JP7224326B2 - センサシステム、及び、センサシステムの故障検知方法 - Google Patents
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Description
従来、車両等に搭載され、排気ガスの酸素濃度を検知して内燃機関の空燃比を検知する、酸素ポンプセル及び酸素濃度検知セルの2つのセルを有するガスセンサ素子を用いた空燃比センサシステムや、上記2つのセルにNOxガス濃度を検知するセルを加えた3つのセルを有するガスセンサ素子を用いたNOxセンサシステムなどが知られている。
また、差分値の正負を判定すれば、当該故障bitが「オン故障」であるか「オフ故障」であるかも判定することができる。
ここで、「最初に生成する先頭検査電流指示値から最後に生成する最終検査電流指示値まで、1LSBの大きさずつ変化させた検査電流指示値」を順に生成するとは、例えば、DACが、例えば符号付き12ビットDAコンバータであり、最上位ビット(MSB)を符号ビットとし、分解能(ビット深度)が11ビットの場合において、例えば(000000001000)から(000011111111)まで、1LSBの大きさずつ増加させて、(000000001000),(000000001001),(000000001010),…,(000011111111)の順に検査電流指示値を生成することをいう。この場合において、「先頭検査電流指示値」は(000000001000)であり、「最終検査電流指示値」は(000011111111)である。
なお、故障を検知したいビット(例えば第3ビット)あるいはビットの範囲(例えば第1~第4ビットの範囲)に応じて、指示値生成部において、特定のビットあるいは特定の範囲のビットが故障しているかどうかの検知に適した「先頭検査電流指示値から最終検査電流指示値まで、1LSBの大きさずつ変化させた検査電流指示値」の列を生成すると、検査時間を短縮できて好ましい。
また、故障検知部における差分値の時間変化の周波数解析の手法としては、FFT(高速フーリェ変換)解析を採用することができる。
これに対し、本技術により、下位ビット群に属するビットの故障を検知すれば、周波数解析により周波数を検知できるほどに、本来得られるはずの電流値と実際に得られた電流値との差を相当回数得た上で、周波数解析を行うことができ、ノイズの影響を抑制して適切に故障の有無を検知することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係るガスセンサシステム1を車両の内燃機関の制御に用いた場合の全体構成を示す図である。また、図2は、ガスセンサシステム1の概略構成を示す図である。
このガスセンサシステム1は、車両(図示しない)のエンジンENGの排気管EPに装着されるガス検知部3と、このガス検知部3に配線L1~L5を介して接続し、このガス検知部3を制御するセンサ制御回路部4を包含すると共に、CPU5を内蔵し、車両やエンジンENGの電子制御を行うECU2とを備える。このECU2(CPU5)は、接続バス2Bを介して、車両のCANバスCBに接続されており、他のECUや各種センサ、アクチュエータとデータの送受信が可能となっている。
このセンサ制御回路部4は、ASIC(Application Specific IC)により構成されており、ガス検知部3に設けたセンサ素子部3Sを制御し、酸素濃度(空燃比)等を検知する制御部4C、DAコンバータ42、基準電位生成回路43、第2ADコンバータ44、微少電流供給回路45及び、ガス検知部3に設けたヒータ部30を制御するヒータ部制御回路49などを備えている。
制御部4Cに入力されたセル電圧値Vsvは、差分部4C4において、目標Vs値入力部4C3で保持している目標Vs値OVsとの差分(ΔVs=OVs-Vsv:目標に対する偏差)が算出される。そして、この目標Vs値OVsとセル電圧値Vsvとの差分である差分値ΔVs(…,ΔVs(n-1),ΔVs(n),ΔVs(n+1),…。なお、nは自然数である。)が、クロック毎に、順次、PID演算部4C2に入力される。
このうち、比例演算部4C2Pでは、差分値ΔVs(n)に比例係数Pcを乗じた値が算出される。積分演算部4C2Iでは、差分値ΔVs(n)に積分係数Icを乗じた値と、前回得たI項Iout(n-1)との和が算出される。また、微分演算部4C2Dでは、今回の差分値ΔVs(n)から前回得た差分値ΔVs(n-1)を引いた差に微分係数Dcを乗じた値が算出される。PID演算値J(n)は、これらP項、I項、D項の和であり、差分値ΔVs(n)等を用いて記載すると、下記式(1)である。
J(n)=Pout(n)+Iout(n)+Dout(n) …(1)
なお、Pout(n)=Pc・ΔVs(n)
Iout(n)=Ic・ΔVs(n)+Iout(n-1)
Dout(n)=Dc・(ΔVs(n)-ΔVs(n-1))
なお、各々のビットBIに対応する各電流源を断続するスイッチ素子は、いずれも、入力される制御電流指示値Ipcmd、検査電流指示値Chcmdにおける符号ビット(最上位ビット)に応じて作動が選択される。
しかし、容易に理解できるように、符号ビットを除く仮数部をなすビットBI(第1ビットから第13ビットのいずれか)に対応する正スイッチ素子が「オン故障」又は「オフ故障」した場合でも、同様な結果となる。
しかし、DAC42において、第1ビットに対応する負スイッチ素子が「オン故障」又は「オフ故障」した場合についても同様に考えることができる。さらに敷衍して、DAC42に負の検査電流指示値Chcmdを入力して、負の検査電流Ichを出力させる。この場合にも、図6と同様に、差分値DIchの時間変化を得ることができるので、差分値DIchの時間変化(方形波パルス)を取得し、周波数解析によって、その基本周波数Fdiあるいは基本周期TBを得れば、DAC42のどのビットに対応する負スイッチ素子が「オン故障」あるいは「オフ故障」しているのかを検知することができる。
さらに、順序を示す数nをリセットしてn=1とし、PID演算値の初期値J(0)及びI項の初期値Iout(0)を所定の値に、例えば、J(0)=Iout(0)=-1(1LSBの大きさずつ増加させるとき)やJ(0)=Iout(0)=0(1LSBの大きさずつ減少させるとき)にセットする。
なお、生成した検査電流指示値Chcmd(n)が最終検査電流指示値Chcmdfに達したら(Chcmd(n)=Chcmdf)、PID演算部4C2は、検査電流指示値Chcmd(n)の生成を停止する。また、N1=1に代えてN1=0.5(Pc=Dc=0、Ic=1は同じ)とすると、Chcmd(n)の値が、2Tc毎に1LSBの大きさずつ増加するなど、Chcmd(n)の変化の速さを調整することができる。
なお、検査電流指示値Chcmd(n)は、センサ制御回路部4の端子4T6から接続配線6及びデジタル入力端子5Dを介してCPU5にも入力されている。
なお、図5及び図6を参照して既に説明したように、DAC42の出力段に故障が無い場合には、差分値DIch(n)は常に0±(DIch(n)=0±)となる。一方、DAC42の出力段のスイッチ素子が、「オン故障」あるいは「オフ故障」している場合には、差分値DIch(n)は、方形波パルスとなる。
なお、DAC42が正常な場合には、差分値DIch(n)が0±となって、方形波パルスが生じず、基本周期TB及び基本周波数Fdiは得られない。
なお、DAC42のうちでも、下位ビット群BL(本実施形態では、第1~7ビット)のいずれかのビットBIがビット故障している場合、本来得られる電流値と実際の電流値との差が小さいため、故障検知にあたってノイズの影響を受けやすい。例えば、前述のように、DAC42のうち第1ビットの正スイッチ素子がビット故障している場合、本来得られる電流値と実際の電流値との差はIo=0.98μAのごく小さな値であるため、故障検知にあたってノイズの影響を受けやすい。このため本来得られるはずの電流値と実際に得られた電流値との差を1,2回程度検知するだけでは、確実にビット故障(オン故障あるいはオフ故障)の有無を判定することが難しい場合がある。しかし、周波数解析により周波数を検知できるほどに、本来得られるはずの電流値と実際に得られた電流値との差を相当回数得た上で、上述のように周波数解析部10FFにおいて、FFT解析の手法によって、周波数解析を行うことで、ノイズの影響を抑制して適切に故障の有無を検知できる。
なお、下位ビット群BLに属するビットBIのうちでも、特に、本来得られるはずの電流値と実際に得られた電流値との差が小さくなってノイズの影響を受けやすい、第1ビット(最下位ビット)あるいは第2ビットについて、ビット故障の有無を検知するのに、本実施形態の手法を用いるとよい。
このように、各係数Pc等の変更などによってPID演算部4C2で検査電流指示値Chcmd(n)を生成すれば、PID演算部4C2での演算とは別に、検査電流指示値Chcmdを生成するための回路等を設けなくても済む上、容易に1LSBずつ順に変化する検査電流指示値Chcmd(n)を得ることができる。
なお前述したように、DAC42が正常である場合には、差分値DIch(n)は常に0となる(DIch(n)=0)。検査電流値Ichv(n)と検査電流見込み値IMchv(n)との解離が生じないからである。一方、DAC42の仮数部をなす各ビットにビット故障が生じている場合には、差分値DIch(n)の時間変化は、方形波パルスとなる(図6参照)。
特に、DAC42のうちでも、ノイズの影響を受けやすい下位ビット群BL(本実施形態では、第1~7ビット)のいずれかのビットBIについて、ノイズの影響を抑制して適切に故障の有無を検知できる。
例えば、実施形態では、ガスセンサ2として、排気ガスEG中の酸素濃度(空燃比)を検知する空燃比センサ(全領域空燃比センサ)を用いた例を示したが、「ガスセンサ」としては、空燃比センサに限られず、特定ガス濃度として、窒素酸化物(NOx)の濃度を検知するNOxセンサなどであっても良い。さらに、ガスセンサに限らず、制御電流が入力されるセンサ素子、この制御電流を出力するDAC、及び、このDACに入力する制御部、を備えるセンサシステムに適用しても良い。
しかし、センサシステムの故障検知に当たり、センサ素子部3Sに相当する部位が存在しないなど、センサの冷却を考慮する必要がない、他のセンサのセンサシステムについてその故障検知を行う場合には、例えば、図4に破線で示すように、各ステップS2~S9を、このセンサシステムが搭載されたエンジンENGの停止中(ステップS1AにおいてYes)に、各ステップS2~S9を実行するようにしても良い。この場合には、本技術の故障検知方法を、エンジンENGを搭載した車両の運転中など、センサシステムが搭載されたエンジンENGの稼働中ではなく、エンジンENGの停止中に実行するので、エンジンENGの稼働に影響を与えること無く、センサシステムの故障検知を行うことができる。
2 ECU
3 ガス検知部(センサ)
3S センサ素子部(センサ素子)
14 酸素ポンプセル
22 第2検知電極
24 酸素濃度検知セル
Vs 検知セル電圧(センサ電圧)
Vsv 検知セル電圧値(センサ電圧値)
4 センサ制御回路部
4C 制御部
Ipcmd 制御電流指示値
Chcmd,Chcmd(n) 検査電流指示値
Chcmds 先頭検査電流指示値
Chcmdf 最終検査電流指示値
UL (検査電流指示値の)上限指示値
LL (検査電流指示値の)下限指示値
Tc (検査電流指示値の)生成周期(周期)
42 DAコンバータ
BI ビット
BU 上位ビット群
BL 下位ビット群
44 第2ADコンバータ(ADコンバータ)
47 指示値生成部
5 CPU
7 検査電流検知部
7K 検査回路部
Ich 検査電流
Ichv 検査電流値
71 第1ADコンバータ(検査電流検知部)
ADR (第1ADコンバータの)分解能
8 見込み値算出部
IMchv 検査電流見込み値
9 差分値取得部
DIch (検査電流値と検査電流見込み値との)差分値
10 故障検知部
10FF 周波数解析部
Fdi (差分値の時間変化の)基本周波数
TB (差分値の時間変化の)基本周期
10D 故障判定部
S3 指示値生成ステップ
S4 入力ステップ
S5 検査電流検知ステップ
S6 見込み値算出ステップ
S7 差分値取得ステップ
S8 故障検知ステップ
S8A 周波数解析ステップ(故障検知ステップ)
S8B 故障判定ステップ(故障検知ステップ)
Claims (7)
- 制御電流が入力されるセンサ素子と、
前記センサ素子に向けて前記制御電流を出力するDAコンバータと、
前記制御電流の大きさに対応する制御電流指示値を生成し、前記DAコンバータに前記制御電流指示値を入力する制御部と、を備える
センサシステムであって、
前記DAコンバータに入力する、最初に生成する先頭検査電流指示値から最後に生成する最終検査電流指示値まで、1LSBの大きさずつ変化させた検査電流指示値を、
予め定めた生成周期毎に順に生成する指示値生成部と、
前記検査電流指示値が入力された前記DAコンバータから出力された検査電流の検査電流値を検知する検査電流検知部と、
前記DAコンバータに前記検査電流指示値が入力されたことにより、前記検査電流検知部で検知されると見込まれる前記検査電流値の見込み値である検査電流見込み値を算出する見込み値算出部と、
同じ前記検査電流指示値に対応して、検知された前記検査電流値と算出された前記検査電流見込み値との差分値を取得する差分値取得部と、
順次得られた前記差分値の時間変化の周波数解析により、前記DAコンバータのビットについての故障を検知する故障検知部と、を備える
センサシステム。 - 請求項1に記載のセンサシステムであって、
前記故障検知部で故障を検知する前記ビットは、
前記DAコンバータのうち下位ビット群に属するビットである
センサシステム。 - 請求項1又は2に記載のセンサシステムであって、
前記センサ素子は、センサ電圧を生じるセンサ出力端子を有し、
前記センサ出力端子に生じる前記センサ電圧を、順次、センサ電圧値に変換するADコンバータを備え、
前記制御部は、
前記センサ電圧値を用いたPID演算により、前記制御電流指示値を生成するPID演算部を有し、
前記指示値生成部は、
前記制御部の前記PID演算部に、前記センサ電圧値に代えて、予め定めた入力定数値を入力させる入力部と、
前記PID演算部における前記PID演算のP項の係数Pc及びD項の係数Dcを0に定めると共に、I項の係数Icを前記PID演算部から1LSBの大きさずつ順に変化した前記検査電流指示値が出力される大きさに定める、検査時係数設定部と、を有する
センサシステム。 - 制御電流が入力されるセンサ素子と、
前記センサ素子に向けて前記制御電流を出力するDAコンバータと、
前記制御電流の大きさに対応する制御電流指示値を生成し、前記DAコンバータに前記制御電流指示値を入力する制御部と、を備える
センサシステムの故障検知方法であって、
最初に生成する先頭検査電流指示値から最後に生成する最終検査電流指示値まで、1LSBの大きさずつ変化させた検査電流指示値を予め定めた生成周期毎に順に生成する指示値生成ステップと、
前記検査電流指示値を前記DAコンバータに順次入力する入力ステップと、
前記DAコンバータから出力された検査電流の検査電流値を検知する検査電流検知ステップと、
前記DAコンバータに前記検査電流指示値が入力されたことにより、前記検査電流検知ステップで検知されると見込まれる前記検査電流値の見込み値である検査電流見込み値を算出する見込み値算出ステップと、
同じ前記検査電流指示値に対応して、検知された前記検査電流値と算出された前記検査電流見込み値との差分値を取得する差分値取得ステップと、
順次得られた前記差分値の時間変化の周波数解析により、前記DAコンバータのビットについての故障を検知する故障検知ステップと、を備える
センサシステムの故障検知方法。 - 請求項4に記載のセンサシステムの故障検知方法であって、
前記故障検知ステップで故障を検知する前記ビットは、
前記DAコンバータのうち下位ビット群に属するビットである
センサシステムの故障検知方法。 - 請求項4又は5に記載のセンサシステムの故障検知方法であって、
前記センサシステムのうち、
前記センサ素子は、センサ電圧を生じるセンサ出力端子を有し、
前記センサ出力端子に生じる前記センサ電圧を、センサ電圧値に順次変換するADコンバータを備え、
前記制御部は、
前記センサ電圧値を用いたPID演算により、前記制御電流指示値を生成するPID演算部を有しており、
前記指示値生成ステップは、
前記制御部の前記PID演算部に、前記センサ電圧値に代えて、予め定めた入力定数値を入力すると共に、
前記PID演算のP項の係数Pc及びD項の係数Dcを0と定めると共に、I項の係数Icを前記PID演算部から1LSBずつ順に変化した前記検査電流指示値が出力される大きさに定め、
前記PID演算部に前記検査電流指示値を順次生成させる
センサシステムの故障検知方法。 - 請求項4~6のいずれか1項に記載のセンサシステムの故障検知方法であって、
前記センサシステムが搭載された内燃機関の停止中に実行する
センサシステムの故障検知方法。
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