JP7230295B2 - 混合粉加圧機及び混合粉加工方法 - Google Patents
混合粉加圧機及び混合粉加工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7230295B2 JP7230295B2 JP2019240186A JP2019240186A JP7230295B2 JP 7230295 B2 JP7230295 B2 JP 7230295B2 JP 2019240186 A JP2019240186 A JP 2019240186A JP 2019240186 A JP2019240186 A JP 2019240186A JP 7230295 B2 JP7230295 B2 JP 7230295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixed powder
- pressurizing
- powder
- tool
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
本発明は、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を整列層状に加工する装置及び混合粉加工方法に関するものである。
従来の技術としては、高熱伝導性を有する金属―黒鉛複合材料およびその製造方法において、［００３１］にて工程（２）を（２ａ）型内に前記粉末混合体を充填する工程と、（２ｂ）前記充填された粉末混合体を一軸加圧する工程とを反復することにより実施と記載してある。（特許文献１参照）
上記従来技術は、一軸加圧する工程を反復するやり方であり、これが一般的な加工方法である。
しかしながら、この方法では鱗片状黒鉛の大きさが１００μから２ｍｍ程度の場合、鱗片状黒鉛が立設した状態になり、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を均一方向に並べることが難しく、そのまま加圧して製造してなるものであり、均一性がない。
しかしながら、この方法では鱗片状黒鉛の大きさが１００μから２ｍｍ程度の場合、鱗片状黒鉛が立設した状態になり、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を均一方向に並べることが難しく、そのまま加圧して製造してなるものであり、均一性がない。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、混合粉加圧機において、回転押圧具を設けることにより、混合粉を均一方向に並べることができると共に、混合粉加工方法により、混合粉を整列層状に加工できることを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を整列層状に加工する装置であって、加圧本体内に上下動する受圧板を設けた受圧具を設けると共に、加圧本体の上部外周を内テーパー状の案内口を形成し、加圧本体上方に底面を球面状に形成した回転押圧具を設け、次工程にて銅粉や混合粉を上方より加圧する加圧具を設けてなる混合粉加圧機。
また、銅粉を混合粉加工機における受圧板上に適量入れる第一投入工程と、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を適量入れる第二投入工程と、混合粉の上面を回転押圧具にて回転して適宜押圧する押圧工程と、押圧された混合粉を上方より加圧具にて加圧する加圧工程とからなり、第二投入工程と押圧工程と加圧工程を繰り、最後に銅粉を適量入れて加圧する最終加圧工程により、混合粉を整列層状に加工する混合粉加工方法。
また、銅粉を混合粉加工機における受圧板上に適量入れる第一投入工程と、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を適量入れる第二投入工程と、混合粉の上面を回転押圧具にて回転して適宜押圧する押圧工程と、押圧された混合粉を上方より加圧具にて加圧する加圧工程とからなり、第二投入工程と押圧工程と加圧工程を繰り、最後に銅粉を適量入れて加圧する最終加圧工程により、混合粉を整列層状に加工する混合粉加工方法。
１）、混合粉加圧機においては、加圧本体・受圧具・回転押圧具・加圧具の構成であり、特に底面球面状に形成した回転押圧具により混合粉を均一方向に並べることができる。
２）、また、加圧本体の上部外周に内テーパー状の案内口を形成することにより、受圧板上に必要量の混合粉をスムーズに入れることができる。
３）、混合粉加工方法において、特に押圧工程にて混合粉の上面を回転押圧具にて回転して適宜押圧することにより、混合粉を均一方向に並べることができ、第二投入工程と押圧工程と加圧工程を繰り返すことにより混合粉を整列層状に加工することができると共に、上下面に銅粉を層状に形成ることにより鱗片状黒鉛の剥離を防止できるものである。
２）、また、加圧本体の上部外周に内テーパー状の案内口を形成することにより、受圧板上に必要量の混合粉をスムーズに入れることができる。
３）、混合粉加工方法において、特に押圧工程にて混合粉の上面を回転押圧具にて回転して適宜押圧することにより、混合粉を均一方向に並べることができ、第二投入工程と押圧工程と加圧工程を繰り返すことにより混合粉を整列層状に加工することができると共に、上下面に銅粉を層状に形成ることにより鱗片状黒鉛の剥離を防止できるものである。
１は、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を整列層状に加工する装置の混合粉加圧機である。
