JP7222195B2 - 通信装置、スキャナ端末、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、スキャナ端末、通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信装置、スキャナ端末、通信システム、通信方法、及びプログラムに関する。
従来、近距離無線通信規格の1つであるBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)において、スレーブデバイスがマスターデバイスに発見してもらうために、所定の時間間隔で間欠的にアドバタイズパケットをブロードキャストすることが特許文献1に開示されている。
特開2012-142877号公報
従来のBLEでは、最大で31バイトのアドバタイジングデータをアドバタイズパケットに載せることができたが、2016年12月に公開された新しいバージョン(Bluetooth 5)では、最大で254バイトのアドバタイジングデータをアドバタイズパケットに載せることが可能になった。Bluetooth 5において追加されたPeriodic Advertising及びSecondary Advertisingを使用することで、大容量のデータを接続することなく周期的に送信できるようになった。Periodic Advertisingの周期は7.5msから81.91875sと比較的長い周期が設定できるように規定されているが、Secondary Advertisingを受信する為には前もって送信されるPrimary Channelでの種類がADV_EXT_INDであるAdvertiseを受信する必要がある。しかし、周囲にAdvertiseを行っている端末がある場合、混信によりPeriodic Advertisingを受信するために必要なPrimary ChannelのAdvertiseを正しく受信できない可能性が高くなり、結果としてPeriodic Advertisingを正しく受信できる確率が低下してしまう虞がる。
本発明の目的は、アドバタイズを行う端末が複数存在する場合であっても、受信確率の低下を避ける通信装置、スキャナ端末、通信システム、通信方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信装置は、
端末と通信し、また、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストする通信部と、
該通信部を制御して、前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及び前記アドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記送信情報を前記通信部にブロードキャストさせる制御部と、
を備え
前記送信情報は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズのチャンネルおよびタイミングを含み、
前記チャンネルまたは前記タイミングが前記端末毎に異なり、
前記制御部は、前記通信部を制御して、前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストする前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報をブロードキャストする、
ことを特徴とする。
本発明に従うと、アドバタイズを行う端末が複数存在する場合であっても、受信確率の低下を避けることができる。
実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 実施形態の親端末の構成を示すブロック図である。 実施形態の子端末の構成を示すブロック図である。 実施形態のスキャナ端末の構成を示すブロック図である。 アドバタイズパケットの構成例を示す図である。 Periodic Advertisingに関する情報の構成例を示す図である。 実施形態における通信システムのアドバタイズ動作の一例を示すシーケンス図である。 実施形態における親端末のCPUが実行する主アドバタイズ送信制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。 実施形態における子端末のCPUが実行する従アドバタイズ送信制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。 実施形態におけるスキャナ端末のCPUが実行するアドバタイズ受信制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。 変形例に係るコードと子端末から送信するデータの概要との関係を示すテーブルの一例である。 変形例に係るスキャナ端末の表示部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態に係る通信システム1は、図1に示すように、親端末(通信装置)100と、子端末(端末)200A~200Cと、スキャナ端末300と、を備える。親端末100、子端末200A~200C、およびスキャナ端末300は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLEという)に基づいて、互いに通信を行う。BLEとは、Bluetoothと呼ばれる近距離無線通信規格において、低消費電力を目的として策定された規格(モード)である。さらに、本実施形態においては、親端末100、子端末200A~200C、およびスキャナ端末300は、Bluetooth 5の仕様に従って、動作するものとする。本実施形態において、親端末100は、後述するアドバタイズに関する情報を子端末200A~200Cに送信し、スキャナ端末300にブロードキャストする。子端末200A~200Cは、親端末100から受信したアドバタイズに関する情報に基づいて、アドバタイズパケットをブロードキャストする。スキャナ端末300は、親端末100から受信した情報に基づいて、親端末100から送信されたアドバタイズパケットを受信する。
次に、実施形態に係る親端末100のハードウェア構成について説明する。親端末100は、図2に示すように、マイクロコンピュータ101と、ROM(Read Only Memory)102と、通信部103と、アンテナ104と、電力供給部105と、表示部106と、操作受付部107と、を備える。
マイクロコンピュータ101は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)110と、記憶部としてのRAM(Random Access Memory)111と、計時部112とを備える。なお、RAM111及び計時部112は、マイクロコンピュータ101の内部に限られず、マイクロコンピュータ101の外部に設けられてもよい。また、ROM102、通信部103、アンテナ104、及び電力供給部105は、マイクロコンピュータ101の外部に限られず、マイクロコンピュータ101の内部に設けられてもよい。
CPU110は、各種演算処理を行い、親端末100の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU110は、ROM102から制御プログラムを読み出し、RAM111にロードして各種機能に係る演算制御や表示などの各種動作処理を行う。また、CPU110は、通信部103を制御して子端末200A~200Cおよびスキャナ端末300とデータ通信を行う。
RAM111は、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性のメモリである。RAM111は、各種設定データを記憶する。
計時部112は、発振回路、分周回路、計時回路等から構成され、現在時刻を計時したり、他の通信装置とクロック同期を取ったりすることができる。
