JP7221139B2 - システム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、システム、方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、製品又は子部品について在庫または発注残の引当を行って正味所要量及び所要期日を計算し、生産に必要な作業と、設備の日産能力に基づいて、期日に遅延しないような生産日程を計画し、且つ、生産日程に合わせて部品や原材料となる品目の所要期日を計画し、生産すべき品目について所要量展開を行い、子品目の総所要量を計算し、運搬を伴う品目について期日に遅延しないような運搬日程を計画し、運搬する品目の総所要量及び運搬の所要期日を計画し、供給手段が調達と定義されている品目について期日に遅延しないような調達計画を行うことが開示されている。
特開2012-88784号公報
ところで、多数の設備を有する工場において種々の工程パターンの注文を処理する場合、各設備の仕掛かりを切らすことなく、効率的なスケジュールを立案することは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、注文処理の効率化を図ることが可能なシステム、方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一の態様のシステムは、複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定するシステムであって、前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測する予測手段と、前記予測手段の予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出する検出手段と、前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する算出手段と、を備える。
また、本発明の他の態様の方法は、複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定する方法であって、前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測し、予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出し、前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する。
また、本発明の他の態様のプログラムは、複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定するシステムのコンピュータを、前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測する予測手段、前記予測手段の予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出する検出手段、及び、前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する算出手段、として機能させる。
本発明によれば、注文処理の効率化を図ることが可能となる。
工場投入納期算出システムの構成例を示すブロック図である。 工程パターンの例を示す図である。 注文情報の例を示す図である。 標準リードタイム情報の例を示す図である。 工場投入納期算出方法の手順例を示すフロー図である。 仕掛かり在庫の推移の例を示す図である。 仕掛かり在庫の推移の例を示す図である。 工程パターンの例を示す図である。 注文情報の例を示す図である。 標準リードタイム情報の例を示す図である。 工場投入納期算出方法の手順例を示すフロー図である。 仕掛かり在庫の推移の例を示す図である。 図12に続く図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係るシステムとしての工場投入納期算出システム1の構成例を示すブロック図である。工場投入納期算出システム1は、顧客からの注文を工場に投入する納期を算出するためのシステムである。
工場投入納期算出システム1は、制御部10を備えている。制御部10は、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリ及び入出力インターフェース等を含んだコンピュータである。制御部10のCPUは、ROM又は不揮発性メモリからRAMにロードされたプログラムに従って情報処理を実行する。
プログラムは、例えば光ディスク又はメモリカード等の情報記憶媒体を介して供給されてもよいし、例えばインターネット又はLAN等の通信ネットワークを介して供給されてもよい。
図2は、工程パターンの例を示す図である。工場は、複数種類の設備を備えている。設備は、例えば熱延、冷延工場、スリッタ1、スリッタ2、精製、及び出荷等のための設備を含んでいる。ここでは、簡単化のため、冷延に係る設備群を総称して冷延工場と表現している。
工程パターンは、工場が備える複数種類の設備から選択される一部の設備を順に通過するパターンである。例えば、熱延、冷延工場、スリッタ1、及び出荷を順に通過する工程パターン1や、熱延、冷延工場、スリッタ2、精製、及び出荷を順に通過する工程パターン2などがある。
図3は、注文情報の例を示す図である。注文は、工程パターンを特定するものである。また、注文は、工程パターンの他に、納期(ここでは顧客納期)及び処理量も特定している。
