JP7238441B2 - 動画像符号化装置、動画像符号化方法及び動画像符号化プログラム - Google Patents
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Description
時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行う先行符号化部と、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出する算出部と、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する補正部とを有する。
<動画像符号化装置の適用例>
はじめに、第1の実施形態に係る動画像符号化装置の適用例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る動画像符号化装置の適用例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る動画像符号化装置120は、例えば、映像表示システム100に適用され、撮像装置110により生成された8K・120Hzの動画像をリアルタイムに符号化し、ビットストリームを動画像復号装置130に伝送する。動画像復号装置130では、動画像符号化装置120より伝送されたビットストリームを復号し、映像表示装置140に出力する。これにより、映像表示装置140では、8K・120Hzの映像を表示することができる。
次に、動画像符号化装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る動画像符号化装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2(a)に示すように、動画像符号化装置120は、制御装置210、信号変換装置220、符号化装置230、再構成装置240を有する。
次に、動画像符号化装置120の機能の詳細について説明する。ただし、以下では、まず、比較例の動画像符号化装置の機能について説明し、比較例の動画像符号化装置を用いた場合の問題点について説明する(下記(1))。その後、当該問題点を解決するための機能を中心に、第1の実施形態に係る動画像符号化装置120の詳細について説明する(下記(2))。
(1-1)比較例の動画像符号化装置の機能構成
はじめに、比較例の動画像符号化装置の機能構成について説明する。図3は、比較例の動画像符号化装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、比較例の動画像符号化装置300は、受信部301、時空間分割部302、ダウンコンバータ303、先行符号化部304、レートコントローラ305、8K120Hzエンコーダ306、ストリーム結合部307を有する。なお、各機能ブロックを囲む点線は、各機能ブロックが実現されるハードウェア(図2参照)を示している。
次に、8K60Hzエンコーダ306_1~306_3それぞれに含まれる、4K60Hzエンコーダが符号化処理する際の、SOP内の各フレームの関係について説明する。図4は、符号化処理時のSOP内の各フレームの関係を説明するための図である。図4において、横軸は、1SOPに含まれる各フレーム(8フレーム)の表示順序を表しており、縦軸は、各フレームの階層を識別するTID(Temporal ID)を示している(上にいくほど階層が深く、下にいくほど階層が浅いことを示している)。また、“I”はI(Intra)ピクチャ、“P”はP(Predictive)ピクチャ、“B”はBピクチャをそれぞれ表す。
・1つ前のSOPに含まれる、表示順序が7番目のフレーム(“I/P/B0”の文字を含む矩形で表されるフレーム)、
・同一SOPに含まれる、表示順序が7番目のフレーム(“I/P/B0”の文字を含む矩形で表されるフレーム)、
のいずれか一方または両方を参照することを示している。
次に、伝送バッファ位置(残量)について説明する。図5は、伝送バッファ位置を説明するための図である。図5において、横軸は、1SOPに含まれる各フレームの符号化順序を示しており、縦軸は、伝送バッファの位置(残量)を示している。
しかしながら、各フレームの目標符号量と各フレームの発生符号量D(n)とは必ずしも一致せず、仮の伝送バッファ位置と実際の伝送バッファ位置との間には、誤差が発生する。このため、比較例の動画像符号化装置300では、上述したように発生符号量をフィードバックし、実際の伝送バッファ位置を算出することで誤差の累積を抑えている。
次に、比較例の動画像符号化装置300におけるフィードバック制御の問題点について説明する。図7は、比較例の動画像符号化装置による符号化処理における、各フレームの仮の伝送バッファ位置及び実際の伝送バッファ位置を示す図である。
・各フレームの発生符号量が、各フレームの目標符号量と一致せず、かつ、
・各フレームの発生符号量が伝送バッファの回復量よりも大きい状態または小さい状態、
が続くと、アンダフローまたはオーバフローが発生することになる。
比較例の動画像符号化装置300における上記問題を解決すべく、第1の実施形態に係る動画像符号化装置120では、各SOPの終端で仮の伝送バッファ位置と実際の伝送バッファ位置とが一致するように制御する。
・スライス単位の仮の伝送バッファ位置、
・スライス単位の実際の伝送バッファ位置、
・スライス単位の誤差、
