JP7219786B2 - 釣り針飲み込み防止具 - Google Patents

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本発明は、釣り針を魚に飲み込まれてしまうことを防止する釣り針飲み込み防止具に関するものである。
魚釣りの際、特に釣り針に餌を取り付けて行う釣り方である餌釣りにおいて、魚に餌と共に釣り針を口内の奥深くまで飲み込まれ、その釣り針の回収に手間取ってしまうといったことが発生する。その場合、釣り針を飲み込んでしまった魚から釣り針をはずすことは面倒であり、また、その魚の傷口が広がり、再放流した場合であっても生き延びる可能性が低下するというものである。さらには、釣り針を魚からはずす作業に手間取り、釣りをする時間が削られてしまうことにもなる。
このような問題を解決するために、従来、魚に釣り針を口内の奥深くまで飲み込まれることを防止するための発明等がなされてきた。例えば、実全昭59-031865号公報においては、釣りの対象とする魚(対象魚)の口よりも大きな障害物を釣り糸あるいは釣り針の軸の上部付近に設置するものが開示されている。また、特開2002-112681号公報においては、釣り糸上の釣り針近傍にリング状の釣り針飲み込み防止手段を結束することにより、釣り針が飲み込まれることを防止するものが開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1、特許文献2いずれの方法においても、対象魚の口よりも大きなものを配置することで釣り針が飲み込まれることを防止しようとするものである。このようなものでは、魚に警戒心を抱かせてしまう可能性がある。
実全昭59-031865号公報 特開2002-112681号公報
そこで、本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、可及的に魚に警戒心を抱かせずに、針掛かかりするとともに、釣り針の飲み込みを防止する釣り針飲み込み防止具を提供することである。
上記の課題を解決するために、第1観点の釣り針飲み込み防止具は、釣り糸に取り付けた釣り針を魚に飲み込まれることを防止するために、その釣り針の懐の幅より小径の本体部と、本体部に取り付けた枝部と、を有し、本体部を、釣り糸に取り付けたときに、枝部は、魚に接触して、当該魚に飲み込まれることを防止するというものである。
また、第2観点の釣り針飲み込み防止具は、第1観点において、本体部は、当該本体部を上下に貫通するとともに釣り糸に取り付けるための貫通孔とを具備するというものである。
また、第3観点の釣り針飲み込み防止具は、釣り糸に取り付けた釣り針を魚に飲み込まれることを防止するために、その釣り針の懐の幅より小径であって、上下に貫通するとともに釣り針に取り付けるための貫通孔を具備する本体部と、本体部に取り付けた枝部と、を有し、貫通孔に、釣り針を取り付けたときに、枝部は、魚に接触して、当該魚に飲み込まれることを防止するというものである。
また、第4観点の釣り針飲み込み防止具は、第3観点において、貫通孔に嵌合する取り付け部材と、を有し、取り付け部材は、取り付け貫通孔部と、をさらに有し、釣り針に取り付けるための貫通孔および取り付け貫通孔部に、釣り糸を通し、取付け部材は、貫通孔と嵌合するというものである。
また、第5観点の釣り針飲み込み防止具は、第1観点から第4観点において、枝部は、合成樹脂によって形成されているというものである。
また、第6観点の釣り針飲み込み防止具は、第1観点から第5観点において、枝部は、透明性を有するというものである。
また、第7観点の釣り針飲み込み防止具は、第1観点から第4観点において、枝部は、金属を素材とするものよって形成されているというものである。
また、第8観点の釣り針飲み込み防止具は、第1観点から第7観点において、本体部は、ゴムまたは樹脂によって形成されているというものである。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、可及的に魚に警戒心を抱かせずに、針掛かかりするとともに、釣り針の飲み込みを防止する釣り針飲み込み防止具を提供することが可能となる。
Aは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具の正面図である。Bは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具の底面図である。 第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、ちもと部分の上方に取り付けた状態を示す状態図である。 Aは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、上方の、釣り針から離間した位置に取り付けた状態を示す状態図である。Bは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、通常の使用位置に取り付けた状態を示す状態図である。Cは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、通常の使用位置よりもさらに釣り針に近い位置に取り付けた状態を示す状態図である。 Aは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具を取り付けた仕掛けの釣り針に、魚が針掛かりした状態を示す状態図である。Bは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具の枝部が、魚の口吻の周囲に接触する状態を示す状態図である。Cは、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具の枝部が、魚の口腔内の壁面に接触する状態を示す状態図である。 Aは、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具の斜視図である。Bは、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具の正面図である。Cは、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具の底面図である。 第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、ちもと部分に取り付けた状態を示す状態図である。 Aは、取り付け部材の斜視図である。Bは、取り付け部材の正面図である。Cは、取り付け部材の底面図である。 Aは、取り付け部材に第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具を取り付けようとする状態を示す状態図である。Bは、取り付け部材に第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具を取り付け始めた状態を示す状態図である。Cは、取り付け部材に第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具を取り付けた状態を示す状態図である。 Aは、第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具の斜視図である。Bは、第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具の正面図である。Cは、第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具の底面図である。 第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、ちもと部分に取り付けた状態を示す状態図である。 Aは、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具の斜視図である。Bは、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具の正面図である。Cは、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具の底面図である。 第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、ちもと部分に取り付けた状態を示す状態図である。 Aは、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具の斜視図である。Bは、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具の正面図である。Cは、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具の底面図である。 第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具を、ちもと部分に取り付けた状態を示す状態図である。
第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10は、本体部20と、複数の枝部30とを有するものである。本体部20は、その中心に上下に貫通する貫通孔21を有する。本体部20は、略円柱形状を呈し、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂を素材とするものが好ましい。
また、上述の貫通孔21は、後述する釣り糸800を通し刺しするためのものである。なお、本体部20は、弾性力を有する材質、例えばゴムまたは合成樹脂類を素材とする場合にその貫通孔21は緊縮力を有する。したがって、釣り糸800の径(太さ)に対し、その貫通孔21の孔径を、小とすることで、釣り糸800に本体部20を取り付けたときに、その位置に留まることができる。また、本体部20の幅は、釣り針900の懐の幅Xよりも小となっている。魚に警戒心を抱かせにくくするためである。また、さらに、本体部20は、釣り針900のふところの幅Xよりもその全体の大きさを小型とすることも好ましい。さらに、魚に警戒心を抱かせにくくするためである。
枝部30は、透明度を有するものが好ましく、また合成樹脂製であることも好ましい。たとえば、道糸やハリスに用いられるナイロン製の糸を使用することが好ましい。耐候性、適度の柔軟性および形状を維持するものであって、ある程度の硬度を有するからである。また、道糸やハリスに用いられるフロロカーボン製の釣り用糸を使用することも好ましい。これは、ナイロン製の糸にくらべ比重が高く、沈みやすいからである。また、これらの素材は透明性を有するので魚に警戒心を抱かせにくいというものである。また、対象魚が、大型である場合に、枝部30は、ステンレス鋼、ピアノ線類の金属製の線材を使用することもできる。
