JP7241042B2 - 車両制御装置、車両制御方法、プログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7241042B2
JP7241042B2 JP2020026435A JP2020026435A JP7241042B2 JP 7241042 B2 JP7241042 B2 JP 7241042B2 JP 2020026435 A JP2020026435 A JP 2020026435A JP 2020026435 A JP2020026435 A JP 2020026435A JP 7241042 B2 JP7241042 B2 JP 7241042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
distance
control signal
manned
automated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020026435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021131701A (ja
Inventor
雅美 池上
直子 木村
俊哉 磯部
健之 荻田
一誠 松永
竜路 岡村
良雄 向山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Mitsubishi Estate Parks Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Mitsubishi Estate Parks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Mitsubishi Estate Parks Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2020026435A priority Critical patent/JP7241042B2/ja
Publication of JP2021131701A publication Critical patent/JP2021131701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7241042B2 publication Critical patent/JP7241042B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、駐車場内で自動運転車を制御する車両制御装置、車両制御方法、プログラムに関する。
経済産業省と国土交通省が設置した自動走行ビジネス検討会は、専用駐車場等における自動バレーパーキングについて、2020年頃までに実用化を目指す方針を発表した(非特許文献1)。
自動走行ビジネス検討会、"今後の取組方針(検討結果)の概要について"、[online]、平成 28年 3月 23日、[令和 2年 2月 3日検索]、インターネット<URL:http://www.mlit.go.jp/common/001123932.pdf>
自動バレーパーキング導入の過渡期においては、駐車場を自動運転車と有人運転車の双方が利用可能な形態とすることが起こりうる。例えば、既設駐車場内のスペースの制約により、自動運転車専用の車路を設けることが出来ないなどの理由により、多くのケースにおいて自動運転車と有人運転車とが混走する車路(混走路)を設ける必要がある。
例えば、自走式立体駐車場の各フロアの立地が良い場所(例えば各フロアのエレベーターホールに近い駐車スペース)を有人運転車専用とし、立地が悪い場所(例えば各フロアのエレベーターホールから遠い駐車スペース)を自動運転車専用とした場合、各フロアを接続するスロープは混走路となる可能性が高い。
混走路において自動運転車が有人運転車の妨げとなる場合、有人運転車のドライバーがストレスを感じる場合があるため、自動運転車は有人運転車を優先し、有人運転車のドライバーのストレスを軽減するように制御されなければならないが、具体的にどのような制御が必要になるかは明らかでなかった。
そこで本発明では、混走路において有人運転車のドライバーのストレスになりにくいように自動運転車を制御することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
本発明の車両制御装置は、自動運転車と有人運転車とが混走する車路である混走路を有する駐車場において、自動運転車の制御を実行する。本発明の車両制御装置は、距離測定部と、制御信号送信部を含む。
距離測定部は、制御対象となっている自動運転車と、自動運転車に先行する有人運転車との距離Dと、自動運転車に後続する有人運転車との距離Lを測定する。
