JP7230668B2 - Ic媒体 - Google Patents
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Description
なお、こうした課題は、ICカードに限らず、発行工程を経て使用されるIC付きの情報記憶媒体において共通する。
上記構成によれば、発行工程が終了しているか否かが、発行管理フラグに基づき確認できる。それゆえ、発行管理フラグによって、発行工程の全体の管理が可能である。
上記構成によれば、上記発行管理フラグが的確に実現できる。
修正プログラムは、IC媒体の動作に深く関わる情報であって、不正な書き込みを抑えることの必要性が特に高い。上記構成によれば、こうした対象に高いセキュリティを設定することができるため、発行工程での情報の書き込みに関するセキュリティが的確に高められる。
上記構成によれば、発行数の多いICカードにて発行工程での情報の書き込みに関するセキュリティを高めることができるため、その有益性が大きい。
図1が示すように、ICカード10は、発行処理装置20と接続され、ICカード10が、発行処理装置20から受信したコマンドを処理することによって、発行工程が進められる。
制御部12は、CPUを含み、各記憶部13~15に対する情報の読み出しや書き込みの制御や、各種の演算処理を行う。制御部12は、暗号処理回路を含んでいる。
第1不揮発性記憶部14と第2不揮発性記憶部15とは、不揮発性のメモリである。第1不揮発性記憶部14は、書き換えができない読み出し専用の記憶部であって、ROMから構成される。第2不揮発性記憶部15は、書き換え可能な記憶部であって、EEPROMやフラッシュメモリから構成される。不揮発性記憶部14,15には、ICチップの製造時等に、制御部12の処理に要するプログラムやデータが書き込まれている。
ICカード10と発行処理装置20との協働によって行われる発行工程は、複数のカードに共通するデータが書き込まれる1次発行と、カードごとに異なるデータが書き込まれる2次発行とのいずれかに対応する。
図3のフローにおいては、ステップS24で受信したコマンドデータCDが平文である場合(ステップS25で肯定判定)、制御部12は、ステップS32の処理として、コマンドデータCDが含む発行コマンドの指示内容が、修正プログラムの書き込み以外であるか否かを判断する。書き込み対象が修正プログラムである場合(ステップS32で否定判定)、制御部12は、ステップS31の処理に進み、所定のエラー処理を行って処理を終了する。
(1)発行管理フラグFlが発行中Fbであることを条件に書き込みが実行されることにより、暗号文で受信したデータに基づく所定の対象の書き込みが、発行管理フラグFlによって管理される。したがって、発行工程での情報の書き込みに関するセキュリティを高めることができる。また、不正な書き込みへの対策の必要性が高い対象を上記所定の対象とすることにより、上記対策の必要性の差に応じたセキュリティの差をつけることも可能であり、発行工程での処理の効率化を図ることもできる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・発行管理フラグFlは、暗号文での発行工程の開始に際して発行前Faから発行中Fbに更新されることで、フラグとして機能するように構成されていれば、上記実施形態とは異なる構成を有していてもよい。例えば、発行管理フラグFlは、第2不揮発性記憶部15における書き換えについての制限のない領域に格納されていてもよい。あるいは、発行管理フラグFlは、発行工程の終了に際して発行終了Fcに更新されず、発行工程の終了は他のフラグ等によって管理されてもよい。この場合、発行管理フラグFlは、発行前Faから発行中Fbにのみ書き換え可能であってもよい。
Claims (6)
- 発行管理フラグを格納する不揮発性記憶部と、
外部の装置から受信した所定の書き込み対象を前記不揮発性記憶部に書き込む制御部と、を備え、
前記発行管理フラグは、発行前を示す状態から発行中を示す状態に更新可能であり、
前記制御部は、
暗号文で受信したデータに基づき前記不揮発性記憶部への書き込みを行う発行工程の開始に際して、前記発行管理フラグを前記発行前から前記発行中に更新し、
暗号文で受信したデータに前記書き込み対象が含まれるとき、前記発行管理フラグが前記発行中であることを条件として、前記書き込み対象の前記不揮発性記憶部への書き込みを実行する
IC媒体。 - 前記発行管理フラグは、前記発行中を示す状態から発行終了を示す状態に更新可能であり、
前記制御部は、前記発行工程の終了に際して、前記発行管理フラグを前記発行中から前記発行終了に更新する
請求項1に記載のIC媒体。 - 前記発行管理フラグの書き換えは、前記発行前から前記発行中または前記発行終了への更新、および、前記発行中から前記発行終了への更新のみが許容される
請求項2に記載のIC媒体。 - 前記発行管理フラグは、前記不揮発性記憶部において、各ビットの書き換えが1回のみ許容される領域に格納されている
請求項1~3のいずれか一項に記載のIC媒体。 - 前記書き込み対象は、前記IC媒体が記憶しているプログラムの修正プログラムである
請求項1~4のいずれか一項に記載のIC媒体。 - 前記IC媒体は、ICカードである
請求項1~5のいずれか一項に記載のIC媒体。
Priority Applications (1)
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JP2019082543A JP7230668B2 (ja) | 2019-04-24 | 2019-04-24 | Ic媒体 |
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JP2019082543A JP7230668B2 (ja) | 2019-04-24 | 2019-04-24 | Ic媒体 |
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Family
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Family Applications (1)
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- 2019-04-24 JP JP2019082543A patent/JP7230668B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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