JP7238360B2 - 医療用容器 - Google Patents

医療用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7238360B2
JP7238360B2 JP2018220012A JP2018220012A JP7238360B2 JP 7238360 B2 JP7238360 B2 JP 7238360B2 JP 2018220012 A JP2018220012 A JP 2018220012A JP 2018220012 A JP2018220012 A JP 2018220012A JP 7238360 B2 JP7238360 B2 JP 7238360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
opening
axial direction
central axis
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018220012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020081359A (ja
Inventor
稔 本田
康裕 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nipro Corp filed Critical Nipro Corp
Priority to JP2018220012A priority Critical patent/JP7238360B2/ja
Publication of JP2020081359A publication Critical patent/JP2020081359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7238360B2 publication Critical patent/JP7238360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、医療用容器に関する。
病院などの医療機関においては、バイアル等の薬剤容器に収容された乾燥薬剤を溶解液に溶解して液状薬剤を調製し、点滴注射などにこの液状薬剤を用いている。
このような液状薬剤を簡便に調製できるように、乾燥薬剤を収容した薬剤容器を、溶解液を収容した輸液容器に直列に連結し、使用時にこれら二つの容器の内部を連通するようにした医療用容器が、特開平5-337163号公報(特許文献1)および特開平10-165479号公報(特許文献2)等に開示されている。
各特許文献に開示される医療用容器は、通称、「ハーフキット」と呼ばれ、溶解液を蓄えた輸液容器に、中空管路を有する両頭針を備えた移注具が接続されている。使用時には、両頭針の一方側の穿刺針に薬剤容器を押し進めることで、移注具が輸液容器側にスライドし、両頭針の一方側の穿刺針が薬剤容器に刺通され、両頭針の他方側の穿刺針が輸液容器に刺通されることになる。
その結果、輸液容器の内部と薬剤容器の内部とが、両頭針により同時に連通状態になる。これにより、輸液容器の溶解液に乾燥薬剤を容易な作業で溶解することが可能となる。
特開平5-337163号公報 特開平10-165479号公報
上記の医療用容器においては、輸液容器に収容された液状薬剤が点滴等により使用された後に、薬剤容器が移注具から取り外される場合がある。たとえば、薬剤容器がガラス製であり、移注具および輸液容器が樹脂製である場合には、薬剤容器と、移注具および輸液容器とを分別して廃棄するために、薬剤容器が移注具から取り外される。しかしながら、このような場合、薬剤容器が取り外された移注具において両頭針が露出するため、安全性に対する配慮が必要となる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、使用後の安全性が確保される医療用容器を提供することである。
この発明の1つの局面に従った医療用容器は、第1収容物を収容する第1容器と、第1容器に接続され、第1容器と、第2収容物を収容する第2容器との間において、第1収容物および第2収容物の少なくともいずれか一方を移すための移注具とを備える。第1容器は、第1開口部を有する容器本体と、第1開口部を閉塞する弾性体と、弾性体を覆うように設けられ、弾性体から分離可能なキャップ体とを含む。移注具は、第2容器が着脱可能な第2開口部を有する筒体と、筒体内に設けられ、第1容器および第2容器の間を連通させる両頭針とを含む。キャップ体は、第2開口部に嵌合可能な寸法を有する部分を有し、第2開口部を閉塞可能である。
この発明の別の局面に従った医療用容器は、第1収容物を収容する第1容器と、第1容器に接続され、第1容器と、第2収容物を収容する第2容器との間において、第1収容物および第2収容物の少なくともいずれか一方を移すための移注具とを備える。第1容器は、第1開口部を有する容器本体と、第1開口部を閉塞する弾性体と、弾性体を覆うように設けられ、弾性体から分離可能なキャップ体とを含む。移注具は、第2容器が着脱可能な第2開口部を有する筒体と、筒体内に設けられ、第1容器および第2容器の間を連通させる両頭針とを含む。キャップ体は、第2開口部を閉塞可能である。
このように構成された医療用容器によれば、キャップ体を弾性体から分離し、弾性体を露出させた状態で、医療用容器が使用される。医療用容器の使用後、移注具における筒体の第2開口部から第2容器が取り外される場合であっても、弾性体から分離したキャップ体で第2開口部を閉塞することができる。これにより、筒体内に設けられた両頭針が露出しないため、医療用容器の使用後の安全性を確保することができる。
