変更コンボボックス922とを有する。プリントキューコンボボックス921には、ダイレクトプリントのプリントキュー308の一覧が表示される。ユーザは、印刷を行いたいプリントキュー308を選択することができる。
印刷設定変更コンボボックス922には、任意の印刷設定の機能のコンボボックスが表示される。ユーザは、印刷設定変更コンボボックス922を用いて、印刷設定の機能に対する選択肢を選択することができる。図12(B)では、印刷設定の機能の用紙サイズに対して、選択肢からLetterが選択されている。次に、イベント発生部930について説明する。イベント発生部930は、操作に応じたイベントを発生させる部位である。イベント発生部930は、詳細印刷設定リンク931、印刷ボタン932とキャンセルボタン933とを有する。
図8(B)は、キャンセルボタン933が操作された時の処理を説明するフローチャートである。
S720において、キャンセルボタン933が操作されて、処理が開始する。S722において、キャンセルボタン933がタップされると、印刷ダイアログがキャンセルイベントを発生させる。そして、処理が終了する。
図8(C)は、印刷設定部920が操作された時の処理を説明するフローチャートである。
S730において、印刷設定部920が操作されて、処理が開始する。S731において、印刷ダイアログが、プリントキューコンボボックス921や印刷設定変更コンボボックス922の値を操作に応じて変更する。その後、S732において、印刷ダイアログが、プレビュー部910を印刷設定部920に同期して再描画する。そして、S733において、処理が終了する。
図9(A)は、印刷ボタン932が操作された時の処理を説明するフローチャートである。
S740において、印刷ボタン932が操作されて、処理が開始する。S741において、印刷ボタン932がタップされると、印刷ダイアログが印刷イベントを発生させる(OSが印刷イベントを発行する)。続いて、S742において、印刷イベントによってプリント拡張アプリ300が起動する。
次に、S743において、OS210が、印刷対象データをスプーラー325に保存する。続いて、S744において、OS210が、印刷データをプリンタ102に送信するそして、S745において、処理が終了する。
図9(B)は、詳細印刷設定リンク931が操作された時の処理を説明するフローチャートである。
S750において、詳細印刷設定リンク931が操作されて、処理が開始する。詳細印刷設定リンク931がタップされるなど、ユーザ操作がされると、S751において、印刷ダイアログが、詳細印刷設定イベントを発生させる(OSが詳細印刷設定イベントを発行する)。S752において、詳細印刷設定イベントによって、プリント拡張アプリ300が起動する。プリント拡張アプリ300の起動後に、プリント拡張アプリ300で変更された印刷設定が印刷ダイアログに渡され、印刷ダイアログが、変更された印刷設定を自身に反映する。そして、処理が図8(A)のS703に進んで、再度ユーザ操作が受け付けられる。
図10、図11、図12(C)を参照して、図9(B)のS752における、詳細印刷設定イベントでプリント拡張アプリ300が起動する処理について説明する。
まず、図12(C)を参照して、詳細印刷設定UI部304について説明する。詳細印刷設定UI部304は、詳細印刷設定プレビュー部941と詳細印刷設定部942とを有する。詳細印刷設定プレビュー部941には、詳細印刷設定部942の設定内容が視覚的に表示される。詳細印刷設定部942は、詳細な印刷設定を表示する。図12(C)では、詳細な印刷設定の一例として、用紙サイズ、両面、カラーの機能のコンボボックスが表示されている。コンボボックス943は、両面の機能がカスタマイズデータにより制限されている場合のコンボボックスの一例である。カスタマイズデータにより、両面の機能が制限されている場合には、コンボボックス943のように、コンボボックスが例えばグレーアウトされる。
印刷確定ボタン944は、印刷設定を確定するためのボタンである。印刷確定ボタン944がタップされることで、詳細印刷設定UI部304は設定された印刷設定を確定する。印刷設定が確定すると、確定した印刷設定が印刷ダイアログに渡され、詳細印刷設定UI部304が閉じられる。
次に、図10および図11を参照して、プリント拡張アプリが印刷設定のカスタマイズデータを取得し、詳細印刷設定UI部に反映させる処理を説明する。詳細印刷設定UI部に反映させる処理に必要なアプリケーション212及びモジュールは、外部メモリ209に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201によって実行される。
図10のS801において、プリント拡張アプリ300が、詳細印刷設定リンク931へのユーザ操作に応じてOS210が発行する詳細印刷設定イベントを受信し、起動する。続いて、S802において、プリント拡張アプリ300が、印刷設定情報の読み込み処理を行う。具体的には、プリント拡張アプリ300は、OS210から受け取った印刷設定をRAM202に読み込む。続いて、S803において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータの読み込み処理を行う。
図11は、カスタマイズデータの読み込み処理の例を説明するフローチャートである。
S830において、プリント拡張アプリ300が、キュープロパティバッグ309にカスタマイズデータが存在するかを判断する。キュープロパティバッグ309にカスタマイズデータが存在する場合には、処理がS833に進む。S833において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータをRAM202に読み込む。そして、S836において、処理が終了する。
