JP7225515B2 - 処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、水をユースポイントに供給して処理する処理システムに関する。
水をユースポイントに供給して処理する処理システムとして、例えば、注射用水をユースポイントに供給して所定の処理を行う注射用水供給装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-205092号公報
特許文献1に記載の注射用水供給装置は、注射用水が循環する循環ライン(ループ状のメインライン)と該循環ラインから分岐して各ユースポイント(処理装置)に注射用水を送るバイパスライン(分岐ライン)を備えている。
循環ラインには、高温(例えば、80°C以上)の注射用水を循環させて保持することで、菌や微生物の発生を阻止している。また、バイパスラインには、高温の注射用水を冷却する熱交換器が設けられており、バイパスラインに流入した注射用水を冷却してユースポイントに供給するようになっている。
注射用水供給装置では、ユースポイントへの注射用水の供給を一時的に停止する場合があり、その場合には、バイパスライン内で注射用水の滞留が発生することになる。注射用水の滞留は、注射用水の温度低下につながり、それが菌や微生物の発生にもつながる。そのため、この一時的な注射用水の滞留を抑制するために、バイパスライン内の注射用水を、ブロー手段を通じて外部に排出できるようになっている。さらに、バイパスラインには、蒸気滅菌手段が接続されており、循環ラインとバイパスラインとをバイパス入口弁、及びバイパス出口弁で遮断した後、バイパスラインに滅菌用の蒸気を流通させ、バイパスラインを蒸気で滅菌できるようになっている。
この注射用水供給装置では、循環ラインにおいては、高温の注射用水が循環するため、循環ラインでの菌や微生物の発生は抑制され、また、バイパスラインにおいては、循環ラインを流れる高温の注射用水を流し続けて注射用水の滞留を抑制することができ、さらに、121℃以上の蒸気を流すことによってバイパスラインの滅菌を行うことができるようになっている。
しかし、バイパスラインを滅菌する際には、バイパスラインからユースポイントへ至る供給ラインの途中に設けた供給弁を閉止するため、蒸気は供給弁、供給弁の下流側の供給ライン、及びユースポイントを通過しない。また、滅菌後は、空気供給ライン、及び導入ラインを通過した清浄空気がバイパスラインに供給され、内部の蒸気は、供給弁、供給弁の下流側の供給ライン、及びユースポイントを通過せずに、バイパスラインに接続されたブロー手段を介して外部へ排出されてしまう。
したがって、蒸気の通過しない供給弁、供給弁の下流側の供給ライン、及びユースポイントを蒸気で滅菌することができない。
このため、供給弁、供給弁の下流側の供給ライン、及びユースポイントの内部に滞留した注射用水に菌や微生物が発生する懸念がある。
本発明は上記事実に鑑み、メインラインから処理装置までを滅菌処理できる配管構成として処理システムの無菌性を保証することを目的とする。
請求項1に記載の処理システムは、ループ状のメインラインに水を供給する水供給源と、前記メインラインに接続される複数の分岐ラインと、前記分岐ラインに各々接続され、前記水を用いて所定の処理を行う処理装置と、前記分岐ラインに設けられる仕切弁と、前記処理装置の滅菌を行うための蒸気を前記メインラインに供給する蒸気発生手段と、各々の前記処理装置に設けられ、前記メインライン、前記分岐ライン、及び前記処理装置を通過して滅菌を行なった前記蒸気、及び前記蒸気が凝縮したドレンを排出するドレン排水手段と、を有する。
請求項1に記載の処理システムでは、水供給源からループ状のメインラインに水を供給することができ、これによりループ状のメインラインに水を循環させ、菌や微生物の発生を抑制することができる。
分岐ラインに設けられた仕切弁を開けると、メインラインに供給された水が分岐ラインを介して処理装置に供給され処理装置で所定の処理に供される。
メインライン、分岐ライン、及び処理装置を滅菌する場合には、水供給源からメインラインへの水の供給を停止し、メインライン、分岐ライン、及び処理装置の内部の水をドレン排水手段から外部へ排出し、その後、蒸気発生手段からメインラインへ蒸気を供給する。
蒸気は、メインライン、分岐ライン、及び処理装置を順に通過してドレン排水手段で外部に排出することができるので、メインライン、分岐ライン、及び処理装置の水の通過経路を蒸気の熱で加熱して滅菌することができる。また、メインライン、分岐ライン、及び処理装置の内部で蒸気が凝縮されて生成されたドレンも、ドレン排水手段から外部に排出することができる。
請求項1に記載の処理システムでは、以上のようにしてメインラインから処理装置までの水の通過経路を蒸気で加熱して滅菌処理することができるので、処理システムの無菌性を保証することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の処理システムにおいて、前記メインラインに冷却用空気を供給する空気供給手段が接続されている。
請求項2に記載の処理システムでは、蒸気による滅菌処理を行った後、メインラインに空気供給手段から冷却用空気を供給することで、メインライン、分岐ライン、処理装置の内部の蒸気を冷却用空気に置換すると共に、内部に発生したドレンをドレン排水手段から排出することができ、さらに、蒸気が通過した経路を冷却することができる。
また、メインラインに空気供給手段から冷却用空気を供給することで、メインライン、分岐ライン、及び処理装置の内部の水の通過経路を陽圧にして、ドレン排水手段側等から外気等を吸引しないようにすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の処理システムにおいて、前記蒸気発生手段で生成した前記蒸気を前記処理装置に直接的に供給する直結ラインを有する。
請求項3に記載の処理システムでは、処理装置のみを滅菌する場合、蒸気発生手段で生成した蒸気を直結ラインを介して処理装置に直接的に供給することができる。このため、メインライン、及び分岐ラインを滅菌せず、処理装置のみを滅菌する場合、メインライン、及び分岐ラインの内部の水を抜く手間が無くなる。
本発明の処理システムは上記の構成としたので、メインラインから処理装置までを滅菌処理でき、処理システムの無菌性を保証することができる。
第1の実施形態に係る処理システムを示す配管図である。
図1にしたがって、本発明の一実施形態に係る処理システム10を説明する。図1に示すように、本実施形態の処理システム10は、一例として、注射用水を製造する注射用水製造装置12と、注射用水製造装置12に接続されて注射用水製造装置12から供給された注射用水を循環させるループ状のメインライン14とを備えている。
本実施形態において、注射用水製造装置12は、建物の内部に設けられた第1機械室16の床17に設置され、メインライン14は天井18を貫通し、その略全体がクリーンルーム24の天井18の上側のレベルに配管されている。注射用水製造装置12は、内蔵された各種機器を制御する制御装置12Cを備えている。
この第1機械室16には、注射用水製造装置12の他に、メインライン14に蒸気を供給する蒸気発生機20が設置されている。蒸気発生機20とメインライン14とは、天井18を貫通する配管22で接続されており、蒸気発生機20で生成された蒸気は、配管22を介してメインライン14に供給可能となっている。
第1機械室16に隣接して設けられたクリーンルーム24は、2室に分割されており、一方の部屋24Aには液剤調製設備26が設置されており、他方の部屋24Bには充填機28が設置されている。また、クリーンルーム24には、液剤調製設備26、及び充填機28以外の設備(注射用水を使用するものであってもよく、注射用水を使用しないものであってもよい)が設置されていてもよく、クリーンルーム24は3室以上に分割されていてもよい。なお、クリーンルーム24が複数に分割されている場合、分割した各々の部屋(クリーンルーム)は、互いに隣接していない場合もある。
