JP7232030B2 - 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 - Google Patents
情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 Download PDFInfo
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本開示は、一側面では、商取引におけるユーザの利便性などを向上させることができる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置を提供することを目的とする。
また、例えば、MPM方式を用いた識別コード決済システムでは、商取引の決済(料金の精算)時に店舗側のキャッシュレジスタまたはその付近に、複数の決済事業者に各々に対応した複数の識別コードが設置されることが予想される。しかし、そのような状況において、ユーザが所望の識別コードを読み取ろうとすると、意図せずに他の識別コードを含む複数の識別コードを読み込んでしまう場合があり得る。その結果、ユーザが希望する識別コードが選択されなかったり、ユーザが希望しない識別コードを用いて決済を行ってしまったりといったおそれがある。
また、商取引の形態として、ユーザが購入主体となって、例えばウェブ上のショッピングモールなどの購入用の電子商取引プラットフォームを有する商取引サービスで、所望の商品などを購入するケースや、ユーザが販売主体となって、例えばオークションサービスやフリーマッケットサービスなどの販売用の電子商取引プラットフォームを有する商取引サービスに商品などを出品して販売するケースがある。これらの場合、ユーザは、種々の商取引サービスにおける該当商品の販売価格や落札価格を調査し、より有利な実績値を有する商取引サービスを選択することが一般的である。しかし、ユーザによる調査が不十分な場合、有利な商取引サービスでの購入や販売を行うことができないおそれがあり、その結果、ユーザにとって有益な商取引の機会を逃してしまうおそれがある。また、そのような調査や選定作業は、ユーザにとって煩雑で面倒であり、ユーザが商取引をためらうことも想定される。
また、例えば、店舗での商品などの会計時に、顧客に対して、紙媒体などを用いたくじ引きやクーポンなどの特典を付与するキャンペーンが実施されることがあるが、くじを引いたりクーポンを受け取ったりする作業を面倒に感じるユーザも存在する。しかも、QR決済時にそのような作業が発生すると、手軽さや迅速性に優れるQR決済の利便性が損なわれてしまうおそれがある。
本開示の一実施形態に係る情報処理プログラムは、情報処理装置に、特定情報を動的に表示するステップと、前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、を実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報処理プログラムは、情報処理装置に、特定情報を取得するステップと、前記特定情報を動的に表示するステップと、前記特定情報に対応付けられた商品情報を、1以上の商取引サービスから取得するステップと、少なくとも1つの前記特定情報と、当該情報に対応付けられた商品情報とをともに表示するステップと、を実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報処理プログラムは、情報処理装置に、店舗に対応付けられた特定情報を取得するステップと、前記特定情報に対応付けられた付加情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示するステップと、を実行させる。
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理方法を有効に実施するための通信システム1の構成を示す。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A,サーバ110Bと、端末120A,端末120B,端末120Cと、サーバ110A,サーバ110Bとは異なるサーバ、例えば他の事業者(他の決済サービスを提供する事業者、他の商取引プラットフォームを提供する事業者、金融機関、クレジットカード会社など)や他の事業部門によって運営される外部システム用の外部サーバ140が接続される。なお、外部サーバ140は接続されなくてもよい。
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
第1実施形態は、ユーザがスマートフォンなどの端末120を用い、店舗がタブレットなどの端末120を用いて、ネットワーク130経由によるオンライン処理で、店舗におけるユーザによる商取引の支払いを、識別コードを用いて行う電子決済への適用例を示す実施形態である。
本実施形態によれば、ユーザが端末120を用いて、識別コードQRa~QRcを一括で一時に読み取ることができ、それらを動的に表示するとともに、決済サービスA~Cにおける決済情報Ka~Kcを取得して、識別コードQRa~QRcとともに表示することができる。これにより、ユーザは、識別コードQRa~QRcと決済情報Ka~Kcを、直感的にかつ平易に認識することができるので、複数の決済サービスA~Cのなかから決済情報を確認しながら所望の決済サービスの識別コードを効率的に選択することができる。また、決済システムでの処理とは別に決済情報を調べる必要がないので、ユーザの手間を軽減するとともに、情報処理装置のリソースの使用量を節減することもできる。さらに、識別コードが複数ではなく単一の場合であっても、決済情報がその識別コードとともに表示されるので、その識別コードに対応する決済サービスの使用の可否判断を行い易くなる利点があり、この場合にも、ユーザの手間と使用するリソースの更なる節減を実現することができる。
図4および図5を用いてサーバ110および端末120の機能構成を説明する。図4および図5は、第1実施形態に係る決済システムを構成する情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図の一例を示し、情報処理装置200(サーバ110および各端末120)によって構築される決済システム610の全体的な概略構成を示す図でもある。図4および図5に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。すなわち、図2に示す情報処理装置200のプロセッサ201は、ストレージ203に記憶された各種プログラム(決済サービス、商取引サービス、およびその他のサービスに係る制御プログラム、演算プログラムなど)をメモリ202(例えばRAM)に展開する。そして、プロセッサ201は、メモリ202に展開された各種プログラムを解釈および実行して、各ハードウェア構成要素を制御することにより、以下に説明する機能構成が実現される。
図4に示すとおり、サーバ110は、入出力I/F311と、通信I/F312と、制御部313と、記憶部314とを有し、決済サービスまたは商取引サービスの関連サーバとして機能する。入出力I/F311は、図2の入出力I/F204に相当し、通信I/F312は、図2の通信I/F205に相当する。また、制御部313は、決済管理部315、口座管理部316と、入出金管理部317と、表示管理部318とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
図5に示すとおり、ユーザの端末120および店舗の端末120は、入出力I/F321と、通信I/F322と、制御部323と、記憶部324とを有する。入出力I/F321は、図2の入出力I/F204に相当し、通信I/F322は、図2の通信I/F205に相当する。また、制御部323は、情報管理部325と、注文処理部326と、指示処理部327と、表示処理部328とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
ユーザの端末120において、制御部323の情報管理部325は、決済システム610において実行される各種処理に必要なユーザによる入力パラメータの管理、端末120における各種設定処理および各種演算処理の制御、店舗から提示される識別コードの読み取りに必要な処理、決済サービスの関連サーバ(各サーバ110)への決済情報要求の送信および決済情報の受信、決済情報の選択処理、識別コードと決済情報との関連付けを行う機能を有する。また、注文処理部326は、サーバ110へ送信するユーザによる商取引における注文に関する処理、および、支払い額の決済要求などの決済に関する処理を行う機能を有する。