ROM102は、不揮発性メモリなどであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムには、子端末200A~200Cおよびスキャナ端末300との通信を制御するための各種処理の制御に係るプログラム113が含まれる。
通信部103は、例えば無線周波数(RF:Radio Frequency)回路やベースバンド(BB:Baseband)回路、メモリ回路で構成される。通信部103は、アンテナ104を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU110へ送る。また、通信部103は、CPU110から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ104を介して外部へ送信する。本実施形態において、通信部103は、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行うBluetoothコントローラにより実現される。
電力供給部105は、例えば、バッテリ、及び電圧変換回路を備える。電力供給部105は、親端末100内の各部の動作電圧で電力を供給する。電力供給部105のバッテリとしては、例えば、ボタン型乾電池等の一次電池や、リチウムイオン電池等の二次電池が用いられる。
表示部106は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイなどの表示パネルや、表示パネルの種別に応じた駆動信号をマイクロコンピュータ101からの制御信号に基づいて表示パネルに出力するドライバから構成される。表示部106は、例えば、親端末100の状態などを表示する。
操作受付部107は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号をマイクロコンピュータ101に出力する。例えば、操作受付部107としてタッチセンサが表示部106の表示パネルに重ねて設けられ、表示パネルとともにタッチパネルディスプレイを構成してもよい。この場合、タッチセンサは、当該タッチセンサへのユーザの接触動作に係る接触位置や接触態様を検出し、検出された接触位置や接触態様に応じた操作信号をマイクロコンピュータ101に出力する。
次に、実施形態に係る子端末200A~200Cのハードウェア構成について説明する。子端末200A~200Cは、図3に示すように、マイクロコンピュータ201と、ROM202と、通信部203と、アンテナ204と、電力供給部205と、表示部206と、操作受付部207とを備える。
マイクロコンピュータ201は、制御部としてのCPU210、記憶部としてのRAM211、計時部212などを備える。なお、RAM211及び計時部212は、マイクロコンピュータ201の内部に限られず、マイクロコンピュータ201の外部に設けられてもよい。また、ROM202、通信部203、アンテナ204、及び電力供給部205は、マイクロコンピュータ201の外部に限られず、マイクロコンピュータ201の内部に設けられてもよい。
CPU210は、各種演算処理を行い、子端末200A~200Cの全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU210は、ROM202から制御プログラムを読み出し、RAM211にロードして各種機能に係る演算制御や表示などの各種動作処理を行う。また、CPU210は、通信部203を制御して親端末100およびスキャナ端末300とデータ通信を行う。
RAM211は、SRAMやDRAMなどの揮発性のメモリである。RAM211は、各種設定データを記憶する。
計時部212は、発振回路、分周回路、計時回路等から構成され、現在時刻を計時したり、他の通信装置とクロック同期を取ったりすることができる。
ROM202は、不揮発性メモリなどであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムには、親端末100およびスキャナ端末300との通信を制御するための各種処理の制御に係るプログラム213が含まれる。
通信部203は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路、メモリ回路で構成される。通信部203は、アンテナ204を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU210へ送る。また、通信部203は、CPU210から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ204を介して外部へ送信する。本実施形態において、通信部203は、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行うBluetoothコントローラにより実現される。
電力供給部205は、例えば、バッテリ、及び電圧変換回路を備える。電力供給部205は、子端末200A~200C内の各部の動作電圧で電力を供給する。
表示部206は、例えば、LCDや有機ELディスプレイなどの表示パネルや、表示パネルの種別に応じた駆動信号をマイクロコンピュータ201からの制御信号に基づいて表示パネルに出力するドライバから構成される。表示部206は、例えば、親端末100から受信した情報、親端末100の状態などを表示する。
操作受付部207は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号をマイクロコンピュータ201に出力する。例えば、操作受付部207としてタッチセンサが表示部206の表示パネルに重ねて設けられ、表示パネルとともにタッチパネルディスプレイを構成してもよい。
次に、実施形態に係るスキャナ端末300のハードウェア構成について説明する。スキャナ端末300は、図4に示すように、マイクロコンピュータ301と、ROM302と、通信部303と、アンテナ304と、電力供給部305と、表示部306と、操作受付部307とを備える。スキャナ端末300は、例えば、スマートフォンから構成される。
マイクロコンピュータ301は、制御部としてのCPU310、記憶部としてのRAM311、計時部312などを備える。なお、RAM311及び計時部312は、マイクロコンピュータ301の内部に限られず、マイクロコンピュータ301の外部に設けられてもよい。また、ROM302、通信部303、アンテナ304、及び電力供給部305は、マイクロコンピュータ301の外部に限られず、マイクロコンピュータ301の内部に設けられてもよい。
CPU310は、各種演算処理を行い、スキャナ端末300の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU310は、ROM302から制御プログラムを読み出し、RAM311にロードして各種機能に係る演算制御や表示などの各種動作処理を行う。また、CPU310は、通信部303を制御して親端末100および子端末200A~200Cとデータ通信を行う。
RAM311は、SRAMやDRAMなどの揮発性のメモリである。RAM311は、一時データを記憶すると共に、各種設定データを記憶する。
計時部312は、発振回路、分周回路、計時回路等から構成され、現在時刻を計時したり、他の通信装置とクロック同期を取ったりすることができる。
ROM302は、不揮発性メモリなどであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムには、親端末100および子端末200A~200Cとの通信を制御するための各種処理の制御に係るプログラム313が含まれる。
