JP7238433B2 - 情報処理装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、情報処理装置の起動方法として、ハイバネーションが利用されている(例えば、下記特許文献1参照)。ハイバネーションとは、シャットダウン時に、揮発性メモリ(RAM(Random Access Memory)等)内にあるOS(Operating Syastem)やアプリケーションの状態を表す各種情報(例えば、設定情報等)のイメージデータ(以下、「ハイバネーションイメージ」と示す)を、不揮発性メモリ(ROM(Read Only Memory)等)に保存することで、次に情報処理装置を起動したときに、ハイバネーションイメージを用いて、OSやアプリケーションの状態を直ちに復元することが可能な方法である。
しかしながら、従来の技術では、ハイバネーションイメージを取得する際に、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションが起動されていない場合、当該アプリケーションのハイバネーションイメージが取得されないため、ハイバネーション起動後に、当該アプリケーションを直ちに利用することができない。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、ハイバネーション起動後にユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを直ちに利用できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、ハイバネーションを行うことが可能な情報処理装置であって、アプリケーションの起動に関する起動履歴情報を記憶する起動履歴情報記憶部と、起動履歴情報に基づいて、複数のアプリケーションの中から選択された、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを、情報処理装置がシャットダウンする前に起動するアプリ起動部と、情報処理装置がシャットダウンする前に、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションが起動された状態で、ハイバネーションのためのハイバネーションイメージを取得するハイバネーションイメージ取得部とを備える。
本発明によれば、ハイバネーション起動後にユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを直ちに利用することができる。
本発明の一実施形態に係るMFPのハードウェア構成図 本発明の一実施形態に係るMFPの機能構成を示す図 本発明の一実施形態に係るMFPによるアプリ起動時処理のシーケンス図 本発明の一実施形態に係るMFPにおいて起動履歴情報記憶部が記憶する起動履歴情報の一例を示す図 本発明の一実施形態に係るシャットダウン処理部によるシャットダウン時処理の手順を示すフローチャート 本発明の一実施形態に係るMFPにおいて用いられる候補リストの一例を示す図 本発明の一実施形態に係るMFPにおいて用いられる設定画面の一例を示す図 本発明の一実施形態に係るMFPにおいて用いられる設定画面の他の一例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(MFP100のハードウェア構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るMFP100のハードウェア構成図である。図1に示されているように、MFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer)100(「情報処理装置」の一例)は、コントローラ110、近距離通信回路120、エンジン制御部130、操作パネル140、およびネットワークI/F150を備えている。
これらのうち、コントローラ110は、コンピュータの主要部であるCPU101、システムメモリ(MEM-P)102、ノースブリッジ(NB)103、サウスブリッジ(SB)104、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)106、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)107、HDDコントローラ108、及び、記憶部であるHD109を有し、NB103とASIC106との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス121で接続した構成となっている。ただし、コントローラ110の構成はこれに限定されない。例えば、CPU101、NB103、SB104などの2以上の構成要素をSoC(System on Chip)によって実現してもよい。この場合、SoCとASIC106との間をPCI-express(登録商標) バスで接続してもよい。