制御信号送信部は、距離Dが、所定の距離D1以上であって、距離Lが、所定の距離L1以上である場合に限り、自動運転車専用駐車スペースに設けられた待機エリアから出て混走路を所定の速度v1で走行させる制御信号を送信し、それ以外の場合に、待機エリアで待機させる制御信号を送信する。
本発明の車両制御装置によれば、混走路において有人運転車のドライバーのストレスになりにくいように自動運転車を制御することができる。
実施例1の車両制御システムの装置構成を示すブロック図。 自動運転車と有人運転車の双方が利用可能な駐車場の概念図。 実施例1の車両制御装置の構成を示すブロック図。 実施例1の車両制御システムの自動運転車制御動作を示すシーケンス図。 実施例1の車両制御システムのゲート制御動作を示すシーケンス図。 自動運転車を単独走行モードで走行させる場合の位置関係を例示する図。 自動運転車を追尾モードで走行させる場合の位置関係を例示する図。 コンピュータの機能構成例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
以下、図1、図2を参照して実施例に登場する用語の解説を行う。
<車両制御システム100>
図1に示すように、本実施例の車両制御システム100は、車両制御装置1と、自動運転車2と、ゲート5と、場内センサ9が通信可能に接続されている。なお、場内センサ9と車両制御装置1間のデータ送受信、自動運転車2とゲート5間のデータ送受信、車両制御装置1とゲート5間のデータ送受信、車両制御装置1と自動運転車2間のデータ送受信は必須であるが、それ以外の機器間のデータ送受信は必須ではない。
<車両制御装置1>
図1に示す車両制御装置1は、駐車場内を走行する自動運転車2を、有人運転車のドライバーのストレスになりにくいように制御する装置であり、例えば駐車場の管理会社のサーバ装置などで実現できる。
<自動運転車2>
本実施例では、自動運転車2として、自動運転レベル3~4程度以上の自動運転機能を備える車両、または自動バレーパーキング機能が実装された車両を想定する。自動運転車2のドライバーは例えば駐車場の入口で自動運転車2から降車する。その後、自動運転車2は駐車場内を無人状態で自動走行する。自動走行は、自動運転車2が備える自動運転機能および車両制御装置1から送信される制御信号に基づいて実行される。自動運転車2は安全に十分に配慮するために駐車場内を徐行運転で走行するため、有人運転車のドライバーから見て遅く感じられる可能性がある。例えば自動運転車2の走行速度は、歩行者の歩行速度に合わせて時速3~4km程度に設定される可能性がある一方、有人運転車3は周囲の状況に応じて時速6~8km程度で場内を走行する可能性がある。
<有人運転車3>
図2に示す有人運転車3は、ドライバーの操縦によって駐車場内を走行する車両である。有人運転車3は、自動運転レベル3~4程度以上の自動運転機能を備えていない車両と想定するが、これに限定されない。例えば、自動バレーパーキングサービスを利用すると追加料金が発生する駐車料金体系となっている場合、自動運転レベル3~4程度以上の自動運転機能を備えている車両であっても、駐車料金節約のために、ドライバーによる運転が選択される可能性がある。
<自動運転車専用駐車スペース4>
自動運転車専用駐車スペース4は、自動運転車2のみが入場できる駐車スペースである。有人運転車3が入場できないように、自動運転車専用駐車スペース4の入口、出口にゲート5を設置すれば好適である(図2、ゲート5の詳細は後述)。自動運転車専用駐車スペース4内には、待機エリア6が設けられる(詳細は後述)。
自動運転車専用駐車スペース4は、後述する有人運転車専用駐車スペース8よりも立地が悪いスペースであってもかまわない。例えば、対象となる駐車場を自走式立体駐車場とした場合、各フロアのエレベーターホールから遠いスペースを自動運転車専用駐車スペース4としてもよい。
<ゲート5>
前述したように、ゲート5は、自動運転車専用駐車スペース4の入口、出口に設置される。ゲート5は、自動運転車2および車両制御装置1と通信可能であるものとし、自動運転車2から、パス情報を受信し、受信したパス情報を車両制御装置1に送信して照会する。パス情報が真正である場合に、ゲート5はゲートバーを開く処理を実行する。
<待機エリア6>
前述したように待機エリア6は、自動運転車専用駐車スペース4内に設けられる。待機エリア6は、有人運転車の走行状況に応じて、自動運転車2を一時待機させるエリアである。待機エリア6は、自動運転車専用駐車スペース4内の車路の一部であってもよい。待機エリア6は、駐車場の規模、混走路7の長さに合わせて1~数台分を確保すれば好適である。
<混走路7>
混走路7とは、自動運転車2と有人運転車3が混在する車路のことである。図2の例では、自動運転車専用駐車スペース4の出口側車路と有人運転車専用駐車スペース8の出口側車路とが一つの車路となっており、当該車路が混走路7に該当する。同図の例に限らず、駐車場の形状に応じて、三叉路以上の車路が合流した車路を混走路7としてもよい。
<有人運転車専用駐車スペース8>
有人運転車専用駐車スペース8は、有人運転車3のみが入場できる駐車スペースである。有人運転車専用駐車スペース8は、前述した自動運転車専用駐車スペース4よりも立地が良いスペースとすることが出来る。例えば、対象となる駐車場を自走式立体駐車場とした場合、各フロアのエレベーターホールに近いスペースを有人運転車専用駐車スペース8とすればよい。
<場内センサ9>
場内センサ9は、有人運転車3の通過とその時刻を検知するセンサであって、混走路7や有人運転車専用駐車スペース8に設置される。前述したように、場内センサ9は車両制御装置1と通信可能に接続されている。
<車両制御装置1の機能構成>
図3に示すように、本実施例の車両制御装置1は、パラメータ記憶部10Aと、距離測定部11と、第1制御信号送信部12と、パス記憶部10Bと、パス認証部13と、第2制御信号送信部14を含む。
<車両制御システム100の自動運転車制御動作>
図4に示すように、場内センサ9は、有人運転車3の通過を検知し(S91)、通過時刻とセンサIDを車両制御装置1に送信する(S92)。車両制御装置1の距離測定部11は、車両通過時刻とセンサIDを受信する(S11A)。距離測定部11は、受信した通過時刻と、センサIDに対応する場内センサ9の座標(当該座標はセンサIDと対応付けられてパラメータ記憶部10Aに予め記憶される)に基づいて、制御対象となっている自動運転車2と、自動運転車2に先行する有人運転車3との距離Dと、自動運転車2に後続する有人運転車3との距離Lを測定する(S11B)。なお距離測定部11は、複数の場内センサ9から車両通過時刻とセンサIDを受信することにより、追跡対象の有人運転車3の走行速度を推定し、これにより追跡対象の有人運転車3の現在位置を推定し、距離D、距離Lを測定してもよい。なお、受信した通過時刻(とセンサIDのセット)が示す車両が有人運転車3に該当するか自動運転車2に該当するかの判断方法は様々ある。例えば距離測定部11は、駐車場の入口において、自動運転車2=0、有人運転車3=1として自動車の配列を示す2ビットデータ(例:01011001111010101001110…)を、予め受信し、または入力されてもよい。この場合、値1に対応する順序で取得した通過時刻(とセンサIDのセット)を有人運転車3の通過時刻として取り扱えばよい。他にも、自動運転車2が自身の座標を所定時間おきに車両制御装置1に送信し、受信した送信時刻(と座標のセット)と、前述の通過時刻(とセンサIDに対応する座標のセット)が近似している場合には、近似しているセットを削除することによっても実現できる。
次に、第1制御信号送信部12は、距離Dと距離Lをしきい値と比較した結果に基づいて、「単独走行モード」、「追尾モード」、「待機モード」の何れかの制御信号を生成し(S12A)、送信する(S12B)。自動運転車2は、制御信号を受信し(S21)、制御信号に従って自動走行する(S22)。以下、各モードの詳細を図6、図7を用いて説明する。
<単独走行モード(図6)>
第1制御信号送信部12は、待機エリア6内で待機中の自動運転車2に対して、先行する有人運転車3-2との距離Dが、所定の距離D1以上であって、後続の有人運転車3-1との距離Lが、所定の距離L1以上である場合に限り、待機エリア6から出て混走路7を速度v1(単独走行モード)で走行させる制御信号を生成し、当該制御信号を該当の自動運転車2に送信する。有人運転車3の平均走行速度Vは統計データの蓄積により求めることができ、自動運転車2の単独走行における速度上限は厳密に決められている。通常、速度v1は単独走行における上限速度に設定される。距離D1は、後述する追尾モードと区別した動作ができるように適切に設定される。一方、距離L1は、混走路7の長さ、速度V、速度v1に応じて、自動運転車2が後続車3-1に追いつかれることがないように設定される。
例えば、混走路7の長さ=50m、速度V=8km/h、速度v1=3km/hとすると、後続車3-1と自動運転車2の距離は毎秒1.39mずつ短くなることになる。一方、速度v1=3km/hで混走路=50mを渡りきるまでに要する時間は60秒であることから、60秒間追いつかれないで済むような距離=60*1.39=83mであり、距離L1=83(+α、安全係数)mとすればよいことがわかる。同様に考えると、自動運転車2は先行車3-2に追いつくことは考えにくいので、距離D1は計算上0となる可能性がある。よって距離D1は、後述する追尾モードと区別した動作ができるように、適切に設定される。例えば距離D1=15mとすることができる。
<追尾モード(図7)>
