JP7225886B2 - 飛行体 - Google Patents
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Description
ドローンの機体の構造には様々な形状があるが、一般に、ドローンは、本体部と、本体部から放射状に伸びる複数のフレーム部と、フレーム部の先端部に設けられた推進駆動部と、を備える。推進駆動部は、機体の飛行のための揚力および推力を発生させるユニットであり、回転翼であるプロペラ(ロータ)とプロペラを回転させるモータとを備える。
ところで、ドローンには、さまざまな電気部品ユニットが搭載されており、これら電気部品ユニットは、駆動時に発熱を伴う。そのため、電気部品ユニットの温度上昇を適切に抑制することも、ドローンの長寿命化を図るうえで重要な課題である。ところが、従来、この点についてはほとんど対策が講じられていない。
したがって、電気部品ユニットの温度上昇を適切に抑制することができる。これにより、電気部品ユニットの長寿命化を図ることができ、結果として、当該電気部品ユニットを搭載した飛行体の長寿命化を図ることができる。さらに、回転翼の回転と送風ファンの回転とを、1つのモータで行うことができるので、別途、送風ファンを回転させるためのモータを設ける必要がなく、飛行体の小型化、軽量化が図れる。
この場合、フレーム部の一端から他端までを、冷却風の通風路として有効利用することができる。また、送風ファンの近傍に第一の給排気口を配置することで、送風ファンによって、フレーム部の空間内に第一の給排気口を通る空気の流れを適切に生成することができる。
また、上記の飛行体において、前記電気部品ユニットは、前記第二の給排気口と前記モータとの間に配置されていてもよい。この場合、フレーム部の本体部側の端部に形成された第二の給排気口と、フレーム部の先端部に設けられた推進駆動部側との間のフレーム部の内側の空間内を、電気部品ユニットの配置場所として有効利用することができる。
また、上記の飛行体において、前記送風ファンは、前記外部の空気を、前記第一の給排気口から前記空間内に取り込み、前記第二の給排気口から送出することもできる。このように、送風ファンの送風方向を、外部の空気が第一の給排気口からフレーム部の空間内に進入する方向としてもよい。
また、上記の飛行体において、前記フレーム部は、前記送風ファンにより前記空間内に取り込まれた空気が前記モータの内部を通過するように、前記空気の流れを規制する規制部をさらに備えてもよい。この場合、モータを確実に冷却することができる。
さらに、上記の飛行体において、前記送風ファンは、遠心ファンであってもよい。遠心ファンは、回転方向に依存しない風の流れを作り出すことができる。したがって、モータの回転方向によらずに、フレーム部の空間内に一定方向の空気の流れを容易に作り出すことができる。
速度制御ユニットは、モータの回転速度を制御するために複数のスイッチング素子を備え、かなりの発熱が見込まれる。このように、発熱量の多い速度制御ユニットをフレーム部の内側に配置し、フレーム部の内側を流れる冷却風によって冷却する構造とすることで、速度制御ユニットの温度上昇を適切に抑制し、効果的に飛行体の長寿命化を図ることができる。
さらに、上記の飛行体において、前記冷却体は、炭素繊維強化炭素複合材料により構成されていてもよい。炭素繊維強化炭素複合材料は、低密度で高熱伝導率を有する材料である。したがって、高い冷却効率を有する軽量な冷却体とすることができ、飛行体の重量を著しく増加することなく、効率的に電気部品ユニットを冷却することができる。
図1は、本実施形態における飛行体10の全体構成例を示す図である。本実施形態では、飛行体10がドローン(マルチコプター)である場合について説明する。
ドローン10は、本体部11と、本体部11から伸びる複数(本実施形態では、4本)のフレーム部12と、を備える。さらに、ドローン10は、フレーム部12の先端部(本体部11側ではない方の端部)にそれぞれ設けられた推進駆動部20を備える。
推進駆動部20は、機体の飛行のための揚力および推力を発生させるユニットであり、モータ21と、モータ21によって回転される回転翼(プロペラ、ロータともいう)22とを備える。ここで、モータ21は、3相ブラシレスDCモータであり、後述するコントローラ32によって回転速度(回転数)が制御される。
これら電気部品ユニットは、本体部11およびフレーム部12を構成する筐体(カバー等を含む)13に覆われている。
受信ユニット31は、操縦器(不図示)から送信される信号を受信し、受信した信号をコントローラ32に出力する。ここで、操縦器は、操縦者がドローン10の機体を遠隔から操作するための器具である。受信ユニット31は、操縦者が操作する操縦器から送信される信号を受信するためのアンテナを備える。
コントローラ32は、CPU、ROM、RAM等を備え、受信ユニット31により受信された信号やセンサユニット33により検出された信号を受け取り、これらの信号に基づいてドローン10の機体の飛行制御を行う。