これらのうち、CPU101は、MFP100の全体制御を行う制御部である。NB103は、CPU101と、MEM-P102、SB104、及びAGPバス121とを接続するためのブリッジであり、MEM-P102に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P102は、コントローラ110の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM102a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM102bとからなる。なお、RAM102bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB104は、NB103とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC106は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス121、PCIバス122、HDDコントローラ108およびMEM-C107をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC106は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC106の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C107を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部131及びプリンタ部132との間でPCIバス122を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC106には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C107は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD109は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD109は、CPU101の制御にしたがってHD109に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス121は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P102に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路120には、近距離通信回路120aが備わっている。近距離通信回路120は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部130は、スキャナ部131及びプリンタ部132によって構成されている。また、操作パネル140は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部140a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル140bを備えている。コントローラ110は、MFP100全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル140からの入力等を制御する。スキャナ部131又はプリンタ部132には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、MFP100は、操作パネル140のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F150は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路120及びネットワークI/F150は、PCIバス122を介して、ASIC106に電気的に接続されている。
(MFP100の機能構成)
図2は、本発明の一実施形態に係るMFP100の機能構成を示す図である。なお、ここでは、MFP100が有する機能のうち、一般的な機能については図示および説明を省略し、ハイバネーション起動後にユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを早期利用可能にするための機能について図示および説明する。
図2に示すように、MFP100は、シャットダウン処理部210、ハイバネーションマネージャ220、および複数のアプリケーション230を備える。
<シャットダウン処理部210>
シャットダウン処理部210は、MFP100のシャットダウン処理を制御する。シャットダウン処理部210は、候補リスト取得部211、アプリ起動部212、条件設定部213、および、ハイバネーションイメージ取得部214を有する。
候補リスト取得部211は、ハイバネーションマネージャ220の候補リスト作成部225によって作成された候補リストを取得する。
アプリ起動部212は、MFP100がシャットダウンする前に、候補リスト取得部211によって取得された候補リストに基づいて、複数のアプリケーション230の中から、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーション230を起動する。具体的には、アプリ起動部212は、MFP100がシャットダウンする前に、候補リストに示されている複数のアプリケーション230を、候補リストに示されている起動回数が高い順に起動する。この際、アプリ起動部212は、起動されたアプリケーション230のメモリフットプリントの合計値が、条件設定部213によって設定されたメモリ使用量制限値を超えない範囲で、複数のアプリケーション230を起動する。
条件設定部213は、ハイバネーションイメージ取得のための各種条件の設定を行う。例えば、条件設定部213は、所定の設定画面(図7参照)を表示部(例えば、パネル表示部140a)に表示させることにより、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴の中から候補リストの作成のために取得する起動情報の取得対象期間のユーザ設定を受け付ける。そして、条件設定部213は、ユーザ設定された取得対象期間を、MFP100が備えるメモリ(ROM、RAM等)に設定する。また、例えば、条件設定部213は、所定の設定画面(図8参照)を表示部(例えば、パネル表示部140a)に表示させることにより、ハイバネーションイメージ取得のために確保するメモリ使用量(すなわち、メモリ使用制限値)のユーザ設定を受け付ける。そして、条件設定部213は、ユーザ設定されたメモリ使用量を、MFP100が備えるメモリ(ROM、RAM等)に設定する。
