JP7231913B1 - ベッド用荷重検出器 - Google Patents
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Abstract
Description
載置部は、ベッドの脚に取り付けられたキャスタを載置するように構成される。
基部は、荷重検出部を支持するとともに載置部を内部に配置し、キャスタを載置部へ案内するために載置部の外側から載置部に向かうにつれて高くなるように形成された傾斜路を備える。
第1延出部は、載置部を挟んで傾斜路とは反対側において被覆部から延びるように形成され、荷重検出部への給電と荷重検出部からの検出信号の出力との少なくとも一方のために用いられる外部ケーブルが接続されるコネクタを内部に収容するように構成される。
そして、第1延出部および第2延出部は、第1延出部の上面である第1上面と第2延出部の上面である第2上面との間で、第1上面が第2上面より高くなるようにして段差が形成されるように配置される。
そして段差面には、外部ケーブルをコネクタに連結するために外部ケーブルが挿入される貫通孔が形成される。
本実施形態のベッド用荷重検出器1は、図1、図2、図3、図4および図5に示すように、基部2と、荷重検出部3と、載置部4と、カバー5と、コネクタ6とを備え、載置部4に加わる荷重を検出するように構成される。
基部2は、図3に示すように、左枠部11と、右枠部12と、後枠部13と、前枠部14と、支持部15とを備える。
後側左枠部11aは、高さH1、幅W1および長さL1を有する略直方体状に形成される。
方向D1に平行な直線上に配置される。
右枠部12は、後側右枠部12aと、前側右枠部12bと、中央右枠部12cとを備える。
前側右枠部12bは、前側左枠部11bと同様に、高さH2、幅W1および長さL2を有する略直方体状に形成される。前側右枠部12bの長さ方向は後側右枠部12aの長さ方向D1と一致している。そして前側右枠部12bは、後側右枠部12aを通って長さ方向D1に平行な直線上に配置される。
そして後側右枠部12a、前側右枠部12bおよび中央右枠部12cはそれぞれ、後側左枠部11a、前側左枠部11bおよび中央左枠部11cと対向するように配置される。
左側前枠部14aは、高さH2を有する板状に形成され、前側左枠部11bにおいて中央左枠部11cと連結されていない側の端部に連結される。
中央前枠部14cは、高さH3より低い高さを有する板状に形成される。中央前枠部14cは、左側前枠部14aと右側前枠部14bとの間に配列され、左側前枠部14aと右側前枠部14bとを連結する。
支持部15は、略直方体状に形成された部材であり、後枠部13の上面から突出するようにして後側左枠部11aの付近に設置される。
起歪体21は、アルミニウム等の金属によって形成された部材である。起歪体21は、高さH4、幅W3および長さL4を有する直方体状に形成される。幅W3は幅W2より短い。長さL4は長さL1より短い。
おいて起歪体21の上面が後側左枠部11aおよび後側右枠部12aの上面より低くなるように設定されている。以下、起歪体21において支持部15により支持されている側の端部を固定端という。
起歪体21の上面には、起歪体21と載置部4とを連結するためのネジ穴21bが形成されている。ネジ穴21bは、長手方向に沿って、支持部15により支持されていない側の端部に形成されている。
載置部4は、車輪受け部31と、左壁部32と、右壁部33と、前壁部34と、後壁部35と、取付部36とを備える。
左壁部32は、略矩形状に形成されている車輪受け部31における左側の辺から車輪受け部31の上面に対して垂直に突出するように形成された部材である。左壁部32は、車輪受け部31と前側左枠部11bとの間に位置するようにして開口部17内に配置される。
車輪受け部31の周囲に左壁部32、右壁部33、前壁部34および後壁部35が配置されることにより、窪み30が形成される。
取付部36には、ボルト37を挿入するための貫通孔が形成されている。この貫通孔にボルト37が挿入されることによって、ボルト37が起歪体21のネジ穴21bに螺合する。これにより、起歪体21は、支持部15により支持されていない側の端部(以下、自由端)において載置部4と連結される。