通信部303は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路、メモリ回路で構成される。通信部303は、アンテナ304を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU310へ送る。また、通信部303は、CPU310から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ304を介して外部へ送信する。本実施形態において、通信部303は、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行うBluetoothコントローラにより実現される。
電力供給部305は、例えば、バッテリ、及び電圧変換回路を備える。電力供給部305は、スキャナ端末300内の各部の動作電圧で電力を供給する。
表示部306は、例えば、LCDや有機ELディスプレイなどの表示パネルや、表示パネルの種別に応じた駆動信号をマイクロコンピュータ201からの制御信号に基づいて表示パネルに出力するドライバから構成される。表示部206は、例えば、子端末200A~200Cから受信した情報を表示する。
操作受付部307は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号をマイクロコンピュータ301に出力する。例えば、操作受付部307としてタッチセンサが表示部306の表示パネルに重ねて設けられ、表示パネルとともにタッチパネルを構成してもよい。
次に、実施形態に係る親端末100のCPU110の機能構成について説明する。図2に示すように、CPU110は、アドバタイズ送信制御部121として機能する。アドバタイズ送信制御部121の機能は、通信部103のCPU等、マイクロコンピュータ101以外のプロセッサにより実現されても良い。
アドバタイズ送信制御部121としてのCPU110は、通信部103を制御して、子端末200A~200Cと接続し、定期的に子端末200A~200Cの送信情報であるPeriodic Advertisingに関する情報(PA情報)と、子端末200A~200Cに送信させる予定のデータ及び同期信号を子端末200A~200Cに送信するとともに同期をとる。PA情報は、通常のPeriodic Advertisingシーケンスにおいて種類が「AUX_ADV_IND」であるアドバタイズパケットで送信される「Sync Info」データと同等のデータを含む。また、CPU110は、通信部103を制御して、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを用いて、各子端末200A~200CのPA情報をスキャナ端末300に送信する。
例えば、CPU110は、送信するアドバタイズパケットの種類、アドバタイズパケットのタイミング(送信間隔)、及びアドバタイズパケットに載せる情報を指定するための設定を実行する。ここで、CPU110は、アドバタイズパケットの種類として、「ADV_NONCONN_IND」を設定する。「ADV_NONCONN_IND」は、不特定多数のデバイスに、接続せずにPA情報を含む情報を送信するためのアドバタイズパケットの種類である。これにより、通信部103は、子端末200A~200Cそれぞれについて、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを、設定されたタイミングでスキャナ端末300にブロードキャストする。なお、BLEでは、2.4GHzから2.48GHzまでの周波数帯域を2MHz幅で分割した40チャンネルを利用して通信する。この40チャンネルは、「0」~「39」までの番号が割り当てられており、このうち「0」~「36」がデータ通信に用いられ、「37」~「39」がアドバタイズパケットの送受信に用いられる。以下、「37」~「39」を「Primary Channel」、「0」~「36」を「Secondary Channel」という。従って、通信部103は、設定されたタイミングで、「Primary Channel」を用いてアドバタイズパケットをブロードキャストする。
本実施形態に係るアドバタイズパケットの構成例は、図5に示すように、リンクレイヤにおけるアドバタイズパケットのPDU(Protocol Data Unit)は、2~39バイトのサイズであり、2バイトのヘッダ(Header)と、最大37バイトのペイロード(Payload)とを含む。アドバタイズパケットの種類「ADV_NONCONN_IND」は、ヘッダで指定される。さらに、ペイロードは、親端末100のアドレスを示す6バイトのアドバタイザアドレス(Adv A)と、最大31バイトのアドバタイジングデータ(Adv Data)とを含む。アドバタイジングデータのサイズは、1パケットのペイロードの制約により最大31バイトである。アドバタイジングデータは、一組のレングス(Length)とデータ(Data)とを含む。データは、それぞれAD TypeとAD Dataとを含む。各AD Typeは、AD Dataの種類を表し、「Manufacture Specific Data」である。AD Typeが「Manufacturer Specific Data」である場合、AD Dataが、企業により任意に定められるデータであることを表す。AD Dataは、企業を識別するための「Company ID」と、任意のデータを含むことができる。一方のAD Dataは、2バイトの「Company ID」と18バイトのPA情報を含む。他方のAD Dataは、2バイトの「Company ID」と2~6バイトの子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報を含む。
PA情報は、図6に示すように、シンクパケットオフセット(Sync Packet Offset)とオフセットユニット(Offset Units)とRFU(Reserved for Future Use)とインターバル(Interval)とChM(Channel Map)とSCA(Sleep Clock Accuracy)とAA(Access Address)とCRCInit(Cyclic Redundancy Check Initialization value)とイベントカウンター(Event Counter)とを含む。シンクパケットオフセットとオフセットユニットは、次の種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットが送信されるタイミングを示す。インターバルは、1.25msを乗じたものが「Periodic Advertisement」の開始から次の開始パケットまでの時間間隔を示す。ChMとイベントカウンターは、使用される「Secondary Channel」のチャンネルを示す。「Secondary Channel」のチャンネルは、ChMとイベントカウンターを用いて「Channel Selection Algorithm #2」で算出される。ChMとイベントカウンターに代えて、「Channel Index」を用いて「Secondary Channel」を表してもよい。子端末200A~200C毎に、PA情報に含まれるチャンネルまたはタイミングが異なるように設定されることが好ましい。これにより、子端末200A~200Cから送信されるアドバタイズパケットのチャンネルまたはタイミングが異なるので、混信を防ぐことができる。
次に、実施形態に係る子端末200A~200CのCPU210の機能構成について説明する。図3に示すように、CPU210は、アドバタイズ送信制御部221として機能する。アドバタイズ送信制御部221の機能は、通信部203のCPU等、マイクロコンピュータ201以外のプロセッサにより実現されても良い。