ハイバネーションイメージ取得部214は、MFP100がシャットダウンする前に、アプリ起動部212によってユーザによる利用頻度が高いアプリケーションが起動された状態で、ハイバネーションのためのハイバネーションイメージを取得する。具体的には、ハイバネーションイメージ取得部214は、アプリ起動部212によって起動されたアプリケーションのハイバネーションイメージを、揮発性メモリ(RAM等)から不揮発性メモリ(ROM等)に保存する。これにより、MFP100は、当該MFP100が休止モードから復帰したときに、不揮発性メモリに保存されているハイバネーションイメージを用いて、アプリケーション(ユーザによる利用頻度が高いアプリケーション)が起動された状態を復元することができる。
<アプリケーション230>
各アプリケーション230は、起動処理部231および通知部232を有する。起動処理部231は、アプリケーション230の起動処理を実行する。通知部232は、起動処理部231によるアプリケーション230の起動処理が終了すると、当該起動処理の完了通知をハイバネーションマネージャ220へ通知する。
<ハイバネーションマネージャ220>
ハイバネーションマネージャ220は、アプリケーション230の起動に関する起動履歴情報を管理する。ハイバネーションマネージャ220は、通知受取部221、起動情報取得部222、起動情報登録部223、起動履歴情報記憶部224、および候補リスト作成部225を有する。
通知受取部221は、アプリケーション230の起動処理が完了して、アプリケーション230の通知部232から起動処理の完了通知が送信されると、当該起動処理の完了通知を受け取る。
起動情報取得部222は、通知受取部221が起動処理の完了通知が受け取ると、起動されたアプリケーション230に関する起動情報を、システムから取得する。例えば、起動情報は、アプリ固有ID、起動日時、およびメモリフットプリントを含んでいる。
起動情報登録部223は、起動情報取得部222によって起動情報が取得されると、当該起動情報を、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に登録する。
起動履歴情報記憶部224は、起動履歴情報を記憶する。起動履歴情報には、アプリケーション230が起動される毎に、起動情報登録部223によって起動情報が登録される。すなわち、起動履歴情報は、複数の起動情報の集合体である。なお、起動履歴情報記憶部224が記憶する起動履歴情報の一例については、図4を用いて後述する。
候補リスト作成部225は、シャットダウン処理部210からの要求に応じて、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に基づいて、候補リストを作成する。候補リストとは、アプリ起動部212による起動の候補とされた複数のアプリケーションが示されたリストである。例えば、候補リストは、アプリ起動部212による起動の候補とされた複数のアプリケーション230の各々の起動統計情報が示されている。各起動統計情報は、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に基づく統計情報であり、「アプリ固有ID」、「起動回数」、および「メモリフットプリント」を含んでいる。なお、候補リスト作成部225によって作成される候補リストの一例については、図6を用いて後述する。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
例えば、上記で説明した実施形態の各機能は、MFP100において、各種記憶装置(ROM102a、RAM102b等)に記憶されたプログラムを、CPU101(コンピュータ)が実行することにより実現される。このプログラムは、予めMFP100に導入された状態で提供されてもよく、外部から提供されてMFP100に導入されるようにしてもよい。後者の場合、このプログラムは、外部記憶媒体(例えば、USBメモリ、メモリカード、CD-ROM等)によって提供されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット等)上のサーバからダウンロードすることによって提供されるようにしてもよい。
(MFP100によるアプリ起動時処理のシーケンス)
図3は、本発明の一実施形態に係るMFP100によるアプリ起動時処理のシーケンス図である。ここで説明するアプリ起動時処理は、MFP100において各アプリケーション230が起動処理を行う毎に、MFP100によって実行される。
まず、起動対象とされたアプリケーション230において、起動処理部231が、当該アプリケーション230の起動処理を行う(ステップS301)。そして、起動処理部231による起動処理が完了すると、通知部232が、ハイバネーションマネージャ220に対して、アプリケーション230の起動処理の完了通知を行う(ステップS302)。
ハイバネーションマネージャ220においては、予め、通知受取部221が、起動処理の完了通知を待機している(ステップS311)。そして、通知受取部221が、アプリケーション230から通知された、起動処理の完了通知を受け取ると(ステップS312)、起動情報取得部222が、システムから、起動情報として、アプリケーション230のアプリ固有ID、起動日時、メモリフットプリントを取得する(ステップS313)。そして、起動情報登録部223が、ステップS313で取得された起動情報を、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に登録する(ステップS314)。
(起動履歴情報記憶部224が記憶する起動履歴情報の一例)
