JP7230920B2 - 情報処理装置、センサーボックス、および、プログラム - Google Patents
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Description
本開示は、見守り対象についての通知の出力に関し、特に、見守り対象の行動の検出出力に基づく通知の出力に関する。
従来、介護施設の被介護者等の見守り対象について、当該見守り対象の行動の検出出力に基づいて通知が出力される。施設においてこのような通知が出力されると、ステッフは、各通知に対して、見守り対象の居室に駆けつける等の対応を行う。
通知の頻度が多いと、スタッフの負担が増加する。スタッフの負担軽減等の観点から、無駄な通知を極力減らすための技術が種々提案されている。たとえば、特許第5688155号公報(特許文献1)は、就寝者の過去の離床状況に基づいて予兆行動の通報を制限する通報制限時間を設定する、離床通報装置を開示する。当該通報制限時間では、予兆行動が検出されても通報が抑制される。
特許文献1において提案されるように所与の時間帯で通知が抑制されると、当該時間帯にイレギュラーな事象が生じた場合、通知の機会を逃す事態が生じ得る。一方で、無駄な通知の抑制は、スタッフの負担軽減の観点から、常に望まれていることである。
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、見守り対象についての通知に関し、無駄な通知を抑制しつつ、通知の機会を逃さない技術を提供することである。
本開示のある局面に従うと、見守り対象の行動情報に基づいて、当該見守り対象による所定の行動の予兆の発生を通知するための情報を生成する生成手段と、生成手段によって生成された情報についての通知を出力する出力手段と、見守り対象の状況に応じて、生成手段による情報の生成の感度を調整する調整手段とを備える、情報処理装置が提供される。
生成手段は、見守り対象の生体情報を用いて行動情報に対応する行動の発生を検出する検出手段と、行動の発生が所定の条件を満たした場合に、予兆の発生を確定する確定手段とを含んでいてもよい。調整手段は、検出手段による行動の発生の検出の感度および確定手段による予兆の発生の確定の感度の少なくとも一方を調整することにより、情報の生成の感度を調整してもよい。
行動の発生の検出の感度を調整することは、行動の発生の条件となる見守り対象の移動の距離を調整することを含んでいてもよい。
予兆の発生の確定の感度を調整することは、予兆の発生の確定のために必要とする一定時間内の行動の回数を調整することを含んでいてもよい。
状況は、見守り対象の属性を含んでいてもよい。
属性は、直近の排泄時刻、要介護度、および、過去の起床時刻のうち少なくとも1つを含んでいてもよい。
属性は、直近の排泄時刻、要介護度、および、過去の起床時刻のうち少なくとも1つを含んでいてもよい。
状況は、見守り対象が入居する施設の管理体制を含んでいてもよい。
本開示の他の局面に従うと、上述の情報処理装置と、生体情報を取得するセンサーと、を備えるセンサーボックスが提供される。
本開示の他の局面に従うと、上述の情報処理装置と、生体情報を取得するセンサーと、を備えるセンサーボックスが提供される。
本開示のさらに他の局面に従うと、コンピューターによって実行されるプログラムが提供される。プログラムは、コンピューターに、見守り対象の行動情報に基づいて、見守り対象による所定の行動の予兆が発生した場合に、見守り対象についての通知の情報を生成するステップと、通知の情報を出力するステップと、を実行させる。通知の情報の生成の感度は見守り対象の状況に応じて調整される。
通知の情報の生成の感度は、行動情報に対応する行動の発生の検出感度、および、行動の発生に基づく予兆の発生の確定の感度のうち少なくとも一方を調整することによって、調整されてもよい。
本開示によれば、見守り対象の状況に応じて、当該見守り対象による所定の行動の予兆の発生を通知するための情報が生成される。これにより、無駄な通知を抑制しつつ、通知の機会を逃さない技術が提供される。
以下に、図面を参照しつつ、見守りシステムの一実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[見守りシステムの構成]
図1は、見守りシステムの構成の一例を示す図である。見守り対象の一例として、施設の居室領域RMに設けられた各居室内の入居者が採用される。図1の見守りシステムでは、居室領域RMに、居室900A,900Bが設けられている。居室900Aは、入居者800Aに割当てられている。居室900Bは、入居者800Bに割当てられている。図1の例では、見守りシステムに含まれる居室の数は2であるが、当該数はこれに限定されない。
図1は、見守りシステムの構成の一例を示す図である。見守り対象の一例として、施設の居室領域RMに設けられた各居室内の入居者が採用される。図1の見守りシステムでは、居室領域RMに、居室900A,900Bが設けられている。居室900Aは、入居者800Aに割当てられている。居室900Bは、入居者800Bに割当てられている。図1の例では、見守りシステムに含まれる居室の数は2であるが、当該数はこれに限定されない。
見守りシステムでは、居室900Aに設置されたセンサーボックス100Aと、居室900Bに設置されたセンサーボックス100Bと、管理センターSTに設置された管理サーバー200と、アクセスポイントAPとが、ネットワークNTを介して接続される。
見守りシステムでは、スタッフNAが携帯する携帯端末300A、および、スタッフNBが携帯する携帯端末300Bは、アクセスポイントAPを介してネットワークNTに接続される。さらに、センサーボックス100A,100B、管理サーバー200、および、アクセスポイントAPは、ネットワークNTを介して、クラウドサーバー400と通信可能である。
居室900Aは、設備として、ベッド901A、トイレ902A、および、家具903Aを含む。居室900Aのドアには、当該ドアの開閉を検出するドアセンサー510Aが設置されている。トイレ902Aのドアには、トイレ902Aの開閉を検出するトイレセンサー520Aが設置されている。ベッド901Aには、入居者800Aの排泄情報を取得する臭いセンサー530Aが設置されている。入居者800Aは、当該入居者800Aのバイタル情報を検出するバイタルセンサー540Aを装着している。検出されるバイタル情報の一例は、入居者の体温である。他の例は、入居者の呼吸である。さらに他の例は、入居者の心拍数である。さらに他の例は、これらの情報の中の2以上の種類の情報である。居室900Aでは、入居者800Aはケアコール子機500Aを操作することができる。
本明細書では、複数のセンサーボックス100A,100Bに共通する事項を言及する場合には、センサーボックス100A,100Bを総称する用語「センサーボックス100」が利用される。同様に、入居者800A,800B、居室900A,900B、ベッド901A,901B、トイレ902A,902B、家具903A,903B、ケアコール子機500A,500B、ドアセンサー510A,510B、トイレセンサー520A,520B、臭いセンサー530A,530B、バイタルセンサー540A,540Bのそれぞれについても同様に、用語「入居者800」、「居室900」、「トイレ902」、「家具903」、「ケアコール子機500」、「ドアセンサー510」、「トイレセンサー520」、「臭いセンサー530」、「バイタルセンサー540」が利用される。
センサーボックス100Aは、居室900A内の物体の挙動を検出するためのセンサーを内蔵する。センサーの一例は、物体の動作を検出するためのドップラーセンサーである。他の例は、カメラである。さらに他の例は、ケアコール子機500、ドアセンサー510、トイレセンサー520、臭いセンサー530、または、バイタルセンサー540である。センサーボックス100Aは、センサーとして、これらのセンサー中の少なくとも一つを含む。
