JP7239722B2 - 基板、光モジュール、olt、および情報処理方法 - Google Patents

基板、光モジュール、olt、および情報処理方法 Download PDF

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Description

本願は、通信分野に関し、特に、基板、光モジュール、OLT、および情報処理方法に関する。
現在のネットワーク構造では、複数の光ファイバーが配置され、高密度波長分割多重(dense wavelength division multiplexing、DWDM)などの新技術がバックボーン・ネットワークの展開を実現するために適用されている。さらに、ブロードバンド・アクセス技術が発展し、受動光ネットワーク(passive optical network、PON)システムが普及し、急速に拡大するのに伴い、バックボーン・ネットワークとローカルエリアネットワークまたは家庭ユーザーとの間のセクションが実現されている。このセクションは、しばしば「ラストマイル」と呼ばれる。
PONは、光回線終端装置(optical line terminal、OLT)、光分配ネットワーク(optical distribution network、ODN)、および複数の光ネットワーク・ユニット(optical network unit、ONU)を含む。OLTはバックボーン・ネットワークに接続するように構成されており、ONUは地域ネットワークまたは家庭ユーザーに接続するように構成されている。たとえば、一般的なONUは光モデム(optical modem)である。OLTは、ODNを通じて複数のONUと通信する。ODNは、フィーダーファイバー、光スプリッター、および分配ファイバーを含み、これらは異なる受動光デバイスを含む。受動光デバイスは、主に、シングルモードファイバーおよび光ケーブル、光ファイバーリボンおよびリボン光ケーブル、光コネクタ、受動光スプリッター、受動光減衰器および光ファイバーコネクタ等を含む。
OLTがONUに接続され、ONUによって送信された光信号を受信するとき、OLTは光信号からすぐに有効な情報を得ることはできず、電気領域の等化技術、たとえば光デジタル信号処理(optical digital signal processing、oDSP)技術を用いて、光信号に対してまず信号等化処理を実行する必要がある。具体的には、OLTは、まず、基準等化パラメータを決定し、該基準等化パラメータを用いて、等化器を通じて、受信された光信号に対して信号等化処理を実行し、処理された光信号を得る必要がある。そして、OLTは、該処理された光信号から有効な情報を得ることができる。
OLTと異なるONUとの間の距離や受動デバイスが異なるため、異なるONUによって送信される光信号のために要求される基準等化パラメータが異なる。よって、従来技術では、OLTがONUによって送信された光信号を受信するたびに、OLTは、まず、通例はすべて0である初期等化パラメータをプリセットし、次いで、光信号を使用することによって該プリセットされた初期等化パラメータに対して逐次反復的な収束を実行して、対応する基準等化パラメータを得ることができる。最後に、OLTは、基準等化パラメータを使用して光信号に対して信号等化処理を実行して、OLTがそこから有効な情報を得ることができるような光信号を得る。しかしながら、逐次反復的な収束にはある時間期間が必要である。OLTは、該時間期間後にのみ、光信号に対して信号等化処理を実行して、処理された光信号を得ることができ、該処理された光信号から有効な情報を得る。これは、比較的長い遅延を引き起こす。
本願の実施形態は、ONUオンライン・ステージにおけるONUについての等化器の等化パラメータを迅速に設定して、遅延を低減するための、基板、光モジュール、OLT、および情報処理方法を提供する。
本願の第1の側面は、基板を提供する。基板は、MACチップ、DSP、および等化器を含む。
MACチップは、ONUオンライン・ステージでDSPに第1の情報を送信する。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定する。ここで、第1の基準等化パラメータは第1のONU識別子に関連する。DSPは、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。
本願では、MACチップは第1の情報をDSPに送信してもよく、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1のONU識別子に基づいて関連する第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定してもよい。再収束を実行する必要はない。これは時間を節約し、遅延を減らす。
本願のこの実施形態では、OLTは、新たにオンラインになるONUを登録するために、定期的に「窓を開く」ことができる。OLTがその「窓を閉じ」た後、ONUオンライン・ステージが開始される。ONUオンライン・ステージでは、MACチップはオンラインのONUにサービスするように構成される。新たにオンラインになるONUは、ONUオンライン・ステージでオンラインONUとして、前記基板(前記MACチップ、光モジュール等を含み、ここでは限定されない)からサービスを受けるために使用されることができることに注意しておくべきである。
いくつかの実現可能な実装では、第1のONU識別子を運ぶ態様を決定するために、第1の情報は情報フィールドを含み、該情報フィールドは第1のONU識別子を含む。いくつかの実現可能な実施形態では、情報フィールドは、チェック・フィールドをさらに含んでいてもよい。チェック・ビットは、パリティ・ビット(parity bit)とも呼ばれ、所与のビット量を有するバイナリ数における1の数が奇数か偶数かを示すバイナリ数であり、最も単純な誤り検出符号である。本明細書には詳細は記載しない。たとえば、情報フィールドは、第1のONU識別子とチェック・ビットの10ビット(チェック・ビットを含む)を含む情報であってもよく、第1のONU識別子は、110110111、101101110または110111011のいずれかであってもよい。
いくつかの実現可能な実装では、DSPは具体的には、第1の情報を受信した後、第1の情報から第1のONU識別子を取得し、第1のONU識別子に対応する上り光信号が到着する前に、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定するように構成される。DSPは、リセット信号をTIAに送信することができ、それにより、光モジュールは、第1の上り送信時間内に、TIAを通じて運用光信号を受信する。DSPは、第1の情報を受信した後に第1の基準等化パラメータを設定することができ、第1の基準等化パラメータを記憶する必要がなく、DSPの記憶負荷を最小にする。
いくつかの実現可能な実装では、第1の情報は情報フィールドを含む。該情報フィールドは、少なくとも1つの時間シーケンス情報を含む。前記少なくとも1つの時間シーケンス情報は、第1の時間シーケンス情報を含み、該第1の時間シーケンス情報は、第1のONU識別子と第1の上り送信時間との間の対応を示すために使用される。DSPは、具体的には、第1のONU識別子に対応する第1の基準等化パラメータを決定し、第1の上り送信時間の前に、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定するように構成される。第1の基準等化パラメータを決定するために再収束が実行される必要はない。これは時間を節約し、遅延を減らす。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の上り送信時間は、第1のONU識別子によって示されるONUが、運用光信号をOLTに送信する時間である。第1の上り送信時間は、時点または時間期間でありうることに注意しておくべきである。これは、本明細書では限定されない。このようにして、第1の情報を受信した後、DSPは、第1のONU識別子に対応する第1の上り送信時間を取得し、等化器の等化パラメータをすぐ設定するのではなく、第1の上り送信時間の前に等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定し、それにより運用光信号が受信される。MACチップは、基準等化パラメータを設定するために一時的に指示を送信する必要がなく、各基準等化パラメータを設定するための時間を事前にDSPに指示することができるため、MACチップは、作業スレッドをより自由に配置することができる。
いくつかの実現可能な実装では、第1の情報は、境界フィールド、開始フィールド、および終了フィールドをさらに含み、ここで、境界フィールドは、DSPによって識別されるために使用される。本願のこの実施形態では、境界フィールドの内容は、あらかじめ合意されてもよい。境界フィールドは、3ビットの情報、たとえば、010、110、101、111、または001であってもよく、または4以上のビットの情報であってもよい。これは、本明細書において限定されない。例として010を使用する。DSPは、連続的に信号010を探すことができ、010が見つかったとき、DSPは、010が境界フィールドであると判断し、該境界フィールドを含むフレームが第1の情報を担持すると判断する。この場合、DSPはそのフレームから第1のONU識別子を取得してもよい。いくつかの実現可能な実施形態では、境界フィールドは、代替的に、4ビットまたは別のビット数のフィールドであってもよい。これは、本明細書において限定されない。境界フィールドを識別するとき、DSPは、境界フィールドが位置するフレームが第1の情報を担持すると判断してもよく、そのフレームから第1のONU識別子を取得してもよい。
いくつかの実現可能な実施形態では、開始フィールドは情報フィールドが始まることを示すために使用され、終了フィールドは情報フィールドが終わることを示すために使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、開始フィールドは、4ビット(または本明細書において限定されない他のビット数)の情報、たとえば1111(または0000、これは本明細書において限定されない)である。終了フィールドは、4ビット(または本明細書において限定されない他のビット数)の情報、たとえば0000(または1111、これは本明細書において限定されない)であってもよい。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、代替的に、複数のフレームを含んでいてもよい。該複数のフレームは、境界フィールド、開始フィールド、情報フィールド、および終了フィールドと同じ機能を有する。これは、本明細書において限定されない。
いくつかの実現可能な実装では、基盤は、レート選択RATE_SELピンをさらに含む。RATE_SELピンは、MACチップおよびDSPに接続される。RATE_SELピンは、レート情報をDSPに送信し、ONUオンライン・ステージにおいて第1の情報をDSPに送信するために、MACチップによって使用されてもよい。よって、第1の情報をDSPに送信するためにMACチップによって使用されるピンが決定される。
いくつかの実現可能な実装では、基板は、トランスインピーダンス増幅器(transimpedance amplifier)TIAをさらに含む。DSPは、TIAに接続され、DSPは、TIAにリセット信号を送信するようにさらに構成される。いくつかの実現可能な実装では、少なくとも2つのTIAがあり、それらのTIAは、50G受動光ネットワークPON TIAおよび10G PON TIAを含む。よって、MACチップは、2つのリセット・ピンを通じてDSPにリセット信号を送る必要がない。このようにして、前記2つのリセット・ピンは、別の目的のために空けられる。
いくつかの実現可能な実装では、第1の情報は、さらに、レート・フィールドを含む。レート・フィールドは、リセット信号を50G PON TIAに送るか10G PON TIAに送るかを示すために使用され、それにより、DSPは、リセット信号が送られるべきTIAを決定する。レート・フィールドは、1ビットのみ、たとえば0または1を有していてもよいことに留意しておくべきである。たとえば、0はONUのレートが10Gb/sであることを示し、1はONUのレートが50Gb/sであることを示す;あるいは、1がONUのレートが10Gb/sであることを示し、0がONUのレートが50Gb/sであることを示してもよい。これは、本明細書において限定されない。レート・フィールドは、第1のONU識別子によって示されるONUのレート(たとえば、10Gb/sまたは50Gb/s)を示すために使用され、それにより、DSPは、10G PON TIAをリセットするか50G PON TIAをリセットするかを決定できる。
いくつかの実現可能な実装では、基板は、さらに、2つのリセット・ピンを含む。DSPは、対応するTIAに前記リセット信号を送信してもよい。リセット信号は、前記2つのリセット・ピンを通じて送られる必要はない。レート・フィールドはRATE_SELピンを通じてDSPに送られ、DSPはレート・フィールドに基づいて正しいTIAにリセット信号を送ることができる。このようにして、リセット信号を送信するためにもともと使用された2つのリセット・ピンが空けられる。MACチップは、前記2つのリセット・ピンを通じて2つの差動クロック信号をDSPに送信し、よって、基板にピンを追加する必要はなく、基板は外部クロック・チップに接続する必要がない。これは、OLT内の各コンポーネントの時間同期を実現する。
いくつかの実現可能な実装では、等化器は、第1の基準等化パラメータを得るために、ONU登録ステージにおいて収束を実行する。本願のこの実施形態では、光モジュール内の等化器は、登録光信号を使用することによって、プリセットされた初期等化パラメータに対して収束を実行して、第1の基準等化パラメータを得ることができる。第1の基準等化パラメータは、登録光信号に対して信号等化処理を実行するために使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、プリセットされた初期等化パラメータは、ランダム配列または固定配列、たとえば、すべて0である配列(0,0,0,…,0)に設定されてもよい。これは、本明細書において限定されない。MACチップはさらに、ONU登録ステージにおいて、新たにオンラインになったONUに第1のONU識別子を割り当て、第1のONU識別子をDSPに送信するように構成される。DSPは、第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応を格納する。
いくつかの実現可能な実装では、DSPは、さらに、対応グループを格納するように構成される。対応グループは、少なくとも、第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応を含む。本願のこの実施形態では、第1のONU識別子を受信した後、DSPは、等化器から第1の基準等化パラメータを取得し、次いで該第1の基準等化パラメータ(たとえば、(Cp0,Cp1,Cp2,…,Cpn))と第1のONU識別子(たとえば、110110111)との間の対応を記憶することができる。いくつかの実施可能な実施形態では、対応は、構成テーブルに格納されてもよい。いくつかの実現可能な実施形態では、DSPは、さらに、本明細書において対応グループと呼ばれる複数の対応を記憶することができる。対応グループは、少なくとも、第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応を含む。いくつかの実施可能な実施形態では、対応グループは、構成テーブルに格納されてもよい。
DSPが第1の基準等化パラメータを決定することは:DSPが、第1のONU識別子に対応する第1の基準等化パラメータを求めて対応グループを探索することを含む。第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータは、格納のために対にされており、それにより、DSPは、MACチップによって送信された第1の情報を受信した後に、第1の基準等化パラメータを決定できる。これは、高速収束を実現する。
いくつかの実現可能な実装では、DSPが等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定した後、等化器はさらに、第1の基準等化パラメータに対して収束を実行して第2の基準等化パラメータを得るように構成される。DSPはさらに、等化器の等化パラメータを第2の基準等化パラメータに設定するように構成される。適切な等化パラメータは、ネットワーク状態に関連しており、ネットワーク状態は、短い時間期間ではあまり変化しない可能性がある。よって、第1の基準等化パラメータは、第2の基準等化パラメータに非常に近い。プリセットされた初期等化パラメータに対して実行される収束と比較して、第1の基準等化パラメータに対して実行される収束を通じて、適切な等化パラメータは、より迅速に得られる。これは、収束効率を改善し、時間を節約する。
いくつかの実現可能な実装では、基板は、さらに、光モジュールを含む。DSPおよび等化器は該光モジュールにおいて統合される;またはDSPはMACチップと統合される;または等化器はDSPにおいて統合され、DSPは光モジュールにおいて統合される。基板は、異なるシナリオに適応するために、異なる仕方で形成できる。
本願の第2の側面は、DSPおよび等化器を含む光モジュールを提供する。MACチップがONUオンライン・ステージにおいてDSPに第1の情報を送信するとき、DSPは第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。第1の情報は、第1のONU識別子を含み、第1の基準等化パラメータは第1のONU識別子に関連する。
いくつかの実現可能な実装では、本願の第2の側面による光モジュール内のDSPは、本願の第1の側面による基板の実装におけるDSPが実行するのと同じ機能を実行するように構成される。本願の第2の側面による光モジュール内の等化器は、本願の第1の側面による基板の実装における等化器が実行するのと同じ機能を実行するように構成される。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願の第3の側面は、MACチップを提供する。MACチップは、ONUオンライン・ステージにおいてDSPに第1の情報を送信するように構成される。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。第1の基準等化パラメータは、第1のONU識別子に関連する。