このような枝部30を、上述の本体部20に複数取り付けることが好ましい。具体的には、本体部20の下端部22の内部において、貫通孔21を取り囲むように、かつ植え込むように複数の枝取り付け部23を設けることができる。例えば、6本の枝取り付け部23に、6本の枝部30を取り付けることができる。これには接着剤を用いても好ましい。なお、枝部30の上端部分31の形状をその枝部30の太さよりもその径が大となる球状に加工することで、抜けにくい構成としても好ましい。
また、6本の枝部30は、底面視において、放射状に、かつ等角度の間隔に取り付けることができる。また、その6本の枝部30は、側面視において略紡錘形状にすることが好ましい。このように、6本の枝部30は、側面視において略紡錘形状にすることで、6本の枝部30の先端部32は、下向きとなり、後述するように釣り針900を魚がくわえたときに、その先端部32が魚の口内を突くように作用するものである。なお、枝部30は、6本に限られないことは言うまでもない。
第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10を、釣り糸800に取り付ける方法について念のため説明する。本体20における貫通孔21に、釣り糸800を通し、その下に釣り針900を結ぶ。このように仕掛け1000を作成することができる。なお、釣り糸800に浮き950を取りつけてもよく、また、例えば図示しない脈釣り用の目印を取り付けることもできる。
なお、釣り糸800の径(太さ)に対し、その貫通孔21の孔径は、小であるので上記の通り、釣り糸800に本体部20を取り付けたときに、その位置に留まることができる。また、図示しない使用者が釣り糸800の任意の位置に釣り針飲み込み防止具10を取り付けることができる。例えば、上方の、釣り針900から離間した位置810、通常の使用位置830、通常の使用位置830よりもさらに釣り針900に近い位置840に取り付けることができる。上方の位置810とは、釣り針900のちもと部分910から、当該釣り針900の全長以上に離間させた位置が好ましく、通常の使用位置830とは、枝部30が、釣り針900のちもと部分910に接するような位置であることが好ましく、近い位置840とは、釣り針900のちもと部分910が枝部30によって隠れる位置が好ましい。
なお、上方の位置810に、釣り針飲み込み防止具10を取り付けた場合は、釣り針飲み込み防止具10を釣り針900から離した位置に配置することで、魚に警戒心を抱かせないようにすることができる。また一方で、通常の使用位置830よりもさらに釣り針900に近い位置840に、釣り針飲み込み防止具10を取り付けることで、魚の食いが旺盛な場合であっても、枝部30が魚に接触することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。またさらに、魚の食いが旺盛の場合にその枝部30が、魚の口腔内を刺激することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。
なお、通常の使用位置830は、釣り針900に食いついた魚の口腔内を枝部30が刺激するために好ましい位置である。すなわち上記の通り、釣り針900を、そのちもと部分910に及ぶほどに、魚が深くくわえたときに、その枝部30の先端部32が魚の口内を突くように作用するので、それ以上の飲み込みを防止することが期待できるのである。
このように、通常の使用位置830は、釣り初めに、釣り針飲み込み防止具10を取り付けることが好ましく、この位置であれば、その日の魚の状態が把握でき、食いが悪ければ、上方の、釣り針900から離間した位置810に取り付け、食いが良好であれば通常の使用位置830よりもさらに釣り針900に近い位置840に取り付けることが好ましい。このように、その日の魚の状況に応じて、上述の位置を図示しない使用者が任意に選択することができるのである。
ここで、図4について説明する。図4Aは、釣り針900に近い位置840に釣り針飲み込み防止具10を取り付け、魚Fが食いついた状態を示している。この場合、魚Fの口吻部FCに針掛かりしているので、極めて容易に釣り針900を外すことができる。また、図4Bは、同様に、釣り針900に近い位置840に釣り針飲み込み防止具10を取り付け、魚Fが食いついた状態を示している。この場合、魚Fの口吻部FCに、枝部30の先端部32が接触するために、それ以上釣り針900は深く飲み込まれない状態を示している。また、図4Cは、同様に、釣り針900に近い位置840に釣り針飲み込み防止具10を取り付け、魚Fが食いついた状態を示している。この場合魚Fの食いが良く、枝部30の先端部32が魚Fの口腔内の壁面FHに接触した状態を示している。このように、魚Fの食いが良い状態であっても、釣り針900が深く飲み込まれることを防止することができる。
このように、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10を、釣り糸800に取り付けることで、釣り針900のちもと部分910まで飲み込まれることを可及的に防止することができる。なお、釣り針900に疑似餌を取り付けた擬餌針にも使用できることは言うまでもない。なお後述する各実施形態の釣り針飲み込み防止具についても同様である。
また図示しないが、本体部20を、上下に沿って分割し、釣り糸を挟み込むように構成しても好ましい。なお、6本の枝部については上記と同様である。