第1制御信号送信部12は、待機エリア6内で待機中の自動運転車2に対して、先行する有人運転車3-2との距離Dが、所定の距離D1未満であって、後続の有人運転車3-1との距離Lが、所定の距離L2(<L1)以上である場合に限り、待機エリア6から出て混走路7を速度v2(>v1、追尾モード)で走行させる制御信号を生成し、当該制御信号を該当の自動運転車2に送信する。このモードでは、先行する有人運転車3-2との距離Dが短く、対象の自動運転車2は先行する有人運転車3-2を追尾させるのが好適である場合に選択されるモードである。自動運転車2の追尾走行における速度上限は単独走行における速度上限よりも緩やかに設定される可能性が高い。従って、速度v2(>v1)は通常、追尾走行における上限速度に設定される。従って、距離L2(<L1)は、混走路7の長さ、速度V、速度v2に応じて、自動運転車2が後続車3-1に追いつかれることがないように設定される。
なお、先行する有人運転車3-2が遅い速度(<v2)で混走路7内を走行している場合、後続する自動運転車2は、有人運転車3-2の後ろにつき、有人運転車3-2と同じ速度(<v2)で混走路7内を走行することになる。この場合、この二台の車両は、後続の有人運転車3-1に追いつかれる可能性がある。この場合、渋滞を発生させているのは、あくまで有人運転車3-2であるため、自動運転車2はその責を負わない。
<追尾モードの解除>
先行する有人運転車3-2が速い速度(>v2)で混走路7内を走行している場合、先行する有人運転車3-2との距離が所定の距離D2以上になった場合、第1制御信号送信部12は、追尾モードを解除し、単独走行モード(v1)で走行を維持させる制御信号を生成し、当該制御信号を該当の自動運転車2に送信する。
<待機モード>
第1制御信号送信部12は、後続の有人運転車3-1、自動運転車2、先行する有人運転車3-2の位置関係が、上記のいずれのモードにも該当しない場合、待機エリア6内でそのまま待機させる制御信号を生成し、当該制御信号を該当の自動運転車2に送信する。
<複数台の自動運転車2を連ならせる制御>
第1制御信号送信部12は、上記の条件(単独走行モード、追尾モードの何れか)を満たすN台(Nは2以上の予め定めた数)以下の自動運転車2に、待機エリア6から出て混走路7を連なって走行させる制御信号を生成して、該当する複数の自動運転車2に送信してもよい。
<ゲート制御>
以下、図5を参照して、本実施例の車両制御システム100のゲート制御動作について説明する。同図に示すように、ゲート5の前に到達した自動運転車2は、ゲート5に対して、パス(例えば自動運転車2のID、または予め自動運転車2のみに発行されたパス)を送信する(S23)。ゲート5はパスを受信する(S51)。ゲート5は、受信したパスを車両制御装置1に送信する(S52)。
車両制御装置1のパス認証部13は、ゲート5からパスを受信し(S13A)、パス記憶部10Bに予め記憶済みの真正のパスと比較することにより、受信したパスを認証する(S13B)。パスが真正であった場合、車両制御装置1の第2制御信号送信部14は、ゲートバーを閉→開に動作させる制御信号を生成し(S14A)、生成した制御信号をゲート5に送信する(S14B)。ゲート5は、制御信号を受信し(S53)、制御信号に従って、ゲートバーを閉→開に動作させる(S54)。
<効果>
本実施例の車両制御システム100により、以下の効果が生じる。
(1)ゲート5により有人運転車3が自動運転車専用駐車スペース4内を通り抜けることが制限されており、かつ、待機エリア6が当該自動運転車専用駐車スペース4内に設けられているため、待機エリア6が有人運転車3により不正に利用されることがない。
(2)自動運転車2が駐車場内を単独走行モードで走行する場合に、安全上の観点から定まる単独走行の制限速度を超えない速度v1を設定し、速度v1などに基づいて、L1を適切な距離と設定したため、後続の有人運転車3-1のドライバーは、先行する自動運転車2の存在を感じにくくすることができる。
(3)追尾モードにより、仮に混走路7が渋滞していても、先頭を走る有人運転車3-2の問題であるため、自動運転車2の制御に瑕疵はない。この場合、自動運転車2は、有人運転車3-1、3-2に挟まれたまま、混走路7内を走行すれば十分である。また、追尾モードの場合は、安全上の観点から、走行速度の制限を若干緩くすることができる(v2>v1)ため、これに伴って、後続の有人運転車3-1との距離の制限を若干緩くすることができる(L2<L1)。
(4)追尾モードの解除により、先頭を走る有人運転車3-2の速度が速すぎる場合には、追尾モードを解除して、単独走行モード(v1)で走行を維持することができ、走行安全性を確保することができる。
(5)複数台の自動運転車2を連ならせる制御を加えることにより、後続の有人運転車3-1のドライバーにストレスを与えないようにしながら、効率よく自動運転車2を走行させることが出来る。