２は加圧本体で、上面を開口し、下面に底板２ａを有した四角形の箱状であり、上部外周に内テーパー状の案内口２ｂを形成してある。
３は加圧本体２内にて上下動する受圧具で、四角形状の受圧板３ａと軸３ｂとハンドル３ｃとから構成する。
４は回転押圧具で、加圧本体２の上方に位置し、円柱の底面４ａを球面状に形成してなる。
５は混合粉を上方より加圧する加圧具で、四角柱状に形成してある。
なお、必要に応じて案内台６を案内口２ｂに合わせて設けるものである。（図１・図２・図３）
２は加圧本体で、上面を開口し、下面に底板２ａを有した四角形の箱状であり、上部外周に内テーパー状の案内口２ｂを形成してある。
３は加圧本体２内にて上下動する受圧具で、四角形状の受圧板３ａと軸３ｂとハンドル３ｃとから構成する。
４は回転押圧具で、加圧本体２の上方に位置し、円柱の底面４ａを球面状に形成してなる。
５は混合粉を上方より加圧する加圧具で、四角柱状に形成してある。
なお、必要に応じて案内台６を案内口２ｂに合わせて設けるものである。（図１・図２・図３）
つぎに、混合粉加工方法について説明する。
１．第一投入工程として、銅粉Ｄを混合粉加圧機１における上方に位置した受圧板３ａ上に適量入れ、第二投入工程でその上方より鱗片状黒鉛Ｒと銅粉の混合粉Ｋを適量入れる。（図３）
２．押圧工程として、混合粉Ｋ１の上面を回転押圧具４にて回転させながら底面４ａにて押圧し、混合粉Ｋ１を均一方向に整列させる。特に、鱗片状黒鉛Ｒ１を立たせた状態ではなく、水平方向に寝かせた状態にする。
この時、案内口２ｂに沿って混合粉Ｋ１が内部に流入する。（図４）
３．加圧工程として、押圧された混合粉Ｋ２を上方より加圧具５にて加圧する。（図５）
４．次工程の準備工程として、受圧具３のハンドル３ｃを回して、受圧板３ａを適宜下方に下げると共に、加圧具５を上方へ移動させる。（図６）
５．次工程の投入工程として、前回加圧された混合粉Ｋ３の上面に、次に加圧する混合粉Ｋ４を適量投入する。（図７）
６．上記の各工程を繰り返し行うことにより、均一方向に圧縮された混合粉Ｋ５が多層状（整列状）にできるものであり、最終工程にて、銅粉Ｄ１を適量入れて加圧する。（図８）
１．第一投入工程として、銅粉Ｄを混合粉加圧機１における上方に位置した受圧板３ａ上に適量入れ、第二投入工程でその上方より鱗片状黒鉛Ｒと銅粉の混合粉Ｋを適量入れる。（図３）
２．押圧工程として、混合粉Ｋ１の上面を回転押圧具４にて回転させながら底面４ａにて押圧し、混合粉Ｋ１を均一方向に整列させる。特に、鱗片状黒鉛Ｒ１を立たせた状態ではなく、水平方向に寝かせた状態にする。
この時、案内口２ｂに沿って混合粉Ｋ１が内部に流入する。（図４）
３．加圧工程として、押圧された混合粉Ｋ２を上方より加圧具５にて加圧する。（図５）
４．次工程の準備工程として、受圧具３のハンドル３ｃを回して、受圧板３ａを適宜下方に下げると共に、加圧具５を上方へ移動させる。（図６）
５．次工程の投入工程として、前回加圧された混合粉Ｋ３の上面に、次に加圧する混合粉Ｋ４を適量投入する。（図７）
６．上記の各工程を繰り返し行うことにより、均一方向に圧縮された混合粉Ｋ５が多層状（整列状）にできるものであり、最終工程にて、銅粉Ｄ１を適量入れて加圧する。（図８）
なお、上記混合粉加圧機において、加圧本体は四角形状に限定するものではなく、円形状でもよい。
また、受圧具も手動でも自動でもよい。
さらに、回転押圧具や加圧具は自動的に作動するものである。
さらにまた、各部材の大きさや材質は必要に応じて決めればよい。
また、受圧具も手動でも自動でもよい。
さらに、回転押圧具や加圧具は自動的に作動するものである。
さらにまた、各部材の大きさや材質は必要に応じて決めればよい。
１－－－混合粉加圧機
２－－－加圧本体
３－－－受圧具
４－－－回転押圧具
５－－－加圧具
Ｋ－－－混合粉
２－－－加圧本体
３－－－受圧具
４－－－回転押圧具
５－－－加圧具
Ｋ－－－混合粉
Claims (2)
- 鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を整列層状に加工する装置であって、加圧本体内に上下動する受圧板を設けた受圧具を設けると共に、加圧本体の上部外周に内テーパー状の案内口を形成し、加圧本体上方に底面を球面状に形成した回転押圧具を設け、次工程にて銅粉や混合粉を上方より加圧する加圧具を設けてなることを特徴とする混合粉加圧機。
- 銅粉を混合粉加工機における受圧板上に適量入れる第一投入工程と、鱗片状黒鉛と銅粉の混合粉を適量を入れる第二投入工程と、混合粉の上面を回転押圧具にて回転して適宜押圧する押圧工程と、押圧された混合粉を上方より加圧具にて加圧する加圧工程とからなり、第二投入工程と押圧工程と加圧工程を繰り返し、最後に銅粉を適量入れて加圧する最終加圧工程により、混合粉を整列層状に加工することを特徴とする混合粉加工方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019013625 | 2019-01-10 | ||
| JP2019013625 | 2019-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020111827A JP2020111827A (ja) | 2020-07-27 |
| JP7230295B2 true JP7230295B2 (ja) | 2023-03-01 |
Family