図4は、標準リードタイム情報の例を示す図である。リードタイムは、前設備が処理を開始してから後設備に到着するまでの期間である。標準リードタイムは、過去の実績に基づいて定められる標準的なリードタイムである。なお、実際のリードタイムは、工場内の仕掛量に応じて変化し得る。
注文情報及び標準リードタイム情報などの情報は、制御部10の内部又は外部に構築されるデータベースに格納され、制御部10により読み出される。
図1の説明に戻り、制御部10は、情報取得部11、仕掛推移推定部12、安全仕掛量判定部13、対象注文抽出部14、投入納期算出部15、投入時期決定部16、及び注文投入判定部17を備えている。これらは、制御部10のCPUがROM又は不揮発性メモリからRAMにロードされたプログラムに従って情報処理を実行することによって実現される。
仕掛推移推定部12は予測手段の一例であり、安全仕掛量判定部13は検出手段の一例であり、対象注文抽出部14は抽出手段の一例であり、投入納期算出部15は算出手段の一例であり、投入時期決定部16は決定手段の一例である。
情報取得部11は、データベースから注文情報及び標準リードタイム情報などの情報を取得する。
仕掛推移推定部12は、各設備の仕掛かり在庫の推移を予測する。各設備の仕掛かり在庫の推移は、予測時点における各設備の待機在庫と、各設備のリードタイムとに基づいて予測される。具体的には、仕掛推移推定部12は、情報取得部11により取得された、予測時点における各設備の待機在庫の情報、各設備の標準リードタイム情報(図4参照)、工程パターンの情報等に基づいて、各設備の仕掛かり在庫の推移を予測する。
待機在庫は、その設備で既に待機している処理待ちの在庫である。予定在庫は、その設備に到着予定の在庫であり、前設備の待機在庫及び標準リードタイムに基づいて算出される。仕掛かり在庫は、待機在庫と予定在庫とを含んでいる。すなわち、任意の時点における仕掛かり在庫は、当該時点における待機在庫と、当該時点までに到着予定の予定在庫とを含んでいる。
安全仕掛量判定部13は、仕掛推移推定部12の予測結果に基づき、仕掛かり在庫が安全在庫(すなわち、閾値)以下となることが予測される設備(以下、在庫不足設備という)及びその時期(以下、在庫不足時期という)を検出する。
対象注文抽出部14は、複数の注文から、在庫不足設備を通過する注文を抽出する。具体的には、対象注文抽出部14は、注文情報(図3参照)に含まれる複数の注文の中から、安全仕掛量判定部13により検出された在庫不足設備を通過する工程パターンを特定する注文を抽出する。
さらに、対象注文抽出部14は、在庫不足設備を通過する注文が複数ある場合、顧客納期が最も早い注文を抽出する。又は、在庫不足設備の次に仕掛かり在庫が安全在庫以下となることが予測される設備を通過する注文を抽出してもよい。
投入納期算出部15は、対象注文抽出部14により抽出された注文の投入納期を、在庫不足時期までに在庫不足設備を通過するように算出する。投入納期(着手納期)は、工場に投入する期限、すなわち工程パターンの最初の設備による処理を開始する期限である。投入納期は、在庫不足設備よりも上流の設備のリードタイムに基づいて決定される。
具体的には、投入納期算出部15は、対象注文抽出部14により抽出された注文の工程パターンに含まれる在庫不足設備よりも上流の設備の標準リードタイムを在庫不足時期から逆算することによって、当該注文の投入納期を在庫不足時期までに在庫不足設備を通過するように算出する。
投入時期決定部16は、投入納期算出部15により算出された投入納期よりも前の時期(ないしは早い時期)を、対象注文抽出部14により抽出された注文の投入時期として決定する。投入時期(着手時期)は、工場に投入する時期、すなわち工程パターンの最初の設備による処理を開始する時期である。
注文投入判定部17は、注文情報(図3参照)に含まれる投入予定の全注文の投入時期を決定したか判定する。仕掛推移推定部12、安全仕掛量判定部13、対象注文抽出部14、投入納期算出部15、及び投入時期決定部16は、全注文の投入時期が決定されるまで上記の処理を繰り返し実行する。
図5は、工場投入納期算出システム1において実現される、実施形態に係る方法としての工場投入納期算出方法の手順例を示すフロー図である。
工場投入納期算出システム1の制御部10は、同図に示す情報処理をプログラムに従って実行することにより、上記図1に示した仕掛推移推定部12、安全仕掛量判定部13、対象注文抽出部14、投入納期算出部15、投入時期決定部16、及び注文投入判定部17として機能する。
まず、制御部10は、各設備の仕掛かり在庫の推移を計算し、各設備の仕掛かり在庫が安全在庫以下となる日を検出する(S11;仕掛推移推定部12及び安全仕掛量判定部13としての処理)。
図6は、仕掛かり在庫の推移の例を示す図である。ここでは、簡単化のため、スリッタ1及び精製のみを示している。評価の欄の「OK」は、仕掛かり在庫が安全在庫(すなわち、閾値)を上回っていることを表し、「NG」は、仕掛かり在庫が安全在庫以下であることを表している。
仕掛かり在庫の推移は、例えば下記に説明するように、「初期値」に「入力」を加え、「出力」を差し引くことによって計算される。具体例を、スリッタ1の2月11日分の計算について説明する(計算日は2月10日とする)。
初期値は、着目する設備の前日の仕掛かり在庫である。具体例では、初期値は、スリッタ1の2月10日の仕掛かり在庫(3.0日分)となる。これは、予測時点における待機在庫の例である。
入力は、上流の設備から着目する設備への標準リードタイムに基づいて計算される。具体例では、スリッタ1の上流の冷延工場(図2参照)が工程パターン1に係る注文を、スリッタ1の生産性に換算して2.2日分、処理するものとする。
出力は、着目する設備の1日当たりの処理量である。具体例では、スリッタ1は、2月10日に1.0日分を処理するものとする。
したがって、スリッタ1の2月11日分の仕掛かり在庫は、「初期値」に「入力」を加え、「出力」を差し引くことによって、3.0日+2.2日-1.0日で4.2日分となる。このように、各設備の仕掛かり在庫は、計算日から一日分ずつ順々に計算される。
図5の説明に戻り、次に、制御部10は、最も早く仕掛かり在庫が安全在庫以下となる設備を選択する(S12;安全仕掛量判定部13としての処理)。図6に示すように、具体例では、スリッタ1が他の設備と比べて最も早く安全在庫を下回っているので(2月22日にNGとなっている)、スリッタ1が選択される。
次に、制御部10は、選択した設備を通過する注文を抽出し、その中から最も顧客納期が早いものを選択する(S13;対象注文抽出部14としての処理)。具体例では、注文情報(図3参照)からスリッタ1を通過する工程パターン1に係る注文A,C,E,Gが抽出され、その中から最も顧客納期が早い注文Aが選択される。
次に、制御部10は、選択した注文の投入納期を計算する(S14;投入納期算出部15としての処理)。具体例では、スリッタ1の仕掛かり在庫が安全在庫以下となる日(2月22日)から、注文Aにおいてスリッタ1に到達するまでの標準リードタイム(2+8=10日;図4参照)を引いた日(2月12日)が投入納期となる。
次に、制御部10は、選択した注文を投入納期に間に合うタイミングで投入するように投入計画を仮作成する、すなわち投入時期を仮決定する(S15;投入時期決定部16としての処理)。具体例では、注文Aを、投入納期(2月12日)に間に合うタイミングで投入するように、すなわち工程パターン1の最初の設備である熱延(図2参照)による処理を開始するように、投入時期を仮決定する。
次に、制御部10は、全ての注文の投入計画の仮作成が完了したか否かを判定する(S16;注文投入判定部17としての処理)。制御部10は、全ての注文の投入計画の仮作成が完了するまで、S11-S15の処理を繰り返す。
全ての注文の投入計画の仮作成が完了した場合(S16:YES)、制御部10は、仮作成された全ての注文の投入計画を正式なものとして、処理を終了する。
全ての注文の投入計画の仮作成が完了していない場合(S16:NO)、制御部10は、再び、各設備の仕掛かり在庫の推移を計算し、各設備の仕掛かり在庫が安全在庫以下となる日を検出する(S11)。ここでは、既に投入計画が仮作成された注文を待機在庫の情報に含めた上で、各設備の仕掛かり在庫の推移が計算される。
図7は、仕掛かり在庫の推移の例を示す図である。前のループで注文Aの投入計画を仮作成した結果、スリッタ1が安全在庫を下回る日が後退し(2月28日にNGとなっている)、精製が最も早く安全在庫を下回っている(2月25日にNGとなっている)。
そこで、制御部10は、精製を通過する工程パターン2に係る注文B,D,F,Hを抽出し、その中から最も顧客納期が早い注文Bを選択し、精製の仕掛かり在庫が安全在庫以下となる日(2月25日)から、注文Bにおいて精製に到達するまでの標準リードタイム(2+8+2=12日)を引いた日(2月13日)を投入納期とする。
以上に説明した実施形態によれば、多数の設備を有する工場で種々の工程パターンの注文を処理する場合において、各設備の仕掛かりを切らすことなく、効率的な投入計画を立案することが可能となり、工場能力を最大限に活用することが可能となる。
また、実施形態によれば、安全在庫以下となる設備を通過する注文のうち、最も顧客納期が早いものを優先するので、上記の工場能力の活用に加えて、納期遵守率向上や製品在庫最小化の効果をさらに期待できる。
以下、他の実施形態について説明する。上記実施形態と重複する要素又はステップについては、詳細な説明を省略することがある。
図8、図9、及び図10は、他の実施形態に係る工程パターン、注文情報、及び標準リードタイム情報の例を示す図である。工程パターン3は、熱延、冷延工場、スリッタ3、精製、及び出荷を順に通過する。
図11は、他の実施形態に係る方法としての工場投入納期算出方法の手順例を示すフロー図である。
まず、制御部10は、各設備の仕掛かり在庫の推移を計算し、各設備の仕掛かり在庫が安全在庫以下となる日を検出し、最も早く仕掛かり在庫が安全在庫以下となる設備を選択する(S11,S12)。図12及び図13に示すように、具体例では、精製が他の設備と比べて最も早く安全在庫を下回っているので(2月25日にNGとなっている)、精製が選択される。
次に、制御部10は、選択した設備を通過する注文を抽出し、次に仕掛かり在庫が安全在庫以下となる設備を通過するものを選択する(S23)。具体例では、注文情報(図9参照)から精製を通過する工程パターン2又は3に係る注文B,C,E,F,H,Iが抽出される。
ここで、注文B,E,Hはスリッタ2を通過するものであり、注文C,F,Iはスリッタ3を通過するものである。スリッタ2と3を比較すると、スリッタ2の方が早く仕掛かり在庫が安全在庫以下となるため(2月27日にNGとなっている)、注文B,E,Hが選択される。
次に、制御部10は、選択した注文の投入納期を計算し(S14)、選択した注文を投入納期に間に合うタイミングで投入するように投入計画を仮作成する、すなわち投入時期を仮決定する(S15)。制御部10は、全ての注文の投入計画の仮作成が完了するまで、S11-S15の処理を繰り返す(S16)。
以上に説明した実施形態によれば、上記の工場能力の活用に加えて、複数の設備の仕掛かり不足を考慮することが可能となる。すなわち、工程パターン全体で仕掛かり在庫が少ない注文を優先することで、より効率的な投入計画を立案することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が当業者にとって可能であることはもちろんである。