キュープロパティバッグ309にカスタマイズデータが存在しない場合は、処理がS831に進む。S831において、プリント拡張アプリ300が、プリンタ102のファイルサーバ311に対して、カスタマイズデータの取得要求を発行する。S850において、プリント拡張アプリ300が、プリンタ102のファイルサーバ311からの返信を受信する。本実施例において、カスタマイズデータの送受信に使用するプロトコルは、HTTTPであるが、本発明が適用可能なプロトコルの種別は問わない。
次に、S832において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータが存在するかを判断する。カスタマイズデータが存在しない場合は、S836において、処理が終了する。カスタマイズデータが存在する場合は、処理がS834に進む。S834において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータをRAM202に読み込む。そして、S836において、プリント拡張アプリ300が、二度目以降のカスタマイズデータの取得を高速化するために、キュープロパティバッグ309にカスタマイズデータを書き込む。そして、S836において、処理が終了する。
図10の説明に戻る。カスタマイズデータの読み込み処理の終了後、S804において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータが存在しているか、つまりRAMに保持されているかを判断する。カスタマイズデータがRAMに保持されている場合は、処理がS805に進む。S805において、プリント拡張アプリ300が、詳細印刷設定UI部304にカスタマイズデータを反映してカスタマイズし、カスタマイズされた詳細印刷設定UI部304を表示する。例えば、カスタマイズデータの表示可否の状態が「False」である場合は、プリント拡張アプリ300は、コンボボックスを非表示にする。また、例えば、利用可否の状態が「False」である場合は、プリント拡張アプリ300は、コンボボックスをグレーアウトする。また、例えば、編集可否の状態が「False」である場合は、プリント拡張アプリ300は、ユーザ操作を受け付けた瞬間にメッセージを表示する。その他、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータを基に、詳細印刷設定UI部304をどのようにカスタマイズしてもよい。S805の処理の後、印刷確定ボタン944が押されると、印刷設定が確定する。そして、S811において、処理が終了する。
カスタマイズデータがRAM202に保持されていない場合は、処理がS806に進む。S806において、詳細印刷設定UI部304にカスタマイズデータを反映することなく詳細印刷設定UI部304を表示する。そして、印刷確定ボタン944が押されると、印刷設定が確定し、S811において、処理が終了する。図8を参照した処理によって、ユーザは、カスタマイズされた詳細印刷設定で印刷設定を行うことが可能となる。
図13は、図9(A)のS752における、印刷イベントによってプリント拡張アプリが起動する処理を説明するフローチャートである。
なお、特に断らない限り、図13に示す処理の主体は、プリント拡張アプリ300である。また、図13に示す処理に必要なアプリケーション212及びモジュールは、外部メモリ209に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201によって、実行される。また、既に説明済みの処理と同じステップ番号が付された処理については、説明済みの処理と同様であるので、説明を省略する。
図13(A)のS1001において、プリント拡張アプリ300が、OS210によって起動されて、印刷時起動バックグラウンドタスク部305を実行する。続いて、S803において、プリント拡張アプリ300が、図11を参照して説明したカスタマイズデータの読み込み処理を行う。
次に、S1003において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータが存在するかを判断する。カスタマイズデータが存在しない場合は、処理がS1006に進み、処理が終了する。カスタマイズデータが存在する場合は、処理がS1004に進む。S1004において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータの適用処理を実行する。そして、S1006において、処理が終了する。
図13(B)は、図13(A)のS1004におけるカスタマイズデータの適用処理を説明するフローチャートである。S1020において、プリント拡張アプリ300が、印刷設定をOS210から取得する。続いて、プリント拡張アプリ300が、印刷設定とカスタマイズデータとを比較する。
次に、S1022において、プリント拡張アプリ300が、印刷設定とカスタマイズデータが不整合であるかを判断する。印刷設定とカスタマイズデータが整合である場合は、処理が、S1026に進む。そして、S1026において、処理が終了する。印刷設定とカスタマイズデータが不整合である場合は、処理がS1023に進む。S1023において、プリント拡張アプリ300が、印刷設定にカスタマイズデータを適用する。例えば、プリント拡張アプリ300が、図7に示すカスタマイズデータと印刷設定を比較した場合を説明する。印刷設定に「片面」が設定されている場合を想定する。図7のカスタマイズデータにおいて、「片面」の利用可否状態は、「False」であるので、プリント拡張アプリ300は、印刷設定の「片面」を、片面以外の設定、例えば「両面」に変更する。S1023においてカスタマイズデータを適用した後、S1024において、プリント拡張アプリ300が、印刷時起動UI部303を表示し、変更された印刷設定をユーザに通知する。そして、S1025において、処理が終了する。図13を参照して説明した処理によれば、ダイレクトプリントの実行時に、印刷設定のカスタマイズを行うことができる。