図4は、本発明の一実施形態に係るMFP100において起動履歴情報記憶部224が記憶する起動履歴情報の一例を示す図である。図4に示すように、起動履歴情報記憶部224が記憶する起動履歴情報400は、アプリケーション230起動毎の、複数の起動情報を記憶している。各起動情報は、「アプリ固有ID」、「起動日時」、および「メモリフットプリント」を含んでいる。
例えば、「アプリ固有ID」は、アプリケーション230を一意に識別するためのID(例えば、UID等)が設定される。また、例えば、「起動日時」は、アプリケーション230から通知受取部221が起動処理の完了通知を受け取ったときのシステム日時が設定される。また、例えば、「メモリフットプリント」は、アプリケーション230を起動するプロセスによるメモリの使用量(単位:MB)が設定される。
(シャットダウン処理部210によるシャットダウン時処理の手順)
図5は、本発明の一実施形態に係るシャットダウン処理部210によるシャットダウン時処理の手順を示すフローチャートである。
まず、候補リスト取得部211が、ハイバネーションマネージャ220に対して、候補リストの作成を要求する(ステップS501)。そして、ハイバネーションマネージャ220の候補リスト作成部225が候補リストを作成すると、候補リスト取得部211が、当該候補リストを取得する(ステップS502)。
次に、アプリ起動部212が、ステップS502で取得された候補リストから全てのアプリケーション230が探索されたか否かを判断する(ステップS503)。
ステップS503において、候補リストから全てのアプリケーション230が探索されていないと判断された場合(ステップS503:No)、アプリ起動部212が、ステップS502で取得された候補リストから、最も起動回数が多いアプリケーション230(以下、「アプリX」と示す)を探索する(ステップS504)。ここで、アプリ起動部212は、ステップS502で取得された候補リストにおいて、ステップS504で探索されたアプリXを、以降の探索対象から除外する(ステップS505)。
次に、アプリ起動部212が、下記数式(1),(2)により、値A,値Bを算出する(ステップS506)。
A=現時点のメモリ使用量+アプリXのメモリフットプリント・・・(1)
B=MFP100のメモリ搭載量×ユーザ設定割合・・・(2)
なお、上記数式(1)において、「アプリXのメモリフットプリント」は、候補リストに示されているメモリフットプリントを用いることができる。
また、上記数式(2)において、「ユーザ設定割合」は、条件設定部213によって設定されたメモリ使用制限値を用いることができる。
そして、アプリ起動部212が、ステップS506で算出された値Aが、ステップS506で算出された値Bよりも小さいか否かを判断する(ステップS507)。
ステップS507において、値Aが値B未満であると判断された場合(ステップS507:Yes)、アプリ起動部212が、アプリXを起動する(ステップS508)。そして、シャットダウン処理部210は、ステップS503へ処理を戻す。
一方、ステップS507において、値Aが値B以上であると判断された場合(ステップS507:No)、シャットダウン処理部210は、ステップS503へ処理を戻す。
ステップS503において、候補リストから全てのアプリケーション230が探索されたと判断された場合(ステップS503:Yes)、ハイバネーションイメージ取得部214が、ハイバネーションイメージを取得する(ステップS509)。そして、シャットダウン処理部210が、MFP100の所定のシャットダウン処理を行い(ステップS510)、図5に示す一連の処理を終了する。
図5に示す一連の処理により、MFP100がシャットダウンする前に、ユーザによる利用頻度が高い複数のアプリケーション230が起動される。この際、起動されるアプリケーション230のメモリフットプリントが、メモリ残容量を超えないように、且つ、起動された複数のアプリケーション230のメモリフットプリントの合計値が、条件設定部213によって設定されたメモリ使用量制限値を超えないように、複数のアプリケーション230が起動される。そして、MFP100がシャットダウンする前に、ユーザによる利用頻度が高い複数のアプリケーション230が起動された状態で、ハイバネーションイメージが取得される。これにより、MFP100は、当該MFP100が休止モードから復帰したときに、取得されたハイバネーションイメージを用いて、ユーザによる利用頻度が高い複数のアプリケーション230が起動された状態を復元することができる。よって、ユーザは、MFP100のハイバネーション起動後に、利用頻度が高い複数のアプリケーション230を直ちに利用することができる。
(候補リストの一例)
図6は、本発明の一実施形態に係るMFP100において用いられる候補リストの一例を示す図である。図6に示すように、候補リスト600は、アプリ起動部212による起動の候補とされた複数のアプリケーション230の各々の起動統計情報が示されたリストである。各起動統計情報は、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に基づく統計情報であり、「アプリ固有ID」、「起動回数」、および「メモリフットプリント」を含んでいる。
例えば、「アプリ固有ID」は、アプリケーション230を一意に識別するためのID(例えば、UID等)が設定される。また、例えば、「起動回数」は、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に基づいて、ユーザが指定した指定期間内にアプリケーション230が起動された回数が設定される。また、例えば、「メモリフットプリント」は、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に基づいて、アプリケーション230を起動するプロセスによるメモリの使用量(単位:MB)が設定される。
