JP7229203B2 - 永久磁石回転電機および回転子 - Google Patents
永久磁石回転電機および回転子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7229203B2 JP7229203B2 JP2020112386A JP2020112386A JP7229203B2 JP 7229203 B2 JP7229203 B2 JP 7229203B2 JP 2020112386 A JP2020112386 A JP 2020112386A JP 2020112386 A JP2020112386 A JP 2020112386A JP 7229203 B2 JP7229203 B2 JP 7229203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- holes
- rotor core
- magnet
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
図1は、本発明の第1の実施形態による永久磁石回転電機の片側断面図である。本発明の第1の実施形態による永久磁石回転電機10は、磁石埋込構造(IPM:Interior Permanent Magnet)を有する永久磁石回転電機である。
以上説明したように、本実施形態によれば、回転子コア21の周方向に配列され、回転子コア21の軸方向に延びる複数の長孔24の内側面24a~24dのうち、回転子コア21の横断面における複数の長孔24の長手方向に延びる第1内側面24aと第2内側面24bの各々には段差27、28が設けられている。
図4は、本発明の第2の実施形態による永久磁石回転電機の回転子コアの横断面における長孔224の形状の拡大図である。本実施形態による長孔224が、第1実施形態による長孔24と異なる点は、複数(本実施形態では2つ)の磁石収容孔のうち隣合う2つの磁石収容孔24e,24fの間に、隣合う2つの磁石収容孔24e,24fを連通する連通部29を備える点である。
図5は、本発明の第3の実施形態による永久磁石回転電機の回転子コアの横断面における長孔324の形状の拡大図である。本実施形態による長孔324が、第2実施形態による長孔224と異なる点は、段差327,328が傾斜面により形成され、連通部329が傾斜面を内側面とする点である。
図6は、本発明の第4の実施形態による永久磁石回転電機の回転子42の横断面図である。本実施形態による回転子42が、第1実施形態による回転子2と異なる点は、複数の長孔24において隣合う2つの長孔24L,24Rの回転子コア421の横断面における断面形状が、左右対称である点である。
図7は、本発明の第5の実施形態による永久磁石回転電機の回転子52の横断面図である。本実施形態による回転子52が、第1実施形態による回転子2と異なる点は、複数の長孔524の各々が3つの磁石収容孔524e~524gを有している点である。
図8は、本発明の第6の実施形態による永久磁石回転電機の回転子62の横断面図である。本実施形態による回転子62が、第5実施形態による回転子52と異なる点は、複数の長孔624の各々に備わる3つの磁石収容孔624e~624gの回転子コア621の周方向の配置が、第5の実施形態による回転子52の複数の長孔524の各々に備わる3つの磁石収容孔524e~524gの回転子コア521の周方向の配置と逆になっている点である。
図9は、本発明の第7の実施形態による永久磁石回転電機の回転子72の横断面図である。本実施形態による回転子72が、第5実施形態による回転子52と異なる点は、複数の長孔724の各々に備わる3つの磁石収容孔724e~724gの回転子コア721の周方向の配置が、第5の実施形態による回転子52の複数の長孔524の各々に備わる3つの磁石収容孔524e~524gの回転子コア521の周方向の配置と異なる点である。
図10は、本発明の第8の実施形態による永久磁石回転電機の回転子82の横断面図である。本実施形態による回転子82が、第5実施形態による回転子52と異なる点は、複数の長孔824の各々に備わる3つの磁石収容孔824e~824gの回転子コア821の周方向の配置が、第5の実施形態による回転子52の複数の長孔524の各々に備わる3つの磁石収容孔524e~524gの回転子コア521の周方向の配置と異なる点である。
Claims (10)
- 巻線が巻回された円筒状の固定子コアを有する固定子と、
前記固定子に対して回転可能に設けられた回転子と、
前記回転子に備わる円筒状の回転子コアと、
前記回転子コアの周方向に配列され、前記回転子コアの軸方向に延びる複数の長孔と、
前記複数の長孔の各々に収容される複数の平板状の永久磁石と、
前記複数の長孔の内側面のうち、前記回転子コアの横断面における前記複数の長孔の長手方向に延びる第1内側面と第2内側面の各々に設けられた段差とを備え、
前記複数の長孔の各々は、前記段差により仕切られ前記永久磁石が収容される複数の磁石収容孔を有し、
前記複数の磁石収容孔のうち前記回転子コアの周方向の一方の端部に位置する第1磁石収容孔は、前記回転子の径方向における前記回転子の中心軸からの距離が前記複数の磁石収容孔のなかで最も離れており、
前記複数の磁石収容孔のうち前記第1磁石収容孔に対し前記回転子コアの周方向の他方側に位置する残りの磁石収容孔は、前記回転子コアの周方向において前記第1磁石収容孔から離れた磁石収容孔ほど、前記回転子の径方向における前記回転子の中心軸からの距離が近くなっており、
