JP2003070381A - 根がかりを防止した釣針 - Google Patents
根がかりを防止した釣針Info
- Publication number
- JP2003070381A JP2003070381A JP2001267976A JP2001267976A JP2003070381A JP 2003070381 A JP2003070381 A JP 2003070381A JP 2001267976 A JP2001267976 A JP 2001267976A JP 2001267976 A JP2001267976 A JP 2001267976A JP 2003070381 A JP2003070381 A JP 2003070381A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing hook
- torsion spring
- fishhook
- rooting
- fishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】釣針の根元部分に、トーションスプリングのコ
イル状部分を連結し、トーションスプリングの両脚部分
の先端を釣針の針部を挟んで外向きに開脚した状態で保
持するようにして、根がかりが確実に防止できることは
もちろん、非常に安全性の高い根がかりを防止した釣針
を提供しようとするものである。 【解決手段】釣針の根元部分に、トーションスプリング
のコイル状部分を連結し、トーションスプリングの両脚
部分の先端が釣針の針部を挟んで外向きに開脚した状態
で保持されていることを特徴とする根がかりを防止した
釣針。
イル状部分を連結し、トーションスプリングの両脚部分
の先端を釣針の針部を挟んで外向きに開脚した状態で保
持するようにして、根がかりが確実に防止できることは
もちろん、非常に安全性の高い根がかりを防止した釣針
を提供しようとするものである。 【解決手段】釣針の根元部分に、トーションスプリング
のコイル状部分を連結し、トーションスプリングの両脚
部分の先端が釣針の針部を挟んで外向きに開脚した状態
で保持されていることを特徴とする根がかりを防止した
釣針。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は根がかりを防止し
た釣針に関し、釣針が、川底や湖底、海底等の岩や水
草、ゴミなどの障害物に掛かることを防止するようにし
た根がかりを防止した釣針を提供しようとするものであ
る。
た釣針に関し、釣針が、川底や湖底、海底等の岩や水
草、ゴミなどの障害物に掛かることを防止するようにし
た根がかりを防止した釣針を提供しようとするものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、魚釣用の釣針は、その使用に際し
て川底や湖底、海底等の岩や水草、ゴミなどの障害物に
掛かること、いわゆる根がかりが頻繁に起きることが難
点であった。また、魚は障害物付近に集まっていること
が多く、従来の釣針では障害物際を狙う時、障害物に釣
針が引っ掛かってしまい、ポイントを壊してしまうこと
が多かった。そのため、実開平７−３６６６０号公報に
記載されたような、針先をガードするピン状のプロテク
タを取り付けた釣針が提案されている。
て川底や湖底、海底等の岩や水草、ゴミなどの障害物に
掛かること、いわゆる根がかりが頻繁に起きることが難
点であった。また、魚は障害物付近に集まっていること
が多く、従来の釣針では障害物際を狙う時、障害物に釣
針が引っ掛かってしまい、ポイントを壊してしまうこと
が多かった。そのため、実開平７−３６６６０号公報に
記載されたような、針先をガードするピン状のプロテク
タを取り付けた釣針が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、次のような欠点があった。すなわち、上
記プロテクタが針先をガードするとはいっても、プロテ
クタが針先とは逆の向きに取り付けられているため、実
際には根がかりを防止する効果がほとんど発揮されな
い。また、プロテクタが針先とは逆の向きに取り付けら
れているため、指を傷付けたり、目に入りやすいという
危険があった。この発明はこれらの欠点を解決するため
になされたものであり、釣針の根元部分に、トーション
スプリングのコイル状部分を連結し、トーションスプリ
ングの両脚部分の先端を釣針の針部を挟んで外向きに開
脚した状態で保持するようにして、根がかりが確実に防
止できることはもちろん、非常に安全性の高い根がかり
を防止した釣針を提供しようとするものである。
例においては、次のような欠点があった。すなわち、上
記プロテクタが針先をガードするとはいっても、プロテ
クタが針先とは逆の向きに取り付けられているため、実
際には根がかりを防止する効果がほとんど発揮されな
い。また、プロテクタが針先とは逆の向きに取り付けら
れているため、指を傷付けたり、目に入りやすいという
危険があった。この発明はこれらの欠点を解決するため
になされたものであり、釣針の根元部分に、トーション
スプリングのコイル状部分を連結し、トーションスプリ
ングの両脚部分の先端を釣針の針部を挟んで外向きに開
脚した状態で保持するようにして、根がかりが確実に防
止できることはもちろん、非常に安全性の高い根がかり
を防止した釣針を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の根が
かりを防止した釣針は、釣針の根元部分に、トーション
スプリングのコイル状部分を連結し、トーションスプリ
ングの両脚部分の先端が釣針の針部を挟んで外向きに開
脚した状態で保持されていることを特徴とするものであ
る。
かりを防止した釣針は、釣針の根元部分に、トーション
スプリングのコイル状部分を連結し、トーションスプリ
ングの両脚部分の先端が釣針の針部を挟んで外向きに開
脚した状態で保持されていることを特徴とするものであ
る。
【０００５】この発明の根がかりを防止した釣針は、上
記トーションスプリングの両脚部分が、一体の素材で形
成されていることをも特徴とするものである。
記トーションスプリングの両脚部分が、一体の素材で形
成されていることをも特徴とするものである。
【０００６】この発明の根がかりを防止した釣針は、上
記トーションスプリングの両脚部分が、釣針の長さ以上
の長さに形成されていることをも特徴とするものであ
る。
記トーションスプリングの両脚部分が、釣針の長さ以上
の長さに形成されていることをも特徴とするものであ
る。
【０００７】この発明の根がかりを防止した釣針は、上
記トーションスプリングのコイル状部分が、釣針の根元
部分から下方に沿って垂下するよう固定片を形成され、
結束用糸材を用いて上記固定片を釣針の根元部分に固定
されていることをも特徴とするものである。
記トーションスプリングのコイル状部分が、釣針の根元
部分から下方に沿って垂下するよう固定片を形成され、
結束用糸材を用いて上記固定片を釣針の根元部分に固定
されていることをも特徴とするものである。
【０００８】このような構造として根がかりを防止した
釣針を構成することにより、障害物の上では、釣針がト
ーションスプリングで保護され、障害物の無い所では釣
針はトーションスプリング間で自由に機能させることが
でき、障害物を恐れずに釣りをすることができる。もち
ろん、今までは狙えなかったポイントで釣りができるこ
とにより、釣りの幅が広がる。
釣針を構成することにより、障害物の上では、釣針がト
ーションスプリングで保護され、障害物の無い所では釣
針はトーションスプリング間で自由に機能させることが
でき、障害物を恐れずに釣りをすることができる。もち
ろん、今までは狙えなかったポイントで釣りができるこ
とにより、釣りの幅が広がる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の根がかりを防止
した釣針の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明す
る。図１はこの発明の根がかりを防止した釣針の１実施
例を示す正面図、図２はその分解斜視図、図３は組み付
け状態の側面図である。
した釣針の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明す
る。図１はこの発明の根がかりを防止した釣針の１実施
例を示す正面図、図２はその分解斜視図、図３は組み付
け状態の側面図である。
【００１０】図１ないし図３において、１は釣針本体で
あり、その先端には針先２が形成されている。また、３
は釣針本体１の末端に形成したハリス取付穴であり、そ
の近傍には結束用糸材４がコイル状に密に巻き付けられ
ている。したがって、ハリス（図示せず）はこの結束用
糸材４を用いて釣針本体１に連結することができる。
あり、その先端には針先２が形成されている。また、３
は釣針本体１の末端に形成したハリス取付穴であり、そ
の近傍には結束用糸材４がコイル状に密に巻き付けられ
ている。したがって、ハリス（図示せず）はこの結束用
糸材４を用いて釣針本体１に連結することができる。
【００１１】この発明の根がかりを防止した釣針におい
ては、釣針本体１の根元部分に、トーションスプリング
５のコイル状部分６を連結している。すなわち、トーシ
ョンスプリング５のコイル状部分６に、釣針の根元部分
から下方に沿って垂下するよう固定片７を形成し、結束
用糸材４を用いてこの固定片７を釣針の根元部分に結束
することができる。この固定片７はＵ字状に形成され、
所定の間隔を保った左右の線材で構成されているので、
結束用糸材４を用いて釣針の根元部分に強固に結束する
ことができる。
ては、釣針本体１の根元部分に、トーションスプリング
５のコイル状部分６を連結している。すなわち、トーシ
ョンスプリング５のコイル状部分６に、釣針の根元部分
から下方に沿って垂下するよう固定片７を形成し、結束
用糸材４を用いてこの固定片７を釣針の根元部分に結束
することができる。この固定片７はＵ字状に形成され、
所定の間隔を保った左右の線材で構成されているので、
結束用糸材４を用いて釣針の根元部分に強固に結束する
ことができる。
【００１２】この発明の根がかりを防止した釣針におい
ては、上記トーションスプリング５のコイル状部分６
を、固定片７以外の手段で釣針本体１の根元部分に強固
に固定することができる。固定方法としてはリング状の
治具を用いてカシメたり、瞬間接着剤等で固めたりする
ことができる。
ては、上記トーションスプリング５のコイル状部分６
を、固定片７以外の手段で釣針本体１の根元部分に強固
に固定することができる。固定方法としてはリング状の
治具を用いてカシメたり、瞬間接着剤等で固めたりする
ことができる。
【００１３】以上のようにして釣針本体１の根元部分に
取り付けられたトーションスプリング５は、その両脚部
分の先端が釣針本体１の針先２を挟んで外向きに開脚し
た状態で保持されている。しかもこのトーションスプリ
ング５の両脚部分が、釣針本体１の長さ以上の長さに形
成されている。したがって、このトーションスプリング
５を釣針本体１に取り付けることにより、釣針本体１が
障害物に当たる、または、障害物を乗り越えようとする
際、このトーションスプリング５が釣針本体１の針先２
をガードするよう機能し、トーションスプリング５が障
害物に当接して障害物を乗り越えるよう案内されて行
き、釣針本体１が障害物に引っ掛かることがない。
取り付けられたトーションスプリング５は、その両脚部
分の先端が釣針本体１の針先２を挟んで外向きに開脚し
た状態で保持されている。しかもこのトーションスプリ
ング５の両脚部分が、釣針本体１の長さ以上の長さに形
成されている。したがって、このトーションスプリング
５を釣針本体１に取り付けることにより、釣針本体１が
障害物に当たる、または、障害物を乗り越えようとする
際、このトーションスプリング５が釣針本体１の針先２
をガードするよう機能し、トーションスプリング５が障
害物に当接して障害物を乗り越えるよう案内されて行
き、釣針本体１が障害物に引っ掛かることがない。
【００１４】
【発明の効果】この発明の根がかりを防止した釣針はこ
のような構造として根がかりを防止した釣針を構成した
ので、障害物の上では、釣針がトーションスプリングで
保護され、障害物の無い所では釣針はトーションスプリ
ング間で自由に機能させることができ、障害物を恐れず
に釣りをすることができる。もちろん、今までは狙えな
かったポイントで釣りができることにより、釣りの幅が
広がる。
のような構造として根がかりを防止した釣針を構成した
ので、障害物の上では、釣針がトーションスプリングで
保護され、障害物の無い所では釣針はトーションスプリ
ング間で自由に機能させることができ、障害物を恐れず
に釣りをすることができる。もちろん、今までは狙えな
かったポイントで釣りができることにより、釣りの幅が
広がる。
【図１】この発明の根がかりを防止した釣針の１実施例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図２】その分解斜視図である。
【図３】組み付け状態の側面図である。
１ 釣針本体
２ 針先
３ ハリス取付穴
４ 結束用糸材
５ トーションスプリング
６ コイル状部分
７ 固定片
Claims (4)
- 【請求項１】釣針の根元部分に、トーションスプリング
のコイル状部分を連結し、トーションスプリングの両脚
部分の先端が釣針の針部を挟んで外向きに開脚した状態
で保持されていることを特徴とする根がかりを防止した
釣針。 - 【請求項２】トーションスプリングの両脚部分が、一体
の素材で形成されている請求項１に記載の根がかりを防
止した釣針。 - 【請求項３】トーションスプリングの両脚部分が、釣針
の長さ以上の長さに形成されている請求項１または２に
記載の根がかりを防止した釣針。 - 【請求項４】トーションスプリングのコイル状部分が、
釣針の根元部分から下方に沿って垂下するよう固定片を
形成され、結束用糸材を用いて上記固定片を釣針の根元
部分に固定されている請求項１ないし３のいずれかに記
載の根がかりを防止した釣針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001267976A JP2003070381A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 根がかりを防止した釣針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001267976A JP2003070381A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 根がかりを防止した釣針 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003070381A true JP2003070381A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19094029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001267976A Pending JP2003070381A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 根がかりを防止した釣針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003070381A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016207925A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-12-29 | 株式会社がまかつ | ガード付き釣り針 |
| JP2022154966A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 一弘 鈴木 | 釣り針飲み込み防止具 |
| JP7429434B2 (ja) | 2020-04-23 | 2024-02-08 | バスデイ株式会社 | ルアー |
-
2001
- 2001-09-04 JP JP2001267976A patent/JP2003070381A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016207925A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-12-29 | 株式会社がまかつ | ガード付き釣り針 |
| JPWO2016207925A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2017-06-29 | 株式会社がまかつ | ガード付き釣り針 |
| US10463030B2 (en) | 2015-06-22 | 2019-11-05 | Gamakatsu Co., Ltd. | Fishing hook with guard |
| JP7429434B2 (ja) | 2020-04-23 | 2024-02-08 | バスデイ株式会社 | ルアー |
| JP2022154966A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 一弘 鈴木 | 釣り針飲み込み防止具 |
| JP7219786B2 (ja) | 2021-03-30 | 2023-02-08 | 一弘 鈴木 | 釣り針飲み込み防止具 |
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