クリーンルーム24に隣接した第2機械室30には、空気圧縮機32が設置されている。なお、第1機械室16、及び第2機械室30は、クリーンルーム24と離間していてもよい。
空気圧縮機32とメインライン14とは、配管34で接続されており、空気圧縮機32で生成された冷却用空気は、配管34を介してメインライン14に供給可能となっている。なお、空気圧縮機32は、菌や微生物等の異物が除去された無菌、無塵の圧縮空気を生成する。
(液剤調製設備)
液剤調製設備26は、注射用水製造装置12で製造された注射用水と外部より供給された薬剤とを混合して薬液を製造する装置である。液剤調製設備26は、内蔵された各種機器を制御する制御装置26Cを備えている。なお、液剤調製設備26の制御装置26Cと、注射用水製造装置12の制御装置12Cとは、例えば、CC-Link(Control & Communication Link:登録商標))等のネットワークNを介して相互にデータ交換可能となっている。
液剤調製設備26は、外部より注射用水が供給される配管36を備えている。配管36の途中には、制御装置26Cで開閉が制御される制御弁38が設けられている。
メインライン14の一部には、クリーンルーム24の天井18を貫通する第1屈曲部14Aが形成されており、第1屈曲部14Aの中間部には、分岐管40の一端が接続され、分岐管40の他端が液剤調製設備26の配管36の一端に接続されている。
分岐管40の中間部には、制御装置26Cで開閉が制御される制御弁としての仕切弁42が設けられている。また、クリーンルーム24に配置されたメインライン14の第1屈曲部14Aには、分岐管40との接続部分の両側にヘルール継手44が設けられている。
前述した蒸気発生機20に接続された配管22の中間部には、分岐管46の一端が接続されており、分岐管46の他端が液剤調製設備26の配管36における制御弁38よりも仕切弁42側の部分に接続されている。
なお、クリーンルーム24に配置された分岐管46には、手動式の開閉弁50が設けられ、液剤調製設備26の内部に配置された分岐管46には制御弁52が設けられている。
また、前述した空気圧縮機32に接続された配管34の途中には、分岐管54の一端が接続されている。分岐管54の途中には、分岐管56の一端が接続され、分岐管56の他端が液剤調製設備26の配管36における制御弁38よりも仕切弁42側の部分に接続されている。
なお、クリーンルーム24に配置された分岐管56には、手動式の開閉弁60が設けられ、液剤調製設備26の内部に配置された分岐管56には制御弁62が設けられている。
液剤調製設備26の内部には、配管36の下方には、調製タンク64が配置されており、配管36と調製タンク64とが配管66で接続されている。また、調製タンク64には、外部から供給された薬剤を調製タンク内に供給するための配管68が接続されている。調製タンク64には、注射用水製造装置12から供給された注射用水に薬剤が混合されて調製された薬液が貯留される。さらに、調製タンク64の下部には、薬液を充填機28に供給するための配管70の一端が接続されている。
配管36の他端には、液剤調製設備用ドレン排水手段27を構成する配管72の一端が接続されている。配管72は、他端側が、クリーンルーム24の外部に設けられた排水升等の建物の排水設備74に向けて延設されている。
配管72の途中には、制御弁76、蒸気トラップ78、制御弁80が順に設けられており、制御弁76と蒸気トラップ78との間には、配管内の流体の温度を計測する温度センサ82が設けられている。
また、配管72には、蒸気トラップ78を跨ぐように配管84が接続されており、この配管84の途中には制御弁86が設けられている。
さらに、配管72には、配管84との接続部分と制御弁80との間に、排水設備74に向けて延びる分岐管88の一端が接続されている。なお、分岐管88の中間部には制御弁90、及び制御弁92が接続されている。
以上説明した配管72、制御弁76、蒸気トラップ78、制御弁80、配管84、制御弁86、分岐管88、制御弁90、温度センサ82、及び制御弁92により液剤調製設備用ドレン排水手段27が構成されている。
(充填機)
充填機28は、液剤調製設備26で製造された薬液を容器94に充填する装置である。容器94は、一例として、バイアル、アンプル、プレフィルドシリンジ、点滴バッグ等であるが、その他の形態のものであってもよい。充填機28は、内蔵された各種機器を制御する制御装置28Cを備えている。なお、充填機28の制御装置28Cと、注射用水製造装置12の制御装置12Cとは、例えば、CC-Link等のネットワークを介して相互にデータ交換可能となっている。
充填機28は、外部より注射用水が供給される配管96を備えている。配管96の途中には、制御装置28Cで開閉が制御される制御弁98が設けられている。
メインライン14の一部には、クリーンルーム24の天井18を貫通する第2屈曲部14Bが形成されており、第2屈曲部14Bの中間部には、分岐管100の一端が接続され、分岐管100の他端が充填機28の配管96の一端に接続されている。
分岐管100の中間部には、制御装置28Cで開閉が制御される制御弁としての仕切弁102が設けられている。また、クリーンルーム24に配置されたメインライン14の第2屈曲部14Bには、分岐管100との接続部分の両側にヘルール継手104が設けられている。
前述した蒸気発生機20に接続された配管22から分岐した分岐管46の中間部には分岐管106の一端が接続されており、分岐管106の他端が充填機28の配管96における制御弁98よりも仕切弁102側の部分に接続されている。
なお、クリーンルーム24に配置された分岐管106には、手動式の開閉弁110が設けられ、充填機28の内部に配置された分岐管106には制御弁112が設けられている。
また、前述した空気圧縮機32に接続された配管34の途中に接続された分岐管54の他端は、充填機28の配管96における制御弁98よりも仕切弁102側の部分に接続されている。
なお、クリーンルーム24に配置された分岐管54には、手動式の開閉弁116が設けられ、充填機28の内部に配置された分岐管54には制御弁118が設けられている。
充填機28の内部には、配管96の下方には充填部120が設けられている。充填部120には、配管96から延びる分岐管122、及び液剤調製設備26から延設された配管70が接続されており、充填部120では、容器94に薬液を充填するようになっている。
配管96の他端には、充填機用ドレン排水手段29を構成する配管124の一端が接続されている。配管124は、他端側が、クリーンルーム24の外部に設けられた排水升等の建物の排水設備126に向けて延設されている。
配管124の途中には、制御弁128、蒸気トラップ130、制御弁132が順に設けられており、制御弁128と蒸気トラップ130との間には、配管内の流体の温度を計測する温度センサ133が設けられている。
また、配管124には、蒸気トラップ130を跨ぐように配管134が接続されており、この配管134の途中には制御弁136が設けられている。
さらに、配管124には、配管134との接続部分と制御弁132との間に、排水設備126に向けて延びる分岐管138の一端が接続されている。なお、分岐管138の中間部には制御弁140、及び制御弁142が接続されている。
以上説明した配管124、制御弁128、蒸気トラップ130、制御弁132、配管134、制御弁136、分岐管138、制御弁140、温度センサ133、及び制御弁142により充填機用ドレン排水手段29が構成されている。
(作用、効果)
次に、本実施形態の処理システム10の作用、効果を説明する。
(注射用水を使用する工程、及びその前工程)
本実施形態の処理システム10では、先ず、液剤調製設備26、及び充填機28を稼動させる前段階で、仕切弁42、及び仕切弁102を閉じた状態で、一定の速度以上で常に注射用水をメインライン14の内部で循環させておく。これにより、メインライン14の内部で注射用水が滞留することが抑制され、メインライン14の内部で菌や微生物の発生が抑制される。
液剤調製設備26で注射用水を使用する場合には、液剤調製設備26の制御装置26Cが仕切弁42を開ける。これにより、メインライン14内の注射用水が、分岐管40、及び仕切弁42を通過して液剤調製設備26に供給される。液剤調製設備26では、注射用水に薬剤を混合して調製された薬液を調製タンク64に貯留する。なお、調製タンク64に貯留された薬液は、必要に応じて配管70を介して充填機28へ供給される。
一方、充填機28で注射用水を使用する場合には、充填機28の制御装置28Cが制御弁102を開ける。これにより、メインライン14内の注射用水が、分岐管100、及び仕切弁102を通過して充填機28に供給される。充填機28では、液剤調製設備26から供給された薬液を充填部120にて容器94に充填する。充填機28では、容器94へ薬液を充填し終わり、容器94が除かれた後、充填機28の配管内の洗浄及びリンスを行うのに注射用水を使用する。
このように、処理システム10では、液剤調製設備26、及び充填機28を稼動させる前段階で、一定の速度以上で常に注射用水をメインライン14の内部で循環させておくので、液剤調製設備26、及び充填機28で注射用水を使用する際には、菌や微生物の無い注射用水をメインライン14から液剤調製設備26、及び充填機28に供給することができる。
(滅菌工程)
次に、注射用水が通過する経路を滅菌する滅菌工程を説明する。
オペレータが、図示しない蒸気滅菌開始ボタンを押すと、以下に説明する処理システム10の滅菌工程が開始される。なお、液剤調製設備26、及び充填機28等で注射用水を使用しているときは、蒸気滅菌開始ボタンが押されても蒸気発生機20からメインライン14に蒸気が供給されないように制御が行なわれる。
(1) 蒸気滅菌開始ボタンが押されると、先ず水抜きの為、信号が各機器に送られ、注射用水製造装置12の駆動が停止し(メインライン14への注射用水の供給を停止)、液剤調製設備26に繋がる配管72の制御弁76、制御弁86、制御弁90、及び制御弁92が開かれると共に、充填機28に繋がる配管124の制御弁128、制御弁136、制御弁140、及び制御弁142が開かれ、メインライン14の内部、分岐管40の内部、液剤調製設備26の内部、分岐管100の内部、及び充填機28の内部に滞留している注射用水を、分岐管88、138を介して排水設備74、126に排水する。
(2) 次に、液剤調製設備26側の液剤調製設備用ドレン排水手段27の制御弁80が開けられると共に制御弁90、及び制御弁92が閉じられ、充填機28側の充填機用ドレン排水手段29の制御弁132が開けられると共に制御弁140、及び制御弁142が閉じられる。その後、蒸気発生機20が駆動され、蒸気発生機20により高温の蒸気(例えば、121℃以上)が生成され、その蒸気は配管22を介してメインライン14に供給される。メインライン14に供給された蒸気は、分岐管40の内部、液剤調製設備26の内部、及び液剤調製設備用ドレン排水手段27を通過して排水設備74に排出され、また、分岐管100の内部、充填機28の内部、及び充填機用ドレン排水手段29を通過して排水設備126に排出され、注射用水の通過経路が蒸気の熱で加熱される。
なお、注射用水製造装置12の制御装置12Cは、滅菌工程を開始した際に、液剤調製設備26に繋がる配管72に設けた温度センサ82の温度計側データ、及び充填機28に繋がる配管124に設けた温度センサ133の温度計側データのモニタリングを開始する。
本実施形態では、一例として、温度センサ82、及び温度センサ133で計測した温度が所定温度(例えば121℃)を超えるまで排水設備74、126に蒸気ドレンを排出することと、制御弁86、及び制御弁136を閉め、系内に蒸気を滞留させて昇温することを繰り返し、温度センサ82、及び温度センサ133で計測した温度が121℃を超えたら、制御弁86、及び制御弁136を閉め、そこから一定時間蒸気の供給を行い、経路を例えば121℃を超える温度で一定時間保持する。