また好ましくは、キャップ体は、弾性体を容器本体に対して保持する保持部と、第2開口部を閉塞可能な蓋部と、保持部および蓋部を接続し、外力が加えられることによって破断される破断部とを有する。
このように構成された医療用容器によれば、キャップ体を弾性体から分離する際に、破断部を破断させることによって、保持部を容器本体に残し、蓋部を弾性体から分離させる。これにより、保持部によって弾性体を容器本体に対して保持しつつ、蓋部によって筒体の第2開口部を閉塞することができる。
また好ましくは、蓋部は、所定軸を中心とするリング形状を有するベース部と、ベース部と所定軸の軸方向における段差を生じさせるように設けられ、破断部を介して保持部に接続される段差部とを有する。ベース部は、所定軸の軸方向において、保持部の側を向く第1ベース表面と、第1ベース表面の裏側に配置される第2ベース表面とを有する。段差部は、第1ベース表面の側から見た場合にベース部から突出する段差をなし、第2ベース表面の側から見た場合にベース部から凹む段差をなす。
このように構成された医療用容器によれば、蓋部を指で摘まみ易くなるため、蓋部を弾性体から分離させる際の作業性が良好となる。
また好ましくは、第2開口部が蓋部により閉塞された状態において、ベース部は、第1ベース表面が筒体の内部を向き、第2ベース表面が筒体の外部を向く姿勢で、第2開口部の開口面に重ね合わされる。
このように構成された医療用容器によれば、段差部は、第1ベース表面の側から見た場合にベース部から突出する段差をなす。このため、ベース部を第1ベース表面が筒体の内部を向く姿勢で設けることによって、段差部が、第2開口部の開口面から筒体の内側に向けて突出するように設けられることになる。これにより、段差部の引っ掛かり等に起因して、蓋部が第2開口部から外れることを防止できる。
また好ましくは、移注具は、筒体内に設けられ、両頭針を筒体の軸方向に沿ってスライド可能に支持する支持体をさらに含む。両頭針は、第2開口部に対する第2容器の装着時に、筒体の軸方向に沿って第2開口部から離れる方向にスライドし、第2開口部からの第2容器の取り外し時に、筒体の軸方向に沿って第2開口部に近づく方向にスライドする。
このように構成された医療用容器によれば、筒体の第2開口部から第2容器が取り外されると、両頭針が第2開口部に近接して位置決めされるため、安全性に対する配慮がより求められる。これに対して、キャップ体で第2開口部を閉塞することによって、筒体内に設けられた両頭針が露出することを防止できる。
以上に説明したように、この発明に従えば、使用後の安全性が確保される医療用容器を提供することができる。
この発明の実施の形態における医療用容器を示す斜視図である。 図1中の医療用容器を示す分解組み立て図である。 図1中の医療用容器を示す断面図である。 図1中の医療用容器に第2容器を装着する工程(第2容器の未装着時)を示す断面図である。 図1中の医療用容器に第2容器を装着する工程(第2容器の装着時)を示す断面図である。 図3中の2点鎖線VIで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。 図6中のキャップ体を示す斜視図である。 図6中のキャップ体を示す別の斜視図である。 図6中のキャップ体において、保持部および蓋部が分離された状態を示す斜視図である。 図1中の医療用容器の使用後の状態を示す斜視図である。 図1中の医療用容器の使用後の状態を部分的に示す断面図である。 医療用容器の使用時の第1形態を示す斜視図である。 医療用容器の使用時の第2形態を示す斜視図である。 医療用容器の使用時の第3形態を示す斜視図である。 医療用容器の使用時の第4形態を示す斜視図である。 医療用容器の使用時の第5形態を示す斜視図である。 医療用容器の使用後の形態を示す斜視図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、この発明の実施の形態における医療用容器を示す斜視図である。図2は、図1中の医療用容器を示す分解組み立て図である。図3は、図1中の医療用容器を示す断面図である。
図1から図3を参照して、医療用容器10は、第1収容物を収容する第1容器21と、移注具71とを有する。移注具71は、第1容器21に接続されている。移注具71は、第1容器21と、第2収容物を収容する第2容器210(後出の図4を参照のこと)との間において、第1収容物および第2収容物の少なくともいずれか一方を移す。
第1収容物および第2収容物の少なくともいずれか一方は、液体である。本実施の形態では、第1容器21が、輸液容器である。第1容器21には、第1収容物として溶解液が収容されている。第2容器210は、バイアルである。第2容器210には、第2収容物として乾燥薬剤が収容されている。
第1容器21は、容器本体22と、中間弾性体96と、弾性体35と、キャップ体41とを有する。
容器本体22は、溶解液を収容する輸液容器の主要部をなす。容器本体22は、第1開口部26と、第1接続口部23と、雄ねじ部24とを有する。第1開口部26および第1接続口部23は、容器本体22において、溶解液の収容空間を外部と連通させる開口を形成している。第1開口部26の開口面と、第1接続口部23の開口面とは、図3中に示される仮想上の中心軸101の軸方向において、互いに対向している。雄ねじ部24は、中心軸101の軸方向に沿って設けられている。雄ねじ部24は、中心軸101の軸方向において、第1接続口部23と隣り合って設けられている。