図2は、居室900におけるセンサーの検出範囲の一例を説明するための図である。図2の例では、センサーボックス100は、居室900の天井CLに設置される。
範囲ARは、センサーの検出範囲を概略的に表わす。センサーがドップラーセンサーである場合、当該ドップラーセンサーは、範囲AR内で生じた挙動を検出する。センサーがカメラである場合、当該カメラは、範囲AR内の画像を撮影する。
図1に戻って、管理センターSTに設置された管理サーバー200は、ディスプレイ206および入力デバイス209に接続される。入力デバイス209は、たとえばキーボードである。
図1の見守りシステムでは、アクセスポイントAPを介してネットワークNTに接続する携帯端末の数は2(携帯端末300A,300B)とされているが、当該数はこれに限定されない。本明細書では、携帯端末300A,300Bに共通する事項を言及する場合には、携帯端末300A,300Bを総称する用語「携帯端末300」が利用される。
図1の見守りシステムにおける各要素間の通信は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
なお、センサーボックス100は、カメラ105および/またはドップラーセンサー106を必ずしも備えていなくてもよい。カメラ105および/またはドップラーセンサー106は、ドアゲートセンサー510等と同様に、センサーボックス100外に設けられてもよい。制御装置101は、センサーボックス100外に設けられたカメラ105および/またはドップラーセンサー106の検出出力を、所与のインターフェイスを介して取得してもよい。
バイタルセンサー540は、必ずしも入居者に装着されていなくてもよい。一例では、バイタルセンサー540は、入居者から離間して設置された赤外線センサー等によって実現され、入居者の温度を検出することによってバイタル情報(体温)を出力する。他の例では、バイタルセンサー540は、ドップラーセンサー106によって実現される。ドップラーセンサー106は、入居者に向けてマイクロ波を照射する。当該マイクロ波は、入居者の心臓の拍動による胸部の僅かな変位によってドップラー効果を起こし、その周波数を変動させる。ドップラーセンサー106は、当該周波数の変動に基づいて、入居者の心拍を検出する。さらに他の例では、ドップラーセンサー106は、入居者の呼吸を検出する。
[見守りシステムの各要素の構成]
図3は、見守りシステムのセンサーボックス100、管理サーバー200、および、携帯端末300のハードウェア構成を示す図である。図4は、クラウドサーバー400のハードウェア構成を示す図である。以下、図3および図4を参照して、見守りシステムにおける各装置の構成の一例を説明する。
図3は、見守りシステムのセンサーボックス100、管理サーバー200、および、携帯端末300のハードウェア構成を示す図である。図4は、クラウドサーバー400のハードウェア構成を示す図である。以下、図3および図4を参照して、見守りシステムにおける各装置の構成の一例を説明する。
(センサーボックス100)
センサーボックス100は、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、通信インターフェイス104と、カメラ105と、ドップラーセンサー106と、無線通信装置107と、記憶装置120とを備える。
センサーボックス100は、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、通信インターフェイス104と、カメラ105と、ドップラーセンサー106と、無線通信装置107と、記憶装置120とを備える。
制御装置101は、センサーボックス100を制御する。制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらの組み合わせなどによって構成される。
通信インターフェイス104には、アンテナ(図示しない)などが接続される。センサーボックス100は、当該アンテナを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、管理サーバー200、携帯端末300、アクセスポイントAP、クラウドサーバー400、その他の通信端末などを含む。
カメラ105は、一実現例では、近赤外カメラである。近赤外カメラは、近赤外光を投光するIR(Infrared)投光器を含む。近赤外カメラが用いられることにより、夜間でも居室900の内部を表わす画像が撮影され得る。他の実現例では、カメラ105は、可視光のみを受光する監視カメラである。さらに他の実現例では、カメラ105として、3Dセンサやサーモグラフィーカメラが用いられてもよい。センサーボックス100およびカメラ105は、一体的に構成されてもよいし、別体で構成されてもよい。
ドップラーセンサー106は、たとえばマイクロ波ドップラーセンサーであり、電波を放射及び受信して、居室900内の物体の挙動(動作)を検出する。これにより、居室900内の入居者800の生体情報が検出され得る。一例では、ドップラーセンサー106は、24GHz帯のマイクロ波を各居室900のベッド901に向けて放射し、入居者800で反射した反射波を受信する。反射波は、入居者800の動作により、ドップラーシフトしている。ドップラーセンサー106は、当該反射波から、入居者800の呼吸状態や心拍数を検出し得る。
無線通信装置107は、ケアコール子機500、ドアセンサー510、トイレセンサー520、臭いセンサー530、および、バイタルセンサー540からの信号を受信し、当該信号を制御装置101へ送信する。たとえば、ケアコール子機500は、ケアコールボタン501を備え、当該ケアコールボタン501を操作されると、当該操作があったことを示す信号を無線通信装置107へ送信する。ドアセンサー510、トイレセンサー520、臭いセンサー530、および、バイタルセンサー540のそれぞれは、それぞれの検出出力を無線通信装置107へ送信する。
記憶装置120は、たとえば、ハードディスクや外付けの記憶装置などの記憶媒体である。記憶装置120は、制御装置101によって実行されるプログラム、および、当該プログラムの実行に利用される各種のデータを格納する。各種のデータは、入居者800の行動情報を含んでいてもよい。
上記のプログラムおよびデータのうち少なくとも一方は、制御装置101がアクセス可能な記憶装置であれば、記憶装置120以外の記憶装置(たとえば、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュメモリーなど)、ROM102、RAM103、外部機器(たとえば、管理サーバー200や携帯端末300、など)に格納されていてもよい。
(行動情報)
上記の行動情報について、説明する。行動情報は、たとえば入居者800が所定の行動を実行したことを表わす情報である。一例では、所定の行動は、入居者800が起きたことを表わす「起床」、入居者800が寝具から離れたことを表わす「離床」、入居者800が寝具から落ちたことを表わす「転落」、および、入居者800が倒れたことを表わす「転倒」の4つの行動を含む。
上記の行動情報について、説明する。行動情報は、たとえば入居者800が所定の行動を実行したことを表わす情報である。一例では、所定の行動は、入居者800が起きたことを表わす「起床」、入居者800が寝具から離れたことを表わす「離床」、入居者800が寝具から落ちたことを表わす「転落」、および、入居者800が倒れたことを表わす「転倒」の4つの行動を含む。
一実施の形態では、制御装置101が、各居室900に設置されたカメラ105が撮像した画像に基づいて、各居室900に関連付けられた入居者800の行動情報を生成する。制御装置101は、たとえば、上記画像から入居者800の頭部を検出し、この検出した入居者800の頭部における大きさの時間変化に基づいて、入居者800の「起床」、「離床」、「転倒」および「転落」を検出する。以下、行動情報の生成の一具体例を、より詳細に説明する。