<補記>
本発明の装置は、例えば単一のハードウェアエンティティとして、キーボードなどが接続可能な入力部、液晶ディスプレイなどが接続可能な出力部、ハードウェアエンティティの外部に通信可能な通信装置(例えば通信ケーブル)が接続可能な通信部、CPU(Central Processing Unit、キャッシュメモリやレジスタなどを備えていてもよい)、メモリであるRAMやROM、ハードディスクである外部記憶装置並びにこれらの入力部、出力部、通信部、CPU、RAM、ROM、外部記憶装置の間のデータのやり取りが可能なように接続するバスを有している。また必要に応じて、ハードウェアエンティティに、CD-ROMなどの記録媒体を読み書きできる装置(ドライブ)などを設けることとしてもよい。このようなハードウェア資源を備えた物理的実体としては、汎用コンピュータなどがある。
ハードウェアエンティティの外部記憶装置には、上述の機能を実現するために必要となるプログラムおよびこのプログラムの処理において必要となるデータなどが記憶されている(外部記憶装置に限らず、例えばプログラムを読み出し専用記憶装置であるROMに記憶させておくこととしてもよい)。また、これらのプログラムの処理によって得られるデータなどは、RAMや外部記憶装置などに適宜に記憶される。
ハードウェアエンティティでは、外部記憶装置(あるいはROMなど)に記憶された各プログラムとこの各プログラムの処理に必要なデータが必要に応じてメモリに読み込まれて、適宜にCPUで解釈実行・処理される。その結果、CPUが所定の機能(上記、…部、…手段などと表した各構成要件)を実現する。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、上記実施形態において説明した処理は、記載の順に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されるとしてもよい。
既述のように、上記実施形態において説明したハードウェアエンティティ(本発明の装置)における処理機能をコンピュータによって実現する場合、ハードウェアエンティティが有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記ハードウェアエンティティにおける処理機能がコンピュータ上で実現される。
上述の各種の処理は、図8に示すコンピュータの記録部10020に、上記方法の各ステップを実行させるプログラムを読み込ませ、制御部10010、入力部10030、出力部10040などに動作させることで実施できる。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。具体的には、例えば、磁気記録装置として、ハードディスク装置、フレキシブルディスク、磁気テープ等を、光ディスクとして、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD-RAM(Random Access Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto-Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP-ROM(Electrically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD-ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、ハードウェアエンティティを構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (9)

  1. 自動運転車と有人運転車とが混走する車路である混走路を有する駐車場において、前記自動運転車の制御を実行する車両制御装置であって、
    制御対象となっている自動運転車と、前記自動運転車に先行する有人運転車との距離Dと、前記自動運転車に後続する有人運転車との距離Lを測定する距離測定部と、
    前記距離Dが、所定の距離D1以上であって、前記距離Lが、所定の距離L1以上である場合に限り、自動運転車専用駐車スペースに設けられた待機エリアから出て前記混走路を所定の速度v1で走行させる制御信号を送信し、それ以外の場合に、前記待機エリアで待機させる制御信号を送信する制御信号送信部を含む
    車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置であって、
    前記制御信号送信部は、
    前記距離Dが前記距離D1未満であって、前記距離Lが、所定の距離L2(<L1)以上である場合に限り、前記待機エリアから出て混走路を速度v2(>v1)で走行させる制御信号を送信する