なお、図6に示す例では、条件設定部213によって設定された取得対象期間に、「2019/1/1以降」が設定されているものとする。このため、図6に示す候補リスト600では、図4に示す起動履歴情報のうち、「起動日時」が「2019/1/1以降」である起動情報に基づいて、各アプリケーション230の統計情報が作成されている。
また、候補リスト600において、「起動回数」が複数回である場合、「メモリフットプリント」には、当該複数回の起動に対応する、複数のメモリ使用量の平均値が設定される。例えば、図4に示す起動履歴情報において、「アプリ固有ID」に「0」が設定されているアプリケーション230の3つの起動情報には、それぞれ、「メモリフットプリント」に「50」,「60」,「70」が設定されている。このため、図6に示す候補リスト600において、「アプリ固有ID」に「0」が設定されているアプリケーション230の起動統計情報では、「起動回数」に「3」が設定されており、且つ、「メモリフットプリント」に「60」(上記した3つのメモリ使用量「50」,「60」,「70」の平均値)が設定されている。
(設定画面の一例)
図7は、本発明の一実施形態に係るMFP100において用いられる設定画面の一例を示す図である。図7に示す設定画面700は、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴の中から候補リストの作成のために取得する起動情報の取得対象期間のユーザ設定を受け付けるための設定画面である。この設定画面700は、条件設定部213によって、表示部(例えば、パネル表示部140a)に表示される。
図7に示す例では、設定画面700は、入力欄701を有する。入力欄701には、ユーザにより、ユーザが所望する取得対象期間(図7に示す例では、直近の日数)が設定される。なお、期間の指定方法はこれに限定されず、取得対象期間の始まりとなる日時を設定可能に表示をしてもよい。
設定画面700によって設定された取得対象期間は、条件設定部213により、MFP100が備えるメモリ(ROM、RAM等)に設定される。そして、メモリ設定された取得対象期間は、候補リスト作成部225により、候補リストの作成のために取得する起動情報の取得対象期間として用いられる。
(設定画面の他の一例)
図8は、本発明の一実施形態に係るMFP100において用いられる設定画面の他の一例を示す図である。図8に示す設定画面800は、ハイバネーションイメージ取得のために確保するメモリ使用量(すなわち、メモリ使用量制限値)のユーザ設定を受け付けるための設定画面である。この設定画面800は、条件設定部213によって、表示部(例えば、パネル表示部140a)に表示される。
図8に示す例では、設定画面800は、選択ボタン801,802,803,804、および、入力欄805を有する。選択ボタン801は、メモリ使用量制限値を「制限なし(100%)」に設定する場合に選択される。選択ボタン802は、メモリ使用量制限値を「中(50%)」に設定する場合に選択される。選択ボタン803は、メモリ使用量制限値を「低(30%)」に設定する場合に選択される。選択ボタン804は、メモリ使用量制限値をユーザが入力した任意の値に設定する場合に選択される。ユーザは、選択ボタン801,802,803,804のうち、いずれか一つを選択することができる。また、ユーザは、選択ボタン804を選択した場合、入力欄805に任意の値を入力することができる。
設定画面700によって設定されたメモリ使用量制限値は、条件設定部213により、MFP100が備えるメモリ(ROM、RAM等)に設定される。そして、メモリ設定されたメモリ使用量制限値は、アプリ起動部212により、起動されたアプリケーションのメモリフットプリントの合計値が、当該メモリ使用量制限値を超えないようにするために用いられる。例えば、MFP100のメモリ搭載量が「2GB」であり、且つ、図8に示すように、メモリ使用量制限値として「中(50%)」が設定されている場合、アプリ起動部212は、起動されたアプリケーションのメモリフットプリントの合計値が「1GB」を超えないように、複数のアプリケーション230を起動する。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係るMFP100は、起動履歴情報記憶部224に記憶されている起動履歴情報に基づいて複数のアプリケーション230の中から選択された、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーション230を、MFP100がシャットダウンする前に起動するアプリ起動部212と、MFP100がシャットダウンする前に、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーション230が起動された状態で、ハイバネーションのためのハイバネーションイメージを取得するハイバネーションイメージ取得部214とを備える。
これにより、本発明の一実施形態に係るMFP100は、ハイバネーション起動後にユーザによる利用頻度が高いアプリケーション230を直ちに利用することができる。
また、本発明の一実施形態に係るMFP100において、アプリ起動部212は、メモリ使用量が所定のメモリ使用量制限値を超えない範囲で、ユーザによる利用頻度が高い順に、複数のアプリケーションを順次起動する。
これにより、本発明の一実施形態に係るMFP100は、アプリケーション230の起動用に使用されるメモリ使用量を制限することができ、よって、MFP100全体のパフォーマンスの低下を抑制することができる。
また、本発明の一実施形態に係るMFP100は、所定の設定画面を表示部に表示させて、ユーザからのメモリ使用量制限値の設定を受け付ける条件設定部213を備える。