まず、記憶装置120に、居室900におけるベッド901の所在領域、第1閾値Th1、第2閾値Th2、および、第3閾値Th3が格納される。第1閾値Th1は、ベッド901の所在領域内において、横臥姿勢にあるときと座位姿勢にあるときとの間で入居者の頭部の大きさを識別する。第2閾値Th2は、ベッド901の所在領域を除く居室900内において、入居者の頭部の大きさに基づいて、当該入居者が立位姿勢にあるか否かを識別する。第3閾値Th3は、ベッド901の所在領域を除く居室RM内において、入居者の頭部の大きさに基づいて、当該入居者が横臥姿勢にあるか否かを識別する。
制御装置101は、対象画像から、例えば背景差分法やフレーム差分法によって、入居者800の人物の領域として、動体領域を抽出する。制御装置101は、さらに、当該抽出した動体領域から、例えば円形や楕円形のハフ変換によって、予め用意された頭部のモデルを用いたパターンマッチングによって、頭部検出用に学習したニューラルネットワークによって導出された閾値を用いて、入居者800の頭部領域を抽出する。制御装置101は、当該抽出された頭部の位置および大きさから、「起床」、「離床」、「転倒」および「転落」を検出する。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド901の所在領域内にあり、かつ、上記のように抽出された頭部の大きさが第1閾値Th1を用いることによって横臥姿勢の大きさから座位姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合に、行動「起床」が発生したことを決定してもよい。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド901の所在領域内からベッド901の所在領域外へ移動した場合であって、上記のように抽出された頭部の大きさが第2閾値Th2を用いることによって或る大きさから立位姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合に、行動「離床」が発生したことを決定してもよい。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド901の所在領域内からベッド901の所在領域外へ移動した場合であって、上記のように抽出された頭部の大きさが第3閾値Th3を用いることによって或る大きさから横臥姿勢の大きさへ時間変化した場合には、行動「転落」が発生したと決定してもよい。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド901の所在領域を除く居室900内に位置し、かつ、抽出された頭部の大きさが第3閾値Th3を用いることによって或る大きさから横臥姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合には、行動「転倒」が発生したと決定してもよい。
以上説明されたように、一具体例では、センサーボックス100の制御装置101が、入居者800の行動情報を生成する。なお、見守りシステムでは、居室900内の画像を用いて、他の要素が入居者800の行動情報を生成してもよい。
(管理サーバー200)
管理サーバー200は、制御装置201と、ROM202と、RAM203と、通信インターフェイス204と、表示インターフェイス205と、操作インターフェイス207と、記憶装置220とを含む。
管理サーバー200は、制御装置201と、ROM202と、RAM203と、通信インターフェイス204と、表示インターフェイス205と、操作インターフェイス207と、記憶装置220とを含む。
制御装置201は、管理サーバー200を制御する。制御装置201は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはこれらの組み合わせなどによって構成される。
通信インターフェイス204には、アンテナ(図示しない)などが接続される。管理サーバー200は、当該アンテナを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、センサーボックス100を含む。
表示インターフェイス205は、ディスプレイ206と接続され、制御装置201などからの指令に従って、ディスプレイ206に対して、画像を表示するための画像信号を送出する。
操作インターフェイス207は、たとえば、USB(Universal Serial Bus)端子であり、入力デバイス209に接続される。操作インターフェイス207は、入力デバイス209からのユーザー操作を示す信号を受ける。入力デバイス209、たとえば、マウス、キーボード、タッチパネル、またはユーザーの入力操作を受け付けることが可能なその他の装置である。
記憶装置220は、たとえば、ハードディスクや外付けの記憶装置などの記憶媒体である。一実現例では、記憶装置220は、制御装置201によって実行されるプログラムを格納するが、当該プログラムは、制御装置201がアクセス可能な他の記憶装置に格納されていてもよい。
(携帯端末300)
携帯端末300は、制御装置301と、RAM303と、通信インターフェイス304と、ディスプレイ305と、入力デバイス306と、内蔵メモリー320とを含む。
携帯端末300は、制御装置301と、RAM303と、通信インターフェイス304と、ディスプレイ305と、入力デバイス306と、内蔵メモリー320とを含む。
制御装置301は、携帯端末300を制御する。制御装置301は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
通信インターフェイス304には、アンテナ(図示しない)などが接続される。携帯端末300は、当該アンテナおよびアクセスポイントAP(図1)を介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、センサーボックス100、管理サーバー200などを含む。
ディスプレイ305は、たとえば有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイによって実現される。入力デバイス306は、たとえばディスプレイ305に重ねられたタッチセンサーによって実現される。当該タッチセンサーは、携帯端末300に対する各種操作をタッチ操作で受け付け、当該操作の内容を制御装置301へ出力する。
内蔵メモリー320は、たとえば、eMMC(Embedded MultiMediaCard)などの記憶媒体である。一例として、内蔵メモリー320は、制御装置301によって実行されるプログラムを格納するが、当該プログラムは、制御装置301がアクセス可能な記憶装置であれば、内蔵メモリー320以外の記憶装置に格納されていてもよい。
(クラウドサーバー400)
クラウドサーバー400は、制御装置401と、ROM402と、RAM403と、通信インターフェイス404と、記憶装置420とを含む。
クラウドサーバー400は、制御装置401と、ROM402と、RAM403と、通信インターフェイス404と、記憶装置420とを含む。
制御装置401は、クラウドサーバー400を制御する。制御装置401は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはこれらの組み合わせなどによって構成される。
通信インターフェイス404には、アンテナ(図示しない)などが接続される。クラウドサーバー400は、当該アンテナを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、センサーボックス100、管理サーバー200を含む。
記憶装置420は、たとえば、ハードディスクや外付けの記憶装置などの記憶媒体である。一実現例では、記憶装置420は、制御装置401によって実行されるプログラムを格納するが、当該プログラムは、制御装置401がアクセス可能な他の記憶装置に格納あされていてもよい。
(本明細書における「プログラム」という用語の意義)
見守りシステムにおいて、各種の「プログラム」は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供される場合があり得る。各種の「プログラム」は、任意の複数のプログラムが協働することによって実現され得る。一例では、センサーボックス100の制御装置101が第1のプログラムを実行することによって本明細書において説明される機能を実現する際に、当該第1のプログラムは、第2のプログラムの一部のモジュールを利用していてもよい。第1のプログラムは、当該機能の実現のための一部のモジュールを含まない場合であっても、当該機能の実現に主に貢献する場合、当該機能を実現するためのプログラムとしての趣旨から逸脱するものではない。また、本明細書において説明される機能は、その一部または全部が専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、本明細書において説明される機能を提供する装置は、その機能の一部または全部を外部装置から所謂クラウドサービスとして提供される場合もあり得る。
見守りシステムにおいて、各種の「プログラム」は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供される場合があり得る。各種の「プログラム」は、任意の複数のプログラムが協働することによって実現され得る。一例では、センサーボックス100の制御装置101が第1のプログラムを実行することによって本明細書において説明される機能を実現する際に、当該第1のプログラムは、第2のプログラムの一部のモジュールを利用していてもよい。第1のプログラムは、当該機能の実現のための一部のモジュールを含まない場合であっても、当該機能の実現に主に貢献する場合、当該機能を実現するためのプログラムとしての趣旨から逸脱するものではない。また、本明細書において説明される機能は、その一部または全部が専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、本明細書において説明される機能を提供する装置は、その機能の一部または全部を外部装置から所謂クラウドサービスとして提供される場合もあり得る。
[見守りシステムの機能的構成]
図5は、見守りシステムの機能的構成の一例を示す図である。図5に示された例では、センサーボックス100は、データ収集部11、行動検出部12、通知情報生成部13、条件調整部14、および、通知情報送信部15として機能する。管理サーバー200は、記録格納部21、条件設定部22、通知情報入力部23、通知情報出力部24、および、通知情報蓄積部25として機能する。携帯端末300は、通知情報受信部31、および、出力部32として機能する。以下、各機能について説明する。
図5は、見守りシステムの機能的構成の一例を示す図である。図5に示された例では、センサーボックス100は、データ収集部11、行動検出部12、通知情報生成部13、条件調整部14、および、通知情報送信部15として機能する。管理サーバー200は、記録格納部21、条件設定部22、通知情報入力部23、通知情報出力部24、および、通知情報蓄積部25として機能する。携帯端末300は、通知情報受信部31、および、出力部32として機能する。以下、各機能について説明する。
(データ収集部11)
データ収集部11は、入居者の生体情報を収集する。生体情報の一例は、居室900内の画像データである。この場合、カメラ105によってデータ収集部11が実現される。生体情報の他の例は、バイタル情報である。この場合、バイタルセンサー540によってデータ収集部11が実現される。生体情報は、入居者の行動を検出するための如何なる情報によって実現され得る。この場合、そのような情報を取得するためのいかなるセンサーによっても、データ収集部11が実現され得る。
データ収集部11は、入居者の生体情報を収集する。生体情報の一例は、居室900内の画像データである。この場合、カメラ105によってデータ収集部11が実現される。生体情報の他の例は、バイタル情報である。この場合、バイタルセンサー540によってデータ収集部11が実現される。生体情報は、入居者の行動を検出するための如何なる情報によって実現され得る。この場合、そのような情報を取得するためのいかなるセンサーによっても、データ収集部11が実現され得る。
(行動検出部12)
行動検出部12は、データ収集部11が収集した生体情報を用いて、入居者の行動を検出する。一例では、行動検出部12は、上記「行動情報」(起床、離床、転落、および、転倒)を生成することにより入居者の行動を検出する。この例では、各行動情報を生成するための行動が、行動情報に対応する行動に相当する。制御装置101が、カメラ105が取得した画像において、頭部の位置がベッド901の所在領域内にあり、かつ、当該頭部の大きさが第1閾値Th1を用いることによって横臥姿勢の大きさから座位姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合に、行動「起床」が発生したことを決定する例では、行動「起床」の発生のための入居者の行動が、「行動情報を生成するための行動」に相当する。図5の例では、制御装置101によって行動検出部12が実現される。
行動検出部12は、データ収集部11が収集した生体情報を用いて、入居者の行動を検出する。一例では、行動検出部12は、上記「行動情報」(起床、離床、転落、および、転倒)を生成することにより入居者の行動を検出する。この例では、各行動情報を生成するための行動が、行動情報に対応する行動に相当する。制御装置101が、カメラ105が取得した画像において、頭部の位置がベッド901の所在領域内にあり、かつ、当該頭部の大きさが第1閾値Th1を用いることによって横臥姿勢の大きさから座位姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合に、行動「起床」が発生したことを決定する例では、行動「起床」の発生のための入居者の行動が、「行動情報を生成するための行動」に相当する。図5の例では、制御装置101によって行動検出部12が実現される。
(通知情報生成部13)
通知情報生成部13は、行動検出部12による入居者の行動の検出結果を用いて、当該入居者についての通知のための情報を生成する。一例では、通知情報生成部13は、入居者の行動の検出結果に基づいて、当該入居者において所定の行動の予兆の発生を検出し、当該予兆が発生した場合に、通知情報を生成してもよい。より具体的には、通知情報生成部13は、所定時間内に所定回数以上、入居者において行動「起床」が発生した場合に、行動「離床」の予兆が発生したと判断して、当該入居者についての通知情報を生成する。すなわち、この例では、所定時間内に所定回数以上行動「起床」が発生したことは、行動「離床」の予兆に相当する。所定時間内に所定回数以上行動「起床」が発生したことに応じて、通知情報生成部13は、行動「離床」の予兆の発生を確定させて、通知情報を生成する。
通知情報生成部13は、行動検出部12による入居者の行動の検出結果を用いて、当該入居者についての通知のための情報を生成する。一例では、通知情報生成部13は、入居者の行動の検出結果に基づいて、当該入居者において所定の行動の予兆の発生を検出し、当該予兆が発生した場合に、通知情報を生成してもよい。より具体的には、通知情報生成部13は、所定時間内に所定回数以上、入居者において行動「起床」が発生した場合に、行動「離床」の予兆が発生したと判断して、当該入居者についての通知情報を生成する。すなわち、この例では、所定時間内に所定回数以上行動「起床」が発生したことは、行動「離床」の予兆に相当する。所定時間内に所定回数以上行動「起床」が発生したことに応じて、通知情報生成部13は、行動「離床」の予兆の発生を確定させて、通知情報を生成する。