(実施例2)
実施例2のクライアントコンピュータ101が有するプリント拡張アプリ300は、生成したカスタマイズデータを、ネットワーク103を通じて、サーバ104に送信して配置する。そして、プリント拡張アプリ300は、詳細印刷設定イベントの発生に応じて、サーバ104からカスタマイズデータを取得して、詳細印刷設定UI部304に反映する。また、プリント拡張アプリ300は、印刷イベントの発生に応じて、サーバ104からカスタマイズデータを取得して、印刷設定に適用する。実施例2における処理に必要なアプリケーション212及びモジュールは、外部メモリ209に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201で実行される。以下では、実施例1との差異を主に説明する。
図14は、実施例2におけるカスタマイズ作成画面を示す図である。
既に説明済みの番号については、説明を省略する。URL入力テキストボックス440には、カスタマイズデータの配置先となるサーバ104のIPアドレスが入力される。カスタマイズデータアップロードボタン441は、サーバ104にカスタマイズデータをアップロードするために用いるボタンである。カスタマイズデータアップロードボタン441がタップされることで、アップロードボタンクリックイベントが発生する。そして、プリント拡張アプリ300が、URL入力テキストボックス440に入力されたサーバ104にカスタマイズデータを配置(アップロード)する。
図15は、実施例2において、アップロードボタンクリックイベントが発生した場合のプリント拡張アプリの動作処理を説明するフローチャートである。
既に説明済みのステップ番号については、詳細な説明を省略する。アップロードボタンクリックイベントが発生すると、S507において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータを作成する。そして、S1208において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータを、URL入力テキストボックス440に設定されたサーバ104が有するファイルサーバ350へアップロードする。
図16は、実施例2におけるカスタマイズアータの読み込み処理を説明するフローチャートである。
既に説明済みのステップ番号については、詳細な説明を省略する。S830の判断処理で、キュープロパティバッグ309にカスタマイズデータが存在すると判断された場合は、処理がS833に進む。S833は、図11のS833と同様である。キュープロパティバッグ309にカスタマイズデータが存在しないと判断された場合は、処理がS1500に進む。S1500において、プリント拡張アプリ300が、サーバ104のファイルサーバ350を確認する。続いて、S1501において、プリント拡張アプリ300が、ファイルサーバ350にカスタマイズデータが存在するかを判断する。ファイルサーバ350にカスタマイズデータが存在しない場合は、処理がS836に進む。そして、S836において、処理が終了する。ファイルサーバ350にカスタマイズデータが存在する場合は、処理がS834に進む。S834、S835は、図11のS834、S835と同様である。
(実施例3)
実施例3のクライアントコンピュータ101は、プリント拡張アプリ300と、当該プリント拡張アプリ300が生成したカスタマイズデータとをサーバ104にアップロードする。サーバ104が、アップロードされたプリント拡張アプリ300とカスタマイズデータとをクライアントコンピュータ101に配信する。そして、クライアントコンピュータ101に配信されたプリント拡張アプリ300が、詳細印刷設定イベントまたは印刷イベントの発生に応じて、カスタマイズデータの読み込み処理を実行する。実施例3における処理に必要なアプリケーション212及びモジュールは、外部メモリ209に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201で実行される。以下では、実施例1との差異を主に説明する。
図17は、実施例3のシステム構成を示す図である。
既に説明済みの番号が付された処理部については、説明を省略する。実施例3では、プリント拡張アプリ300は、カスタマイズデータ配置部1301を有する。カスタマイズデータ配置部1301には、プリント拡張アプリ300が作成したカスタマイズデータが配置される。
Webブラウザなどのアプリケーション212が、プリント拡張アプリ300内のカスタマイズデータ配置部1301にカスタマイズデータを格納(パッケージング)して、サーバ104のタッチアプリ配信サービス330にアップロードする。Webブラウザは、タッチアプリ321でもよいし、デスクトップアプリ322でもよい。そして、サーバ104が、タッチアプリ配信サービス330を通じて、アップロードされたプリント拡張アプリ300をクライアントコンピュータ101に配信する。これにより、カスタマイズデータを有するプリント拡張アプリ300がクライアントコンピュータ101に配置される。
図18は、実施例3におけるOSによるイベントに応じた処理を説明するフローチャートである。図18では、詳細印刷設定イベントに応じた処理を例にとって説明する。既に説明済みの番号については、説明を省略する。図18(A)のS1401において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータの読み込み処理を実行する。
図18(B)は、実施例3におけるカスタマイズデータの読み込み処理を説明するフローチャートである。