次に第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100は、第2本体部200と、複数の枝部30とを有するものである。第2本体部200は、略円柱形状を呈し、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂を素材とするものが好ましい。また、第2本体部200は、その中心に上下に貫通する第2貫通孔210を有する。第2貫通孔210は、後述するように釣り針900のちもと部分910に取り付けるために、上述の第1の実施形態の貫通孔21の孔径よりも大となるように構成している。また、第2本体部200の幅は、釣り針900のふところの幅Xよりも小となっている。魚に警戒心を抱かせにくくするためである。また、さらに、第2本体部200は、釣り針900のふところの幅Xよりもその全体の大きさを小型とすることも好ましい。さらに、魚に警戒心を抱かせにくくするためである。
また、その釣り針900のちもと部分910の径(太さ)に対し、緊縮力を有するように、その第2貫通孔210の孔径は、小となっている。よって、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を釣り針900のちもと部分910に取り付けたときに、その釣り針飲み込み防止具100は、釣り針900のちもと部分910に留まることができる。
なお、複数の枝部30については第1の実施形態の枝部30と同様であるので、同一の符号を付し、その説明は、省略する場合がある。また、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100は、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10と同様に釣り糸800に取り付けることができる。しかしながら、第2貫通孔210は、貫通孔21に対してその孔径が大である。したがって、釣り糸800を第2貫通孔210に通し、後述する取り付け部材250をその釣り糸800に取りつけることで、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を釣り糸800に取り付けることができる。
なお、第2本体部200の下端部222において、第2貫通孔210を取り囲むように、かつ植え込むように複数の第2枝取り付け部223を設けることができる。例えば、6本の第2枝取り付け部223に、6本の枝部30を取り付けることができる。これには接着剤を用いても好ましい。
取り付け部材250は、軸状を呈する軸部260と、円盤状のつば部270とを有するものである。またその軸状の軸部260は、第2貫通孔210と嵌合する。また、取り付け部材250は上下に貫通する孔である取り付け貫通孔部280を有する。取り付け貫通孔部280は後述するように、釣り糸800を挿通するための孔として機能するものである。
また、取り付け部材250は、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂を素材とする場合にその取り付け貫通孔部280は緊縮力を有する。したがって、釣り糸800の径(太さ)に対し、その取り付け貫通孔部280の孔径を、小とすることで、釣り糸800に取り付け部材250を取り付けたときに、その位置に留まることができる。
なお、つば部270は、第2本体部200における第2貫通孔210を塞ぐ蓋としての役割を有する。また、つば部270はストッパーとしての役割を有する。また軸部260とつば部270は一体に成形されるものであってもよい。また、軸部260とつば部270は一体で成形され、それらを樹脂で被覆するものであってもよい。
なお、第2貫通孔210に釣り糸800を通し、釣り針900のちもと部分910に取り付けた第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を外し、上方へ移動させる。(図8A参照)。
上方に配置した取り付け部材250に第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を取り付ける。具体的には、第2貫通孔210に軸部260を嵌合する。なお、図8Bは、第2貫通孔210に軸部260を嵌合しようとする状態を示している。また、図8Cは、第2貫通孔210に軸部260を嵌合した状態を示している。
このように、釣り糸800において、取り付け部材250を使用することによって、釣り針900のちもと部分910に取り付けるための第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100をその釣り糸800に取り付けることができる。なおこの場合は、第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10とほぼ同様の効果を奏するものである。
このように、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を、釣り針900のちもと部分910に取り付けることで、枝部30が魚に接触し、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。またさらに、魚の食いが旺盛の場合にその枝部30が、魚の口腔内を刺激することで、そのちもと部分910まで飲み込まれることを可及的に防止することができる。