    車両制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両制御装置であって、
    前記制御信号送信部は、
    前記速度v2で走行中の前記自動運転車に先行する有人運転車との距離Dが、所定の距離D2(>D1)以上になった場合、前記自動運転車に前記速度v1で走行させる制御信号を送信する
    車両制御装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の車両制御装置であって、
    前記制御信号送信部は、
    条件を満たすN台(Nは2以上の予め定めた数)以下の前記自動運転車に、待機エリアから出て前記混走路を連なって走行させる制御信号を送信する
    車両制御装置。
  5. 自動運転車と有人運転車とが混走する車路である混走路を有する駐車場において、前記自動運転車の制御を実行する車両制御方法であって、
    制御対象となっている自動運転車と、前記自動運転車に先行する有人運転車との距離Dと、前記自動運転車に後続する有人運転車との距離Lを測定する距離測定ステップと、
    前記距離Dが、所定の距離D1以上であって、前記距離Lが、所定の距離L1以上である場合に限り、自動運転車専用駐車スペースに設けられた待機エリアから出て前記混走路を所定の速度v1で走行させる制御信号を送信し、それ以外の場合に、前記待機エリアで待機させる制御信号を送信する制御信号送信ステップを含む
    車両制御方法。
  6. 請求項5に記載の車両制御方法であって、
    前記制御信号送信ステップは、
    前記距離Dが前記距離D1未満であって、前記距離Lが、所定の距離L2(<L1)以上である場合に限り、前記待機エリアから出て混走路を速度v2(>v1)で走行させる制御信号を送信する
    車両制御方法。
  7. 請求項6に記載の車両制御方法であって、
    前記制御信号送信ステップは、
    前記速度v2で走行中の前記自動運転車に先行する有人運転車との距離Dが、所定の距離D2(>D1)以上になった場合、前記自動運転車に前記速度v1で走行させる制御信号を送信する
    車両制御方法。
  8. 請求項5から7の何れかに記載の車両制御方法であって、
    前記制御信号送信ステップは、
    条件を満たすN台(Nは2以上の予め定めた数)以下の前記自動運転車に、待機エリアから出て前記混走路を連なって走行させる制御信号を送信する
    車両制御方法。
  9. コンピュータを請求項1から4の何れかに記載の車両制御装置として機能させるプログラム。
JP2020026435A 2020-02-19 2020-02-19 車両制御装置、車両制御方法、プログラム Active JP7241042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020026435A JP7241042B2 (ja) 2020-02-19 2020-02-19 車両制御装置、車両制御方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020026435A JP7241042B2 (ja) 2020-02-19 2020-02-19 車両制御装置、車両制御方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021131701A JP2021131701A (ja) 2021-09-09
JP7241042B2 true JP7241042B2 (ja) 2023-03-16

Family

ID=77551029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020026435A Active JP7241042B2 (ja) 2020-02-19 2020-02-19 車両制御装置、車両制御方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7241042B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015228152A (ja) 2014-06-02 2015-12-17 住友電気工業株式会社 通信方法、路側装置、移動通信機、車両、車両の制御装置、及び車両の動作決定方法
JP2016200931A (ja) 2015-04-09 2016-12-01 三菱電機株式会社 運転支援装置および運転支援方法
JP2018058665A (ja) 2016-10-04 2018-04-12 三菱ロジスネクスト株式会社 管理装置、制御方法及びプログラム