容器本体22は、可撓性を有し、外部から押圧された場合に変形する。容器本体22は、樹脂から構成されている。容器本体22は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリエステルから構成されている。
中間弾性体96は、第1接続口部23を閉塞するように設けられている。中間弾性体96は、容器本体22の外部から第1接続口部23の開口面に重ね合わされている。中間弾性体96は、弾性材料から構成されている。中間弾性体96は、たとえば、ゴム部材または熱可塑性エラストマー樹脂から構成されている。
中間弾性体96は、薄肉部97を有する。薄肉部97は、中心軸101の軸上に設けられている。中心軸101の軸方向における薄肉部97の厚みは、薄肉部97の周囲における中間弾性体96の厚みよりも小さい。
弾性体35は、第1開口部26を閉塞するように設けられている。弾性体35は、容器本体22の外部から第1開口部26の開口面に重ね合わされている。弾性体35は、弾性材料から構成されている。弾性体35は、たとえば、ゴム部材または熱可塑性エラストマー樹脂から構成されている。
キャップ体41は、容器本体22の外部に設けられている。キャップ体41は、弾性体35を覆うように設けられている。キャップ体41は、容器本体22に対して弾性体35を保持している。キャップ体41は、樹脂から構成されている。なお、キャップ体41の構造については、後で詳細に説明する。
図4は、図1中の医療用容器に第2容器を装着する工程(第2容器の未装着時)を示す断面図である。図5は、図1中の医療用容器に第2容器を装着する工程(第2容器の装着時)を示す断面図である。
図1から図5を参照して、移注具71は、筒体72と、封止体90と、フック91と、両頭針80と、支持体76とを有する。
筒体72は、全体として、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。筒体72は、第2接続口部73と、第2開口部74とを有する。第2接続口部73および第2開口部74は、筒体72のその軸方向における一方端および他方端で開口をなしている。
筒体72は、筒部75と、隔壁部86と、複数の第1係止板部87と、内側筒部88とを有する。
筒部75は、円筒形状を有する筒体72の主要部をなす。筒部75は、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。筒部75は、突起部75gを有する。突起部75gは、筒部75の内周面から、中心軸101の半径方向内側に向けて突出する凸形状を有する。突起部75gは、中心軸101を中心に環状に設けられている。突起部75gは、中心軸101の軸方向において、第2開口部74と、隔壁部86との間に設けられている。
隔壁部86は、筒部75の内部に設けられている。隔壁部86は、中心軸101に直交する平面に沿った壁形状を有する。隔壁部86は、筒部75の内部空間を、中心軸101の軸方向において第2開口部74の側の空間と、第2接続口部73の側の空間とに区画している。
隔壁部86には、孔85が設けられている。孔85は、中心軸101の軸方向において隔壁部86を貫通する貫通孔からなる。孔85は、中心軸101の軸上に設けられている。孔85は、両頭針80の直径よりも大きい開口面積を有する。
複数の第1係止板部87は、筒部75の内部に設けられている。複数の第1係止板部87は、中心軸101の軸方向において第2開口部74の側の空間に設けられている。第1係止板部87は、隔壁部86から中心軸101の軸方向に沿って延出する板形状を有する。複数の第1係止板部87は、中心軸101の周方向において互いに間隔を設けて配置されている。複数の第1係止板部87は、中心軸101の周方向において等間隔に設けられている。
第1係止板部87は、第1弾性変形部87pを有する。第1弾性変形部87pは、隔壁部86から延出する第1係止板部87の先端部が中心軸101の半径方向内側に折れ曲がることにより構成されている。第1弾性変形部87pは、中心軸101の半径方向外側に向けて弾性的に変形が可能なように構成されている。
内側筒部88は、筒部75の内部に設けられている。内側筒部88は、中心軸101の軸方向において第2接続口部73の側の空間に設けられている。内側筒部88は、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。内側筒部88は、中心軸101に沿って、隔壁部86から第2開口部74に向けて設けられている。
内側筒部88は、雌ねじ部89を有する。雌ねじ部89は、中心軸101の軸方向に沿って設けられている。雄ねじ部24は、内側筒部88の内周面に設けられている。
容器本体22の第1接続口部23は、筒体72の第2接続口部73(内側筒部88)の内側に挿入されている。雄ねじ部24および雌ねじ部89が互いに螺合されることによって、移注具71が第1容器21に接続されている。中間弾性体96は、中心軸101の軸方向において、隔壁部86および容器本体22(第1接続口部23)の間に挟持されている。
封止体90は、第2開口部74を閉塞するように設けられている。封止体90は、筒体72の外部から第2開口部74の開口面に重ね合わされ、筒体72に接合されている。封止体90は、筒体72から分離可能なフィルム(滅菌紙)から構成されている。フック91は、筒体72に取り付けられている。フック91は、筒体72の外部に設けられている。フック91は、医療用容器10を吊るす際に用いられる。