アドバタイズ送信制御部221としてのCPU210は、通信部203を制御して、親端末100と接続し、定期的に親端末100から送信されたPA情報、子端末200A~200Cから送信するデータ及び同期信号を受信するとともに同期をとる。PA情報は、上述したように、通常のPeriodic Advertisingシーケンスにおいて種類が「AUX_ADV_IND」であるアドバタイズパケットで送信される「Sync Info」データと同等のデータを含む。次に、CPU210は、受信したPA情報に基づいて、RAM211に記憶したPA情報を更新する。次に、CPU210は、RAM211に記憶したPA情報より設定された「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングにより、アドバタイズパケットをブロードキャストする。ここで送信するアドバタイズパケットの種類は、「AUX_SYNC_IND」と「AUX_CHAIN_IND」を含む。「AUX_SYNC_IND」と「AUX_CHAIN_IND」は、拡張アドバタイズパケットであることを示す。詳細には、まず「AUX_SYNC_IND」で送信し、「AUX_SYNC_IND」だけでは送信しきれないデータは、「AUX_CHAIN_IND」を使用して続きを送信できるようになっている。「AUX_SYNC_IND」(及び「AUX_CHAIN_IND」)の後に、データの続きが「AUX_CHAIN_IND」で送信される際には、続きがあることを示すフラグとして、アドバタイズパケット内のmoreDataビットが1にセットされる。
次に、実施形態に係るスキャナ端末300のCPU310の機能構成について説明する。図4に示すように、CPU310は、アドバタイズ受信制御部321として機能する。アドバタイズ受信制御部321の機能は、通信部303のCPU等、マイクロコンピュータ301以外のプロセッサにより実現されても良い。
アドバタイズ受信制御部321としてのCPU310は、通信部303を制御して、親端末100からブロードキャストされた種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを受信する。そして、CPU310は、この種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットに含まれる子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報及びPA情報をRAM311に格納する。そして、CPU310は、通信部303を制御して、子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報を参照し、所望の情報が含まれる場合、PA情報で指定された「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングにより、子端末200A~200Cから送信されたアドバタイズパケットを受信する。ここで受信するアドバタイズパケットの種類は、「AUX_SYNC_IND」と「AUX_CHAIN_IND」を含む。
例えば、CPU310は、まず、アドバタイズパケットを受信するための設定を実行する。そして、通信部303は、「Primary Channel」を用いて、親端末100が送信した、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを受信する。その後、CPU310は、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットに含まれる子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報を参照し、所望の情報が含まれる場合、PA情報で指定された「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングを用いて、子端末200A~200Cから送信された、種類が「AUX_SYNC_IND」のアドバタイズパケットを受信し、受信したデータをRAM311に格納する。種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットに含まれるmoreDataビットが1にセットされている場合、CPU310は、種類が「AUX_CHAIN_IND」のアドバタイズパケットを更に受信し、受信したデータをRAM311に格納する。通信部203は、アドバタイズパケットを受信すると、CPU310に、アドバタイズパケットを受信したことを示すスアドバタイズ通知を出力する。そして、CPU310は、通信部303からアドバタイズ通知を受け付けると、通信部303が受信したアドバタイズパケットのデータを取得し、表示部306に表示する。
次に、本実施形態における通信システム1の動作について説明する。図7は、本実施形態における通信システム1のアドバタイズ動作の一例を示すシーケンス図である。図7に示す例では、親端末100と、子端末200A~200Cと、スキャナ端末300と、の動作について説明する。
まず、親端末100は、子端末200A~200Cに接続する。その後、親端末100は、子端末200Aに同期信号及びPA情報を送信する(ステップS10)。このPA情報には、子端末200Aからアドバタイズパケットをブロードキャストする「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングが含まれる。その後、親端末100は、子端末200Bに同期信号及びPA情報を送信する(ステップS11)。このPA情報には、子端末200bからアドバタイズパケットをブロードキャストする「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングが含まれる。その後、親端末100は、子端末200Cに同期信号及びPA情報を送信する(ステップS12)。このPA情報には、子端末200Cからアドバタイズパケットをブロードキャストする「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングが含まれる。
次に、親端末100は、子端末200Aに関する種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS13)。このアドバタイズパケットは、子端末200Aから送信するデータの概要を示す情報及びPA情報を含む。このPA情報は、子端末200Aからブロードキャストされるアドバタイズパケットの「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングが含まれる。次に、親端末100は、子端末200Bに関する種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS14)。このアドバタイズパケットは、子端末200Bから送信するデータの概要を示す情報及びPA情報を含む。このPA情報は、子端末200Bからブロードキャストされるアドバタイズパケットの「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングが含まれる。次に、親端末100は、子端末200Cに関する種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS15)。このアドバタイズパケットは、子端末200Cから送信するデータの概要を示す情報及びPA情報を含む。このPA情報は、子端末200Cからブロードキャストされるアドバタイズパケットの「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングが含まれる。スキャナ端末300は、ステップS13~ステップS15でブロードキャストされたアドバタイズパケットを受信する。ここでは、スキャナ端末300は、子端末200Aから送信するデータの概要を示す情報と子端末200Cから送信するデータの概要を示す情報とに所望の情報が含まれるとして以下説明する。
次に、子端末200Aは、親端末100から送信されたPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて、種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS16)。ここでは、子端末200Aは、種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットに続けて、種類が「AUX_CHAIN_IND」であるアドバタイズパケットを2つブロードキャストするとして説明する。つぎに、子端末200Aは、親端末100から送信されたPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて、種類が「AUX_CHAIN_IND」であるアドバタイズパケットを2つブロードキャストする(ステップS17、ステップS18)。スキャナ端末300は、親端末100からブロードキャストされたアドバタイズパケットに含まれる子端末200Aから送信するデータの概要を示す情報に所望の情報を含むので、スキャナ端末300は、親端末100から送信されたPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて、ステップS16~ステップS18で送信されたアドバタイズパケットを受信する。
次に、子端末200Bは、親端末100から送信されたPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて、種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS19)。スキャナ端末300は、親端末100からブロードキャストされたアドバタイズパケットに含まれる子端末200Bから送信するデータの概要を示す情報に所望の情報を含まないので、ステップS19で送信されたアドバタイズパケットを受信しない。
次に、子端末200Cは、親端末100から送信されたPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて、種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS20)。ここでは、子端末200Cは、種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットに続けて、種類が「AUX_CHAIN_IND」であるアドバタイズパケットを1つブロードキャストするとして説明する。つぎに、子端末200Cは、親端末100から送信されたPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて、種類が「AUX_CHAIN_IND」であるアドバタイズパケットを1つブロードキャストする(ステップS21)。スキャナ端末300は、ステップS16~ステップS18と同様に、ステップS20~ステップS21で送信されたアドバタイズパケットを受信する。
次に、本実施形態に係る親端末100の動作について詳細に説明する。図8は、本実施形態における親端末100のCPU110が実行する主アドバタイズ送信制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。CPU110は、例えば、ユーザの操作、所定の時間毎や、所定の日時になったことを契機として、本処理を開始する。
まず、CPU110は、子端末200A~200Cと接続する(ステップS101)。接続する際に必要な子端末200のアドレス情報等はリスト化してROM102に予め記憶しておくようにしてもよいし、子端末200が接続可能であることを示す情報をブロードキャストし、親端末100がその情報を受信することによって接続する子端末200のアドレス情報等を取得し、リスト化してRAM111に記憶するようにしてもよい。そして、CPU110は、これら子端末200のアドレス情報等から、接続する子端末200の数を取得する。そして、CPU110は、子端末200A~200Cと通信するタイミングか否かを判定する(ステップS102)。通信するタイミングか否かは、本処理の開始又は前回子端末200A~200Cに送信してから一定期間が経過したか否かにより判定する。
CPU110は、子端末200A~200Cと通信するタイミングになると(ステップS102;Yes)、同期信号を送信し子端末200A~200Cと同期する(ステップS103)。そして、CPU110は、PA情報および子端末200Aから送信する予定のデータを送信する(ステップS104)。PA情報は、子端末200A~200Cから送信されるアドバタイズパケットの「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングを含む。つぎに、CPU110は、全ての子端末200A~200Cに送信したか判定する(ステップS105)。全ての子端末200A~200Cに送信していないと判定されると(ステップS105;No)、ステップS103に戻って、残りの子端末200A~200Cと同期し(ステップS103)、PA情報を送信する(ステップS104)。
全ての子端末200A~200Cに送信したと判定されると(ステップS105;Yes)、CPU110は、子端末200A~200Cのうちの何れか1つについて、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを示すデータを準備する(ステップS106)。種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットは、子端末200A~200Cのうちの何れか1つから送信するデータの概要を示す情報と、PA情報と、を含む。つぎに、CPU110は、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS107)。つぎに、全ての子端末200A~200Cそれぞれについて、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットをブロードキャストしたか否かを判定する(ステップS108)。全ての子端末200A~200Cのアドバタイズパケットがブロードキャストされていないと判定されると(ステップS108;No)、ステップS106に戻り、残りの子端末200A~200Cのうちの何れか1つについて、アドバタイズパケットを示すデータを準備し(ステップS106)、アドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS107)。
全ての子端末200A~200Cの種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットが送信されたと判定されると(ステップS108;Yes)、ユーザの操作、所定の時間が経過したことにより、終了指示がされたか否かを判定する(ステップS109)。終了指示がされていない場合(ステップS109;No)、ステップS102に戻り、ステップS102~ステップS109を繰り返す。終了指示がされた場合(ステップS109;Yes)、CPU110は、子端末200A~200Cと通信を切断し(ステップS110)、本処理を終了する。
次に、本実施形態に係る子端末200A~200Cの動作について詳細に説明する。図9は、本実施形態における子端末200A~200CのCPU210が実行する従アドバタイズ送信制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。CPU210は、例えば、ユーザの操作、所定の時間毎や、所定の日時になったことを契機として、本処理を開始する。
まず、CPU210は、親端末100と接続する(ステップS201)。そして、CPU210は、親端末100から同期信号およびPA情報が送信されたか否かを判定する(ステップS202)。CPU210は、親端末100から同期信号およびPA情報が送信されたと判定すると(ステップS202;Yes)、CPU210は、親端末100と同期し(ステップS203)、PA情報および子端末200Aから送信する予定のデータを受信する(ステップS204)。PA情報は、子端末200Aから送信するアドバタイズパケットの「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングを含む。つぎに、CPU210は、RAM211に記憶したPA情報及び子端末200Aから送信する予定のデータを更新する(ステップS205)。親端末100から同期信号およびPA情報が送信されていない場合(ステップS202;No)、ステップS206に進む。
次に、CPU210は、アドバタイズパケットをブロードキャストするタイミングか否かを判定する(ステップS206)。ブロードキャストするタイミングか否かは、親端末100から送信された同期信号及びPA情報に含まれるタイミングに基づいて判定される。アドバタイズパケットをブロードキャストするタイミングでないと判定すると(ステップS206;No)、ステップS202に戻る。
アドバタイズパケットをブロードキャストするタイミングであると判定すると(ステップS206;Yes)、アドバタイズパケットをブロードキャストする(ステップS207)。このアドバタイズパケットは、RAM211に記憶したPA情報に含まれる「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングに基づいて送信される。ここで送信されるアドバタイズパケットの種類は、「AUX_SYNC_IND」と「AUX_CHAIN_IND」を含む。つぎに、ユーザの操作、所定の時間が経過したことにより、終了指示がされたか否かを判定する(ステップS208)。終了指示がされていない場合(ステップS208;No)、ステップS202に戻り、ステップS202~ステップS208を繰り返す。終了指示がされた場合(ステップS208;Yes)、CPU110は、親端末100と通信を切断し(ステップS209)、本処理を終了する。
次に、本実施形態に係るスキャナ端末300の動作について詳細に説明する。図10は、本実施形態におけるスキャナ端末300のCPU310が実行するアドバタイズ受信制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。CPU310は、例えば、ユーザの操作を契機として、本処理を開始する。
スキャナ端末300のCPU310は、アドバタイズをスキャンする(ステップS301)。そして、CPU310は、通信部303から種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズを受け付けたか否かを判定する(ステップS302)。CPU310は、アドバタイズを受け付けるまで待機する(ステップS302;No)。
種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズを受け付けると(ステップS302;Yes)、CPU310は、このアドバタイズに含まれるPA情報及び子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報をRAM311に格納する(ステップS303)。次に、CPU310は、RAM311に格納した子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報に所望の情報があるか否かを判定する(ステップS304)。所望の情報があるか否かは、データの概要を示す情報が、予めRAM311に格納した所望の情報に適合する情報であるか否かにより判定する。所望の情報がない場合(ステップS304;No)、ステップS302に戻る。
所望の情報がある場合(ステップS304;Yes)、RAM311に格納したPA情報基づいて、「Secondary Channel」のチャンネルおよびタイミングを指定する(ステップS305)。つぎに、CPU310は、種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットを受信したか否かを判定する(ステップS306)。種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットを受信していない場合(ステップS306;No)、所望の情報全てを受信完了したか否かを判定する(ステップS310)。種類が「AUX_SYNC_IND」であるアドバタイズパケットを受信した場合(ステップS306;Yes)、このアドバタイズパケットに含まれるデータをRAM311に格納する(ステップS307)。RAM311に格納したデータは、表示部306に表示される。CPU310は、更にデータがあるか否かを判定する(ステップS308)。更にデータがあるか否かは、ステップS306又はステップS309において取得したアドバタイズパケット内のmoreDataビットが1にセットされているか否かにより判定する。更にデータがある場合(ステップS308;Yes)、CPU310は、種類が「AUX_CHAIN_IND」であるアドバタイズパケットを受け付けたか否かを判定する(ステップS309)。CPU310は、アドバタイズパケットを受け付けるまで待機する(ステップS309;No)。種類が「AUX_CHAIN_IND」であるアドバタイズパケットを受け付けると(ステップS309;Yes)、このアドバタイズパケットに含まれるデータをRAM311に格納する(ステップS307)。RAM311に格納したデータは、表示部306に表示される。
更にデータがない場合(ステップS308;No)、所望の情報全てを受信完了したか否かを判定する(ステップS310)。所望の情報全てを受信完了したか否かは、ステップS303で格納した子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報のうち、予めRAM311に格納した所望の情報に適合する情報を送信する子端末200A~200Cを特定し、特定した全ての子端末200A~200Cから受信を完了したか否かにより判定する。所望の情報全てを受信完了していない場合(ステップS310;No)、ステップS305に戻る。所望の情報全てを受信完了した場合(ステップS310;Yes)、ユーザの操作により終了指示がされたか否かを判定する(ステップS311)。終了指示がされていない場合(ステップS311;No)、ステップS302に戻り、ステップS302~ステップS311を繰り返す。終了指示がされた場合(ステップS311;Yes)、CPU310は、アドバタイズのスキャンを停止し(ステップS312)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る通信システム1は、子端末200A~200Cが使用する「Secondary Channel」のチャンネルを親端末100で管理し、親端末100から子端末200A~200Cに同期信号及びPA情報を送信し、子端末200A~200Cでは「Primary Channel」を使用しないことによって、「Primary Channel」及び「Secondary Channel」の混信を避けることができる。また、親端末100からスキャナ端末300に種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズを送信することで、子端末200A~200CがPeriodic Advertisingを行う際、種類が「ADV_EXT_IND」及び「AUX_ADV_IND」であるアドバタイズパケットの送信を省略することができ、子端末200A~200Cの消費電力を低減できる。また、Periodic Advertisingを受信する為の「Primary Channel」のAdvertiseが親端末100で管理されていることにより混信しにくくなる為、Periodic Advertisingを行う端末が周囲に多い状況でもスキャナ端末300での受信確率の悪化を避けられる。従って、本実施の形態に係る通信システム1は、Periodic Advertisingを行う子端末200A~200Cの消費電力を低減し、スキャナ端末300でのPeriodic Advertisingの受信確率の悪化を避けることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、通信システム1は、3つの子端末を有する例について説明した。通信システム1は、1つの子端末を有すればよく、2つの子端末を有してもよく、4つ以上の子端末を有してもよい。
上記の実施形態では、親端末100が、子端末200A~200Cについて種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを順番に送信する例について説明したが、子端末200A~200Cについての種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを送信する時間の長さ、送信頻度、又は送信順序を変更することで、子端末200A~200Cにおける優先順位を付けても良い。このようにすることで、重要なデータを優先的にアドバタイズできる。
上記の実施の形態では、親端末100が、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットに子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報を含めてブロードキャストする例について説明した。データの概要を示す情報は、図11に示すように、データの概要を示す情報をコードに変換したものであってもよい。このようにすることで、データの送信量を少なくできる。この場合、スキャナ端末300は、コードとデータの概要を示す情報とを紐付けしたテーブルを予めROM302に記憶しておく。スキャナ端末300は、種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを受信すると、図12に示すように、コードをデータの概要を示す情報に変換して表示部306に表示する。このとき、上述したアドバタイズ受信制御処理のステップS304の判定を、表示されたデータの概要を示す情報のうちから、ユーザが選択した所望の情報を操作受付部307に入力し、入力されたデータの概要を示す情報により判定されてもよい。また、予めユーザの所望の情報をROM302に記憶し、上述したアドバタイズ受信制御処理のステップS304の判定を、ユーザの所望の情報に関連のある情報であるか否かにより判定してもよい。また、予めユーザの年齢および性別を示す情報をROM302に記憶し、上述したアドバタイズ受信制御処理のステップS304の判定を、ユーザの年齢および性別に関連のある情報であるか否かにより判定してもよい。
また、親端末100は、アドバタイズパケットに子端末200A~200Cから送信するデータの概要を示す情報をPA情報に含めずブロードキャストしてもよい。この場合、スキャナ端末300は、子端末200A~200Cからブロードキャストされたアドバタイズパケットを全て受信する。また親端末100は、子端末の台数を示すデータをPA情報に含めてブロードキャストしてもよい。このようにすることで、スキャナ端末300は、全ての子端末についての種類が「ADV_NONCONN_IND」であるアドバタイズパケットを受信したか否かを判定できる。
また、上記の実施形態において、親端末100、子端末200及びスキャナ端末300は、全て計時部を備え、計時機能を備える装置であるものとして説明した。しかし、これらの装置は、計時部無しでも通信部によりお互いにクロック同期を取ることができるのであれば、計時部を備えなくてもよい。また、上記の実施形態において、親端末100、子端末200A~200C及びスキャナ端末300が互いに通信する例について説明した。親端末100、子端末200A~200C及びスキャナ端末300は、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行う通信部を備えているなら、任意の装置でよく、スマートフォン、携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、電子時計、スマートウォッチ等の通信機能を備える電子機器であればよい。
また、上記の実施形態において、親端末100と子端末200とは近距離無線通信によって接続されているものとして説明した。しかし、これらの装置は、有線によって接続されていてもよい。
また、上記の実施形態では、CPU110、210、310が制御動作を行う例を説明した。しかし、制御動作は、CPU110、210、310によるソフトウェア制御に限られるものではない。制御動作の一部又は全部が専用の論理回路などのハードウェア構成を用いてなされても良い。
また、以上の説明では、本発明の無線制御処理に係るプログラム113、213、313を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM102、202、303を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記憶媒体を適用してもよい。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
端末と通信し、また、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストする通信部と、
該通信部を制御して、前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及び前記アドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記送信情報を前記通信部にブロードキャストさせる制御部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記制御部は、前記通信部を制御して、複数の前記端末に、前記端末毎に異なる前記送信情報を送信し、前記スキャナ端末に複数の前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記端末毎に異なる前記送信情報を前記通信部にブロードキャストさせる、
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記送信情報は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズのチャンネルおよびタイミングを含み、
前記チャンネルまたは前記タイミングが前記端末毎に異なる、
ことを特徴とする付記1または2に記載の通信装置。
(付記4)
前記制御部は、前記通信部を制御して、前記端末と通信し、前記端末と同期をとる、
ことを特徴とする付記1から3の何れか1つに記載の通信装置。
(付記5)
前記制御部は、前記通信部を制御して、前記端末からブロードキャストする前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報を更にブロードキャストする、
ことを特徴とする付記1から4の何れか1つに記載の通信装置。
(付記6)
端末からブロードキャストされたアドバタイズ、及び通信装置からブロードキャストされた前記端末からブロードキャストされる予定のアドバタイズに関する送信情報を受信する通信部と、
前記通信部を制御して、前記通信装置からブロードキャストされた前記アドバタイズに含まれる前記送信情報に基づいて、前記端末から送信されたアドバタイズを受信する制御部と、
を備えることを特徴とするスキャナ端末。
(付記7)
前記制御部は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報を前記通信装置から受信すると、前記データの概要を示す情報に基づいて、前記端末から送信されたアドバタイズを受信するか否かを判断する、