前記複数の長孔のうち前記回転子コアの周方向で隣り合う2つの長孔の形状は、前記回転子の回転軸に対して互いに回転対称であることを特徴とする永久磁石回転電機。 - 請求項1記載の永久磁石回転電機であって、
前記複数の平板状の永久磁石は、前記回転子コアの横断面において、前記複数の磁石収容孔の各々に一つずつ収容されていることを特徴とする永久磁石回転電機。 - 請求項1記載の永久磁石回転電機であって、
前記複数の長孔の各々は、前記回転子コアの横断面において、多角形の各辺を基準として配置されていることを特徴とする永久磁石回転電機。 - 請求項1記載の永久磁石回転電機であって、
前記複数の磁石収容孔は、前記回転子コアの横断面における形状が長方形であることを特徴とする永久磁石回転電機。 - 請求項1記載の永久磁石回転電機であって、
前記複数の長孔は、前記複数の磁石収容孔のうち隣合う2つの磁石収容孔の間に、前記隣合う2つの磁石収容孔を連通する連通部を備えることを特徴とする永久磁石回転電機。 - 請求項5記載の永久磁石回転電機であって、
前記段差は、傾斜面により形成され、
前記連通部は、前記傾斜面を内側面とすることを特徴とする永久磁石回転電機。 - 円筒状の回転子コアと、
前記回転子コアの周方向に配列され、前記回転子コアの軸方向に延びる複数の長孔と、
前記複数の長孔の各々に収容される複数の平板状の永久磁石と、
前記複数の長孔の内側面のうち、前記回転子コアの横断面における前記複数の長孔の長手方向に延びる第1内側面と第2内側面の各々に設けられた段差とを備え、
前記複数の長孔の各々は、前記段差により仕切られ前記永久磁石が収容される複数の磁石収容孔を有し、
前記複数の磁石収容孔のうち前記回転子コアの周方向の一方の端部に位置する第1磁石収容孔は、前記回転子の径方向における前記回転子の中心軸からの距離が前記複数の磁石収容孔のなかで最も離れており、
前記複数の磁石収容孔のうち前記第1磁石収容孔に対し前記回転子コアの周方向の他方側に位置する残りの磁石収容孔は、前記回転子コアの周方向において前記第1磁石収容孔から離れた磁石収容孔ほど、前記回転子の径方向における前記回転子の中心軸からの距離が近くなっており、
前記複数の長孔のうち前記回転子コアの周方向で隣り合う2つの長孔の形状は、前記回転子の回転軸に対して互いに回転対称であることを特徴とする回転子。 - 請求項7記載の回転子であって、
前記複数の平板状の永久磁石は、前記複数の磁石収容孔の各々に一つずつ収容されていることを特徴とする回転子。 - 請求項7記載の回転子であって、
前記複数の長孔の各々は、前記回転子コアの横断面において、多角形の各辺を基準として配置されていることを特徴とする回転子。 - 請求項7記載の回転子であって、
前記複数の磁石収容孔は、前記回転子コアの横断面における形状が長方形であることを特徴とする回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020112386A JP7229203B2 (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | 永久磁石回転電機および回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020112386A JP7229203B2 (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | 永久磁石回転電機および回転子 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022011327A JP2022011327A (ja) | 2022-01-17 |
JP2022011327A5 JP2022011327A5 (ja) | 2022-03-01 |
JP7229203B2 true JP7229203B2 (ja) | 2023-02-27 |
Family
ID=80148101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020112386A Active JP7229203B2 (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | 永久磁石回転電機および回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7229203B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009038930A (ja) | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Daikin Ind Ltd | ロータ及び埋込磁石型モータ |
JP2014171372A (ja) | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Toyota Industries Corp | 回転電機の永久磁石埋設型回転子及び回転電機 |
JP2019146484A (ja) | 2019-06-03 | 2019-08-29 | 三菱電機株式会社 | 電動機、ロータ、圧縮機および冷凍空調装置 |