なお、この間、液剤調製設備26側の経路内の蒸気ドレン(蒸気が凝縮した水)は、蒸気トラップ78から、配管72、及び制御弁80を介して排水設備74へ排出され、経路内の蒸気は、蒸気トラップ78の作用によって外部への排出が抑制される。一方、充填機28側の経路内の蒸気ドレンは、蒸気トラップ130から、配管124、及び制御弁132を介して排水設備126へは排出されるが、経路内の蒸気は、蒸気トラップ130の作用によっての外部への排出が抑制される。
このようにして、本実施形態の処理システム10では、温度センサ82、及び温度センサ133から上流側の蒸気発生機20までの注射用水の通過経路を121℃を超える温度に一定時間加熱するので、メインライン14、メインライン14と液剤調製設備26とを接続する分岐管40、分岐管40に設けられてメインライン14と液剤調製設備26とを仕切る仕切弁42、液剤調製設備26、メインライン14と充填機28とを接続する分岐管100、分岐管100に設けられてメインライン14と充填機28とを仕切る仕切弁102、及び充填機28の滅菌を確実に行うことができる。
(3) 一定時間が経過して滅菌が終了した後は、蒸気発生機20の駆動が停止されてメインライン14への蒸気の供給が停止されると共に制御弁86、及び制御弁136が開かれ、経路内の蒸気が外部の排水設備74、及び排水設備126へ排出される。
(4) 制御弁86、及び制御弁136が開かれた直後、空気圧縮機32が駆動されてメインライン14へ冷却用の圧縮空気が供給され、圧縮空気は蒸気で加熱された経路を通過して排水設備74、及び排水設備126へ排出され、該経路の温度が下げられる。このとき、経路内は陽圧(処理システム10の設置環境の気圧、即ち、大気圧よりも高圧)に保持され無菌状態が維持される。
このように、メインライン14へ冷却用の圧縮空気を供給することで、蒸気が通過した経路の温度を迅速に下げることができる。
(5) 温度センサ82、及び温度センサ133で計測した温度が、予め設定した温度以下となったら、液剤調製設備26側の制御弁76、及び仕切弁42が閉じられると共に、充填機28側の制御弁128、及び制御弁102が閉じられ、図示されていないが、液剤調製設備26、及び充填機28の配管内圧力に応じて陽圧となるように、空気圧縮機32から圧縮空気が供給される。そして、空気圧縮機32の稼働が停止される。これにより、液剤調製設備26、及び充填機28の注射用水の通過経路の圧力は、次の充填工程が再開されるまで陽圧に保たれ、外部からの菌や微生物の進入が抑制される。
なお、温度センサ82、及び温度センサ133で計測した温度が、予め設定した温度以下となったら、滅菌工程の制御が終了する。
(6) 注射用水製造装置12内の温度センサ(図示省略)、温度センサ82、及び温度センサ133の温度が予め設定した温度以下となったら、処理システム10で、注射用水製造装置12が注射用水の製造を開始し、前述したようにメインライン14の内部で注射用水が循環する。
なお、本実施形態では、メインライン14に液剤調製設備26、及び充填機28が接続されていたが、メインライン14に液剤調製設備26、及び充填機28以外の注射用水を使用する設備が接続されていてもよく、液剤調製設備26、及び充填機28以外の注射用水を使用する設備についても、液剤調製設備26、及び充填機28と同様に、滅菌処理を行うことができる。
(液剤調製設備のみの滅菌工程)
上述した滅菌工程では、メインライン14、液剤調製設備26、及び充填機28の滅菌を同時に行なったが、本実施形態の処理システム10では、以下のようにして液剤調製設備26、または充填機28を個別に滅菌することもできる。
以下に、代表として、液剤調製設備26のみを単独で滅菌する滅菌工程を説明する。
(1) この滅菌工程では、先ず、液剤調製設備26に繋がる分岐管40の仕切弁42が閉じられ、その後、液剤調製設備26に繋がる配管72の制御弁76、制御弁86、制御弁90、及び制御弁92が開かれ、液剤調製設備26の内部に滞留している注射用水が、分岐管88を介して排水設備74に排水される。
(2) 次に、蒸気発生機20が駆動され、蒸気発生機20に接続された配管22の中間部に接続された分岐管46に設けられた制御弁52が開かれる。なお、分岐管46に設けられた手動式の開閉弁50は、通常時は開かれている。
蒸気発生機20で生成された蒸気は、分岐管46を介して液剤調製設備26の配管36に供給され、液剤調製設備26の内部、及び液剤調製設備用ドレン排水手段27を通過して排水設備74に排出され、液剤調製設備26における注射用水の通過経路が蒸気の熱で加熱される。
なお、滅菌工程中においては、液剤調製設備26に繋がる配管72に設けた温度センサ82の温度計側データがモニタリングされる。
温度センサ82で計測した温度が所定温度(例えば、121℃)を超えるまで制御弁86を開けて蒸気ドレンを排水設備74へ排出することと、制御弁86を閉め、系内に蒸気を滞留させて昇温することを繰り返し、温度センサ82で計測した温度が所定温度(例えば121℃)を超えたら、制御弁86を閉め、そこから一定時間蒸気の供給を行い、経路を所定温度(例えば121℃)を超える温度で一定時間保持する。
なお、この間、液剤調製設備26側の経路内の蒸気ドレン(蒸気が凝縮した水)は、蒸気トラップ78から、配管72、及び制御弁80を介して排水設備74へは排出され、経路内の蒸気は、蒸気トラップ78の作用によって外部への排出が抑制される。
このようにして、液剤調製設備26のみを単独で滅菌する場合においても、前述したメインライン14、液剤調製設備26、及び充填機28を同時に滅菌する場合と同様に、温度センサ82から上流側の蒸気発生機20までの注射用水の経路を121℃を超える温度に一定時間加熱するので、液剤調製設備26の滅菌を確実に行うことができる。
(3) 一定時間が経過して滅菌が終了した後は、蒸気発生機20の駆動が停止されてメインライン14への蒸気の供給が停止されると共に制御弁86が開かれ、経路内の蒸気が外部の排水設備74へ排出される。
(4) その後、空気圧縮機32が駆動されると共に、空気圧縮機32に接続された配管34の途中に設けられた分岐管54の制御弁62が開かれ、冷却用の圧縮空気が液剤調製設備26の配管36に供給され、圧縮空気は蒸気で加熱された経路を通過して排水設備74へ排出され、該経路の温度は迅速に下げられる。なお、経路内は陽圧(大気よりも高圧)に保持され無菌状態が維持される。なお、分岐管56に設けられた手動式の開閉弁60は、通常時は開かれている。
(5) 温度センサ82で計測した温度が、予め設定した温度以下となったら、制御弁76が閉じられ、図示されていないが、液剤調製設備26の配管内圧力に応じて陽圧となるように、空気圧縮機32から圧縮空気が供給される。そして、空気圧縮機32の稼働が停止される。
これにより、液剤調製設備26の注射用水の通過経路の圧力は、次の充填工程が再開されるまで陽圧に保たれ、外部からの菌や微生物の進入が抑制される。
なお、温度センサ82で計測した温度が、予め設定した温度以下となったら、滅菌工程の制御が終了する。
なお、充填機28のみを単独で滅菌する場合も、液剤調製設備26のみを単独で滅菌する場合と同様にして滅菌を行うことができる。
また、メインライン14に液剤調製設備26、及び充填機28以外の注射用水を使用する設備が接続されていた場合において、液剤調製設備26、及び充填機28と同様に、各々の設備を単独で滅菌処理することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
上記実施形態では、メインライン14に液剤調製設備26と充填機28との2つの処理装置が接続されていたが、メインライン14には液剤調製設備26、及び充填機28以外の処理装置として、例えば、ゴム栓洗浄滅菌機等の他の種類の処理装置が接続されていてもよく、メインライン14に接続する処理装置の数は3つ以上であってもよい。
上記処理システム10に設けられた液剤調製設備用ドレン排水手段27、及び充填機用ドレン排水手段29は、上記の構成に限らず、注射用水、蒸気、及びドレンが排水できればよく、ドレン排水手段の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を取ることができる。
上記処理システム10では、液剤調製設備26において、例えば、滅菌用の蒸気を調製タンク64に供給して調製タンク64、及び配管70を滅菌することも可能である。また、充填機28において、滅菌用の蒸気を分岐管122に供給して分岐管122を滅菌することも可能である。
本実施形態の処理システム10では、メインライン14の内部のドレンを液剤調製設備26、または充填機28を介して処理システム10の系外へ排出できるので、メインライン14専用のドレン排水手段(液剤調製設備26、及び充填機28を経由せず、メインライン14から直接系外に排水を行うもの)をクリーンルーム24の内部に設置する必要ない。したがって、メインライン14専用のドレン排水手段を設けた場合に比較して、クリーンルーム24の容積を縮小することができ、また、ドレン排水手段に関係する部品の部品点数、及び管理点数を削減することができる。また、クリーンルーム24の容積を縮小することで、例えば、クリーンルーム24の空調を省エネできる。
また、クリーンルームの内部にメインライン専用のドレン排水手段が設置された既存の処理装置がある場合、メインライン専用のドレン排水手段を取り除き、メインラインに本発明の構成である、分岐ライン、仕切弁を介して液剤調製設備や充填機等の処理装置を接続すれば、本発明の処理システムの構成に改修することもできる。これにより、メインライン専用のドレン排水手段を取り除いたスペースを、他の用途に有効利用することが可能となる。
なお、上記実施形態の処理システム10は、液剤調製設備26、及び充填機28を個別に滅菌することができる構成であったが、液剤調製設備26、及び充填機28を個別に滅菌する必要が無い場合には、蒸気を液剤調製設備26へ直接供給するための分岐管46、分岐管46に設けられた手動式の開閉弁50、及び制御弁52、さらに、蒸気を充填機28へ直接供給するための分岐管106、分岐管106に設けられた手動式の開閉弁110、及び制御弁112は設けなくてもよい。さらに、圧縮空気を充填機28へ直接供給する分岐管54、分岐管54に設けられる手動式の開閉弁116、及び制御弁118、さらに、圧縮空気を液剤調製設備26へ直接供給するための分岐管56、分岐管56に設けられた手動式の開閉弁60、及び制御弁62は設けなくてもよい。
上記実施形態の処理システム10では、滅菌した後の蒸気の通過経路を迅速に冷却するために、圧縮空気をメインライン14に供給する空気圧縮機32を設けていたが、滅菌した後の蒸気の通過経路を迅速に冷却する必要がない場合には、空気圧縮機32は設けなくてもよい。
10…処理システム、12…注射用水製造装置(水供給源)、14…メインライン、20…蒸気発生機(蒸気発生手段)、22…配管(直結ライン)、26…液剤調製設備(処理装置)、27…液剤調製設備用ドレン排水手段(ドレン排出手段)、28…充填機(処理装置)、29…充填機用ドレン排水手段(ドレン排出手段)、32…空気圧縮機(空気供給手段)、40…分岐ライン、42…仕切弁、46…分岐管(直結ライン)、100…分岐ライン、102…仕切弁、106…分岐管(直結ライン)

Claims (3)

  1. ループ状のメインラインに水を供給する水供給源と、
    前記メインラインに接続される複数の分岐ラインと、
    前記分岐ラインに各々接続され、前記水を用いて所定の処理を行う処理装置と、
    前記分岐ラインに設けられる仕切弁と、
    前記処理装置の滅菌を行うための蒸気を前記メインラインに供給する蒸気発生手段と、
    各々の前記処理装置に設けられ、前記メインライン、前記分岐ライン、及び前記処理装置を通過して滅菌を行なった前記蒸気、及び前記蒸気が凝縮したドレンを排出するドレン排水手段と、
    を有する処理システム。
  2. 前記メインラインに冷却用空気を供給する空気供給手段が接続されている、請求項1に記載の処理システム。
  3. 前記蒸気発生手段で生成した前記蒸気を前記処理装置に直接的に供給する直結ラインを有する、請求項1または請求項2に記載の処理システム。
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