次に第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具300について説明する。第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具300は、第2本体部200と、複数の第3枝部330とを有するものである。第2本体部200は、上述の第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100における第2本体部200と同様である。よって、第2本体部200は、略円柱形状を呈し、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂を素材とするものが好ましい。また、第2本体部200は、その中心に上下に貫通する第2貫通孔210を有する。第2貫通孔210は、後述するように釣り針900のちもと部分910に取り付けるために、上述の第1の実施形態の貫通孔21の孔径よりも大となるように構成している点も同様である。なお、第2本体部200の幅は、釣り針900のふところの幅Xよりも小となっていることも同様である。
また、緊縮力を有するように、その釣り針900のちもと部分910の径(太さ)に対し、その第2貫通孔210の孔径は、小となっている。よって、釣り針900のちもと部分910に取り付けたときに、その位置に留まることができることも同様である。
なお、複数の第3枝部330については第1の実施形態の枝部30と同様に透明度を有するものが好ましく、たとえば、道糸やハリスに用いられるナイロン製の糸を使用することが好ましい。耐候性、適度の柔軟性および形状を維持するものであって、ある程度の硬度を有するからである。また、道糸やハリスに用いられるフロロカーボン製の糸を使用することも好ましい。これは、ナイロン製の糸にくらべ比重が高く、沈みやすいからである。またこれらの素材は透明性を有するので魚に警戒心を抱かせにくいというものである。また、対象魚が、大型である場合に、第3枝部330は、ステンレス鋼、ピアノ線類の金属製の線材を使用することもできる。
このような第3枝部330を、上述の第2本体部200に複数取り付けることが好ましい。具体的には、第2本体部200の下端部222において、第2貫通孔210を取り囲むように、かつ植え込むように複数の第2枝取り付け部223を設けることができる。例えば、6本の第2枝取り付け部223に、6本の第3枝部330を取り付けることができる。これには接着剤を用いても好ましい。なお、第3枝部330の上端部分331の形状をその第3枝部330の太さよりもその径が大となる球状に加工することで、抜けにくい構成としても好ましい。
また、その6本の第3枝部330は、底面視において、放射状に、かつ等角度の間隔に取り付けることができる。また、その6本の第3枝部330は、側面視において先端部332が広がる末広がり状にすることが好ましい。このように、6本の第3枝部330は、先端部332が、側面視において末広がり状にすることで、6本の第3枝部330の先端部332は、斜め下向きとなり、第3枝部330が魚に接触することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。またさらに、魚の食いが旺盛の場合に、その先端部332が魚の口内を突くように作用するものである。これにより、その第3枝部330を異物として反射的に吐き出す反応が促されることが期待される。したがって、図示しない餌と共に釣り針900を飲み込むことが回避できる可能性の高いものとなる。特に釣り針900を一気にくわえ込む例えば魚食魚に好適である。なお、第3枝部330は、6本に限られないことは言うまでもない。
このように、第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具300を、釣り針900のちもと部分910に取り付けることで、そのちもと部分910まで飲み込まれることを可及的に防止することができる。すなわち、釣り針900を魚の口内の奥深くまで飲み込まれることを可及的に防止することができる。なお、図8A、B、Cにおいて、取り付け部材250を使用すれば、第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を釣り糸800に取り付けることができるので、同様に、第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具300を上述した、上方の、釣り針900から離間した位置810、通常の使用位置830、通常の使用位置830よりもさらに釣り針900に近い位置840の任意の位置に配置することができるのは言うまでもない。なおこの場合は第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10とほぼ同様の効果を奏するものである。
次に第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400について説明する。第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400は、第4本体部410と、複数の第4枝部430とを有するものである。第4本体部410は、略円柱形状を呈し、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂を素材とするものが好ましい。また、第4本体部410は、その中心に上下に貫通する第4貫通孔420を有する。第4貫通孔420は、後述するように釣り針900のちもと部分910に取り付けるために、上述の第1実施形態の貫通孔21の孔径よりも太く構成している。なお、第4本体部410の幅は、釣り針900のふところの幅Xより小となっている。