店舗の端末120において、制御部323の情報管理部325は、決済システム610において実行される各種処理に必要な店舗による入力パラメータの管理、店舗の端末120における各種設定処理および各種演算処理の制御、必要に応じて、ユーザへ提示する識別コードの表示に必要な処理を行う機能を有する。また、注文処理部326は、ユーザによる商取引における注文の売り上げ計上に関する処理、および、ユーザによる支払い額の決済要求と、売り上げ品目や店舗担当者などとの関連付けに関する処理を行う機能を有する。
図6および図7を参照し、本実施形態に係る決済システム610の処理について説明する。図6は、第1実施形態に係るサーバ110(ここでは、決済サービスA~Cの関連サーバ600a~600cとして示す。)と端末120との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。また、図7(A)~(D)は、第1実施形態に係る処理を行っている状態を模式的に示す概念図である。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は、本開示の技術思想の範囲内において可能な限り変更されてよく、また、適宜、ステップの省略、置換、および追加が可能である。
まず、ステップSP11において、ユーザが端末120を起動し、商取引の前後の任意のタイミングにおいて、決済システムアプリケーション(プログラム)を実行させると、端末120の入出力I/F321を介して所定のログイン画面が表示される。ユーザが入出力I/F321(入力装置)から自身のログイン情報を入力すると、指示処理部327がその情報を、決済システム610の運用サーバであるサーバ110へ送信してログインが許可され、表示管理部318が生成した初期画面の画像データを端末120へ送信する。端末120の表示処理部328は、その画像データに基づいて、入出力I/F321(出力装置)を介して初期画面を表示する。
ユーザが商取引(商品の購入など)を行い、ユーザの端末120において識別コードの読み取り準備ができた後、ユーザは、店舗側のキャッシュレジスタまたはその付近に設置された複数の決済サービスに各々に対応した識別コードQRa~QRcを読み取る。ここでは、例えば、ユーザが端末120の表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して識別コード読取画面を表示し、提示されている識別コードQRa~QRcを撮像することにより一括して(一画像として)読み取る(図7(A)および(B)参照)。また、図7(B)に示す読取画像に基づいて、端末120の情報管理部325が、識別コードQRa~QRcを判別するとともに、情報管理部325および表示処理部328が、その読取画像における識別コードQRa~QRcの状態に対応した態様(例えば、同等の面積比率)で、識別コードQRa~QRcを再表示する(図7(C)参照;ただし、再表示は省略してもよい。)。このとおり、ステップSP12が、本開示における「特定情報を動的に表示するステップ」の一例に相当する。なお、取得する特定情報は、識別コードQRa~QRcのいずれか一つ(すなわち単一の識別コード)であってもよい。
次に、ステップSP13では、ユーザが端末120の表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して支払い額の入力画面を表示し、数字キーのタップ入力や音声入力などにより、商取引の対価の額を指定する。なお、商取引の対価の額の指定は、後述のステップSP15で決済サービスを選択した後に行われてもよい。それから、端末120の情報管理部325が、識別コードQRa~QRcに対応する決済サービスA~Cの各関連サーバ600a~600cに対し、ユーザが行った商取引に関する決済情報要求を送信する。次いで、ステップSP61では、決済情報要求を受信した各関連サーバ600a~600cが、例えば予め設定された項目に該当する決済情報Ka~Kcを抽出または選択し、ユーザの端末120へ送信する。このとおり、ステップSP13,SP61が、本開示における「特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップ」の一例に相当する。
次に、ステップSP14では、端末120の情報管理部325が、取得した決済情報Ka~Kcのなかから、必要に応じて、例えば予め設定された項目の決済情報Ka~Kcを選定し、情報管理部325および表示処理部328が、識別コードQRa~QRcと決済情報Ka~Kcとをともに、入出力I/F321を介して画面表示する。このとおり、ステップSP14が、本開示における「特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップ」の一例に相当する。
それから、ステップSP15では、ユーザが表示された決済情報Ka~Kcを参考にしながら、決済サービスA~Cのなかから所望の決済サービスを選択し(ここでは、決済サービスBを選択するとする。)、その決済サービスBに対応する識別コードQRbをタップなどにより指定する。これにより、ステップSP16において、端末120の注文処理部326が、指定金額とともにその決済要求(決済リクエスト)を関連サーバ600bへ送信し、決済サービスBによる決済機能が起動する。
決済要求を受け付けた関連サーバ600bの決済管理部315および口座管理部316は、ステップSP62において、ユーザアカウント口座の残高が指定金額以上であることを確認し、決済管理部315および入出金管理部317が、その決済要求を承認する。また、ステップSP62では、その指定金額を、ユーザアカウント口座から出金し、識別コードQRbに関連付けられている店舗アカウント口座へ入金する。
第1実施形態の第1実施例は、識別コードに関連付けて表示する決済情報として、取得し得る種々の項目の決済情報を、全てそのまま表示する、または、一律に表示するのではなく、取得して表示する決済情報の種類や表示態様を、所定の条件に沿うように決定するためのオプション処理を行う実施例である。
本実施例によれば、取得し得る決済情報が多い場合でも、ユーザにとって有用な決済情報に絞り込んだ上で取得して表示することができるので、ユーザが希望する決済サービスをより効率よく選択することが可能となる。その結果、決済処理におけるユーザの手間と煩雑さを更に軽減して、ユーザの利便性を更に向上させることができる。また、予め取得する項目を取捨選択して表示量を減らすことができるので、情報処理装置のリソースの使用量やデータ通信量を一層節減することができる。
図8は、本実施例に係るサーバ110(ここでは、決済サービスA~Cの関連サーバ600a~600cとして示す。)と端末120との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。図8に示すように、本実施例は、ステップSP12において識別コードの読み取りと表示を行った後に、ステップSP80において、所定のオプション処理を行い、その後、各識別コードに対応する決済サービスの関連サーバに、必要となる決済情報要求を送信すること以外は、図6に示す第1実施形態における処理手順と同等の処理を実施する。以下、オプション処理の各種具体例について説明する。
ユーザの端末120で撮影して読み込んだ識別コードが表示画面(図7(B)または図7(C)参照)に占める面積(面積割合でもよい。)に応じて、例えば下記の条件に沿って、取得して表示する決済情報の種類をスクリーニングすることができる。
決済情報の各項目に優先度を設定し、その優先度に応じて、取得する決済情報の種類を決定する。この場合、各項目の優先度は、例えばユーザが選択して設定することができる。例えば、決済情報のうち、決済サービスの事業者に関する情報、ユーザアカウント口座などの残高、直近の決済履歴などに、予め優先度(表示する順位)を設定しておくことができる。
決済サービスに優先度を設定し、その優先度に応じて、取得する決済情報を決定する。例えば、ユーザによる使用履歴や使用頻度の高い順に優先度を設定し、優先度が高い順に所定の数の決済サービスのみについて、決済情報の全部または一部を取得して表示してもよいし、ユーザによる使用履歴がある決済サービスのみについて、決済情報の全部または一部を取得して表示するようにしてもよい。
第1実施形態の第2実施例は、識別コードに関連付けて表示する決済情報として、取得した種々の項目の決済情報を、全てそのままあるいは一律に表示するのではなく、表示する決済情報の種類や表示態様を、所定の条件に沿うように変更するためのオプション処理を行う実施例である。
本実施例によれば、取得した決済情報が多い場合でも、ユーザにとって有用な決済情報に絞り込んで表示することができるので、ユーザが希望する決済サービスをより効率よく選択することが可能となる。その結果、決済処理におけるユーザの手間と煩雑さを更に軽減して、ユーザの利便性を更に向上させることができる。また、表示項目を取捨選択して表示量を減らすことができるので、情報処理装置のリソースの使用量を一層節減することができる。
図9は、本実施例に係るサーバ110(ここでは、決済サービスA~Cの関連サーバ600a~600cとして示す。)と端末120との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。図9に示すように、本実施例は、ステップSP61において各決済サービスA~Cの関連サーバ600a~600cから各決済情報Ka~Kcを取得した後に、ステップSP81において、所定のオプション処理を行うことにより、表示する決済情報を必要となる決済情報へ変更すること以外は、図6に示す第1実施形態における処理手順と同等の処理を実施する。以下、オプション処理の各種具体例について説明する。
ユーザの端末120で撮影して読み込んだ識別コードが表示画面(図7(B)または図7(C)参照)に占める面積(面積割合でもよい。)に応じて、例えば下記の条件に沿って、取得した決済情報のうち表示する決済情報の種類をスクリーニングすることができる。
決済情報の各項目に優先度を設定し、その優先度に応じて、表示する決済情報の種類を変更する。この場合、各項目の優先度は、例えばユーザが選択して設定することができる。例えば、決済情報のうち、決済サービスの事業者に関する情報、ユーザアカウント口座などの残高、直近の決済履歴などに、予め優先度(表示する順位)を設定しておくことができる。
決済サービスに優先度を設定し、その優先度に応じて、表示する決済情報を変更する。例えば、ユーザによる使用履歴や使用頻度の高い順に優先度を設定し、優先度が高い順に所定の数の決済サービスのみについて、決済情報の全部または一部を表示してもよいし、ユーザによる使用履歴がある決済サービスのみについて、決済情報の全部または一部を表示するようにしてもよい。
取得した決済情報の種類毎に、その決済情報項目の優先度に応じて表示する決済情報を変更してもよい。例えば、決済情報が、ユーザアカウント口座の残高である場合、残高が最も多いユーザアカウント口座が関連付けられた決済サービスのみについて、その決済情報を含む決済情報を表示するようにしてもよい。また、決済情報が、キャンペーンの開催または実施の有無である場合、キャンペーンを開催または実施している決済サービスのみについて、その決済情報を含む決済情報を表示するようにしてもよい。
第1実施形態の第3実施例は、識別コードが撮像などにより取得された場所の位置情報に基づいて、起動される機能が変更される実施例である。
本実施例によれば、ユーザが販売主体となって商品などを商取引プラットフォームに出品する場合、および、ユーザが購入主体となって、実店舗や商取引プラットフォームから商品などを購入する場合のいずれにも対応することができる機能を、ユーザの端末120から起動することができる。これにより、ユーザがとり得る商取引形態に柔軟に対応することができ、ユーザの利便性を更に一層向上させることができる。
例えば、識別コードや商品画像の取得場所が自宅以外である場合、ユーザが購入主体となって、実店舗や購入用の商取引プラットフォームから商品などを購入することを前提に、その決済情報が表示される処理が実行される。この場合、実店舗において識別コードを用いた決済が、前述した第1実施形態に含まれる。また、実店舗において商品を撮像などした場合には、例えば複数の購入用の商取引プラットフォーム(のオンラインストアなど)で販売されている当該商品の商品情報を取得して、その商品情報を表示することにより、ユーザは最も安価なオンラインストアなどでその商品を購入することができる。一方、識別コードや商品画像の取得場所が自宅である場合、後述する第2実施形態に係る処理、すなわち、ユーザが販売主体となって、商品などを販売用の商取引プラットフォームに出品することを前提に、その商品情報が表示される処理が実行される。また、ユーザの端末120の画面表示上で、スワイプ操作などにより、それらの各機能を任意に切り替えることができるように構成してもよい。このとおり、特定情報(識別コードや商品画像など)が取得された場所の位置情報が所定の範囲外(例えば自宅以外)である場合に、ユーザによる購入処理を実行し、特定情報(識別コードや商品画像など)が取得された場所の位置情報が所定の範囲内(例えば自宅)である場合に、ユーザによる商品の出品処理を実行することにより、商取引の汎用性およびユーザの利便性をさらに高めることができる。
第2実施形態は、ユーザが端末120を用いて、ネットワーク130経由によるオンライン処理で、商品などを商取引プラットフォームに出品する商取引サービスへの適用例を示す実施形態である。
本実施形態によれば、ユーザが端末120を用いて、商品Ga~Gcを読み取ることができ、それらを動的に表示するとともに、商取引サービスE~Gにおける商品情報Sa~Scを取得して、商品Ga~Gcとともに表示することができる。これにより、ユーザは、商品Ga~Gcと商品情報Sa~Scを、直感的にかつ平易に認識することができるので、複数の商取引サービスE~Gのなかから所望の商取引サービスを効率的に選択することができる。また、商取引システムでの処理とは別に商品情報を調べる必要がないので、ユーザの手間を軽減するとともに、情報処理装置のリソースの使用量を節減することもできる。さらに、単一の商品に対して複数の商取引サービスから取得される商品情報を表示したり、複数の商品に対して、単一または複数の商取引サービスから取得される商品情報を表示したりできるので、ユーザによる選択肢が広がり、ユーザにとって有益な商取引の機会を確保することができる。
図11および図12を用いてサーバ110および端末120の機能構成を説明する。なお、図11および図12におけるサーバ110によって、図10に示す各関連サーバ700e~700gを構成することができる。図11および図12は、第2実施形態に係る商取引システムを構成する情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図の一例を示し、情報処理装置200(サーバ110および各端末120)によって構築される商取引システム710の全体的な概略構成を示す図でもある。図11および図12に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。すなわち、図2に示す情報処理装置200のプロセッサ201は、ストレージ203に記憶された各種プログラム(決済サービス、商取引サービス、およびその他のサービスに係る制御プログラム、演算プログラムなど)をメモリ202(例えばRAM)に展開する。そして、プロセッサ201は、メモリ202に展開された各種プログラムを解釈および実行して、各ハードウェア構成要素を制御することにより、以下に説明する機能構成が実現される。
図11に示すとおり、サーバ110は、入出力I/F311と、通信I/F312と、制御部313と、記憶部314とを有し、決済サービスまたは商取引サービスの関連サーバとして機能する。入出力I/F311は、図2の入出力I/F204に相当し、通信I/F312は、図2の通信I/F205に相当する。また、制御部313は、取引管理部415、口座管理部316と、入出金管理部317と、表示管理部318とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