以上に説明した実施形態では、標準リードタイム情報(図4参照)に基づいて仕掛かり在庫の推移及び投入納期を算出していたが、上述したように実際のリードタイムは工場内の仕掛量に応じて変化し得るので、例えばリードタイム情報を複数用意し、工場内の仕掛量に応じてリードタイム情報を変更してもよい。
1 工場投入納期算出システム、10 制御部、11 情報取得部、12 仕掛推移推定部、13 安全仕掛量判定部、14 対象注文抽出部、15 投入納期算出部、16 投入時期決定部、17 注文投入判定部

Claims (9)

  1. 複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定するシステムであって、
    前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測する予測手段と、
    前記予測手段の予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出する検出手段と、
    前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する算出手段と、
    を備え
    複数の注文から、前記在庫不足設備を通過する注文を抽出する抽出手段をさらに備える、
    システム。
  2. 前記投入納期よりも前の時期を、前記在庫不足設備を通過する注文の投入時期として決定する決定手段をさらに備える、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記抽出手段は、前記在庫不足設備を通過する注文が複数ある場合、顧客納期が最も早い注文を抽出する、
    請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記抽出手段は、前記在庫不足設備を通過する注文が複数ある場合、前記在庫不足設備の次に前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備を通過する注文を抽出する、
    請求項1または2に記載のシステム。
  5. 複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定するシステムであって、
    前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測する予測手段と、
    前記予測手段の予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出する検出手段と、
    前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する算出手段と、
    を備え、
    前記予測手段は、予測時点における前記複数の設備のそれぞれの待機在庫と、前記複数の設備のそれぞれのリードタイムとに基づいて、前記仕掛かり在庫の推移を予測する、
    システム。
  6. 任意の時点における前記仕掛かり在庫は、当該時点における待機在庫と、当該時点までに到着予定の予定在庫とを含む、
    請求項1ないしの何れかに記載のシステム。
  7. 複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定するシステムであって、
    前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測する予測手段と、
    前記予測手段の予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出する検出手段と、
    前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する算出手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記注文における前記在庫不足設備よりも上流の設備のリードタイムに基づいて投入時期を決定する、
    システム。
  8. 複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時期を決定する方法であって、
    前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測し、
    予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出し、
    複数の注文から、前記在庫不足設備を通過する注文を抽出し、
    前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する、
    方法。
  9. 複数の設備から選択される一部の設備を順に通過する工程パターンに係る注文の投入時
    期を決定するシステムのコンピュータを、
    前記複数の設備のそれぞれについての仕掛かり在庫の推移を予測する予測手段、
    前記予測手段の予測結果に基づき、前記仕掛かり在庫が閾値以下となることが予測される設備及び時期を在庫不足設備及び在庫不足時期として検出する検出手段、
    前記在庫不足設備を通過する注文の投入納期を、前記在庫不足時期までに前記在庫不足設備を通過するように算出する算出手段、及び、
    複数の注文から、前記在庫不足設備を通過する注文を抽出する抽出手段、
    として機能させるためのプログラム。
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