被覆部41は、少なくとも、中央前枠部14cの上面の全体と、車輪受け部31の上面の全体と、前壁部34の上面の全体とが露出するようにして、基部2および載置部4を覆う。
第2延出部43は、上面43a、後面43bおよび右面43cを備える箱状に形成される。
コネクタ6は、後述する外部ケーブル7を着脱可能に連結するための連結部51を備える。連結部51内には、少なくとも、歪みゲージ22へ電源電圧を供給するための給電端子と、歪みゲージ22から検出信号を出力するための信号出力端子とが配置される。給電端子および信号出力端子はそれぞれ、給電線および信号線によって歪みゲージ22に接続される。コネクタ6は、本実施形態では、例えばUSBコネクタである。USBは、Universal Serial Busの略である。
外部ケーブル7は、歪みゲージ22への給電と、歪みゲージ22からの検出信号の出力とのためのケーブルである。外部ケーブル7は、図5に示すように、コネクタ61と、ケーブル62とを備える。コネクタ61は、連結部51と着脱可能に連結され、内部に給電端子および信号出力端子が配置される。ケーブル62は、コネクタ61から延びる複数の電線で構成され、少なくとも、コネクタ61の給電端子に接続される給電線と、コネクタ61の信号出力端子に接続される信号線とを備える。
は、載置部4における窪み30内に嵌められる。スペーサ8上には、図示しないベッドの固定脚(すなわち、キャスタBCが取り付けられていない脚)が載せられる。
載置台71は、車輪受け部31の上面と略同一の形状に形成された板状部材である。
支持部72は、窪み30内に嵌合可能な形状に形成された柱状部材である。支持部72は、載置台71の下面から下方へ向かって突出するようにして載置台71に固定され、載置台71を支持する。
載置部4は、ベッドの脚に取り付けられたキャスタBCを載置するように構成される。荷重検出部3は、載置部4に加わる荷重を検出するように構成される。
第1延出部42は、載置部4を挟んで中央前枠部14cとは反対側において被覆部41から延びるように形成され、荷重検出部3への給電と荷重検出部3からの検出信号の出力との少なくとも一方のために用いられる外部ケーブル7が接続されるコネクタ6を内部に収容するように構成される。
そして、第1延出部42および第2延出部43は、第1延出部42の上面42aと第2延出部43の上面43aとの間で、上面42aが上面43aより高くなるようにして段差が形成されるように配置される。
そして右面42dには、外部ケーブル7をコネクタ6に連結するために外部ケーブル7が挿入される貫通孔42eが形成される。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
Claims (1)
- ベッドの脚に取り付けられたキャスタを載置するように構成された載置部と、
前記載置部に加わる荷重を検出するように構成された荷重検出部と、
前記荷重検出部を支持するとともに前記載置部を内部に配置し、前記キャスタを前記載置部へ案内するために前記載置部の外側から前記載置部に向かうにつれて高くなるように形成された傾斜路を備える基部と、
少なくとも前記載置部および前記傾斜路が露出するようにして前記基部を覆う被覆部と、
前記載置部を挟んで前記傾斜路とは反対側において前記被覆部から延びるように形成され、前記荷重検出部への給電と前記荷重検出部からの検出信号の出力との少なくとも一方のために用いられる外部ケーブルが接続されるコネクタを内部に収容するように構成された第1延出部と、
前記載置部を挟んで前記傾斜路とは反対側において前記被覆部から延び、且つ、前記第1延出部と隣接するように配置される第2延出部と
を備え、
前記第1延出部および前記第2延出部は、前記第1延出部の上面である第1上面と前記第2延出部の上面である第2上面との間で、前記第1上面が前記第2上面より高くなるようにして段差が形成されるように配置され、
前記第1延出部は、前記第1上面と前記第2上面とを連結する段差面を備えるように形成され、
前記段差面には、前記外部ケーブルを前記コネクタに連結するために前記外部ケーブルが挿入される貫通孔が形成されるベッド用荷重検出器。
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