を算出する。以下、第1の実施形態に係る動画像符号化装置の機能の詳細について説明する。
はじめに、第1の実施形態に係る動画像符号化装置120の機能構成について説明する。図10は、第1の実施形態に係る動画像符号化装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示した比較例の動画像符号化装置300の機能構成とは、制御装置210の機能構成において相違する。
・1SOPの各フレームの各スライスの目標符号量、
・1SOPの各フレームの仮の伝送バッファ位置、
を取得する。
次に、第1の実施形態に係る動画像符号化装置120の機能構成の詳細について説明する。図11は、第1の実施形態に係る動画像符号化装置の機能構成の詳細を示す図である。ただし、図11では、説明の簡略化のため、レートコントローラ1000、個別制御部1010_1、8K60Hzエンコーダ306_1に含まれる4つの4K60Hzエンコーダのうち、スライス[0]を符号化処理する4K60Hzエンコーダのみを示している。
・1SOPの各フレームの各スライスの目標符号量と、
・1SOPの各フレームの仮の伝送バッファ位置と、
を読み出し、1SOPの各フレームのスライス[0]の仮の伝送バッファ位置を算出する。なお、“1SOPの各フレームの各スライスの仮の伝送バッファ位置の算出方法”は、下記(2-3)において後述する。
・処理対象のフレームのスライス[0]について符号化処理を開始する前の時点での仮の伝送バッファ位置と、
・処理対象のフレームのスライス[0]について符号化処理を開始する前の時点での実際の伝送バッファ位置と、
に基づいて、スライス[0]の誤差を算出する。なお、“誤差の算出方法”は、下記(2-4)において後述する。
次に、1SOPに含まれる各フレームの各スライスの仮の伝送バッファ位置の算出方法について説明する。図12は、各スライスの仮の伝送バッファ位置の算出方法を説明するための図である。
・1SOPの各フレームの各スライスの目標符号量、
・1SOPの各フレームの仮の伝送バッファ位置、
を読み出す。目標符号量再計算部1103では、図12に示すように、各フレームにおいて、読み出した各スライスの目標符号量の比率に基づいて、読み出した各フレームの仮の伝送バッファ位置から、各フレームの各スライスの仮の伝送バッファ位置を算出する。具体的には、下式に基づいて、各フレームの各スライスの仮の伝送バッファ位置を算出する。
次に、目標符号量再計算部1103による、スライス単位の実際の伝送バッファ位置の算出方法及びスライス単位の誤差の算出方法について説明する。
・符号化順序が0番目のフレームのスライス[0]について符号化処理が行われ、
・符号化順序が1番目のフレームのスライス[0]について符号化処理が開始される前、
の様子を示している。
SliceError[1]=EstSliceCpbBoc[1]-SliceCpbBoc[1]
として算出する。
次に、目標符号量再計算部1103によるスライス単位の目標符号量の補正方法について説明する。上述したとおり、目標符号量再計算部1103では、スライス単位の誤差を解消するために、各フレームの各スライスについて符号化処理が行われるごとに、まだ符号化処理が行われていない残りのフレームの各スライスの目標符号量を補正する。なお、目標符号量再計算部1103による、各スライスの目標符号量の補正方法として、ここでは2通りの補正方法について説明する。
次に、目標符号量再計算部1103による、スライス単位の目標符号量の第2の補正方法による補正処理の具体例について説明する。図15は、スライス単位の目標符号量の第2の補正方法による補正処理の具体例を示す第1の図である。このうち、図15(a)は、m=3の場合の目標符号量の補正処理の具体例を示している。
SliceTarget[4]-SliceError[3]×(SliceTarget[4]/(SliceTarget[5]~[7]の和))
により算出される。
次に、第1の実施形態に係る動画像符号化装置120による符号化処理全体の流れについて説明する。図16は、第1の実施形態に係る動画像符号化装置による符号化処理の流れを示すフローチャートである。
上記第1の実施形態では、フレーム単位の仮の伝送バッファ位置から、スライス単位の仮の伝送バッファ位置を算出するにあたり、フレーム内の各スライスの目標符号量の比率を用いるものとして説明した。しかしながら、1SOP内において符号化処理が進むにつれて、各スライスの目標符号量は、順次、補正されていく。そこで、第2の実施形態では、各スライスの仮の伝送バッファ位置を算出するにあたり、フレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率を用いる。
はじめに、各スライスの仮の伝送バッファ位置の算出方法について説明する。上記第1の実施形態で説明したように、各フレームの各スライスについて符号化処理が行われるごとに、目標符号量再計算部1103では、スライス単位の誤差を算出する。そして、目標符号量再計算部1103では、SOP内においてまだ符号化処理が行われていない各フレームの各スライスの目標符号量を補正する。
・1SOPの各フレームの各スライスの目標符号量、
・1SOPの各フレームの仮の伝送バッファ位置、
を読み出し、フレーム内の各スライスの目標符号量の比率に基づいて各スライスの仮の伝送バッファ位置を算出する。