いくつかの実現可能な実装では、本願の第3の側面によるMACチップは、本願の第1の側面による基板の実装におけるMACチップが実行するのと同じ機能を実行するように構成される。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願の第4の側面は、DSPを提供する。DSPは、MACチップがONUオンライン・ステージにおいてDSPに第1の情報を送信するとき、第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定するように構成される。第1の情報は第1のONU識別子を含み、第1の基準等化パラメータは第1のONU識別子に関連する。
いくつかの実現可能な実装では、本願の第4の側面によるDSPは、第1の側面による基板または本願の第2の側面による光モジュールの実装におけるDSPが実行するのと同じ機能を実行するように構成される。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願の第5の側面は、基板を含むOLTを提供する。基板は、MACチップ、DSP、および等化器を含む。MACチップは、ONUオンライン・ステージにおいてDSPに第1の情報を送信するように構成される。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定するように構成され、第1の基準等化パラメータは、第1のONU識別子に関連する。DSPはさらに、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定するように構成される。
いくつかの実現可能な実装では、基板は、本願の第1の側面による基板の実装における基板が実行するのと同じ機能を実行するように構成される。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願の第6の側面は、以下を含む情報処理方法を提供する。
MACチップは、ONUオンライン・ステージにおいてDSPに第1の情報を送信する。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定する。第1の基準等化パラメータは第1のONU識別子に関連する。DSPは、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。
いくつかの実現可能な実装では、上記の諸側面によるコンポーネントによって実装される方法段階が、本方法においてさらに実行される。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願の第7の側面は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は命令を記憶する。命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前記側面による方法を実行できるようにされる。
本願では、MACチップは第1の情報をDSPに送信してもよい。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1のONU識別子に基づいて、関連する第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定してもよい。再収束を実行する必要はない。これは時間を節約し、遅延を減らす。
ネットワーク構造におけるPONの位置の概略図である。
PONのアーキテクチャーのある実施形態の概略図である。
OLTの正面図である。
基板の内部アーキテクチャーの概略図である。
基板のアーキテクチャーの別の実施形態の概略図である。
情報処理方法のある実施形態の概略図である。
時系列情報フレームの構成図である。
情報処理方法の別の実施形態の概略図である。
下記は、本願の実施形態における技術的解決策を、本願の実施形態における添付図面を参照して、明確かつ完全に記載する。記載される実施形態が、単に本願の実施形態の一部であり、全部でないことは明らかである。
本願の明細書、特許請求の範囲および添付の図面において、用語「第1」、「第2」、「第3」、「第4」など(もしあれば)は、類似の対象を区別することが意図されており、必ずしも特定の順序または序列を示すものではない。そのような仕方で表わされるデータは適正な状況では交換可能であり、本願明細書に記載される実施形態は、本願において図示または記載される順序以外の順序で実施できることが理解されるべきである。さらに、用語「含む」、「含有する」、および他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意味し、たとえば、段階またはユニットのリストを含むプロセス、方法、システム、製品または装置は、必ずしもそれらのユニットに限定されず、明示的に列挙されていない、またはそのようなプロセス、方法、システム、製品または装置に内在的な他のユニットを含んでいてもよい。
現在のネットワーク構造では、バックボーン・ネットワークが展開されている。PONが普及し、急速に拡大するにつれて、バックボーン・ネットワークとローカルエリアネットワークまたは家庭ユーザーとの間のセクションが実装される。図1-1は、ネットワーク構造内のPONの位置の概略図である。図中のOLTは、バックボーン・ネットワークに接続されており、ODNを通じて複数のONUのためにサービスを提供しうる。1つのONUは、携帯電話およびコンピュータのような複数のユーザー装置にサービスしてもよい。これは、本明細書において限定されない。
図1-2は、PON 100のアーキテクチャーのある実施形態の概略図である。PON 100は、OLT 101、ODN 102、およびONU 103を含む。OLT 101はバックボーン・ネットワークに接続するように構成され、ONU 103はローカルエリアネットワークまたは家庭ユーザーに接続するように構成される。OLT 101およびONU 103は、ODN 102を通じて接続されて、通信を実現する。
本願の実施形態において、OLT 101は、PON 100上のコア・コンポーネントである。OLT 101は、通例、中央オフィスに配置され、ユーザーのために受動光ネットワークの光ファイバー・インターフェースを提供する。OLT 101は、主に、上位層ネットワークへの上流接続を実装し、PON 100の上流アクセスを完了し、ODN 102を通じて顧客敷地設備、すなわちONU 103に接続して、顧客敷地設備、すなわちONU 103を制御、管理、および登録する機能を実現するように構成されることに留意しておくべきである。
本願の実施形態において、ONU 103は、PON 100上の顧客敷地設備であり、顧客敷地に配置され、OLT 101に接続される。ONU 103は、主に、OLT 101によって送信されたデータを受信し、OLT 101によって送信された管理コマンドに応答し、対応する調整を実行し、ユーザーのイーサネット・データをバッファリングし、OLT 101によって割り当てられた送信窓において上流方向への送信および他のユーザー管理機能を実行して、ユーザーに音声、データ、マルチメディアなどのサービスを提供するように構成される。
本願の実施形態において、ODN 102は、受動光デバイスを含む。受動光デバイスは、「光受動デバイス」とも呼ばれる。受動光デバイスは、光ファイバー通信中に受動光デバイスの機能を実現するプロセスにおいて、光から電気へのエネルギー変換を実行しないデバイスであり、光ファイバーコネクタ(optical fiber connector)、光方向性カプラ(optical directional coupler)、光アイソレータ(optical isolator)、光減衰器(optical attenuator)などのコンポーネントを含む。受動光デバイスは、PON 100のシステムにおいて、光ファイバー接続、光パワー割り当て、光信号減衰、光波長分割多重などのために使用され、高い戻り損失、低い挿入損失、高い信頼性、安定性、機械的摩耗耐性、耐食性、容易な操作などを特徴とする。受動光デバイスは、長距離通信、地域ネットワークおよび家庭へのファイバー、ビデオ伝送、光ファイバー感知などに広く使用される。受動光デバイスはPON 100のシステムの重要な部分であり、光ファイバー応用分野において欠かせない素子でもある。
OLT 101がODN 102を通じてONU 103に接続され、ONU 103によって送信された光信号を受信するとき、OLT 101は、すぐに光信号から有効な情報を得ることはできない。代わりに、OLT 101は、まず、信号等化技術を用いて光信号に対して信号等化処理を実行し、光信号を電気信号に変換し、該電気信号から有効な情報を得る必要がある。その前に、OLT 101は、等化器の等化器パラメータを決定する必要があり、受信された光信号に対して、等化器パラメータを使用して等化器を通じて信号等化器処理を実行して、処理された光信号を得て、処理された光信号を電気信号に変換して、該電気信号から有効な情報を得る。
いくつかの実現可能な実施形態では、OLT 101は、図1-3(これはOLTの正面図である)に示されるものであってもよい。OLT 101は、複数の基板を含んでいてもよい。複数の基板は、サービス基板、メイン制御基板、管理基板などを含む。OLT 101は、ダストフィルタ、ケーブルトレイ、ファンモジュールなどをさらに含んでいてもよい。これは、本明細書において限定されない。たとえば、基板はサービス基板である。1つの基板が基板スロット領域を有していてもよい。基板スロット領域は、複数のスロットを含んでいてもよく、各スロットは、挿入のために光モジュールに提供されてもよい。
本願の実施形態においては、上記の方法および効果を実現するために、OLT内の内部コンポーネントの情報交換プロセスが改善される。下記は、基板の内部アーキテクチャーを記述する。図1-4(これは、基板104の内部アーキテクチャーの概略図である)を参照すると、基板104は、媒体アクセス制御(media access control、MAC)チップ1041およびデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)1042を含んでいてもよい。
MACチップ1041は、MACプロトコルを用いることにより、ノードの、物理層へのアクセスを制御してもよいことに留意しておくべきである。本願の実施形態では、DSP 1042は、受信された光信号に対して光‐電気変換を実行してもよい。具体的には、DSP 1042は、デジタル信号処理技術を実装できるチップを通じて光‐電気変換を実装してもよい。具体的には、電気信号は送信端で光信号に変換され、光信号は受信端で電気信号に変換される。これは、本明細書において限定されない。
いくつかの実施可能な実施形態では、基板は、さらに、等化器および光モジュールを含んでいてもよい。DSPおよび等化器は光モジュール内に統合される;またはDSPはMACチップと統合される;または等化器はDSP内に統合され、DSPは光モジュール内に統合される。これは、本明細書において限定されない。
いくつかの実現可能な実施形態では、光モジュールは、基板内に統合されてもよく、または基板の外部デバイスとして使用されてもよい。これは、本明細書において限定されない。光モジュールが基板の外部デバイスとして使用される場合、光モジュールは、DSPおよび等化器を含む。光モジュールは、基板中に挿入され、挿入ポート内の複数のピンを通じて基板のMACチップと情報を交換し、基板によって提供される電力を受け取り、基板によって送信された電気信号を光信号に変換する、または受信した光信号を電気信号に変換して該電気信号を基板に送ることで、光‐電気変換を実現する。複数のピンは、2つのリセット・ピンおよび1つのRATE_SELピンを含む。
下記は、例を用いて説明する。図1-5(これは、基板のアーキテクチャーの別の実施形態の概略図である)に示されるように、DSP 1042が光モジュール105に統合され、MACチップ1041が基板104に位置し、光モジュール105が基板104の外部デバイスであり、基板104に挿入されている例を、説明のために使用する。
本願の実施形態では、光モジュール105は、等化器1043をさらに含む。等化器1043は、受信光信号に対して信号等化処理を実行するように構成される。等化器1043は、伝送チャネルの振幅/周波数特性および位相/周波数特性を補正するように構成されたコンポーネントである。いくつかの実現可能な実施形態では、等化器1043は、デジタル等化器1043またはアナログ等化器1043でありうる。これは、本明細書において限定されない。等化器1043は、DSP 1042に統合されてもよいし、あるいは独立したモジュールであってもよいことに留意しておくべきである。これは、本明細書において限定されない。
本願の実施形態において、光モジュール105は、少なくとも1つのTIAをさらに含む。光モジュール105が2つ以上のTIAを含む場合、光モジュール105は統合された光モジュール105である。図1-5に示されるように、光モジュール105は、10G PON TIA 1044-0および50G PON TIA 1044-1の2つのTIAを含む。10G PON TIA 1044-0は10Gb/sの上り/下りレートをもつ10G PONシステムに対応し、50G PON TIA 1044-1は50Gb/sの上り/下りレートをもつ50G PONシステムに対応する。この場合、光モジュール105は、10Gb/sまたは50Gb/sのレートをもつONUによって送信される光信号を受信し、処理することができる。
従来技術では、MACチップ1041は、2つのリセット・ピン(それぞれ、10G PON TIA 1044-0または50G PON TIA 1044-1にリセット信号を送信するために使用される)のうちの1つを通じて、対応するTIAにリセット信号を送り、それにより、対応するTIAは光信号を受信できる。本願の実施形態では、MACチップ1041とDSP 1042との間の情報交換は改善され、MACチップ1041は、2つのリセット・ピンを通じてDSP 1042にリセット信号を送信する必要はない。このようにして、2つのリセット・ピンは、別の目的のために空けられる。
たとえば、いくつかの実現可能な実施形態では、クロック・チップ1045が基板104内に構築されてもよく、2つの空けられたリセット・ピンを通じて2つの差動クロック信号をDSP 1042に送る。クロック信号は、クロック発生器によって生成され、固定クロック周波数を有し、通例、同期回路において、論理ユニットの状態をいつ更新するかを決定するために使用され、また、固定したサイクルを有し、実行とは無関係であり、よって、関連する諸電子コンポーネントが同期して動作できることを保証するために、タイマーの役割を果たすセマフォであることに留意しておくべきである。クロック発生器は、方形波出力を提供することができる発振器を通じてクロックを生成する。発振器回路は、常にフィードバック方式を用いて発振器を発振させ、対応するパラメータをフィードバックすることによって発振器が特定の周波数で動作できるようにする。本願の実施形態では、MACチップ1041およびDSP 1042が同期して動作することを保証するために、2つの差動クロック信号が、差動伝送モードで、前記2つのリセット・ピンを通じて伝送される。いくつかの実現可能な実施形態では、クロック・チップ1045は、代替的に、MACチップ1041内に統合されてもよい。これは、本明細書において限定されない。
従来技術では、異なるONUとあるOLTとの間の受動デバイスおよび距離のため、異なるONUによって送信される光信号のために要求される等化パラメータが異なる。したがって、従来技術では、OLTがONUによって送信された光信号を受信するたびに、OLTは、まず、通例は(0,0,…,0)であるプリセットされた初期等化パラメータを設定し、次いで、ONUによって送信された光信号を用いて、プリセットされた初期等化パラメータに対する収束を実行して、対応する基準等化パラメータを得て、受信された光信号に対して基準等化パラメータを用いて信号等化処理を実行し、処理された光信号を電気信号に変換して、そこからOLTが有効な情報を得ることができる電気信号を得る。しかしながら、プリセットされた初期等化パラメータに対して収束を実行して基準等化パラメータを得るためには、通例、ある時間期間を要する。これは、ONUがOLTからサービスを受けるプロセスにおいて、比較的長い遅延を引き起こす。
本願の実施形態においては、MACチップが、第1の情報をDSPに送信してもよい。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1のONU識別子に基づいて、関連する第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定することができる。再収束を実行する必要はない。これは時間を節約し、遅延を減らす。
よって、下記は、本願の実施形態における基板の各内部コンポーネントの情報交換プロセスを記述する。具体的には、異なる等化パラメータ設定に基づく2つの実施形態が記述のために使用されうる。
1. 等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。
図2-1を参照すると、本願のある実施形態は、さらに、以下のステップを含む情報処理方法を提供する。
201:光モジュールが、ONU登録ステージにおいて登録光信号を検出する。
本願のこの実施形態では、OLTが周期的に窓を開いて、ONU登録ステージに入る。ONU登録ステージでは、オンラインONUは一時的に光信号を送信せず、新たにオンラインになったONUが光信号を送信する。あるいはまた、光モジュールは、オンラインONUによって送信される光信号を一時的に受信せず、新たにオンラインになるONUによって送信される光信号をモニタリングする。本願のこの実施形態では、光信号はONUを登録するために使用されるので、光信号は登録光信号と呼ばれる。光モジュールが登録光信号を検出すると、TIAが登録光信号を受信するよう、DSPはリセット信号をTIAに送信する。
プログラマブル・チップ(たとえば、シングル・チップ・マイクロコンピュータ)、プログラマブル・コントローラ、またはマイクロコンピュータなどの電子デバイスの稼働中に、プログラムが異常に実行されたり、別のプログラムにジャンプしたりすることがありうることに留意しておくべきである。この場合、特定のハードウェア・インターフェースに信号が手動でまたは自動的に送信され、それにより、ソフトウェアの実行は特定のプログラム・セグメントの実行に復元される。このプロセスはリセット・プロセスである。このプロセスでは、特定のハードウェア・インターフェースに手動でまたは自動的に送信される信号がリセット信号である。
202:等化器は、ONU登録ステージにおいて収束を実行し、第1の基準等化パラメータを取得する。
本願のこの実施形態では、TIAが登録光信号を受信した後、DSPは登録光信号を電気信号に直接変換することはできない。その代わりに、DSPは、まず、登録光信号に対して信号等化処理を実行して、処理された登録光信号を得る必要があり、その後、処理された登録光信号を電気信号に変換することができる。光信号に対して信号等化処理を実行するためには、等化器の基準等化パラメータが決定される必要があることに留意しておくべきである。基準等化パラメータは、光信号に対して信号等化処理を実行するために使用される。
帯域幅制限されたチャネルでは、通信中、マルチパスの影響によるシンボル間干渉が伝送信号を歪め、受信中にビット誤りが発生する可能性があることに留意しておくべきである。シンボル間干渉は、モバイル無線通信チャネルにおける高速データ伝送の主な障害である。よって、受信端における等化器は、チャネルの特性とは反対の特性を生成することによって、チャネルの時間変化するマルチパス伝搬特性によって引き起こされるシンボル間干渉を相殺することができる。等化器によって実現される「等化」は、シンボル間干渉を扱う有効な手段である。モバイル・フェージング・チャネルのランダム性および時間変化する特性は、等化器がモバイル通信チャネルの時間変化する特性をリアルタイムで追跡できることを必要とし、かかる等化器は「適応等化器」とも呼ばれる。
本願のこの実施形態では、等化器は、信号等化技術を用いてONU登録ステージにおいて収束を実行して、第1の基準等化パラメータを得る。等化技術は、システム特性を補正および補償し、シンボル間干渉の影響を低減するために、デジタル通信システムに調整可能なフィルタを挿入するものであることに留意しておくべきである。等化器は、通例、フィルタによって実装され、フィルタは、歪んだパルスを補償するために使用される。判定装置によって得られる復調出力サンプルは、等化器によって補正された、またはシンボル間干渉が解消された後に得られるサンプルである。等化器は、実際の送信されたデジタル信号から直接、特定のアルゴリズムに基づいて利得を連続的に調整し、よって、チャネルのランダムな変化に適応し、最適な状態を維持し、より良好な歪み補償性能を有することができる。
等化器は通例、トレーニング・モードと追跡モードの2つの動作モードをもつ。トレーニング・モードが例として使用される。まず、送信器は既知の固定長のトレーニング・シーケンスを送信し、受信器における等化器が正しい設定を行なうことができるようにする。典型的なトレーニング・シーケンスは、バイナリ擬似ランダム信号またはあらかじめ指定されたデータ・ビット列であり、ユーザー・データはトレーニング・シーケンスが送信された直後に送信される。受信器における等化器は、再帰的アルゴリズムを通じてチャネル特性を評価し、チャネルを補償するようフィルタ係数を補正する。トレーニング・シーケンスが設計される際、等化器は、最悪のチャネル条件下でもトレーニング・シーケンスに基づいて正しいフィルタリング係数を得ることができる必要がある。このようにして、トレーニング・シーケンスが受信された後、等化器のフィルタリング係数は最適値に近い。データが受信されるときは、等化器の適応アルゴリズムは変化するチャネルを追跡することができ、適応等化器は適応等化器のフィルタリング特性を連続的に変化させる。
等化器によるパラメータの調整から収束の形成までのプロセス全体は、等化器アルゴリズム、構造、および通信変化レートの関数であることに留意しておくべきである。等化器は、シンボル間干渉を効果的に解消するために、周期的かつ反復的にトレーニングされる必要がある。デジタル通信システムでは、ユーザー・データはセグメントに分割され、データ・セグメントは対応する時間期間において送信される。新しいデータ・セグメントが受信されるたびに、等化器は、同じトレーニング・シーケンスを使用して、補正を実行する。等化器は、通例、受信器のベースバンド部分または中間周波数部分において実装され、ベースバンド包絡の複素表現が、帯域通過信号の波形を記述することができる。よって、チャネル応答、復調信号、および適応アルゴリズムは、通例、ベースバンド部分においてシミュレーションされ、実装されうる。
本願のこの実施形態では、光モジュール内の等化器は、登録光信号を使用することによって、プリセットされた初期等化パラメータに対して収束を実行して、第1の基準等化パラメータを得ることができる。第1の基準等化パラメータは、登録光信号に対して信号等化処理を実行するために使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、プリセットされた初期等化パラメータは、ランダム配列または固定配列、たとえば、すべて0である配列(0,0,0,…,0)に設定されうる。これは、本明細書において限定されない。
本願のこの実施形態において、初期等化配列が(C00,C01,C02,…,C0n)である場合、目標は、平均二乗誤差があるプリセット値より小さい配列を計算することである。1回の反復工程の後、配列(C10,C11,C12,…,C1n)が得られてもよく、配列の平均二乗誤差が計算される。平均二乗誤差がプリセット値より大きい場合、逐次反復は継続される。m回の反復工程の後、配列(Cm0,Cm1,Cm2,…,Cmn)が得られ、配列の平均二乗誤差が計算される。平均二乗誤差がプリセット値より大きい場合、逐次反復は継続される。p回の反復工程の後、配列(Cp0,Cp1,Cp2,…,Cpn)が得られ、配列の平均二乗誤差が計算される。平均二乗誤差がプリセット値より小さい場合、配列(Cp0,Cp1,Cp2,…,Cpn)が第1の基準等化パラメータとして使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、配列の平均二乗誤差が、1回のみの計算の後のプリセット値よりも小さいことは不十分である。配列の平均二乗誤差は、複数の連続する計算、たとえば、500回(これは、代替的に、1000または別の値であってもよく、本明細書では限定されない)の計算後にプリセット値よりも小さいことが要求される。500回の反復工程の間、平均二乗誤差がプリセット値より小さい場合、500回目の反復工程の後に得られた配列が、第1の基準等化パラメータとして使用されることが決定される。
203:登録電気信号をMACチップに送信する。
本願のこの実施形態では、等化器が収束を実行して第1の基準等化パラメータを得た後、DSPは、等化器から第1の基準等化パラメータを取得し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定し、登録光信号に対して信号等化処理を実行して、処理された登録光信号を得る。MACチップは、光信号を処理することはできず、電気信号のみを処理することができる。よって、DSPは、受信された登録光信号を電気信号に変換する必要がある。本願のこの実施形態では、処理された登録光信号を取得した後、DSPは、処理された登録光信号を、本明細書において登録電気信号と称される電気信号に変換し、該登録電気信号をMACチップに送信する。MACチップは、新たにオンラインとなるONUの登録電気信号、たとえばシリアル番号から有効な情報を得ることができ、MACチップは、該シリアル番号に基づいて、新たにオンラインとなるONUのための登録を完了することができる。
204:MACチップは、ONU登録ステージにおいて、新たにオンラインになったONUに第1のONU識別子を割り当て、該第1のONU識別子をDSPに送信する。
本願のこの実施形態では、ONU登録ステージにおいて、DSPによって送信された登録電気信号を受信した後、MACチップは、前記第1のONU識別子を得るために、新たにオンラインになったONUに識別子を割り当てることができる。いくつかの実現可能な実施形態では、第1のONU識別子は、8ビットの配列、たとえば110110111または10011110であってもよい。これは、本明細書において限定されない。第1のONU識別子を決定した後、MACチップは第1のONU識別子をDSPに送信し、DSPは第1のONU識別子を記憶する。いくつかの実現可能な実施形態では、基板は、レート選択RATE_SELピンをさらに含む。RATE_SELピンは、MACチップおよびDSPに接続される。RATE_SELピンは、レート情報をDSPに送信し、第1のONU識別子をDSPに送信するために、MACチップによって使用されてもよく、いくつかの実施可能な実施形態においては、さらに、他の情報を送信するために使用されてもよい。これは、本明細書において限定されない。MACチップは、その後、新たにオンラインになったONUと情報を交換して、新たにオンラインになったONUの登録を完了することに留意しておくべきである。本明細書には、詳細は記載しない。
205:DSPは、少なくとも第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応を含む、対応グループを記憶する。
本願のこの実施形態では、第1のONU識別子を受信した後、DSPは、ステップ202で得られた第1の基準等化パラメータを等化器から取得し、次いで、第1の基準等化パラメータ(たとえば、(Cp0,Cp1,Cp2,…,Cpn))と第1のONU識別子(たとえば、110110111)との間の対応を記憶してもよい。いくつかの実施可能な実施形態では、対応は、構成テーブルに格納されてもよい。
表1に示されるように、第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応が得られる。
Figure 0007239722000001
いくつかの実現可能な実施形態では、DSPは、さらに、本明細書において対応グループと呼ばれる複数の対応を記憶してもよい。対応グループは、少なくとも、第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応を含む。いくつかの実現可能な実施形態では、対応グループは、構成テーブルに格納されてもよい。
表2に示されるように、構成テーブルは、対応グループを格納し、対応グループは、ONU識別子と基準等化パラメータとの間の複数の対応を含む。
Figure 0007239722000002
いくつかの実現可能な実施形態では、基板が新たにオンラインになったONUを登録するにつれて、表2における対応グループにおける対応は、より完全になり、徐々に、OLTによってサービスされるすべてのONUをカバーするようになりうる。本明細書には、詳細は記載しない。
206:MACチップは、ONUオンライン・ステージにおいて第1の情報をDSPに送信する。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。
本願のこの実施形態では、OLTは、新たにオンラインになるONUを登録するために、定期的に「窓を開け」てもよい。OLTが「窓を閉じ」た後、ONUオンライン・ステージが開始される。ONUオンライン・ステージでは、MACチップはオンラインONUにサービスするように構成される。ステップ201~206に記載される新たにオンラインになるONUは、ONUオンライン・ステージにおいて、基板(MACチップ、光モジュール等を含むが、本明細書において限定されない)からサービスを受けるために、オンラインONUとして使用されてもよい。
ONU登録ステージでは、MACチップと新たにオンラインとなるONUとが、ONUオンライン・ステージにおいて光信号(以下、運用光信号と称される)を送信するための上り送信時間に合意してもよく、それにより、新たにオンラインとなるONUが、上り送信時間において運用光信号をOLTに送信することができることに留意しておくべきである。上り送信時間は、周期内のある時間期間(たとえば、毎分のうち1秒)、固定した時間期間(たとえば、2018年10月27日11:09:30に相当する1秒)、または時点(たとえば、2018年10月27日11:09:30)でありうることに留意しておくべきである。これは、本明細書において限定されない。本願のこの実施形態では、第1のONU識別子によって示されるONUのための上り送信時間は、第1の上り送信時間である。
ONUオンライン・ステージでは、MACチップは、第1の情報をDSPに送信してもよく、ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含み、それにより、第1のONU識別子によって示されるONUが運用光信号を送信するとき、DSPは、等化器の等化パラメータを、第1の基準等化パラメータに設定する。いくつかの実現可能な実施形態では、MACチップは、RATE_SELピンを通じて、第1の情報をDSPに送信してもよい。
いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、送信するための単一のフレームまたは複数のフレームで運ばれてもよい。単一のフレームが、記述のための例として使用される。第1の情報が単一のフレームで運ばれる場合、第1の情報は情報フィールドを含んでいてもよく、該情報フィールドが第1のONU識別子を含んでいてもよい。いくつかの実現可能な実施形態では、情報フィールドは、チェック・フィールドをさらに含んでいてもよい。チェック・ビットは、パリティ・ビット(parity bit)とも呼ばれ、所与のビット数をもつバイナリ数における1の数が奇数であるか偶数であるかを示すバイナリ数であり、最も単純な誤り検出符号である。本明細書には、詳細は記載しない。たとえば、情報フィールドは、第1のONU識別子とチェック・ビットの10ビット(チェック・ビットを含む)を含む情報であってもよく、第1のONU識別子は、表2に示されている110110111、101101110または110111011であってもよい。
いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、境界フィールド、開始フィールド、および終了フィールドをさらに含む。境界フィールドはDSPによって識別されるために使用される。境界フィールドを識別するとき、DSPは、境界フィールドが位置するフレームが第1の情報を運ぶと判断してもよく、そのフレームから第1のONU識別子を得てもよい。
本願のこの実施形態では、境界フィールドの内容は、あらかじめ合意されてもよい。図2-2(これは、時間シーケンス情報フレームの構成の概略図であり、tは1ビットの送信の継続時間である)に示されるように、境界フィールドは、たとえば010、110、101、111、または001の3ビットの情報であるか、または4ビット以上の情報であってもよい。これは、本明細書において限定されない。例として010を使用する。DSPは、信号010を連続的に探してもよく、010が見つかったとき、DSPは、010が境界フィールドであると判断し、該境界フィールドを含むフレームが第1の情報を担持すると判断する。この場合、DSPはフレームから第1のONU識別子を取得してもよい。いくつかの実現可能な実施形態では、境界フィールドは、代替的に、4ビットまたは別のビット数のフィールドであってもよい。これは、本明細書において限定されない。
いくつかの実現可能な実施形態では、開始フィールドは、情報フィールドが始まることを示すために使用され、終了フィールドは情報フィールドが終わることを示すために使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、開始フィールドは、4ビット(または本明細書において限定されない別のビット数)の情報、たとえば1111(または0000、これはここでは限定されない)である。終了フィールドは、4ビット(または本明細書において限定されない別のビット数)の情報、たとえば0000(または1111、これはここでは限定されない)である。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、代替的に複数のフレームを含んでいてもよい。該複数のフレームは、境界フィールド、開始フィールド、情報フィールド、および終了フィールドと同じ機能を有する。これは、本明細書において限定されない。
207:DSPは、第1のONU識別子に対応する第1の基準等化パラメータを求めて、対応グループを探索する。ここで、第1の基準等化パラメータは、第1のONU識別子に関連する。
本願のこの実施形態では、第1のONU識別子を受信した後、DSPは、(表2に示されるような)対応グループ内の対応する第1の基準等化パラメータを決定することができる。たとえば、取得された第1のONU識別子がシーケンス番号2に対応するONU識別子101101110である場合、DSPは対応する第1の基準等化パラメータが(Dp0,Dp1,Dp2,…,Dpn)であると決定してもよい。取得された第1のONU識別子がシーケンス番号Gに対応するONU識別子110111011である場合、DSPは、対応する第1の基準等化パラメータが(Bp0,Bp1,Bp2,…,Bpn)であると決定してもよい。
208:DSPは、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。
209:DSPは、第1の上り送信時間内に、ONUによって送信された運用光信号を受信する。
210:DSPは、第1の基準等化パラメータを使用して、運用光信号に対して信号等化処理を実行して、処理された運用光信号を得る。
本願のこの実施形態では、第1の情報を受信した後、DSPは、第1の情報内の第1のONU識別子に基づいて第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定することができる。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、2つの異なる態様で第1の上り送信時間を示すことができる。
第1の態様では、第1の情報を受信した後、DSPは、第1の情報内の第1のONU識別子に基づいて、第1の基準等化パラメータをすぐに決定する。この態様は、第1の上り送信時間の前にMACチップが第1の情報を送信し、DSPが第1のONU識別子と第1の上り送信時間との間の対応を記憶しないことに対応する。第1の情報を受信した後、DSPは、すぐに等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定する。それにより、光モジュールは、上り送信時間においてONUから運用光信号を受信し、第1の基準等化パラメータを用いて該運用光信号に対して信号等化処理を実行することができる。この態様では、第1の情報を受信した後、DSPは、第1の情報から第1のONU識別子を取得し、第1のONU識別子に基づいて第1の基準等化パラメータを決定し、リセット信号をTIAに送信してもよい。それにより、光モジュールはTIAを通じて、第1の上り送信時間内に運用光信号を受信する。
第2の態様では、第1の情報に含まれる情報フィールドは、少なくとも1つの時間シーケンス情報を含み、該少なくとも1つの時間シーケンス情報は、ONU識別子と上り送信時間との間の対応を含む。前記少なくとも1つの時間シーケンス情報は、第1の時間シーケンス情報を含み、該第1の時間シーケンス情報は、第1のONU識別子と第1の上り送信時間との間の対応を示すために使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の上り送信時間は、第1のONU識別子によって示されるONUが、その中で運用光信号をOLTに送信する時間である。第1の上り送信時間は、時点または時間期間でありうることに留意しておくべきである。これは、本明細書において限定されない。この態様では、第1の情報を受信した後、DSPは、第1のONU識別子に対応する第1の上り送信時間を取得し、第1の上り送信時間を含め、すぐに等化器の等化パラメータを設定するのではなく、第1の上り送信時間の前に、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定し、それにより、運用光信号が受信される。
いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、代替的に、別の態様において、上り送信時間を示すことができる。これは、本明細書において限定されない。
いくつかの実現可能な実施形態では、少なくとも2つのTIAがあり、それらのTIAは、50G受動光ネットワークPON TIAおよび10G PON TIAを含む。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報は、さらに、レート・フィールドを含む。レート・フィールドは、リセット信号を50G PON TIAに送るか10G PON TIAに送るかを示すために使用される。第1の情報を受信した後、DSPは、レート・フィールドを決定し、次いで、レート・フィールドに基づいて、第1の上り送信時間の前に、リセット信号を10G PON TIAに送るか、または50G PON TIAに送るかを決定して、正しいTIAが運用光信号を受信できるようにする。
レート・フィールドは、1ビットのみ、たとえば0または1を有していてもよいことに留意しておくべきである。たとえば、0はONUのレートが10Gb/sであることを示してもよく、1はONUのレートが50Gb/sであることを示してもよく、逆でもよい。これは、本明細書において限定されない。DSPが10G PON TIAをリセットするか、または50G PON TIAをリセットするかを決定できるように、レート・フィールドは、第1のONU識別子によって示されるONUのレート(たとえば、10Gb/sまたは50Gb/s)を示すために使用される。いくつかの実現可能な実施形態では、光モジュールが異なるレートのために複数のTIAを含む場合、レート・フィールドに関する情報のビット数が増やされてもよい。たとえば、光モジュールが異なるレートのための6つのTIAを含む場合、レート・フィールドは3ビットを有してもよい。これは、本明細書において限定されない。いくつかの実現可能な実施形態では、第1の情報を搬送するフレームにおいて、レート・フィールドは、境界フィールドと開始フィールドの間にあってもよく、または開始フィールドと情報フィールドの間にあってもよく、または情報フィールドと終了フィールドの間にあってもよい。これは、本明細書において限定されない。
従来技術では、MACチップは、2つのリセット(RESET)ピンを通じて、統合された光モジュールのDSPにリセット信号を送りうることに留意しておくべきである。2つのリセット・ピンのうち一方は10G PON TIAにリセット信号を送るために使用され、他方のリセット・ピンは50G PON TIAにリセット信号を送るために使用される。本願のこの実施形態では、DSPが対応するTIAにリセット信号を送ることができる。リセット信号は、2つのリセット・ピンを通じて送られる必要はない。レート・フィールドはRATE_SELピンを通じてDSPに送られ、DSPはレート・フィールドに基づいて正しいTIAにリセット信号を送ることができる。このようにして、もともとリセット信号を送信するために使用されていた2つのリセット・ピンが空けられる。したがって、本願のこの実施形態では、DSPは、2つのリセット・ピンを通じて、基板によって送信された2つの差動クロック信号を受信することができ、その結果、基板にピンを追加する必要がなく、基板は、外部クロック・チップに接続する必要がない。これは、OLT内の各コンポーネントの時間同期を実装する。
いくつかの実現可能な実施形態では、第1の基準等化パラメータを得た後、DSPは、第1の基準等化パラメータを用いることによって、運用光信号に対して信号等化処理を実行して、処理された運用光信号を得て、該処理された運用光信号を運用電気信号に変換し、運用電気信号をMACチップに送信する。
本願では、MACチップが第1の情報をDSPに送信してもよく、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1のONU識別子に基づいて、関連する第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定してもよい。再収束を実行する必要はない。これは時間を節約し、遅延を減らす。
図3は、以下のステップを含む情報処理方法を示す。
2. 等化器の等化パラメータを第2の等化パラメータに設定する。
301:光モジュールが、ONU登録ステージにおいて登録光信号を検出する。
302:等化器が、ONU登録ステージにおいて収束を実行し、第1の基準等化パラメータを得る。
303:登録電気信号をMACチップに送信する。
304:MACチップは、ONU登録ステージにおいて、新たにオンラインになったONUに第1のONU識別子を割り当て、該第1のONU識別子をDSPに送信する。
305:DSPは、少なくとも第1のONU識別子と第1の基準等化パラメータとの間の対応を含む、対応グループを記憶する。
306:MACチップは、ONUオンライン・ステージにおいて第1の情報をDSPに送信する。ここで、第1の情報は第1のONU識別子を含む。
307:DSPは、第1のONU識別子に対応する第1の基準等化パラメータを求めて対応グループを探索する。ここで、第1の基準等化パラメータは、第1のONU識別子に関連している。
ステップ301~307は、ステップ201~207と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
308:等化器はさらに、、第1の基準等化パラメータに対して収束を実行し、第2の基準等化パラメータを得る。
309:DSPは、等化器の等化パラメータを第2の基準等化パラメータに設定する。
310:DSPは、第1の上り送信時間内に、ONUによって送信された運用光信号を受信する。
311:DSPは、第1の基準等化パラメータを使用して、運用光信号に対して信号等化処理を実行して、処理された運用光信号を得る。
本願のこの実施形態では、ステップ309で等化器の等化パラメータを設定されるとき、第1の基準等化パラメータはONU登録ステージで収束を実行することにより等化器によって取得されるため、第1の基準等化パラメータは、ONU登録ステージでのネットワーク状態に適合する。よって、適切な等化パラメータが再計算されてもよい。本願のこの実施形態では、DSPが第1の基準等化パラメータを取得した後、等化器はさらに第1の基準等化パラメータに対して収束を実行して第2の基準等化パラメータを取得してもよい。DSPはさらに、等化器の等化パラメータを第2の基準等化パラメータに設定するように構成される。
適切な等化パラメータは、ネットワーク状態に関連しており、ネットワーク状態は、短い時間期間ではあまり変化しない可能性がある。よって、第1の基準等化パラメータは、第2の基準等化パラメータに非常に近い。プリセットされた初期等化パラメータに対して実行される収束と比較して、適切な等化パラメータは、第1の基準等化パラメータに対して実行される収束を通じて、より迅速に得られる。これは、収束効率を改善し、時間を節約する。
等化器が、運用光信号を用いて第1の基準等化パラメータに対して逐次反復的な収束を実行する場合、逐次反復的な収束後に得られる第1の基準等化パラメータが得られた後、構成テーブル内の対応グループ内のもとの第1の基準等化パラメータは、逐次反復的な収束後に得られた第1の基準等化パラメータによって置き換えられてもよく、逐次反復的な収束後に得られた第1の基準等化パラメータは、記憶のために、対応する第1のONU識別子とペアにされて、チャネルの時間変化する特性に適合するように構成テーブル内の対応グループをリアルタイムで更新することに留意しておくべきである。
本願では、MACチップが第1の情報をDSPに送信することができ、第1の情報は第1のONU識別子を含む。DSPは、第1のONU識別子に基づいて、関連する第1の基準等化パラメータを決定し、等化器の等化パラメータを第1の基準等化パラメータに設定してもよい。再収束を実行する必要はない。これは時間を節約し、遅延を減らす。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されうる。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータ・プログラム製品の形で実装されうる。
コンピュータ・プログラム製品は、一つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータ・プログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行されると、本発明の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターに、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバー、またはデジタル加入者線(DSL))または無線(たとえば、赤外線、電波、またはマイクロ波)方式で、送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または一つまたは複数の使用可能な媒体を統合するサーバーまたはデータセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、固体ドライブSolid State Disk(SSD))などである。

Claims (24)

  1. 媒体アクセス制御MACチップ、デジタル信号プロセッサDSP、および等化器を有する基板であって、
    前記MACチップは、ONUオンライン・ステージにおいて前記DSPに第1の情報を送信するよう構成されており、前記第1の情報は第1のONU識別子を含み;
    前記DSPは前記第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定するよう構成されており、前記第1の基準等化パラメータは前記第1のONU識別子に関連し;
    前記DSPは、前記等化器の等化パラメータを前記第1の基準等化パラメータに設定するようさらに構成されており
    前記等化器が、前記第1の基準等化パラメータを得るためにONU登録ステージにおいて収束を実行するようさらに構成されており;
    前記MACチップが、ONU登録ステージにおいて、新たにオンラインになるONUに対して前記第1のONU識別子を割り当て、該第1のONU識別子を前記DSPに送信するようさらに構成されており;
    前記DSPが、前記第1のONU識別子と前記第1の基準等化パラメータとの間の対応を記憶する、
    基板。
  2. 前記第1の情報は情報フィールドを含み、該情報フィールドが前記第1のONU識別子を含む、請求項1に記載の基板。
  3. 前記DSPは具体的には、前記第1の情報を受信した後、前記第1のONU識別子に対応する上り光信号が到着する前に、前記等化器の前記等化パラメータを前記第1の基準等化パラメータに設定するように構成される、請求項2に記載の基板。
  4. 前記第1の情報は情報フィールドを含み、該情報フィールドは、少なくとも1つの時間シーケンス情報を含み、前記少なくとも1つの時間シーケンス情報は、第1の時間シーケンス情報を含み、該第1の時間シーケンス情報は、前記第1のONU識別子と第1の上り送信時間との間の対応を示すために使用される、請求項1に記載の基板。
  5. 前記DSPは、具体的には、前記第1のONU識別子に対応する前記第1の基準等化パラメータを決定し、前記第1の上り送信時間の前に、前記等化器の前記等化パラメータを前記第1の基準等化パラメータに設定するように構成される、請求項4に記載の基板。
  6. 前記第1の情報は、境界フィールド、開始フィールド、および終了フィールドをさらに含む、請求項2ないし5のうちいずれか一項に記載の基板。
  7. レート選択RATE_SELピンをさらに有しており、
    前記MACチップが、ONUオンライン・ステージにおいて前記DSPに第1の情報を送信することは:
    前記MACチップによって、ONUオンライン・ステージにおいて前記RATE_SELピンを通じて、前記第1の情報を前記DSPに送信することを含む、
    請求項1ないし6のうちいずれか一項に記載の基板。
  8. 当該基板は、トランスインピーダンス増幅器TIAをさらに有しており、前記DSPは前記TIAに接続され、前記DSPは、前記TIAにリセット信号を送信するようにさらに構成される、請求項1ないし7のうちいずれか一項に記載の基板。
  9. 少なくとも2つのTIAがあり、該TIAは、50G受動光ネットワークPON TIAおよび10G PON TIAを含む、請求項8に記載の基板。
  10. 前記第1の情報がさらにレート・フィールドを含み、該レート・フィールドは、前記リセット信号を前記50G PON TIAに送るか前記10G PON TIAに送るかを示すために使用される、請求項9に記載の基板。
  11. 2つのリセット・ピンをさらに有しており、前記MACチップは、前記2つのリセット・ピンを通じて2つの差動クロック信号を前記DSPに送信するようにさらに構成される、
    請求項10に記載の基板。
  12. 前記DSPは、さらに、対応グループを記憶するように構成され、該対応グループは、少なくとも、前記第1のONU識別子と前記第1の基準等化パラメータとの間の対応を含み、
    前記DSPが前記第1の基準等化パラメータを決定することは:前記DSPによって、前記第1のONU識別子に対応する前記第1の基準等化パラメータを求めて前記対応グループを探索することを含む、
    請求項1ないし11のうちいずれか一項に記載の基板。
  13. 前記等化器が、前記DSPが前記等化器の前記等化パラメータを前記第1の基準等化パラメータに設定した後、前記第1の基準等化パラメータに対して収束を実行して第2の基準等化パラメータを得るように構成され;
    前記DSPはさらに、前記等化器の前記等化パラメータを前記第2の基準等化パラメータに設定するように構成される、
    請求項1ないし12のうちいずれか一項に記載の基板。
  14. 当該基板は、さらに、光モジュールを有しており、前記DSPおよび前記等化器は該光モジュール内に統合される;または前記DSPは前記MACチップと統合される;または前記等化器は前記DSP内に統合され、前記DSPは前記光モジュール内に統合される、請求項1ないし13のうちいずれか一項に記載の基板。
  15. DSPを有する光モジュールであって、前記DSPは、請求項1ないし14に記載の前記DSPの機能を実行するように構成される、光モジュール。
  16. 請求項15に記載の光モジュールであって、当該光モジュールはさらに等化器を有し、該等化器は、請求項1ないし14に記載の前記等化器の機能を実行するように構成される、光モジュール。
  17. MACチップであって、当該MACチップは、請求項1ないし14に記載の前記MACチップの機能を実行するように構成される、MACチップ。
  18. DSPであって、当該DSPは、請求項1ないし14に記載の前記DSPの機能を実行するように構成される、DSP。
  19. 光回線終端装置OLTであって、当該OLTは、請求項1ないし14に記載の基板を有する、OLT。
  20. 情報処理方法であって:
    MACチップによって、ONUオンライン・ステージにおいてDSPに第1の情報を送信する段階であって、前記第1の情報は第1のONU識別子を含む、段階と;
    前記DSPによって、前記第1の情報を受信し、第1の基準等化パラメータを決定する段階であって、前記第1の基準等化パラメータは前記第1のONU識別子に関連する、段階と;
    前記DSPによって、等化器の等化パラメータを前記第1の基準等化パラメータに設定する段階とを含
    前記DSPが前記等化器から前記第1の基準等化パラメータを取得し、前記第1の基準等化パラメータは、前記等化器によって、ONU登録ステージにおいて収束を実行することによって得られ;
    前記MACチップが、前記第1のONU識別子を前記DSPに送信し、前記第1のONU識別子は、ONU登録ステージにおいて、前記MACチップによって新たにオンラインになるONUに対して割り当てられる識別子であり;
    前記DSPが、前記第1のONU識別子と前記第1の基準等化パラメータとの間の対応を記憶する、
    方法。
  21. 前記第1の情報は情報フィールドを含み、該情報フィールドが前記第1のONU識別子を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記DSPは具体的には、前記第1の情報を受信した後、前記第1のONU識別子に対応する上り光信号が到着する前に、前記等化器の前記等化パラメータを前記第1の基準等化パラメータに設定するように構成される、請求項21に記載の方法。
  23. 前記DSPによって、対応グループを記憶する段階をさらに含み、該対応グループは、少なくとも、前記第1のONU識別子と前記第1の基準等化パラメータとの間の対応を含み、
    前記DSPによって第1の基準等化パラメータを決定することは:
    前記DSPによって、前記第1のONU識別子に対応する前記第1の基準等化パラメータを求めて前記対応グループを探索することを含む、
    請求項20ないし22のうちいずれか一項に記載の方法。
  24. 命令を有するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、該命令がコンピュータで実行されたときに、該コンピュータが請求項20ないし23のうちいずれか一項に記載の方法を実行できるようにされる、記憶媒体。
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