JP7223867B2 - エアロゾル生成装置及びその動作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エアロゾル生成装置及びその動作方法に関する。
最近、一般的なシガレットの短所を克服する代替方法に係わる需要が増加している。例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成させる方法ではない、エアロゾル生成物質が加熱されることにより、エアロゾルが生成される方法に係わる需要が増加している。
エアロゾル生成装置のパフ検知センサは、圧力変化を検知し、制御部は、圧力変化に基づいてヒータを制御する。一方、ユーザがエアロゾル生成装置を使用する環境によってエアロゾル生成装置周辺の気圧は異なる。エアロゾル生成装置の圧力検知センサで検出するセンシング値は、エアロゾル生成装置周辺の気圧に影響を受けるので、エアロゾル生成装置周辺の気圧が変わる場合、制御部は、パフの発生如何について誤判する恐れがある。
技術的課題は、前記背景技術の説明に限定されず、以下の実施例によって他の技術的課題が理解されるか、解決されうる。
本発明が解決しようとする課題は、エアロゾル生成装置及びその動作方法を提供することである。また、1以上の実施例は、エアロゾル生成装置周辺の気圧を考慮して、パフの発生如何を正確に決定することができる装置及び方法を提供する。また、1以上の実施例は、前記方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体を提供する。
上述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の第1側面は、エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、前記ヒータに電力を供給するバッテリと、ユーザの入力を受信するユーザ入力検知センサと、圧力を検知する圧力検知センサと、制御部と、を含み、前記制御部は、前記ユーザ入力検知センサを用いて前記ユーザの入力を検知したことに応答して、前記圧力検知センサの初期圧力センシング値を受信し、前記初期圧力センシング値に基づいてパフ(puff)の発生如何を決定する、エアロゾル生成装置を提供することができる。
本発明によれば、エアロゾル生成装置のユーザ入力検知センサを用いてユーザがエアロゾル生成装置を実際に使用しようとする時点を確認することができる。本発明では、ユーザがエアロゾル生成装置を実際に使用しようとする時点に、エアロゾル生成装置周辺の気圧を考慮してパフの発生如何を決定することで、エアロゾル生成装置周辺の気圧に影響を受けず、パフの発生如何を正確に決定することができる。
また、本発明の他の課題解決手段のうち、1つによれば、ユーザ入力検知センサ及び位置変化検知センサを用いてエアロゾル生成装置のモード変更如何を決定することで、エアロゾル生成装置外部の圧力が急変することに対し、パフが発生したと誤判することを防止することができる。
一実施例に係わるエアロゾル生成物質を保有する交換可能なカートリッジと、それを備えたエアロゾル生成装置の結合関係を概略的に示す分離斜視図である。 図1に示された実施例に係わるエアロゾル生成装置の例示的な一作動状態を示す斜視図である。 図1に示された実施例に係わるエアロゾル生成装置の例示的な他の作動状態を示す斜視図である。 一実施例によるエアロゾル生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 一実施例によるエアロゾル生成装置の本体に含まれたユーザ入力検知センサの動作例を説明するための図面である。 一実施例によるエアロゾル生成装置周辺の気圧を考慮せず、パフの発生如何を決定する例示を説明するための図面である。 一実施例によるエアロゾル生成周辺の気圧を考慮してパフの発生如何を決定する例示を説明するための図面である。 一実施例によるユーザ入力検知センサ及び位置変化検知センサの動作を説明するための第1図面である。 一実施例によるユーザ入力検知センサ及び位置変化検知センサの動作を説明するための第2図面である。 一実施例によるエアロゾル生成装置を制御する方法を示すフローチャートである。
1以上の実施例において、エアロゾル生成装置が提供される。エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を加熱するように構成されたヒータと、前記ヒータに電力を供給するように構成されたバッテリと、ユーザの入力を受信するように構成されたユーザ入力検知センサと、圧力を検知するように構成された圧力検知センサと、制御部と、を含み、前記制御部は、前記ユーザ入力検知センサを用いることで検知された前記ユーザの入力に応答して、前記圧力検知センサを用いることで初期圧力センシング値を獲得し、前記初期圧力センシング値に基づいて前記エアロゾル生成装置のパフ(puff)の発生如何を決定するように構成される。
実施例において、前記制御部は、前記初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定し、前記基準圧力値に基づいてしきい値を決定し、前記圧力検知センサのセンシング値と前記しきい値に基づいてパフの発生如何を決定するように構成される。
実施例において、前記圧力検知センサは、前記エアロゾル生成装置の外部及び内部の圧力変化を検知するように構成される。
実施例において、前記エアロゾル生成装置は、前記ヒータ、前記ユーザ入力検知センサ、前記圧力検知センサ及び前記制御部を含む本体、及び前記本体に沿って移動自在なスライダを含み、前記ユーザ入力検知センサは、前記スライダの移動を検知するように構成される。
実施例において、前記制御部は、前記ユーザ入力検知センサによって前記スライダの移動が検知されたことに応答して、前記エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えるように構成される。
実施例において、前記エアロゾル生成装置は、前記ヒータ、前記ユーザ入力検知センサ、前記圧力検知センサ及び前記制御部を含む本体、及び前記本体に沿って移動自在なスライダを含み、前記本体は、前記スライダの移動を検知するように構成された位置変化検知センサをさらに含み、前記制御部は、前記位置変化検知センサによって前記スライダの移動が検知されたことに応答して、前記エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えるように構成される。
実施例において、前記エアロゾル生成装置の外面のうち、少なくとも一部は、金属材質によって形成され、前記ユーザ入力検知センサは、前記金属材質に対する前記ユーザの入力による静電容量の変化を検知するように構成される。
実施例において、前記ユーザ入力検知センサは、静電容量型センサ(capacitive sensor)を含む。
実施例において、前記圧力検知センサは、絶対圧センサを含む。
1以上の実施例において、エアロゾル生成装置を制御する方法が提供され、方法は、ユーザ入力検知センサを用いてユーザの入力を検知する段階、前記ユーザの入力を検知したことに応答して、前記エアロゾル生成装置の制御部によって、圧力検知センサを用いて初期圧力センシング値を獲得する段階、及び前記制御部によって、前記初期圧力センシング値に基づいて前記エアロゾル生成装置のパフの発生如何を決定する段階を含む。
実施例において、前記パフの発生如何を決定する段階は、前記初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定し、前記基準圧力値に基づいてしきい値を決定する段階、及び前記圧力検知センサのセンシング値と前記しきい値に基づいてパフの発生如何を決定する段階を含む。
実施例において、前記エアロゾル生成装置の外面のうち、少なくとも一部は、金属材質によって形成され、前記検知する段階は、前記ユーザ入力検知センサを用いて、前記金属材質に対する前記ユーザの入力による静電容量の変化を検知する段階を含む。
実施例において、前記ユーザ入力検知センサは、静電容量型センサを含む。
実施例において、前記圧力検知センサは、絶対圧センサを含む。
1以上の実施例において、非一時的コンピュータ可読記録媒体が提供される。コンピュータコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、前記少なくとも1つのプロセッサが本発明の実施例による方法を行うように構成される。
実施例で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは、当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と本発明の全般にわたる内容とに基づいて定義されねばならない。
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載した「…部」、「…モジュール」などの用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、ハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
本明細書で使用されたように、「少なくともいずれか1つの」のような表現が配列された構成要素の前にあるとき、配列されたそれぞれの構成ではない全体構成要素を修飾する。例えば、「a、b、及びcのうち、少なくともいずれか1つ」という表現は、a、b、c、またはaとb、aとc、bとc、またはaとbとcを含むと解釈せねばならない。
以下、添付図面に基づいて本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明を容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態によって具現され、ここで説明する実施例に限定されない。
図1は、一実施例に係わるエアロゾル生成物質を保有する交換可能なカートリッジと、それを備えたエアロゾル生成装置の結合関係を概略的に示す分離斜視図である。
図1に示された実施例に係わるエアロゾル生成装置5は、エアロゾル生成物質を保有するカートリッジ20と、カートリッジ20を支持する本体10と、を含む。
カートリッジ20は、内部にエアロゾル生成物質を収容した状態で本体10に結合することができる。カートリッジ20の一部分が本体10の収容空間19に挿入されることでカートリッジ20が本体10に装着されうる。
カートリッジ20は、例えば、液体状態や、固体状態や、気体状態や、ゲル(gel)状態のうち、いずれか1つの状態を有するエアロゾル生成物質を保有することができる。エアロゾル生成物質は、液状組成物を含んでもよい。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体でもあり、非タバコ物質を含む液体でもある。
液状組成物は、例えば、水、ソルベント、エタノール、植物抽出物、香料、香味剤、及びビタミン混合物のうち、いずれか1つの成分や、これら成分の混合物を含んでもよい。香料は、メントール、ペパーミント、スペアミントオイル、各種果物の香り成分などを含んでもよいが、それらに制限されない。香味剤は、ユーザに多様な香味または風味を提供する成分を含んでもよい。ビタミン混合物は、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC及びビタミンEのうち、少なくとも1つが混合されたものでもあるが、それらに制限されるものではない。また液状組成物は、グリセリン及びプロピレングリコールのようなエアロゾル形成剤を含んでもよい。
例えば、液状組成物は、ニコチン塩が添加された任意の重量比のグリセリン及びプロピレングリコール溶液を含んでもよい。液状組成物には、2種以上のニコチン塩が含まれうる。ニコチン塩は、ニコチンに有機酸または無機酸を含む適切な酸を添加することで形成されうる。ニコチンは、自然に発生するニコチンまたは合成ニコチンであって、液状組成物の総溶液重量に対する任意の適切な重量の濃度を有することができる。
ニコチン塩の形成のための酸は、血中ニコチン吸収速度、エアロゾル生成装置5の作動温度、香味または風味、溶解度などを考慮して適切に選択されうる。例えば、ニコチン塩の形成のための酸は、安息香酸、乳酸、サリチル酸、ラウリン酸、ソルビン酸、レブリン酸、ピルビン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリン酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、クエン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、フェニル酢酸、酒石酸、コハク酸、フマル酸、グルコン酸、サッカリン酸、マロン酸またはリンゴ酸で構成された群から選択される単独の酸または前記群から選択される2以上の酸の混合にもなるが、それらに限定されない。
カートリッジ20は、本体10から伝達される電気信号または無線信号などによって作動することで、カートリッジ20の内部のエアロゾル生成物質の相(phase)を気相に変換してエアロゾル(aerosol)を発生させる機能を行う。エアロゾルは、エアロゾル生成物質から発生した蒸気化された粒子と空気が混合された状態の気体を意味する。
例えば、カートリッジ20は、本体10から電気信号を供給されてエアロゾル生成物質を加熱するか、超音波振動方式を用いるか、誘導加熱方式を用いることで、エアロゾル生成物質の相を変換することができる。他の例として、カートリッジ20が自体の電力源を含む場合には、本体10からカートリッジ20に伝達される電気的な制御信号や無線信号によってカートリッジ20が作動することで、エアロゾルを発生させうる。
カートリッジ20は、内部にエアロゾル生成物質を収容する液体保存部21と、液体保存部21のエアロゾル生成物質をエアロゾルに変換する機能を行う霧化器(atomizer)を含んでもよい。
液体保存部21が内部に「エアロゾル生成物質を収容する」ということは、液体保存部21が容器(container)の用途のようにエアロゾル生成物質を単に入れる機能を行うことと、液体保存部21の内部に、例えば、スポンジ(sponge)や綿や布や多孔性セラミック構造体のようなエアロゾル生成物質を含浸(含有)する要素を含むことと、を意味する。
霧化器は、例えば、エアロゾル生成物質を吸収し、エアロゾルに変換するための最適の状態に保持する液体伝達手段(wick;芯)と、液体伝達手段を加熱してエアロゾルを発生させるヒータを含んでもよい。
液体伝達手段は、例えば綿繊維、セラミック繊維、ガラス繊維、多孔性セラミックの少なくとも1つを含んでもよい。
ヒータは、電気抵抗によって熱を発生させることで、液体伝達手段に伝達されるエアロゾル生成物質を加熱するために銅、ニッケル、タングステンなどの金属素材を含んでもよい。ヒータは、例えば、金属熱線(wire)、金属熱板(plate)、セラミック発熱体などによって具現され、ニクロム線のような素材を用いて伝導性フィラメントによって具現されるか、液体伝達手段に巻き取られるか、液体伝達手段に隣接して配置されうる。
また、霧化器は、別途の液体伝達手段を使用せず、エアロゾル生成物質を吸収し、エアロゾルに変換するための最適の状態に保持する機能と、エアロゾル生成物質を加熱してエアロゾルを発生させる機能とをいずれも行うメッシュ状(mesh shape)や板状(plate shape)の発熱体によっても具現される。
カートリッジ20の内部に収容されたエアロゾル生成物質を外部から視認可能にカートリッジ20の液体保存部21は、少なくとも一部が透明な素材を含んでもよい。液体保存部21は、液体保存部21が本体10に結合するとき、突出窓21aが本体10の溝11に挿入されるように、液体保存部21から突出する突出窓21aを含む。マウスピース22及び液体保存部21の全体が透明なプラスチックやガラスなどの素材によって作製されうるか、液体保存部21の一部に該当する突出窓21aだけが透明な素材によっても作製される。
本体10は、収容空間19の内側に配置された接続端子10tを含む。本体10の収容空間19にカートリッジ20の液体保存部21が挿入されれば、本体10は、接続端子10tを通じてカートリッジ20に電力を提供するか、カートリッジ20の作動に係わる信号をカートリッジ20に供給することができる。
カートリッジ20の液体保存部21の一側端部には、マウスピース22が結合される。マウスピース22は、エアロゾル生成装置5のユーザの口腔に挿入される部分である。マウスピース22は、液体保存部21内部のエアロゾル生成物質から発生したエアロゾルを外部に排出する排出孔22aを含む。
本体10には、スライダ7が本体10に対して移動自在に結合される。スライダ7は、本体10に対して移動することで、本体10に結合されたカートリッジ20のマウスピース22の少なくとも一部を覆うか、マウスピース22の少なくとも一部を外部に露出させる機能を行う。スライダ7は、カートリッジ20の突出窓21aの少なくとも一部を外部に露出させる長孔7aを含む。
スライダ7は、内部が空いており、両側端部が開放された筒状を有する。スライダ7の構造は、図1に図示されたように筒状に制限されるものではなく、本体10の縁部に結合された状態を保持しながら本体10に対して移動自在なクリップ状の断面形状を有する折り曲げられた板構造や、湾曲された円弧状の断面形状を有する曲がった半円筒状などの構造を有することができる。
スライダ7は、本体10とカートリッジ20に対するスライダ7の位置を保持するための磁性体を含む。磁性体は永久磁石や、鉄、ニッケル、コバルト、またはそれらの合金のような素材を含んでもよい。
磁性体は、スライダ7の内部空間を介して互いに対向する1つの第1磁性体8aと、スライダ7の内部空間を介して互いに対向する1つの第2磁性体8bを含む。第1磁性体8aと第2磁性体8bは、スライダ7の移動方向、すなわち本体10が延びる方向である本体10の長手方向に沿って互いに離隔して配置される。
本体10は、スライダ7が本体10に対して移動する間、スライダ7の第1磁性体8aと第2磁性体8bが移動する経路上に配置された少なくとも1つの固定磁性体9を含む。例えば、本体10の固定磁性体9も収容空間19を介して互いに対向するように1つが設けられうる。
スライダ7の位置によって、少なくとも1つの固定磁性体9と少なくとも1つの第1磁性体8aまたは少なくとも1つの固定磁性体9と少なくとも1つの第2磁性体8bとの間で作用する磁力によってスライダ7は、マウスピース22の端部を覆うか、露出させる位置に安定して保持されうる。
本体10は、スライダ7が本体10に対して移動する間、スライダ7の第1磁性体8aのうち1つと第2磁性体8bのうち1つの移動経路上に配置される位置変化検知センサ3を含む。位置変化検知センサ3は、例えば、磁場の変化を検知して信号を発生させるホール効果(hall effect)を用いたホールセンサ(Hall IC)を含んでもよい。
上述した実施例に係わるエアロゾル生成装置5において、本体10とカートリッジ20とスライダ7は、長手方向を横切る方向での断面形状がほぼ長方形であるが、実施例は、このようなエアロゾル生成装置5の形状によって制限されない。エアロゾル生成装置5は、例えば、円形や楕円形や正方形や様々な形態の多角形の断面形状を有してもよい。また、エアロゾル生成装置5が長手方向に延びるとき、必ずしも直線的に延びる構造によって制限されるものではなく、ユーザが把持しやすく、例えば、流線形に湾曲されるか、特定領域で既設定の角度に折り曲げられつつ、長く延びる。
図2は、図1に示された実施例に係わるエアロゾル生成装置の例示的な一作動状態を示す斜視図である。
図2では、スライダ7が本体10と結合されたカートリッジ20のマウスピース22の端部を覆う位置に移動した作動状態が図示された。スライダ7がマウスピース22の端部を覆う位置に移動した状態では、マウスピース22が外部の異物から安全に保護され、清潔な状態に保持されうる。
ユーザは、スライダ7の長孔7aを通じてカートリッジ20の突出窓21aを視認することで、カートリッジ20が保有するエアロゾル生成物質の残量を確認することができる。ユーザは、エアロゾル生成装置5を使用するために、スライダ7を本体10の長手方向に移動させうる。
図3は、図1に示された実施例に係わるエアロゾル生成装置の例示的な他の作動状態を示す斜視図である。
図3では、スライダ7が本体10と結合されたカートリッジ20のマウスピース22の端部を外部に露出させる位置に移動した作動状態が図示された。スライダ7がマウスピース22の端部を外部に露出させる位置に移動した状態で、ユーザが自分の口腔にマウスピース22を挿入してマウスピース22の排出孔22aを通じて排出されるエアロゾルを吸い込むことができる。
スライダ7がマウスピース22の端部を外部に露出させる位置に移動した状態でも、スライダ7の長孔7aを通じてカートリッジ20の突出窓21aが外部に露出されるので、ユーザはカートリッジ20が保有するエアロゾル生成物質の残量を視認することができる。
図4は、一実施例によるエアロゾル生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に図示されたエアロゾル生成装置400は、図1に参照されて以上で説明されたエアロゾル生成装置100に対応しうる。
図4を参照すれば、エアロゾル生成装置400は、バッテリ410、ヒータ420、センサ430、ユーザインターフェース440、メモリ450及び制御部460を含んでもよい。しかし、エアロゾル生成装置400の内部構造は、図4に図示されたところに限定されない。エアロゾル生成装置400の設計によって、図4に図示されたハードウェア構成のうち、一部が省略されるか、新たな構成がさらに追加されるということを、本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
一実施例において、エアロゾル生成装置400は、本体だけで構成され、その場合、エアロゾル生成装置400に含まれたハードウェア構成は、本体に位置する。他の実施例において、エアロゾル生成装置400は、本体及びカートリッジで構成され、エアロゾル生成装置400に含まれたハードウェア構成は、本体及びカートリッジに分けられて位置することができる。または、エアロゾル生成装置400に含まれたハードウェア構成のうち、少なくとも一部は、本体及びカートリッジそれぞれに位置することもできる。
以下では、エアロゾル生成装置400の特定位置に限らず、構成の動作を説明する。
バッテリ410は、エアロゾル生成装置400の動作に用いられる電力を供給する。すなわち、バッテリ410は、ヒータ420が加熱されるように電力を供給することができる。また、バッテリ410は、エアロゾル生成装置400内に備えられた他のハードウェア構成、すなわち、センサ430、ユーザインターフェース440、メモリ450及び制御部460の動作に必要な電力を供給することができる。バッテリ410は、充電が可能なバッテリでも、使い捨てバッテリでもある。例えば、バッテリ410は、リチウムポリマー(LiPoly)バッテリでもあるが、それに制限されない。
ヒータ420は、制御部460の制御によってバッテリ410から電力を供給される。ヒータ420は、バッテリ410から電力を供給されてエアロゾル生成装置400に挿入されたシガレットを加熱するか、エアロゾル生成装置400に装着されたカートリッジを加熱することができる。
ヒータ420は、エアロゾル生成装置400の本体に位置することができる。または、エアロゾル生成装置400が本体及びカートリッジで構成される場合、ヒータ420は、カートリッジに位置することができる。ヒータ420がカートリッジに位置する場合、ヒータ420は、本体及びカートリッジのうち、少なくともいずれか1箇所に位置したバッテリ410から電力を供給されうる。
ヒータ420は、任意の好適な電気抵抗性物質で形成されうる。例えば、好適な電気抵抗性物質は、チタン、ジルコニウム、タンタル、白金、ニッケル、コバルト、クロム、ハフニウム、ニオブ、モリブデン、タングステン、錫、ガリウム、マンガン、鉄、銅、ステンレス鋼、ニクロムなどを含む金属または金属合金でもあるが、それらに制限されない。また、ヒータ420は、金属熱線(wire)、導電性トラック(track)が配置された金属熱板(plate)、セラミック発熱体などによって具現されるが、それらに制限されない。
一実施例において、ヒータ420は、カートリッジに含まれた構成でもある。カートリッジは、ヒータ420、液体伝達手段及び液体保存部を含んでもよい。液体保存部に収容されたエアロゾル生成物質は、液体伝達手段に移動し、ヒータ420は、液体伝達手段に吸収されたエアロゾル生成物質を加熱してエアロゾルを発生させうる。例えば、ヒータ420は、ニッケルクロムのような素材を含み、液体伝達手段に巻き取られるか、液体伝達手段に隣接して配置されうる。
他の実施例において、ヒータ420は、エアロゾル生成装置400の収容空間に挿入されたシガレットを加熱することができる。エアロゾル生成装置400の収容空間にシガレットが収容されることにより、ヒータ420は、シガレットの内部及び/または外部に位置することができる。これにより、ヒータ420は、シガレット内のエアロゾル生成物質を加熱してエアロゾルを発生させうる。
一方、ヒータ420は、誘導加熱式ヒータでもある。ヒータ420は、シガレットまたはカートリッジを誘導加熱方式で加熱するための導電性コイルを含み、シガレットまたはカートリッジには、誘導加熱式ヒータによって加熱されうるサセプタが含まれる。
エアロゾル生成装置400は、少なくとも1つのセンサ430を含んでもよい。少なくとも1つのセンサ430でセンシングされた結果は、制御部460に伝達され、センシング結果によって制御部460は、ヒータ420の動作制御、喫煙の制限、シガレット(または、カートリッジ)挿入有/無の判断、お知らせ表示のような多様な機能が行われるようにエアロゾル生成装置400を制御することができる。
例えば、少なくとも1つのセンサ430は、パフ検知センサを含んでもよい。パフ検知センサは、温度変化、流量(flow)変化、電圧変化及び圧力変化のうち、いずれか1つに基づいてユーザのパフを検知することができる。
また、少なくとも1つのセンサ430は、温度検知センサを含んでもよい。温度検知センサは、ヒータ420(または、エアロゾル生成物質)が加熱される温度を検知することができる。エアロゾル生成装置400は、ヒータ420の温度を検知する別途の温度検知センサを含むか、別途の温度検知センサを含む代わりに、ヒータ420自体が温度検知センサの役割を行うことができる。または、ヒータ420が温度検知センサの役割を行うと共に、エアロゾル生成装置400に別途の温度検知センサがさらに含まれる。
また、少なくとも1つのセンサ430は、位置変化検知センサを含んでもよい。位置変化検知センサは、本体に対して移動自在に結合されたスライダの位置変化を検知することができる。
ユーザインターフェース440は、ユーザにエアロゾル生成装置400の状態に係わる情報を提供することができる。ユーザインターフェース440は、視覚情報を出力するディスプレイまたはランプ、触覚情報を出力するモータ、音情報を出力するスピーカ、ユーザから入力された情報を受信するか、ユーザに情報を出力する入/出力(I/O)インターフェーシング手段(例えば、ボタンまたはタッチスクリーン)とデータ通信を行うか、充電電力を供給されるための端子、外部デバイスと無線通信(例えば、WI-FI(登録商標), WI-FI Direct(登録商標), Bluetooth(登録商標), NFC(Near-Field Communication)など)を行うための通信インターフェーシングモジュールなどの多様なインターフェーシング手段を含んでもよい。
但し、エアロゾル生成装置400には、上の例示された多様なユーザインターフェース440の例示のうち、一部のみ取捨選択して具現されうる。
メモリ450は、エアロゾル生成装置400内で処理される各種データを保存するハードウェアであって、メモリ450は、制御部460で処理されたデータ及び処理されるデータを保存することができる。メモリ450は、RAM(random access memory)(例えば、DRAM(dynamic random access memory), SRAM(static random access memory)など), ROM(read-only memory), EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)などの多様な種類によっても具現される。
メモリ450には、エアロゾル生成装置400の動作時間、最大パフ回数、現在パフ回数、少なくとも1つの温度プロファイル、少なくとも1つの電力プロファイル及びユーザの喫煙パターンに係わるデータなどが保存されうる。
制御部460は、エアロゾル生成装置400の全般的な動作を制御するハードウェアである。制御部460は、少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイによっても具現され、汎用的なマイクロプロセッサと該マイクロプロセッサで実行されるプログラムが保存されたメモリの組合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアによっても具現されるということを、本実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
制御部460は、少なくとも1つのセンサ430によってセンシングされた結果を分析し、後続して行われる処理を制御する。
制御部460は、少なくとも1つのセンサ430によってセンシングされた結果に基づいて、ヒータ420の動作が開始または終了するようにヒータ420に供給される電力を制御することができる。また、制御部460は、少なくとも1つのセンサ430によってセンシングされた結果に基づいて、ヒータ420が所定の温度まで加熱されるか、適切な温度を保持するようにヒータ420に供給される電力の量及び電力が供給される時間を制御することができる。
一実施例において、エアロゾル生成装置400は、複数のモードを有することができる。例えば、エアロゾル生成装置400のモードは、予熱モード、動作モード、休止モード、スリープモードを含んでもよい。しかし、エアロゾル生成装置400のモードは、それに制限されない。
エアロゾル生成装置400が用いられていない状態で、エアロゾル生成装置400は、スリープモードを保持し、制御部460は、スリープモードでヒータ420に電力が供給されないようにバッテリ410の出力電力を制御することができる。例えば、エアロゾル生成装置400の使用前、またはエアロゾル生成装置400の使用が終了した後、エアロゾル生成装置400は、スリープモードで動作することができる。
制御部460は、エアロゾル生成装置400に対するユーザの入力を受信した後、ヒータ420の動作を開始するために、エアロゾル生成装置400のモードを予熱モードに設定(または、スリープモードから予熱モードに転換)することができる。
また、制御部460は、パフ検知センサを用いてユーザのパフを検知した後、エアロゾル生成装置400のモードを予熱モードから加熱モードに切換えられる。
また、エアロゾル生成装置400が加熱モードで動作した時間が既設定の時間を徒過すれば、制御部460は、エアロゾル生成装置400のモードを加熱モードから休止モードに切換えられる。
また、制御部460は、パフ検知センサを用いてパフ回数をカウントした後、パフ回数が最大パフ回数に到逹すれば、ヒータ420に対する電力供給を中断することができる。
予熱モード、加熱モード及び休止モードそれぞれに対応する温度プロファイルが設定されうる。制御部460は、各モード別に温度プロファイルによってエアロゾル生成物質が加熱されるように、モード別に電力プロファイルに基づいてヒータに供給される電力を制御することができる。
制御部460は、少なくとも1つのセンサ430によってセンシングされた結果に基づいて、ユーザインターフェース440を制御することができる。例えば、パフ検知センサを用いてパフ回数をカウントした後、パフ回数が既設定の回数に到逹すれば、制御部460は、ランプ、モータ及びスピーカのうち、少なくともいずれか1つを用いてユーザにエアロゾル生成装置400が直ぐ終了することを通知することができる。
一方、図4には、図示されていないが、エアロゾル生成装置400は、別途のクレードルと共に、エアロゾル生成システムを構成することもできる。例えば、クレードルは、エアロゾル生成装置400のバッテリ410を充電するのに用いられる。例えば、エアロゾル生成装置400は、クレードル内部の収容空間に収容された状態で、クレードルのバッテリから電力を供給されてエアロゾル生成装置400のバッテリ410を充電することができる。
図5は、一実施例による、エアロゾル生成装置の本体に含まれたユーザ入力検知センサの動作例を説明するための図面である。エアロゾル生成装置は、図1及び図4に基づいて説明されたエアロゾル生成装置100及び/またはエアロゾル生成装置400に対応する。
図5を参照すれば、エアロゾル生成装置の本体500は、ユーザ入力検知センサ530を含んでもよい。ユーザ入力検知センサ530は、PCB540上に位置することができる。
ユーザ入力検知センサ530は、本体500に対するユーザの入力を受信することができる。ユーザ入力検知センサ530は、静電容量型センサ(capacitive sensor)でもある。
一実施例において、本体の外面510のうち、一部は、金属材質部分520に形成されうる。その場合、本体の外面510のうち、金属材質部分520を除いた残り部分は、非金属材質によっても形成される。ユーザ入力検知センサ530と金属材質部分520は、クリップ531を通じて電気的に連結されるが、ユーザ入力検知センサ530と金属材質部分520の連結される方式は、それに制限されない。
ユーザ入力検知センサ530は、金属材質部分520に対するユーザの入力を検知することができる。例えば、ユーザが金属材質部分520をタッチする場合、キャパシタンス(capacitance)の変化が発生し、ユーザ入力検知センサ530は、キャパシタンスの変化を検出することで、ユーザの入力を検知することができる。制御部(例えば、図4に図示された制御部460)は、ユーザ入力検知センサ530から受信したキャパシタンスの変化前後値を比較することで、ユーザの入力が発生したか否かを決定することができる。キャパシタンスの変化前後値が既設定のしきい値を超過した場合、制御部は、ユーザの入力が発生したと決定することができる。
一方、ユーザが本体の外面510のうち、金属材質部分520以外の非金属材質部分をタッチする場合、キャパシタンスの変化が発生しない。制御部は、ユーザ入力検知センサ530から受信したキャパシタンスの変化前後値を比較することで、変化前後値が既設定のしきい値以下である場合、ユーザの入力が発生していないと決定する。
本体の外面510のうち、金属材質部分520が形成される位置によって、金属材質部分520に対するユーザの入力方式が異なる。例えば、金属材質部分520が指1節サイズに対応する場合、ユーザは、指で金属材質部分520をタッチすることができる。または、金属材質部分520が本体の外面510を覆い包む場合、ユーザは、本体500を握り締めることで、金属材質部分520をタッチすることができる。
金属材質部分520は、ダミーパターン521によって形成されうる。ダミーパターン521の形態は、金属材質部分520が形成される位置によって多様に変形されうる。ユーザ入力検知センサ530がキャパシタンスの変化を効果的に検出するように、金属材質部分520が形成される位置、及び金属材質部分520に対するユーザの入力方式を考慮して、金属材質部分520のダミーパターン521が決定されうる。
他の実施例において、本体の外面510全体が金属材質部分520に形成されうる。その場合、ユーザが本体の外面510のいずれの部分をタッチしても、ユーザ入力検知センサ530は、ユーザの入力を検知することができる。
図6は、一実施例によるエアロゾル生成装置周辺の気圧を考慮せず、パフの発生如何を決定する例示を説明するための図面である。エアロゾル生成装置は、図1、図4、及び図5に基づいて説明されたエアロゾル生成装置100、エアロゾル生成装置400、及び/またはエアロゾル生成装置に対応しうる。
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を加熱するヒータ(例えば、図4に図示されたヒータ420)、ヒータに電力を供給するバッテリ(図4に図示されたバッテリ410)及びエアロゾル生成装置の全般的な動作を制御する制御部(図4に図示された制御部460)を含む。
また、エアロゾル生成装置は、ユーザの入力を受信するユーザ入力検知センサ及び圧力を検知する圧力検知センサ(例えば、図4に図示された少なくとも1つのセンサ430の部分として)を含んでもよい。圧力検知センサは、エアロゾル生成装置内部及び外部の圧力を検知することができる。圧力検知センサは、絶対圧センサでもある。例えば、圧力検知センサは、マイクロ電気機械システム(microelectromechanical system: MEMS)でもある。
エアロゾル生成装置外部の圧力は、エアロゾル生成装置周辺の気圧に対応することができる。エアロゾル生成装置周辺の気圧は、温度及び高度などによっても異なる。例えば、ユーザが高度の高い所でエアロゾル生成装置を使用する場合、エアロゾル生成装置外部の圧力センシング値は、相対的に小さく、ユーザが高度の低い所でエアロゾル生成装置を使用する場合、エアロゾル生成装置外部の圧力センシング値は相対的に大きい。
エアロゾル生成装置内部の圧力は、ユーザのパフ強度によっても異なる。例えば、ユーザが強くパフする場合、エアロゾル生成装置内部の圧力センシング値は相対的に小さく、ユーザが弱くパフする場合、エアロゾル生成装置内部の圧力センシング値は相対的に大きい。
ユーザ入力検知センサは、エアロゾル生成装置に対するユーザの入力を受信することができる。例えば、ユーザ入力検知センサは、静電容量型センサでもある。ユーザ入力検知センサは、図5に基づいて説明されたユーザ入力検知センサ530に対応しうる。
図6を参照すれば、第1グラフ611及び第2グラフ612がいずれもユーザのパフによる圧力検知センサで測定したセンシング値の変化を示す。図6において、第1グラフ611の第1初期圧力センシング値601と、第2グラフ612の第2初期圧力センシング値602とが互いに異なるが、第1グラフ611及び第2グラフ612に対する基準圧力値620は同一に設定される。
第1グラフ611を参照すれば、ユーザ入力検知センサがtにユーザの入力を受信し、制御部は、ユーザの入力が検知されたと決定することができる。ユーザの入力が検知されたことに応答して、圧力検知センサの動作が開始される。圧力検知センサは、t以前には、圧力を検知せず、tに第1初期圧力センシング値601を獲得することができる。第1初期圧力センシング値601は、エアロゾル生成装置周辺の気圧によって決定されうる。
一方、基準圧力値620は、特定温度及び特定気圧で圧力検知センサのセンシング値に設定されうる。例えば、0℃及び1気圧で圧力検知センサのセンシング値が基準圧力値620に設定されうる。既設定の基準圧力値620がエアロゾル生成装置のメモリ(例えば、図4に図示されたメモリ450)に保存されうる。
ユーザのパフは、tから所定時間が経過したtに発生する。t~tの間、圧力検知センサのセンシング値は、第1初期圧力センシング値601に保持され、tから圧力検知センサのセンシング値が第1初期圧力センシング値601以下に減少する。
また、パフが進められることにより、t~tの間に圧力検知センサのセンシング値は、第1初期圧力センシング値601としきい値605との間の値を有する。しきい値605は、基準圧力値620に基づいて決定されうる。例えば、しきい値605は、基準圧力値620の30%~70%の値に決定されるが、しきい値605を決定する基準は、それに制限されない。
圧力検知センサのセンシング値が所定時間の間、しきい値605以下に保持される場合、制御部は、パフが発生したと決定する。所定時間は、0.1秒~2.0秒間の時間でもあるが、それに制限されない。
第1グラフ611を参照すれば、圧力検知センサのセンシング値が所定時間t~tの間、しきい値605以下に保持されることにより、制御部は、tでパフが発生したと決定する。制御部は、tでパフが発生したと決定した後、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えられる。
例えば、エアロゾル生成装置がスリープモードである状態でパフが発生したと決定された場合、制御部は、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードから予熱モードに切換えられる。
または、エアロゾル生成装置が休止モードである状態で、パフが発生したと決定された場合、制御部は、エアロゾル生成装置のモードを休止モードから加熱モードに切換えられる。
一方、スリープモードは、エアロゾル生成装置が動作しない状態のモードであって、スリープモードでヒータに電力が供給されない。加熱モードは、ヒータに電力が供給されてエアロゾル生成物質が加熱されることで、エアロゾルが生成されるモードを示す。予熱モードは、加熱モードで直ちに十分な霧化が発生するように、スリープモードから加熱モードに切り換えられる前に、ヒータの温度を所定の温度まで上昇させるモードを示す。休止モードは、ヒータへの電力供給最中にパフが中断された状態のモードであって、休止モードでは、ヒータに電力供給が中断されるか、加熱モードと比較して電力供給量が減少する。
第2グラフ612を参照すれば、ユーザ入力検知センサがtにユーザの入力を受信し、制御部は、ユーザの入力が検知されたと決定する。ユーザの入力が検知されたことに応答して、圧力検知センサの動作が開始される。圧力検知センサは、t以前には、圧力を検知せず、tに第2初期圧力センシング値602を獲得する。第2初期圧力センシング値602は、エアロゾル生成装置周辺の気圧によって決定されうる。
第1グラフ611と第2グラフ612とを比較すれば、第1グラフ611の第1初期圧力センシング値601と第2グラフ612の第2初期圧力センシング値602は互いに異なってもいる。例えば、第1グラフ611は、エアロゾル生成装置が1気圧で動作する場合であり、第2グラフ612は、エアロゾル生成装置が1.5気圧で動作する場合である。
図6では、第1グラフ611及び第2グラフ612に対する基準圧力値620が同一に設定される。また、しきい値605は、基準圧力値620に基づいて決定されるので、第1グラフ611に対するしきい値605及び第2グラフ612に対するしきい値606も同一に決定される。
第1グラフ611及び第2グラフ612は、同じパフパターンに対する圧力検知センサで測定したセンシング値の変化を示すグラフである。制御部は、第1グラフ611のtでパフが発生したと決定したように、第2グラフ612のtでも、パフが発生したと決定することを、第2グラフ612の第2初期圧力センシング値602が第1グラフ611の第1初期圧力センシング値601より大きくなるにつれて、制御部が第2グラフ612では、パフが発生していないと決定することになる。第2グラフ612でパフが発生しないと決定されることにより、制御部は、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードに保持する。
図7は、一実施例によるエアロゾル生成装置の周辺の気圧を考慮してパフの発生如何を決定する例示を説明するための図面である。
以下で、図6との重複説明は、便宜上省略する。
図7を参照すれば、第1グラフ711及び第2グラフ712がいずれもユーザのパフによる圧力検知センサで測定したセンシング値の変化を示す。図7において、第1グラフ711の第1初期圧力センシング値701と、第2グラフ712の第2初期圧力センシング値702とが互いに異なる。
第1グラフ711を参照すれば、ユーザ入力検知センサがtにユーザの入力を受信し、制御部は、ユーザの入力が検知されたと決定することができる。ユーザの入力が検知されたことに応答して、圧力検知センサの動作が開始される。圧力検知センサは、t以前には、圧力を検知せず、tに第1初期圧力センシング値701を獲得することができる。第1初期圧力センシング値701は、エアロゾル生成装置周辺の気圧によって決定されうる。
制御部は、圧力検知センサの第1初期圧力センシング値701に基づいて第1基準圧力値720を決定することができる。図7では、第1初期圧力センシング値701が第1基準圧力値720と決定される。
ユーザのパフは、tから所定時間が経過したtに発生する。t~tの間に圧力検知センサのセンシング値は、第1初期圧力センシング値701に保持され、tから圧力検知センサのセンシング値が第1初期圧力センシング値701以下に減少しうる。
また、パフが進められることにより、t~tの間に圧力検知センサのセンシング値は、第1初期圧力センシング値701と第1しきい値705との間の値を有する。第1しきい値705は、第1基準圧力値720に基づいて決定されうる。例えば、第1しきい値705は、第1基準圧力値720の30%~70%の値に決定されうるが、第1しきい値705を決定する基準は、それに制限されない。
圧力検知センサのセンシング値が所定時間の間、第1しきい値705以下に保持される場合、制御部は、パフが発生したと決定する。第1グラフ711を参照すれば、圧力検知センサのセンシング値が所定時間t~tの間、第1しきい値705以下に保持されることにより、制御部は、tでパフが発生したと決定する。制御部は、tでパフが発生したと決定した後、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えられる。
第2グラフ712を参照すれば、ユーザ入力検知センサがtにユーザの入力を受信し、制御部は、ユーザの入力が検知されたと決定する。ユーザの入力が検知されたことに応答して、圧力検知センサの動作が開始される。圧力検知センサは、t以前には、圧力を検知せず、tに第2初期圧力センシング値702を獲得する。第2初期圧力センシング値702は、エアロゾル生成装置周辺の気圧によって決定されうる。
第1グラフ711と第2グラフ712とを比較すれば、第1グラフ711の第1初期圧力センシング値701と第2グラフ712の第2初期圧力センシング値702は、互いに異なる。例えば、第1グラフ711は、エアロゾル生成装置が1気圧で動作する場合であり、第2グラフ712は、エアロゾル生成装置が1.5気圧で動作する場合でもある。
制御部は、圧力検知センサの第2初期圧力センシング値702に基づいて第2基準圧力値730を設定することができる。図7では、第2初期圧力センシング値702が第2基準圧力値730に設定される。
ユーザのパフは、tから所定時間が経過したtに発生する。t~tの間に圧力検知センサのセンシング値は、第2初期圧力センシング値702に保持され、tから圧力検知センサのセンシング値が第2初期圧力センシング値702以下に減少する。
また、パフが進められることにより、t~tの間に圧力検知センサのセンシング値は、第2初期圧力センシング値702と第2しきい値706との間の値を有する。第2しきい値706は、第2基準圧力値730に基づいて決定されうる。例えば、第2しきい値706は、第2基準圧力値730の30%~70%の値に決定されうるが、第2しきい値706を決定する基準は、それに制限されない。
圧力検知センサのセンシング値が所定時間の間、第2しきい値706以下に保持される場合、制御部は、パフが発生したと決定する。第2グラフ712を参照すれば、圧力検知センサのセンシング値が所定の時間t~tの間、第2しきい値706以下に保持されることにより、制御部は、tでパフが発生したと決定する。制御部は、tでパフが発生したと決定した後、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えられる。
制御部は、初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定することができる。図6と比較して、図7では、第1グラフ711の第1初期圧力センシング値701と、第2グラフ712の第2初期圧力センシング値702が互いに異なるので、第1グラフ711に対する第1基準圧力値720と、第2グラフ712に対する第2基準圧力値730も異なる。
また、制御部は、基準圧力値に基づいてしきい値を決定することができる。図6と比較して、図7では、第1グラフ711に対する第1しきい値705と第2グラフ712に対する第2しきい値706も異なる。
第1グラフ711及び第2グラフ712は、同じパフパターンに対する圧力検知センサで測定したセンシング値の変化を示すグラフである。ユーザの入力を検知した時点のエアロゾル生成装置周辺の気圧が、第1初期圧力センシング値701及び第2初期圧力センシング値702のように異なっても、制御部は、第1グラフ711及び第2グラフ712いずれでもtにパフが発生したと決定する。
本発明では、エアロゾル生成装置のユーザ入力検知センサを用いてユーザがエアロゾル生成装置を実際に使用しようとする時点を確認することができる。また、本発明では、ユーザがエアロゾル生成装置を実際に使用しようとする時点にエアロゾル生成装置周辺の気圧を考慮してパフの発生如何を決定する。これにより、本発明では、エアロゾル生成装置周辺の気圧に影響を受けず、パフの発生如何を正確に決定することができる。
図8A及び図8Bは、一実施例によるユーザ入力検知センサ及び位置変化検知センサの動作を説明するための図面である。
エアロゾル生成装置は、本体850及びスライダ860を含んでもよい。スライダ860は、本体850に沿って移動することができる。また、エアロゾル生成装置の本体850には、位置変化検知センサ853が含まれる。実施例において、エアロゾル生成装置は、図1、図4、及び図5に基づいて説明されたエアロゾル生成装置100、エアロゾル生成装置400、及び/またはエアロゾル生成装置に対応しうる。
位置変化検知センサ853は、本体850に沿って移動自在なスライダ860の移動を検知することができる。位置変化検知センサ853は、近接センサでもある。例えば、位置変化検知センサ853は、磁気センサ、静電容量型センサなどを含むが、それに制限されない。以下では、位置変化検知センサ853が磁気センサであることを前提にする。
図8Aは、スライダ860が本体850の第1位置に位置したことを示し、図8Bは、スライダ860が本体850の第2位置に位置したことを示す。
スライダ860が第1位置に位置すれば、磁石861は、位置検知センサ853と遠く配置され、スライダ860が第2位置に位置すれば、磁石861は、位置検知センサ853と隣接して配置される。
スライダ860が第1位置と第2位置との間で移動することにより、位置検知センサ853は、スライダ860内部の磁石861による磁場の変化を検知することができる。例えば、位置検知センサ853は、磁石861の磁場によって発生する電圧を検知することができる。位置検知センサ853は、磁場の変化を検知することで、スライダ860の移動を検知することができる。
一方、スライダ860が第2位置に位置すれば、第2磁気結合部材862、862’は、第1磁気結合部材854、854’と隣接して配置されうる。この際、第2磁気結合部材862、862’と第1磁気結合部材854、854’は、磁気結合することができる。このために、第1磁気結合部材及び第2磁気結合部材のうち、少なくともいずれか1つは、磁性を有することができる。例えば、第1磁気結合部材854、854’は、磁石であり、第2磁気結合部材862、862’は、鉄プレートでもある。第2磁気結合部材862、862’と第1磁気結合部材854、854’が磁気結合することにより、スライダ860が第2位置に固定されうる。
スライダ860が第1位置に位置すれば、磁石861、861’は、第1磁気結合部材154、154’と隣接して配置されうる。この際、磁石161、161’は、第1磁気結合部材154、154’と磁気結合することができる。磁石161、161’と第1磁気結合部材154、154’が磁気結合することにより、スライダ860が第1位置に固定されうる。
一実施例において、ユーザ入力検知センサ810は、ユーザの入力を受信することができる。例えば、ユーザ入力検知センサ810は、静電容量型センサでもある。ユーザ入力検知センサがユーザの入力を受信し、制御部は、ユーザの入力が検知されたと決定することができる。ユーザの入力が検知されたことに応答して、圧力検知センサの動作が開始される。
制御部は、圧力検知センサから初期圧力センシング値を受信し、初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定し、基準圧力値に基づいてパフの発生如何を決定することができる。制御部は、パフが発生したと決定した後、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えられる。
一方、位置変化検知センサ853は、スライダ860の移動を検知することができる。制御部は、位置変化検知センサ853がスライダ860の移動(例えば、第1位置から第2位置に移動)を検知したことに応答して、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えられる。
例えば、制御部でパフが発生したと決定した場合でも、位置変化検知センサ853からスライダ860の移動を検知していない場合、制御部は、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切り替えない。
本発明では、ユーザ入力検知センサ810及び位置変化検知センサ853を用いてエアロゾル生成装置のモード変更如何を決定することで、エアロゾル生成装置外部の圧力が急変した点から、パフが発生したと誤判することを防止することができる。
他の実施例において、ユーザ入力検知センサ810と位置変化検知センサ853が静電容量型センサである場合、ユーザ入力検知センサ810と位置変化検知センサ853は、1つの単一センサによっても具現される。単一センサは、上述したユーザ入力検知センサ810と位置変化検知センサ853の役割をいずれも行うことができる。
図9は、一実施例によるエアロゾル生成装置を制御する方法を示すフローチャートである。
図9を参照すれば、段階910において制御部は、ユーザ入力検知センサを用いてユーザの入力を検知することができる。
一実施例において、制御部は、ユーザ入力検知センサから既設定のしきい値以上のセンシング値を受信した場合、ユーザ入力が発生したと決定する。
ユーザ入力検知センサは、エアロゾル生成装置に対するユーザの入力を受信することができる。ユーザ入力検知センサは、静電容量型センサでもある。
エアロゾル生成装置の少なくとも一部は、金属材質によって形成されうる。ユーザ入力検知センサは、金属材質に対するユーザの入力による静電容量の変化を検知することができる。
エアロゾル生成装置の金属材質部分は、ダミーパターンによって形成されうる。ダミーパターンの形態は、金属材質部分が形成される位置によって多様に変形されうる。金属材質部分が形成される位置、及び金属材質部分に対するユーザの入力方式を考慮して、金属材質部分のダミーパターンが決定されうる。
段階920において、制御部は、ユーザの入力を検知したことに応答して、圧力検知センサを用いて初期圧力センシング値を受信することができる。
圧力検知センサは、エアロゾル生成装置内部及び外部の圧力を検知することができる。圧力検知センサは、絶対圧センサでもある。例えば、圧力検知センサは、マイクロ電気機械システム(MEMS)でもある。
圧力検知センサは、エアロゾル生成装置周辺の気圧に基づいて初期圧力センシング値を獲得することができる。
段階930において、制御部は、初期圧力センシング値に基づいてパフの発生如何を決定することができる。
制御部は、初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定することができる。基準圧力値は、初期圧力センシング値に決定されうる。または、基準圧力値は、初期圧力センシング値が補正された値に決定されうる。
制御部は、基準圧力値に基づいてしきい値を決定することができる。例えば、しきい値は、基準圧力値の30%~70%の値に決定されうるが、しきい値を決定する基準は、それに制限されない。
制御部は、圧力検知センサのセンシング値としきい値に基づいてパフの発生如何を決定することができる。例えば、圧力検知センサのセンシング値が所定時間の間、しきい値以下に保持される場合、制御部は、パフが発生したと決定することができる。所定時間は、0.1秒~2.0秒の時間でもあるが、それに制限されない。
制御部は、パフが発生したと決定した後、エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えられる。
一実施例は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の可用媒体でもあり、揮発性及び不揮発性媒体、分離型及び非分離型媒体をいずれも含む。また、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記録媒体及び通信媒体をいずれも含んでもよい。コンピュータ記録媒体は、コンピュータ可読命令語、データ構造、プログラムモジュール、またはその他データのような情報の保存のための任意の方法または技術によって具現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型媒体をいずれも含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ可読命令語、データ構造、プログラムモジュールのような変調されたデータ信号のその他データ、またはその他伝送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
上述した実施例に係わる説明は、例示に過ぎず、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば、それにより多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点を理解できるであろう。

Claims (14)

  1. エアロゾル生成装置において、
    エアロゾル生成物質を加熱するように構成されたヒータと、
    前記ヒータに電力を供給するように構成されたバッテリと、
    ユーザの入力を受信するように構成されたユーザ入力検知センサと、
    前記エアロゾル生成装置の外部及び内部の圧力変化を検知するように構成された圧力検知センサと、
    制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記ユーザ入力検知センサを用いることで検知された前記ユーザの入力に応答して、前記圧力検知センサを用いることで初期圧力センシング値を獲得し、
    前記初期圧力センシング値に基づいて前記エアロゾル生成装置のパフ(puff)の発生如何を決定するように構成された、エアロゾル生成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定し、前記基準圧力値に基づいてしきい値を決定し、前記圧力検知センサのセンシング値と前記しきい値に基づいて、パフの発生如何を決定するように構成された、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  3. エアロゾル生成装置において、
    エアロゾル生成物質を加熱するように構成されたヒータと、
    前記ヒータに電力を供給するように構成されたバッテリと、
    ユーザの入力を受信するように構成されたユーザ入力検知センサと、
    圧力を検知するように構成された圧力検知センサと、
    制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記ユーザ入力検知センサを用いることで検知された前記ユーザの入力に応答して、前記圧力検知センサを用いることで初期圧力センシング値を獲得し、
    前記初期圧力センシング値に基づいて前記エアロゾル生成装置のパフ(puff)の発生如何を決定するように構成され、
    前記エアロゾル生成装置は、
    前記ヒータ、前記ユーザ入力検知センサ、前記圧力検知センサ、及び前記制御部を含む本体と、
    前記本体に沿って移動自在なスライダと、を含み、
    前記ユーザ入力検知センサは、前記スライダの移動を検知するように構成された、エアロゾル生成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記ユーザ入力検知センサによって前記スライダの移動が検知されたことに応答して、
    前記エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えるように構成された、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
  5. エアロゾル生成装置において、
    エアロゾル生成物質を加熱するように構成されたヒータと、
    前記ヒータに電力を供給するように構成されたバッテリと、
    ユーザの入力を受信するように構成されたユーザ入力検知センサと、
    圧力を検知するように構成された圧力検知センサと、
    制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記ユーザ入力検知センサを用いることで検知された前記ユーザの入力に応答して、前記圧力検知センサを用いることで初期圧力センシング値を獲得し、
    前記初期圧力センシング値に基づいて前記エアロゾル生成装置のパフ(puff)の発生如何を決定するように構成され、
    前記エアロゾル生成装置は、
    前記ヒータ、前記ユーザ入力検知センサ、前記圧力検知センサ、及び前記制御部を含む本体と、
    前記本体に沿って移動自在なスライダと、を含み、
    前記本体は、
    前記スライダの移動を検知するように構成された位置変化検知センサをさらに含み、
    前記制御部は、
    前記位置変化検知センサによって前記スライダの移動が検知されたことに応答して、前記エアロゾル生成装置のモードをスリープモードまたは休止モードから予熱モードまたは加熱モードに切換えるように構成された、エアロゾル生成装置。
  6. 前記エアロゾル生成装置の外面のうち、少なくとも一部は、金属材質によって形成され、
    前記ユーザ入力検知センサは、前記金属材質に対する前記ユーザの入力による静電容量の変化を検知するように構成された、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  7. 前記ユーザ入力検知センサは、静電容量型センサ(capacitive sensor)を含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  8. 前記圧力検知センサは、絶対圧センサを含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  9. エアロゾル生成装置を制御する方法において、
    ユーザ入力検知センサを用いてユーザの入力を検知する段階と、
    前記ユーザの入力を検知したことに応答して、前記エアロゾル生成装置の制御部によって、圧力検知センサを用いて初期圧力センシング値を獲得する段階と、
    前記制御部によって、前記初期圧力センシング値に基づいて前記エアロゾル生成装置のパフの発生如何を決定する段階と、を含
    前記圧力検知センサは、前記エアロゾル生成装置の外部及び内部の圧力変化を検知するように構成された、方法。
  10. 前記パフの発生如何を決定する段階は、
    前記初期圧力センシング値に基づいて基準圧力値を決定し、前記基準圧力値に基づいてしきい値を決定する段階と、
    前記圧力検知センサのセンシング値と前記しきい値に基づいてパフの発生如何を決定する段階と、を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記エアロゾル生成装置の外面のうち、少なくとも一部は、金属材質によって形成され、
    前記検知する段階は、
    前記ユーザ入力検知センサを用いて、前記金属材質に対する前記ユーザの入力による静電容量の変化を検知する段階を含む、請求項に記載の方法。
  12. 前記ユーザ入力検知センサは、静電容量型センサを含む、請求項に記載の方法。
  13. 前記圧力検知センサは、絶対圧センサを含む、請求項に記載の方法。
  14. 少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項の方法を行うように構成されたコンピュータコードを保存する非一時的コンピュータ可読記録媒体。
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