これにより、本発明の一実施形態に係るMFP100は、アプリケーション230の起動用に割り当て可能なメモリ使用量を、ユーザが任意に設定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態のMFP100において、当該MFP100にログインしたユーザのユーザID毎に、異なる起動履歴情報を用いるようにしてもよい。この場合、複数のユーザでMFP100を共用するような場合、ユーザ毎に、そのユーザにとって利用頻度が高いアプリケーションを直ちに利用できるようにすることができる。
例えば、ユーザのよる利用頻度が高いアプリケーションを判定するための構成は、上記実施形態で説明した構成(すなわち、起動履歴情報および候補リストを使用する構成)に限らず、その他の構成によって、利用頻度が高いアプリケーションを判定するようにしてもよい。例えば、利用頻度が高いアプリケーションを、ユーザが予め設定しておくようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、本発明を、MFPに適用した例を説明したが、これに限らず、本発明は、少なくともハイバネーションを行うことが可能なものであれば、その他の画像処理装置(例えば、プリンタ、スキャナ、プロジェクタ等)、画像処理装置以外の情報処理装置等にも、適用することが可能である。
100 MFP(情報処理装置)
210 シャットダウン処理部
211 候補リスト取得部
212 アプリ起動部
213 条件設定部
214 ハイバネーションイメージ取得部
220 ハイバネーションマネージャ
221 通知受取部
222 起動情報取得部
223 起動情報登録部
224 起動履歴情報記憶部
225 候補リスト作成部
230 アプリケーション
231 起動処理部
232 通知部
特開2011-145933号公報

Claims (5)

  1. ハイバネーションを行うことが可能な情報処理装置であって、
    アプリケーションが起動される毎に、アプリケーションの起動日時を含む、アプリケーションの起動に関する起動履歴情報を記憶する起動履歴情報記憶部と、
    前記起動履歴情報記憶部に記憶されている前記起動履歴情報に基づいて、候補リストを作成する候補リスト作成部と、
    前記候補リストに基づいて複数のアプリケーションの中から選択された、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを、前記情報処理装置がシャットダウンする前に起動するアプリ起動部と、
    前記情報処理装置がシャットダウンする前に、前記ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションが起動された状態で、前記ハイバネーションのためのハイバネーションイメージを取得するハイバネーションイメージ取得部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アプリ起動部は、メモリ使用量が所定のメモリ使用量制限値を超えない範囲で、前記ユーザによる利用頻度が高い順に、複数のアプリケーションを順次起動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 所定の設定画面を表示部に表示させて、ユーザからの前記メモリ使用量制限値の設定を受け付ける条件設定部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. ハイバネーションを行うことが可能な情報処理装置の制御方法であって、
    アプリケーションが起動される毎に、アプリケーションの起動日時を含む、アプリケーションの起動に関する起動履歴情報を記憶する起動履歴情報工程と、
    前記起動履歴情報記憶工程にて記憶された前記起動履歴情報に基づいて、候補リストを作成する候補リスト作成工程と、
    前記候補リストに基づいて複数のアプリケーションの中から選択された、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを、前記情報処理装置がシャットダウンする前に起動するアプリ起動工程と、
    前記情報処理装置がシャットダウンする前に、前記ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションが起動された状態で、前記ハイバネーションのためのハイバネーションイメージを取得するハイバネーションイメージ取得工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  5. ハイバネーションを行うことが可能な情報処理装置を制御するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    アプリケーションが起動される毎に、アプリケーションの起動日時を含む、アプリケーションの起動に関する起動履歴情報を記憶する起動履歴情報記憶部、
    前記起動履歴情報記憶部に記憶されている前記起動履歴情報に基づいて、候補リストを作成する候補リスト作成部、
    前記候補リストに基づいて複数のアプリケーションの中から選択された、ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションを、前記情報処理装置がシャットダウンする前に起動するアプリ起動部、および、
    前記情報処理装置がシャットダウンする前に、前記ユーザによる利用頻度が高いアプリケーションが起動された状態で、前記ハイバネーションのためのハイバネーションイメージを取得するハイバネーションイメージ取得部
    として機能させるためのプログラム。
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