通知情報は、たとえば、予兆が発生した入居者を特定する情報を含む。入居者を特定する情報は、入居者本人のIDであってもよいし、入居者に関連付けられたセンサーボックス100のIDであってもよい。通知情報は、発生した予兆の種類(たとえば、当該予兆がどの行動(「離床」等)の予兆であるかを特定する情報)を含んでいてもよい。図5の例では、制御装置101によって通知情報生成部13が実現される。
(条件調整部14)
条件調整部14は、入居者の状況(たとえば、入居者自体の状態および入居者が入居する施設の状態の少なくとも一方)に応じて、行動検出部12および通知情報生成部13の少なくとも一方の感度を調整する。図5の例では、制御装置101によって条件調整部14が実現される。
条件調整部14は、入居者の状況(たとえば、入居者自体の状態および入居者が入居する施設の状態の少なくとも一方)に応じて、行動検出部12および通知情報生成部13の少なくとも一方の感度を調整する。図5の例では、制御装置101によって条件調整部14が実現される。
条件調整部14は、行動検出部12が行動情報を生成するための条件を調整することにより、行動検出部12の感度を調整してもよい。一例では、条件調整部14は、行動「起床」の発生を決定するための「ベッド901の所在領域」を「ベッド901の一部の領域」に限定することによって、行動検出部12の感度を低下させる。この例では、入居者の頭部の位置が、ベッド901の所在領域内であっても、上記「一部の領域」外である場合には、行動「起床」が発生したという決定がなされない。すなわち、行動検出部12によって行動「起床」が検出される状況の範囲が狭められる。他の例では、条件調整部14は、行動「起床」の発生を決定するための第1閾値Th1の値を変更することによって、行動検出部12の感度を上昇させる。この例では、第1閾値Th1は、より多くの状況で行動「起床」が検出されるように変更される。画像において特定される頭部の大きさの変化の大きさは、カメラ105と入居者の頭部との距離の変化の大きさに伴って変化し得る。この意味において、第1閾値Th1が変更されることは、行動「起床」の発生が検出されるために必要な入居者の頭部の移動距離が変更されることに相当し得る。すなわち、条件調整部14は、行動「起床」の発生が検出されるために必要な入居者の頭部の移動距離を変更することにより、行動検出部12の感度を調整し得る。
条件調整部14は、通知情報生成部13が通知情報を生成するための条件を調整することにより、通知情報生成部13の感度を調整してもよい。一例では、条件調整部14は、通知情報を生成するために必要な、所定時間内の行動「起床」の発生回数を低下させてもよい。これにより、より多くの状況で通知情報が生成される。したがって、通知情報生成部13の感度が上昇する。一方、条件調整部14は、上記発生回数を上昇させてもよい。これにより、通知情報が生成される状況がより少なくなる。したがって、通知情報生成部13の感度が低下する。ここで、「通知情報を生成するために必要な回数」とは、通知情報の生成のための所定の条件を満たすことの一例である。
感度調整の元となる入居者の状況の一例は、当該入居者の前回の排泄時刻からの経過時間である。排泄時刻は、介護記録から取得されてもよいし、トイレセンサー520等のセンサーの検出結果を管理するデータベースから取得されてもよい。より具体的には、条件調整部14は、排泄時刻と所与の排泄間隔とに基づいて、感度を調整してもよい。
一例では、前回の排泄時刻からの経過時間が、所与の排泄間隔(たとえば3時間)の半分の時間(たとえば1.5時間)未満であれば行動検出部12および/または通知情報生成部13の感度は低く、上記半分の時間以上であれば行動検出部12および/または通知情報生成部13の感度は高い。排泄間隔は、各入居者の排泄時刻等の履歴情報(および、他の入居者の履歴情報)を用いた機械学習または深層学習によって、適宜更新され得る。感度を切り替えるための閾値(上記半分の時間)自体が、各入居者の状況(たとえば、水分摂取時刻および/または量)に応じて変更されてもよい。たとえば、前回の排泄時刻以降の水分摂取量が所与の量以上である場合には、閾値は、上記「半分の時間」より短い時間(たとえば、1時間)に設定され得る。この場合、上記経過時間が1時間未満であれば感度は低く、1時間以上であれば感度は高い。感度は、入居者の状況に従って、3つ以上の段階の中から設定されてもよい。
入居者の状況の他の例は、当該入居者の要介護度である。条件調整部14は、たとえば、各入居者の介護記録から当該入居者の要介護度を読み出す。条件調整部14は、入居者の要介護度が高いほど、高い感度を設定する。
入居者の状況のさらに他の例は、過去の起床時刻である。条件調整部14は、現在時刻と入居者の過去の起床時刻との関係に基づいて感度を設定してもよい。一例では、条件調整部14は、現在時刻が入居者の過去の起床時刻より前の所与の時間から過去の起床時刻後の所与の時間までの時間帯には高い感度を設定し、それ以外の時間帯には低い感度を設定する。これにより、入居者が排泄を行う可能性が高い時間帯には当該可能性が低い時間帯よりも高い感度が設定され得る。
具体的には、条件調整部14は、入居者の過去の起床時刻が6:00である場合、当該起床時刻の60分前の5:00から当該起床時刻の30分後の6:30までの時間帯は高い感度を設定し、それ以外の時間帯は低い感度を設定する。このような時間帯を規定するための起床時刻からの時間の長さは、たとえば、当該入居者の、および/または他の入居者の、起床時刻と排泄の時刻との関係を利用した機械学習または深層学習に基づいて適宜変更され得る。
入居者の状況のさらに他の例は、入居者が入居する施設の管理体制である。一例では、条件調整部14は、当該施設において勤務するスタッフ数が所与の値以上である場合には高い感度を設定し、当該値未満である場合には低い感度を設定する。スタッフ数は、1日の中でも変化し得る。条件調整部14は、勤務するスタッフ数の変動に従って、設定する感度を変更してもよい。
上記のように、入居者の前回の排泄時刻からの経過時間等、入居者の状況に従って感度が調整されることにより、通知の必要性が低い場合には低い感度によって通知が抑制され、通知の必要性が高い場合には高い感度によって通知の機会を逸することがより確実に回避され得る。
(通知情報送信部15)
通知情報送信部15は、通知情報生成部13によって生成された通知情報を、当該通知情報に係る通知を出力する装置(図5の例では、携帯端末300)に向けて送信する。図5の例では、通知情報送信部15は、通知情報を中継する装置として機能する管理サーバー200へ、上記通知情報を送信する。上記通知情報の送信元であるセンサーボックス100を特定する情報(たとえば、センサーボックスID)が付与されていてもよい。通知情報送信部15は、2以上の携帯端末300のそれぞれに、上記通知情報を送信し得る。図5の例では、通知情報送信部15は通信インターフェイス104によって実現される。
通知情報送信部15は、通知情報生成部13によって生成された通知情報を、当該通知情報に係る通知を出力する装置(図5の例では、携帯端末300)に向けて送信する。図5の例では、通知情報送信部15は、通知情報を中継する装置として機能する管理サーバー200へ、上記通知情報を送信する。上記通知情報の送信元であるセンサーボックス100を特定する情報(たとえば、センサーボックスID)が付与されていてもよい。通知情報送信部15は、2以上の携帯端末300のそれぞれに、上記通知情報を送信し得る。図5の例では、通知情報送信部15は通信インターフェイス104によって実現される。
(記録格納部21)
記録格納部21は、各入居者の介護記録等の情報を格納する。介護記録は、入居者の要介護度、入居者の排泄時刻の履歴、起床時刻、離床時刻、転倒時刻、転落時刻の少なくとも1種類の情報を含む。図5の例では、記録格納部21は記憶装置220によって実現される。
記録格納部21は、各入居者の介護記録等の情報を格納する。介護記録は、入居者の要介護度、入居者の排泄時刻の履歴、起床時刻、離床時刻、転倒時刻、転落時刻の少なくとも1種類の情報を含む。図5の例では、記録格納部21は記憶装置220によって実現される。
(条件設定部22)
条件設定部22は、条件調整部14が感度を設定するための条件となり得る情報の入力を受け付ける。入力される情報は、入居者の排泄時刻であってもよいし、入居者の水分摂取時刻および量であってもよいし、入居者の要介護度であってもよいし、入居者が入居する施設の管理体制であってもよい。図5の例では、条件設定部22は操作インターフェイス207によって実現される。なお、条件設定部22は、スタッフの勤怠を管理する端末(たとえば、タイムレコーダー)によって実現されてもよい。
条件設定部22は、条件調整部14が感度を設定するための条件となり得る情報の入力を受け付ける。入力される情報は、入居者の排泄時刻であってもよいし、入居者の水分摂取時刻および量であってもよいし、入居者の要介護度であってもよいし、入居者が入居する施設の管理体制であってもよい。図5の例では、条件設定部22は操作インターフェイス207によって実現される。なお、条件設定部22は、スタッフの勤怠を管理する端末(たとえば、タイムレコーダー)によって実現されてもよい。
(通知情報入力部23)
通知情報入力部23は、通知情報送信部15から送信された通知情報を受信する。図5の例では、通知情報入力部23はたとえば通信インターフェース204によって実現される。
通知情報入力部23は、通知情報送信部15から送信された通知情報を受信する。図5の例では、通知情報入力部23はたとえば通信インターフェース204によって実現される。
(通知情報出力部24)
通知情報出力部24は、通知情報入力部23が受信した通知情報を、当該通知情報を受信するべき携帯端末300へと出力する。通知情報入力部23および通知情報出力部24を備えることにより、管理サーバー200は、センサーボックス100から携帯端末300への通知情報の送信を中継する装置として機能する。
通知情報出力部24は、通知情報入力部23が受信した通知情報を、当該通知情報を受信するべき携帯端末300へと出力する。通知情報入力部23および通知情報出力部24を備えることにより、管理サーバー200は、センサーボックス100から携帯端末300への通知情報の送信を中継する装置として機能する。
一例では、見守りシステムは、複数のセンサーボックス100と複数の携帯端末300とを含む。各センサーボックス100は各入居者に関連付けられている。各携帯端末300は各スタッフに関連付けられている。見守りシステム内のいずれかの装置には、各入居者を1以上のスタッフに関連付ける情報(入居者-スタッフ対応情報)が格納されている。通知情報出力部24は、通知情報入力部23が受信した通知情報の送信元であるセンサーボックス100を特定し、特定されたセンサーボックス100に関連付けられた入居者を特定し、当該入居者に関連付けられている1以上のスタッフを特定し、特定された1以上のスタッフに関連付けられた1以上の携帯端末300を特定する。そして、通知情報出力部24は、通知情報入力部23が受信した通知情報を、特定された携帯端末300へ送信する。図5の例では、通知情報出力部24はたとえば制御装置201と通信インターフェース204とによって実現される。
通知情報出力部24は、さらに、携帯端末300へ送信した通知情報を、後述する通知情報蓄積部25へ登録する。
(通知情報蓄積部25)
通知情報蓄積部25は、携帯端末300へ送信された通知情報を格納する。図5の例において、通知情報出力部24は、携帯端末300へ送信する通知情報を、通知情報蓄積部25にも送信する。図5の例では、通知情報蓄積部25はたとえば記憶装置220によって実現される。すなわち、通知情報蓄積部25には、いつ、どの入居者について通知情報が生成されたかを特定する情報が蓄積される。
通知情報蓄積部25は、携帯端末300へ送信された通知情報を格納する。図5の例において、通知情報出力部24は、携帯端末300へ送信する通知情報を、通知情報蓄積部25にも送信する。図5の例では、通知情報蓄積部25はたとえば記憶装置220によって実現される。すなわち、通知情報蓄積部25には、いつ、どの入居者について通知情報が生成されたかを特定する情報が蓄積される。
通知情報蓄積部25に蓄積される情報は、見守りシステム内の他の要素によって活用され得る。たとえば、通知情報生成部13は、ある入居者について、当該入居者について生成された通知情報の履歴に応じて通知情報の生成態様を変更してもよい。
(通知情報受信部31)
通知情報受信部31は、通知情報蓄積部25から送信された通知情報を受信する。図5の例では、通知情報受信部31は通信インターフェイス304によって実現される。
通知情報受信部31は、通知情報蓄積部25から送信された通知情報を受信する。図5の例では、通知情報受信部31は通信インターフェイス304によって実現される。
(出力部32)
出力部32は、通知情報受信部31が通知情報を受信したことに応じて、当該通知情報に係る通知を出力する。通知の出力の一例は、入居者を特定する情報の表示である。通知の出力は、音声の出力であってもよいし、筐体の振動であってもよいし、これらの組合せであってもよい。
出力部32は、通知情報受信部31が通知情報を受信したことに応じて、当該通知情報に係る通知を出力する。通知の出力の一例は、入居者を特定する情報の表示である。通知の出力は、音声の出力であってもよいし、筐体の振動であってもよいし、これらの組合せであってもよい。
[感度の調整の具体例]
図6は、通知情報生成部13による通知情報の生成に関する2つの感度を説明するための図である。図6には、(A)高感度状態と(B)低感度状態とが示される。(A)および(B)のいずれにおいても、項目「起床検出」は、行動検出部12が行動「起床」を検出したタイミングを表わす。項目「通知情報生成」は、通知情報生成部13が通知情報を生成するタイミングを表わす。
図6は、通知情報生成部13による通知情報の生成に関する2つの感度を説明するための図である。図6には、(A)高感度状態と(B)低感度状態とが示される。(A)および(B)のいずれにおいても、項目「起床検出」は、行動検出部12が行動「起床」を検出したタイミングを表わす。項目「通知情報生成」は、通知情報生成部13が通知情報を生成するタイミングを表わす。
(A)高感度状態では、通知情報生成部13は、時間Tの間に行動「起床」が5回発生すると通知情報を生成する。一方、(B)低感度状態では、時間Tの間に行動「起床」が10回発生すると通知情報を生成する。すなわち、(B)低感度状態は、(A)高感度状態よりも、通知情報を生成するために必要とされる行動「起床」の回数が多い。
[行動検出部12による処理]
図7は、行動検出部12によって実行される処理の一例のフローチャートである。図7の処理は、たとえば制御装置101が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図7は、行動検出部12によって実行される処理の一例のフローチャートである。図7の処理は、たとえば制御装置101が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図7に示されるように、ステップS10にて、制御装置101は、行動「起床」が発生したか否かを判断し、行動「起床」が発生したと判断するまでステップS10の制御を繰り返し(ステップS10にてNO)、行動「起床」が発生したと判断すると(ステップS10にてYES)、ステップS12へ制御を進める。
ステップS12にて、制御装置101は、起床記録に、イベント(行動「起床」の発生)と、行動「起床」が発生したと判断した時刻とを登録した後、ステップS10へ制御を戻す。起床記録は、たとえば記憶装置120等の記憶装置に格納される情報であって、制御装置101が搭載されるセンサーボックス100に関連付けられた入居者に関する情報である。
以上、図7を参照して説明された処理では、行動「起床」が発生したと判断されると、当該行動「起床」に対応するイベントと、行動「起床」の発生が検出された時刻とが、入居者に関連付けられて登録される。
[通知情報生成部13による処理]
図8は、通知情報生成部13によって実行される処理の一例のフローチャートである。図8の処理は、たとえば制御装置101が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図8は、通知情報生成部13によって実行される処理の一例のフローチャートである。図8の処理は、たとえば制御装置101が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図8に示されるように、ステップS20にて、制御装置101は、感度設定を読み出す。感度設定は、たとえば記憶装置120等の、制御装置101がアクセス可能な記憶装置に格納される。一例では、感度設定は、行動検出部12および通知情報生成部13の感度の状態として、高感度状態および低感度状態のいずれか一方を規定する。制御装置101は、感度設定が高感度状態であると判断するとステップS22へ制御を進め、感度設定が低感度状態であると判断するとステップS24へ制御を進める。
ステップS22およびステップS24にて、制御装置101は、通知情報の生成に利用する変数Xの値を設定した後、ステップS26へ制御を進める。変数Xは、図6を参照して説明された通知情報の生成に必要とされる行動「起床」の発生の回数である。ステップS22にて、制御装置101は、変数Xの値として「5」を設定する。ステップS24にて、制御装置101は、変数Xの値として「10」を設定する。
ステップS26にて、制御装置101は、図7の処理について言及された起床記録を参照することにより、直近の時間Tにおいて、X回、行動「起床」の発生が検出されたか否かを判断する。制御装置101は、直近の時間TにX回以上行動「起床」の発生が検出されたと判断すると(ステップS26にてYES)、ステップS28へ制御を進め、そうでなければ(ステップS26にてNO)、ステップS20へ制御を戻す。
ステップS28にて、制御装置101は、通知情報を生成した後、ステップS20へ制御を戻す。生成される通知情報は、直近の時間TにX回以上行動「起床」の発生が検出された入居者を特定する情報を含む。
以上説明された図8の処理は、感度設定に従って、通知情報生成部13の感度が調整される例である。上記のように、感度を調整される対象は行動検出部12であってもよい。この場合、行動検出部12として機能する制御装置101は、たとえば、高感度状態では、高い感度で行動「起床」の発生を検出し、低感度状態では、低い感度で行動「起床」の発生を検出する。
図8の処理は、通知情報生成部13の感度の調整として、通知情報を生成するために必要な時間T内の行動「起床」の発生の回数を調整する。通知情報生成部13の感度は他の態様で調整されてもよい。
[条件調整部14による処理]
図9は、条件調整部14によって実行される処理の一例のフローチャートである。図9の処理は、感度設定を管理する処理であり、たとえば制御装置101が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図9は、条件調整部14によって実行される処理の一例のフローチャートである。図9の処理は、感度設定を管理する処理であり、たとえば制御装置101が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図9に示されるように、ステップS30にて、制御装置101は、入居者の介護記録を参照することにより、当該入居者の前回の排泄から1.5時間(90分)が経過しているか否かを判断し、そうであると判断すると(ステップS30にてYES)、ステップS32へ制御を進め、そうでなければ(ステップS30にてNO)、ステップS34へ制御を進める。
ステップS32にて、制御装置101は、感度設定の値を「高感度状態」へと更新した後、ステップS30へ制御を戻す。
ステップS34にて、制御装置101は、感度設定の値を「低感度状態」へと更新した後、ステップS30へ制御を戻す。
以上説明された図9の処理によれば、入居者の前回の排泄から1.5時間が経過するまでの感度設定の値は「低感度状態」であり、入居者の前回の排泄から1.5時間が経過した後の感度設定の値は「低感度状態」である。
図9の例は、入居者の前回の排泄からの経過時間に応じて、感度を設定する。感度の設定は、他の条件(たとえば、要介護度、入居者の過去の起床時刻、および/または、施設に勤務するスタッフの数)に応じて設定されてもよい。
[見守りシステムの機能構成の変形例]
図5に示された各機能は、如何なるハードウェア資源でも実現され得る。同一の機能が複数のハードウェア資源によって実現されてもよい。図5において同一のハードウェア資源によって実現されるように説明された2以上の機能は、必ずしも同一のハードウェア資源によって実現されなくてもよい。たとえば、条件調整部14と、行動検出部12および通知情報生成部13とは、異なるハードウェア資源によって実現されてもよい。図10~図15のそれぞれは、見守りシステムの構成要素における機能分布の変形例を示す図である。
図5に示された各機能は、如何なるハードウェア資源でも実現され得る。同一の機能が複数のハードウェア資源によって実現されてもよい。図5において同一のハードウェア資源によって実現されるように説明された2以上の機能は、必ずしも同一のハードウェア資源によって実現されなくてもよい。たとえば、条件調整部14と、行動検出部12および通知情報生成部13とは、異なるハードウェア資源によって実現されてもよい。図10~図15のそれぞれは、見守りシステムの構成要素における機能分布の変形例を示す図である。
図10の例では、図5の例と比較して、条件調整部14が管理サーバー200(制御装置201)によって実現される。図10の例では、管理サーバー200は、見守りシステム内の複数のセンサーボックス100のそれぞれに対して、各センサーボックス100に関連付けられた入居者の状況に従って行動検出部12および通知情報生成部13の少なくとも一方の感度を設定し、当該設定に従って、各センサーボックス100の行動検出部12および通知情報生成部13の少なくとも一方の感度を制御する。
図11の例では、図5の例と比較して、条件調整部14がクラウドサーバー400(制御装置401)によって実現される。制御装置401は、管理サーバー200と通信することにより記録格納部21および/または条件設定部22から適宜情報を読み出して、条件調整部14として機能する。
管理サーバー200からクラウドサーバー400に情報がアップロードされてもよく、制御装置401は、アップロードされた情報を用いることにより、条件調整部14として機能してもよい。管理サーバー200の制御装置201は、記録格納部21に格納された情報および/または条件設定部22に入力された情報を、一定時間ごとに、または、情報が更新されるたびに、クラウドサーバー400にアップロードしてもよい。
図12の例では、図10の例と比較して、行動検出部12および通知情報生成部13が携帯端末300の制御装置301によって実現される。
図12の例では、管理サーバー200は、さらに情報中継部26として機能する。情報中継部26は、センサーボックス100(データ収集部11)から出力される生体情報を受信し、当該センサーボックス100に関連付けられた携帯端末300へ当該生体情報を送信する。各センサーボックス100と各携帯端末300とは、たとえば上記の入居者-スタッフ対応情報において関連付けられる。
図12の例では、行動検出部12、通知情報生成部13、および出力部32の中の少なくとも1つの機能は、制御装置301が携帯端末300にインストールされた通知用のアプリケーション(以下、適宜「通知アプリ」という)を実行することによって実現されてもよい。
通知アプリは、センサーボックス100(データ収集部11)から管理サーバー200を経由して入力される入居者の生体情報を受信し、当該生体情報を用いて行動情報を生成することにより、行動検出部12の機能を実現する。通知アプリは、行動検出部12が生成した行動情報を用いて通知情報を生成することにより、通知情報生成部13の機能を実現する。通知アプリは、通知情報生成部13が生成した通知情報に従って通知を出力することにより、出力部32の機能を実現する。図12の例では、見守りシステム内の複数の携帯端末300のうち、一台の携帯端末300の通知情報生成部13(制御装置301)のみが通知情報を生成し、当該通知情報生成部13が通知情報を他の携帯端末300に配信してもよい。
図12の例では、通知情報生成部13は、通知情報生成部13は、出力部32へ通知情報を出力し、また、当該通知情報を通知情報蓄積部25へ送信する。
図13の例では、図12の例と比較して、行動検出部12がセンサーボックス100(制御装置101)によって実現される。図13の例では、管理サーバー200がセンサーボックス100と通信することにより、条件調整部14が行動検出部12の感度を調整し、管理サーバー200が携帯端末300と通信することにより、条件調整部14が通知情報生成部13の感度を調整する。図13の例においても、制御装置301は、携帯端末300にインストールされた通知アプリを実行することにより、通知情報生成部13および出力部32の少なくとも一方を実現してもよい。
図14の例では、図12の例と比較して、携帯端末300(制御装置301)は、さらに条件調整部14として機能する。条件設定部22は、携帯端末300の入力デバイス306によって実現される。図14の例では、各スタッフが、条件設定部22を利用して、条件調整部14が感度を設定するための条件となり得る情報を入力し得る。携帯端末300間の通信により、各スタッフによって入力された情報が複数の携帯端末300の間で共有され得る。
記録格納部21は、クラウドサーバー400の記憶装置420によって実現される。見守りシステム内の入居者の情報が、センサーボックス100や管理サーバー200等の種々の装置からクラウドサーバー400にアップロードされ得る。
図15の例では、図5の例と比較して、管理サーバー200は、通知情報生成部13、条件調整部14、および、通知情報送信部15として機能する。通知情報生成部13は、各センサーボックス100から生体情報を受信し、当該生体情報を利用して当該生体情報の送信元であるセンサーボックス100に対応する通知情報を生成する。通知情報送信部15は、生成された通知情報を、当該通知情報が対応するセンサーボックス100に対応する携帯端末300へ送信する。センサーボックス100と携帯端末300との対応は、たとえば、入居者-スタッフ対応情報における入居者とスタッフとの対応関係に基づく。
図15の例では、通知情報送信部15は、さらに携帯端末300へ送信した通知情報を通知情報蓄積部25へ登録する。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
11 データ収集部、12 行動検出部、13 通知情報生成部、14 条件調整部、15 通知情報送信部、21 記録格納部、22 条件設定部、31 通知情報受信部、32 出力部、100,100A,100B センサーボックス、101,201,301,401 制御装置、104,204,304,404 通信インターフェイス、105 カメラ、106 ドップラーセンサー、107 無線通信装置、120,220,420 記憶装置、200 管理サーバー、205 表示インターフェイス、206,305 ディスプレイ、207 操作インターフェイス、209,306 入力デバイス、300,300A,300B 携帯端末、320 内蔵メモリー、400 クラウドサーバー、500,500A,500B ケアコール子機、501 ケアコールボタン、510,510A,510B ドアセンサー、520,520A,520B トイレセンサー、530,530A,530B センサー、540,540A,540B バイタルセンサー、800,800A,800B 入居者、900,900A,900B 居室、901,901A,901B ベッド、902,902A,902B トイレ、903,903A,903B 家具。
Claims (10)
- 見守り対象の行動情報に基づいて、当該見守り対象による所定の行動の予兆の発生を通知するための情報を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記情報についての通知を出力する出力手段と、
前記見守り対象の状況に応じて、前記生成手段による前記情報の生成の感度を調整する調整手段とを備える、情報処理装置。 - 前記生成手段は、
見守り対象の生体情報を用いて前記行動情報に対応する行動の発生を検出する検出手段と、
前記行動の発生が所定の条件を満たした場合に、前記予兆の発生を確定する確定手段とを含み、
前記調整手段は、前記検出手段による前記行動の発生の検出の感度および前記確定手段による前記予兆の発生の確定の感度の少なくとも一方を調整することにより、前記情報の生成の感度を調整する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記行動の発生の検出の感度を調整することは、前記行動の発生の条件となる見守り対象の移動の距離を調整することを含む、請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記予兆の発生の確定の感度を調整することは、前記予兆の発生の確定のために必要とする一定時間内の前記行動の回数を調整することを含む、請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記状況は、見守り対象の属性を含む、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記属性は、直近の排泄時刻、要介護度、および、過去の起床時刻のうち少なくとも1つを含む、請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記状況は、見守り対象が入居する施設の管理体制を含む、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 請求項2に記載の情報処理装置と、
前記生体情報を取得するセンサーと、を備えるセンサーボックス。 - コンピューターによって実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピューターに、
見守り対象の行動情報に基づいて、前記見守り対象による所定の行動の予兆が発生した場合に、前記見守り対象についての通知の情報を生成するステップと、
前記通知の情報を出力するステップと、を実行させ、
前記通知の情報の生成の感度は前記見守り対象の状況に応じて調整される、プログラム。 - 前記通知の情報の生成の感度は、前記行動情報に対応する行動の発生の検出感度、および、前記行動の発生に基づく前記予兆の発生の確定の感度のうち少なくとも一方を調整することによって、調整される、請求項9に記載のプログラム。
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- 2019-07-02 WO PCT/JP2019/026281 patent/WO2020039758A1/ja active Application Filing
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