両頭針80は、筒体72の内部に設けられている。両頭針80は、中心軸101の軸上で延びている。両頭針80は、孔85に挿通されることにより、中心軸101の軸方向において、第2開口部74の側の空間と、第2接続口部73の側の空間との間に渡って設けられている。
両頭針80は、第1穿刺針81と、第2穿刺針82と、管路部83とを有する。第1穿刺針81および第2穿刺針82は、それぞれ、中心軸101の軸上で延びる両頭針80の一方端および他方端に設けられている。第1穿刺針81は、中心軸101の軸方向において第2開口部74の側の空間に位置している。第2穿刺針82は、中心軸101の軸方向において第2接続口部73の側の空間に位置している。管路部83は、第1穿刺針81および第2穿刺針82の間で直線状に延びている。管路部83は、液体が流通可能な通路を形成している。
支持体76は、筒体72の内部に設けられている。支持体76は、中心軸101の軸方向において第2開口部74の側の空間に設けられている。支持体76は、両頭針80と一体に設けられている。支持体76は、両頭針80を中心軸101(筒体72)の軸方向に沿ってスライド可能に支持している。
支持体76は、筒部77と、底部78と、複数の第2係止板部84とを有する。筒部77は、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。筒部77は、筒部75の内側において、中心軸101の軸方向にスライド可能なように設けられている。
筒部77は、突起部77gを有する。突起部77gは、筒部77の外周面から、中心軸101の半径方向外側に向けて突出する凸形状を有する。突起部77gは、中心軸101の軸方向に見た場合に、筒部75の突起部75gと重畳する位置に設けられている。突起部77gは、中心軸101の軸方向において、筒部75の突起部75gと、隔壁部86との間に位置している。図4に示されるように、突起部77gおよび突起部75gが中心軸101の軸方向に互いに当接することによって、両頭針80および支持体76の初期位置(後述)が規定されている。
底部78は、筒部77の一方の開口部を閉塞するように設けられている。底部78は、中心軸101の軸方向において、隔壁部86と対向している。両頭針80(管路部83)は、底部78と一体に設けられている。両頭針80(管路部83)は、底部78を貫通している。第1穿刺針81は、筒部77の内部に位置している。
複数の第2係止板部84は、筒部77の内部に設けられている。第2係止板部84は、底部78から中心軸101の軸方向に離れた位置に設けられている。第2係止板部84は、中心軸101の軸方向に沿って延在する板形状を有する。複数の第2係止板部84は、中心軸101の周方向において互いに間隔を設けて配置されている。複数の第2係止板部84は、中心軸101の周方向において等間隔に設けられている。複数の第2係止板部84は、中心軸101の周方向において、複数の第1係止板部87に対応する位置(位相位置)にそれぞれ設けられている。
第2係止板部84は、第2弾性変形部84pを有する。第2弾性変形部84pは、中心軸101の軸方向において底部78と対向する第2係止板部84の先端部が、中心軸101の半径方向内側に折れ曲がることにより構成されている。第2弾性変形部84pは、中心軸101の半径方向外側に向けて弾性変形が可能なように構成されている。
支持体76には、複数の孔79が設けられている。孔79は、中心軸101の軸方向において底部78を貫通する貫通孔からなる。複数の孔79は、中心軸101の軸方向に見た場合に、複数の第1係止板部87と重畳する位置にそれぞれ設けられている。複数の第2係止板部84は、それぞれ、複数の孔79に挿通されている。第2係止板部84は、孔79を通じて筒部77の内部に進入している。
両頭針80および支持体76は、樹脂から構成されている。両頭針80および支持体76は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニルまたはポリカーボネートABS樹脂から構成されている。
第2容器210は、容器本体211と、弾性体213とを有する。容器本体211は、乾燥薬剤を収容するバイアルの主要部をなす。容器本体211は、第3開口部212を有する。第3開口部212は、容器本体211において、乾燥薬剤の収容空間を外部と連通させる開口を形成している。容器本体211は、ガラスから構成されている。
弾性体213は、第3開口部212を閉塞するように設けられている。弾性体213は、容器本体211の外部から第3開口部212の開口面に重ね合わされている。弾性体213は、弾性材料から構成されている。弾性体213は、たとえば、ゴム部材または熱可塑性エラストマー樹脂から構成されている。
弾性体213は、薄肉部214を有する。薄肉部214の厚みは、薄肉部214の周囲における弾性体213の厚みよりも小さい。
医療用容器10に対する第2容器210の未装着時において、両頭針80および支持体76は、図4に示される位置(以下、「初期位置」という)に位置している。医療用容器10に対する第2容器210の装着時において、両頭針80および支持体76は、図5に示される位置(以下、「連通位置」という)に位置している。両頭針80および支持体76は、中心軸101の軸方向に沿って、初期位置および連通位置の間においてスライド可能に設けられている。