次に、スライス単位のバッファ回復量の算出方法について説明する。上記第1の実施形態で説明したように、1フレームの各スライスについて符号化処理が行われるごとに、目標符号量再計算部1103では、スライス単位の誤差を算出する。そして、目標符号量再計算部1103では、SOP内においてまだ符号化処理が行われていない各フレームの各スライスの目標符号量を補正する。
次に、スライス[0]の仮の伝送バッファ位置の具体例及びスライス[0]の実際の伝送バッファ位置の具体例について説明する。図17は、スライス[0]の仮の伝送バッファ位置の具体例及びスライス[0]の実際の伝送バッファ位置の具体例を示す図である。
・スライス[0]の仮の伝送バッファ位置(EstSliceCpbBoc[1])を算出するにあたり、符号化順序が0番目のフレーム内の各スライスの目標符号量の比率を用いる。
・スライス[0]の実際の伝送バッファ位置(SliceCpbBoc[1])を算出するにあたり、符号化順序が0番目のフレーム内の各スライスの目標符号量の比率に基づく、バッファ回復量(R/P)slice[0]を用いる。
・スライス[0]の仮の伝送バッファ位置(EstSliceCpbBoc[2])を算出するにあたり、符号化順序が1番目のフレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率を用いる。
・スライス[0]の実際の伝送バッファ位置(SliceCpbBoc[2])を算出するにあたり、符号化順序が1番目のフレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率に基づく、バッファ回復量(R/P)slice[1]を用いる。
次に、第2の実施形態に係る動画像符号化装置120による符号化処理全体の流れについて説明する。図18は、第2の実施形態に係る動画像符号化装置による符号化処理の流れを示すフローチャートである。図16を用いて説明した符号化処理との相違点は、ステップS1801とステップS1802である。
上記第1及び第2の実施形態では、目標符号量の補正を、SOP内において符号化処理が行われていない残りの全てのフレームの各スライスについて行うものとして説明した。一方で、上述したように、SOP内の各フレームは、階層ごとに発生符号量が異なる。
はじめに、第3の実施形態に係る動画像符号化装置120の機能構成の詳細について説明する。図19は、第3の実施形態に係る動画像符号化装置の機能構成の詳細を示す図である。図10と同様、図19では、レートコントローラ1000、個別制御部1010_1、8K60Hzエンコーダ306_1に含まれる4つの4K60Hzエンコーダのうち、スライス[0]を符号化処理する4K60Hzエンコーダのみを示している。
次に、第3の実施形態に係る動画像符号化装置120による符号化処理の流れについて説明する。図20は、第3の実施形態に係る動画像符号化装置による符号化処理の流れを示すフローチャートである。図16を用いて説明した符号化処理との相違点は、ステップS2001とステップS2002である。
上記第1の実施形態では、SOP内においてまだ符号化処理が行われていない残りのフレームのスライス単位の目標符号量を補正するにあたり、残りのフレームの対応するスライス同士の目標符号量の比率に応じて誤差を分配するものとして説明した。
上記第1乃至第4の実施形態では、8K60Hzエンコーダ306_1~306_3が、それぞれ、4つの4K60Hzエンコーダを有するものとして説明した。また、上記第1乃至第4の実施形態では、4つの4K60Hzエンコーダが、それぞれ、8K・120Hzの動画像の1SOP分の各フレームの1スライス分を符号化処理するものとして説明した。
(付記1)
時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行う先行符号化部と、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出する算出部と、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する補正部と
を有する動画像符号化装置。
(付記2)
前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量の比率に基づいて、前記誤差を、各処理単位の目標符号量に分配することで、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、付記1に記載の動画像符号化装置。
(付記3)
前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量の比率と、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の階層とに基づいて、前記誤差を、各処理単位の目標符号量に分配することで、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、付記1に記載の動画像符号化装置。
(付記4)
前記処理単位は、前記SOP単位の動画像に含まれるフレームである、付記1乃至3のいずれかの付記に記載の動画像符号化装置。
(付記5)
前記処理単位は、前記SOP単位の動画像に含まれる各フレームを、空間方向に分割したスライスである、付記1乃至3のいずれかの付記に記載の動画像符号化装置。
(付記6)
前記先行符号化部は、前記時間方向及び前記空間方向に分割された動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行うことで、前記SOP単位の動画像に含まれる各フレームの各スライスの符号化難易度を推定し、