ジャイロセンサ33aは、例えば3軸ジャイロであり、ドローン10の機体のロール軸、ピッチ軸およびヨー軸のそれぞれの方向に対して傾きの変化量を検出する。加速度センサ33bは、ドローン10の機体の加速度を検出する。加速度センサ33bは、例えばXYZ軸の3方向の加速度を検出する3軸加速度であってよい。気圧センサ33cは、気圧を検知し、検知した気圧に基づいてドローン10の機体の高度を検出する。GPSセンサ33dは、ドローン10の機体の飛行位置を検出する。
速度制御ユニット35は、1個のモータ21にそれぞれ対応して設けられている。各速度制御ユニット35は、本実施例においては6個のスイッチング素子を有するインバータ回路と、スイッチング素子をオンオフ制御するための駆動回路(ゲートドライバ)とをそれぞれ備える。ここで、スイッチング素子は、FET(電界効果トランジスタ)やMOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)等である。
図2に示す各電気部品ユニット(31、32、33、35)には、図1に示すバッテリユニット34から電力が供給される。バッテリユニット34は、例えばリチウム充電池とすることができる。バッテリユニット34は、機体の重心を安定させるために、本体部11の下部中央に設けられている。バッテリユニット34から各電気部品ユニットへの電力の供給は、配線によって直接行われてもよいし、PMU(Power Management Unit)を介して行われてもよい。
本実施形態では、速度制御ユニット35の温度上昇を抑制するために、フレーム部12を中空の構造とし、速度制御ユニット35を中空のフレーム部12の内側に配置する。そして、中空のフレーム部12の内側を冷却風通風路として利用し、速度制御ユニット35をフレーム部12の内側を通る冷却風によって冷却するようにする。
さらに、本実施形態では、モータ21の回転軸と同軸に送風ファンを設け、中空のフレーム部12の内側に積極的に冷却風を取り込むようにする。なお、図1において、送風ファンの図示は省略している。
フレーム部12は、一方向に伸びる中空の(筒状の)部材である。フレーム部12の長手方向に直交する方向における断面形状は、特に限定されるものではなく、フレーム部12は角中空の構造であってもよいし、円中空の構造であってもよい。
フレーム部12は、第一の給排気口15と、第二の給排気口16と、を備える。給排気口15および16は、フレーム部12の外部とフレーム部12の内側の空間とを連通させる給排気口であり、一方が給気口となる場合は、他方が排気口となる。
より具体的には、第一の給排気口15は、フレーム部12の推進駆動部20側における上面であって、回転翼22の下方に形成されている。また、第二の給排気口16は、フレーム部12の本体部11側における下面に形成されている。
本実施形態では、フレーム部12は、軸流ファン24と同等の大きさを有する第一の給排気口15を有し、軸流ファン24は、第一の給排気口15を塞ぐ位置に取り付けられている。
なお、軸流ファン24は、フレーム部12の内側に配置されていてもよいし、フレーム部12の外側に配置されていてもよい。つまり、軸流ファン24は、第一の給排気口15を介して、フレーム部12の外部からフレーム部12の内側、もしくはその逆へ流れる風を生成できるように、第一の給排気口15の近傍に配置されていればよい。
軸流ファン24は、回転することにより、回転軸に沿った(回転軸と平行な)風の流れを作り出すことができる。
軸流ファン24では、回転方向によって風の流れる向きを変えることができる。つまり、軸流ファン24の回転方向に応じて、モータ21側から図5における軸流ファン24の上方へ向けて送風したり、逆に図5における軸流ファン24の上方からモータ21側へ向けて送風したりすることができる。
なお、本実施形態において送風ファンとして使用する軸流ファンは、図4に示す形状のものに限定されない。
ドローン10は、モータ21により回転翼22を回転させることで飛行する。モータ21が回転すると、モータ21の回転軸23に回転一体に連結された軸流ファン24も回転する。すると、軸流ファン24の回転により、第一の給排気口15からフレーム部12の内側に外気41が取り込まれる。
フレーム部12の内側に取り込まれた外気41の一部は、冷却風42となってモータ21とフレーム部12の内壁との間に進入する。また、フレーム部12の内側に取り込まれた外気41の一部は、冷却風43となってモータ21内部のコイルの隙間に進入する。モータ21内部に進入した冷却風43は、モータ21内部のコイルの隙間を通過し、冷却風44となってフレーム部12の内側に進入する。
このとき、モータ21は、モータ21内部のコイルの隙間を流れる冷却風43によって冷却される。
速度制御ユニット35を冷却した風46は、フレーム部12の本体部11側に形成された第二の給排気口16から外部に排気される。
モータ21が回転して軸流ファン24が回転すると、第二の給排気口16からフレーム部12の内側に外気51が取り込まれる。フレーム部12の内側に取り込まれた風は、中空のフレーム部12の内側をモータ21側に向かって流れ、フレーム部12の内側に配置された速度制御ユニット35を冷却する。つまり、速度制御ユニット35は、フレーム部12の内側を流れる冷却風52により、適切に冷却され温度の上昇が抑制される。
これにより、モータ21を効果的に冷却することができる。ただし、通風路12bの形状や、規制部12b´を形成する位置および形状は上記に限定されない。
図8は、送風ファンとして遠心ファン25を用いた場合のフレーム部12の断面構造を示す図である。同図においては、遠心ファン25として、シロッコファン(多翼ファン)を使用している。
なお、送風ファンとして使用する遠心ファンは、図9に示すシロッコファン25に限定されない。例えば、図10に示すターボファン25Aを用いることもできる。
モータ21の回転軸23が一方向に回転すると、遠心ファン25は回転軸23を介して同方向に回転する。ここで、遠心ファン25は、上述した軸流ファン24とは異なり、回転方向によらずに風の流れる向きは同じである。つまり、遠心ファン25は、どちらに回転しても内側空洞部からファン外側へ向かう方向に送風することができる。
回転翼22を回転させるためにモータ21が回転すると、モータ21の回転軸23に回転一体に連結された遠心ファン25も回転する。すると、遠心ファン25は、風を内側空洞部の回転軸23付近から取り入れて、羽根25aから外側へ排気する。したがって、遠心ファン25が回転すると、遠心ファン25の下方から内側空洞部に進入し、遠心ファン25の羽根25aから出て遠心ファン25の上方に向かう風の流れが形成される。
速度制御ユニット35を冷却した冷却風62の一部は、冷却風63となってモータ21の外側を通って遠心ファン25の内側空洞部に進入する。また、速度制御ユニット35を冷却した冷却風62の一部は、モータ21の下方からモータ21内部に進入し、冷却風64となってモータ21内部のコイルの隙間を通過する。遠心ファン25は、モータ21に覆いかぶさっているので、モータ21内部を通過した冷却風64は、遠心ファン25の内側空洞部に進入する。このとき、モータ21は、モータ21内部のコイルの隙間を流れる冷却風64によって冷却される。
ただし、通風路12cの形状は、図8に示す形状に限定されない。また、規制部として、別途、冷却風62がモータ21の外側を進入することを抑制する部材を設けてもよい。
上述したように、遠心ファン25の風の流れは、回転方向に依存しない。そのため送風ファンとして遠心ファン25を使用する場合は、冷却風の流れは、図8に示す方向に限定される。
なお、図8に示す例では、第一の給排気口15がフレーム部12の上面に形成されているが、第一の給排気口15は、フレーム部12における遠心ファン25の側面に対向する面12eに形成されていてもよい。この場合、フレーム部12の上面においては、回転軸23の回転の妨げにならない程度の開口部のみを形成すればよい。その結果、例えば雨などの上方からの異物がフレーム部12内へ侵入するのを抑制することができる。
具体的には、電気部品ユニットは、フレーム部12の推進駆動部20側の端部における送風ファンの近傍に形成された第一の給排気口15と、本体部11側の端部に形成された第二の給排気口16との間に配置することができる。
これにより、電気部品ユニットを強制空冷することができ、電気部品ユニットの温度上昇を適切に抑制することができる。したがって、電気部品ユニットの長寿命化を図ることができ、結果として、当該電気部品ユニットを搭載した飛行体の長寿命化を図ることができる。さらに、回転翼22の回転と送風ファンの回転とを、1つのモータ21で行うことができる。したがって、別途、送風ファンを回転させるためのモータを設ける必要がなく、ドローン10の小型化、軽量化が図れる。
しかしながら、本実施形態では、上記のように、モータ21の動作中は必ず冷却風を発生させることができる。したがって、速度制御ユニット35をフレーム部12の内側に配置し、モータ21の動作中は、必ずフレーム部12の内側を冷却風が流れる構造とすることで、発熱量の多い速度制御ユニット35の温度上昇を適切に抑制し、効果的にドローン10の長寿命化を図ることができる。
つまり、送風ファンは、外部の空気を第二の給排気口16からフレーム部12の空間内に取り込み、第一の給排気口15から送出するような空気の流れや、外部の空気を第一の給排気口15からフレーム部12の空間内に取り込み、第二の給排気口16から送出するような空気の流れを生成することができる。また、このときフレーム部12の空間内を流れる風がモータ21を通過するように空気の流れを生成することができるため、モータ21を冷却する効果も得られる。
また、外部の空気を第一の給排気口15からフレーム部12の空間内に取り込み、第二の給排気口16から送出するような空気の流れを生成した場合、モータ21を優先して冷却することができる。
ここで、冷却体36の材料としては、例えば、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)や、炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)を用いることができる。CFRPやC/Cコンポジットは、冷却体として一般に用いられる銅やアルミニウムよりも熱伝導率が高くかつ低密度(軽量)な材料である。
したがって、CFRPやC/Cコンポジットを冷却体として使用することにより、冷却体を取り付けることによる機体の重量増加を抑制しつつ、効率良く速度制御ユニット35を冷却することができる。
上記実施形態において説明した送風ファン24、25の配置位置、および第一の給排気口15、第二の給排気口16を形成する位置は一例であり、上記に限定されない。例えば、送風ファンはモータ21の下方に配置されていてもよい。また、フレーム部12には、第一の給排気口15、第二の給排気口16以外の給排気口が形成されていてもよい。つまり、回転翼22の下方において回転軸23に連結され、モータ21により回転する送風ファンが、フレーム部12に形成された少なくとも1つの給排気口から、外部の空気をフレーム部12の内側の空間内に取り込むことができる構成であればよい。
また、上記実施形態においては、電気部品ユニット35は、第二の給排気口16とモータ21との間に配置されている場合について説明したが、電気部品ユニット35の配置位置は上記に限定されない。電気部品ユニット35は、第一の給排気口15と第二の給排気口16との間に配置されていればよい。例えば、電気部品ユニット35は、第一の給排気口15とモータ21との間に配置されていてもよい。ただし、電気部品ユニット35は、第二の給排気口16とモータ21との間に配置されている方が、フレーム部12の内側のスペースを有効利用できるため、好ましい。
また、上記実施形態においては、飛行体がドローンである場合について説明したが、回転翼を有する飛行体であればマルチコプターに限定されない。また、飛行体は、無人回転翼機に限定されるものでもない。
さらに、上記実施形態においては、電気部品ユニットのうち、速度制御ユニット35をフレーム部12の内側(中空部分)に配置する場合について説明したが、推進駆動部20を駆動するための他の電気部品ユニットを配置し、温度上昇を抑制する構造としてもよい。
Claims (12)
- 本体部と、前記本体部から伸びる複数のフレーム部と、前記フレーム部の先端部に設けられ、回転翼および前記回転翼が連結された回転軸を回転させるモータを有する推進駆動部と、前記推進駆動部を駆動するための電気部品ユニットと、を備える飛行体であって、
前記回転翼の下方において前記回転軸に連結され、前記モータにより回転する送風ファンを備え、
前記フレーム部は、内側に空間を有する中空部材であり、前記フレーム部の外部と前記空間とを連通する複数の給排気口を有し、
前記電気部品ユニットは、前記フレーム部の前記空間内であって、少なくとも2つの前記給排気口の間に配置されており、
前記給排気口は、前記フレーム部の前記推進駆動部側の端部における前記回転翼に対向する位置に形成された第一の給排気口を含み、
前記送風ファンは、前記外部の空気を、少なくとも1つの前記給排気口から前記空間内に取り込むことを特徴とする飛行体。 - 前記電気部品ユニットは、前記フレーム部の前記推進駆動部側の端部における前記送風ファンの近傍に形成された前記第一の給排気口と、前記本体部側の端部に形成された第二の給排気口との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の飛行体。
- 前記モータは、前記フレーム部の前記空間内に配置されており、
前記第一の給排気口は、前記フレーム部の前記推進駆動部側の端部の上面であって、前記モータの上方に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の飛行体。 - 前記電気部品ユニットは、前記第二の給排気口と前記モータとの間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の飛行体。
- 前記送風ファンは、前記外部の空気を、前記第二の給排気口から前記空間内に取り込み、前記第一の給排気口から送出することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記送風ファンは、前記外部の空気を、前記第一の給排気口から前記空間内に取り込み、前記第二の給排気口から送出することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記フレーム部は、前記送風ファンにより前記空間内に取り込まれた空気が前記モータの内部を通過するように、前記空気の流れを規制する規制部をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記送風ファンは、軸流ファンであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記送風ファンは、遠心ファンであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記電気部品ユニットは、前記モータの回転速度を制御する速度制御ユニットを含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記電気部品ユニットには、当該電気部品ユニットを冷却する冷却体が取り付けられていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の飛行体。
- 前記冷却体は、炭素繊維強化炭素複合材料により構成されていることを特徴とする請求項11に記載の飛行体。
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