図12に示すとおり、ユーザの端末120は、入出力I/F321と、通信I/F322と、制御部323と、記憶部324とを有する。入出力I/F321は、図2の入出力I/F204に相当し、通信I/F322は、図2の通信I/F205に相当する。また、制御部323は、情報管理部325と、出品処理部426と、指示処理部327と、表示処理部328とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
図13および図14を参照し、本実施形態に係る商取引システム710の処理について説明する。図13は、第2実施形態に係るサーバ110(ここでは、図10と同様に、商取引サービスE~Gの各関連サーバ700e~700gとして示す。)と端末120との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。また、図14(A)~(D)は、第2実施形態に係る処理を行っている状態を模式的に示す概念図である。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は、本開示の技術思想の範囲内において可能な限り変更されてよく、また、適宜、ステップの省略、置換、および追加が可能である。
まず、ステップSP21において、ユーザが端末120を起動し、商取引システムアプリケーション(プログラム)を実行させると、端末120の入出力I/F321を介して所定のログイン画面が表示される。ユーザが入出力I/F321(入力装置)から自身のログイン情報を入力すると、指示処理部327がその情報を、商取引システム710の運用サーバであるサーバ110へ送信してログインが許可され、表示管理部318が生成した初期画面の画像データを端末120へ送信する。端末120の表示処理部328は、その画像データに基づいて、入出力I/F321(出力装置)を介して初期画面を表示する。
ユーザの端末120において出品商品の読み取り準備ができた後、ユーザは、商品Ga~Gcを読み取る。ここでは、例えば、ユーザが端末120の表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して商品読取画面を表示し、商品Ga~Gcを撮像することにより一括して(一画像として)読み取る(図14(A)および(B)参照)。また、図14(B)に示す読取画像に基づいて、端末120の情報管理部325が、商品Ga~Gcを判別するとともに、情報管理部325および表示処理部328が、その読取画像における商品Ga~Gcの状態に対応した態様(例えば、同等の面積比率)で、商品Ga~Gcを再表示する(図14(C)参照;ただし、再表示は省略してもよい。)。このとおり、ステップSP22が、本開示における「特定情報を取得するステップ」、および「特定情報を動的に表示するステップ」の一例に相当する。なお、取得する特定情報は、商品Ga~Gcのいずれか一つ(すなわち単一の商品)であってもよい。
次に、ステップSP23では、端末120の情報管理部325が、商取引サービスE~Gの各関連サーバ700e~700gに対し、ユーザが端末120で読み取った商品Ga~Gc関する商品情報要求を送信する。次いで、ステップSP71では、商品情報要求を受信した各関連サーバ700e~700gが、例えば予め設定された項目に該当する商品情報Sa~Scを抽出または選択し、ユーザの端末120へ送信する。このとおり、ステップSP23,SP71が、本開示における「特定情報に対応付けられた商品情報を、1以上の商取引サービスから取得するステップ」の一例に相当する。
次に、ステップSP24では、端末120の情報管理部325が、取得した商品情報Sa~Scのなかから、必要に応じて、例えば予め設定された項目の商品情報Sa~Scを選定し、情報管理部325および表示処理部328が、商品Ga~Gcと商品情報Sa~Scとをともに、入出力I/F321を介して画面表示する。このとおり、ステップSP24が、本開示における「少なくとも1つの特定情報と、当該情報に対応付けられた商品情報とをともに表示するステップ」の一例に相当する。
それから、ステップSP25では、ユーザが表示された商品情報Sa~Scを参考にしながら、商取引サービスE~Gのなかから所望の商取引サービスを少なくとも1つを選択し(ここでは、商取引サービスFを選択するとする。)、その商取引サービスFに対応する商品情報Sbをタップなどにより指定する(商取引サービスが1つの場合には、商品Gbをタップしてもよい。)。これにより、ステップSP26において、端末120の出品処理部426が、その出品要求(出品リクエスト)を関連サーバ700fへ送信し、商取引サービスFによる商取引機能が起動する。
出品要求を受け付けた関連サーバ700fの取引管理部415は、ステップSP72において、出品用の商取引プラットフォームを利用可能であり、かつ、ユーザが出品条件を満たすことを確認し、その出品要求を承認する。
第2実施形態の第1実施例は、商品に関連付けて表示する商品情報として、取得し得る種々の項目の商品情報を、全てそのまま表示する、または、一律に表示するのではなく、取得して表示する商品情報の項目の種類や表示態様を、所定の条件に沿うように決定するためのオプション処理を行う実施例である。
本実施例によれば、取得し得る商品情報が多い場合でも、ユーザにとって有用な商品情報に絞り込んだ上で取得して表示することができるので、ユーザが希望する商取引サービスをより効率よく選択することが可能となる。その結果、出品処理におけるユーザの手間と煩雑さを更に軽減して、ユーザの利便性を更に向上させることができる。また、予め取得する項目を取捨選択して表示量を減らすことができるので、情報処理装置のリソースの使用量やデータ通信量を一層節減することができる。
図15は、本実施例に係るサーバ110(ここでは、商取引サービスE~Gの関連サーバ700e~700gとして示す。)と端末120との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。図15に示すように、本実施例は、ステップSP22において商品の読み取りと表示を行った後に、ステップSP90において、所定のオプション処理を行い、その後、商取引サービスの関連サーバに、必要となる商品情報要求を送信すること以外は、図13に示す第2実施形態における処理手順と同等の処理を実施する。以下、オプション処理の各種具体例について説明する。
ユーザの端末120で撮影して読み込んだ商品が表示画面(図14(B)または図14(C)参照)に占める面積(面積割合でもよい。)に応じて、例えば下記の条件に沿って、取得して表示する商品情報の種類をスクリーニングすることができる。
商品情報の各項目に優先度を設定し、その優先度に応じて、取得する商品情報の種類を決定する。この場合、各項目の優先度は、例えばユーザが選択して設定することができる。例えば、商品情報のうち、商取引サービスの事業者に関する情報、出品数、落札実績などに、予め優先度(表示する順位)を設定しておくことができる。
商取引サービスに優先度を設定し、その優先度に応じて、取得する商品情報を決定する。例えば、ユーザによる使用履歴や使用頻度の高い順に優先度を設定し、優先度が高い順に所定の数の商取引サービスのみについて、商品情報の全部または一部を取得して表示してもよいし、ユーザによる使用履歴がある商取引サービスのみについて、決済情報の全部または一部を取得して表示するようにしてもよい。
第2実施形態の第2実施例は、商品に関連付けて表示する商品情報として、取得した種々の項目の商品情報を、全てそのままあるいは一律に表示するのではなく、表示する商品情報の種類や表示態様を、所定の条件に沿うように変更するためのオプション処理を行う実施例である。
本実施例によれば、取得した商品情報が多い場合でも、ユーザにとって有用な商品情報に絞り込んで表示することができるので、ユーザが希望する商取引サービスをより効率よく選択することが可能となる。その結果、出品処理におけるユーザの手間と煩雑さを更に軽減して、ユーザの利便性を更に向上させることができる。また、表示項目を取捨選択して表示量を減らすことができるので、情報処理装置のリソースの使用量を一層節減することができる。
図16は、本実施例に係るサーバ110(ここでは、商取引サービスE~Gの関連サーバ700e~700gとして示す。)と端末120との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。図16に示すように、本実施例は、ステップSP71において各商取引サービスE~Gの関連サーバ700e~700gから各商品情報Sa~Scを取得した後に、ステップSP91において、所定のオプション処理を行うことにより、表示する決済情報を必要となる決済情報へ変更すること以外は、図13に示す第2実施形態における処理手順と同等の処理を実施する。以下、オプション処理の各種具体例について説明する。
ユーザの端末120で撮影して読み込んだ商品が表示画面(図14(B)または図14(C)参照)に占める面積(面積割合でもよい。)に応じて、例えば下記の条件に沿って、取得した商品情報のうち表示する商品情報の種類をスクリーニングすることができる。
商品情報の各項目に優先度を設定し、その優先度に応じて、表示する商品情報の種類を変更する。この場合、各項目の優先度は、例えばユーザが選択して設定することができる。例えば、商品情報のうち、商取引サービスの事業者に関する情報、出品数、落札実績などに、予め優先度(表示する順位)を設定しておくことができる。
商取引サービスに優先度を設定し、その優先度に応じて、表示する商品情報を変更する。例えば、ユーザによる使用履歴や使用頻度の高い順に優先度を設定し、優先度が高い順に所定の数の商取引サービスのみについて、商品情報の全部または一部を表示してもよいし、ユーザによる使用履歴がある商取引サービスのみについて、商品情報の全部または一部を表示するようにしてもよい。
取得した商品情報の種類毎に、その商品情報項目の優先度に応じて表示する商品情報を変更してもよい。例えば、商品情報が、落札実績(落札相場)である場合、実績値が最も高い商取引サービスのみについて、その商品情報を含む商品情報を表示するようにしてもよい。また、商品情報が、キャンペーンの開催または実施の有無である場合、キャンペーンを開催または実施している商取引サービスのみについて、その商品情報を含む商品情報を表示するようにしてもよい。
第2実施形態の第3実施例は、商品が撮像などにより取得された場所の位置情報に基づいて、起動される機能が変更される実施例である。
本実施例によれば、ユーザが販売主体となって商品などを商取引プラットフォームに出品する場合、および、ユーザが購入主体となって、実店舗や商取引プラットフォームから商品などを購入する場合のいずれにも対応することができる機能を、ユーザの端末120から起動することができるので、ユーザがとり得る商取引形態に柔軟に対応することができ、ユーザの利便性を更に一層向上させることができる。
例えば、識別コードや商品画像の取得場所が自宅である場合、前述した第2実施形態に係る処理、すなわち、ユーザが販売主体となって、商品などを販売用の商取引プラットフォームに出品することを前提に、その商品情報が表示される処理が実行される。一方、識別コードや商品画像の取得場所が自宅以外である場合、ユーザが購入主体となって、実店舗や購入用の商取引プラットフォームから商品などを購入することを前提に、その決済情報が表示される処理が実行される。この場合、実店舗において識別コードを用いた決済が、前述した第1実施形態に含まれる。また、実店舗において商品を撮像などした場合には、例えば複数の購入用の商取引プラットフォーム(のオンラインストアなど)で販売されている当該商品の商品情報を取得して、その商品情報を表示することにより、ユーザは最も安価なオンラインストアなどでその商品を購入することができる。また、ユーザの端末120の画面表示上で、スワイプ操作などにより、それらの各機能を任意に切り替えることができるように構成してもよい。このとおり、特定情報(識別コードや商品画像など)が取得された場所の位置情報が所定の範囲外(例えば自宅以外)である場合に、ユーザによる購入処理を実行し、特定情報(識別コードや商品画像など)が取得された場所の位置情報が所定の範囲内(例えば自宅)である場合に、ユーザによる商品の出品処理を実行することにより、商取引の汎用性およびユーザの利便性をさらに高めることができる。
第3実施形態は、ユーザがスマートフォンなどの端末120を用い、ネットワーク130経由によるオンライン処理で、店舗におけるユーザによる商取引の支払いや商取引に関連する特典の受領などを、識別コードを用いて行う電子決済への適用例を示す実施形態である。また、その識別コードを用いた行為に対応付けられた付加情報を、AR(仮想現実)技術を用いて、仮想的に拡張された視覚情報として表示する適用例である。
先に述べたとおり、店舗(例えばコンビニエンスストアや飲食店など)での商品などの会計時に、ユーザに対して、紙媒体などを使用したくじ引きやクーポンなどの特典が付与されることがあるが、ユーザによっては、会計が終わってから、物理的にくじを引いたり紙クーポンを受け取ったりする作業を面倒に感じることも多く、識別コードによる決済処理の利便性が損なわれてしまうおそれがある。
(1)サーバの機能構成
第3実施形態におけるサーバ110の機能構成は、第1実施形態におけるサーバ110の機能構成と実質的に同等であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
第3実施形態における端末120の機能構成は、第1実施形態における端末120の機能構成と実質的に同等であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
図17を参照し、本実施形態に係る決済システム610の処理について説明する。図17は、第3実施形態に係るサーバ110と端末120(ユーザの端末120Aおよび店舗の端末120B)の処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は、本開示の技術思想の範囲内において可能な限り変更されてよく、また、適宜、ステップの省略、置換、および追加が可能である。
まず、ユーザが店舗にて商品の購入などの商取引を行うと、ステップSB1において、店舗担当者が店舗の端末120Bを起動し、決済システムアプリケーション(プログラム)を実行させ、端末120Bの入出力I/F321を介して所定のログイン画面が表示される。店舗担当者が入出力I/F321(入力装置)を介して自身のログイン情報を入力すると、指示処理部327がその情報をサーバ110へ送信してログインが許可され、表示管理部318が生成した初期画面の画像データを端末120Bへ送信する。端末120Bの表示処理部328は、その画像データに基づいて、入出力I/F321(出力装置)を介して初期画面を表示する。
ユーザの端末120Aにおいて識別コードの読み取り準備ができた後、ステップSB3では、店舗担当者が店舗の端末120Bの表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して店舗に対応付けられた識別コードを表示し、ユーザに提示する。ステップSA2では、ユーザが端末120Aの表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して識別コード読取画面を表示し、例えばその識別コードを撮像することにより読み取る。次に、ステップSA3において、ユーザが端末120Aの表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して支払い額の入力画面を表示し、数字キーのタップ入力や音声入力などにより、商取引の対価の額を指定する。次いで、ステップSA4において、端末120Aの注文処理部326が、指定金額とともにその決済要求(決済リクエスト)をサーバ110へ送信する。なお、図17においては、ステップSA3として、ユーザが支払い額の入力を行う代わりに、店員が店舗の端末120Bに支払い額を入力し、識別コードとともにユーザに提示してもよい。これにより、ユーザの端末120Aが識別コードを読み込んだ時に金額情報を取得することも可能となる。このとおり、ステップSA2が、本開示における「店舗に対応付けられた特定情報を取得するステップ」の一例に相当する。なお、取得する特定情報は、第1実施形態と同様に、単一の識別コードで複数の識別コードであってもよい。
決済要求を受け付けたサーバ110の決済管理部315および口座管理部316は、ステップS101において、ユーザアカウント口座の残高を確認し、その残高が指定金額以上であれば、サーバ110の決済管理部315および入出金管理部317は、その決済要求を承認する。また、ステップS102では、さらに、その指定金額を、ユーザアカウント口座から出金し、識別コードに関連付けられている店舗アカウント口座へ入金する。
次に、ステップS102において、サーバ110の口座管理部316および表示管理部318は、入出金の完了、および、更新されたユーザアカウント口座および店舗アカウント口座の残高を、それぞれユーザおよび店舗へ通知するための画面の画像データを生成し、端末120A,120Bへ送信する。端末120A,120Bの表示処理部328は、その画像データに基づいて、入出力I/F321(出力装置)を介して、決済完了画面および残高通知画面を表示し、決算処理を完了する。
次いで、ステップS103において、サーバ110の決済管理部315は、ユーザによる決済処理が所定条件を満たすか否かを確認し、所定条件を満たす場合に、ステップS104において、ユーザへ付与する特典(例えばくじ、クーポン、ポイントなど)に関する情報をユーザの端末120Aへ送信する。なお、ステップS103における所定条件の確認は、サーバ110に替えて、店舗の端末120Bで行ってもよく、この場合、店舗の端末120Bが、サーバ110に対して、端末120Aへ特典に関する情報を送信する指示を送るようにしてもよい。
・決済額(商取引の金額)が所定金額以上である。
・特定の商品を購入した。
・所定期間に来店した。
・所定期間に来店して商品を購入(商取引)した。
・所定期間内に所定回数来店した。
・特定の商品を含む商品を購入(商取引)した。
・特定の位置を経由した(例えば所定の時間帯に所定のレジで決済した。)
それから、ステップSA5において、特典情報を受信したユーザの端末120Aの情報管理部325および表示処理部328は、特典情報に基づいて、特典をAR(仮想現実)表示するための画像データを生成し、入出力I/F321を介して、特典の内容を仮想的に拡張された視覚情報として表示する。例えば、特典がくじの場合、種々の抽選形態のくじをAR表示することにより、娯楽性や興趣性を高めることができる。ユーザは、表示された特典の内容を実施(例えば、くじを引く、クーポンを選択する、ポイントを受け取るなど)し、その実施結果としての特典を獲得する。そして、ステップSA6において、ユーザの端末120Aの情報管理部325は、その特典の結果をサーバ110へ送信する。なお、ユーザが獲得した特典の情報は、ユーザに関連付けられてサーバ110の記憶部314および/または端末120Aの記憶部324に保持され、ユーザは適宜のタイミングでその特典を使用(行使)することができる。このとおり、ステップSA5が、本開示における「特定情報に対応付けられた付加情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示するステップ」の一例に相当する。
第3実施形態の第1実施例は、商取引の有無に関係なく、店舗が設定した特典をユーザが獲得する機会を付与する実施例であり、決済処理に使用する決済用の識別コードではなく、特典付与用の識別コードを用いる実施例である。
本実施例によれば、店舗による商品購入時とは異なる機会に、その店舗で使用し得る特典を獲得する機会が増大するので、ユーザによる店舗での商品購入を促進することが可能になるともに、特典付与用の識別コードの配置設定を工夫することにより、識別コードによる決済処理の使用頻度を増大させることができる。
図18は、本実施例に係るサーバ110と端末120(ユーザの端末120Aおよび店舗の端末120B)との処理のシーケンス図の一例を示し、また、本開示に係る情報処理方法における処理手順の一例を示す図でもある。
まず、ステップSB11において、店舗担当者が、任意のタイミングで店舗の端末120Bを起動し、決済システムアプリケーション(プログラム)を実行させ、端末120Bの入出力I/F321を介して所定のログイン画面を表示してログインし、入出力I/F321(出力装置)を介して初期画面を表示する。それから、ステップSB12では、店舗担当者が店舗の端末120Bの表示画面を切り替えて、入出力I/F321を介して、ユーザに付与する特典に関する設定画面を表示する。この設定画面において、特典付与用の識別コードを生成し、端末120Bの情報管理部325が、その識別コードを店舗に関連付けて、識別コードを付与可能な場所(例えば店舗の敷地内、店舗内の特定の場所など)や特典の内容(例えば、ユーザが引くことができるくじ、ユーザが使用することができるクーポン、ユーザが使用することができるポイントなど)に関する情報をサーバ110へ送信する。この場合、ユーザが特典付与用の識別コードを取得することができる空間的な範囲を、任意に所望の箇所に設定することができる。
一方、ステップSA11で、店舗に来店したユーザが任意のタイミングで端末120Aを起動し、決済システムアプリケーション(プログラム)を実行させ、端末120Aの入出力I/F321を介して所定のログイン画面を表示してログインし、入出力I/F321(出力装置)を介して初期画面を表示する。それから、ステップSA12において、端末120Aの指示処理部327が、店舗の場所に関する情報を、限定でなく例として、店舗に設置されている特定の識別コードや、GPS情報などを利用する位置測定部による測位データを用いてサーバ110へ送信する。
スッテプS111では、端末120Aからの店舗情報を受信したサーバ110の決済管理部315は、その店舗情報に対応する店舗において、ユーザへ付与する特典が設定されているか否かを検索する。特典が設定されている場合には、ステップS112において、ユーザへ付与する特典(例えばくじ、クーポン、ポイントなど)に関する情報をユーザの端末120Aへ送信する。
それから、ステップSA5において、特典情報を受信したユーザの端末120Aの情報管理部325および表示処理部328は、特典情報に基づいて、特典をAR(仮想現実)表示するための画像データを生成し、入出力I/F321を介して、特典の内容を仮想的に拡張された視覚情報として表示する。例えば、特典がくじの場合、種々の抽選形態のくじをAR表示することにより、娯楽性や興趣性を高めることができる。ユーザは、表示された特典の内容を実施(例えば、くじを引く、クーポンを選択する、ポイントを受け取るなど)し、その実施結果としての特典を獲得する。そして、ステップSA6において、ユーザの端末120Aの情報管理部325は、その特典の結果をサーバ110へ送信する。なお、ユーザが獲得した特典の情報は、ユーザに関連付けられてサーバ110の記憶部314および/または端末120Aの記憶部324に保持され、ユーザは適宜のタイミングでその特典を使用(行使)することができる。
第3実施形態の第2実施例は、ユーザに付与された特典の対象商品(くじの当選商品やクーポンの対象商品など)を、ユーザの端末120BにAR表示により仮想的に拡張された視覚情報として表示する実施例である。
本実施例によれば、ユーザが獲得した特典の対象商品を、端末120Bにおいて簡易にかつ実像に即して確認することができ、これにより、ユーザがその対象商品の情報を別途調査したり探したりすることなく、ユーザにとって有用な商品であるか否かを迅速に見極め易くなる。
本実施例では、図18のステップSB12において、店舗の端末120Bでユーザに付与する特典を設定する際に、その特典の対象商品に関する情報を併せてサーバ110へ送信しておき、サーバ110側で、その対象商品のAR表示用の画像データを作成しておく。そして、ステップS112において、ユーザへ付与する特典(例えばくじ、クーポン、ポイントなど)に関する情報に、特典の対象商品のAR表示用の画像データを含めてユーザの端末120Aへ送信し、ユーザがその特典の対象商品を獲得した際に、受信しておいた画像データに基づいて、入出力I/F321(出力装置)を介して、対象商品のAR表示を行うことができる。
第3実施形態の第3実施例は、ユーザに付与された特典の対象商品(くじの当選商品やクーポンの対象商品など)が店舗で販売または店舗内にある商品である場合に、その対象商品の位置を、ユーザの端末120Bに表示する実施例である。
本実施例によれば、ユーザが獲得した特典の対象商品の店舗内における位置を、端末120Bにおいて簡易に認知することができるので、ユーザがその対象商品を店舗内で受け取りたい場合や対象商品を確認したい場合に、対象商品を自ら探し易くなる。
本実施例では、図18のステップSB12において、店舗の端末120Bでユーザに付与する特典を設定する際に、その特典の対象商品の店舗における位置情報(例えば、店舗内の任意の基準点に基づく座標系における3次元座標位置など)を併せてサーバ110へ送信しておく。そして、ステップS112において、ユーザへ付与する特典(例えばくじ、クーポン、ポイントなど)に関する情報に、特典の対象商品の位置情報を含めてユーザの端末120Aへ送信する。ユーザがその特典の対象商品を獲得した際に、ユーザの端末120Bの基準点に対する相対位置と、対象商品の位置情報に基づいて、端末120Bと対象商品との相対的な位置関係を算出し、その算出結果に基づいて、端末120Bに対象商品の位置を指示するオブジェクトなどを表示することができる。
第3実施形態の第4実施例は、店舗における決済前に、ユーザに特典情報を付与する実施例である。
本実施例によれば、ユーザの端末120を用いた識別コードによる決済前に、その端末に、くじやクーポンなどの付加情報を表示するので、ユーザは、くじ引きやクーポンまたはポイントの付与などの特典を、決済に先立って受けることができ、その結果、予め獲得した特典を決済時の支払い金額に充当することができる。
本実施例では、図18に示す処理でユーザが獲得した特典の結果が、クーポンまたはポイントであった場合に、その使用形態として、ユーザの指示により、それらのクーポンやポイントの一部または全部を、決済時の支払い金額に充当する処理を実行する。
情報処理装置に、
特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、を実行させる情報処理プログラム。
前記特定情報は、前記特定情報に対応付けられた決済サービスを用いて決済を行うための識別コードである、付記1-1に記載の情報処理プログラム。
前記特定情報は、2以上の前記特定情報に対応付けられた決済サービスを用いて決済を行うための識別コードである、付記1-1または1-2に記載の情報処理プログラム。
前記決済情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示する、付記1-1から1-3のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
ユーザの操作に応答して、前記商取引で使用する決済サービスを選択するステップをさらに実行させる付記1-1から1-4のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記特定情報の各々の面積に応じて、前記特定情報または前記決済情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記1-1から1-5のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記特定情報のうち、所定値以上の前記面積を有する特定情報のみについて、前記決済情報を表示する、付記1-6に記載の情報処理プログラム。
前記特定情報のうち、最大の前記面積を有する特定情報のみを表示する、または、最大の前記面積を有する特定情報のみについて、前記決済情報を表示する、付記1-6に記載の情報処理プログラム。
前記特定情報の各々の面積に応じて、表示する前記決済情報の種類を決定または変更する、付記1-6に記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記決済情報の優先度に応じて、前記決済情報の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記1-1から1-9のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記決済サービスの優先度に応じて、前記特定情報または前記特定情報および前記決済情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記1-1から1-10のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記決済情報に含まれる項目の優先度に応じて、前記決済情報の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記1-1から1-11のいずれかに記載の情報処理プログラム。
情報処理装置に、
前記特定情報が取得された場所の位置情報が所定の範囲外である場合に、
前記特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、を実行させる付記1-1から1-12のいずれかに記載の情報処理プログラム。
特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、を有する情報処理方法。
特定情報を動的に表示する特定情報表示部と、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得する決済情報取得部と、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示する決済情報表示部と、を有する情報処理装置。
情報処理装置に、、
特定情報を取得するステップと、
前記特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた商品情報を、1以上の商取引サービスから取得するステップと、
少なくとも1つの前記特定情報と、当該情報に対応付けられた商品情報とをともに表示するステップと、
を実行させる情報処理プログラム。
前記特定情報は、前記商取引の対象品を特定するための情報である、付記2-1に記載の情報処理プログラム。
前記商品情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示する、付記2-1または1-2に記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
ユーザの操作に応答して、前記商取引サービスのうち少なくとも1つを選択するステップをさらに実行させる付記2-1から2-3のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記特定情報の各々の面積に応じて、前記特定情報または前記商品情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記2-1から2-4のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
前記特定情報のうち、所定値以上の前記面積を有する特定情報のみについて、前記商品情報を表示する、付記2-5に記載の情報処理プログラム。
前記特定情報のうち、最大の面積を有する特定情報のみを表示する、または、最大の面積を有する特定情報のみについて、前記商品情報を表示する、付記2-5に記載の情報処理プログラム。
前記特定情報の各々の面積に応じて、表示する前記商品情報の種類を決定または変更する、付記2-5に記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記商品情報の優先度に応じて、前記商品情報の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記2-1から2-8のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記商取引サービスの優先度に応じて、前記特定情報または前記商品情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記2-1から2-9のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記商品情報に含まれる項目の優先度に応じて、前記商品情報の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる付記2-1から2-10のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記特定情報が取得された場所の位置情報が所定範囲内である場合に、
前記特定情報を取得するステップと、
前記特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた商品情報を、1以上の商取引サービスから取得するステップと、
少なくとも1つの前記特定情報に前記商品情報を関連付けて表示するステップと、を実行させる付記2-1から2-11のいずれかに記載の情報処理プログラム。
特定情報を取得するステップと、
前記特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた商品情報を、1以上の商取引サービスから取得するステップと、
少なくとも1つの前記特定情報に前記商品情報を関連付けて表示するステップと、を有する情報処理方法。
特定情報を取得する特定情報取得部と、
前記特定情報を動的に表示する特定情報表示部と、
前記特定情報に対応付けられた商品情報を、1以上の商取引サービスから取得する商品情報取得部と、
少なくとも1つの前記特定情報に前記商品情報を関連付けて表示する商品情報表示部と、を有する情報処理装置。
情報処理装置に、
店舗に対応付けられた特定情報を取得するステップと、
前記特定情報に対応付けられた付加情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示するステップと、を実行させる情報処理プログラム。
前記特定情報が、商取引における決済用の識別コード、または、ユーザへの特典付与用の識別コードのいずれか一方である、付記3-1に記載の情報処理プログラム。
前記付加情報は、ユーザへ付与される特典に関する情報である、付記3-1または3-2に記載の情報処理プログラム。
前記特典は、ユーザが引くことができるくじ、ユーザが使用することができるクーポン、または、ユーザが使用することができるポイントのいずれか一つを含む、付記3-3に記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記特典の対象商品を、仮想的に拡張された視覚情報として表示するステップをさらに実行させる付記3-3または3-4に記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記店舗における前記特典の対象商品の位置を表示するステップをさらに実行させる付記3-5に記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記店舗において、ユーザが前記特定情報を取得することができる空間的な範囲を設定するステップをさらに実行させる、付記3-1から3-4のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記商取引における決済を行うステップをさらに実行させ、
前記特定情報が、前記商取引における決済用の識別コードである場合、前記決済を行う前に、前記付加情報を表示する、付記3-2から3-7のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記情報処理装置に、
前記商取引における決済を行うステップをさらに実行させ、
前記特定情報が、前記商取引における決済用の識別コードである場合、前記決済を行った後に、前記付加情報を表示する、付記3-2から3-7のいずれかに記載の情報処理プログラム。
所定条件を満たす場合に、前記付加情報を表示する、付記3-1から3-9のいずれかに記載の情報処理プログラム。
前記所定条件は、前記商取引の金額が所定金額以上であることを含む、付記3-10に記載の情報処理プログラム。
前記所定条件は、所定期間内に前記商取引が行われることを含む、付記3-10に記載の情報処理プログラム。
前記所定条件は、前記商取引が、特定の商品を含む商取引であることを含む、付記3-10に記載の情報処理プログラム。
店舗に対応付けられた特定情報を取得するステップと、
前記特定情報に対応付けられた付加情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示するステップと、を有する情報処理方法。
店舗に対応付けられた特定情報を取得する特定情報取得部と、
前記特定情報に対応付けられた付加情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示する付加情報表示部と、を有する情報処理装置。
Claims (14)
- 情報処理装置に、
特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、
前記特定情報の各々の面積に応じて、前記特定情報または前記決済情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップと、を実行させる情報処理プログラム。 - 前記特定情報は、前記特定情報に対応付けられた決済サービスを用いて決済を行うための識別コードである、請求項1に記載の情報処理プログラム。
- 前記特定情報は、前記特定情報に対応付けられた決済サービスを用いて決済を行うための2以上の識別コードである、請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
- 前記決済情報を、仮想的に拡張された視覚情報として表示する、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
- 前記情報処理装置に、
ユーザの操作に応答して、使用する決済サービスを選択するステップをさらに実行させる請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。 - 前記特定情報のうち、所定値以上の面積を有する特定情報のみについて、前記決済情報を表示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
- 前記特定情報のうち、最大の面積を有する特定情報のみを表示する、または、最大の面積を有する特定情報のみについて、前記決済情報を表示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
- 前記特定情報の各々の面積に応じて、表示する前記決済情報の種類を決定または変更する、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
- 前記情報処理装置に、
前記決済情報の優先度に応じて、前記決済情報の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記決済サービスの優先度に応じて、前記特定情報または前記決済情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる請求項2、3、又は5に記載の情報処理プログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記決済情報に含まれる項目の優先度に応じて、前記決済情報の表示態様を決定または変更するステップをさらに実行させる請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記特定情報が取得された場所の位置情報が所定の範囲外である場合に、
前記特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、を実行させる請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。 - 情報処理装置が、
特定情報を動的に表示するステップと、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得するステップと、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示するステップと、
前記特定情報の各々の面積に応じて、前記特定情報または前記決済情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更するステップと、を実行する情報処理方法。 - 特定情報を動的に表示する特定情報表示部と、
前記特定情報に対応付けられた決済情報を取得する決済情報取得部と、
前記特定情報と、当該特定情報に対応付けられた決済情報とをともに表示する決済情報表示部と、
前記特定情報の各々の面積に応じて、前記特定情報または前記決済情報の少なくとも一方の表示態様を決定または変更する表示態様決定変更部と、を有する情報処理装置。
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