図4を参照して、両頭針80および支持体76が初期位置にある時、支持体76の底部78は、隔壁部86から中心軸101の軸方向に離れた位置に位置している。両頭針80の第2穿刺針82は、中心軸101の軸方向において薄肉部97と対向している。第1係止板部87の第1弾性変形部87pは、中心軸101の半径方向外側から、第2係止板部84の第2弾性変形部84pに当接している。
図4および図5を参照して、第2容器210を第2開口部74を通じて移注具71の筒体72内に挿入することによって、第2容器210を医療用容器10に対して装着する。
この際、第2容器210は、弾性体213が中心軸101の軸方向において両頭針80の第1穿刺針81と対向する姿勢とされる。第2容器210を中心軸101の軸方向に沿って押し進めると、両頭針80の第1穿刺針81が、弾性体213の薄肉部214を貫通し、容器本体211の内部に達する。このとき、第2容器210の第3開口部212が、第2係止板部84の第2弾性変形部84pを中心軸101の半径方向外側に押し広げながら、複数の第2係止板部84の内側に進入する。
また、両頭針80および支持体76は、第2容器210に押されることによって、中心軸101の軸方向において隔壁部86に近づく方向にスライドする。両頭針80の第2穿刺針82は、中間弾性体96の薄肉部97を貫通し、容器本体22の内部に達する。このとき、複数の第2係止板部84は、それぞれ、複数の第1係止板部87の第1弾性変形部87pを中心軸101の半径方向外側に押し広げながら、複数の第1係止板部87の内側に進入する。
図5を参照して、両頭針80および支持体76が連通位置にある時、第1容器21および第2容器210は、両頭針80の管路部83を通じて互いに連通している。
第2容器210の弾性体213は、中心軸101の軸方向において底部78と当接している。第2容器210は、第2弾性変形部84pの弾性力を受けることによって、弾性体213が底部78と当接する位置に保持されている。支持体76の底部78は、中心軸101の軸方向において隔壁部86と当接している。支持体76は、第1弾性変形部87pの弾性力を受けることによって、底部78が隔壁部86と当接する位置に保持されている。
図4および図5を参照して、第2容器210を移注具71の筒体72内から引き抜くことによって、第2容器210を医療用容器10から取り外す。このとき、両頭針80および支持体76は、第2容器210からの引っ張り力を受けることによって、中心軸101の軸方向において第2開口部74に近づく方向にスライドする。これにより、両頭針80および支持体76は、図5に示される連通位置から図4に示される初期位置に戻る。
図6は、図3中の2点鎖線VIで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。図7および図8は、図6中のキャップ体を示す斜視図である。図9は、図6中のキャップ体において、保持部および蓋部が分離された状態を示す斜視図である。
図6から図9を参照して、容器本体22は、鍔部28をさらに有する。鍔部28は、第1開口部26の外周面から、中心軸101の径方向外側に向けて鍔状に広がる形状を有する。第1開口部26は、突出部27を有する。突出部27は、鍔部28から、中心軸101の軸方向において第1接続口部23から遠ざかる方向に突出している。突出部27は、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。突出部27は、第1開口部26の開口面を形成している。
弾性体35には、たとえば、輸液セットのスパイク針が穿刺される。弾性体35は、全体として、円柱形状を有する。中心軸101の軸方向における弾性体35の厚みは、中心軸101を中心とする弾性体35の直径よりも小さい。
弾性体35は、第1表面35aと、第2表面35bとを有する。第1表面35aおよび第2表面35bは、中心軸101に直交する平面である。第1表面35aは、容器本体22の内部を向いている。第2表面35bは、第1表面35aの裏側であって、容器本体22の外部を向いている。輸液セットのスパイク針は、第2表面35bの側から弾性体35に穿刺され、弾性体35を貫通して容器本体22の内部に達する。
弾性体35には、溝部36および溝部37が設けられている。溝部36は、第1表面35aから凹んでいる。溝部36は、中心軸101の周方向に延びる環状溝である。溝部36には、突出部27が嵌合されている。溝部37は、第2表面35bから凹んでいる。溝部37は、中心軸101の周方向に延びる環状溝である。
キャップ体41は、弾性体35から分離可能である。キャップ体41が弾性体35から分離されることによって、弾性体35(第2表面35b)に輸液セットのスパイク針を穿刺することが可能となる。
キャップ体41は、保持部42と、蓋部46と、破断部55とを有する。保持部42は、弾性体35を容器本体22に対して保持している。破断部55は、保持部42および蓋部46を接続している。破断部55は、外力が加えられることによって破断される。これにより、蓋部46は、弾性体35から分離可能である。
より具体的に説明すると、保持部42は、円筒部45と、鍔部44と、折り返し部56と、突出部43とを有する。
円筒部45は、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。円筒部45は、弾性体35の外周面を覆うように設けられている。鍔部44は、円筒部45のその軸方向における一方端から、中心軸101の半径方向外側に向けて鍔状に広がっている。鍔部44は、中心軸101の軸方向において、容器本体22の鍔部28と当接している。鍔部44は、たとえば熱溶着によって、鍔部28に接合されている。