前記算出部は、推定された各フレームの各スライスの符号化難易度に基づいて、各フレームの目標符号量を算出し、算出した各フレームの目標符号量に基づいて各フレームの仮のバッファ位置を算出する、付記5に記載の動画像符号化装置。
(付記7)
前記算出部は、推定された各フレームの各スライスの符号化難易度に基づいて、各フレームの各スライスの目標符号量を算出し、
前記補正部は、前記算出部により算出された各フレームの仮のバッファ位置と、フレーム内の各スライスの目標符号量の比率とに基づいて、各スライスの仮のバッファ位置を算出する、付記6に記載の動画像符号化装置。
(付記8)
前記補正部は、各スライスについて符号化処理が行われるごとに取得した各スライスの発生符号量と、各スライスのバッファ回復量とに基づいて、各スライスの実際のバッファ位置を算出する、付記7に記載の動画像符号化装置。
(付記9)
前記補正部は、算出した各スライスの仮のバッファ位置と、算出した各スライスの実際のバッファ位置とに基づいて、各スライスの誤差を算出する、付記8に記載の動画像符号化装置。
(付記10)
前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライス同士の目標符号量の比率に基づいて、対応するスライスの誤差を分配することで、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライスの目標符号量を補正する、付記9に記載の動画像符号化装置。
(付記11)
前記補正部は、前記算出部により算出された各フレームの仮のバッファ位置と、フレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率とに基づいて、各スライスの仮のバッファ位置を算出する、付記10に記載の動画像符号化装置。
(付記12)
前記補正部は、前記各スライスのバッファ回復量を、フレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率に基づいて算出する、付記10に記載の動画像符号化装置。
(付記13)
前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各フレームのうち、所定の符号化順序のフレームについて、対応するスライス同士の目標符号量の比率に基づいて、対応するスライスの誤差を分配することで、該所定の符号化順序のフレームについて、対応するスライスの目標符号量を補正する、付記9に記載の動画像符号化装置。
(付記14)
前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライス同士の目標符号量の比率に基づいて、対応するスライスの誤差を分配する際、参照フレームであるか否かに応じて異なる補正係数を乗算して分配することで、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライスの目標符号量を補正する、付記9に記載の動画像符号化装置。
(付記15)
時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行い、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出し、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、
処理をコンピュータが実行する動画像符号化方法。
(付記16)
時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行い、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出し、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、
処理をコンピュータに実行させるための動画像符号化プログラム。
210 :制御装置
220 :信号変換装置
230 :符号化装置
240 :再構成装置
301 :受信部
302 :時空間分割部
303 :ダウンコンバータ
304 :先行符号化部
305 :レートコントローラ
306 :8K120Hzエンコーダ
306_1~306_3 :8K60Hzエンコーダ
307 :ストリーム結合部
1001_1~1001_3 :個別制御部
1101 :目標符号量保存部
1102 :発生符号量保存部
1103 :目標符号量再計算部
1901 :階層情報取得部
Claims (16)
- 時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行う先行符号化部と、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出する算出部と、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する補正部と