また、その釣り針900のちもと部分910の径(太さ)に対し、緊縮力を有するように、その第4貫通孔420の孔径は、小となっている。よって、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400を釣り針900のちもと部分910に取り付けたときに、そのちもと部分910に留まることができる。
なお、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400において、複数の第4枝部430は、第1の実施形態の枝部30と材質は同様であるが、その形状およびその取り付け位置が異なる。第4本体部410の上部411から下部413の長さを4分割した内の上部411から4分の1下方に下がった第1位置412と、下部413から、4分の1上方に上がった第2位置414に取り付けることが好ましい。また、対象魚が、大型である場合に、第4枝部430は、ステンレス鋼、ピアノ線類の金属製の線材を使用することもできる。
第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400においては、第1位置412において、複数の第4枝部430は、底面視放射状に、かつ、第4本体部410に対し、垂直に、6本等間隔の角度で配置することが好ましい。また、複数の第4枝部430は、第2位置414において、底面視放射状に、かつ、第4本体部410に対し、垂直に、6本等間隔の角度で配置することが好ましい。
また、第4貫通孔420は、貫通孔21に対してその孔径が大である。したがって、釣り糸800を第4貫通孔420に通し、上述の取り付け部材250を嵌合する。これによりその釣り糸800を挟み込むことで、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400を釣り糸800に取り付けることができる。このように、軸状の軸部260は、第4貫通孔420と嵌合することで、釣り糸800に取り付けることができる。なお、つば部270は、第4貫通孔420を塞ぐ蓋としての役割を有する。
このように、複数の第4枝部430は、第1位置412に底面視放射状に、かつ、第4本体部410に対し、垂直に、6本等間隔の角度で配置するとともに、第2位置414において、底面視放射状に、かつ、第4本体部410に対し、垂直に、6本等間隔の角度で配置しているので、特に肉食魚のように、一気に餌を飲み込むような魚に対して効果的であると考える。すなわち、一気に餌を食い込むような魚に対しては、第1位置412及び、第2位置414に底面視放射状に、かつ、第4本体部410に対し、垂直に、6本等間隔の角度で配置した、複数の第4枝部430の先端部432が魚に接触する。とくに魚の口腔内を刺激するので、釣り針900を飲みこまれることを防止することが期待されるのである。なお、複数の第4枝部430は、6本に限られないことは言うまでもない。
このように、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400を、釣り針900のちもと部分910に取り付けることで、そのちもと部分910まで飲み込まれることを可及的に防止することができる。すなわち、第4枝部430が魚に接触することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。またさらに、魚の食いが旺盛の場合にその第4枝部430が、魚の口腔内を刺激することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。なお、図8A、B、Cにおいて、取り付け部材250を使用すれば第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を釣り糸800に取り付けることができるので、これと同様に、第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具400を上述した、上方の、釣り針900から離間した位置810、通常の使用位置830、通常の使用位置830よりもさらに釣り針900に近い位置840の任意の位置に配置することができるのは言うまでもない。なおこの場合は第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10とほぼ同様の効果を奏するものである。
次に第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具500について説明する。第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具500は、第5本体部510と、複数の第5枝部530とを有するものである。第5本体部510は、略球状を呈し、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂を素材とするものが好ましい。また、第5本体部510は、その中心に上下に貫通する第5貫通孔520を有する。第5貫通孔520は、後述するように釣り針900のちもと部分910に取り付けるために、上述の第1実施形態の貫通孔21の孔径よりも太く構成している。なお、第5本体部510の幅は、釣り針900のふところの幅Xよりも小となっている。
また、その釣り針900のちもと部分910の径(太さ)に対し、緊縮力を有するように、その第5貫通孔520の孔径は、小となっている。よって、そのちもと部分910に取り付けたときに、その位置に留まることができる。