JP2020021221A (ja) 2018-07-31 2020-02-06 クラリオン株式会社 駐車場管理装置および駐車場管理方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015228152A (ja) 2014-06-02 2015-12-17 住友電気工業株式会社 通信方法、路側装置、移動通信機、車両、車両の制御装置、及び車両の動作決定方法
JP2016200931A (ja) 2015-04-09 2016-12-01 三菱電機株式会社 運転支援装置および運転支援方法
JP2018058665A (ja) 2016-10-04 2018-04-12 三菱ロジスネクスト株式会社 管理装置、制御方法及びプログラム
JP2020021221A (ja) 2018-07-31 2020-02-06 クラリオン株式会社 駐車場管理装置および駐車場管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021131701A (ja) 2021-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018145655A (ja) 駐車場、自動バレーパーキングシステム、プログラム
CN113874682A (zh) 用于多种模式自主车辆运输的系统和方法
JP2024028327A (ja) 判定装置及び判定方法並びに判定用プログラム
US11301948B2 (en) Parking continuity with unused duration between automated vehicles
WO2015045594A1 (ja) 駐車場案内装置、駐車場案内方法、駐車場案内プログラム
CN112572424B (zh) 基于障碍物识别的车辆控制方法、装置、设备和介质
US20200074866A1 (en) Drone flight optimization using drone-to-drone permissioning
US10746555B1 (en) Multi-modal transportation route deviation detection and correction
US10691961B2 (en) Management of parking spaces
CN107003673A (zh) 用于运行多个车辆的方法和装置
JP6963370B2 (ja) 自動車、サーバ装置、地図提供システム、地図提供方法、プログラム
KR20120059109A (ko) 레이저 스캐너 센서를 이용한 다중 차량 감지 장치 및 그 방법
US11898864B1 (en) Autonomous vehicle consumption of real-time public transportation data to guide curb access and usage
US20230139740A1 (en) Remote access application for an autonomous vehicle
JP7033731B2 (ja) サーバ、車両、分散型トランザクション証明システムおよび分散型トランザクション証明方法
JP7077163B2 (ja) 駐車管理装置、駐車管理システムおよび駐車管理方法
JP7295740B2 (ja) サーバ装置、自動バレーパーキング管理システム、自動バレーパーキング管理方法、プログラム
JP7241042B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、プログラム
US20170178268A1 (en) Management of mobile objects and resources
JP2014203340A (ja) 駐車車室検知装置およびコンピュータプログラム
JP7438502B2 (ja) 自律走行車両を用いた自動船積方法及び装置
CN110497906B (zh) 车辆控制方法、装置、设备和介质
CN106482741A (zh) 导航装置和导航方法
JP2008217503A (ja) 通行レーン管理装置及び通行レーン管理方法及びプログラム
US20190066502A1 (en) Method and system for assisting vehicle parking

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200309

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220317

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7241042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150