折り返し部56は、円筒部45のその軸方向における他方端から、中心軸101の径方向内側に向けて90°折り返されることによって構成されている。折り返し部56は、弾性体35の第2表面35bの周縁部を覆うように設けられている。
突出部43は、中心軸101の半径方向内側における折り返し部56の端部から、中心軸101の軸方向において容器本体22に近づく方向に突出している。突出部43は、中心軸101を中心とする円筒形状を有する。突出部43は、溝部37に嵌合されている。弾性体35の第2表面35bの中央部は、折り返し部56および突出部43の内側において、保持部42から露出している。
蓋部46は、保持部42から露出する弾性体35の第2表面35bを覆うように設けられている。蓋部46は、ベース部47と、段差部52(第1段差部48,第2段差部50)とを有する。
ベース部47は、中心軸101を中心とするリング形状を有する。ベース部47は、第1ベース表面47aと、第2ベース表面47bとを有する。第1ベース表面47aおよび第2ベース表面47bは、中心軸101に直交する平面である。第1ベース表面47aは、中心軸101の軸方向において、保持部42の側を向いている。第2ベース表面47bは、中心軸101の軸方向において、保持部42の側とは反対側を向いている。第2ベース表面47bは、第1ベース表面47aの裏側に配置されている。
段差部52は、ベース部47と中心軸101の軸方向における段差を生じさせるように設けられている。段差部52は、破断部55を介して保持部42に接続されている。段差部52は、第1ベース表面47aの側から見た場合に、ベース部47(の中央部)から突出する段差をなし、第2ベース表面47bの側から見た場合に、ベース部47(の中央部)から凹む段差をなしている。
第1段差部48は、中心軸101を中心とするリング形状を有する。第1段差部48は、ベース部47と中心軸101の軸方向における段差を生じさせるように設けられている。
第1段差部48は、複数の膨出部49を有する。複数の膨出部49は、第1ベース表面47a上において、中心軸101の半径方向外側に向けて張り出す形状を有する。複数の膨出部49は、中心軸101の周方向に間隔を設けて配置されている。複数の膨出部49は、中心軸101の周方向において等間隔に設けられている。本実施の形態では、第1段差部48が、4つの膨出部49を有する。膨出部49は、外周面49cを有する。外周面49cは、中心軸101の周方向に延在する湾曲面である。
第2段差部50は、中心軸101を中心とする円盤形状を有する。第2段差部50は、第1段差部48と中心軸101の軸方向における段差を生じさせるように設けられている。第1段差部48は、中心軸101の軸方向において、ベース部47および第2段差部50の間に設けられている。第1段差部48は、中心軸101の半径方向において、ベース部47および第2段差部50の間に設けられている。
第2段差部50は、頂面50aを有する。頂面50aは、中心軸101に直交する平面である。頂面50aは、円形の平面視を有する。頂面50aは、中心軸101の軸方向において、弾性体35の第2表面35bと対向している。
破断部55は、中心軸101を中心に環状に設けられている。破断部55は、保持部42における折り返し部56および突出部43の角部と、第2段差部50の頂面50aの周縁部とを接続している。破断部55は、外力が加えられた場合に破断可能な薄肉形状を有する。破断部55が破断されると、保持部42は、容器本体22に残って、弾性体35を容器本体22に対して保持し続ける。破断部55が破断されると、蓋部46は、弾性体35から分離される。
図10は、図1中の医療用容器の使用後の状態を示す斜視図である。図11は、図1中の医療用容器の使用後の状態を部分的に示す断面図である。
図10および図11を参照して、キャップ体41は、筒体72の第2開口部74を閉塞可能である。より具体的には、医療用容器10の使用時に弾性体35から分離された蓋部46が、筒体72の第2開口部74を閉塞可能なように構成されている。
蓋部46は、第2開口部74を閉塞している。ベース部47は、第2開口部74の開口面に重ね合わされている。ベース部47は、第1ベース表面47aが筒体72の内部を向き、第2ベース表面47bが筒体72の外部を向く姿勢で設けられている。第2ベース表面47bは、中心軸101の軸方向において、第2開口部74の開口面を規定する筒体72の端部と当接している。
段差部52(第1段差部48,第2段差部50)は、中心軸101の軸方向において、第2開口部74の開口面から筒体72の内側に向けて突出している。段差部52は、中心軸101の軸方向において、支持体76(隔壁部86)に近づく方向に突出している。第1段差部48の膨出部49は、第2開口部74に嵌合されている。膨出部49の外周面49cは、筒体72の内周面と面接触している。第2段差部50の頂面50aは、中心軸101の軸方向において、両頭針80(第1穿刺針81)と対向している。頂面50aは、筒部77の内側に位置している。両頭針80(第1穿刺針81)は、第2段差部50と接触してもよいし、接触しなくてもよい。
本実施の形態では、段差部52が、第2開口部74の開口面から筒体72の内側に向けて突出するように設けられている。これにより、段差部52の引っ掛かり等に起因して、蓋部46が第2開口部74から外れることを防止できる。
なお、本発明におけるキャップ体の構造は、弾性体から分離可能で、かつ、分離後に筒体の第2開口部を閉塞可能なものであれば、特に限定されない。たとえば、キャップ体は、本実施の形態におけるように保持部42と蓋部46とが一体になったものでなく、弾性体35の第2表面35bに貼り合わされた円盤状の平板であってもよい。この場合に、キャップ体は、筒体の第2開口部に嵌合可能な直径を有すればよい。
続いて、医療用容器10の使用方法について説明する。図12から図16は、医療用容器の使用時の形態を示す斜視図である。図17は、医療用容器の使用後の形態を示す斜視図である。
図1および図12を参照して、まず、封止体90を筒体72から引き剥がす。これにより、筒体72の第2開口部74を開口させる。
図13および図14を参照して、次に、第2開口部74に第2容器210を挿入する。これにより、第2容器210を移注具71に装着し、第1容器21および第2容器210を両頭針80を通じて互いに連通させる。次に、第1容器21に収容された溶解液を両頭針80を通じて第2容器210に移す。第2容器210に収容された乾燥薬剤を溶解液に溶解する。得られた液体薬剤を両頭針80を通じて第2容器210から第1容器21に移す。
図6および図15を参照して、次に、キャップ体41を弾性体35から分離する。より具体的には、蓋部46を摘まんで、破断部55を破断させつつ蓋部46を保持部42から引き離す。これにより、蓋部46が弾性体35から分離し、蓋部46に覆われていた弾性体35の第2表面35bが外部に露出する。本実施の形態では、段差部52が、保持部42とは反対側から見た場合にベース部47から凹む段差をなしているため、蓋部46を指で摘まみ易くなる。このため、蓋部46を保持部42から引き離す際の作業性が良好となる。
図16を参照して、次に、医療用容器10に対して輸液セット310をセッティングする。より具体的には、輸液セット310のスパイク針を第2表面35bを通じて弾性体35に穿刺する。
図17を参照して、第1容器21に収容された液体薬剤が使用された後、輸液セット310および第2容器210を医療用容器10から取り外す。本実施の形態では、第1容器21が樹脂製であり、第2容器210がガラス製であるため、第1容器21および第2容器210を分別して廃棄する必要がある。
図10および図11を参照して、先の工程で弾性体35から分離されたキャップ体41(蓋部46)により、筒体72の第2開口部74を閉塞する。
図17に示されるように、第2容器210が取り外されることによって、筒体72の第2開口部74が開口するため、筒体72内の両頭針80が外部に露出する。特に本実施の形態では、第2容器210が医療用容器10から取り外された後に、両頭針80が第2開口部74により近い初期位置に存在する。これに対して、弾性体35から分離されたキャップ体41(蓋部46)で第2開口部74を閉塞することによって、医療用容器10の使用後の安全性を確保することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、医療用容器に適用される。
10 医療用容器、21 第1容器、22,211 容器本体、23 第1接続口部、24 雄ねじ部、26 第1開口部、27,43 突出部、28,44 鍔部、35,213 弾性体、35a 第1表面、35b 第2表面、36,37 溝部、41 キャップ体、42 保持部、45 円筒部、46 蓋部、47 ベース部、47a 第1ベース表面、47b 第2ベース表面、48 第1段差部、49 膨出部、49c 外周面、50 第2段差部、50a 頂面、52 段差部、55 破断部、56 折り返し部、71 移注具、72 筒体、73 第2接続口部、74 第2開口部、75,77 筒部、75g,77g 突起部、76 支持体、78 底部、79,85 孔、80 両頭針、81 第1穿刺針、82 第2穿刺針、83 管路部、84 第2係止板部、84p 第2弾性変形部、86 隔壁部、87 第1係止板部、87p 第1弾性変形部、88 内側筒部、89 雌ねじ部、90 封止体、91 フック、96 中間弾性体、97,214 薄肉部、101 中心軸、210 第2容器、212 第3開口部、310 輸液セット。

Claims (5)

  1. 第1収容物を収容する第1容器と、
    前記第1容器に接続され、前記第1容器と、第2収容物を収容する第2容器との間において、前記第1収容物および前記第2収容物の少なくともいずれか一方を移すための移注具とを備え、
    前記第1容器は、
    第1開口部を有する容器本体と、
    前記第1開口部を閉塞する弾性体と、
    前記弾性体を覆うように設けられ、前記弾性体から分離可能なキャップ体とを含み、
    前記移注具は、
    前記第2容器が着脱可能な第2開口部を有する筒体と、
    前記筒体内に設けられ、前記第1容器および前記第2容器の間を連通させる両頭針とを含み、
    前記キャップ体は、前記第2開口部に嵌合可能な寸法を有する部分を有し、前記第2開口部を閉塞可能である、医療用容器。
  2. 前記キャップ体は、
    前記弾性体を前記容器本体に対して保持する保持部と、
    前記第2開口部を閉塞可能な蓋部と、
    前記保持部および前記蓋部を接続し、外力が加えられることによって破断される破断部とを有する、請求項1に記載の医療用容器。
  3. 前記蓋部は、
    所定軸を中心とするリング形状を有するベース部と、
    前記ベース部と前記所定軸の軸方向における段差を生じさせるように設けられ、前記破断部を介して前記保持部に接続され、前記部分を含む段差部とを有し、
    前記ベース部は、