ことを特徴とする付記6に記載のスキャナ端末。
(付記8)
付記1から5の何れか1つに記載の通信装置と、
端末と、を備え、
前記端末は、
前記通信装置と通信し、前記スキャナ端末にブロードキャストする通信部と、
該通信部を制御して、前記通信装置から送信されたアドバタイズに関する送信情報に基づいて、アドバタイズをブロードキャストする制御部と、を備える、
ことを特徴とする通信システム。
(付記9)
端末と通信し、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストする通信装置が実行する通信方法であって、
前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及びアドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、
前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記送信情報を通信部にブロードキャストさせる、
ことを特徴とする通信方法。
(付記10)
端末と通信し、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストするコンピュータに、
前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及びアドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、
前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記送信情報を通信部にブロードキャストさせる、
処理を実行させるためのプログラム。
1…通信システム、100…親端末、101…マイクロコンピュータ、102…ROM、103…通信部、104…アンテナ、105…電力供給部、106…表示部、107…操作受付部、110…CPU、111…RAM、112…計時部、113…プログラム、121…アドバタイズ送信制御部、200、200A、200B、200C…子端末、201…マイクロコンピュータ、202…ROM、203…通信部、204…アンテナ、205…電力供給部、206…表示部、207…操作受付部、210…CPU、211…RAM、212…計時部、213…プログラム、221…アドバタイズ受信制御部、300…スキャナ端末、301…マイクロコンピュータ、302…ROM、303…通信部、304…アンテナ、305…電力供給部、306…表示部、307…操作受付部、310…CPU、311…RAM、312…計時部、313…プログラム、321…アドバタイズ受信制御部

Claims (7)

  1. 端末と通信し、また、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストする通信部と、
    該通信部を制御して、前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及び前記アドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記送信情報を前記通信部にブロードキャストさせる制御部と、
    を備え
    前記送信情報は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズのチャンネルおよびタイミングを含み、
    前記チャンネルまたは前記タイミングが前記端末毎に異なり、
    前記制御部は、前記通信部を制御して、前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストする前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報をブロードキャストする、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記通信部を制御して、複数の前記端末に、前記端末毎に異なる前記送信情報を送信し、前記スキャナ端末に複数の前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズを受信させるための前記端末毎に異なる前記送信情報を前記通信部にブロードキャストさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、前記通信部を制御して、前記端末と通信し、前記端末と同期をとる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 端末からブロードキャストされたアドバタイズ、及び通信装置からブロードキャストされた前記端末からブロードキャストされる予定のアドバタイズに関する送信情報を受信する通信部と、
    前記通信部を制御して、前記通信装置からブロードキャストされた前記アドバタイズに含まれる前記送信情報に基づいて、前記端末から送信されたアドバタイズを受信する制御部と、
    を備え
    前記送信情報は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズのチャンネルおよびタイミングを含み、
    前記チャンネルまたは前記タイミングが前記端末毎に異なり、
    前記制御部は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報を前記通信装置から受信すると、前記データの概要を示す情報に基づいて、前記端末から送信されたアドバタイズを受信するか否かを判断する、
    ことを特徴とするスキャナ端末。
  5. 請求項1からの何れか1項に記載の通信装置と、
    端末と、を備え、
    前記端末は、
    前記通信装置と通信し、前記スキャナ端末にブロードキャストする通信部と、
    該通信部を制御して、前記通信装置から送信されたアドバタイズに関する送信情報に基づいて、アドバタイズをブロードキャストする制御部と、を備える、
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 端末と通信し、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストする通信装置が実行する通信方法であって、
    前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及びアドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、
    前記送信情報は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズのチャンネルおよびタイミングを含み、
    前記チャンネルまたは前記タイミングは前記端末毎に異なり、
    前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報を通信部にブロードキャストさせる、
    ことを特徴とする通信方法。
  7. 端末と通信し、該端末からデータを受信するスキャナ端末にブロードキャストするコンピュータに、
    前記端末にブロードキャストさせる予定のアドバタイズに含まれるデータ及びアドバタイズに関する送信情報を、前記端末に送信させ、
    前記送信情報は、前記端末からブロードキャストされる前記アドバタイズのチャンネルおよびタイミングを含み、
    前記チャンネルまたは前記タイミングは前記端末毎に異なり、
    前記スキャナ端末に前記端末からブロードキャストされた前記アドバタイズに含まれるデータの概要を示す情報を通信部にブロードキャストさせる、
    処理を実行させるためのプログラム。
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