を有する動画像符号化装置。 - 前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量の比率に基づいて、前記誤差を、各処理単位の目標符号量に分配することで、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、請求項1に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量の比率と、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の階層とに基づいて、前記誤差を、各処理単位の目標符号量に分配することで、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、請求項1に記載の動画像符号化装置。
- 前記処理単位は、前記SOP単位の動画像に含まれるフレームである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動画像符号化装置。
- 前記処理単位は、前記SOP単位の動画像に含まれる各フレームを、空間方向に分割したスライスである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動画像符号化装置。
- 前記先行符号化部は、前記時間方向及び前記空間方向に分割された動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行うことで、前記SOP単位の動画像に含まれる各フレームの各スライスの符号化難易度を推定し、
前記算出部は、推定された各フレームの各スライスの符号化難易度に基づいて、各フレームの目標符号量を算出し、算出した各フレームの目標符号量に基づいて各フレームの仮のバッファ位置を算出する、請求項5に記載の動画像符号化装置。 - 前記算出部は、推定された各フレームの各スライスの符号化難易度に基づいて、各フレームの各スライスの目標符号量を算出し、
前記補正部は、前記算出部により算出された各フレームの仮のバッファ位置と、フレーム内の各スライスの目標符号量の比率とに基づいて、各スライスの仮のバッファ位置を算出する、請求項6に記載の動画像符号化装置。 - 前記補正部は、各スライスについて符号化処理が行われるごとに取得した各スライスの発生符号量と、各スライスのバッファ回復量とに基づいて、各スライスの実際のバッファ位置を算出する、請求項7に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、算出した各スライスの仮のバッファ位置と、算出した各スライスの実際のバッファ位置とに基づいて、各スライスの誤差を算出する、請求項8に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライス同士の目標符号量の比率に基づいて、対応するスライスの誤差を分配することで、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライスの目標符号量を補正する、請求項9に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、前記算出部により算出された各フレームの仮のバッファ位置と、フレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率とに基づいて、各スライスの仮のバッファ位置を算出する、請求項10に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、前記各スライスのバッファ回復量を、フレーム内の補正後の各スライスの目標符号量の比率に基づいて算出する、請求項10に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各フレームのうち、所定の符号化順序のフレームについて、対応するスライス同士の目標符号量の比率に基づいて、対応するスライスの誤差を分配することで、該所定の符号化順序のフレームについて、対応するスライスの目標符号量を補正する、請求項9に記載の動画像符号化装置。
- 前記補正部は、前記SOP単位の動画像において、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライス同士の目標符号量の比率に基づいて、対応するスライスの誤差を分配する際、参照フレームであるか否かに応じて異なる補正係数を乗算して分配することで、まだ符号化処理が行われていない各フレームについて、対応するスライスの目標符号量を補正する、請求項9に記載の動画像符号化装置。
- 時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行い、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出し、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、
処理をコンピュータが実行する動画像符号化方法。 - 時間方向に分割されたSOP単位の動画像をダウンコンバートし、先行して符号化処理を行い、
前記先行して符号化処理を行った結果に基づいて、前記SOP単位の動画像に含まれる各処理単位の目標符号量を算出し、算出した目標符号量に基づいて各処理単位について符号化処理が行われた場合の仮のバッファ位置を算出し、
前記SOP単位の動画像において、各処理単位について符号化処理が行われるごとに、実際の伝送バッファの位置と仮のバッファ位置との誤差を算出し、まだ符号化処理が行われていない各処理単位の目標符号量を補正する、
処理をコンピュータに実行させるための動画像符号化プログラム。
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