JP2019193393A (ja) | 2018-04-23 | 2019-10-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転子及びこの回転子を備えた回転電機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2723272B1 (fr) * | 1994-07-27 | 1996-08-30 | Gec Alsthom Parvex Sa | Moteur synchrone comportant des aimants inseres dans un rotor |
-
2020
- 2020-06-30 JP JP2020112386A patent/JP7229203B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009038930A (ja) | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Daikin Ind Ltd | ロータ及び埋込磁石型モータ |
JP2014171372A (ja) | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Toyota Industries Corp | 回転電機の永久磁石埋設型回転子及び回転電機 |
JP2019193393A (ja) | 2018-04-23 | 2019-10-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転子及びこの回転子を備えた回転電機 |
JP2019146484A (ja) | 2019-06-03 | 2019-08-29 | 三菱電機株式会社 | 電動機、ロータ、圧縮機および冷凍空調装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022011327A (ja) | 2022-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4311182B2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JP5958502B2 (ja) | 回転子およびそれを用いた回転電機 | |
JP5248751B2 (ja) | スロットレス永久磁石型回転電機 | |
WO2017183162A1 (ja) | 電動機および空気調和機 | |
JP2006320109A (ja) | 回転電機、及び回転電機の製造方法 | |
GB2565473A (en) | Consequent-pole rotor, electric motor, and air conditioner | |
EP1689066A2 (en) | Synchronous motor with innner permanent magnet rotor and method for manufacturing the same | |
US20130342065A1 (en) | Brushless motor and method for manufacturing brushless motor | |
JP2018061341A (ja) | アキシャルギャップ型モータ | |
WO2020183801A1 (ja) | 回転機及びインシュレータ | |
WO2010110150A1 (ja) | 永久磁石埋込型電動機 | |
CN109698591B (zh) | 转子和电动机 | |
JP2005094845A (ja) | 永久磁石式回転電機の回転子 | |
JP7229203B2 (ja) | 永久磁石回転電機および回転子 | |
JP2011091917A (ja) | 回転機の出力調節方法および回転機 | |
WO2017212575A1 (ja) | 永久磁石モータ | |
WO2018123839A1 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP5855903B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP2015027175A (ja) | 回転電機及び回転電機の製造方法 | |
KR20180054087A (ko) | 스테이터 일체형 차량용 팬모터 | |
JP6685166B2 (ja) | アキシャルギャップ型回転電機 | |
JP2009296745A (ja) | 多極アキシャルギャップ型コンデンサ電動機とその製造方法 | |
JP2006087190A (ja) | 非円筒形状のギャップを有するモータ | |
US20230006488A1 (en) | Rotating electrical machine | |
WO2024176761A1 (ja) | ステータ、及び、それを用いたモータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220218 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7229203 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |