JP7225048B2 - ドライヤー - Google Patents

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本発明はドライヤーに関する。
特許文献1には、温度センサー等による検知結果に基づいて対象領域の髪の状態を検知し、操作反力を変更することでユーザーに検知結果を知らせるドライヤーが記載されている。
特開2018-187024号公報(2018年11月29日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、操作反力を変更して送風される風の出力を低下させることでユーザーに検知結果を知らせるので、操作反力を変更するためのモーターやギアのような部品が必須である。したがって、装置の複雑化、高コスト化、及び重量増という問題があり、特にドライヤーのように、ユーザーが手に持って使用する製品には適さない。
本発明の一態様は、複雑な機構を用いることなく、送風対象の状態をユーザーに報知することが可能なドライヤーを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るドライヤーは、操作部を操作することで駆動するドライヤーであって、送風口から送風対象に風を送風する送風部と、前記送風口から前記送風対象までの距離を測定する測定部と、前記測定部が測定した距離と、前記送風口から送風される風の送風温度とに基づいて、送風により前記送風対象が受け取る推定熱量を算出する推定部と、前記推定部により算出された前記推定熱量が所定の熱量よりも高い場合に、前記推定熱量が高いことを、前記操作部を介さずにユーザーに報知する報知部とを備えている。
本発明の一態様によれば、送風対象の推定熱量が高いことを報知することができる。
本発明の一実施形態に係るドライヤーの側面図である。 図1に示すドライヤーの正面図である。 本発明の一実施形態に係るドライヤーの制御部の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るドライヤーの制御部の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図1~3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るドライヤーの側面図である。図2は、図1に示すドライヤーの正面図である。図3は、本発明の一実施形態に係るドライヤーの制御部の要部構成を示すブロック図である。図4は、本発明の一実施形態に係るドライヤーの制御部の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
図1に示すドライヤー100は、本体部10、送風口11、及び吸引口12を備えている。ドライヤー100は、送風対象101の髪の毛に向けて風を送風するために用いられる。ドライヤー100は、本体部10の後部に設けられた吸引口12を通じて外部の空気を本体部10内に取り込み、本体部10の前部に設けられた送風口11から外部に送風する。送風口11には、送風範囲を変更する図示しない送風口カバー(吹出ノズル)が取り付けられていてもよい。
送風口11及び吸引口12の構成は、従来公知のヘアドライヤーと同様であってもよいが、送風口11は、図2に示すように、中央部15と中央部15の周囲に設けられたスリット14とにより構成されている。このような構成においては、送風口11の外周に沿って設けられた2つのスリット14から外部に送風する。中央部15には、後述する測距センサー27等を設けることができる。
本体部10の下方において、使用時にユーザーが握るハンドル部分の近傍には操作部16が設けられている。ドライヤー100は、ユーザーが操作部16を操作することで駆動する。操作部16は、電源のON・OFF、風量の変更、風の温度の変更、動作モードの変更等を操作するボタンを有している。
本体部10の内部には、制御部20、送風部21、測距センサー27、及び温度センサー28が設けられている。制御部20は、測定部24、推定部25、及び報知部26を備えている。送風部21は、ファン22とヒーター23とを備えている。
送風部21は、送風口11から送風対象101である人の髪に風を送風する。送風部21は、モーターによりファン22を回転駆動することにより、吸引口12を通じて外部の空気を本体部10内に取り込む。ファン22により吸引口12から取り込まれた空気は、送風口11を通じて外部に送風される。ヒーター23は、ファン22から送風される空気を加熱して温風を生成する。
測定部24は、送風口11から送風対象101までの距離を測定する。測定部24は、測距センサー27により送風対象101までの距離Dを測定し、測定した距離を送風口11から送風対象101までの距離として推定部25に送信する。測距センサー27は、送風口11の近傍に設けられており、送風対象101までの距離を測定する。測距センサー27は、非接触で送風対象までの距離を測定するものであればよく、ToF(Time of Flight)センサー、ドップラーセンサー、カメラ等の公知の測距センサーを好適に使用することができる。
推定部25は、測定部24が測定した送風対象101までの距離と、送風口11から送風される風の送風温度とに基づいて、送風対象101の推定熱量を算出する。すなわち、推定部25は、送風対象101までの距離と風の送風温度とから、送風対象101がどれくらい温められたかを推定熱量として算出する。推定部25は、送風温度と距離とを変数として変化する推定熱量のテーブルデータを予め記憶している。
当該テーブルデータにおいて、送風温度が一定の場合、距離が短いほど推定熱量は高くなり、距離が長いほど推定熱量は低くなる。したがって、推定部25は、例えば、送風温度に基づいて基準熱量を設定し、予め設定された基準よりも送風対象101までの距離が近い場合には基準熱量を上げるというように調整した基準熱量を推定熱量として算出する。また、例えば、風速が速い場合、熱伝搬率が高くなり送風対象101まで到達する熱量が多くなり、さらに、風量が少ない場合、ヒーター23近傍における風の滞留時間が長くなり送風される風の熱量が高くなるため、これらの点も考慮して推定熱量を算出してもよい。
推定部25が算出する推定熱量は、送風箇所1箇所当たりの瞬間熱量、送風箇所1箇所当たりの積算熱量、又は1運転当たりの積算総熱量の推定値であってもよい。これにより、頭髪への熱ダメージをより多様に算出することができる。送風箇所1箇所とは、ドライヤー100の向きや位置を変えることなく送風される箇所1つ分を意味している。瞬間熱量は、例えば1秒間のように非常に短い時間(単位時間)に送風箇所が受け取った熱量の推定値である。積算熱量は、予め定められた時間に送風箇所が受け取った熱量を積算した熱量の推定値である。1運転当たりの積算総熱量は、電源を入れてから切るまでを1運転とし、その1運転中に送風された箇所全体が受け取った熱量を積算した熱量の推定値である。
推定部25は、まず、送風口11から送風される風の送風温度を算出する。推定部25は、送風口11から送風される風の風量、送風口11から送風される風を加温するヒーター23の温度、及びドライヤー100周囲の環境温度に基づいて、送風口11から送風される風の送風温度を算出する。これにより、簡易かつ正確に送風温度を算出することができる。ここで、ヒーター23の温度は、ヒーター23の出力から推定する構成であってもよいし、本体部10の内部のヒーター23の近傍に温度センサーを備え、当該温度センサーにより測定する構成であってもよい。
推定部25は、風量、ヒーター23の温度、及び環境温度を変数として変化する送風温度のテーブルデータを予め記憶している。当該テーブルデータにおいて、送風温度は、風量が弱いほど、ヒーター23の温度が高いほど、又は、環境温度が高いほど、高くなる。したがって、推定部25は、例えば、ヒーター23の温度に基づいて基準温度を設定し、予め定められた基準よりも風量が弱い場合、又は、環境温度が高い場合には基準温度を上げるというように調整した基準温度を送風温度として算出する。
ドライヤー100周囲の環境温度は、温度センサー28により測定する。温度センサー28は、吸引口12の近傍に設けられており、ドライヤー100周囲の環境温度を測定する。温度センサー28は、本体部10においてヒーター23が設けられた位置よりも吸引口12側に設けられていることが好ましい。温度センサー28として、公知の室温センサーを好適に使用することができる。
報知部26は、推定部25により算出された推定熱量が所定の熱量よりも高い場合に、推定熱量が高いことを、操作部16を介さずにユーザーに報知する。このように、ドライヤー100は、操作部16の操作状態を制御することなく、報知部26により推定熱量が高いことをユーザーに報知する。つまり、ドライヤー100は、操作部16の操作状態を変化させずに、推定熱量が高いことをユーザーに報知する。
このように構成することで、ドライヤー100は、特許文献1に記載された従来の装置のように、操作部を介して送風出力を変化させるような複雑な機構を用いることなく、送風対象の状態をユーザーに報知することができる。その結果、製品の複雑化、高コスト化、重量増等を防ぐことができる。報知部26により注意喚起することで、頭髪に熱ダメージが加わる前にその虞をユーザーに知らせることが可能であり、ドライヤー100の位置や姿勢を変更する等、ドライヤー100の使い方を変更するようにユーザーに促すことができる。また、報知部26が推定熱量の変化をユーザーに報知するときに、送風部21からの送風出力は維持されたままであるので、ユーザーが意図せず送風出力が変化することがない。
ドライヤー100の制御部20の動作の流れについて、図4を参照して説明する。ドライヤー100がユーザーによる電源ボタンをONにする操作を受け付けると、測定部24は送風口11から送風対象101までの距離を測定する(ステップS1)。推定部25は、測定部24が測定した送風対象101までの距離と、送風口11から送風される風の送風温度とに基づいて、送風対象101の推定熱量を算出する(ステップS2)。報知部26は、推定部25により算出された推定熱量が所定の熱量よりも高いか否かを判別する(ステップS3)。
報知部26は、推定部25により算出された推定熱量が所定の熱量よりも高いと判別した場合(ステップS3でYES)、推定熱量が高いことを、操作部16を介さずにユーザーに報知し(ステップS4)、処理を終了する。なお、ユーザーに報知した後、ステップS1に戻って、ドライヤー100がユーザーによる電源ボタンをOFFにする操作を受け付けるまで処理を繰り返してもよい。報知部26が、推定部25により算出された推定熱量が所定の熱量以下であると判別した場合(ステップS3でNO)、ステップS1に戻って処理を繰り返す。
報知部26は、音、発光色、振動、及び風の温度からなる群より選択される少なくとも1つを変化させることで、推定熱量が高いことをユーザーに報知する。これにより、操作部16を介さずにユーザーに推定熱量の変化を報知することができ、送風出力を変化させるような複雑な機構が不要である。
報知部26は、例えば、スピーカー29、LEDのような発光体を備えた表示部30、振動部材31を制御して、ユーザーに推定熱量の変化を報知する。ドライヤー100は、このような簡易な機構を備えるのみで、ユーザーに対して、頭髪に熱ダメージを与える虞があることを報知することができる。
報知部26は、スピーカー29を制御して、例えば、熱量が高いことを知らせる音声(「温度が高くなっています」、「温度を下げてください」、「頭からもっと離してください」等)、音楽、メロディ等を流すことで、ユーザーに音により報知する。また、報知部26は、表示部30を制御して、例えば、熱量が高くなった場合に表示部30を赤色に発光させることで、ユーザーに発光色により報知する。さらに、報知部26は、振動部材31を制御して、例えば、熱量が高くなった場合に振動部材31を単に振動させるか又は振動による触覚再現等で、ユーザーに振動により報知する。また、報知部26は、例えば、熱量が高くなった場合に送風部21にヒーター23を停止させて冷風を送風させることで、風の温度により報知する。
報知部26は、例えば、タンパク質の変性温度である55℃を所定の熱量として設定し、これを超えた場合に報知するようにしてもよい。また、ユーザーの好みに応じて、所定の熱量を変更できるようにしてもよい。
報知部26は、また、測定部24が測定した距離が所定の距離よりも短い場合に、距離が短いことを、送風部21からの送風出力は維持されたままユーザーに報知してもよい。送風口11から送風対象101までの距離が短い場合、短時間で熱量が高くなることが予想されるため、例えば、推定部25により推定熱量を算出する前に距離が近いことを報知することで、より迅速に注意喚起することができる。また、熱量が高いことと、距離が近いこととの両方を報知すれば、熱量が高い一因は距離が近いことであるとユーザーに認識させることもできる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
ドライヤー100の制御ブロック(特に測定部24、推定部25、及び報知部26)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、ドライヤー100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピューターを備えている。このコンピューターは、例えば少なくとも1つのプロセッサー(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピューター読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピューターにおいて、上記プロセッサーが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサーとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピューターに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るドライヤー100は、操作部を操作することで駆動するドライヤーであって、送風口11から送風対象101に風を送風する送風部21と、前記送風口から前記送風対象までの距離を測定する測定部24と、前記測定部が測定した距離と、前記送風口から送風される風の送風温度とに基づいて、送風により前記送風対象が受け取る推定熱量を算出する推定部25と、前記推定部により算出された前記推定熱量が所定の熱量よりも高い場合に、前記推定熱量が高いことを、前記操作部を介さずにユーザーに報知する報知部26とを備えている。
上記の構成によれば、報知部は、送風部からの送風出力は維持されたままユーザーに推定熱量の変化を報知するので、送風出力を変化させるような複雑な機構を用いることなく、送風対象の状態をユーザーに報知することができる。その結果、製品の複雑化、高コスト化、重量増等を防ぐことができる。報知部により注意喚起することで、頭髪に熱ダメージが加わる前にそのリスクをユーザーに知らせることが可能であり、ドライヤーの位置や姿勢を変更する等、ドライヤーの使い方を変更するようにユーザーに促すことができる。
本発明の態様2に係るドライヤーは、上記態様1において、前記報知部は、音、発光色、振動、及び風の温度からなる群より選択される少なくとも1つを変化させることで報知してもよい。
上記の構成によれば、報知部は、スピーカー29、表示部30、振動部材31等の簡易な機構を制御するのみで、ユーザーに対して、頭髪に熱ダメージを与える虞があることを報知することができる。
本発明の態様3に係るドライヤーは、上記態様1または2において、前記報知部は、前記測定部が測定した前記距離が所定の距離よりも短い場合に、前記距離が短いことを、前記送風部からの送風出力は維持されたままユーザーに報知してもよい。
上記の構成によれば、送風口から送風対象までの距離が短い場合、短時間で熱量が高くなることが予想されるため、例えば、推定部により推定熱量を算出する前に距離が近いことを報知することで、より迅速に注意喚起することができる。また、熱量が高いことと、距離が近いこととの両方を報知すれば、熱量が高い一因は距離が近いことであるとユーザーに認識させることもできる。
本発明の態様4に係るドライヤーは、上記態様1から3の何れかにおいて、前記推定部は、前記送風口から送風される風の風量、当該風を加温するヒーターの温度、及び前記ドライヤー周囲の環境温度に基づき当該風の送風温度を算出してもよい。上記の構成によれば、簡易かつ正確に送風温度を算出することができる。
本発明の態様5に係るドライヤーは、上記態様1から4の何れかにおいて、前記推定部は、送風箇所1箇所当たりの瞬間熱量、送風箇所1箇所当たりの積算熱量、又は1運転当たりの積算総熱量の推定値を、前記推定熱量として算出してもよい。上記の構成によれば、頭髪への熱ダメージをより多様に算出することができる。
本発明の態様6に係るドライヤーは、上記態様1から5の何れかにおいて、前記報知部が、前記推定熱量が高いことをユーザーに報知するとき、前記送風部からの送風出力は維持されたままであってもよい。上記の構成によれば、ユーザーが意図せず送風出力が変化することがない。
本発明の各態様に係るドライヤーは、コンピューターによって実現してもよく、この場合には、コンピューターを上記ドライヤーが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記ドライヤーをコンピューターにて実現させるドライヤーの制御プログラム、およびそれを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
16 操作部
21 送風部
22 ファン
23 ヒーター
24 測定部
25 推定部
26 報知部
100 ドライヤー

Claims (6)

  1. 操作部を操作することで駆動するドライヤーであって、
    送風口から送風対象に風を送風する送風部と、
    前記送風口から前記送風対象までの距離を測定する測定部と、
    前記測定部が測定した距離と、前記送風口から送風される風の送風温度とに基づいて、送風により前記送風対象が受け取る推定熱量を算出する推定部と、
    前記推定部により算出された前記推定熱量が所定の熱量よりも高い場合に、前記推定熱量が高いことを、前記操作部を介さずにユーザーに報知する報知部と
    を備えた、ドライヤー。
  2. 前記報知部は、音、発光色、振動、及び風の温度からなる群より選択される少なくとも1つを変化させることで報知する、請求項1に記載のドライヤー。
  3. 前記報知部は、前記測定部が測定した前記距離が所定の距離よりも短い場合に、前記距離が短いことを、前記送風部からの送風出力は維持されたままユーザーに報知する、請求項1又は2に記載のドライヤー。
  4. 前記推定部は、前記送風口から送風される風の風量、当該風を加温するヒーターの温度、及び前記ドライヤー周囲の環境温度に基づき当該風の送風温度を算出する、請求項1から3の何れか1項に記載のドライヤー。
  5. 前記推定部は、送風箇所1箇所当たりの瞬間熱量、送風箇所1箇所当たりの積算熱量、又は1運転当たりの積算総熱量の推定値を、前記推定熱量として算出する、請求項1から4のいずれか1項に記載のドライヤー。
  6. 前記報知部が、前記推定熱量が高いことをユーザーに報知するとき、前記送風部からの送風出力は維持されたままである、請求項1から5のいずれか1項に記載のドライヤー。
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