なお、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具500において、複数の第5枝部530は、第1の実施形態の枝部30の材質と同様であるが、その形状とその取り付け位置が異なる。すなわち、略球状を呈する第5本体部510における中央である中央部511のやや下方に複数の第5枝部530を植え込むように配置する。これには接着剤を用いても好ましい。本実施形態においては6本の第5枝部530の下端部532は、側面視においてハの字状であって末広がり状を呈するとともに、底面視放射状に、かつ等間隔の角度で取り付けされている。また、対象魚が、大型である場合に、第5枝部530は、ステンレス鋼、ピアノ線類の金属製の線材を使用することもできる。
第5枝部530の上端部分531の形状をその第5枝部530の太さよりもその径が大となる球状に加工することで、抜けにくい構成としても好ましい。
また、第5貫通孔520は、貫通孔21に対してその孔径が大である。したがって、釣り糸800を第5貫通孔520に通し、上述の取り付け部材250を嵌合する。これによりその釣り糸800を挟み込むことで、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具500を釣り糸800に取り付けることができる。このように、軸状の軸部260は、第5貫通孔520と嵌合することで、釣り糸800に取り付けることができる。なお、つば部270は、第5貫通孔520を塞ぐ蓋としての役割を有する。
このように、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具500を、釣り針900のちもと部分910に取り付けることで、そのちもと部分910まで飲み込まれることを可及的に防止することができる。すなわち、第5枝部530が魚に接触することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。またさらに、魚の食いが旺盛の場合にその第5枝部530が、魚の口腔内を刺激することで、釣り針900が魚に飲み込まれてしまうことを防止することができる。なお、図8A、B、Cにおいて、取り付け部材250を使用すれば第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具100を釣り糸800に取り付けることができるので、これと同様に、第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具500を上述した、上方の、釣り針900から離間した位置810、通常の使用位置830、通常の使用位置830よりもさらに釣り針900に近い位置840の任意の位置に配置することができるのは言うまでもない。なおこの場合は第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具10とほぼ同様の効果を奏するものである。
上記の通り、6本の第5枝部530の下端部532は、側面視においてハの字状に末広がり状を呈するとともに、底面視放射状に、かつ等間隔の角度で取り付けされているので、特に肉食魚であり、その口及び口腔の大きい魚に対して効果的であると考える。すなわち大口の魚に対しては、側面視においてハの字状に末広がり状を呈するとともに、底面視、放射状かつ等間隔の角度で取り付けされている第5枝部530が魚の口腔内を刺激するので、釣り針900を飲みこまれることを防止することが期待されるのである。なお、第5枝部530は、6本に限られないことは言うまでもない。
10 第1の実施形態の釣り針飲み込み防止具
20 本体部
21 貫通孔
23 枝取り付け部
30 枝部
100 第2の実施形態の釣り針飲み込み防止具
200 第2本体部
210 第2貫通孔
250 取り付け部材
260 軸部
270 つば部
280 取り付け貫通孔部
300 第3の実施形態の釣り針飲み込み防止具
330 第3枝部
400 第4の実施形態の釣り針飲み込み防止具
410 第4本体部
430 第4枝部
500 第5の実施形態の釣り針飲み込み防止具
510 第5本体部
520 第5貫通孔
530 第5枝部
800 釣り糸
900 釣り針
910 ちもと部分
1000 仕掛け
X ふところの幅

Claims (2)

  1. 釣り糸に取り付けた釣り針を魚に飲み込まれることを防止するために、前記釣り針の懐の幅より小径の本体部と、
    前記本体部に取り付けた枝部と、を有し、
    前記本体部は、弾性力を有するゴムまたは合成樹脂からなり、当該本体部を、上下に貫通するとともに前記釣り糸に取り付けるための貫通孔とを具備し、
    前記貫通孔の孔径は、前記釣り糸の径よりも小であり、前記本体部を前記釣り糸に取り付けたときに、その釣り糸の任意の位置に留まることができるとともに、
    前記枝部は、透明性を有する合成樹脂によって形成され、
    前記本体部を、前記釣り糸に取り付けたときに、前記枝部は、前記魚に接触して、当該魚に飲み込まれることを防止する釣り針飲み込み防止具。
  2. すくなくとも前記任意の位置は、前記釣り針の全長以上に離間させた位置と、
    前記枝部が、釣り針のちもと部分に接するような位置と、
    前記釣り針のちもと部分が枝部によって隠れる位置と、である請求項1記載の釣り針飲み込み防止具。
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