S1402において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータ配置部1301にカスタマイズデータが存在しているかを判断する。カスタマイズデータ配置部1301にカスタマイズデータが存在していない場合は、処理がS1404に進む。そして、S1404において、処理が終了する。カスタマイズデータ配置部1301にカスタマイズデータが存在している場合は、処理がS1403に進む。S1403において、プリント拡張アプリ300が、カスタマイズデータをRAMに読み込む。そして、S1404において、処理が終了する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 クライアントコンピュータ
102 プリンタ
104 サーバ

Claims (15)

  1. 他の装置から取得した情報に基づき、印刷の機能制限に関する設定を行う設定画面を表示する表示手段と、
    前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づき、印刷の機能制限に関するカスタマイズデータを生成する生成手段と、
    生成した前記カスタマイズデータを前記他の装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記他の装置に送信された前記カスタマイズデータは、情報処理装置にインストールされた印刷設定画面の表示のためのアプリケーションであって、印刷データの生成を行わない前記アプリケーションにより利用されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記他の装置から前記カスタマイズデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記カスタマイズデータに基づき、前記印刷設定画面を表示する他の表示手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷設定画面で設定された前記設定を前記他の装置に送信する他の送信手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. OSによる印刷実行のイベントに応じて、前記取得手段が取得した前記カスタマイズデータに基づく前記設定を、前記他の装置に送信することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記印刷実行のイベントに基づき、前記カスタマイズデータを取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記他の装置は、前記印刷データに基づく印刷を実行する画像形成装置であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得手段が取得した前記カスタマイズデータは、OSが有する保存領域に保存されることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記他の装置から画面の表示に使われる情報を取得する他の取得手段を有し、
    前記生成手段は、前記他の取得手段により取得された前記情報に基づき表示される前記画面を介して受け付けた設定に基づき、前記カスタマイズデータを生成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置にインストールされるアプリケーションであって、前記情報処理装置により実行されることで、
    他の装置から取得した情報に基づき、印刷の機能制限に関する設定を行う設定画面を表示する表示手段と、
    前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づき、印刷の機能制限に関するカスタマイズデータを生成する生成手段と、
    生成した前記カスタマイズデータを前記他の装置に送信する送信手段として、前記情報処理装置を機能させ、前記カスタマイズデータは、印刷設定画面を表示させる前記アプリケーションであって、印刷データの生成を行わない前記アプリケーションにより利用されることを特徴とするアプリケーション。
  10. 前記アプリケーションは、OSが表示する画面でなされた指示に基づき起動されるアプリケーションであることを特徴とする請求項9に記載のアプリケーション。
  11. 前記アプリケーションは、所定のイベントに応じて、前記他の装置から前記カスタマイズデータを取得することを特徴とする請求項9または10に記載のアプリケーション。
  12. 前記アプリケーションは、印刷設定画面に表示される所定のオブジェクトが選択されたことに応じて起動することを特徴とする請求項11に記載のアプリケーション。
  13. 前記アプリケーションは、取得した前記カスタマイズデータに基づき前記印刷設定画面を表示させることを特徴とする請求項12に記載のアプリケーション。
  14. 前記カスタマイズデータは、前記他の装置から前記カスタマイズデータを受信した情報処理装置が表示する印刷設定画面の初期値であることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載のアプリケーション。
  15. 他の装置から取得した情報に基づき、印刷の機能制限に関する設定を行う設定画面を表示する表示工程と、
    前記設定画面を介して受け付けられた設定に基づき、印刷の機能制限に関するカスタマイズデータを生成する生成工程と、
    生成した前記カスタマイズデータを前記他の装置に送信する送信工程と、を有し、
    前記他の装置に送信された前記カスタマイズデータは、情報処理装置にインストールされた印刷設定画面の表示に用いられるアプリケーションであって、印刷データの生成を行わない前記アプリケーションにより利用されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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