    前記所定軸の軸方向において、前記保持部の側を向く第1ベース表面と、
    前記第1ベース表面の裏側に配置される第2ベース表面とを有し、
    前記段差部は、前記第1ベース表面の側から見た場合に前記ベース部から突出する段差をなし、前記第2ベース表面の側から見た場合に前記ベース部から凹む段差をなす、請求項2に記載の医療用容器。
  4. 前記第2開口部が前記蓋部により閉塞された状態において、前記ベース部は、前記第1ベース表面が前記筒体の内部を向き、前記第2ベース表面が前記筒体の外部を向く姿勢で、前記第2開口部の開口面に重ね合わされる、請求項3に記載の医療用容器。
  5. 前記移注具は、前記筒体内に設けられ、前記両頭針を前記筒体の軸方向に沿ってスライド可能に支持する支持体をさらに含み、
    前記両頭針は、前記第2開口部に対する前記第2容器の装着時に、前記筒体の軸方向に沿って前記第2開口部から離れる方向にスライドし、前記第2開口部からの前記第2容器の取り外し時に、前記筒体の軸方向に沿って前記第2開口部に近づく方向にスライドする、請求項1から4のいずれか1項に記載の医療用容器。
JP2018220012A 2018-11-26 2018-11-26 医療用容器 Active JP7238360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018220012A JP7238360B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 医療用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018220012A JP7238360B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 医療用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020081359A JP2020081359A (ja) 2020-06-04
JP7238360B2 true JP7238360B2 (ja) 2023-03-14

Family

ID=70904834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018220012A Active JP7238360B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 医療用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7238360B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4048337B2 (ja) * 1998-09-02 2008-02-20 株式会社大塚製薬工場 両頭針付き輸液容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020081359A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8721614B2 (en) Connector assembly
US8641012B2 (en) Medical connector
US8986277B2 (en) Connector, syringe assembly, and connector for mixing
JP5888606B2 (ja) 薬剤調製器具
CA2652206C (en) Reconstitution device
JPH06239352A (ja) 溶解液注入セット
WO2009133755A1 (ja) コネクタ組立体
US20160262982A1 (en) Medical Connecting Device
JP2004267776A (ja) 医用流体のための移送装置
CN106999348B (zh) 混合和/或转移装置
US20120313366A1 (en) Connector for containers containing a medicinal active substance
JPWO2018186361A1 (ja) 接続器具、及び、器具接続具
EP2982408B1 (en) Connector
JP5994400B2 (ja) メスコネクタ
WO2015166993A1 (ja) 医薬品容器用コネクタ及びオス部材用カバー
JP2012510330A (ja) 改良型薬品容器
JP7238360B2 (ja) 医療用容器
JP7151481B2 (ja) コネクタ、コネクタ付薬剤容器、液剤移送装置
JPWO2018038077A1 (ja) シリンジ包装体
US9814650B1 (en) Self-disinfecting medication vial cap assembly
JPWO2016143362A1 (ja) コネクタ及び医療機器セット
JP7243311B2 (ja) 医療用容器
JPH06343678A (ja) 輸液用容器
JP3225497B2 (ja) 薬液注入装置
JP6922402B2 (ja) キャップ付きコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7238360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150