JP7219701B2 - 評価装置および評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データを評価する評価装置および評価方法に関する。
現在の水道事業は老朽化施設の更新による財政の圧迫や、熟練職員の退職に伴う人材不足、需要水量の減少による収入の減少などさまざまな課題を抱えている。持続的な経営を行うためにはこれらの課題へ対処しながら事業内容、事業手法、および運営体系の見直しを行う必要である。しかし、事業内容と手法および運営体系の適切な見直しを行うために確認すべき指標は膨大である。さらに、事業の合理化に必要となる業務データは業務に携わる部署がそれぞれにシステムを保有し利用する傾向にある。したがって、情報の共有化、共有情報に基づく意思決定、および業務の効率化が必ずしも良好に行われていない。
また、下記特許文献1は、複数の対象データを評価するデータ分析を開示する。このデータ分析では、当該評価は、各対象データと所定の事案との関連性に対応する。複数の対象データの序列化を可能とする指標が評価により生成され、ユーザが与えた入力に基づいて指標が変化する。複数の対象データの序列は、入力に基づいて変化する指標に応じて変化する。入力は、複数の対象データとは異なる参照データを、当該参照データと所定の事案との関連性に基づいて分類する。当該分類は、参照データの内容に応じて複数の分類情報に分けられたものであり、複数の分類情報のうちの少なくとも1つは、入力によって参照データに付与される。特許文献1は、入力により付与された分類情報に応じて当該参照データが特徴付けられるパターンを当該参照データから抽出する。特許文献1は、抽出したパターンに基づいて、対象データと所定の事案との関連性を評価して指標を決定し、決定した指標を対象データに設定し、指標に応じて複数の対象データを序列化し、序列化された複数の対象データをユーザに報知する。
国際公開WO2016/157467号公報
しかしながら、どの業務指標がどの入力条件や評価条件にふさわしいかは、業務指標を算出してみないとわからない。この場合、業務指標の算出結果の数が膨大であるほど、ユーザに提示するのは困難である。また、業務指標の算出結果の数が膨大であるほど、どの業務指標が有用であるか把握することは困難である。
本発明は、有用な業務指標を効率的に絞り込むことを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる評価装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する評価装置であって、人口に関する業務指標項目を含む複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能であり、前記プロセッサは、前記事業体の評価観点を取得する取得処理と、前記人口に関する業務指標項目の値に基づいて、指定事業体と同じ規模区分に分類される同区分事業体を特定する特定処理と、前記取得処理によって取得された評価観点に基づいて、前記特定処理によって特定された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々について、前記データベースから前記複数の業務指標項目の値を抽出する抽出処理と、前記抽出処理によって抽出された前記複数の業務指標項目の値を用いて、複数の業務指標の値を算出する算出処理と、前記算出処理によって算出された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々についての同一業務指標の値の組み合わせを、所定の評価基準に基づいて出力対象または非出力対象に選別する選別処理と、前記選別処理によって前記出力対象に選別された値の組み合わせを出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
本願において開示される発明の他の側面となる評価装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する評価装置であって、複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能であり、前記プロセッサは、前記事業体の事業規模による評価観点に基づいて区分指定された指定区分事業体を特定する特定処理と、第1業務指標および第2業務指標の選択を受け付ける選択処理と、前記特定処理によって特定された指定区分事業体の各々について、前記選択処理によって選択された第1業務指標および第2業務指標の各々の値の算出に必要な業務指標項目の値を前記データベースから抽出する抽出処理と、前記抽出処理によって抽出された前記業務指標項目の値を用いて、前記第1業務指標の値および前記第2業務指標の値を前記指定区分事業体ごとに算出する算出処理と、前記算出処理による算出結果を出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、有用な業務指標を効率的に絞り込むことができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、評価装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2は、水質運営管理DBの一例を示す説明図である。 図3は、水質施設整備DBの一例を示す説明図である。 図4は、水供給運営管理DBの一例を示す説明図である。 図5は、水供給運営管理DBの一例を示す説明図である。 図6は、水供給施設整備DBの一例を示す説明図である。 図7は、財務DBの一例を示す説明図である。 図8は、組織・人材DBの一例を示す説明図である。 図9は、コミュニケーションDBの一例を示す説明図である。 図10は、プロフィールDBの一例を示す説明図である。 図11は、関連情報DBの一例を示す説明図である。 図12は、業務指標値の計算内容をまとめた表1である。 図13は、業務指標値の計算内容をまとめた表2である。 図14は、業務指標値の計算内容をまとめた表3である。 図15は、業務指標値の計算内容をまとめた表4である。 図16は、業務指標値の計算内容をまとめた表5である。 図17は、業務指標値の計算内容をまとめた表6である。 図18は、業務指標値の計算内容をまとめた表7である。 図19は、業務指標値の計算内容をまとめた表8である。 図20は、業務指標値の計算内容をまとめた表9である。 図21は、入力画面の一例を示す説明図である。 図22は、経年変化の出力画面例1を示す説明図である。 図23は、経年変化の出力画面例2を示す説明図である。 図24は、経年変化の出力画面例3を示す説明図である。 図25は、経年変化の出力画面例4を示す説明図である。 図26は、経年変化の出力画面例5を示す説明図である。 図27は、単独事業体の出力画面例1を示す説明図である。 図28は、単独事業体の出力画面例2を示す説明図である。 図29は、単独事業体の出力画面例3を示す説明図である。 図30は、単独事業体の出力画面例4を示す説明図である。 図31は、単独事業体の出力画面例5を示す説明図である。 図32は、単独事業体の出力画面例6を示す説明図である。 図33は、区分の出力画面例を示す説明図である。 図34は、評価装置による評価処理手順例を示すフローチャート1である。 図35は、評価装置による評価処理手順例を示すフローチャート2である。 図36は、評価装置による評価処理手順例を示すフローチャート3である。 図37は、評価装置による評価処理手順例を示すフローチャート4である。
本実施例では、たとえば、蓄積してきた業務関連データの活用と、業務関連データを活用した業務指標の迅速な算出と、当該業務指標の評価、より具体的には対策が必要な指標が見落とされていないか等の網羅的な評価と、を実行する評価装置について説明する。
この評価装置は、たとえば、評価対象とする事業体の属性を自動で分析し、網羅的な分析、比較、および評価するための業務指標を算出する。また、評価装置は、業務指標については全国の事業体の平均値との比較に加え、事業体の業務指標の経時変化、評価対象とする事業体の属性を自動で分析し、同等の属性を持つ事業体の業務指標との分析、比較、および評価を実行する。
これにより、全国の事業体の平均値との比較に加え、経時変化が大きい指標、同じ属性を持つ事業体の指標もあわせた分析、比較、および評価が可能となる。したがって、指定した指標のみでの比較に加え、情報の見落としを網羅的に抑制することができる。以下、添付図面を用いて、本実施例にかかる評価装置について説明する。なお、本実施例では、水に関する事業のデータを用いて説明するが、対象となる事業は、水に限らず、他の資源に関する事業でもよい。また、事業体とは、事業を行う主体であり、たとえば、都道府県や市区町村などの自治体や、複数の自治体の事業を請け負う企業団などである。
<評価装置のハードウェア構成例>
図1は、評価装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。評価装置100は、プロセッサ101と、記憶デバイス102と、入力デバイス103と、出力デバイス104と、通信インターフェース(通信IF)105と、を有する。プロセッサ101、記憶デバイス102、入力デバイス103、出力デバイス104、および通信IF105は、バス106により接続される。プロセッサ101は、評価装置100を制御する。記憶デバイス102は、プロセッサ101の作業エリアとなる。また、記憶デバイス102は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス102としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス103は、データを入力する。入力デバイス103としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス104は、データを出力する。出力デバイス104としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカがある。通信IF105は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
また、記憶デバイス102は、たとえば、水質運営管理DB121と、水質施設整備DB122と、水供給運営管理DB123と、水供給施設整備DB124と、財務DB125と、組織・人材DB126と、コミュニケーションDB127と、プロフィールDB128と、関連情報DB129と、を記憶する。これらDB群120の少なくとも1つは、評価装置100が通信IF105でアクセス可能な他のコンピュータの記憶デバイス102に記憶されていてもよい。
<DB群120>
つぎに、上述したDB群120について説明する。DB群120のうち関連情報DB129を除いた残余のDBは、小分類201と業務指標項目202とを有する。業務指標項目202は、対応する小分類201における業務指標値の計算に用いられるパラメータである。小分類201が1つしかないDBについては、小分類201は省略されている。当該残余のDBの各々には、自治体ごとに、年度別の業務指標項目202の値が格納されている。
図2は、水質運営管理DB121の一例を示す説明図である。水質運営管理DB121は、水質の運営を管理するためのデータベースである。水質運営管理DB121では、水質運営管理は、小分類201により、水質管理、施設管理、および事故災害対策に分けられる。水質運営管理DB121の業務指標項目202の場合、たとえば、残留塩素濃度合計および残留塩素測定回数は、平均残留塩素濃度という業務指標値の計算に用いられる。
図3は、水質施設整備DB122の一例を示す説明図である。水質施設整備DB122は、たとえば、水道局などの水質の施設を整備するためのデータベースである。水質施設整備DB122の業務指標項目202の場合、たとえば、鉛製給水管使用件数および給水件数は、鉛製給水管率という業務指標値の計算に用いられる。
つぎに、水供給運営管理DB123について説明する。水供給運営管理DB123は、水を供給する運営を管理するためのデータベースである。水供給運営管理DB123の業務指標項目202の数が多いため、便宜的に、水供給運営管理DB123A,123Bに分けて説明する。
図4は、水供給運営管理DB123Aの一例を示す説明図である。水供給運営管理DB123Aの業務指標項目202の場合、たとえば、自己保有水源水量および全水源水量は、自己保有水源率という業務指標値の計算に用いられる。
図5は、水供給運営管理DB123Bの一例を示す説明図である。水供給運営管理DB123Bの業務指標項目202の場合、たとえば、10年間の浄水場停止事故件数および浄水場数は、浄水場事故割合という業務指標値の計算に用いられる。
図6は、水供給施設整備DB124の一例を示す説明図である。水供給施設整備DB124は、水を供給する運営を管理するためのデータベースである。水供給施設整備DB124の業務指標項目202の場合、たとえば、ダクタイル鋳鉄管延長、鋼管延長および管路延長は、クタイル鋳鉄管・鋼管率という業務指標値の計算に用いられる。
図7は、財務DB125の一例を示す説明図である。財務DB125は、財政に関する事務をおこなうためのデータベースである。財務DB125の業務指標項目202の場合、たとえば、営業収益、受託工事収益、営業費用および受託工事費は、営業収支比率という業務指標値の計算に用いられる。
図8は、組織・人材DB126の一例を示す説明図である。組織・人材DB126は、組織や人材を管理するためのデータベースである。組織・人材DB126の業務指標項目202の場合、たとえば、職員が取得している水道技術に関する資格数および全職員数は、水道技術に関する資格取得度という業務指標値の計算に用いられる。
図9は、コミュニケーションDB127の一例を示す説明図である。コミュニケーションDB127は、来訪客とのコミュニケーションを管理するためのデータベースである。コミュニケーションDB127の業務指標項目202の場合、たとえば、広報誌などの配布部数および給水件数は、広報誌による情報の提供度という業務指標値の計算に用いられる。
図10は、プロフィールDB128の一例を示す説明図である。プロフィールDB128は、区分で特定される対象(システムや地域条件)のプロフィールを管理するためのデータベースである。プロフィールDB128の業務指標項目202の場合、たとえば、浄水受水量および年間配水量は、浄水受水率という業務指標値の計算に用いられる。
図11は、関連情報DB129の一例を示す説明図である。関連情報DB129は、都道府県1101に存在する広域事業体1102と当該広域事業体1102に関連する自治体(以下、関連自治体)1103とを規定するデータベースである。広域事業体1102とは、複数の関連自治体1103にまたがって当該複数の関連自治体1103の事業を請け負う事業体であり、たとえば、企業団や圏組合がある。広域事業体1102が選択された場合、業務指標項目202の値は、広域事業体1102に対応する複数の関連自治体の各々の業務指標項目202の値の合計値となる。
また、ある1つの自治体が選択された場合、当該自治体が関連自治体1103に該当すれば、評価装置100は、対応する広域事業体1102を特定してもよい。この場合、評価装置100は、当該自治体の業務指標項目202の値ではなく、広域事業体1102に対応する複数の関連自治体の各々の業務指標項目202の値の合計値を用いてもよい。
<業務指標値の計算例>
つぎに、業務指標値の計算例について説明する。評価装置100は、様々な業務指標の値を、当該業務指標に対応する計算式に業務指標項目202の値を代入することにより算出する。業務指標値の計算内容についてまとめた表が、図12~図19である。評価装置100は、図12~図19の内容に従って様々な業務指標値を計算する。
図12~図20は、業務指標値の計算内容をまとめた表1~9である。評価装置100は、表1~9にしたがって評価処理を実行する。DB分類1201は、小分類201がどのデータベースに分類されるかを規定する。たとえば、DB分類1201が「水質運営管理」である場合、対応する小分類201の「水質管理」、「施設管理」、および「事故災害対策」の各業務指標値は、水質運営管理DBの業務指標項目202の値を用いて算出される。
業務指標1202は、対象業務を定量化するために算定式1203によって定義された評価指標である。算定式1203は、対応する業務指標を算定するための計算式である。単位1204は、算定式1203によって算定される値の基準となる一定数量である。
<画面例>
つぎに、図21~図33を用いて、評価装置100の入力画面例および出力画面例について説明する。図21~図33に示す入力画面例および出力画面例は、図1に示した出力デバイス104の一例であるディスプレイに表示されてもよく、評価装置100が通信IF105でアクセス可能な他のコンピュータの出力デバイス104に表示されてもよい。
図21は、入力画面の一例を示す説明図である。入力画面2100は、単独事業体ラジオボタン2101、地方入力欄2111、都道府県入力欄2112、市区町村入力欄2113、経年変化ラジオボタン2114、同区分事業体ラジオボタン2115、比較基準年度プルダウン2116、区分ラジオボタン2102、水源別区分入力欄2121、給水人口規模別区分入力欄2122、有収水量密度別区分入力欄2123、チェックボックス2124、および実行ボタン2103を含む。
単独事業体ラジオボタン2101は、単独事業体の評価を選択するためのラジオボタンである。単独事業体ラジオボタン2101が選択入力されると、区分ラジオボタン2102の選択入力が解除される。
地方入力欄2111は、北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄といった地方の事業体名の入力を受け付ける入力欄である。これら地方の事業体名を選択可能なプルダウン形式でもよい。
都道府県入力欄2112は、都道府県の事業体名の入力を受け付ける入力欄である。これら都道府県の事業体名を選択可能なプルダウン形式でもよい。
市区町村入力欄2113は、市区町村の事業体名の入力を受け付ける入力欄である。これら市区町村の事業体名を選択可能なプルダウン形式でもよい。
経年変化ラジオボタン2114は、経年変化による評価を選択するためのラジオボタンである。経年変化の年数は、たとえば、5年など、所定の年数に設定されている。経年変化の年数は、図示しない設定画面により変更可能である。経年変化ラジオボタン2114が選択入力されると、同区分事業体ラジオボタン2115の選択入力が解除される。
同区分事業体ラジオボタン2115は、同区分事業体との比較評価を選択するためのラジオボタンである。同区分事業体ラジオボタン2115が選択入力されると、経年変化ラジオボタン2114の選択入力が解除される。
比較基準年度プルダウン2116は、比較基準年度を選択可能なプルダウンである。比較基準年度とは、経年変化または同区分事業体によって比較される基準となる年度である。評価装置100は、地方入力欄2111、都道府県入力欄2112または市区町村入力欄2113に入力された事業体(以下、指定事業体)について、DB群120から、比較基準年度における業務指標項目202の値を抽出することになる。
区分ラジオボタン2102は、水源、給水人口規模、有収水量密度といった事業規模で区分された事業体の評価を選択するためのラジオボタンである。区分ラジオボタン2102が選択入力されると、単独事業体ラジオボタン2101の選択入力が解除される。
水源別区分入力欄2121は、水源別区分の入力を受け付ける入力欄である。水源別区分を選択可能なプルダウン形式でもよい。水源別区分とは、水道事業の経費に占める割合が高い資本費に着目し、その規模を決定する大きな要因である水源の種類に基づく分類である。たとえば、ダムを主な水源とする事業(識別情報は「A」)、受水を主な水源とする事業(識別情報は「B」)、表流水(ダムを除く。)を主な水源とする事業(識別情報は「C」)、その他(地下水、伏流水等)を主な水源とする事業(識別情報は「D」)がある。
給水人口規模別区分入力欄2122は、給水人口規模別区分の入力を受け付ける入力欄である。給水人口規模別区分を選択可能なプルダウン形式でもよい。給水人口規模別区分とは、給水区域内に居住し水道により給水を受けている人口を規模別に区分けした分類である。たとえば、都及び指定都市、給水人口30万人以上の事業(識別情報は「1」)、給水人口15万人以上30万人未満の事業(識別情報は「2」)、給水人口10万人以上15万人未満の事業(識別情報は「3」)、給水人口5万人以上10万人未満の事業(識別情報は「4」)、給水人口3万人以上5万人未満の事業(識別情報は「5」)、給水人口1.5万人以上3万人未満の事業(識別情報は「6」)、給水人口1万人以上1.5万人未満の事業(識別情報は「7」)、給水人口5千人以上1万人未満の事業(識別情報は「8」)、給水人口5千人未満の事業(識別情報は「9」)がある。
有収水量密度別区分入力欄2123は、有収水量密度別区分の入力を受け付ける入力欄である。有収水量密度別区分を選択可能なプルダウン形式でもよい。有収水量密度とは、給水区域面積1[ha]当たりの年間有収水量である。有収水量密度別区分とは、有収水量密度に基づく分類である。たとえば、全国平均以上の事業(識別情報は、水源別区分の識別情報(大文字のまま))、全国平均未満の事業(識別情報は、水源別区分の識別情報(小文字に変更))がある。
たとえば、ある市区町村について、水源別区分がダムを主な水源とする事業(識別情報は「A」)であり、給水人口規模別区分が給水人口5万人以上10万人未満の事業(識別情報は「4」)であり、有収水量密度別区分が全国平均未満の事業であれば、その市区町村の分類区分は、「a4」になる。
チェックボックス2124は、特定事業体を除外するか否かを選択するためのボックスである。特定事業体は、除外対象になる可能性がある事業体であり、あらかじめ設定される。除外対象になる理由は、他の事業体に比べて事業規模や人口規模が大きすぎるためである。たとえば、東京都が特定事業体に該当する。チェックボックス2124にチェックが入力されている場合に特定事業体の業務指標項目202は除外される。
実行ボタン2103は、押下されることで、入力画面2100に入力された情報を用いて評価装置100が処理を実行開始するためのボタンである。
図22~図26は、経年変化の出力画面例1~5を示す説明図である。出力画面2200,2300,2400,2500,2600は、単独事業体ラジオボタン2101および経年変化ラジオボタン2114を選択した場合の出力画面であり、たとえば、過去5年分の指定事業体および同区分事業体の平均値についての業務指標の経年変化を示すグラフである。なお、平均値は一例であり、1以上の同区分事業体の業務指標1202の値を代表する値であれば、中央値、最大値、最小値など、平均値以外の他の統計値でもよい。
同区分事業体は、指定事業体と同一規模区分に分類される事業体である。具体的には、同一規模区分とは、たとえば、人口や人口密度、上述した給水人口、土地面積など、事業体が管轄する領域や、領域内人口および人口密度の大きさにより区分けされた分類である。いずれの区分を適用するかは、あらかじめ設定され、不図示の設定画面から設定変更可能とする。
出力画面2200,2300,2400,2500,2600の横軸は、過去5年の年度であり、縦軸は、それぞれ業務指標1202である。出力画面2200の業務指標1202は、最大カビ臭物質濃度水質基準比率である。出力画面2300の業務指標1202は、総トリハロメタン濃度水質基準比率である。出力画面2400の業務指標1202は、有機物(TOC)濃度水質基準比率である。出力画面2500の業務指標1202は、重金属濃度水質基準比率である。出力画面2600の業務指標1202は、無機物質濃度水質基準比率である。
図27~図32は、単独事業体の出力画面例1~6を示す説明図である。出力画面2700,2800,2900,3000,3100,3200は、単独事業体ラジオボタン2101および同区分事業体ラジオボタン2115を選択した場合の出力画面であり、たとえば、ある比較基準年度における指定事業体および同区分事業体についての業務指標1202を示すグラフである。
出力画面2700,2800,2900,3000,3100,3200の横軸は、事業体の人口であり、縦軸は、それぞれ業務指標1202である。出力画面2700の業務指標1202は、給水管普及率である。出力画面2800の業務指標1202は、給水人口規模である。出力画面2900の業務指標1202は、営業収支比率である。出力画面3000の業務指標1202は、有収率である。出力画面3100の業務指標1202は、漏水率である。出力画面3200の業務指標1202は、施設利用率である。
図33は、区分の出力画面例を示す説明図である。出力画面3300は、区分ラジオボタン2102を選択した場合の出力画面であり、たとえば、ある比較基準年度におけるある区分での業務指標1202を示すグラフである。出力画面3300は、給水人口規模別区分入力欄2122に「都及び指定都市」が入力された場合の出力画面である。
出力画面3300は、X軸プルダウン3301と、Y軸プルダウン3302と、実行ボタン3303と、グラフ3304と、を含む。X軸プルダウン3301およびY軸プルダウン3302はそれぞれ、業務指標1202を選択可能なプルダウンである。実行ボタン3303は、押下することにより、X軸プルダウン3301およびY軸プルダウン3302で選択された業務指標1202の組み合わせでグラフ3304を生成するためのボタンである。グラフ3304は、水源別区分入力欄2121、給水人口規模別区分入力欄2122および有収水量密度別区分入力欄2123で指定された分類区分について、X軸プルダウン3301およびY軸プルダウン3302で選択された業務指標1202の値がプロットされたグラフである。
<評価処理手順例>
つぎに、図34~図37を用いて、評価装置100による評価処理手順例について説明する。
図34は、評価装置100による評価処理手順例を示すフローチャート1である。評価装置100は、入力情報が取得されるのを待ち受ける(ステップS3401:No)。入力情報とは、入力画面2100に入力され、実行ボタン2103の押下により取得される情報である。入力情報が取得された場合(ステップS3401:Yes)、評価装置100は、入力情報で要求された事業体の評価観点が単独事業体による評価観点であるか、区分による評価観点であるかを判断する(ステップS3402)。具体的には、たとえば、評価装置100は、入力情報に、単独事業体ラジオボタン2101による選択、または区分ラジオボタン2102による選択のいずれがあったかを判断する。
単独事業体による評価観点である場合(ステップS3402:単独事業体)、評価装置100は、経年変化による評価観点であるか、同区分自治体による評価観点であるかを判断する(ステップS3403)。具体的には、たとえば、評価装置100は、入力情報に、経年変化ラジオボタン2114による選択、または同区分事業体ラジオボタン2115による選択のいずれがあったかを判断する。
経年変化による評価観点である場合(ステップS3403:経年変化)、図35のステップS3501に移行する。一方、同区分自治体による評価観点である場合(ステップS3403:同区分自治体)、図36のステップS3601に移行する。また、ステップS3402において区分による評価観点である場合(ステップS3402:区分)、図37のステップS3701に移行する。
図35は、評価装置100による評価処理手順例を示すフローチャート2である。評価装置100は、経年変化による評価観点である場合(ステップS3403:経年変化)、指定事業体と、指定事業体と同区分の事業体とを特定する(ステップS3501)。具体的には、たとえば、評価装置100は、指定事業体と同一規模区分に分類される事業体(同区分事業体)を、DB群120の業務指標項目202の値(たとえば、現在給水人口など)から特定する。
たとえば、現在給水人口が、当該人口の多さにより複数の規模区分に分類されている場合、指定事業体が属する規模区分と同じ規模区分に属する事業体が同区分事業体として特定される。これにより、指定事業体と同一規模区分ではない事業体を除外することができ、計算負荷の低減を図ることができる。
また、同区分事業体が広域事業体である場合、評価装置100は、関連情報DB129を参照して、当該同区分事業体に対応する複数の関連自治体を特定してもよい。DB群120は、自治体ごとに評価指標項目の値を有するため、関連自治体を特定することにより、評価指標項目202の値を利用することができる。
同様に、指定事業体が広域事業体である場合も、評価装置100は、関連情報DB129を参照して、当該指定事業体に対応する複数の関連自治体を特定してもよい。DB群120は、自治体ごとに評価指標項目の値を有するため、関連自治体を特定することにより、評価指標項目202の値を利用することができる。
つぎに、評価装置100は、各業務指標1202値の計算に必要な指定事業体および同区分事業体のデータセットを抽出する(ステップS3502)。具体的には、たとえば、評価装置100は、DB群120(関連情報DB129を除く)から、指定事業体および同区分事業体の各々について、比較基準年度から経年変化で規定された過去5年分の業務指標項目202の値を抽出し、指定事業体のデータセットおよび同区分事業体のデータセットとして取得する。
なお、指定事業体や同区分事業体が広域事業体である場合、評価装置100は、広域事業体の各々について、対応する複数の関連自治体の同一の業務指標項目202の値を合計し、広域事業体としてのデータセットを取得する。
つぎに、評価装置100は、指定事業体について、経年変化の年度ごとに、各業務指標1202の値を算出する(ステップS3503)。具体的には、たとえば、評価装置100は、ステップS3502で取得したデータセットを用いて、算定式1203にしたがって業務指標1202の値を、経年変化の年度ごとに算出する。
また、評価装置100は、比較基準年度から経年変化で規定された過去5年分の年度ごとに、各業務指標1202の値について同区分事業体の平均値を算出する(ステップS3504)。この場合も、評価装置100は、ステップS3502で取得したデータセットを用いて、算定式1203にしたがって同区分自治体ごとに業務指標1202の値を算出し、年度ごとに同区分自治体の平均値を算出する。
そして、評価装置100は、業務指標1202の経年変化を、所定の評価基準に基づいて出力対象または非出力対象に選別する(ステップS3505)。具体的には、たとえば、ステップS3503およびS3504では、業務指標1202ごとに業務指標1202の値が算出されるため、すべて出力しようとすると膨大な量になる。したがって、評価装置100は、所定の評価基準にしたがって、出力対象となる業務指標1202の経年変化を選別する。
たとえば、図22~図24、図26に示したように、年度を経るにしたがって、指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の差が小さくなるという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別する。これにより、ユーザは、指定事業体の業務指標1202の値と同区分事業体の業務指標1202の値が年度を経るにしたがって接近している傾向であることを把握することができる。
具体的には、たとえば、年度を経るにしたがって、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも大きい指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の差が小さくなるという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別してもよい。これにより、ユーザは、当該業務指標1202において同区分事業体の平均が、経年変化により指定事業体に追いつきそうな傾向であることを把握することができる。
また、具体的には、たとえば、年度を経るにしたがって、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも小さい指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の差が小さくなるという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別してもよい。これにより、ユーザは、当該業務指標1202において指定事業体が、経年変化により同区分事業体の平均に追いつきそうな傾向であることを把握することができる。
また、逆に、年度を経るにしたがって、指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の差が大きくなるという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別してもよい。これにより、ユーザは、指定事業体と同区分事業体との業務指標1202の差が年度を経るにしたがって開いている傾向であることを把握することができる。
具体的には、たとえば、年度を経るにしたがって、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも大きい指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の差が大きくなるという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別してもよい。これにより、ユーザは、当該業務指標1202において同区分事業体の平均が、経年変化により指定事業体に引き離される傾向であることを把握することができる。
また、具体的には、たとえば、年度を経るにしたがって、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも小さい指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の差が大きくなるという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別してもよい。これにより、ユーザは、当該業務指標1202において指定事業体が、経年変化により同区分事業体の平均に引き離される傾向であることを把握することができる。
また、図25に示したように、業務指標1202の経年変化の途中で、指定事業体の業務指標1202の値と、同区分自治体の業務指標1202の平均値と、の大小関係が入れ替わったという傾向である場合に、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別してもよい。これにより、ユーザは、業務指標1202の経年変化の途中で、指定事業体の業務指標1202の値と同区分自治体の業務指標1202の平均値とが逆転したということを把握することができる。
具体的には、たとえば、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも大きかった指定事業体の業務指標1202の値が、業務指標1202の経年変化の途中で、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも小さくなった場合、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別する。これにより、ユーザは、業務指標1202の経年変化の途中で、指定事業体の業務指標1202の値が同区分自治体の業務指標1202の平均値に追い抜かれたということを把握することができる。
具体的には、たとえば、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも小さかった指定事業体の業務指標1202の値が、業務指標1202の経年変化の途中で、同区分自治体の業務指標1202の平均値よりも大きくなった場合、評価装置100は、当該業務指標1202の経年変化を出力対象に選別する。これにより、ユーザは、業務指標1202の経年変化の途中で、指定事業体の業務指標1202の値が同区分自治体の業務指標1202の平均値を追い抜いたということを把握することができる。
このあと、評価装置100は、ステップS3505による選別結果(出力対象に選別された業務指標1202の経年変化)を出力する(ステップS3506)。評価装置100は、選別結果を、出力デバイス104であるディスプレイに表示してもよく、プリンタに印刷出力してもよく、通信IF105を介してアクセス可能な他のコンピュータに送信してもよい。
図36は、評価装置100による評価処理手順例を示すフローチャート3である。評価装置100は、同区分事業体による評価観点である場合(ステップS3403:同区分事業体)、指定事業体と、指定事業体と同区分の事業体とを特定する(ステップS3601)。ステップS3601は、ステップS3501と同一処理であるため、詳細な説明を省略する。
つぎに、評価装置100は、各業務指標1202値の計算に必要な指定事業体および同区分事業体のデータセットを抽出する(ステップS3602)。具体的には、たとえば、評価装置100は、DB群120(関連情報DB129を除く)から、指定事業体および同区分事業体の各々について、比較基準年度の業務指標項目202の値を抽出し、指定事業体のデータセットおよび同区分事業体のデータセットとして取得する。
なお、指定事業体や同区分事業体が広域事業体である場合、評価装置100は、広域事業体の各々について、対応する複数の関連自治体の同一の業務指標項目202の値を合計し、広域事業体としてのデータセットを取得する。
つぎに、評価装置100は、指定事業体について、比較基準年度の各業務指標1202の値を算出する(ステップS3603)。具体的には、たとえば、評価装置100は、ステップS3602で取得したデータセットを用いて、算定式1203にしたがって業務指標1202の値を算出する。
また、評価装置100は、比較基準年度の各業務指標1202の値について同区分事業体の平均値を算出する(ステップS3604)。この場合も、評価装置100は、ステップS3602で取得したデータセットを用いて、算定式1203にしたがって同区分自治体ごとに業務指標1202の値を算出し、同区分自治体の平均値を算出する。
そして、評価装置100は、業務指標1202を所定の評価基準に基づいて出力対象または非出力対象に選別する(ステップS3605)。具体的には、たとえば、ステップS3603およびS3604では、業務指標1202ごとに業務指標1202の値が算出されるため、すべて出力しようとすると膨大な量になる。したがって、評価装置100は、所定の評価基準にしたがって、出力対象となる業務指標1202を選別する。
たとえば、評価装置100は、同一の業務指標1202について、指定区分の自治体の値と同区分自治体の平均値との差がしきい値t1以上ある場合に、当該業務指標1202を出力対象に選別する。この場合、図27に示したように、指定区分の自治体の値が同区分自治体の平均値よりも大きければ、ユーザは、当該業務指標1202において、指定区分の自治体が同区分自治体を引き離していることを把握することができる。一方、図29に示したように、指定区分の自治体の値が同区分自治体の平均値よりも小さければ、ユーザは、当該業務指標1202において、指定区分の自治体が同区分自治体から引き離されていることを把握することができる。
また、評価装置100は、同一の業務指標1202について、図28に示したように、指定区分の自治体の値および同区分自治体の値のうち所定順位以上ある場合に、当該業務指標1202を出力対象に選別する。この場合、ユーザは、指定区分の自治体が同区分自治体の中で相対的に上位にランキングされていることを把握することができる。
また、評価装置100は、同一の業務指標1202について、図30に示したように、指定区分の自治体の値および同区分自治体の値のうち所定順位以下ある場合に、当該業務指標1202を出力対象に選別する。この場合、ユーザは、指定区分の自治体が同区分自治体の中で相対的に下位にランキングされていることを把握することができる。
また、チェックボックス2124にチェックが入力されていない場合、指定区分が都及び指定自治体であれば、東京都のような特定事業体も同区分自治体に含まれる。この場合、図29、図31、および図32に示したように、指定区分の業務指標1202の値と、特定事業体の業務指標1202の値と、の差がしきい値t2以内であれば、評価装置100は、当該業務指標1202を出力対象に選定してもよい。これにより、ユーザは、指定区分の事業体の業務指標1202が特定事業体と同等であることを把握することができる。
このあと、評価装置100は、ステップS3605による選別結果(出力対象に選別された業務指標1202)を出力する(ステップS3606)。評価装置100は、選別結果を、出力デバイス104であるディスプレイに表示してもよく、プリンタに印刷出力してもよく、通信IF105を介してアクセス可能な他のコンピュータに送信してもよい。
図37は、評価装置100による評価処理手順例を示すフローチャート4である。評価装置100は、区分による評価観点である場合(ステップS3402:区分)、まず、出力画面3300を出力する(ステップS3701)。出力画面3300の出力先は、たとえば、出力デバイス104であるディスプレイでもよく、通信IF105を介してアクセス可能な他のコンピュータでもよい。この時の出力画面3300では、X軸プルダウン3301およびY軸プルダウン3302で業務指標1202が選択されておらず、グラフ3304も空白である。
つぎに、評価装置100は、出力画面3300の実行ボタン3303が押下されるのを待ち受ける(ステップS3702)。実行ボタン3303が押下された場合(ステップS3702:Yes)、評価装置100は、X軸プルダウン3301およびY軸プルダウン3302でX軸およびY軸の業務指標1202が選択されたか否かを判断する(ステップS3703)。X軸およびY軸の業務指標1202が選択されていない場合(ステップS3703:No)、ステップS3702に戻る。このように、ユーザは、X軸およびY軸の業務指標1202を自由に選択することができる。
X軸およびY軸の業務指標1202が選択された場合(ステップS3703:Yes)、評価装置100は、指定区分の事業体を特定する(ステップS3704)。指定区分とは、水源別区分入力欄2121、給水人口規模別区分入力欄2122および有収水量密度別区分入力欄2123で指定された事業規模区分である。評価装置100は、指定区分に分類される事業体(指定区分事業体)を、DB群120の業務指標項目202の値(たとえば、現在給水人口など)から特定する。これにより、指定区分以外の事業体を除外することができ、計算負荷の低減を図ることができる。
また、指定区分事業体が広域事業体である場合、評価装置100は、関連情報DB129を参照して、当該指定区分事業体に対応する複数の関連自治体を特定してもよい。DB群120は、自治体ごとに評価指標項目の値を有するため、関連自治体を特定することにより、評価指標項目202の値を利用することができる。
つぎに、評価装置100は、各業務指標1202値の計算に必要な指定区分事業体のデータセットを取得する(ステップS3705)。具体的には、たとえば、評価装置100は、DB群120(関連情報DB129を除く)から、指定区分事業体の各々について、ステップS3703で選択されたX軸およびY軸の比較基準年度の業務指標1202の値の算定に必要な業務指標項目202の値を抽出し、指定区分事業体ごとにデータセットとして取得する。業務指標1202の値の算定に必要な業務指標項目202の値とは、たとえば、表1~表9の業務指標1202に対応する算定式1203に含まれる業務指標項目202の値である。
なお、指定区分事業体が広域事業体である場合、評価装置100は、広域事業体の各々について、対応する複数の関連自治体の同一の業務指標項目202の値を合計し、広域事業体としてのデータセットを取得する。
つぎに、評価装置100は、指定区分事業体の各々について、比較基準年度の各業務指標1202の値を算出する(ステップS3706)。具体的には、たとえば、評価装置100は、ステップS3702で取得したデータセットを用いて、算定式1203にしたがって業務指標1202の値を、指定区分事業体の各々について算出する。
また、評価装置100は、比較基準年度の各業務指標1202の値について指定区分事業体の平均値を算出する(ステップS3707)。この場合も、評価装置100は、ステップS3702で取得したデータセットを用いて、算定式1203にしたがって指定区分自治体ごとに業務指標1202の値を算出し、指定区分自治体の平均値を算出する。
そして、評価装置100は、ステップS3706およびS3707で算出された値を、グラフ3304にプロットし(ステップS3708)、画面出力する(ステップS3701)。これにより、図33に示したような出力画面3300が出力される。
このように、本実施例の評価装置100によれば、人口に関する業務指標項目202の値に基づいて、指定事業体と同じ規模区分に分類される同区分事業体を特定することにより、異なる区分規模の事業体を除外することができる。したがって、評価装置100は、異なる区分規模の事業体の業務指標項目202の値の抽出、および業務指標1202の値の算出が不要となり、計算負荷の低減を図ることができ、かつ、出力結果の絞り込みを図ることができる。また、所定の評価基準により出力対象を選別することにより、出力結果の絞り込みを図ることができる。このようにして、評価装置100は、有用な業務指標を網羅的に把握することができ、情報の見落としを抑制することができる。
また、2つの業務指標1202をユーザが選択可能とすることにより、評価装置100は、2つの業務指標1202に絞り込むため、2つの業務指標1202以外の他の業務指標1202対応する業務指標項目202の値の抽出、および業務指標1202の値の算出が不要となり、計算負荷の低減を図ることができ、かつ、出力結果の絞り込みを図ることができる。また、2つの業務指標1202をユーザが選択するため、利便性の向上を図ることができる。
また、指定事業体や同区分事業体、指定区分事業体が広域事業体に該当する場合には、評価装置100は、対応する関連事業体の業務指標項目202の値を抽出し、同一業務指標項目202の値を合計して、業務指標1202の算出に適用する。したがって、広域事業体の評価についても網羅することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 評価装置
101 プロセッサ
102 記憶デバイス
103 入力デバイス
104 出力デバイス
121 水質運営管理DB
122 水質施設整備DB
123 水供給運営管理DB
124 水供給施設整備DB
125 財務DB
126 組織・人材DB
127 コミュニケーションDB
128 プロフィールDB
129 関連情報DB

Claims (14)

  1. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する評価装置であって、
    人口に関する業務指標項目を含む複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能であり、
    前記プロセッサは、
    前記事業体の評価観点を取得する取得処理と、
    前記人口に関する業務指標項目の値に基づいて、指定事業体と同じ規模区分に分類される同区分事業体を特定する特定処理と、
    前記取得処理によって取得された評価観点に基づいて、前記特定処理によって特定された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々について、前記データベースから前記複数の業務指標項目の値を抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記複数の業務指標項目の値を用いて、複数の業務指標の値を算出する算出処理と、
    前記算出処理によって算出された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々についての同一業務指標の値の組み合わせを、所定の評価基準に基づいて出力対象または非出力対象に選別する選別処理と、
    前記選別処理によって前記出力対象に選別された値の組み合わせを出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする評価装置。
  2. 請求項1に記載の評価装置であって、
    前記評価観点は、前記指定事業体および前記同区分事業体の各々についての同一業務指標の経年変化を比較する評価観点である、
    ことを特徴とする評価装置。
  3. 請求項1に記載の評価装置であって、
    前記評価観点は、前記指定事業体および前記同区分事業体の各々についての単年度の同一業務指標を比較する評価観点である、
    ことを特徴とする評価装置。
  4. 請求項1に記載の評価装置であって、
    前記選別処理では、前記プロセッサは、前記複数の業務指標の各々について、前記指定事業体と前記同区分事業体との値の差に基づいて、前記値の組み合わせを前記出力対象または前記非出力対象に選別する、
    ことを特徴とする評価装置。
  5. 請求項1に記載の評価装置であって、
    前記選別処理では、前記プロセッサは、前記複数の業務指標の各々について、前記指定事業体の値と前記同区分事業体の代表値との差に基づいて、前記指定事業体の値と前記同区分事業体の代表値との組み合わせを前記出力対象または前記非出力対象に選別し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記選別処理によって前記出力対象に選別された前記指定事業体の値と前記同区分事業体の代表値との組み合わせを出力する、
    ことを特徴とする評価装置。
  6. 請求項1に記載の評価装置であって、
    広域事業体と、複数の関連事業体と、を対応付けた関連情報データベースにアクセス可能であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記指定事業体が前記広域事業体である場合、前記広域事業体に対応する前記複数の関連事業体の各々の業務指標項目の値を、前記指定事業体についての業務指標項目の値として抽出し、
    前記算出処理では、前記プロセッサは、前記複数の関連事業体の各々の同一業務指標項目の値を合計することにより、前記指定事業体についての前記同一業務指標項目の値として用いる、
    ことを特徴とする評価装置。
  7. 請求項1に記載の評価装置であって、
    広域事業体と、複数の関連事業体と、を対応付けた関連情報データベースにアクセス可能であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記同区分事業体が前記広域事業体である場合、前記広域事業体に対応する前記複数の関連事業体の各々の業務指標項目の値を、前記同区分事業体についての業務指標項目の値として抽出し、
    前記算出処理では、前記プロセッサは、前記複数の関連事業体の各々の同一業務指標項目の値を合計することにより、前記同区分事業体についての前記同一業務指標項目の値として用いる、
    ことを特徴とする評価装置。
  8. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する評価装置であって、
    複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能であり、
    前記プロセッサは、
    前記事業体の事業規模による評価観点に基づいて区分指定された指定区分事業体を特定する特定処理と、
    第1業務指標および第2業務指標の選択を受け付ける選択処理と、
    前記特定処理によって特定された指定区分事業体の各々について、前記選択処理によって選択された第1業務指標および第2業務指標の各々の値の算出に必要な業務指標項目の値を前記データベースから抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記業務指標項目の値を用いて、前記第1業務指標の値および前記第2業務指標の値を前記指定区分事業体ごとに算出する算出処理と、
    前記算出処理による算出結果を出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする評価装置。
  9. 請求項8に記載の評価装置であって、
    前記プロセッサは、前記算出結果に基づいて、前記第1業務指標および前記第2業務指標をそれぞれ軸とするグラフを生成する生成処理を実行し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記生成処理によって生成されたグラフを出力する、
    ことを特徴とする評価装置。
  10. 請求項8に記載の評価装置であって、
    広域事業体と、複数の関連事業体と、を対応付けた関連情報データベースにアクセス可能であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記指定区分事業体が前記広域事業体である場合、前記広域事業体に対応する前記複数の関連事業体の各々の業務指標項目の値を、前記指定区分事業体についての業務指標項目の値として抽出し、
    前記算出処理では、前記プロセッサは、前記複数の関連事業体の各々の同一業務指標項目の値を合計することにより、前記指定区分事業体についての前記同一業務指標項目の値として用いる、
    ことを特徴とする評価装置。
  11. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する評価装置が実行する評価方法であって、
    前記評価装置は、人口に関する業務指標項目を含む複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能であり、
    前記評価方法は、
    前記プロセッサが、
    前記事業体の評価観点を取得する取得処理と、
    前記人口に関する業務指標項目の値に基づいて、指定事業体と同じ規模区分に分類される同区分事業体を特定する特定処理と、
    前記取得処理によって取得された評価観点に基づいて、前記特定処理によって特定された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々について、前記データベースから前記複数の業務指標項目の値を抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記複数の業務指標項目の値を用いて、複数の業務指標の値を算出する算出処理と、
    前記算出処理によって算出された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々についての同一業務指標の値の組み合わせを、所定の評価基準に基づいて出力対象または非出力対象に選別する選別処理と、
    前記選別処理によって前記出力対象に選別された値の組み合わせを出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする評価方法。
  12. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する評価装置が実行する評価方法であって、
    複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能であり、
    前記評価方法は、
    前記プロセッサが、
    前記事業体の事業規模による評価観点に基づいて区分指定された指定区分事業体を特定する特定処理と、
    第1業務指標および第2業務指標の選択を受け付ける選択処理と、
    前記特定処理によって特定された指定区分事業体の各々について、前記選択処理によって選択された第1業務指標および第2業務指標の各々の値の算出に必要な業務指標項目の値を前記データベースから抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記業務指標項目の値を用いて、前記第1業務指標の値および前記第2業務指標の値を前記指定区分事業体ごとに算出する算出処理と、
    前記算出処理による算出結果を出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする評価方法。
  13. 人口に関する業務指標項目を含む複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能なプロセッサに、
    前記事業体の評価観点を取得する取得処理と、
    前記人口に関する業務指標項目の値に基づいて、指定事業体と同じ規模区分に分類される同区分事業体を特定する特定処理と、
    前記取得処理によって取得された評価観点に基づいて、前記特定処理によって特定された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々について、前記データベースから前記複数の業務指標項目の値を抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記複数の業務指標項目の値を用いて、複数の業務指標の値を算出する算出処理と、
    前記算出処理によって算出された前記指定事業体および前記同区分事業体の各々についての同一業務指標の値の組み合わせを、所定の評価基準に基づいて出力対象または非出力対象に選別する選別処理と、
    前記選別処理によって前記出力対象に選別された値の組み合わせを出力する出力処理と、
    を実行させるための評価プログラム。
  14. 複数の業務指標項目の値を事業体ごとに記憶するデータベースにアクセス可能なプロセッサに、
    前記事業体の事業規模による評価観点に基づいて区分指定された指定区分事業体を特定する特定処理と、
    第1業務指標および第2業務指標の選択を受け付ける選択処理と、
    前記特定処理によって特定された指定区分事業体の各々について、前記選択処理によって選択された第1業務指標および第2業務指標の各々の値の算出に必要な業務指標項目の値を前記データベースから抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された前記業務指標項目の値を用いて、前記第1業務指標の値および前記第2業務指標の値を前記指定区分事業体ごとに算出する算出処理と、
    前記算出処理による算出結果を出力する出力処理と、
    を実行させるための評価プログラム。
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