JP7219653B2 - 設置支援装置及び設置支援プログラム - Google Patents

設置支援装置及び設置支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7219653B2
JP7219653B2 JP2019062685A JP2019062685A JP7219653B2 JP 7219653 B2 JP7219653 B2 JP 7219653B2 JP 2019062685 A JP2019062685 A JP 2019062685A JP 2019062685 A JP2019062685 A JP 2019062685A JP 7219653 B2 JP7219653 B2 JP 7219653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
camera
installation
information
attachment part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019062685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020162091A (ja
Inventor
利彦 櫻井
昇平 國松
一徳 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secom Co Ltd filed Critical Secom Co Ltd
Priority to JP2019062685A priority Critical patent/JP7219653B2/ja
Publication of JP2020162091A publication Critical patent/JP2020162091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7219653B2 publication Critical patent/JP7219653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、設置支援装置及び設置支援プログラムに関する。
監視カメラを設置する際には、所望の監視目的を達成するための監視カメラの配置条件(設置位置・姿勢・画角等)を事前に計画(プランニング)する。例えば、監視目的を達成するために監視空間を死角なく撮影するといった監視目的であれば、死角が生じないよう監視カメラの配置位置や姿勢や画角等を決める。配置条件は一般に多岐におよぶため、人手で行うプランニングでは、多大な労力を要し、またプランニング実施者の主観や経験に依存してしまう。
そこで本出願人は、配置条件に基づいてカメラが撮影可能な空間範囲を求めて監視空間内の死角が少なくなるほど高くなる評価値を求め、配置条件を変更しつつ最も高い評価値となる配置条件を探索することにより、プランニング実施者の経験に依存することなく死角の少ない配置条件を容易に求める技術を提案した(下記特許文献1)。
特開2018-128961号公報
しかし、実際のカメラの設置には、カメラを支持する雲台等の取付部品を使用する。特許文献1の発明は、このような取付部品による制約を考慮していないため、配置条件を求めても実際にはカメラを取り付けることができないことがあった。また、取付部品を考慮すれば実際には配置可能となるケースを見逃すことがあった。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、取付部品を使用して設置したカメラが監視対象を撮影できるようにカメラの位置を求めることを目的とする。
本発明の一形態による設置支援装置は、監視対象の位置を含む監視対象情報と、監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報と、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報とを記憶する記憶部と、監視対象情報と構造物情報とを用いて、監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲をカメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する撮影可能空間算出部と、撮影可能空間と構造物情報と取付部品情報とを用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する設置候補空間算出部と、を備える。
設置候補空間算出部は、構造物情報と取付部品情報とを用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が取り得る範囲を算出し、当該範囲と撮影可能空間とが重なる空間から設置候補空間を算出してもよい。
取付部品情報は、取付部品情報は、取付部品による本体位置の可動範囲を含み、設置候補空間算出部は、可動範囲を用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が取り得る範囲を求めてもよい。
取付部品情報は、取付部品によるカメラの光軸角度の可変範囲を含んでもよい。設置候補空間算出部は、可変範囲を用いて設置候補空間を算出してもよい。
記憶部は、カメラの筐体サイズをさらに記憶してもよい。設置候補空間算出部は、筐体サイズを用いて設置候補空間を算出してもよい。
設置支援装置は、設置候補空間と構造物情報と取付部品情報とを用いて、カメラを取付部品により構造物に取り付ける取付候補領域を算出する取付候補領域算出部を更に備えてもよい。
設置支援装置は、設置候補空間又は取付候補領域の少なくとも一方を表す設置候補画像を生成する画像生成部を更に備えてもよい。
設置支援装置は、設置候補空間の大きさに基づいてカメラを設置する設置自由度を算出する設置自由度算出部を更に備えてもよい。
本発明の他の形態による設置支援プログラムは、コンピュータに、監視対象の位置を含む監視対象情報と、監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報と、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報とを記憶装置から読み出す情報読出ステップと、監視対象情報と構造物情報とを用いて、監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲をカメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する撮影可能空間算出ステップと、撮影可能空間と構造物情報と取付部品情報とを用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する設置候補空間算出ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明のさらなる他の形態による設置支援方法は、監視対象の位置を含む監視対象情報と、監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報と、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報とを記憶装置から読み出す情報読出ステップと、監視対象情報と構造物情報とを用いて、監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲をカメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する撮影可能空間算出ステップと、撮影可能空間と構造物情報と取付部品情報とを用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する設置候補空間算出ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、取付部品を使用して設置したカメラが監視対象を撮影できるようにカメラの位置を求めることができる。
本発明の実施形態の設置支援装置の一例の概略構成図である。 監視空間と構造物の例の説明図である。 (a)及び(b)は、カメラ及び取付部品の構造の一例の説明図である。 取付可能領域の一例を示す図である。 視点空間の一例を示す図である。 監視対象を撮影可能なカメラの視点が取り得る撮影可能空間の一例を示す図である。 撮影可能空間の算出方法の一例の説明図である。 設置候補空間及び取付候補領域の一例を示す図である。 (a)は視点空間を分割した分割領域と各分割領域の視点代表点の一例を示す図であり、(b)及び(c)は視点代表点から監視対象へ向かう監視ベクトルがカメラ画角に収まる光軸角度範囲の一例の説明図である。 本発明の実施形態の設置支援方法の一例のフローチャートである。 設置候補空間算出処理の一例のフローチャートである。
以下において、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(構成)
図1を参照する。実施形態の設置支援装置10は、例えばコンピュータにより構成され、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、半導体記憶装置、磁気記憶装置及び光学記憶装置のいずれかを備えてよい。記憶部11は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)等のプロセッサと、その周辺回路によって構成される。
以下に説明する制御部12の機能は、例えば、記憶部11に格納されたコンピュータプログラムである設置支援プログラム20を、制御部12が備えるプロセッサが実行することによって実現される。
なお、入力装置13は、設置支援装置10の動作を制御するために、カメラプランニングの実施者や、監視従事者、管理者など(以下、「プランニング実施者等」と表記する)が操作するマウスやキーボードなどである。入力装置13は設置支援装置10に接続され、入力装置13から各種情報が設置支援装置10に入力される。出力装置14は、設置支援装置10により生成された各種情報を出力するディスプレイ、プロジェクタ、プリンタなどである。
設置支援装置10は、所定の監視空間内の監視対象を撮影するためカメラの設置位置を計画するカメラプランニングに用いられる。
図2を参照する。いま、屋外空間や、構造物によって形成される屋内空間等である監視空間40内に、監視用のカメラを設置するプランニングを想定する。
監視空間40は、天井41、床42、壁43、44、45及び46によって囲まれている。天井41、床42、壁43、44、45及び46は、監視空間40に存在する構造物の一例である。
監視空間40内には、天井に設けられた小壁部47と物体48が存在している。小壁部47と物体48は、監視空間40に存在する構造物の一例である。
また、監視空間40内には、監視対象の一例である物体50(以下「監視対象50」と表記する)が存在する。監視対象50は、監視の対象である監視対象面51及び52を有する。
図1を参照する。設置支援装置10は、監視対象の位置を表す監視対象情報22と、監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報21とに基づいて、監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲をカメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する。ここでの「カメラの本体位置」は、例えば、カメラの視点(すなわち光学中心)や、カメラ筐体の幾何学形状な中心点、重心点などであってよい。
しかし現実には、実際にカメラの視点が取り得る範囲は、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品によって制約される。
このため、設置支援装置10は、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報に基づいて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する。
以下、カメラの本体位置としてカメラの視点を用いる場合について説明する。すなわち、撮影可能空間として、監視対象をカメラが撮影可能となるカメラの視点の取り得る空間範囲を算出する。また、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの視点が撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する。
図3の(a)及び図3の(b)を参照する。カメラを構造物に取り付ける場合、図3の(a)の例示のように、使用するカメラ60と取付場所に応じて取付器具62を適宜選択し、カメラ60と取付器具62とを組み合わせて構造物に取り付ける場合がある。なお、取付器具62は、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品の一例である。
また図3の(b)の例示のように、カメラ66を構造物に取り付ける取付部品65とカメラ66とが一体に組み立てられている場合がある。
例えば図3の(a)の場合には、設置支援装置10は、取付部品情報である取付器具62の伸縮部63の伸縮可能範囲や雲台64の回転角度範囲に基づいて、取付器具62でカメラ60を構造物に取り付けた際にカメラ60の視点が撮影可能空間内に取り得る空間範囲を算出する。
また、例えば図3(b)の場合には、設置支援装置10は、取付部品情報である取付部品65の枢動軸68及び69の回転角度範囲に基づいて、取付部品65でカメラ66を構造物に取り付けた際にカメラ本体67の視点が撮影可能空間内に取り得る空間範囲を算出する。
これにより、設置支援装置10は、取付部品を使用して実際にカメラを設置できる位置を求めることができる。
なお、図3の(a)及び図3の(b)に示すカメラ60、66、取付器具62、取付部品65の構造はあくまで例示であり、本発明が適用されるカメラ、取付器具及び取付部品の構造はこれらに限定されるものではない。
以下、設置支援装置10の詳細を説明する。図1を参照する。記憶部11には、上述の設置支援プログラム20のほか、構造物情報21、監視対象情報22、カメラ情報23及び取付部品情報24が格納される。
構造物情報21は、監視空間40を囲む又は監視空間40内に存在する現実世界の構造物の位置及び形状を表す3次元の幾何学形状データ(すなわち3次元モデル)である。
構造物は、例えば建造物や、地面、障害物(什器,樹木等)等の物体である。図2の例では、構造物情報21は、天井41、床42、壁43~46、小壁部47並びに物体48の位置と形状を表す。
構造物情報21は、このような構造物の構造を表す属性データを含んでもよい。属性データは、例えば構造物の種別、材質、厚さ、強度を表すデータを含んでよい。
属性データは「天井」、「壁」、「扉」、「柱」などの種別を表す種別データを含んでよい。属性データは「石膏ボード」、「鉄骨」などの材質を表す材質データを含んでもよい。構造物情報21は、カメラの取付可否を示す属性データを含んでもよい。
このような構造物情報21は、プランニング実施者等により入力装置13から予め設定登録されて記憶部11に記憶される。
監視対象情報22は、監視したい物体である監視対象を監視空間40内に配置する配置条件データや監視対象の材質等の属性データを含む。
配置条件データは、例えば、監視対象を監視空間40内に配置する位置、監視対象の3次元形状、監視対象の向き、監視対象面、監視対象の監視方向のデータを含んでよい。
図2の例では、監視対象情報22は、監視対象50の配置条件データや材質等の属性データを含む。
なお、監視対象情報22は、監視したい位置である監視点の座標情報であってもよい。
監視対象情報22は、制御部12により監視対象の配置条件データや属性データが設定されると、記憶部11に記憶される。
カメラ情報23は、監視対象の撮影に使用されるカメラの情報である。カメラ情報23は、カメラの画角データを含んでよい。
またカメラ情報23は、カメラの構造情報を含んでよい。例えば、カメラ情報23は、図3の(a)のカメラ60や図3の(b)のカメラ本体67の筐体の幾何学形状を3次元ポリゴンなどで表現した幾何学形状データを、構造情報として含んでよい。かかる幾何学形状データはカメラの筐体サイズを表すことができる。
また例えばカメラ情報23は、図3の(a)のカメラ60の筐体と取付器具62とが接続する位置61を表す取付器具接続位置データを構造情報として含んでよい。
取付部品情報24は、カメラを構造物に取り付ける取付部品の構造情報である。例えば取付部品情報24は、図3の(a)の取付器具62や図3の(b)の取付部品65の幾何学形状を3次元ポリゴンなどで表現した幾何学形状データを含んでよい。
また取付部品情報24は、取付部品の可動部分(例えば図3の(a)の伸縮部63、雲台64や、図3の(b)の枢動軸68、69)の動く範囲を表す可動データを含んでよい。
可動データは、例えば図3の(a)の雲台64や図3の(b)の枢動軸68及び69などの回転部品の支点や軸の位置データや回転角度範囲データであってよい。
これら位置データや回転角度範囲データは、カメラの光軸角度の可変範囲を表すことができる。
また例えば図3の(a)の伸縮部63の位置データや伸縮可能範囲データであってよい。これら位置データや伸縮可能範囲データは、カメラの視点の可動範囲を表すことができる。
また例えば取付部品情報24は、図3の(a)の取付器具62にカメラ60の筐体を取り付ける位置61を表す取付位置データを含んでよい。
カメラ情報23及び取付部品情報24は、プランニング実施者等により入力装置13から予め設定登録されて記憶部11に記憶される。
図1を参照する。制御部12は、記憶部11に記憶された構造物情報21、監視対象情報22、カメラ情報23及び取付部品情報24を読み出す。
また、制御部12は、記憶部11に記憶された設置支援プログラム20を読み出して実行し、設置候補空間設定部30と、監視対象設定部31と、撮影可能空間算出部32と、取付候補領域算出部33と、設置自由度算出部34と、画像生成部35として機能する。
まず、取付候補領域算出部33は、構造物情報21が表す監視空間40に存在する構造物の位置と、幾何学形状と、材質やカメラの取付可否等の属性データとに基づいて、構造物の表面に物理的にカメラを取り付けることが可能な取付可能領域を算出する。
図4を参照する。例えば取付候補領域算出部33は、天井41の表面の領域70aと70bを取付可能領域として算出する。以下、取付可能領域70a及び70bを総称して「取付可能領域70」と表記することがある。
次に取付候補領域算出部33は、カメラ情報23に含まれるカメラの構造情報と取付部品情報24に含まれる取付部品の構造情報に基づいて、取付部品の可動部分を動かしたときの、各々の姿勢におけるカメラの本体位置が取り得る範囲とカメラと取付部品の幾何学形状を算出する。
例えば取付候補領域算出部33は、カメラの本体位置が取り得る範囲としてカメラの視点の可動範囲を算出する。例えば取付候補領域算出部33は、取付部品情報24の可動データ(位置データ、回転角度範囲データ、伸縮可能範囲データ)に基づいてカメラの視点の可動範囲を算出してよい。
取付候補領域算出部33は、算出した視点の可動範囲とカメラ及び取付部品の幾何学形状に基づいて、取付可能領域70a及び70b内にカメラを取り付けた場合にカメラ及び取付部品が構造物に干渉しない姿勢でカメラの本体位置が取り得る3次元範囲を算出する。例えば取付候補領域算出部33は、カメラの本体位置が取り得る3次元範囲としてカメラの視点が取り得る3次元範囲を算出する。以下、この3次元範囲を「視点空間」と表記する。なお、取付候補領域算出部33にて算出した視点空間は、カメラを取付部品にて構造物に取り付けた場合のカメラの本体位置の取り得る範囲を算出したものである。よって、視点空間は監視対象を撮影できない空間を含んでいる。
図5を参照する。例えば取付候補領域算出部33は、取付可能領域70a及び70b内にそれぞれカメラを取り付けた場合の視点空間71a及び71bを算出する。以下、視点空間71a及び71を総称して「視点空間71」と表記することがある。
監視対象設定部31は、監視対象を設定する。具体的には、監視空間40内に監視対象を配置する配置条件データや監視対象の材質等の属性データを設定する。
例えば、監視対象設定部31は、プランニング実施者等が入力装置13を用いて入力したデータに基づいて、監視対象50の配置条件データと属性データを設定し、監視対象情報22として記憶部11に記憶する。監視対象設定部31は、複数の監視対象を設定してもよい。
撮影可能空間算出部32は、監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲をカメラの本体位置にて表した3次元の空間範囲を撮影可能空間として算出する。例えば、撮影可能空間算出部32は、監視対象を撮影可能なカメラの視点の3次元の空間範囲を、撮影可能空間として算出する。なお、撮影可能空間算出部32にて算出した撮影可能空間は、取付部品を考慮せずにカメラの本体位置の取り得る範囲を算出したものである。よって、撮影可能空間は取付部品を考慮した場合に本体位置が取り得ない空間を含んでいる。
図6を参照する。例えば撮影可能空間算出部32は、監視対象50の監視対象面51及び52をカメラで撮影可能な撮影可能空間72を算出する。
例えば撮影可能空間算出部32は、監視対象面51、52上に監視点を設定して、監視対象面51上の監視点を一端とし監視空間40内の何れかの構造物まで他の構造物と交差せずに到達する線分の軌跡によって形成される空間と、監視対象面52上の監視点を一端とし監視空間40内の何れかの構造物まで他の構造物と交差せずに到達する線分の軌跡によって形成される空間をそれぞれ求め、これらの空間の重複範囲を、撮影可能空間72として算出してよい。
すなわち、監視対象面51及び52にそれぞれ光源を配置した場合に、各光源からの光が構造物に遮られずに通過する3次元範囲が重複する範囲を撮影可能空間72として算出してよい。
また、監視対象を監視する監視方向が定められている場合には、監視対象から監視方向へ向けられたスポットライト光源からの光が構造物に遮られずに通過する3次元範囲を撮影可能空間72として算出してよい。
具体的には撮影可能空間算出部32は、図7に示すように、監視対象面51上の監視点53を一端として監視方向に伸びる基準直線54と許容角度θの鋭角をなす半直線の軌跡により囲まれる空間のうち基準直線54が含まれる錐状空間55を算出する。撮影可能空間算出部32は、監視対象面52についても同様に錐状空間を算出し、これらの錐状空間の重複範囲を算出する。そして撮影可能空間算出部32は、この重複領域から、構造物により占有される空間と監視点から見て構造物の死角になる空間を除外して、撮影可能空間72を得る。
図1を参照する。設置候補空間設定部30は、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が撮影可能空間内において取り得る範囲を示す設置候補空間を算出する。例えば、設置候補空間設定部30は、カメラを取付部品により構造物に取り付けた場合に、カメラの視点が撮影可能空間72内に取り得る空間範囲を示す設置候補空間を算出する。
図8を参照する。具体的には、視点空間71a及び71bと撮影可能空間72とがそれぞれ重複する重複空間を求め、当該重複空間において監視対象にカメラの光軸(視軸)を向けることができない視点の空間範囲を除いて設置候補空間78a及び78bを算出する。以下、設置候補空間78a及び78bを総称して「設置候補空間78」と表記することがある。
図9の(a)を参照する。例えば設置候補空間設定部30は、各視点空間71を複数の分割領域73a、73b、73c…へ分割し、各分割領域73a、73b、73c…に含まれる視点を代表する視点代表点74a、74b、74c…を設定する。設置候補空間設定部30は、視点代表点74a、74b、74c…を集めた視点代表点集合を生成する。
以下、分割領域73a、73b、73c…を総称して「分割領域73」と表記することがある。視点代表点74a、74b、74c…を総称して「視点代表点74」と表記することがある。
そして、設置候補空間設定部30は、視点代表点集合から、撮影可能空間72外の視点代表点74を削除する。すなわち、撮影可能空間72外の視点代表点74を削除した後の視点代表点集合に対応する分割領域によって構成される空間が重複空間となる。
図9の(b)及び図9の(c)を参照する。設置候補空間設定部30は、視点代表点集合に残った視点代表点74のそれぞれについて、以下の処理(1)~(3)を行う。
(1)対象の視点代表点74から監視対象50へ向けられた監視ベクトル75を算出する。
(2)カメラ情報23の画角データを用いてカメラの画角76内に監視ベクトル75が収まるカメラの光軸の角度範囲を算出する。すなわち、画角76の範囲内に監視ベクトル75が収まるようカメラの光軸をスイープさせたときに、カメラの光軸が取り得る77aから77bまでの角度範囲φを算出する。
(3)算出した角度範囲φ内の光軸角度をサンプリングする。そしてカメラ情報23のカメラの構造情報と取付部品情報24の取付部品の構造情報に基づいて、サンプリングした光軸角度に光軸を向けることができ、且つ当該光軸の角度に設定されたカメラとそれを支持する取付部品が、周囲の構造物に干渉しない姿勢(取付部品の各可動部分の伸縮長及び回転角度)を探索する。
上記(c)の探索において周囲の構造物に干渉しない姿勢が検出されなかった場合、設置候補空間設定部30は、対象の視点代表点74を視点代表点集合から削除し、反対に検出された場合には視点代表点集合に残す。
設置候補空間設定部30は、視点代表点集合に残った視点代表点74を含んだ分割領域73を結合して設置候補空間78を得る。
図8を参照する。取付候補領域算出部33は、カメラの視点をそれぞれ設置候補空間78a及び78bに配置できるようにカメラ(すなわち取付部品)を取り付けることができる構造物の表面の領域として、太線で表す取付候補領域79a及び79bを算出する。以下、取付候補領域79a及び79bを「取付候補領域79」と表記することがある。
例えば取付候補領域算出部33は、設置候補空間78を求めた場合の処理と同様に、設置候補空間78を複数の分割領域に分割し、各分割領域の視点代表点から監視対象50を見る監視ベクトルがカメラの画角内に収まる光軸の角度範囲を求めて、角度範囲内の光軸角度をサンプリングする。
そして、取付候補領域算出部33は、カメラの視点及び光軸角度が、それぞれ視点代表点及び光軸角度に設定された状態で、カメラとそれを支持する取付部品が周囲の構造物に干渉しないで構造物に取り付けできる姿勢と取付場所を、カメラの構造情報と取付部品情報24の取付部品の構造情報を用いて探索する。取付候補領域算出部33は、それぞれの視点代表点及び光軸角度において取付場所を探索し、探索の結果発見した取付場所からなる範囲を取付候補領域79として求める。
なお、設置候補空間78の周囲にカメラを取り付ける構造物以外の構造物(障害物)が存在しない場合には、カメラや取付部品と障害物との干渉を考慮しなくてもよい。この場合には、カメラの構造情報を用いずに構造物情報21と設置候補空間78と取付部品情報24に基づいて取付候補領域79を算出してもよい。
図1を参照する。設置自由度算出部34は、設置候補空間78の大きさに基づいて、取付候補領域79にカメラを取り付ける設置自由度を算出する。例えば、設置候補空間78の体積が大きいほど、この設置候補空間78に視点が配置されるように取付候補領域79にカメラを取り付ける自由度が大きくなる。このため設置自由度算出部34は、設置候補空間78が大きいほど、より大きな設置自由度を算出してよい。
画像生成部35は、設置候補空間78又は取付候補領域79の少なくとも一方を、3次元的又は2次元的に表す設置候補画像を生成する。その際に画像生成部35は、設置自由度に応じて設置候補空間78や取付候補領域79の表示を異ならせてもよい。例えば、設置自由度に応じて異なる色、線種、模様で表示してもよい。また、閾値以下の設置自由度の設置候補空間78や取付候補領域79の表示を禁止してもよい。
画像生成部35は、生成した設置候補画像を出力装置14から出力する。
(動作)
図10を参照して、実施形態の設置支援方法の一例を説明する。ステップS1では、カメラ設置位置を設計するのに先だって、監視空間40に存在する構造物の構造物情報21を取得または生成して、設置支援装置10の記憶部11に設定登録する。また、監視に使用するカメラ及びその取付部品のカメラ情報23及び取付部品情報24を取得または生成して、設置支援装置10の記憶部11に設定登録する。
制御部12は、構造物情報21、カメラ情報23及び取付部品情報24を記憶部11から読み出す。
ステップS2において取付候補領域算出部33は、構造物の表面に物理的にカメラを取り付けることが可能な取付可能領域70を算出する。
ステップS3において取付候補領域算出部33は、取付部品の可動部分を動かしたときの、各々の姿勢におけるカメラの視点の可動範囲とカメラと取付部品の幾何学形状を算出する。
ステップS4において取付候補領域算出部33は、ステップS3で算出した可動範囲と幾何学形状に基づき、取付可能領域内にカメラを取り付けた場合にカメラ及び取付部品が構造物に干渉しない姿勢でカメラの視点が取り得る3次元的な視点空間71を算出する。
ステップS5において監視対象設定部31は、監視対象50を設定する。
ステップS6において撮影可能空間算出部32は、監視対象50を撮影可能なカメラの視点の3次元の空間範囲を、撮影可能空間72として算出する。
ステップS7において設置候補空間設定部30は、カメラを取付部品により構造物に取り付けた場合に、カメラの視点が撮影可能空間72内に取り得る空間範囲を示す設置候補空間78を算出する。
図11は、ステップS7において設置候補空間78を算出する設置候補空間算出処理の一例のフローチャートである。
ステップS20において設置候補空間設定部30は、視点空間71を複数の分割領域73a、73b、73c…へ分割する。
ステップS21において設置候補空間設定部30は、分割領域73a、73b、73c…のそれぞれについて視点代表点74a、74b、74c…を設定し、これらを集めた視点代表点集合を生成する。
ステップS22において設置候補空間設定部30は、視点代表点集合に含まれる視点代表点74のいずれかを対象視点代表点として選択する。
ステップS23において設置候補空間設定部30は、対象視点代表点が撮影可能空間72内に位置するか否かを判断する。対象視点代表点が撮影可能空間72内に位置する場合(ステップS23:Y)に処理はステップS24へ進む。対象視点代表点が撮影可能空間72外に位置する場合(ステップS23:N)に処理はステップS28へ進む。
ステップS24において設置候補空間設定部30は、対象視点代表点から監視対象50へ向けられた監視ベクトル75を算出する。
ステップS25において設置候補空間設定部30は、カメラの画角76内に監視ベクトル75が収まるカメラの光軸の角度範囲φを算出する。
ステップS26において設置候補空間設定部30は、角度範囲φ内の光軸角度をサンプリングする。設置候補空間設定部30は、サンプリングした光軸角度に光軸が向けられ且つ対象視点代表点に視点が設定されたカメラとそれを支持する取付部品が、周囲の構造物に干渉しない姿勢を探索する。
ステップS27において周囲の構造物に干渉しない姿勢が発見された場合(ステップS27:Y)に処理はステップS29へ進む。周囲の構造物に干渉しない姿勢が発見されない場合(ステップS27:N)に処理はステップS28へ進む。
ステップS28において設置候補空間設定部30は、対象視点代表点を視点代表点集合から削除する。その後に処理はステップS29へ進む。
ステップS29において設置候補空間設定部30は、まだ対象視点代表点に選ばれていない視点代表点74が残っているか否かを判断する。対象視点代表点に選ばれていない視点代表点74が残っている場合(ステップS29:Y)に処理はステップS22へ戻る。ステップS22において設置候補空間設定部30は、対象視点代表点に選ばれずに視点代表点集合に残っている視点代表点74を対象視点代表点として選択し、ステップS23~S29を繰り返す。
対象視点代表点に選ばれていない視点代表点74が残っていない場合(ステップS29:N)に処理はステップS30へ進む。
ステップS30において設置候補空間設定部30は、視点代表点集合に残った視点代表点74を含んだ分割領域73を結合して設置候補空間78を決定する。
図10を参照する。ステップS8において取付候補領域算出部33は、カメラの視点をそれぞれ設置候補空間78に配置できるようにカメラを取り付けられる構造物の表面の取付候補領域79を算出する。
ステップS9において設置自由度算出部34は、設置候補空間78の大きさに基づいて、取付候補領域79にカメラを取り付ける設置自由度を算出する。
ステップS10において画像生成部35は、設置候補空間78又は取付候補領域79の少なくとも一方を、3次元的又は2次元的に表す設置候補画像を生成して、出力装置14から出力する。その後に処理は終了する。
(実施形態の効果)
(1)記憶部11には、監視対象の位置を含む監視対象情報22と、監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報21と、カメラを支持して構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報24とが記憶される。撮影可能空間算出部32は、監視対象情報22と構造物情報21とを用いて、監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲をカメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する。設置候補空間算出部30は、撮影可能空間と構造物情報21と取付部品情報24とを用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する。
これにより、取付部品を使用して設置したカメラが監視対象を撮影できるようにカメラの位置を求めることができる。
(2)設置候補空間算出部30は、構造物情報21と取付部品情報24を用いて、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が取り得る範囲を算出し、当該範囲と撮影可能空間とが重なる空間から設置候補空間を算出する。
これにより、取付部品を使用して構造物に取り付けたカメラにより監視対象を撮影できるカメラの本体位置の範囲を求めることができる。
(3)取付部品情報24は、取付部品によるカメラの本体位置の可動範囲を含む。設置候補空間算出部30は、取付部品により構造物に取り付けられたカメラの本体位置が取り得る範囲を求める。
これにより、実際の取付部品の可動部分の伸縮や回転によるカメラの本体位置の可動範囲を考慮してカメラの設置位置を求めることができる。
(4)取付部品情報24は、取付部品によるカメラの光軸角度の可変範囲を含む。設置候補空間算出部30は、可変範囲を用いて設置候補空間を算出する、
これにより、実際の取付部品の可動部分の回転によるカメラの光軸角度の可変範囲を考慮してカメラの設置位置を求めることができる。
(5)記憶部11には、カメラの筐体サイズがさらに記憶される。設置候補空間算出部30は、筐体サイズを用いて設置候補空間を算出する。
これにより、実際のカメラの筐体サイズを考慮してカメラ筐体が構造物と干渉しないようにカメラの設置位置を求めることができる。
(6)取付候補領域算出部33は、設置候補空間と構造物情報21と取付部品情報24とを用いて、カメラを取付部品により構造物に取り付ける取付候補領域を算出する。
これにより、監視対象を撮影できるようにカメラを取付部品により構造物に取り付ける領域を求めることができる。
(7)画像生成部35は、設置候補空間又は取付候補領域の少なくとも一方を表す設置候補画像を生成する。
これにより、取付部品を使用しつつ監視対象を撮影できるようにカメラを設置する位置が把握しやすくなる。
(8)設置自由度算出部34は、設置候補空間の大きさに基づいて設置自由度を算出する。これにより、取付部品を使用しつつ監視対象を撮影できるようにカメラを設置する自由度を知ることができる。
10…設置支援装置、11…記憶部、12…制御部、13…入力装置、14…出力装置、20…設置支援プログラム、21…構造物情報、22…監視対象情報、23…カメラ情報、24…取付部品情報、30…設置候補空間算出部、31…監視対象設定部、32…撮影可能空間算出部、33…取付候補領域算出部、34…設置自由度算出部、35…画像生成部、40…監視空間、41…天井、42…床、43~46…壁、47…小壁部、48、50…物体、51、52…監視対象面

Claims (10)

  1. 監視対象の位置を含む監視対象情報と、前記監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報と、カメラを支持して前記構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報とを記憶する記憶部と、
    前記監視対象情報と前記構造物情報とを用いて、前記監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲を前記カメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する撮影可能空間算出部と、
    前記撮影可能空間と前記構造物情報と前記取付部品情報とを用いて、前記取付部品により前記構造物に取り付けられた前記カメラの前記本体位置が前記撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する設置候補空間算出部と、
    を備えることを特徴とする設置支援装置。
  2. 前記設置候補空間算出部は、前記構造物情報と前記取付部品情報とを用いて、前記取付部品により前記構造物に取り付けられた前記カメラの前記本体位置が取り得る範囲を算出し、当該範囲と前記撮影可能空間とが重なる空間から前記設置候補空間を算出することを特徴とする請求項1に記載の設置支援装置。
  3. 前記取付部品情報は、前記取付部品による前記本体位置の可動範囲を含み、
    前記設置候補空間算出部は、前記可動範囲を用いて、前記取付部品により前記構造物に取り付けられた前記カメラの前記本体位置が取り得る範囲を求める、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の設置支援装置。
  4. 前記取付部品情報は、前記取付部品による前記カメラの光軸角度の可変範囲を含み、
    前記設置候補空間算出部は、前記可変範囲を用いて前記設置候補空間を算出する、
    ことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の設置支援装置。
  5. 前記記憶部は、前記カメラの筐体サイズをさらに記憶し、
    前記設置候補空間算出部は、前記筐体サイズを用いて前記設置候補空間を算出する、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の設置支援装置。
  6. 前記設置候補空間と前記構造物情報と前記取付部品情報とを用いて、前記カメラを前記取付部品により前記構造物に取り付ける取付候補領域を算出する取付候補領域算出部を更に備えることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の設置支援装置。
  7. 前記設置候補空間又は前記取付候補領域の少なくとも一方を表す設置候補画像を生成する画像生成部を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の設置支援装置。
  8. 前記設置候補空間の大きさに基づいて設置自由度を算出する設置自由度算出部を更に備えることを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の設置支援装置。
  9. コンピュータに、
    監視対象の位置を含む監視対象情報と、前記監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報と、カメラを支持して前記構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報とを記憶装置から読み出す情報読出ステップと、
    前記監視対象情報と前記構造物情報とを用いて、前記監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲を前記カメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する撮影可能空間算出ステップと、
    前記撮影可能空間と前記構造物情報と前記取付部品情報とを用いて、前記取付部品により前記構造物に取り付けられた前記カメラの前記本体位置が前記撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する設置候補空間算出ステップと、
    を実行させることを特徴とする設置支援プログラム。
  10. コンピュータに、
    監視対象の位置を含む監視対象情報と、前記監視対象の周囲の構造物の位置及び形状を表す構造物情報と、カメラを支持して前記構造物に取り付ける取付部品の構造を表す取付部品情報とを記憶装置から読み出す情報読出ステップと、
    前記監視対象情報と前記構造物情報とを用いて、前記監視対象を撮影可能な撮影位置の範囲を前記カメラの本体位置にて表した撮影可能空間を算出する撮影可能空間算出ステップと、
    前記撮影可能空間と前記構造物情報と前記取付部品情報とを用いて、前記取付部品により前記構造物に取り付けられた前記カメラの前記本体位置が前記撮影可能空間内において取り得る範囲を設置候補空間として算出する設置候補空間算出ステップと、
    を実行させることを特徴とする設置支援方法。
JP2019062685A 2019-03-28 2019-03-28 設置支援装置及び設置支援プログラム Active JP7219653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019062685A JP7219653B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 設置支援装置及び設置支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019062685A JP7219653B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 設置支援装置及び設置支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020162091A JP2020162091A (ja) 2020-10-01
JP7219653B2 true JP7219653B2 (ja) 2023-02-08

Family

ID=72640080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019062685A Active JP7219653B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 設置支援装置及び設置支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7219653B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015050693A (ja) 2013-09-03 2015-03-16 Toa株式会社 カメラ設置シミュレータ及びそのコンピュータプログラム
JP2016201611A (ja) 2015-04-08 2016-12-01 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 防犯カメラ設置支援装置及びプログラム
JP2018128961A (ja) 2017-02-10 2018-08-16 セコム株式会社 最適配置探索装置
US20180341816A1 (en) 2017-05-26 2018-11-29 MP High Tech Solutions Pty Ltd Apparatus and Method of Location Determination in a Thermal Imaging System

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015050693A (ja) 2013-09-03 2015-03-16 Toa株式会社 カメラ設置シミュレータ及びそのコンピュータプログラム
JP2016201611A (ja) 2015-04-08 2016-12-01 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 防犯カメラ設置支援装置及びプログラム
JP2018128961A (ja) 2017-02-10 2018-08-16 セコム株式会社 最適配置探索装置
US20180341816A1 (en) 2017-05-26 2018-11-29 MP High Tech Solutions Pty Ltd Apparatus and Method of Location Determination in a Thermal Imaging System

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020162091A (ja) 2020-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5299231B2 (ja) キャリブレーション装置
JP5177760B2 (ja) 動的校正機能付きカメラおよびその方法
JP5949242B2 (ja) ロボットシステム、ロボット、ロボット制御装置、ロボット制御方法、およびロボット制御プログラム
JP5911934B2 (ja) 輪郭線計測装置およびロボットシステム
JP2006220521A (ja) 自己位置計測装置及び自己位置計測方法を実行するためのプログラム
JP2008254150A (ja) ロボットの教示装置及び教示方法
Zhang et al. 3-D model-based multi-camera deployment: A recursive convex optimization approach
JP2019041261A (ja) 画像処理システムおよび画像処理システムの設定方法
Boochs et al. Increasing the accuracy of untaught robot positions by means of a multi-camera system
CN110613511A (zh) 手术机器人避障方法
JP2014013146A5 (ja)
JP2017201276A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、システム、および物品製造方法
JP2013092871A (ja) カメラ姿勢算出装置
CN109444163A (zh) 获取透视畸变逆变换矩阵的系统及其获取方法
JP2017151026A (ja) 三次元情報取得装置、三次元情報取得方法、及びプログラム
JP6240328B2 (ja) オプティカルフロー場を構築する方法
Sun et al. A visual sensing application to a climbing cleaning robot on the glass surface
JP2009175012A (ja) 計測装置および計測方法
JP7219653B2 (ja) 設置支援装置及び設置支援プログラム
JP2022105491A (ja) ターゲット物体の6自由度の姿勢推定値を精緻化するためのシステム
JP4227037B2 (ja) 撮像システム及び校正方法
JP6581280B1 (ja) 監視装置、監視システム、監視方法、監視プログラム
JP6076852B2 (ja) カメラシステム、その制御方法およびその制御プログラム
JP6571723B2 (ja) 動作プログラムを生成するプログラミング装置、及びプログラム生成方法
US20150172606A1 (en) Monitoring camera apparatus with depth information determination

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7219653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150