ID=71666642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019240186A Active JP7230295B2 (ja) | 2019-01-10 | 2019-12-24 | 混合粉加圧機及び混合粉加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7230295B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7287681B2 (ja) * | 2020-06-29 | 2023-06-06 | 京楽産業．株式会社 | 遊技機 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008144208A (ja) | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Kyushu Univ | フラーレン複合体及びその製造方法 |
| JP2009095878A (ja) | 2007-10-18 | 2009-05-07 | San-Etsu Metals Co Ltd | 圧縮ねじり加工装置及びそれを用いた金属塊の製造方法 |
| JP2015060640A (ja) | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 中央電気工業株式会社 | 合金黒鉛複合粒子およびその製造方法 |
-
2019
- 2019-12-24 JP JP2019240186A patent/JP7230295B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008144208A (ja) | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Kyushu Univ | フラーレン複合体及びその製造方法 |
| JP2009095878A (ja) | 2007-10-18 | 2009-05-07 | San-Etsu Metals Co Ltd | 圧縮ねじり加工装置及びそれを用いた金属塊の製造方法 |
| JP2015060640A (ja) | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 中央電気工業株式会社 | 合金黒鉛複合粒子およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2020111827A (ja) | 2020-07-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7230295B2 (ja) | 混合粉加圧機及び混合粉加工方法 | |
| CN101961742B (zh) | 全自动顶杆头液压热冲成形机 | |
| CN108942754A (zh) | 一种便于金属加工模具拆卸的夹持装置 | |
| JP2015123558A (ja) | フィルムの切断装置、離型フィルムの切断方法、フィルムの切断方法、被樹脂封止部品の樹脂封止装置、被樹脂封止部品の樹脂封止方法、及び樹脂封止成形品製造装置 | |
| CN207326356U (zh) | 列车转向架用衬套自动压装生产线 | |
| CN203976093U (zh) | 线性材料单向输送装置 | |
| CN105208780B (zh) | 插装用定位治具 | |
| CN101391435A (zh) | 多层压板机 | |
| CN206936813U (zh) | 一种莲蓬头组装设备 | |
| TW202330374A (zh) | 化妝料之製造方法 | |
| KR101562516B1 (ko) | 사출금형의 코어 표면의 헤어라인 가공 방법 | |
| CN210202207U (zh) | 一种大尺寸叠板压合装置 | |
| CN103926126A (zh) | 一种水泥生料压片试验装置及水泥生料压片的方法 | |
| CN209257148U (zh) | 一种电冲剪切圆的装置 | |
| CN204255594U (zh) | 一种转换器振动试验用夹具 | |
| KR101746932B1 (ko) | 파벽돌 성형 장치 | |
| KR101746931B1 (ko) | 파벽돌 성형 방법 | |
| KR20120113353A (ko) | 링기어 고주파 열처리 방법 | |
| JP2007211269A (ja) | 突起付き部品のサイジング方法とサイジング設備 | |
| TW201606821A (zh) | 製造電感元件的方法及電感元件 | |
| KR101305275B1 (ko) | 마이크로 블레이드 제조를 위한 금속혼합분말의 장입장치 | |
| CN109279994A (zh) | 一种带药型罩药柱的压装工艺 | |
| CN217596852U (zh) | 半导体领域研磨用陶瓷基金刚石磨轮研磨块的成型模具 | |
| CN107856121A (zh) | 一种用于聚四氟乙烯薄膜的定型切膜装置 | |
| CN221038785U (zh) | 一种xrf测试用压片模具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220131 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221220 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230118 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7230295 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |